JPH0563273A - レーザーダイオード駆動回路 - Google Patents
レーザーダイオード駆動回路Info
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- JPH0563273A JPH0563273A JP3221642A JP22164291A JPH0563273A JP H0563273 A JPH0563273 A JP H0563273A JP 3221642 A JP3221642 A JP 3221642A JP 22164291 A JP22164291 A JP 22164291A JP H0563273 A JPH0563273 A JP H0563273A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォトダイオードに直列接続される抵抗をな
くし、しかも精度の高い直流増幅器を不要とする回路構
成を採用して;低い電流電圧で動作し集積回路化にも適
したレーザーダイオード駆動回路を提供する。 【構成】 レーザーダイオード(LD)の光信号の一部
を入力しその強度に応じた電流を出力するフォトダイオ
ード(PD)と、このフォトダイオードからの出力電流
を入力側に流すカレントミラー回路(9)と、カレント
ミラー回路の出力側に接続された抵抗器(12)と、カ
レントミラー回路の出力側電流によってこの抵抗器の両
端に発生する電圧と所定の基準電圧とを比較しその差電
圧を増幅して出力する増幅回路(10)と、この増幅回
路の出力によって駆動されレーザーダイオードにバイア
ス電流を供給するバイアス供給回路(11)とを設け
た。
くし、しかも精度の高い直流増幅器を不要とする回路構
成を採用して;低い電流電圧で動作し集積回路化にも適
したレーザーダイオード駆動回路を提供する。 【構成】 レーザーダイオード(LD)の光信号の一部
を入力しその強度に応じた電流を出力するフォトダイオ
ード(PD)と、このフォトダイオードからの出力電流
を入力側に流すカレントミラー回路(9)と、カレント
ミラー回路の出力側に接続された抵抗器(12)と、カ
レントミラー回路の出力側電流によってこの抵抗器の両
端に発生する電圧と所定の基準電圧とを比較しその差電
圧を増幅して出力する増幅回路(10)と、この増幅回
路の出力によって駆動されレーザーダイオードにバイア
ス電流を供給するバイアス供給回路(11)とを設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置や記録装置に使
用されるレーザーダイオードの駆動を制御するレーザー
ダイオード駆動回路に関する。
用されるレーザーダイオードの駆動を制御するレーザー
ダイオード駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術は末松安晴、伊賀健
一著「光ファイバ通信入門(改訂2版)」(オーム
社)、昭和51年11月30日第1版発行、昭和63年
11月10日第2版発行第78頁に記載される回路が知
られている。
一著「光ファイバ通信入門(改訂2版)」(オーム
社)、昭和51年11月30日第1版発行、昭和63年
11月10日第2版発行第78頁に記載される回路が知
られている。
【0003】図2は上記した文献に記載されている従来
のレーザーダイオード駆動回路の一構成例を示した回路
図である。レーザーダイオードLDには信号電流ISと
バイアス電流IBとが流れるような構成となっている。
信号電流ISはトランジスタ5から供給されバイアス電
流IBはトランジスタ6から供給される。レーザーダイ
オードLDから出力される光出力POの一部は近接して
設けられたフォトダイオードPDに入力され、このフォ
トダイオードPDに直列接続された抵抗4との接続端か
ら取り出される。
のレーザーダイオード駆動回路の一構成例を示した回路
図である。レーザーダイオードLDには信号電流ISと
バイアス電流IBとが流れるような構成となっている。
信号電流ISはトランジスタ5から供給されバイアス電
流IBはトランジスタ6から供給される。レーザーダイ
オードLDから出力される光出力POの一部は近接して
設けられたフォトダイオードPDに入力され、このフォ
トダイオードPDに直列接続された抵抗4との接続端か
ら取り出される。
【0004】フォトダイオードPDによって検出された
光出力POは抵抗4の電圧出力として取り出され、直流
増幅器3を介して比較器2の一端に入力される。一方入
力端子1から入力される信号入力は比較器2の他端に入
力され、その出力はバイアス電流IBを供給するトラン
ジスタ6の制御端子に出力される。
光出力POは抵抗4の電圧出力として取り出され、直流
