JPH0562655A - 白熱電球におけるフイラメント及びシエードの位置調整方法 - Google Patents
白熱電球におけるフイラメント及びシエードの位置調整方法Info
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- JPH0562655A JPH0562655A JP25018991A JP25018991A JPH0562655A JP H0562655 A JPH0562655 A JP H0562655A JP 25018991 A JP25018991 A JP 25018991A JP 25018991 A JP25018991 A JP 25018991A JP H0562655 A JPH0562655 A JP H0562655A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 灯具への電球の取付及び位置決め用に設けら
れるフランジを基準としたすれ違いビーム用フィランメ
ント及びシェードの位置調整に要する時間を短縮する。 【構成】 一定の距離をおいて離間された面発光のバッ
クライト2、2′間に白熱電球3を配置する。電球3の
光軸回りの角度検出用にビデオカメラ6を設け、すれ違
いビーム用のサブフィラメント9やその下半部を覆うシ
ェード10を電球3の斜め前方から撮影し、シェード1
0の前端部11が撮影中心に来るようにカメラ位置を設
定する。位置調整制御部18は撮影画像に基づいてシェ
ード10の側縁と前縁との2辺間のなす角度状況から水
平面に対するシェード10の傾斜状態を知り、この角度
がゼロ、つまり、撮影画像におけるシェード前端部の側
縁と前縁が一直線状となるようにサーボ制御部27に指
令を送る。サーボ制御部27の制御下に置かれたマニピ
ュレータ28がガラス球7及び口金部15をフランジ1
6に対して光軸回りに回動させる。
れるフランジを基準としたすれ違いビーム用フィランメ
ント及びシェードの位置調整に要する時間を短縮する。 【構成】 一定の距離をおいて離間された面発光のバッ
クライト2、2′間に白熱電球3を配置する。電球3の
光軸回りの角度検出用にビデオカメラ6を設け、すれ違
いビーム用のサブフィラメント9やその下半部を覆うシ
ェード10を電球3の斜め前方から撮影し、シェード1
0の前端部11が撮影中心に来るようにカメラ位置を設
定する。位置調整制御部18は撮影画像に基づいてシェ
ード10の側縁と前縁との2辺間のなす角度状況から水
平面に対するシェード10の傾斜状態を知り、この角度
がゼロ、つまり、撮影画像におけるシェード前端部の側
縁と前縁が一直線状となるようにサーボ制御部27に指
令を送る。サーボ制御部27の制御下に置かれたマニピ
ュレータ28がガラス球7及び口金部15をフランジ1
6に対して光軸回りに回動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、灯具への電球の取付及
び位置決め用に設けられるフランジを基準としたすれ違
いビーム用フィランメント及びシェードの位置調整に関
して、調整時間の短縮化を図ることができる新規な白熱
電球におけるフィラメント及びシェードの位置調整方法
を提案しようとするものである。
び位置決め用に設けられるフランジを基準としたすれ違
いビーム用フィランメント及びシェードの位置調整に関
して、調整時間の短縮化を図ることができる新規な白熱
電球におけるフィラメント及びシェードの位置調整方法
を提案しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】白熱電球の製造においては、焦点合わせ
のためのアライニング作業が必要とされ、図9に示すよ
うなH4型電球aの場合には、ガラス球bを口金部cに
取り付けた後、フランジd(図示は省略するが灯具への
取り付けにあたっての位置決めのために突片が形成され
ている。)を口金部cに外挿して固定する際に、固定前
に口金部cに対するフランジdの取付姿勢についての調
整を要する。
のためのアライニング作業が必要とされ、図9に示すよ
うなH4型電球aの場合には、ガラス球bを口金部cに
取り付けた後、フランジd(図示は省略するが灯具への
取り付けにあたっての位置決めのために突片が形成され
ている。)を口金部cに外挿して固定する際に、固定前
に口金部cに対するフランジdの取付姿勢についての調
整を要する。
【0003】即ち、ガラス球b内には、走行ビーム用の
メインフィラメントeの前方にすれ違いビーム用のサブ
フィラメントfが配置されるとともに、すれ違いビーム
用のサブフィラメントfの下半部を覆うようにシェード
gが配置されており、フランジdの後端面hを基準面と
してサブフィラメントf及びシェードgが規格の範囲内
