JPH0563182U - ダイナミックコンバーゼンス補正装置 - Google Patents
ダイナミックコンバーゼンス補正装置Info
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- H01J2229/568—Correction of beam optics using supplementary correction devices
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ブラウン管の画面周辺部のミスコンバーゼンス
を補正する場合の画面中間部の過補正を補償して画質を
改善する補正装置の提供。 【構成】垂直偏向コイルに直列に接続される垂直補助コ
イルを互いに逆極性の磁界を発生するように第1及び第
2垂直補助コイルに分割し、第2垂直補助コイルにスラ
イス部を並列に接続して垂直偏向電流の一定のレベル以
上及び以下をスライスし第1垂直補助コイルには垂直偏
向コイルと同様なのこぎり波の垂直偏向電流が流れて画
面周辺部のミスコンバーゼンスを補正し、第2垂直偏向
コイルにはスライスされた垂直偏向電流が流れることに
より画面周辺部のミスコンバーゼンスの補正の際の画面
中間部の過補正を補償し、画面全体のミスコンバーゼン
スを正確に補正して画質を向上する。
を補正する場合の画面中間部の過補正を補償して画質を
改善する補正装置の提供。 【構成】垂直偏向コイルに直列に接続される垂直補助コ
イルを互いに逆極性の磁界を発生するように第1及び第
2垂直補助コイルに分割し、第2垂直補助コイルにスラ
イス部を並列に接続して垂直偏向電流の一定のレベル以
上及び以下をスライスし第1垂直補助コイルには垂直偏
向コイルと同様なのこぎり波の垂直偏向電流が流れて画
面周辺部のミスコンバーゼンスを補正し、第2垂直偏向
コイルにはスライスされた垂直偏向電流が流れることに
より画面周辺部のミスコンバーゼンスの補正の際の画面
中間部の過補正を補償し、画面全体のミスコンバーゼン
スを正確に補正して画質を向上する。
Description
【0001】
本考案はブラウン管の画面周辺部において発生するミスコンバーゼンスを補正 する場合に画面中間部の画質が低下することを改善したダイナミックコンバーゼ ンス補正装置に関する。
【0002】
一般に、テレビ受像機及びモニタなどに用いられるブラウン管は電子銃の組立 及び電子銃の封入の際の誤差などにより電子銃から発射される3本の電子ビーム が同時にシャドーマスクの同一な孔の一点に集中せず画面上に現われる三つの色 が互いに分離されるというミスコンバーゼンスが発生し色むらなど画質が低下す る。
【0003】 このようなミスコンバーゼンスを補正するため の方法は、特開昭59−1 11491、特開昭60−41738並びに“A 17 in,Full Sq uare,Super high−Resolution CRT”(Japa n Display 1986,222p以下)などに開示されている。
【0004】 コンバーゼンスには、永久磁石の磁界の強さ及び極性を調節して画面中心部の 電子ビームの軌道を調節することにより3本の電子ビームが画面の中央部にて集 中するようにしたスタチックコンバーゼンスと、偏向ヨークに水平及び垂直方向 のずれの補正装置を構成し3本の電子ビームが偏向磁界により偏向される前にミ スコンバーゼンスの程度にしたがい垂直及び水平偏向に同期してコンバーゼンス コイルに流れる電流を調節して3本の電子ビームがシャドウマスク面にて集中す るようにしたダイナミックコンバーゼンスがある。
【0005】 しかしながら、ダイナミックコンバーゼンスの調整により画面周辺部において 3本の電子ビームが集中するように補正した場合、画面の中央部と周辺部との間 の画面中間部ではコンバーゼンスが過補正され画質が低下するという問題があっ た。
【0006】 図1は、従来の補正装置が構成された偏向ヨークを示す回路図である。
【0007】 図1に示されるように、水平偏向コイル1,2は互いに逆極性の磁界を発生す る二つの水平補助コイル(1a,1b)(2a,2b)にそれぞれ直列に接続さ れると共に、水平補助コイル(1a,1b)(2a,2b)のインダクタンスを 可変させるための永久磁石3、4が設けられ、垂直偏向コイル5、6には垂直補 助コイル7が接続されている。
【0008】 また、図2に示されるように、垂直補助コイル7は垂直コア7aに巻回され、 垂直コア7aの図示左右両側には水平コア(1c,1d)(2c,2d)が設け られ、水平コア(1c,1d)(2c,2d)にはそれぞれ逆極性の磁界を発生 するように水平補助コイル(1a,1b)(2a,2b)が巻回され、水平コア (1c,1d)(2c,2d)の外側には永久磁石3,4が設けられている。
