JPH0563573A - 多重選択可能前置増幅段付電子式コンパレータと該コンパレータの動作方法 - Google Patents
多重選択可能前置増幅段付電子式コンパレータと該コンパレータの動作方法Info
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Abstract
と成形寸法の小さなコンパレータ配列アーキテクチャー
を提供し、その成果がそれに対応する1対の従来形コン
パレータ配列よりも動作の早いものにする事である。 【構成】 本発明のコンパレータは、共通負荷抵抗及び
ディジタル出力段に接続された多重の選択可能差動前置
増幅段を備え、入力は、利用可能差動前置増幅器中から
選んだものに切替え可能なアーキテクチャーを採用して
いる。 【効果】 多重入力信号の同一コンパレータ配列内回路
選択処理可能化により、分離形フラッシュ変換機能を、
ラッチ回路、負荷抵抗器及び各コンパレータに対するバ
イアス電流の重複なしで実現、電力消費と成形寸法を減
少させ、同時に速度ペナルティなしを実現可能にした。
Description
器で使用するタイプの電子式コンパレータの一般分野に
属する。特に、本発明は、各コンパレータの全活性要素
の重複なしで多重コンパレータ機能を提供する選択可能
多重前置増幅器を以ってその特徴とする新改良形コンパ
レータ配置を提供するものである。
比較し、2進語出力を発生させるための電子設計に広い
応用分野を有する。従って、コンパレータは、変化する
アナログ電圧源からのサンプリングアナログ入力信号
の、2進ビット信号符号化配列表現のディジタル信号へ
の変換用AD変換器(以下ADCと略す)の類のシステ
ムでは、本質的構成要素となる。変換過程でコンパレー
タ1連接続が使用され、アナログ入力は、大抵は基準と
アース間を繋ぐ同一抵抗器1連接続タップ引出しを用い
る1連基準電圧と対応比較される。
マイナス1)個の並列コンパレータ(フラッシュAD
C)により1度に、或いは、極端な方法では単独コンパ
レータによる逐次n回ステップ(逐次近似形ADC)で
作り出す事が可能である。この1段のフラッシュアプロ
ーチは、明らかに高速変換を提供するが、高入力キャパ
シタンス、高電力消費、及び回路中の必要コンパレータ
数の多さに起因する厳しいデバイス歩留制約で性格付け
られる事になる。この様に、スピード対電力消費、分解
能対成形寸法、その他の特性案分関係がAD変換器設計
上の重要な役割を演ずるので別の解が別の応用には最適
となるかも知れない。
設計者は、1個以上の低分解能ADCと高分解能化AD
C(レンジ分割形ADC)形成用フィードバック付DA
変換器(以下DACと略す)とを利用するアーキテクチ
ャーを開発した。この種のアーキテクチャーでは最初に
粗い範囲(上位有効ビット)での入力信号のフラッシュ
変換を実行し、次いで細かい範囲(下位有効ビット)で
の第2変換を実行する。例えば、2mビットADC運転
の第1段においてサンプルホールド増幅器出力からのア
ナログ入力電圧信号は、アナログ信号の上位有効mビッ
トのディジタル値へ変換用の((2のm乗マイナス1)
個のコンパレータを有する)mビットフラッシュADC
へと供給される。第1段のmビットのディジタル値は、
それからDACに導かれ、アナログ残余電圧値生成用に
フィードバックしてアナログ入力電圧から差引くために
アナログ値へ再変換される。2段動作のレンジ分割形A
DC運転の第2段においてこの残余電圧は、下位有効m
ビットのディジタル値生成のために他のmビットフラッ
シュADCを通って伝送される。第2段出力はそれか
ら、2mビットのディジタル出力生成用に論理ネットワ
ーク中で第1段ディジタル出力と合成される。それ故