に位置されるように、フランジdに対してガラス球b及
び口金部cを動かすことで両者間の位置調整を行う。
メインフィラメントeの前方にすれ違いビーム用のサブ
フィラメントfが配置されるとともに、すれ違いビーム
用のサブフィラメントfの下半部を覆うようにシェード
gが配置されており、フランジdの後端面hを基準面と
してサブフィラメントf及びシェードgが規格の範囲内
に位置されるように、フランジdに対してガラス球b及
び口金部cを動かすことで両者間の位置調整を行う。
【0004】その際、ガラス球b及び口金部cの姿勢制
御に関して4つの自由度があり、電球aの前後に延びる
軸(これを「Z軸」とすると電球の光軸に相当する。)
方向へのスライド、Z軸回りの回転(回転軸を「θ軸」
とする。)、基準面内におけるフランジdの中心Oを回
動中心として互いに直交する接線方向(これらをそれぞ
れ「X軸」、「Y軸」とする。)への傾動をそれぞれ制
御する必要が生じる。
御に関して4つの自由度があり、電球aの前後に延びる
軸(これを「Z軸」とすると電球の光軸に相当する。)
方向へのスライド、Z軸回りの回転(回転軸を「θ軸」
とする。)、基準面内におけるフランジdの中心Oを回
動中心として互いに直交する接線方向(これらをそれぞ
れ「X軸」、「Y軸」とする。)への傾動をそれぞれ制
御する必要が生じる。
【0005】上記のアライニング作業を自動化するため
には、サブフィラメントf及びシェードgの状態を光学
的に検出して画像処理を行い、処理結果を踏まえた上で
基準面に対するガラス球b及び口金部cの姿勢制御を行
うのが常套手段であり、θ軸についての状態検出に関し
ては、例えば、図10及び図11に示すような方法が採
られる。
には、サブフィラメントf及びシェードgの状態を光学
的に検出して画像処理を行い、処理結果を踏まえた上で
基準面に対するガラス球b及び口金部cの姿勢制御を行
うのが常套手段であり、θ軸についての状態検出に関し
ては、例えば、図10及び図11に示すような方法が採
られる。
【0006】図10においてサブフィラメントfはその
後端iがリード線jに溶接され、その前端kがシェード
gの前端部lに形成された突条部mに溶接されている。
後端iがリード線jに溶接され、その前端kがシェード
gの前端部lに形成された突条部mに溶接されている。
【0007】サブフィラメントf及びシェードgに真横
(矢印Lで示す。)から光を照射して、反対側から図示
しないビデオカメラで撮影したとき(検出方向を矢印D
で示す。)の画像nを概略的に示したものが図11であ
る。
(矢印Lで示す。)から光を照射して、反対側から図示
しないビデオカメラで撮影したとき(検出方向を矢印D
で示す。)の画像nを概略的に示したものが図11であ
る。
【0008】図中の斜線部が画像であり、oがシェード
gの画像、pがサブフィラメントfの画像をそれぞれ示
している。
gの画像、pがサブフィラメントfの画像をそれぞれ示
している。
【0009】qは画像oとpとの間に生じる隙間であ
り、サブフィラメントfのコイル部rと前端k、そして
シェードgのエッジsと前端部lの突条部mとによって
囲まれた部分が検出方向に投影されたものである。
り、サブフィラメントfのコイル部rと前端k、そして
シェードgのエッジsと前端部lの突条部mとによって
囲まれた部分が検出方向に投影されたものである。
【0010】この隙間qの面積は、シェードgが水平面
に対してにどれだけ傾いているかに応じて異なり、図1
2に概念的に示すように横軸に水平面を基準とした角度
θをとり、縦軸に隙間qの面積(これを「A」と記
す。)をとってグラフ化するとθ=0゜で面積Aが最大
面積Amaxとなり、θ=0゜から離れるにつれて面積
Aが小さくなっていく。
に対してにどれだけ傾いているかに応じて異なり、図1
2に概念的に示すように横軸に水平面を基準とした角度
θをとり、縦軸に隙間qの面積(これを「A」と記
す。)をとってグラフ化するとθ=0゜で面積Aが最大
面積Amaxとなり、θ=0゜から離れるにつれて面積
Aが小さくなっていく。
【0011】よって、この面積Aが最大になるようにサ
ブフィラメントf及びシェードgをθ軸について回転す
ればシェードgの姿勢を水平の状態に調整することがで
きる。
ブフィラメントf及びシェードgをθ軸について回転す
ればシェードgの姿勢を水平の状態に調整することがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した方
法では、電球のθ軸についての調整に時間がかかるとい
う問題がある。
法では、電球のθ軸についての調整に時間がかかるとい
う問題がある。
【0013】即ち、調整前において水平面に対するシェ
ードgの傾斜角が不明であるため、ガラス球b及び口金
