JPH056337U - 赤外線検知装置 - Google Patents
赤外線検知装置Info
- Publication number
- JPH056337U JPH056337U JP5249491U JP5249491U JPH056337U JP H056337 U JPH056337 U JP H056337U JP 5249491 U JP5249491 U JP 5249491U JP 5249491 U JP5249491 U JP 5249491U JP H056337 U JPH056337 U JP H056337U
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- JP
- Japan
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- infrared
- refrigerator
- cold
- tip
- cold finger
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍機によって赤外線検知素子を極低温に冷
却する赤外線検知装置において、冷凍機にかかる熱負荷
を低減する赤外線検知装置を得る。 【構成】 先端で極低温を生成するコールドフィンガ7
の先端に熱抵抗の大きいスペーサ13を介してコールド
シールド12を配置し、コールドシールド12の温度を
極低温と常温の中間的温度にする。スペーサ13は例え
ばコバールで形成されたコールドシールドの熱伝導率
(17W/mK)より小さい熱伝導率(0.6W/m
K)のガラスで形成されている。
却する赤外線検知装置において、冷凍機にかかる熱負荷
を低減する赤外線検知装置を得る。 【構成】 先端で極低温を生成するコールドフィンガ7
の先端に熱抵抗の大きいスペーサ13を介してコールド
シールド12を配置し、コールドシールド12の温度を
極低温と常温の中間的温度にする。スペーサ13は例え
ばコバールで形成されたコールドシールドの熱伝導率
(17W/mK)より小さい熱伝導率(0.6W/m
K)のガラスで形成されている。
Description
【0001】
この考案は、例えば赤外線撮像装置に搭載され、例えば、HgCdTeやIn Sbなどの極低温例えば、80K前後に冷却して使用する赤外線検知素子を用い た赤外線検知装置に関する。
【0002】
図2は従来の赤外線検知装置を示す図で、赤外線検知装置は一般に大きく分け て、赤外線検知素子1と、前記赤外線検知素子1を真空断熱するためのデュワ2 と、前記赤外線検知素子1を極低温例えば80K前後に冷却するための冷凍機3 とで構成される。前記冷凍機3としてはスターリングサイクルやフォードマクマ ホンサイクルを利用した冷凍機が良く用いられ、図2ではその一例としてスター リングサイクルを利用した冷凍機を示した。前記冷凍機3は、圧縮機4と低温発 生部5と連結管6で構成され、前記低温発生部5にはコールドフィンガ7と呼ば れる長い円筒状の突起が設けられており、前記コールドフィンガ7先端にて冷凍 を発生する構造となっている。
【0003】 前記赤外線検知素子1は前記コールドフィンガ7の先端に取付けられ、例えば 80K前後の極低温に冷却される。前記デュワ2は、前記赤外線検知素子1及び 前記コールドフィンガ7を断熱するためのもので、8の外殻と、前記外殻8に取 付けられた赤外線を透過する窓9で構成され、前記外殻8の一端は前記冷凍機3 の低温発生部5のフランジ10に気密を保つよう接合され、前記赤外線検知素子 1および前記コールドフィンガ7に外部から熱が侵入しないよう前記外殻8の内 側が真空になっている。また、前記コールドフィンガ7の先端には、前記窓9を 透過してくる以外の赤外線が前記赤外線検知素子1に入射しないようにするため 、前記赤外線検知素子1の側方を覆うコールドシールド12が取付けられている 。
【0004】 次に図2に示す従来装置の動作について説明する。冷凍機3が運転を開始し、 低温発生部5のコールドフィンガ7先端にて冷凍を発生し始めると、赤外線検知 素子1は、コールドフィンガ7に熱を奪われ、温度降下し、80K付近まで温度 降下すると、窓9から透過してくる赤外線を検知し、電気信号に変換する。デュ ワ2は、極低温に冷却された赤外線検知素子1やコールドフィンガ7を真空断熱 することによって外部から熱が侵入しないようにし、冷凍機3の負荷を低減して いる。コールドフィンガ7の先端に取付けられたコールドシールド12は、前記 窓9を透過してくる以外の赤外線例えば外殻8の内面から放射される赤外線を遮 って赤外線検知素子1に入射しないようにし、赤外線検知素子1の雑音を低減し ている。コールドシールド12もコールドフィンガ7の先端に取付けられている ので赤外線検知素子1とともに冷却されて低温になっているため、赤外線検知素 子1の雑音の原因となる赤外線はコールドシールド12からは放射されない。
【0005】
上記のような従来装置には以下に述べるような課題があった。冷凍機によって 赤外線検知素子を極低温に冷却する場合、冷凍機は赤外線検知素子自身の電気的 発熱と、外部からふく射や熱伝導によって侵入してくる熱を吸収しなくてはなら ない。このような冷凍機にかかる熱負荷が大きければ大きいほど、より大型の冷 凍機が必要となり冷凍機の消費電力も大きくなる。ところが、従来の赤外線検知 装置ではコールドシールドがコールドフィンガ先端に取付けられているので、コ ールドシールドも極低温に冷却されることになるので、外殻の内面からコールド シールドにふく射によって侵入してくる熱量が大きい。したがって、従来装置に は、冷凍機にかかる熱負荷が大きいので、より大型の冷凍機が必要となり冷凍機 の消費電力も大きくなるという課題があった。
【0006】
この考案に係る赤外線検知装置は、コールドシールドとコールドフィンガが先 端の間に熱抵抗の大きい材料を挿入したものである。
【0007】
この考案の赤外線検知装置においては、冷凍機が赤外線検知素子を極低温に冷 却する際、コールドシールドとコールドフィンガ先端の間に熱抵抗の大きい材料 が挿入されているため、従来装置ほどコールドシールドの温度は下がらない。し たがって、外殻の内面からコールドシールドにふく射によって侵入してくる熱量 は従来装置よりも小さく、従来装置より冷凍機にかかる熱負荷が小さいので、よ り小型の冷凍機で冷却可能となり冷凍機の消費電力も小さくてすむ。
