JPH0561946A - 配筋設計支援方法 - Google Patents

配筋設計支援方法

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JPH0561946A
JPH0561946A JP3298581A JP29858191A JPH0561946A JP H0561946 A JPH0561946 A JP H0561946A JP 3298581 A JP3298581 A JP 3298581A JP 29858191 A JP29858191 A JP 29858191A JP H0561946 A JPH0561946 A JP H0561946A
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Hisao Takahashi
久雄 高橋
Ikuo Matsuda
郁夫 松田
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SATO SEKISAN JIMUSHO KK
Matsushita Sangyo Co Ltd
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SATO SEKISAN JIMUSHO KK
Matsushita Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄筋コンクリート造(RC)の構造物におけ
る梁と柱の接合部の配筋設計を正確かつ迅速に行うため
の設計支援方法を提供する。 【構成】 梁と柱の接合部の配筋パターンを計算機に入
力する配筋パターン入力工程と、かぶり厚さを含むデー
タを計算機に入力する基本データ入力工程と、梁、柱、
梁筋、柱筋のサイズを含むデータを計算機に入力する寸
法データ入力工程と、前記工程により入力された、配筋
パターン、基本データ、寸法データに基づいて、計算機
により配筋図を作成する配筋図作成工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄筋コンクリート造
の建築物における梁と柱の接合部の配筋設計を支援する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート造(RC造)の構造物
においては、多数の鉄筋が梁および柱に配筋される。こ
の梁や柱中の鉄筋サイズ・配筋の決定工程が配筋設計と
呼ばれており、構造物の施工設計の中で、現場での配筋
施工を円滑に行う上で最も重要な設計工程の一つであ
る。
【0003】従来、この配筋設計は全て手作業で行われ
ており、寸法計算や作図に膨大な時間を費やすばかり
か、計算や作図の誤りにより、現場で鉄筋どうしの干渉
や、かぶり厚さの不具合を生じて、当初の設計意図に反
することになる。その結果、手直しの必要が生じ、施工
工程の遅れや施工費用の増加が問題となっていた。
【0004】特に梁と柱の接合部は、最も鉄筋が錯綜す
る部分であり、配筋図が複雑となるため、上記のような
問題がしばしば生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決して、梁と柱の接合部の配筋設計を
正確かつ迅速に行うための設計支援方法を提供する。
【0006】具体的な第一の課題は、従来の手作業によ
る計算や作図の大幅な自動化を図ることである。
【0007】第二の課題は、接合部が複数ある場合に、
データ入力を効率的に行うことである。
【0008】第三の課題は、配筋パターンの入力を、画
面上で容易に行うことである。
【0009】第四の課題は、寸法データ入力を、画面上
で容易かつ正確に行うことである。
【0010】第五の課題は、鉄筋間隔の計算および作図
の自動化を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、計算機を利
用して配筋設計データの入力および配筋図作成を行うこ
とにより、梁と柱の接合部の配筋設計を大幅に自動化し
て、上記課題を解決せんとする。
【0012】すなわち第一の発明は、梁と柱の接合部の
配筋パターンを計算機に入力する配筋パターン入力工程
と、かぶり厚さを含むデータを計算機に入力する基本デ
ータ入力工程と、梁、柱、梁筋、柱筋のサイズを含むデ
ータを計算機に入力する寸法データ入力工程と、前記工
程により入力された、配筋パターン、基本データ、寸法
データに基づいて、計算機により配筋図を作成する配筋