増幅器3を介して比較器2の一端に入力される。一方入
力端子1から入力される信号入力は比較器2の他端に入
力され、その出力はバイアス電流IBを供給するトラン
ジスタ6の制御端子に出力される。
【0005】一方、入力端子1から供給される信号入力
は信号電流ISを供給するトランジスタ5の制御端子に
入力される。
は信号電流ISを供給するトランジスタ5の制御端子に
入力される。
【0006】このようなレーザーダイオード駆動回路は
レーザーダイオードLDから出力される光出力の強度を
信号入力端子1に入力される入力電気信号に比例して変
化させるために、レーザーダイオードLDに入力電気信
号に比例した信号電流ISとレーザーダイオードLDが
発光するのに必要なバイアス電流IBを流す機能を有し
ている。
レーザーダイオードLDから出力される光出力の強度を
信号入力端子1に入力される入力電気信号に比例して変
化させるために、レーザーダイオードLDに入力電気信
号に比例した信号電流ISとレーザーダイオードLDが
発光するのに必要なバイアス電流IBを流す機能を有し
ている。
【0007】入力端子1に印加された入力電気信号はト
ランジスタ5のベース端子に印加され、トランジスタ5
のコレクター端子には入力電気信号に比例した信号電流
ISが流れる。フォトダイオードPDにはレーザーダイ
オードLDの光出力POの一部が入力されるため、レー
ザーダイオードLDの出力光強度に比例した電流が流
れ、この電流はフォトダイオードPDに直列接続された
抵抗4に流れる。
ランジスタ5のベース端子に印加され、トランジスタ5
のコレクター端子には入力電気信号に比例した信号電流
ISが流れる。フォトダイオードPDにはレーザーダイ
オードLDの光出力POの一部が入力されるため、レー
ザーダイオードLDの出力光強度に比例した電流が流
れ、この電流はフォトダイオードPDに直列接続された
抵抗4に流れる。
【0008】従って抵抗4の両端には出力光強度に比例
した電圧が発生する。この電圧は直流増幅器3によって
増幅され、比較器2によって入力電気信号と比較され、
その差電圧は出力端子からトランジスタ6のベース端子
に入力される。これらによってその差電圧に比例するバ
イアス電流IBがレーザーダイオードLDに供給され
る。従ってレーザーダイオードLDには信号電流ISと
バイアス電流IBとの和の電流が流れることになる。
した電圧が発生する。この電圧は直流増幅器3によって
増幅され、比較器2によって入力電気信号と比較され、
その差電圧は出力端子からトランジスタ6のベース端子
に入力される。これらによってその差電圧に比例するバ
イアス電流IBがレーザーダイオードLDに供給され
る。従ってレーザーダイオードLDには信号電流ISと
バイアス電流IBとの和の電流が流れることになる。
【0009】なお、比較器は信号入力端子1に印加され
る入力電気信号の直流分が一定でない場合にのみ必要で
あり、入力電気信号の直流分が一定である場合にはこの
比較器2は不要となる。この場合には直流増幅器3の出
力が直接トランジスタ6のベース端子に接続されること
になる。
る入力電気信号の直流分が一定でない場合にのみ必要で
あり、入力電気信号の直流分が一定である場合にはこの
比較器2は不要となる。この場合には直流増幅器3の出
力が直接トランジスタ6のベース端子に接続されること
になる。
【0010】ここで温度変化等の原因でレーザーダイオ
ードLDの光出力強度が増大するとフォトダイオードP
Dの出力電流が増大し、この結果抵抗4の両端の電圧が
増大する。この電圧はその変化分が直流増幅器3により
増幅され比較器2で補正されてトランジスタ6のベース
端子の電位を低下させる。このためトランジスタ6のコ
レクタに流れるバイアス電流IBが減少し、レーザーダ
イオードLDに流れるバイアス電流IBが減少して光出
力強度を減少させる。
ードLDの光出力強度が増大するとフォトダイオードP
Dの出力電流が増大し、この結果抵抗4の両端の電圧が
増大する。この電圧はその変化分が直流増幅器3により
増幅され比較器2で補正されてトランジスタ6のベース
端子の電位を低下させる。このためトランジスタ6のコ
レクタに流れるバイアス電流IBが減少し、レーザーダ
イオードLDに流れるバイアス電流IBが減少して光出
力強度を減少させる。
【0011】逆にレーザーダイオードLDの光出力が温
度変化などの原因で減少した場合には上述した場合とは
逆の過程を経て、レーザーダイオードLDに流れるバイ
アス電流IBが増大して光出力強度を増大させる。この
ようにバイアス電流IBの負帰還系が構成されているた
めレーザーダイオードLDから出力される出力光強度は
安定に制御される。
度変化などの原因で減少した場合には上述した場合とは