【0009】 前記した構成の補正装置では、垂直補助コイル7に垂直偏向電流が流れると垂 直補助コイル7と水平補助コイル(1a,1b)(2a,2b)とが磁気的に結 合し、図示の上側と下側に設けられた水平補助コイル(1a,1b)(2a,2 b)間でインダクタンスに差が発生し、該インダクタンスの差により水平偏向コ イル1,2に流れる電流に差が生じるために図3(A)に示すように画面周辺部 において3本の電子ビームが集中せずコーナバーチカル(CV)が発生する。
【0010】 このようなミスコンバーゼンスを図3(B)に示すようにダイナミックに補正 して3本の電子ビームがシャドウマスク面にて集中し一致するようにしている。
【0011】
しかしながら、前記のような従来の補正装置は、画面周辺部のミスコンバーゼ ンスを補正する前は画面の中央部と周辺部との間の中間部において発生するコー ナバーチカル(CV)及びS字形カーブが共に小さいために画質にとって大きな 問題とならないが、画面周辺部のミスコンバーゼンスを補正する場合画面中間部 が過補正され、図3(B)に示すようにコーナバーチカル(CV)及びS字形カ ーブが顕著になり画面中間部の画質が著しく低下されるという問題があった。
【0012】 さらに、特開昭62−274537においては、1対の水平偏向コイルと1対 の垂直偏向コイルを有しその上側水平偏向コイルと下側水平偏向コイルに流れる 水平偏向電流を垂直偏向電流で変調された可飽和リアクターの作用によって差動 的に変化させることにより横線のコンバーゼンスを補正する偏向ヨークにおいて 、前記可飽和リアクターを制御する垂直偏向コイル巻線に対して直列に1対の互 いに逆極性で並列のダイオードが接続されさらにそれらに対して並列に抵抗が接 続された構造の偏向ヨークが提示されているが、垂直偏向コイル巻線に流れる電 流波形は図4に示されるものとなり前記問題点を充分に解消し得なかった。
【0013】 したがって、本考案の目的は、画面周辺部のミスコンバーゼンスを補正する場 合に画面中間部のコンバーゼンスが過補正されることを補償して画面全体の画質 を改善するようにした補正装置を提供することにある。
【0014】
前記課題を解決するため本考案は、水平偏向コイル11,12にそれぞれ直列 に接続され互いに逆極性の磁界を発生する水平補助コイル(11a,11b)( 12a,12b)と、前記水平補助コイル(11a,11b)(12a,12b )のインダクタンスを可変させる永久磁石13,14と、垂直偏向コイル15, 16に直列に接続された垂直補助コイルとで画面周辺部のミスコンバーゼンスを 補正するダイナミックコンバーゼンス補正装置において、前記垂直補助コイルが 、互いに逆極性の磁界を発生するように直列に接続された第1垂直補助コイル1 7と第2垂直補助コイル18とに分割され、前記第2垂直補助コイル18には垂 直偏向電流を一定のレベル以上及び以下でスライスするスライス部19が並列に 接続されることを特徴とするダイナミックコンバーゼンス補正装置を提供する。
【0015】
本考案は、垂直補助コイルを二つに分割して互いに逆極性の磁界を発生するよ うにした二つの垂直補助コイルにおいて、一つの垂直補助コイルにスライス部を 並列に接続し一定レベル以上及び以下の電流が流れないようにしたコンバーゼン ス補正装置により、一つの垂直補助コイルにはのこぎり波の垂直偏向電流が流れ て画面周辺部のミスコンバーゼンスを補正し、スライス部が並列に接続された他 の一つの垂直補助コイルにはスライスされた垂直偏向電流が流れて画面中間部の コンバーゼンスが過補正されることを補償し、これによって画面全体にわたって ミスコンバーゼンスを適正に補正し画質の改善を図っている。
【0016】
以下、添付図面に基づいて本考案の補正装置を詳細に説明する。
【0017】 図5は、本考案の補正装置による偏向ヨークの一つの実施例を示す回路図であ る。
【0018】 図5に示されるように、水平偏向コイル11,12には互いに逆極性の磁界を 発生する二つの水平補助コイル(11a,11b)(12a,12b)がそれぞ れ直列に接続されるとともに、前記水平補助コイル(11a,11b)(12a ,12b)のインダクタンスを可変させる永久磁石13,14を設け、垂直偏向 コイル15,16には、互いに反対方向に巻回して逆極性の磁界を発生する二つ の垂直補助コイル17,18が直列に接続され、第2垂直補助コイル18にはス ライス部19が並列に接続されている。
