JPH0562251B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0562251B2 JPH0562251B2 JP15241885A JP15241885A JPH0562251B2 JP H0562251 B2 JPH0562251 B2 JP H0562251B2 JP 15241885 A JP15241885 A JP 15241885A JP 15241885 A JP15241885 A JP 15241885A JP H0562251 B2 JPH0562251 B2 JP H0562251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- core
- twist
- twists
- power transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
産業上の利用分野
この発明は歯付けベルト、平ベルト、Vベルト
等一般の伝動ベルトに関し、特にベルトに配設さ
れる心体の撚り数と関連したベルトの伝動特性の
改善に係わる。 従来の技術 一般に、成形ゴムにて無端状の伝動ベルトを製
造する場合は、ベルト全長を円周長とする直径の
円筒状ゴムを成形し、そのつる巻線に沿つて成形
ゴム中に予め心体を埋没しておき、この円筒状ゴ
ムをベルトの幅寸法に輪切りをして伝動ベルトを
形成するのである。 第1図は上記の工程により製作した伝動ベルト
の試用状態を示す概略斜視図であり、心体1には
矢印で示す駆動方向に対し、図示の如く右ねじ方
向のつる巻線に沿つて埋没する捲き方(右ねじ方
向)と逆に左ねじ方向のつる巻線に沿つて埋設す
る捲き方(左ねじ方向)とがある。 現在の一般用及び自動車用の歯付きベルトにお
ける心体1としては、直径9μのガラスフイラメ
ント200本を下撚りした糸を、適当本数だけ用途
に応じて右ねじ方向に上撚りしたもの(Z撚り心
体)と、左ねじ方向に上撚りしたもの(S撚り心
体)とがある。そして、主として心体1が負担す
るベルト張力Tは、心体1が前記つる巻線のリー
ド角αだけベルト中心線から傾斜しているため、
Ttanαの横方向分力を発生して、ベルトに片寄り
を起こさせる。そして、ベルトが片寄るとプーリ
から外れて了うので、プーリにフランジを取付け
て外れないようにするが、ベルトの片寄り力が大
きいと、ベルトの側面がフランジ面に強く摺接す
るので、ベルトの側縁が摩耗し、折損する等の故
障が生じる。そこで、通常はベルトの片寄りを防
ぐためZ撚り心体とS撚り心体とを交互配列する
ように埋設するが、それでも心体1の上撚り方向
の影響がでてベルトに片寄りを起こさせるのであ
る。 下表は交互配列した2本の心体のZ撚りとS撚
りとの組合せ別に、心体の巻き方向を右ねじ方
向、又は左ねじ方向にしたときのベルトの片寄り
方向(第1図におけるLまたはR)の実験結果を
示す。
等一般の伝動ベルトに関し、特にベルトに配設さ
れる心体の撚り数と関連したベルトの伝動特性の
改善に係わる。 従来の技術 一般に、成形ゴムにて無端状の伝動ベルトを製
造する場合は、ベルト全長を円周長とする直径の
円筒状ゴムを成形し、そのつる巻線に沿つて成形
ゴム中に予め心体を埋没しておき、この円筒状ゴ
ムをベルトの幅寸法に輪切りをして伝動ベルトを
形成するのである。 第1図は上記の工程により製作した伝動ベルト
の試用状態を示す概略斜視図であり、心体1には
矢印で示す駆動方向に対し、図示の如く右ねじ方
向のつる巻線に沿つて埋没する捲き方(右ねじ方
向)と逆に左ねじ方向のつる巻線に沿つて埋設す
る捲き方(左ねじ方向)とがある。 現在の一般用及び自動車用の歯付きベルトにお
ける心体1としては、直径9μのガラスフイラメ
ント200本を下撚りした糸を、適当本数だけ用途
に応じて右ねじ方向に上撚りしたもの(Z撚り心
体)と、左ねじ方向に上撚りしたもの(S撚り心
体)とがある。そして、主として心体1が負担す
るベルト張力Tは、心体1が前記つる巻線のリー
ド角αだけベルト中心線から傾斜しているため、
Ttanαの横方向分力を発生して、ベルトに片寄り
を起こさせる。そして、ベルトが片寄るとプーリ
から外れて了うので、プーリにフランジを取付け
て外れないようにするが、ベルトの片寄り力が大
きいと、ベルトの側面がフランジ面に強く摺接す
るので、ベルトの側縁が摩耗し、折損する等の故
障が生じる。そこで、通常はベルトの片寄りを防
ぐためZ撚り心体とS撚り心体とを交互配列する
ように埋設するが、それでも心体1の上撚り方向
の影響がでてベルトに片寄りを起こさせるのであ
る。 下表は交互配列した2本の心体のZ撚りとS撚
りとの組合せ別に、心体の巻き方向を右ねじ方
向、又は左ねじ方向にしたときのベルトの片寄り
