JPH0562604U - 建物用伸縮継手 - Google Patents

建物用伸縮継手

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JPH0562604U
JPH0562604U JP1060092U JP1060092U JPH0562604U JP H0562604 U JPH0562604 U JP H0562604U JP 1060092 U JP1060092 U JP 1060092U JP 1060092 U JP1060092 U JP 1060092U JP H0562604 U JPH0562604 U JP H0562604U
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宗夫 嘉本
浩 上野
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株式会社日本アルミ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一対の躯体1,2の間隔部3を、カバープレ
ート18にて上方から施蓋する。カバープレート18は、基
端縁に差込片部19を有する。一方の躯体1の縁材9に
は、横断面略三角形状の差込凹溝11を形成しておく。こ
の差込凹溝11に、カバープレート18の差込片部19を上方
から差込むと、上下揺動可能に取付けられる。カバープ
レート18の全体は緩やかに上方凸状であり、その先端縁
部20は、他方の躯体2の上面に線接触して、支持され
る。 【効果】 構造が簡易となり、部品点数も少なく、安価
に製作出来る。また、カバープレート18の取付作業も容
易かつ迅速に出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は建物用伸縮継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特願昭60− 39545号等にて提案されている建物用伸縮継手(ジョイント 装置)は、カバープレートを取付けるために多数の部品、及び、複雑な取付構造 を要するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、建物の適用される箇所によっては、そのように複雑でかつ高級 な構造を要さないこともある。
【0004】 その場合、上述のような従来の伸縮継手(ジョイント装置)は過剰品質であり 、製作及び取付作業が面倒であると共に、高価であるという問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、所定のクリアランスをもって対向する一対の躯体の一方に、上方へ 細いスリット状に開口する横断面略三角形状の差込凹溝を有する縁材を付設し、 かつ、該躯体の他方の上面には滑べり受板を張設し、さらに、基端縁に差込片部 を有すると共に上方凸状に緩やかに折曲げ乃至弯曲したカバープレートを、上記 縁材の差込凹溝に上下揺動可能に上方から差込んで取付けると共に、該カバープ レートの先端縁部を上記滑べり受板に摺動可能として線接触させて、上記一対の 躯体の間隔部を上方から施蓋するように構成した。
【0006】
【作用】
カバープレートの取付けは、単にその差込片部を、縁材の差込凹溝へ上方から 差込むだけで完了する。
【0007】 カバープレートの先端部は、カバープレートの自重により、(他方の躯体の上 面に張設された)滑べり受板に接触して支持される。
【0008】 また、カバープレート自体は、上方凸状に折曲げ乃至弯曲しているため、その 上に荷重(外力)が作用した時の剛性・強度が、(軽量であるにかかわらず)比 較的大きい。
【0009】 さらに、カバープレートの先端縁は、滑べり受板に摺動可能に線接触している から、相対的に両躯体の上下移動に大きく対応できる。かつ、この時に、カバー プレートの基端縁の差込片部は、横断面略三角形状の差込溝内で揺動して、確実 に上記上下移動に対応できる。
【0010】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づき本考案を説明する。
【0011】 図1に於て、1,2は所定のクリアランスL(躯体間隔)の間隔部3をもって 対向する一対の躯体である。
【0012】 図5に例示するような隣合う第1建物4と、第2建物5から水平方向へ突出し た空中渡り通路6との連結部Aに於て、一方の躯体1は第1建物4の外壁であり 、他方の躯体2は渡り通路6の床部が、相当する。
【0013】 図1に於て、一方の躯体1の角部には、アングル材7とチャンネル材(スペー サ)8を介して、縁材9が取付けられる。
【0014】 この縁材9は、略コの字型の基部材9aと、レの字型の蓋部材9bとから成り 、両者をビス10にて連結一体化される。
【0015】 図1と図3から明らかな如く、この縁材9は、横断面略三角形状の差込凹溝11 を有する。
【0016】 即ち、基部材9aの先端傾斜辺部12と、蓋部材9bの先端傾斜辺部13と、基部 材9aの底辺部14の一部によって、上方へ細いスリット状に開口する差込凹溝11 を形成する。
【0017】 望ましくは、先端傾斜辺部12の先端縁部に、塩化ビニル等の樹脂やゴム等から 成る緩衝材15を取付ける。
【0018】 なお、縁材9を取付けるには、まず、基部材9aのみを、ビス16にてチャンネ ル材8に固着し、その後、蓋部材9bをビス10にて取付ける。
【0019】 他方の躯体2の上面には、薄いステンレス綱等の滑べり受板17を張設する。
【0020】 18は、上方凸状に緩やかに折曲げられたカバープレートであり、 2.0〜 4.0mm 程度のステンレス綱が好適である。