逆の過程を経て、レーザーダイオードLDに流れるバイ
アス電流IBが増大して光出力強度を増大させる。この
ようにバイアス電流IBの負帰還系が構成されているた
めレーザーダイオードLDから出力される出力光強度は
安定に制御される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
レーザーダイオード駆動回路ではレーザーダイオードの
光出力を受光するフォトダイオードに直列に抵抗が接続
されているためフォトダイオードが動作するのに必要な
逆方向電圧を確保するために必要な電源電圧が大きくな
ってしまう。
レーザーダイオード駆動回路ではレーザーダイオードの
光出力を受光するフォトダイオードに直列に抵抗が接続
されているためフォトダイオードが動作するのに必要な
逆方向電圧を確保するために必要な電源電圧が大きくな
ってしまう。
【0013】またレーザーダイオードの出力光強度は負
帰還系を増幅する直流増幅器の特性に依存するため、安
定動作を確保するためには精度の高い直流増幅器が必要
となる。従って個別部品で構成しようとする場合には高
価な部品が必要となる。
帰還系を増幅する直流増幅器の特性に依存するため、安
定動作を確保するためには精度の高い直流増幅器が必要
となる。従って個別部品で構成しようとする場合には高
価な部品が必要となる。
【0014】また駆動回路全体を集積回路化しようとし
た場合集積回路上の素子に精度が要求されるため集積回
路化が困難であるという問題点を有していた。
た場合集積回路上の素子に精度が要求されるため集積回
路化が困難であるという問題点を有していた。
【0015】本発明は上述した問題点を解消するために
なされたもので、フォトダイオードに直列接続される抵
抗をなくし、しかも精度の高い直流増幅器を不要とする
回路構成を採用して、低い電源電圧で動作し集積回路化
にも適したレーザーダイオード駆動回路を提供すること
を目的とする。
なされたもので、フォトダイオードに直列接続される抵
抗をなくし、しかも精度の高い直流増幅器を不要とする
回路構成を採用して、低い電源電圧で動作し集積回路化
にも適したレーザーダイオード駆動回路を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザーダイオ
ード駆動回路は、レーザーダイオードの光信号の一部を
入力しその強度に応じた電流を出力するフォトダイオー
ドと、このフォトダイオードからの出力電流を入力側に
流すカレントミラー回路と、カレントミラー回路の出力
側に接続された抵抗器と、カレントミラー回路の出力側
電流によってこの抵抗器の両端に発生する電圧と所定の
基準電圧とを比較しその差電圧を増幅して出力する増幅
回路と、この増幅回路の出力によって駆動されレーザー
ダイオードにバイアス電流を供給するバイアス供給回路
とを設けたものである。
ード駆動回路は、レーザーダイオードの光信号の一部を
入力しその強度に応じた電流を出力するフォトダイオー
ドと、このフォトダイオードからの出力電流を入力側に
流すカレントミラー回路と、カレントミラー回路の出力
側に接続された抵抗器と、カレントミラー回路の出力側
電流によってこの抵抗器の両端に発生する電圧と所定の
基準電圧とを比較しその差電圧を増幅して出力する増幅
回路と、この増幅回路の出力によって駆動されレーザー
ダイオードにバイアス電流を供給するバイアス供給回路
とを設けたものである。
【0017】
【作用】本発明ではレーザーダイオードの光出力を検出
するためにフォトダイオードには抵抗器の代わりにカレ
ントミラー回路を接続している。このカレントミラー回
路の入力側はフォトダイオードに直列接続される。従っ
てフォトダイオードにはほぼ電源電圧がそのまま印加さ
れるため、低い電源電圧でもフォトダイオードに充分な
電圧を与えることができる。
するためにフォトダイオードには抵抗器の代わりにカレ
ントミラー回路を接続している。このカレントミラー回
路の入力側はフォトダイオードに直列接続される。従っ
てフォトダイオードにはほぼ電源電圧がそのまま印加さ
れるため、低い電源電圧でもフォトダイオードに充分な
電圧を与えることができる。
【0018】またフォトダイオードで検出される光出力
信号の強度はカレントミラー回路の出力側から抵抗器を
介して取り出される。従って従来のように光出力の検出
を高精度の直流増幅器を用いて行なう必要がなくなる。
信号の強度はカレントミラー回路の出力側から抵抗器を
介して取り出される。従って従来のように光出力の検出
を高精度の直流増幅器を用いて行なう必要がなくなる。
【0019】すなわち本発明の駆動回路では光出力がカ
レントミラー回路の出力から取り出され、これが基準電