部cをθ軸に関して試行的に回転させてみないことには
面積Aがその最大値Amaxになる状態を探し出すこと
ができない。
ードgの傾斜角が不明であるため、ガラス球b及び口金
部cをθ軸に関して試行的に回転させてみないことには
面積Aがその最大値Amaxになる状態を探し出すこと
ができない。
【0014】例えば、図12のグラフの下段に示すよう
に位置決め調整前におけるシェードgの姿勢が点PSで
代表され、水平面に対してΔθの角度だけ傾いていたと
する。
に位置決め調整前におけるシェードgの姿勢が点PSで
代表され、水平面に対してΔθの角度だけ傾いていたと
する。
【0015】ビデオカメラが最初に撮えた画像のみでは
シェードgが水平面に対してどちら側にどれだけの角度
で傾斜しているかは全くわからないため、図12の軌跡
tに示すように電球を仮にある方向に回してみる必要が
ある。
シェードgが水平面に対してどちら側にどれだけの角度
で傾斜しているかは全くわからないため、図12の軌跡
tに示すように電球を仮にある方向に回してみる必要が
ある。
【0016】今仮に、電球の正面から見て時計回り方向
をθの正方向とし、反時計回り方向をθの負方向とする
と、軌跡tでは点PSに示す状態から電球を反時計回り
に回転し、この時の撮影画像における隙間面積Aが点P
Sに対応する隙間面積に比して小さくなることから、逆
の方向に回していたことが判明し、θの正方向へと回転
方向を逆転する。
をθの正方向とし、反時計回り方向をθの負方向とする
と、軌跡tでは点PSに示す状態から電球を反時計回り
に回転し、この時の撮影画像における隙間面積Aが点P
Sに対応する隙間面積に比して小さくなることから、逆
の方向に回していたことが判明し、θの正方向へと回転
方向を逆転する。
【0017】すると今度は隙間面積Aが大きくなって行
くが、最大面積Amaxとなる水平位置は、一旦この位
置を通り越した後でないと判別できないため、位置決め
制御にハンチングが生じ、余分な調整操作に時間を費や
してしまうことになる。
くが、最大面積Amaxとなる水平位置は、一旦この位
置を通り越した後でないと判別できないため、位置決め
制御にハンチングが生じ、余分な調整操作に時間を費や
してしまうことになる。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するために、投影用光源とカメラとの間に
白熱電球を配置し、電球の光軸方向を前後方向として電
球の斜め前方からシェードの前端部を撮影するにあたっ
てフィラメントの前端部が固定されているシェードの前
端部の側縁及び前縁が画像中心に位置するようにカメラ
の位置設定を行い、シェードの前端部の撮影画像から該
前端部の側縁と前縁との交錯状況又は両者間になす角度
を検出することによってシェードの水平面に対する傾斜
方向あるいは傾斜方向及び角度を求め、それからガラス
球及び口金部をフランジに対して光軸回りに回動して撮
影画像におけるシェード前端部の側縁と前縁が一直線状
となるように調整した後、フランジを口金部に固定する
ようにしたものある。
た課題を解決するために、投影用光源とカメラとの間に
白熱電球を配置し、電球の光軸方向を前後方向として電
球の斜め前方からシェードの前端部を撮影するにあたっ
てフィラメントの前端部が固定されているシェードの前
端部の側縁及び前縁が画像中心に位置するようにカメラ
の位置設定を行い、シェードの前端部の撮影画像から該
前端部の側縁と前縁との交錯状況又は両者間になす角度
を検出することによってシェードの水平面に対する傾斜
方向あるいは傾斜方向及び角度を求め、それからガラス
球及び口金部をフランジに対して光軸回りに回動して撮
影画像におけるシェード前端部の側縁と前縁が一直線状
となるように調整した後、フランジを口金部に固定する
ようにしたものある。
【0019】
【作用】本発明によれば、シェードの前端部を電球の斜
め前方から撮影し、撮影画像からシェード前端部の側縁
と前縁との交錯状況又は両者間になす角度を検出するこ
とによって、シェードが水平面に対してどの向きにどの
程度の角度をもって傾いているかが直ちに明かとなるた
め、シェードの傾斜姿勢を判断するための試行的な操作
が不要となり、また、調整時にシェードの水平状態を通
り越してしまうといった時間の無駄がなくなるので調整
時間を大幅に短縮することができる。
め前方から撮影し、撮影画像からシェード前端部の側縁
と前縁との交錯状況又は両者間になす角度を検出するこ
とによって、シェードが水平面に対してどの向きにどの
程度の角度をもって傾いているかが直ちに明かとなるた
め、シェードの傾斜姿勢を判断するための試行的な操作
が不要となり、また、調整時にシェードの水平状態を通
り越してしまうといった時間の無駄がなくなるので調整