【0021】 かつ、このカバープレート18は基端縁(図の左端縁)に、差込片部19を有する 。この差込片部19を、図3の矢印Cの方向から、縁材9の上記差込凹溝11内へ差 込む。
【0022】 略三角形状の差込凹溝11の頂角θだけ、差込片部19が揺動可能である。つまり 、カバープレート18全体が(図1の)矢印E,Fのように、この角度θだけ上下 揺動可能として、枢支される。
【0023】 しかも、カバープレート18は上方凸状に緩やかに折曲げられた形状であるため 、通常、その先端縁部20は、滑べり受板17に摺動可能として線接触することとな る。
【0024】 即ち、カバープレート18はその自重により、基端縁は所定角度θだけ揺動可能 として差込まれた状態を維持し、他方の先端縁部20は、滑べり受板17に線接触す る。このようにして、両躯体1,2の間隔部3を、カバープレート18が上方から 施蓋する。
【0025】 なお、図1と図3ではアングル状の部材を溶接等にて、カバープレート本体に 一体化して、差込片部19を形成している場合を例示したが、この他、全体を一枚 の帯板を折曲げて形成しても良い。
【0026】 その全体の横断面を略図にて示せば、図2中の(a)のようになる。つまり、 差込片部19の折曲げ部Gを含めて3箇所で折曲げられた緩やかな上方凸状である 。
【0027】 これを、図2中の(b)のように緩やかに(大きなアールで)弯曲させた形状 としても、好ましい。
【0028】 又は、図2中の(c)や(d)のような折曲箇所と折曲形状とするも自由であ り、これ以外、種々変形自由である。
【0029】 また、図4に示すように、カバープレート18の一端(又は両端)に、僅かに小 型の略同一断面形状をしたスペーサ板21を、矢印H,Kのように、伸縮可能とし て、取付けるも、好ましい。即ち、図1に示した両躯体1,2が紙面と直交する 方向に相互に振動した時、矢印H,Kのように、カバープレート18の長さ寸法が 変化して、対応出来る。なお、スプリング22にて、常時、伸長方向にスペーサ板 21を弾発付勢しておくのが望ましい。
【0030】 しかして、図5に示すように、仮に第2建物5が矢印Mのように振動した場合 を考えると、図1に於て、他方の躯体2の角部Pの点の軌跡は、2点鎖線Qのよ うになる。このような変位に対して、カバープレート18の先端縁部20が、(主と して、)線接触しつつ、対応出来ることが、図5から明らかである。
【0031】 なお、図1では、止水板23及び耐火帯24が、所定の上下間隔をもって、カバー プレート18の下方に、配設されて、間隔部3を閉じている。
【0032】
【考案の効果】
本考案は上述の構成により、部品点数が少なく、簡易な構造となって、製作が 容易となり、かつ、カバープレート等の取付作業も能率良く迅速に出来る。
【0033】 かつ、両躯体1,2の相対的に大きな振動(変位)にも十分対応出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】カバープレートの形状の説明図である。
【図3】組立作業説明のための要部断面図である。
【図4】要部傾斜図である。
【図5】建物の適用箇所の説明図である。
【符号の説明】
1 躯体 2 躯体 3 間隔部 9 縁材 11 差込凹溝 17 滑べり受板 18 カバープレート 19 差込片部 20 先端縁部 L クリアランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のクリアランスLをもって対向する
    一対の躯体1,2の一方に、上方へ細いスリット状に開
    口する横断面略三角形状の差込凹溝11を有する縁材9を
    付設し、かつ、該躯体1,2の他方の上面には滑べり受
    板17を張設し、さらに、基端縁に差込片部19を有すると
    共に上方凸状に緩やかに折曲げ乃至弯曲したカバープレ
    ート18を、上記縁材9の差込凹溝11に上下揺動可能に上
    方から差込んで取付けると共に、該カバープレート18の
    先端縁部20を上記滑べり受板17に摺動可能として線接触
    させて、上記一対の躯体1,2の間隔部3を上方から施
    蓋するように構成したことを特徴とする建物用伸縮継
    手。
JP1992010600U 1992-01-31 1992-01-31 建物用伸縮継手 Expired - Fee Related JP2556235Y2 (ja)

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JPH0562604U true JPH0562604U (ja) 1993-08-20
JP2556235Y2 JP2556235Y2 (ja) 1997-12-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659947A (en) * 1979-10-18 1981-05-23 Yokomori Seisakusho Kk Clearance closing apparatus for adjacent buildings
JPS62146804U (ja) * 1986-03-12 1987-09-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659947A (en) * 1979-10-18 1981-05-23 Yokomori Seisakusho Kk Clearance closing apparatus for adjacent buildings
JPS62146804U (ja) * 1986-03-12 1987-09-17

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