圧と比較されてその差電圧によってバイアス電流供給回
路が駆動される。このため低い電源電圧でもフォトダイ
オードが充分に駆動され、しかも高精度の直流増幅器を
不要として上述した問題点を解消できるのである。
レントミラー回路の出力から取り出され、これが基準電
圧と比較されてその差電圧によってバイアス電流供給回
路が駆動される。このため低い電源電圧でもフォトダイ
オードが充分に駆動され、しかも高精度の直流増幅器を
不要として上述した問題点を解消できるのである。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すレーザーダイ
オード駆動回路の回路図を示したものである。
オード駆動回路の回路図を示したものである。
【0021】レーザーダイオードLDの光出力の一部が
入力されるフォトダイオードPDの出力はカレントミラ
ー回路9の入力に接続される。カレントミラー回路9の
出力側は抵抗器12を介して電源に接続される。
入力されるフォトダイオードPDの出力はカレントミラ
ー回路9の入力に接続される。カレントミラー回路9の
出力側は抵抗器12を介して電源に接続される。
【0022】カレントミラー回路9と抵抗器12の接続
点は増幅器10の非反転入力端子に接続される。増幅器
10の反転入力端子には基準電圧回路8から所定の基準
電圧が供給される。増幅器10の出力端子はバイアス電
流IBを供給するトランジスタ11のベース端子に接続
される。
点は増幅器10の非反転入力端子に接続される。増幅器
10の反転入力端子には基準電圧回路8から所定の基準
電圧が供給される。増幅器10の出力端子はバイアス電
流IBを供給するトランジスタ11のベース端子に接続
される。
【0023】トランジスタ11のコレクタ端子はレーザ
ーダイオードLDに接続される。一方入力端子1に印加
される入力信号は変調回路7に入力され、変調回路7の
出力はレーザーダイオードLDに接続される。これによ
りレーザーダイオードLDにはトランジスタ11を介し
てバイアス電流IBが、変調回路7を介して信号電流I
Sが流れる。
ーダイオードLDに接続される。一方入力端子1に印加
される入力信号は変調回路7に入力され、変調回路7の
出力はレーザーダイオードLDに接続される。これによ
りレーザーダイオードLDにはトランジスタ11を介し
てバイアス電流IBが、変調回路7を介して信号電流I
Sが流れる。
【0024】図3はレーザーダイオードLDの出力特性
を示した図で、入力電流に対する光出力の関係を示して
いる。入力信号に依存しない一定のバイアス電流IBと
入力信号に比例した入力(変調)電流ISとの合計の電
流を流すことにより、図に示すP1からP2の範囲の光
出力が入力信号に比例した光強度で得られる。
を示した図で、入力電流に対する光出力の関係を示して
いる。入力信号に依存しない一定のバイアス電流IBと
入力信号に比例した入力(変調)電流ISとの合計の電
流を流すことにより、図に示すP1からP2の範囲の光
出力が入力信号に比例した光強度で得られる。
【0025】図3に示す特性はレーザーダイオードLD
の温度や経年変化によって大きく変化するので、バイア
ス電流IBを調節することが安定動作に必須である。こ
のため図1に示すレーザーダイオードLDの出力光PO
の強度をフォトダイオードPDで測定してバイアス電流
IBを制御する必要がある。
の温度や経年変化によって大きく変化するので、バイア
ス電流IBを調節することが安定動作に必須である。こ
のため図1に示すレーザーダイオードLDの出力光PO
の強度をフォトダイオードPDで測定してバイアス電流
IBを制御する必要がある。
【0026】図4は図1に示すカレントミラー回路9の
一例を示す回路図及びその記号を示したものである。入
力電流Iiの流れる入力側トランジスタ91と出力電流
Ioの流れる出力側トランジスタ92とが図に示すよう
にベース及びエミッタを共通接続されて構成される。
一例を示す回路図及びその記号を示したものである。入
力電流Iiの流れる入力側トランジスタ91と出力電流
Ioの流れる出力側トランジスタ92とが図に示すよう
にベース及びエミッタを共通接続されて構成される。
【0027】入力側トランジスタ91のベースとコレク
タとは共通接続され、それぞれのエミッタは基準端子F
に接続される。このような回路構成では入力側に入力さ
れる入力電流Iiと等しい出力電流Ioが出力側に流
れ、カレントミラー回路9の出力側に接続された抵抗器
12からフォトダイオードPDの電流に比例した電圧を
取り出すことができる。
タとは共通接続され、それぞれのエミッタは基準端子F
に接続される。このような回路構成では入力側に入力さ
れる入力電流Iiと等しい出力電流Ioが出力側に流