に、2mビット分割能の出力生成に要求されるコンパレ
ータの全数は、全体的AD変換の運転レンジ分割によ
り、(2の2m乗マイナス1)個から、(2のm乗マイ
ナス1)個の2倍にまで削減される。
でより高い分解能を得るため、又、特殊応用の要求特性
案分変更用に使用されるレンジ分割形のアーキテクチャ
ーには種々なバリエーションが存在する。そのバリエー
ションは全て2回以上のフラッシュ変換を要求すると云
う共通点を有している。それ故、多くの努力は連続的フ
ラッシュ変換総合速度及び効率改善に寄与する設計開発
に注がれて来た。
テクチャーを最も一般的な配置で図解するもので、その
中には、2個のn−p−nバイポーラトランジスタ11
4と124及び2個の同じ負荷抵抗器110と120を
含む差動前置増幅段と、(全図面において差動出力とし
て示してある)ノード162と164にディジタル出力
を提供するディジタル出力回路160とが含まれてい
る。タイミング論理回路170は、又、予め決められた
タイミング順序に従って前置増幅器出力をラッチするの
に使われるかも知れない。定電流源130は、プラス
(+V)の電源軌条100とマイナス(−V)の電源軌
条102の間で前置増幅器のバイアス電流の全てを供給
する。入力電圧V(In)と基準電圧V(Ref)は夫々トラン
ジスタ114と124のベース端子に給電され、これが
2組の抵抗器(110,120)とトランジスタ(11
4,124)対で規定される2個の径路の相対電流に影
響を及ぼし、それが順にノード112と122の出力電
圧を決定する。当業者には明らかな様に、差動出力のプ
ラス、マイナスは、V(In)がV(Ref)より大きいか小さ
いかによって決まり、これで両者の比較手段が提供され
る。
DCに使うn個の在来形配列コンパレータは、入力電圧
V(In)と、抵抗器ラダーR(Ref)経由で生成される別の
基準電圧とによって駆動されるn個のトランジスタ対P
1〜Pnで構成するn個の差動前置増幅段を含んでいる。
このラダーは、N1〜Nnの各ノードに対する、基準電圧
V(Ref)と定電流源I(Ref)とで(或いは当業者には明白
な等価な回路によって)設定される基準定電圧付与用の
直列抵抗器群R1(Ref)〜Rn(Ref)を含んでいる。各前置
増幅装置対は、同一負荷抵抗器対R1〜Rnを介してプラ
スの電源軌条200へ、及び図1の単一コンパレータ用
の図解と同様に夫々の定電流源I1〜Inを介してマイナ
スの電源軌条202へと接続されている。各前置増幅器
の出力は、予め決められたタイミング論理及びクロック
回路270に従ってラッチ配列260内の適切な回路で
ラッチされ、標準信号化回路280の中で下流のディジ
タル応用向けに符号化される。図1及び2の配線図は従
来技術説明用に単純形式で表わされており、従来技術は
通常入力部及び出力部の両方に(例えばバッファ段の様
な)コンパレータパスを通る信号安定化追加回路を有し
ている事に御注意願い度い。
ら、フラッシュ変換のレンジ分割順序形成に使用するコ
ンパレータの設計改善努力の形跡が見られない事が判明
した。かくて、柔軟な効率的設計に必要な消費電力、速
度及び成形寸法の要求特性に順応する電子式コンパレー
タアーキテクチャーニーズが尚存在する。
るよりも消費電力及び成形寸法のより小さなコンパレー
タ配列のアーキテクチャーを提供するのが本発明の目的
である。これは、選択可能前置増幅器形コンパレータ配
列の利用によって達成され、このコンパレータは、お互
に回路全体に対する重複なしに、2組のコンパレータ配
列を使うのと同一方法で使えるのである。
ータ配列の成果を、それに対応する1対のコンパレータ
配列よりも動作の早いものにする事である。
タ設計を追加処理なしの半導体基板上での実現に向いた
ものにする事である。