時間を大幅に短縮することができる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明をH4型電球のフィラメント
及びシェードの位置調整方法に適用した実施例に従って
説明する。
及びシェードの位置調整方法に適用した実施例に従って
説明する。
【0021】図1はアライニング装置1の概要を示し、
図2はカメラ配置を示すものである。
図2はカメラ配置を示すものである。
【0022】図2において2、2′は面発光のバックラ
イトであり、高周波点灯による蛍光灯が光源とされてい
る。
イトであり、高周波点灯による蛍光灯が光源とされてい
る。
【0023】バックライト2と2′は電球3を挟んで互
いに反対側に配置されている。
いに反対側に配置されている。
【0024】電球3の姿勢制御については前述したよう
に4つの自由度があり、電球3の前後、つまり、電球3
の光軸方向に延びるZ軸方向へのスライド、θ軸に関す
る回動、互いに直交するX、Y軸方向への傾動を撮らえ
るために、3台のビデオカメラ4、5、6が配置されて
いる。
に4つの自由度があり、電球3の前後、つまり、電球3
の光軸方向に延びるZ軸方向へのスライド、θ軸に関す
る回動、互いに直交するX、Y軸方向への傾動を撮らえ
るために、3台のビデオカメラ4、5、6が配置されて
いる。
【0025】ビデオカメラ4、5は電球3のX、Y、Z
軸に関する変位を検出するために設けられており、ビデ
オカメラ5は、電球3を真横から撮影するように配置さ
れ、ビデオカメラ4はZ軸及びY軸を含む面に関してバ
ックライト2′の反対側に位置するとともに電球3を斜
め方向から撮影するように配置されている。
軸に関する変位を検出するために設けられており、ビデ
オカメラ5は、電球3を真横から撮影するように配置さ
れ、ビデオカメラ4はZ軸及びY軸を含む面に関してバ
ックライト2′の反対側に位置するとともに電球3を斜
め方向から撮影するように配置されている。
【0026】ビデオカメラ6は電球3のθ軸に関する角
度を検出するために設けられており、ビデオカメラ4と
は対称的にZ軸及びY軸を含む面に関してバックライト
2の反対側に位置するとともに電球3を斜め方向から撮
影するように配置されている。
度を検出するために設けられており、ビデオカメラ4と
は対称的にZ軸及びY軸を含む面に関してバックライト
2の反対側に位置するとともに電球3を斜め方向から撮
影するように配置されている。
【0027】尚、X、Y、Z軸に関する位置の検出につ
いては従来と何等変わるところはないので、以下ではθ
軸の角度検出を中心に説明する。
いては従来と何等変わるところはないので、以下ではθ
軸の角度検出を中心に説明する。
【0028】図1に示すように、バックライト2の照射
光は電球3に向けて照射され、その反射光が電球3を挟
んでバックライト2の反対側に位置するビデオカメラ6
に到達する。
光は電球3に向けて照射され、その反射光が電球3を挟
んでバックライト2の反対側に位置するビデオカメラ6
に到達する。
【0029】その際ビデオカメラ6は電球3を真横から
撮らえている訳ではなく、上述のように斜め前方から電
球3を撮影するように配置されている。
撮らえている訳ではなく、上述のように斜め前方から電
球3を撮影するように配置されている。
【0030】電球3は、図3に示すように、ガラス球7
内に走行ビーム用のメインフィラメント8とすれ違いビ
ーム用のサブフィラメント9とが配置され、メインフィ
ラメント8の前方に位置するサブフィラメント9はその
下半部がシェード10によって覆われている。
内に走行ビーム用のメインフィラメント8とすれ違いビ
ーム用のサブフィラメント9とが配置され、メインフィ
ラメント8の前方に位置するサブフィラメント9はその
下半部がシェード10によって覆われている。
【0031】シェード10はサブフィラメント9の照射
範囲を制限し、そのエッジ10a、10aによって、す
れ違いビーム配光の明暗境界線を規定すために設けられ
ている。
範囲を制限し、そのエッジ10a、10aによって、す
れ違いビーム配光の明暗境界線を規定すために設けられ
ている。
【0032】サブフィラメント9の一端はシェード10
の前端部11に形成された突条部11aに溶接され、他
端はリード線12に溶接されており、シェード10の下
面がリード線13の先端部に溶接されている。また、メ
インフィラメント8がリード線14と13との間に跨っ
て溶接されている。
の前端部11に形成された突条部11aに溶接され、他
端はリード線12に溶接されており、シェード10の下
面がリード線13の先端部に溶接されている。また、メ
インフィラメント8がリード線14と13との間に跨っ
て溶接されている。
【0033】また、ガラス球7の図示しないピンチシー
ル部が口金部15に嵌挿された後口金部15に外挿状に