れ、カレントミラー回路9の出力側に接続された抵抗器
12からフォトダイオードPDの電流に比例した電圧を
取り出すことができる。
【0028】増幅器10は抵抗器12の一方の端子の電
圧と基準電圧回路8の出力とを入力として両者の差に比
例した出力をトランジスタ11のベースに供給する。
圧と基準電圧回路8の出力とを入力として両者の差に比
例した出力をトランジスタ11のベースに供給する。
【0029】図5は増幅器10の一例を示す回路図であ
る。図1の回路で、フォトダイオードPDに入力される
光出力の強度が増大すると、カレントミラー回路9に入
力される電流が増大し、カレントミラー回路9の出力電
流が増大する。従って抵抗器12に流れる電流が増大し
て抵抗器12の両端の電圧は増大し、この結果抵抗器1
2の下側の電位が低下する。
る。図1の回路で、フォトダイオードPDに入力される
光出力の強度が増大すると、カレントミラー回路9に入
力される電流が増大し、カレントミラー回路9の出力電
流が増大する。従って抵抗器12に流れる電流が増大し
て抵抗器12の両端の電圧は増大し、この結果抵抗器1
2の下側の電位が低下する。
【0030】増幅器10は抵抗器12の下側の電位と基
準電圧回路8の出力電位の差を増幅し出力電圧を発生さ
せる。このため増幅器10の出力電圧は低下し、トラン
ジスタ11のベース電圧が低下するためトランジスタ1
1のコレクタ電流が減少して、レーザーダイオードLD
に供給されるバイアス電流IBが減少する。
準電圧回路8の出力電位の差を増幅し出力電圧を発生さ
せる。このため増幅器10の出力電圧は低下し、トラン
ジスタ11のベース電圧が低下するためトランジスタ1
1のコレクタ電流が減少して、レーザーダイオードLD
に供給されるバイアス電流IBが減少する。
【0031】このためレーザーダイオードLDの光出力
強度が減少する。同様にフォトダイオードPDに入力さ
れる光強度が減少するとレーザーダイオードLDの光出
力強度が増大する。レーザーダイオードLDの光出力の
一部はフォトダイオードPDに入力されるためレーザー
ダイオードLDの光出力強度について負帰還制御が行わ
れ、この結果光出力POは一定に保たれる。
強度が減少する。同様にフォトダイオードPDに入力さ
れる光強度が減少するとレーザーダイオードLDの光出
力強度が増大する。レーザーダイオードLDの光出力の
一部はフォトダイオードPDに入力されるためレーザー
ダイオードLDの光出力強度について負帰還制御が行わ
れ、この結果光出力POは一定に保たれる。
【0032】増幅器10の動作周波数帯域を変調回路7
の変調周波数帯域よりも低く制御することにより、変調
回路7による光出力の変化には上記した動作がおこら
ず、光出力の平均値に対して負帰還制御を行うようにす
ることができる。
の変調周波数帯域よりも低く制御することにより、変調
回路7による光出力の変化には上記した動作がおこら
ず、光出力の平均値に対して負帰還制御を行うようにす
ることができる。
【0033】なおこのような周波数帯域の制限にあたっ
ては図5に示す増幅器10において、出力側に接続され
るコンデンサCの値を変化させることにより任意に増幅
器10の周波数帯域を設定することができる。
ては図5に示す増幅器10において、出力側に接続され
るコンデンサCの値を変化させることにより任意に増幅
器10の周波数帯域を設定することができる。
【0034】光出力POを変調するための変調電流IS
は変調回路7によって与えられる。図6は変調回路7の
一例を示す回路図である。定電流源73にエミッタが共
通接続されたトランジスタ71,72で構成され、入力
信号がトランジスタ71のベースに、閾値電圧がトラン
ジスタ72のベースに供給される。
は変調回路7によって与えられる。図6は変調回路7の
一例を示す回路図である。定電流源73にエミッタが共
通接続されたトランジスタ71,72で構成され、入力
信号がトランジスタ71のベースに、閾値電圧がトラン
ジスタ72のベースに供給される。
【0035】定電流源73の他端子と閾値電圧が供給さ
れるトランジスタ72のコレクタはそれぞれ負電源及び
正電源に接続され入力信号はトランジスタ71のベース
に入力される。これによりトランジスタ71のコレクタ
から変調出力が得られる。
れるトランジスタ72のコレクタはそれぞれ負電源及び
正電源に接続され入力信号はトランジスタ71のベース
に入力される。これによりトランジスタ71のコレクタ
から変調出力が得られる。
【0036】図1においてフォトダイオードPDの電流
をIPD、基準電圧回路8の出力をVS、抵抗器12の
抵抗値をX、増幅器10の電圧利得をA、トランジスタ
11の電圧電流変換係数(相互コンダクタンス)をG、