ている種々な実装工程に適合させるため、多様な設計及
び物理的な実現に対して同一の一般的アーキテクチャー
適用を可能にする事である。その目標向けにここに記載
した装置は、バイポーラトランジスタ或いはその他の同
等なデバイス、例えば、接合電界効果トランジスタ、金
属酸化物半導体電界効果トランジスタ、GaAsデバイ
ス、或いはその他の半導体を使って、当業者には明白な
回路選択を行うことによって実現可能なのである。
次的なコンパレータ配列の使用要求、或いは多重入力単
一出力コンパレータ要求のどんな応用にも汎用性のあ
る、コンパレータ設計を得る事である。
業的にも実行可能な方法で上記目的を実現する事にあ
る。これは、既に開放市場での利用が可能であるか或い
は競争力のある価格で開発可能な製造方法を活用して実
現される。
目的を達成すべく、本発明の電子式コンパレータは、共
通負荷抵抗及びディジタル出力段に接続された多重の選
択可能差動前置増幅段を備える。コンパレータ配列への
入力は、各コンパレータ内の利用可能な差動前置増幅器
の中から選んだものに切替え可能であり、その結果の差
動出力はコンパレータの共通ラッチ出力段へと給電され
る。本発明の1つの具体例では、前置増幅器間の切替え
は、バイアス電流路に影響を与える選択信号に従った前
置増幅器間のバイアス電流操作によって実行される。こ
れは、同一電流を活性前置増幅段に移す事によって要求
バイアス電流を増大させる事なしに達成できるのであ
る。本発明の他の具体例では、多重前置増幅段の各々
は、自分専用のバイアス電流の供給を受け、前置増幅器
の出力側で切替えを実行する。この配置がより速い切替
え結果をもたらすが、その理由は、選択される前置増幅
器全てが常に活性化されているからである。
運転用に採用した斬新手法にある。コンパレータ乃至は
コンパレータ配列の多重セットを使い、夫々別々に1個
の入力信号を給電する代りに、単一コンパレータ乃至は
コンパレータ配列に多重の選択可能前置増幅段及び共通
の負荷抵抗とラッチを備えた結果、多数の入力信号が同
一コンパレータ配列を通る回路選択によって処理可能に
なった。
べる実施例、及び特に特許請求の範囲で指摘した斬新な
特徴で明白になるであろう。それ故上記目的達成のた
め、本発明は、後述の図面中説明、推奨実施例の詳細記
述及び特に特許請求の範囲で指摘の特徴で構成される。
しかし、これらの図面や記述は、本発明が実用される種
々な方法の幾つかを開示しているに過ぎない。
明の1具体例が図3に示してあり、この図は、前置増幅
段とバイアス電流操作回路を追加した丈で、図1で説明
したのと同一アーキテクチャーで構成してある。負荷抵
抗310と320は、プラスの電源軌条300及び最初
の対のn−p−nバイポーラトランジスタ314と32
4のコレクタに夫々接続され、このトランジスタのエミ
ッタは順に他のバイポーラトランジスタ315のコレク
タに接続されている。負荷抵抗器310と320は、
又、並列配置で第2の対のn−p−nバイポーラトラン
ジスタ340と350のコレクタに夫々接続され、この
トランジスタのエミッタは更に別のn−p−nバイポー
ラトランジスタ345に接続されている。トランジスタ
315と345のエミッタは、定電流源330に接続さ
れ、その定電流源はマイナスの電源軌条302に接続さ
れている。この様に、各トランジスタ対(314,32
4及び340,350)は、コンパレータ中の選択可能
差動前置増幅器を構成し、トランジスタ315と345
は、上記トランジスタ対の一方又は他方への電流操作に
よるトランジスタ間のスイッチ手段を提供している。図
1の従来技術の系統図でも説明した様に、ディジタル出
力回路360は、ノード362と364にディジタル出
力を出すよう要求される。同様に、タイミング論理回路