図作成工程、とを有する配筋設計支援方法からなる。
【0013】第二の発明は、梁と柱の接合部が複数ある
場合には、既に入力された接合部の配筋パターン、基本
データ、寸法データを修正しつつ、配筋パターン入力工
程と、基本データ入力工程と、寸法データ入力工程とを
繰り返し実行することを特徴とする請求項1記載の配筋
設計支援方法
【0014】第三の発明は、配筋パターン入力工程は、
あらかじめ準備された格子状のパターン画面上で、概ね
の配筋位置を選択することを特徴とする請求項1または
請求項2記載の配筋設計支援方法からなる。
【0015】第四の発明は、寸法データ入力工程は、あ
らかじめ準備された寸法テーブル両面上で、寸法データ
を選択することを特徴とする請求項1、請求項2、また
は請求項3記載の配筋設計支援方法からなる。
【0016】第五の発明は、配筋図作成工程は、梁と柱
の断面サイズおよひ鉄筋サイズにより決定される鉄筋間
隔に従って作図されることを特徴とする請求項1、請求
項2、請求項3、または請求項4記載の配筋設計支援方
法からなる。
【0017】
【作用】この発明は、図1に示されるように、配筋パタ
ーン入力工程1と、基本データ入力工程2と、寸法デー
タ入力工程3と、配筋図作成工程4とを主たる要素とし
て構成される。以下、各構成の作用を説明する。
【0018】まず、配筋パターン入力工程1は、梁と柱
の接合部の配筋本数と配置を配筋パターンとして計算機
に入力する工程である。この配筋パターン入力工程1
は、あらかじめ準備された格子状のパターン画面上で、
概ねの配筋位置を選択する方法が好ましい。
【0019】次に、基本データ入力工程2は、かぶり厚
さを含むデータを計算機に入力する工程である。かぶり
厚さは、鉄筋表面とこれを覆うコンクリート表面までの
最短距離であり、配筋設計を行うための基本的な条件で
ある。
【0020】また、寸法データ入力工程3は、梁と柱の
断面寸法および、梁筋と柱筋の呼び名を含むデータを計
算機に入力する工程である。この寸法データ入力工程3
は、あらかじめ準備された寸法テーブル画面上で、寸法
データを選択する方法が好ましい。
【0021】最後の、配筋図作成工程4は、前記工程に
より入力された、配筋パターン、基本データ、寸法デー
タに基づいて、計算機により配筋図を作成する工程であ
る。この配筋図作成工程4は、梁と柱の断面サイズおよ
び鉄筋サイズごとに決定される鉄筋間隔等をあらかじめ
データベース化し、これに従って、計算機により自動的
に作図する方法が好ましい。
【0022】なお、梁と柱の接合部が複数ある場合に
は、既に入力された接合部の配筋パターン、基本デー
タ、寸法データを修正しつつ、配筋パターン入力工程
と、基本データ入力工程と、寸法データ入力工程とを繰
り返し実行することにより、新規のデータ入力を少なく
する。
【0023】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0024】図2は、梁と柱の接合部の斜視図である。
このように、梁筋・柱筋が接合部の中を縦横に錯綜して
おり、詳細な配筋図を作成することは容易でない。図3
は、梁と柱の接合部を六面体により模式的に表現した図
である。梁筋をX・Y方向、柱筋をZ方向とし、モザイ
ク状の黒く塗り潰した部分に配筋を行うことを示す。な
お便宜上、実施例ではX方向・Y方向の梁筋をそれぞれ
第1梁筋・第2梁筋としている。
【0025】図4から図9は配筋パターン入力工程を示
す図である。図4は、配筋パターンの入力を行うため、
あらかじめ準備された格子状のパターン画面を示す。図
5は、前記パターン画面上で、一方向(X方向)の梁筋
本数および概略の配置を入力する工程を示す。入力方法
は、煩わしいキー操作と入力ミスを避けるため、ライト
ペンやマウス等による画面上での選択操作による。図中
の黒く塗り潰されている枡目は、順次選択した部分を示
す。本実施例では、上下3本ずつ対祢に配筋している
が、必要に応じて、上下の鉄筋本数を変えて非対称に配
筋することもできる。
【0026】図6および図7は、他方向(Y方向)の配
筋パターンの入力工程を示す図である。図6は、画面右
側の「梁2」の欄を選択したときの表示画面であり、Y
方向から見たX方向の配筋パターンを示す。図7は、Y
方向の梁筋本数および概略の配置を入力する工程を示
す。入力方法は、X方向と同様に、ライトペンやマウス
等による画面上での選択操作による。図中の黒く塗り潰
されている枡目は、順次選択した部分を示す。X方向の
鉄筋の下側を選択しているのは、Y方向の鉄筋がX方向