方向(第1図におけるLまたはR)の実験結果を
示す。
【表】
但し、
(1) 心体のS撚り数とZ撚り数とは等しい。
(2) 歯付きベルトサイズは 160×L037
歯付きプーリ 駆動プーリ歯数20−従動プー
リ歯数20 回転数 1000rpm 表中、心体1のSとZの組合せは他の組合せよ
りもベルト片寄り力が約1/3に減少するので、一
般にはSとZとの組合せが用いられている。片寄
り方向については他の実験条件においても同様で
あつた。 発明が解決しようとする問題点 上記表から看取し得るように、伝動ベルトの片
寄りには心体の撚り方が大きく影響し、S撚りと
Z撚りとは片寄り方向が相反する。本発明はこの
点に着眼してなされたもので、心体のS撚り数と
Z撚り数との比を適当に選定することにより、ベ
ルトの片寄りを解消した伝動ベルトを提供するこ
とを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、無端状伝動ベルトの成形ゴム中に該
ベルトを円形に拡げたときの周面のつる巻線に沿
つてS撚り心体とZ撚り心体とを交互配列をもつ
て埋設し、前記つる巻線が右ねじ方向のときはZ
撚り心体の撚り数を、また左ねじ方向のときはS
撚り心体の撚り数を、夫々他方の心体の撚り数の
1.25倍以下の範囲で増大したことを特徴とする。 作 用 交互配列した2条の心体の一方を他方より強く
撚つて、合成のベルト片寄り方向を心体の巻き方
向である左ねじ方向、右ねじ方向の区別による片
寄り方向と相殺するようにする。但し撚りの強弱
の差がある限度を超すと、S撚り心体とZ撚り心
体との弾性率の差によるベルトの疲労により強度
保持率s(強度的寿命)が第2図のように急激に
低下する減少が起こる。そこで撚り数の比rを
1.25以下の範囲で増大する必要がある。このよう
にすれば、強く撚つた一方の心体は他方の心体よ
り解燃反力が増大し、この増大した解燃反力が心
体の巻き方向である左ねじ方向又は右ねじ方向の
区別による片寄り力と相殺するから、ベルトの片
寄りは完全に解消される。 実施例 サイズ160XL037のベルト(周長812.8mm、ベル
ト幅9.5mm、歯のピツチ5.08mm)において、成形
ゴム中に、ガラスフイラメント径9μ×200本を下
撚りした糸6本を上撚りして製作したZ撚り心体
とS撚り心体とを、リード角0.127度(ピツチ1.8
mm)をもつて螺旋状に交互埋設し、心体の巻き方
向が右ねじ方向のときはS撚り心体の撚り数を16
回/10cm、Z撚り心体の撚り数を20回/10cm、好
ましくは18回/10cmとし、心体の巻き方向が左ね
じ方向のときはZ撚り心体の撚り数を16回/10
cm、S撚り心体の撚り数を18回/10cmとした試料
を、夫々歯付きプーリの駆動プーリ歯数20−従動
プーリ歯数20にかけて1000rpmで試験したとこ
ろ、ベルト片寄り力は従来のほぼ1/2に減少した。 発明の効果 本発明は上記構成を有し、伝動ベルトの成形ゴ
ム中に埋設した交互配列のS撚り心体とZ撚り心
体とのとの撚り数の比を適当に選定することによ
つて、他方の心体より強く撚られた一方の心体の
解燃反力が増大して、心体の巻き方向に原因する
片寄り力を相殺するので、駆動中のベルト片寄り
を抑止することができ、ベルトのプーリ離脱防止
およびベルト側縁の摩耗、折損の防止を達成でき
る効果がある。
リ歯数20 回転数 1000rpm 表中、心体1のSとZの組合せは他の組合せよ
りもベルト片寄り力が約1/3に減少するので、一
般にはSとZとの組合せが用いられている。片寄
り方向については他の実験条件においても同様で
あつた。 発明が解決しようとする問題点 上記表から看取し得るように、伝動ベルトの片
寄りには心体の撚り方が大きく影響し、S撚りと
Z撚りとは片寄り方向が相反する。本発明はこの
点に着眼してなされたもので、心体のS撚り数と
Z撚り数との比を適当に選定することにより、ベ
ルトの片寄りを解消した伝動ベルトを提供するこ
とを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、無端状伝動ベルトの成形ゴム中に該
ベルトを円形に拡げたときの周面のつる巻線に沿
つてS撚り心体とZ撚り心体とを交互配列をもつ
て埋設し、前記つる巻線が右ねじ方向のときはZ
撚り心体の撚り数を、また左ねじ方向のときはS
撚り心体の撚り数を、夫々他方の心体の撚り数の
1.25倍以下の範囲で増大したことを特徴とする。 作 用 交互配列した2条の心体の一方を他方より強く
撚つて、合成のベルト片寄り方向を心体の巻き方
向である左ねじ方向、右ねじ方向の区別による片
寄り方向と相殺するようにする。但し撚りの強弱
の差がある限度を超すと、S撚り心体とZ撚り心
体との弾性率の差によるベルトの疲労により強度
保持率s(強度的寿命)が第2図のように急激に