フランジ16が取り付けられようになっており、フラン
ジ16の後端面16aを基準面としてX、Y、Z軸に関
する位置決めやθ軸に関する角度調整が行われることは
前述した通りである。
ル部が口金部15に嵌挿された後口金部15に外挿状に
フランジ16が取り付けられようになっており、フラン
ジ16の後端面16aを基準面としてX、Y、Z軸に関
する位置決めやθ軸に関する角度調整が行われることは
前述した通りである。
【0034】尚、フランジ16には図示しない灯具への
取付にあたって電球3の回転方向及び前後方向の位置を
規定するための位置決め用突片17、17、17が形成
されている。
取付にあたって電球3の回転方向及び前後方向の位置を
規定するための位置決め用突片17、17、17が形成
されている。
【0035】上記したビデオカメラ6が出力する画像信
号は、位置調整制御部18に送られ、ここで電球の姿勢
についての検出や判定処理がなされる。
号は、位置調整制御部18に送られ、ここで電球の姿勢
についての検出や判定処理がなされる。
【0036】位置調整制御部18は、マイクロコンピュ
ータ等を用いて構成され、画像情報に基づいてθ軸に関
するシェード10の傾斜状態を検出して、シェード10
を水平の状態にするためには現在の姿勢からθ軸に関し
てどちらの方向にどれだけの角度をもって口金部15を
回動すればよいかを判断するとともに、シェード10が
水平の状態に調整されたことを確認する等の処理を行っ
ている。
ータ等を用いて構成され、画像情報に基づいてθ軸に関
するシェード10の傾斜状態を検出して、シェード10
を水平の状態にするためには現在の姿勢からθ軸に関し
てどちらの方向にどれだけの角度をもって口金部15を
回動すればよいかを判断するとともに、シェード10が
水平の状態に調整されたことを確認する等の処理を行っ
ている。
【0037】図4はサブフィラメント9とシェード10
とを拡大して示すものであり、矢印Eで示すビデオカメ
ラ6の視線方向から撮影したシェード10の前端部11
の画像を図5に示す。
とを拡大して示すものであり、矢印Eで示すビデオカメ
ラ6の視線方向から撮影したシェード10の前端部11
の画像を図5に示す。
【0038】図5の(a)は、電球の正面から見たとき
にシェード10の前端部11が左下がりに傾いた状態の
画像を示し、図5の(b)はシェード10の前端部11
が水平な状態の画像を示し、図5の(c)はシェード1
0の前端部11が右下がりに傾いた状態の画像を示して
いる。
にシェード10の前端部11が左下がりに傾いた状態の
画像を示し、図5の(b)はシェード10の前端部11
が水平な状態の画像を示し、図5の(c)はシェード1
0の前端部11が右下がりに傾いた状態の画像を示して
いる。
【0039】水平面に対して傾いた状態のシェード10
の前端部11にバックライト光が照射されると、前端部
11の上面又は下面が明るく照らし出されるため、前端
部11の側縁11bと前縁11cは相対的に暗くなって
撮像される。つまり、シェード10が水平面に対して±
5゜〜±8゜以内の傾斜角度をもっている場合にシェー
ド10の上面又は下面がバックライト光を反射して撮影
画像上白く映し出されるため、これに比して暗い部分と
して映し出される前端部11の側縁11bと前縁11c
のみを抽出することができる。
の前端部11にバックライト光が照射されると、前端部
11の上面又は下面が明るく照らし出されるため、前端
部11の側縁11bと前縁11cは相対的に暗くなって
撮像される。つまり、シェード10が水平面に対して±
5゜〜±8゜以内の傾斜角度をもっている場合にシェー
ド10の上面又は下面がバックライト光を反射して撮影
画像上白く映し出されるため、これに比して暗い部分と
して映し出される前端部11の側縁11bと前縁11c
のみを抽出することができる。
【0040】図5において斜線で示す部分19、20、
21が前端部11の側縁11b及び/又は前縁11cに
相当する画像を示しており、破線で示す部分は画像のコ
ントラスト調整により消去される前端部11の上面又は
下面に相当する部分を示している。
21が前端部11の側縁11b及び/又は前縁11cに
相当する画像を示しており、破線で示す部分は画像のコ
ントラスト調整により消去される前端部11の上面又は
下面に相当する部分を示している。
【0041】図5(a)に示す画像部分19は、前端部
11の側縁11bに相当する画像部分19aと前縁11
cに相当する画像部分19bとからなり、画像部分19
aのうち突条部11aの側縁に相当する画像部分を除い
て直線とみなした場合に、これを基準として直線状の画
像部分19bがある角度(これを「α」とする。)をな
している。
11の側縁11bに相当する画像部分19aと前縁11