レーザーダイオードLDのバイアス電流をIB、光出力
POとし、光出力POのうちフォトダイオードPDに入
力される光の割合をK、フォトダイオードPDの光強度
電流変換係数をYとし、レーザーダイオードLDの電流
光強度変換係数をZとして変調電流ISがゼロの場合、 IPD=K×Y×PO IB=A×G×(VS−X×IPD) −−− (1) PO=Z×IB したがって以下の関係が成立する。
をIPD、基準電圧回路8の出力をVS、抵抗器12の
抵抗値をX、増幅器10の電圧利得をA、トランジスタ
11の電圧電流変換係数(相互コンダクタンス)をG、
レーザーダイオードLDのバイアス電流をIB、光出力
POとし、光出力POのうちフォトダイオードPDに入
力される光の割合をK、フォトダイオードPDの光強度
電流変換係数をYとし、レーザーダイオードLDの電流
光強度変換係数をZとして変調電流ISがゼロの場合、 IPD=K×Y×PO IB=A×G×(VS−X×IPD) −−− (1) PO=Z×IB したがって以下の関係が成立する。
【0037】 PO=Z×A×G×(VS−X×K×Y×PO) −−− (2) したがって以下の関係が成立する。
【0038】
【数1】
【0039】Z×A×Gが十分大きい場合には1/(Z
×A×G)がゼロとみなせるため、 が成立する。
×A×G)がゼロとみなせるため、 が成立する。
【0040】この式から光出力強度は抵抗基準の抵抗値
XとレーザーダイオードLDの出力のうちフォトダイオ
ードPDに入力される光の割合KとフォトダイオードP
Dの光強度電流変換係数Yと、基準電圧VSとで決まる
強度によって制御され、増幅器10の電圧利得A、トラ
ンジスタ10の電圧電流変換係数(相互コンダクタン
ス)G、レーザーダイオードLDの電流光強度変換係数
Zなどが変化しても光強度が一定になることが分かる。
XとレーザーダイオードLDの出力のうちフォトダイオ
ードPDに入力される光の割合KとフォトダイオードP
Dの光強度電流変換係数Yと、基準電圧VSとで決まる
強度によって制御され、増幅器10の電圧利得A、トラ
ンジスタ10の電圧電流変換係数(相互コンダクタン
ス)G、レーザーダイオードLDの電流光強度変換係数
Zなどが変化しても光強度が一定になることが分かる。
【0041】抵抗器12の抵抗値Xと、レーザーダイオ
ードLD出力のうちフォトダイオードPDに入力される
光の割合KとフォトダイオードPDの光強度電流変換係
数Yと、基準電圧VSは比較的容易に安定な一定値に制
御できるため、この構成で容易に出力光POの強度を安
定に制御することができる。
ードLD出力のうちフォトダイオードPDに入力される
光の割合KとフォトダイオードPDの光強度電流変換係
数Yと、基準電圧VSは比較的容易に安定な一定値に制
御できるため、この構成で容易に出力光POの強度を安
定に制御することができる。
【0042】図7は本発明の他の実施例を示す回路図
で、図1に示す基準電圧回路8、増幅器10及び変調回
路7をモノリシック集積回路20として構成したもので
ある。なおカレントミラー回路9の出力側に接続される
抵抗器12はモノリシック集積回路20の外部に配置さ
れる。
で、図1に示す基準電圧回路8、増幅器10及び変調回
路7をモノリシック集積回路20として構成したもので
ある。なおカレントミラー回路9の出力側に接続される
抵抗器12はモノリシック集積回路20の外部に配置さ
れる。
【0043】この回路の動作は図1に示す実施例の場合
とほぼ同一であるが、既に数式で示したように光出力強
度は抵抗器12の抵抗値、レーザーダイオードLDの出
力のうちフォトダイオードPDに入力される光の割合、
フォトダイオードPDの光強度電流変換係数、基準電圧
によって決定される。
とほぼ同一であるが、既に数式で示したように光出力強
度は抵抗器12の抵抗値、レーザーダイオードLDの出
力のうちフォトダイオードPDに入力される光の割合、
フォトダイオードPDの光強度電流変換係数、基準電圧
によって決定される。
【0044】図7の回路ではモノリシック集積回路上に
安定な基準電圧回路8を構成すれば、安定な光出力を得
ることができる。
安定な基準電圧回路8を構成すれば、安定な光出力を得
ることができる。
【0045】なおモノリシック集積回路上の基準電圧回
路としては例えば公知のバンドギャップ回路などを用い
れば比較的容易に安定な基準電圧を得ることができるた
め、図7の回路によればモノリシック集積回路を用いつ
つ安定な光出力強度を得ることのできるレーザーダイオ
ード駆動回路を構成することができる。
路としては例えば公知のバンドギャップ回路などを用い
れば比較的容易に安定な基準電圧を得ることができるた
め、図7の回路によればモノリシック集積回路を用いつ