低下する減少が起こる。そこで撚り数の比rを
1.25以下の範囲で増大する必要がある。このよう
にすれば、強く撚つた一方の心体は他方の心体よ
り解燃反力が増大し、この増大した解燃反力が心
体の巻き方向である左ねじ方向又は右ねじ方向の
区別による片寄り力と相殺するから、ベルトの片
寄りは完全に解消される。 実施例 サイズ160XL037のベルト(周長812.8mm、ベル
ト幅9.5mm、歯のピツチ5.08mm)において、成形
ゴム中に、ガラスフイラメント径9μ×200本を下
撚りした糸6本を上撚りして製作したZ撚り心体
とS撚り心体とを、リード角0.127度(ピツチ1.8
mm)をもつて螺旋状に交互埋設し、心体の巻き方
向が右ねじ方向のときはS撚り心体の撚り数を16
回/10cm、Z撚り心体の撚り数を20回/10cm、好
ましくは18回/10cmとし、心体の巻き方向が左ね
じ方向のときはZ撚り心体の撚り数を16回/10
cm、S撚り心体の撚り数を18回/10cmとした試料
を、夫々歯付きプーリの駆動プーリ歯数20−従動
プーリ歯数20にかけて1000rpmで試験したとこ
ろ、ベルト片寄り力は従来のほぼ1/2に減少した。 発明の効果 本発明は上記構成を有し、伝動ベルトの成形ゴ
ム中に埋設した交互配列のS撚り心体とZ撚り心
体とのとの撚り数の比を適当に選定することによ
つて、他方の心体より強く撚られた一方の心体の
解燃反力が増大して、心体の巻き方向に原因する
片寄り力を相殺するので、駆動中のベルト片寄り
を抑止することができ、ベルトのプーリ離脱防止
およびベルト側縁の摩耗、折損の防止を達成でき
る効果がある。
第1図は伝動ベルトの使用状態における概略斜
視図、第2図は心体の撚り数比とベルトの強度保
持率との関係図である。 1……心体。
視図、第2図は心体の撚り数比とベルトの強度保
持率との関係図である。 1……心体。
Claims (1)
- 1 無端状伝動ベルトの成形ゴム中に該ベルトを
円形に拡げた時の周面のつる巻線に沿つてS撚り
心体とZ撚り心体とを交互配列をもつて埋設し、
前記つる巻線が右ねじ方向のときはZ撚り心体の
撚り数を、また左ねじ方向のときはS撚り心体の
撚り数を、夫々他方の心体の撚り数の1.25倍以下
の範囲で増大したことを特徴とする伝動ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15241885A JPS6213841A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 伝動ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15241885A JPS6213841A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 伝動ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213841A JPS6213841A (ja) | 1987-01-22 |
| JPH0562251B2 true JPH0562251B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=15540076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15241885A Granted JPS6213841A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 伝動ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6213841A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2709398B2 (ja) * | 1988-10-03 | 1998-02-04 | 三ツ星ベルト株式会社 | Vリブドベルトの製造方法 |
| DE3837860A1 (de) * | 1988-11-08 | 1990-05-10 | Wella Ag | Lagerstabiles haarkonditionierungsmittel mit perlglanz |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15241885A patent/JPS6213841A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213841A (ja) | 1987-01-22 |
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