【0019】 スライス部19は、互いに逆極性に並列接続された1対のダイオード19a, 19bと、前記1対のたダイオード19a,19bに直列に接続された可変抵抗 19cとから構成される。
【0020】 前記のように構成された本考案の補正装置によれば、図6(A)に示すように 、垂直偏向コイル15,16に流れる垂直偏向電流はのこぎり波である。
【0021】 そして、第1垂直補助コイル17は垂直偏向コイル15,16と直列に接続さ れているため、第1垂直補助コイル17には垂直偏向コイル15,16に流れる のこぎり波の垂直偏向電流と同様な電流が流れるために、従来の補正装置と同様 に画面周辺部のミスコンバーゼンスが補正され3本の電子ビームが集中されるよ うになる。
【0022】 また、第2垂直補助コイル18にも図6(A)に示すようなのこぎり波の垂直 偏向電流が流れるが、スライス部19の逆極性に並列接続された1対のダイオー ド19a,19bによって一定レベル以上及び以下の垂直偏向電流は図6(B) に示すようにスライスされる。
【0023】 さらに、第2垂直補助コイル18は、第1垂直補助コイル17とは逆極性の磁 界を発生することによって画面中間部のコンバーゼンスを第1垂直補助コイル1 7の補正方向とは逆方向に補正して画面中間部が過補正されることを防止し、こ のため画面全体にわたってコンバーゼンスは正確に補正されコーナバーチカル及 びS字形カーブが発生せず色が正確に表現され画質が改善される。
【0024】 逆方向にコンバーゼンスを補正するレベルは可変抵抗19cの値を可変するこ とによって調節される。
【0025】 一方、本考案を実施に当たっては、図7(A)に示すように二つの垂直補助コ イル17,18を同一の方向に巻回し、第1垂直補助コイル17の他側端子を第 2垂直補助コイル18の他側端子に接続して逆極性の磁界を発生するように直列 に接続して構成することもできる。
【0026】 また、図7(B)に示すように第2垂直補助コイル18にスライス部19のダ イオード19a,19b及び可変抵抗19cをすべて並列に接続して構成するこ ともできる。
【0027】
以上説明したとおり本考案の補正装置によれば、垂直補助コイルを互いに逆極 性の磁界を発生するように二つに分割し、一つの垂直補助コイルにはのこぎり波 の垂直偏向電流が流れ画面周辺部のコンバーゼンスを補正し、スライス部が並列 に接続された他の垂直補助コイルにはスライスされた垂直偏向電流が流れ画面中 間部の過補正を補償することにより画面全体にわたってミスコンバーゼンスを正 確に補正し画質の改善を達成するという利点を有する。
【0028】 また、本考案の補正装置によれば、第1及び第2垂直補助コイルが互いに逆極 性の磁界を発生するように構成されたことにより、画面中間部のコンバーゼンス を第1垂直補助コイルの補正方向とは逆に補正し画面中間部が過補正されること を防止するという利点を有する。
【0029】 さらに、本考案の補正装置のコンバーゼンスを逆方向に補正するレベルを可変 調節するスライス部の可変抵抗は、逆並列に接続された1対のダイオードと並列 又は直列いずれに接続しても同様な効果が得られる。
【図1】従来のコンバーゼンス補正装置が構成された偏
向ヨークの回路図。
向ヨークの回路図。
【図2】従来のコンバーゼンス補正装置の構成を示す正
面図。
面図。
【図3】従来の補正装置の動作を示すグラフ。
【図4】従来の別の補正装置の垂直偏向コイルを流れる
電流の波形図。
電流の波形図。
【図5】本考案の補正装置の一つの実施例を示す偏向ヨ
ークの回路図。
ークの回路図。
【図6】本考案の補正装置を流れる垂直偏向電流を示す
波形図。
波形図。
【図7】本考案の補正装置の他の実施例を示す回路図。
11,12 水平偏向コイル 11a,11b,12a,12b 水平補助コイル 13,14 永久磁石 15,16 垂直偏向コイル 17 第1垂直補助コイル 18 第2垂直補助コイル 19 スライス部 19a,19b ダイオード 19c 可変抵抗
Claims (5)
- 【請求項1】水平偏向コイル11,12にそれぞれ直列
に接続され互いに逆極性の磁界を発生する水平補助コイ
ル(11a,11b)(12a,12b)と、前記水平
補助コイル(11a,11b)(12a,12b)のイ
ンダクタンスを可変させる永久磁石13,14と、垂直
偏向コイル15,16に直列に接続された垂直補助コイ
ルとで画面周辺部のミスコンバーゼンスを補正するダイ
ナミックコンバーゼンス補正装置において、 前記垂直補助コイルが互いに逆極性の磁界を発生するよ
うに直列に接続された第1垂直補助コイル17と第2垂
直補助コイル18とに分割され、前記第2垂直補助コイ