つ安定な光出力強度を得ることのできるレーザーダイオ
ード駆動回路を構成することができる。
【0046】
【発明の効果】以上実施例に基づいて詳細に説明したよ
うに、本発明ではフォトダイオードの電流を入力とする
カレントミラー回路と、その出力を電圧に変換する抵抗
器と、その電圧と基準電圧との差を増幅する増幅器とを
設け、増幅器の出力に接続されたバイアス供給回路を用
いてレーザーダイオードのバイアス電流を供給するよう
にしたためフォトダイオードには直列に抵抗は接続され
ず、カレントミラー回路の入力に直列接続されるためフ
ォトダイオードにはほぼ電源電圧がそのまま印加され
る。
うに、本発明ではフォトダイオードの電流を入力とする
カレントミラー回路と、その出力を電圧に変換する抵抗
器と、その電圧と基準電圧との差を増幅する増幅器とを
設け、増幅器の出力に接続されたバイアス供給回路を用
いてレーザーダイオードのバイアス電流を供給するよう
にしたためフォトダイオードには直列に抵抗は接続され
ず、カレントミラー回路の入力に直列接続されるためフ
ォトダイオードにはほぼ電源電圧がそのまま印加され
る。
【0047】従って低い電源電圧でもフォトダイオード
に十分な電圧を与えることができる。また光出力強度を
決定する電気回路構成要素は抵抗器1個と基準電圧のみ
であり高精度の直流増幅器を必要としないため装置を小
形かつ安価に構成することができる。
に十分な電圧を与えることができる。また光出力強度を
決定する電気回路構成要素は抵抗器1個と基準電圧のみ
であり高精度の直流増幅器を必要としないため装置を小
形かつ安価に構成することができる。
【0048】またモノリシック集積回路として実施する
ことが容易であるため更に小形化・経済化を図ることが
できる。なおモノリシック集積回路として構成した場合
にはモノリシック集積回路の外に配置した抵抗器によっ
て光出力強度を設定できるため、レーザーダイオードの
製造上のばらつきなどの補正や調整が容易となる。
ことが容易であるため更に小形化・経済化を図ることが
できる。なおモノリシック集積回路として構成した場合
にはモノリシック集積回路の外に配置した抵抗器によっ
て光出力強度を設定できるため、レーザーダイオードの
製造上のばらつきなどの補正や調整が容易となる。
【0049】更に本発明の回路は通信装置に用いられる
レーザーダイオードの駆動回路のみならず、コンパクト
ディスクなどの記憶装置用のレーザーダイオードの駆動
回路にも適用できる。
レーザーダイオードの駆動回路のみならず、コンパクト
ディスクなどの記憶装置用のレーザーダイオードの駆動
回路にも適用できる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】従来のレーザーダイオード駆動回路の一例を示
す回路図。
す回路図。
【図3】レーザーダイオードの入出力特性を示す特性
図。
図。
【図4】図1に示すカレントミラー回路の一例を示す回
路図及びその記号を示す図。
路図及びその記号を示す図。
【図5】増幅器の一例を示す回路図。
【図6】本発明に用いられる変調回路の一例を示す回路
図。
図。
【図7】本発明の他の実施例を示す回路図。
LD レーザーダイオード PD フォトダイオード 7 変調回路 8 基準電圧回路 9 カレントミラー回路 10 増幅器 11 トランジスタ 12 抵抗器
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号に応答してレーザーダイオード
から出力される光信号の強度を変化させるレーザーダイ
オード駆動回路において、 前記レーザーダイオードの光信号の一部を入力し、その
強度に応じた電流を出力するフォトダイオードと、 前記フォトダイオードからの出力電流を入力側に流すカ
レントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力側に接続された抵抗器
と、 前記カレントミラー回路の出力側電流によって前記抵抗
器の両端に発生する電圧と所定の基準電圧とを比較し、
その差電圧を増巾して出力する増幅回路と、 前記増幅回路の出力によって駆動され前記レーザーダイ
オードにバイアス電流を供給するバイアス供給回路とを
設けた事を特徴とするレーザーダイオード駆動回路。 - 【請求項2】 前記カレントミラー回路、前記増幅回路
及び前記バイアス供給回路をモノリシック集積回路化し
た事を特徴とする請求項1記載のレーザーダイオード駆
動回路。 - 【請求項3】 前記増幅回路の動作周波数帯域を前記入
力信号が供給される変調回路の動作周波数帯域よりも低
く設定した事を特徴とする請求項1記載のレーザーダイ