の鉄筋の下側に配筋されていることを示す。なお本実施
例では、X方向と同じく上下二段に配筋しているが、鉄
筋間隔の制限等で二段におさまらない場合には、三段に
配筋することもできる。
【0027】図8および図9は、垂直方向(Z方向)の
配筋パターンの入力工程を示す図である。図8は、画面
右側の「柱」の欄を選択したときの表示画面であり、Z
方向から見たX方向およびY方向の配筋パターンを示
す。図9は、Z方向の柱筋本数および概略の配置を入力
する工程を示す。入力方法は、X方向・Y方向とと同様
に、ライトペンやマウス等による画面上での選択操作に
より、X方向・Y方向の配筋と干渉しない位置を指定す
る。
【0028】図9の画面右側の「縮小」の欄を選択する
と、画面上での選択操作により入力された具体的な鉄筋
位置のデータは捨象され、その後の処理に必要な鉄筋本
数と鉄筋相互の相対的位置関係を示すトポロジカルなデ
ータだけにデータ圧縮する。図5から図9で入力した鉄
筋の位置は、概ねの配筋位置を選択したものであり、最
終的な鉄筋の位置は、配筋図作成工程において鉄筋間隔
等を計算して求めるので、この段階で入力された具体的
な鉄筋位置のデータは、その後の処理に不必要だ らで
ある。また、データ圧縮によりメモリー容量を節約する
ことができるうえ、配筋パターンを一種の形状記述言語
として登録することにより、類似の配筋パターンへの再
利用が容易になる。
【0029】基本データ入力工程は、あらかじめ、かぶ
り厚さが40mmとして入力されており、そのままの値
で良い場合にはYを、変更が必要な場合には別の値を入
力する。実施例の基本データは、かぶり厚さのみとして
いるが、配筋設計に必要なその他の諸条件を基本データ
に含めることもできる。
【0030】図10から図14は、寸法データ入力工程
を示す図である。図10は梁断面の幅および丈を画面テ
ーブル上から選択する工程を示しており、ライトペンや
マウス等による画面上での選択操作により、いずれかの
断面を選択する。同様に図11は、柱断面の幅および丈
を画面テーブル上から選択する工程を示している。図1
2から図14は、それぞれ、あばら筋・帯筋、梁筋、柱
筋のサイズを画面テーブル上から選択する工程を示して
いる。それぞれ、選択し得るケースを一覧表に表示して
あり、この中から構造設計の要求を満たすものを選択で
きるうえ、明らかに鉄筋間隔等の基準に合わないような
矛盾した選択はできないようにすることにより配筋設計
の効率化を図っている。
【0031】通常、梁と柱の接合部は複数種類あるた
め、この接合部の数だけデータを入力する必要がある。
この場合、毎回新たにデータを入力するのではなく、既
に入力された接合部の配筋パターン、基本データ、寸法
データを修正しつつ、配筋パターン入力工程と、基本デ
ータ入力工程と、寸法データ入力工程とを繰り返し実行
することにより、データ入力の効率化を図っている。こ
の操作により、配筋パターンのデータベース化が進む
と、新規に入力すべき配筋パターンは極まれになること
が期待できる。
【0032】最後に、図15から図18図は、配筋図作
成工程により作図した配筋図を示しており、図15・1
6・17は、それぞれ接合部のX・Y・Z方向から見た
配筋図、図18は、柱部分の配筋図を示している。前記
の配筋パターン入力工程、基本データ入力工程、寸法デ
ータ入力工程の各工程で入力されたデータに基づいて、
配筋のおさまり具合が実寸で画面表示され、構造物の強
度・剛性の再チェックができる。また、画面上は一部し
か表示できなくても計算機内部には全てのデータが入っ
ているので、画面をスクロールして全体を見ることもで
きる。また、図面として出力することにより、そのまま
配筋施工図として使える。この配筋図は、梁と柱サイズ
および鉄筋サイズごとに決定される鉄筋間隔等をあらか
じめデータベース化して使っており、この鉄筋間隔等
は、日本建築学会発行の「鉄筋コンクリート造配筋指針
・同解説」の基準に基づいている。また各寸法は、端数
がでないように、5mm単位でまるめ操作を行い、現場
施工の容易化を図っている。
【0033】なお本実施例は、梁と柱が交差する「中
柱」の場合であるが、同様に、梁と柱がT字形に交わる
「側柱」、梁と柱かコーナーで交わる「隅柱」における
各接合部についても本発明を適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、梁と柱の接合部の配筋
設計を正確かつ迅速に行うための設計支援方法を提供で
きる。具体的には、従来の手作業による計算や作図の大