ル18には垂直偏向電流を一定のレベル以上及び以下で
スライスするスライス部19が並列に接続されることを
特徴とするダイナミックコンバーゼンス補正装置。 - 【請求項2】前記第1及び第2垂直補助コイル17,1
8が互いに逆極性の磁界を発生するように反対の向きに
巻回されることを特徴とする請求項1記載のダイナミッ
クコンバーゼンス補正装置。 - 【請求項3】前記第1及び第2垂直補助コイル17,1
8が同一の向きに巻回され、互いに逆極性の磁界を発生
するように前記第1及び第2垂直補助コイル17,18
のそれぞれの他側端子を互いに接続することを特徴とす
る請求項1記載のダイナミックコンバーゼンス補正装
置。 - 【請求項4】前記スライス部19が、互いに逆極性に並
列接続された1対のダイオード19a,19bと、前記
1対のダイオード19a,19bに直列に接続された補
正レベルを調節するための可変抵抗19cとから成るこ
とを特徴とする請求項1記載のダイナミックコンバーゼ
ンス補正装置。 - 【請求項5】前記スライス部19が、互いに逆極性に並
列接続された1対のダイオード19a,19bと、前記
1対のダイオード19a,19bに並列に接続された補
正レベルを調節するための可変抵抗19cとから成るこ
とを特徴とする請求項1記載のダイナミックコンバーゼ
ンス補正装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| KR2019910010027U KR930006233Y1 (ko) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 다이나믹 컨버전스 보정장치 |
| KR1991U100027 | 1991-07-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563182U true JPH0563182U (ja) | 1993-08-20 |
| JP2561958Y2 JP2561958Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=19315921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP1992052063U Expired - Lifetime JP2561958Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1992-07-02 | ダイナミックコンバーゼンス補正装置 |
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| KR (1) | KR930006233Y1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JPH01157187A (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-20 | Victor Co Of Japan Ltd | コンバーゼンス補正装置 |
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- 1991-07-02 KR KR2019910010027U patent/KR930006233Y1/ko not_active Expired - Fee Related
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1992
- 1992-06-29 GB GB9213795A patent/GB2257339B/en not_active Expired - Fee Related
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- 1992-07-02 JP JP1992052063U patent/JP2561958Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| GB9213795D0 (en) | 1992-08-12 |
| GB2257339B (en) | 1995-01-11 |
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| KR930006233Y1 (ko) | 1993-09-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970902 |