オード駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3221642A JPH0563273A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | レーザーダイオード駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3221642A JPH0563273A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | レーザーダイオード駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563273A true JPH0563273A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16769980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3221642A Pending JPH0563273A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | レーザーダイオード駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0563273A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6496525B1 (en) | 1998-09-21 | 2002-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Laser driver and optical transceiver |
| JP2005064001A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 光量制御装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| JP2007096488A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光送信器 |
| CN113056658A (zh) * | 2018-08-29 | 2021-06-29 | ams国际有限公司 | 温度传感器装置、光传感器装置、包括所述装置的移动计算设备以及使用所述装置的方法 |
| CN115575367A (zh) * | 2022-10-08 | 2023-01-06 | 华东师范大学 | 一种辅助于生物医疗的多通道生物荧光的采集与处理方法 |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP3221642A patent/JPH0563273A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6496525B1 (en) | 1998-09-21 | 2002-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Laser driver and optical transceiver |
| JP2005064001A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 光量制御装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| JP2007096488A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光送信器 |
| CN113056658A (zh) * | 2018-08-29 | 2021-06-29 | ams国际有限公司 | 温度传感器装置、光传感器装置、包括所述装置的移动计算设备以及使用所述装置的方法 |
| US12039902B2 (en) | 2018-08-29 | 2024-07-16 | Ams International Ag | Temperature sensor arrangement, light sensor arrangement, mobile computing device including the same and methods using the same |
| CN115575367A (zh) * | 2022-10-08 | 2023-01-06 | 华东师范大学 | 一种辅助于生物医疗的多通道生物荧光的采集与处理方法 |
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