cに相当する画像部分19bとからなり、画像部分19
aのうち突条部11aの側縁に相当する画像部分を除い
て直線とみなした場合に、これを基準として直線状の画
像部分19bがある角度(これを「α」とする。)をな
している。
【0042】図5(b)では画像部分20において前端
部11の側縁11bに相当する画像部分と、前縁11c
に相当する画像部分と一直線状につながっており、両者
の境は現れない。
部11の側縁11bに相当する画像部分と、前縁11c
に相当する画像部分と一直線状につながっており、両者
の境は現れない。
【0043】図5(c)に示す画像部分21は、前端部
11の側縁11bに相当する画像部分21aと前縁11
cに相当する画像部分21bとからなり、画像部分21
aのうち突条部11aの側縁に相当する画像部分を除い
て直線とみなした場合に、これを基準として直線状の画
像部分21bがある角度(これを「α′」とする。)を
なしている。
11の側縁11bに相当する画像部分21aと前縁11
cに相当する画像部分21bとからなり、画像部分21
aのうち突条部11aの側縁に相当する画像部分を除い
て直線とみなした場合に、これを基準として直線状の画
像部分21bがある角度(これを「α′」とする。)を
なしている。
【0044】水平状態の画像を基準として画像部分19
と20とを比較するとシェードの傾斜状態が明らかとな
り、図5において反時計回り方向を角度の正方向とすれ
ば、図5(a)ではα>0であり、図5(c)ではα′
<0となる。
と20とを比較するとシェードの傾斜状態が明らかとな
り、図5において反時計回り方向を角度の正方向とすれ
ば、図5(a)ではα>0であり、図5(c)ではα′
<0となる。
【0045】このように撮影画像においてシェード10
の前端部11の側縁部のみを抽出して水平面に対するシ
ェード10の傾斜姿勢を直接に検出することができ、シ
ェード10を現在の状態からθ軸に関してどの方向にど
れくらいの角度をもって回動すればシェード10が水平
状態になるかを知ることができる。
の前端部11の側縁部のみを抽出して水平面に対するシ
ェード10の傾斜姿勢を直接に検出することができ、シ
ェード10を現在の状態からθ軸に関してどの方向にど
れくらいの角度をもって回動すればシェード10が水平
状態になるかを知ることができる。
【0046】よって、シェード10の水平状態を検出す
るための試行的な回動操作は不要となり、また水平状態
を通り越して余分な回動を伴うことがないので調整時間
が大幅に短縮される。
るための試行的な回動操作は不要となり、また水平状態
を通り越して余分な回動を伴うことがないので調整時間
が大幅に短縮される。
【0047】図6はシェード10の前端部11について
特徴抽出を行う際の検出ポイントの設定例を示すもので
ある。
特徴抽出を行う際の検出ポイントの設定例を示すもので
ある。
【0048】図中、斜線で示す暗部のうち、撮影画像の
特定領域を切り出すための抽出枠22の略中央に位置す
る画像部分23が前端部11の前縁11cに相当し、縦
長の画枠24内に位置する輪郭25と横長の画枠26の
枠縁との交点P、Qが検出ポイントとされる。
特定領域を切り出すための抽出枠22の略中央に位置す
る画像部分23が前端部11の前縁11cに相当し、縦
長の画枠24内に位置する輪郭25と横長の画枠26の
枠縁との交点P、Qが検出ポイントとされる。
【0049】これらの検出ポイントP、Qの相対位置か
らシェード10の水平面に対する傾きを判別することが
できる。
らシェード10の水平面に対する傾きを判別することが
できる。
【0050】上記した画像処理は位置調整制御部18で
行われ、処理結果に応じてシェード10の姿勢を水平状
態に調整するための信号が後段のサーボ制御部27に送
出される。尚、ビデオカメラ4、5の撮影画像に基づい
てX、Y、Z軸方向の位置決めについての画像処理がな
されることは勿論である。
行われ、処理結果に応じてシェード10の姿勢を水平状
態に調整するための信号が後段のサーボ制御部27に送
出される。尚、ビデオカメラ4、5の撮影画像に基づい
てX、Y、Z軸方向の位置決めについての画像処理がな
されることは勿論である。
【0051】サーボ制御部27はマニピュレータ28の
駆動軸の動作制御を行い、電球3の姿勢を調整する。
駆動軸の動作制御を行い、電球3の姿勢を調整する。
【0052】図7はマニピュレータ28の駆動機構を図
記号を用いて示すものである。
記号を用いて示すものである。
【0053】X、Y、Z軸にそれぞれ対応する直動関節
29、30、31は、直交座標型の移動機構を構成し、
それぞれモータによって駆動されるようになっている。
29、30、31は、直交座標型の移動機構を構成し、
それぞれモータによって駆動されるようになっている。