幅な自動化を図ることできる、接合部が複数ある場合
に、データ入力を効率的に行うことができる、配筋パタ
ーンの入力を画面上で容易に行うことができる、寸法デ
ータ入力を画面上で容易かつ正確に行うことができる、
鉄筋間隔の計算および作図の自動化を図ることができる
等、極めてすぐれた効果がある。
【0035】さらに本発明は、計算機による処理のため
配筋材料や工数積算用のデータを提供が容易である、デ
ータ通信により配筋図を設計部門から施工現場に直接送
信することができる等の付随的効果も極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す工程図である。
【図2】梁と柱の接合部の斜視図である。
【図3】梁と柱の接合部を六面体により示した模式図で
ある。
【図4】配筋パターンの入力を行うために準備された格
子状のパターン示す説明図である。
【図5】X方向の梁筋本数および概略の配置を入力する
工程を示す説明図である。
【図6】画面右側の「梁2」の欄を選択したときの表示
画面の説明図である。
【図7】Y方向の梁筋本数および概略の配置を入力する
工程を示す説明図である。
【図8】画面右側の「柱」の欄を選択したときの表示画
面の説明図である。
【図9】Z方向の柱筋本数および概略の配置を入力する
工程を示す説明図である。
【図10】梁断面の幅および丈を画面テーブル上から選
択する工程を示す説明図出在る。
【図11】柱断面の幅および丈を画面テーブル上から選
択する工程を示す説明図である。
【図12】あばら筋・帯筋のサイズを画面テーブル上か
ら選択する工程を示す説明図である。
【図13】梁筋のサイズを画面テーブル上から選択する
工程を示す説明図である。
【図14】柱筋のサイズを画面テーブル上から選択する
工程を示す説明図である。
【図15】接合部のX方向から見た配筋図である。
【図16】接合部のY方向から見た配筋図である。
【図17】接合部のZ方向から見た配筋図である。
【図18】柱部分の配筋図である。
【符号の説明】
1 配筋パターン入力工程 2 基本データ入力工程 3 寸法データ入力工程 4 配筋図作成工程

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梁と柱の接合部の配筋パターンを計算機
    に入力する配筋パターン入力工程と、 かぶり厚さを含む基本データを計算機に入力する基本デ
    ータ入力工程と、 梁、柱、梁筋、柱筋のサイズを含む寸法データを計算機
    に入力する寸法データ入力工程と、 前記工程により入力された、配筋パターン、基本デー
    タ、寸法データに基づいて、計算機により配筋図を作成
    する配筋図作成工程、 とを有する配筋設計支援方法。
  2. 【請求項2】 梁と柱の接合部が複数ある場合には、既
    に入力された接合部の配筋パターン、基本データ、寸法
    データを修正しつつ、配筋パターン入力工程と、基本デ
    ータ入力工程と、寸法データ入力工程とを繰り返し実行
    することを特徴とする請求項1記載の配筋設計支援方
    法。
  3. 【請求項3】 配筋パターン入力工程は、あらかじめ準
    備された格子状のパターン画面上で、概ねの配筋位置を
    選択することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の配筋設計支援方法。
  4. 【請求項4】 寸法データ入力工程は、あらかじめ準備
    された寸法テーブル画面上で、寸法データを選択するこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2または、請求項3記
    載の配筋設計支援方法。
  5. 【請求項5】 配筋図作成工程は、梁と柱の断面サイズ
    および鉄筋サイズにより決定される鉄筋間隔に従って作
    図されることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、または請求項4記載の配筋設計支援方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004334265A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Nippon Chuzo Kk 柱型部設計支援装置及び柱型部設計支援プログラム
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