【0008】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示す図である。図において、赤外線検知素子1と デュワ2は従来装置と同じものである。冷凍機3は、コールドフィンガ7の先端 とコールドシールド12の間に熱抵抗の大きい、スペーサ13を取付けた点が従 来装置と異なり、他はまったく同じ構成である。熱抵抗は材料の熱伝導率と熱が 通過する部分の断面積と厚さで決まる。熱抵抗を大きくするためには熱伝導率の 小さな材料とするか、熱が通過する部分の断面積を小さくするか、板厚を厚くす ることである。コールドシールド12は一般的にはコバールなどの金属で作られ る。コバールの熱伝導率は17W/mKであり、スペーサ13をそれに比べて例 えば熱伝導率が0.6W/mKであるガラスにすることにより熱抵抗を28倍大 きくすることが出来る。
【0009】 上記のように構成された赤外線検知装置において、冷凍機3が運転を開始し、 低温発生部5のコールドフィンガ7先端にて冷凍を発生し始めると、赤外線検知 素子1はコールドフィンガ7に熱を奪われ、温度降下し、80K付近まで温度降 下すると、窓9から透過してくる赤外線を検知し、電気信号に変換する点は従来 装置と同様であるが、冷凍機3が赤外線検知素子1を極低温に冷却する際、コー ルドシールド12もコールドフィンガ7に熱を奪われ温度降下するがコールドシ ールド12の熱は熱抵抗の大きいスペーサ13を通過しなければならず、赤外線 検知素子1が極低温になった状態でも、コールドシールド12には温度が高く、 従来装置ほどコールドシールド12の温度は下がらない。冷凍機3の冷凍能力は 、赤外線検知素子1を常に極低温にたもつようにコントロールすることにより、 この状態がたもたれる。ここでコールドシールド12は、前記窓9を透過してく る以外の赤外線、例えば外殻8の内面から放射される赤外線を遮って赤外線検知 素子1に入射しないようにするのがその役割であり、また、コールドシールド1 2自身も、赤外線検知素子1の雑音の原因となる赤外線を放射してはならないの で、赤外線放射量が小さくなるよう冷却しなくてはならないが、赤外線検知素子 1のように極低温にまで冷却する必要はなく、例えば、200K(約−73℃) 程度まで冷却すれば赤外線の放射量は充分小さくなるので、コールドシールド1 2を極低温と常温の中間的温度である200K前後に冷却することで充分その機 能をはたすことができる。ところが、従来装置ほどコールドシールド12の温度 は下がっていないので、外殻8の内面からコールドシールド12にふく射によっ て侵入してくる熱量は従来装置よりも小さく、従来装置より冷凍機3にかかる熱 負荷が小さいので、より小型の冷却機で冷却可能となり冷凍機の消費電力も小さ くてすむ。
【0010】
この考案は以上説明したとうり、コールドフィンガの先端とコールドシールド の間に熱抵抗の大きな材料を挿入するという簡単な構造によって、外殻の内面か らコールドシールドにふく射によって侵入してくる熱量が従来装置よりも小さく なり、従来装置より冷凍機にかかる熱負荷が小さくなるので、より小型の冷凍機 で冷却可能となり冷凍機の消費電力も小さくてすむという効果がある。
【図1】この考案の一実施例による赤外線検知装置を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】従来の赤外線検知装置を示す断面図である。
1 赤外線検知素子 3 冷凍機 7 コールドフィンガ 8 外殻 9 窓 12 コールドシールド 13 スペーサ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 先端で極低温を生成するコールドフィン
ガを有する冷凍機と、前記コールドフィンガの先端に取
付けられ極低温に冷却して使用する赤外線検知素子と、
前記コールドフィンガと前記赤外線検知素子の周囲を覆
い前記コールドフィンガと前記赤外線検知素子を真空断
熱する外殻と、前記外殻に取付けられた赤外線を透過す
る窓と、前記窓を透過してくる以外の赤外線が前記赤外
線検知素子に入射しないようにするために前記赤外線検
知素子の側方を覆うコールドシールドとを備えた赤外線
検知装置において、前記コールドフィンガの先端に熱抵
抗の大きい材料を介して前記コールドシールドを配置し
たことを特徴とする赤外線検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249491U JPH056337U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 赤外線検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249491U JPH056337U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 赤外線検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056337U true JPH056337U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12916271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5249491U Pending JPH056337U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 赤外線検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056337U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113834260A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-12-24 | 宁波剑鱼科技有限公司 | 超导低温环境用超低温冷却系统 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP5249491U patent/JPH056337U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113834260A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-12-24 | 宁波剑鱼科技有限公司 | 超导低温环境用超低温冷却系统 |
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