【0054】32はハンドであり、自由継手33(図で
は「○」の記号で示す。)を介してZ軸に連結されてい
る。
は「○」の記号で示す。)を介してZ軸に連結されてい
る。
【0055】自由継手33は図8に示すように4軸構成
とされ、手先の回転に係る回動軸β軸やスライドに関す
るz軸、そして手先の振りに関する2つの回動軸γ、
γ′についての動きが許される構造となっている。そし
て、β軸が上記したθ軸に相当し、β軸に関する回転関
節はモータ駆動とされている。
とされ、手先の回転に係る回動軸β軸やスライドに関す
るz軸、そして手先の振りに関する2つの回動軸γ、
γ′についての動きが許される構造となっている。そし
て、β軸が上記したθ軸に相当し、β軸に関する回転関
節はモータ駆動とされている。
【0056】電球3のフランジ16は図示しない固定用
治具に取り付けられるようになっており、フランジ16
の後端面16aを基準としてマニピュレータ28のハン
ド32が電球3の口金部15の後端寄りの部分を掴んで
ガラス球7及口金部8の姿勢を正し、サブフィラメント
9及びシェード10に関する位置決め調整を行った後、
フランジ16を口金部15に溶接してアライニング作業
が終了する。
治具に取り付けられるようになっており、フランジ16
の後端面16aを基準としてマニピュレータ28のハン
ド32が電球3の口金部15の後端寄りの部分を掴んで
ガラス球7及口金部8の姿勢を正し、サブフィラメント
9及びシェード10に関する位置決め調整を行った後、
フランジ16を口金部15に溶接してアライニング作業
が終了する。
【0057】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、シェードの前端部を電球の斜め前
方から撮影し、撮影画像からシェード前端部の側縁と前
縁との交錯状況や両者間の角度を検出することによっ
て、少なくともシェードが水平面に対してどちら向きに
傾いているかが直ちに明かとなるため、電球の光軸回り
の調整を速やかに行うことができ、またそのために装置
が複雑で大掛かりなものになるといた不都合がない。
に、本発明によれば、シェードの前端部を電球の斜め前
方から撮影し、撮影画像からシェード前端部の側縁と前
縁との交錯状況や両者間の角度を検出することによっ
て、少なくともシェードが水平面に対してどちら向きに
傾いているかが直ちに明かとなるため、電球の光軸回り
の調整を速やかに行うことができ、またそのために装置
が複雑で大掛かりなものになるといた不都合がない。
【図1】本発明に係るアライニング装置の概要を示す図
である。
である。
【図2】ビデオカメラの配置を示す斜視図である。
【図3】後方から見た電球の斜視図である。
【図4】サブフィラメント及びシェードを示す拡大斜視
図である。
図である。
【図5】シェードの前端部を斜め前方から撮影した画像
を示す概略図であり、(a)は正面からみてシェードの
左肩が下がった状態の画像、(b)はシェードが水平状
態のときの画像、(c)は正面からみてシェードの右肩
が下がった状態の画像をそれぞれ示す図である。
を示す概略図であり、(a)は正面からみてシェードの
左肩が下がった状態の画像、(b)はシェードが水平状
態のときの画像、(c)は正面からみてシェードの右肩
が下がった状態の画像をそれぞれ示す図である。
【図6】画像処理上の検出ポイントの設定例について示
す図である。
す図である。
【図7】マニピュレータに関する駆動機構を示す概略図
である。
である。
【図8】自由継手の斜視図である。
【図9】アライニングについて説明するための電球の側
面図である。
面図である。
【図10】θ軸に関する従来の検出方法について説明す
るためにサブフィラメント及びシェードを拡大して示す
斜視図である。
るためにサブフィラメント及びシェードを拡大して示す
斜視図である。
【図11】従来の検出方法による撮影画像を示す概略図
である。
である。
【図12】従来の検出方法とその問題を示すグラフ図で
ある。
ある。
2 投影用光源 3 白熱電球 6 カメラ 7 ガラス球 9 フィラメント 10 シェード 11 前端部 11b 側縁 11c 前縁 15 口金部 16 フランジ 17 位置決め部
Claims (1)
- 【請求項1】 フィラメントとその下半部を覆うシェー
ドとが配置されたガラス球が口金部に支持され、灯具に
対する電球の位置決め部が形成された電球取付用のフラ
ンジが口金部に固定されてなる電球においてガラス球及
び口金部とフランジとの相対的な位置関係を調整するこ
とによって焦点合わせを行う白熱電球におけるフィラメ
ント及びシェードの位置調整方法であって、 (イ)電球の光軸方向を前後方向として電球の斜め前方
からシェードの前端部を撮影するように投影用光源とカ
メラとの間に白熱電球を配置すると共に、フィラメント
の前端部が固定されているシェードの前端部の側縁及び
前縁が画像中心に位置するようにカメラ位置の設定を行
い、 (ロ)シェードの前端部の撮影画像から該前端部の側縁
と前縁との交錯状況又は両者間になす角度を検出をする
ことによって、シェードの水平面に対する傾斜方向ある
いは傾斜方向及び角度を求め、 (ハ)ガラス球及び口金部をフランジに対して光軸回り
に回動して、撮影画像におけるシェード前端部の側縁と
前縁が一直線状となるように調整した後フランジを口金
部に固定する、ことを特徴とする白熱電球におけるフィ
ラメント及びシェードの位置調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25018991A JP2681558B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 白熱電球におけるフィラメント及びシェードの位置調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25018991A JP2681558B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 白熱電球におけるフィラメント及びシェードの位置調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562655A true JPH0562655A (ja) | 1993-03-12 |
| JP2681558B2 JP2681558B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17204140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25018991A Expired - Lifetime JP2681558B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 白熱電球におけるフィラメント及びシェードの位置調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2681558B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112407845A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-02-26 | 镇江震东电光源有限公司 | 一种灯泡换向机构 |
| CN112571811A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-03-30 | 镇江震东电光源有限公司 | 一种用于灯泡套管检测的自动化设备 |
| CN118424159A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-08-02 | 安徽蒯科砾工业加热技术有限公司 | 一种基于机器视觉定位的灯丝同心度检测装置及方法 |
| CN120620156A (zh) * | 2025-07-25 | 2025-09-12 | 华南理工大学 | 一种顶灯安装机器人 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP25018991A patent/JP2681558B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112407845A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-02-26 | 镇江震东电光源有限公司 | 一种灯泡换向机构 |
| CN112571811A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-03-30 | 镇江震东电光源有限公司 | 一种用于灯泡套管检测的自动化设备 |
| CN118424159A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-08-02 | 安徽蒯科砾工业加热技术有限公司 | 一种基于机器视觉定位的灯丝同心度检测装置及方法 |
| CN120620156A (zh) * | 2025-07-25 | 2025-09-12 | 华南理工大学 | 一种顶灯安装机器人 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2681558B2 (ja) | 1997-11-26 |
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