370は、特殊応用で要求される様な予め決められたタ
イミング順序に従ってどちらかの前置増幅器出力をラッ
チする様に使用されるかも知れない。
レータが、同値かも知れない2個の入力電圧Va(In)及
びVb(In)と、これも又同値かも知れない2個の基準電
圧Va(Ref)及びVb(Ref)とを比較するのに使用される。
トランジスタ315と345の動作は、ノード317と
347に印加される電圧によって決定される。当業者に
とっては明らかな様に、ノード317に印加される制御
電圧V1(Sel)がノード347の電圧V2(Sel)に比べて十
分高い時には、n−p−nバイポーラトランジスタ31
5が順バイアスとなってノード332の電圧を上げ、そ
れがバイポーラトランジスタ345をターンオフさせ、
それによって定電流源330からの電流Iの全てがトラ
ンジスタ345を離れ、トランジスタ315を通って流
れる事になる。かくして運転回路は図1に示すものと同
じ処迄軽減される事になる。Va(In)がVa(Ref)より大
きいか小さいかによって、ノード312の出力電圧は、
ノード322の出力電圧より低くなったり或いは高くな
ったりし、こうして夫々マイナス或いはプラスの差動出
力を供給するので、その差動出力を在来形の手法でディ
ジタル信号に変換する事が可能となるであろう。
流源330からの全電流Iは、トランジスタ345を通
って流れる事になる。それ故、トランジスタ340と3
50を包含する第2の差動前置増幅器がVb(In)とVb(R
ef)とを比較するべく活性化される事となる。Vb(In)が
Vb(Ref)より大きいか小さいかによって、ノード342
の出力電圧はノード352の出力電圧より低くなったり
或いは高くなったりし、夫々マイナス或いはプラスの差
動出力を供給するので、その差動出力を在来形の手法で
ディジタル信号に変換する事が可能となるであろう。
なn個のコンパレータ配列の中で本発明の第1具体例の
利用法を図解している。この配列は2個の選択可能差動
前置増幅器を有するコンパレータn組を含んでいて、記
述を明確にするためインデックスaとbを付けて参照し
易くする。かくて、コンパレータ前置増幅器C1〜Cnの
配列は、差動前置増幅段の2組の配列(aとb)を包含
し、その差動前置増幅段は、トランジスタ対P1a〜Pna
とP1b〜Pnbとで構成され、そのトランジスタ対の各々
は、入力電圧(配列aとbに対して夫々Va(In)とVb(I
n))と対応抵抗器ラダー(同一ラダーを構成するかも知
れないRa(Ref)とRb(Ref))を通して生成される各1組
の基準電圧とによって駆動される。この基準電圧ラダー
の1つ1つは、1連の抵抗器R1a(Ref)〜Rna(Ref)とR
1b(Ref)〜Rnb(Ref)を備え、この1連抵抗器が各ノード
N1a〜NnaとN1b〜Nnbに基準定電圧を供給するが、そ
の基準定電圧は、夫々基準電圧Va(Ref)及びVb(Ref)と
対応定電流源Ia(Ref)及びIb(Ref)とによって決定され
る。前置増幅器装置対の夫々のコレクタは、等しい負荷
抵抗器対R1〜Rnを介してプラスの電源軌条400に接
続され、そのエミッタは、電流操作装置対S1〜Snを形
成するスイッチ用トランジスタのコレクタに繋がれる。
電流操作装置対は、そのエミッタ同志を繋いで対応する
定電流源I1〜Inを介してマイナスの電源軌条402に
接続されており、図3で説明した単一2重前置増幅器形
コンパレータと同一方式になっている。各前置増幅器セ
ットの出力は、予め決められたタイミング論理回路47
0に従ってラッチ配列460中の適切な回路でラッチさ
れ、標準符号化回路480の中で下流のディジタル応用
向けに符号化される。図2の場合同様、図4の系統図
は、選択可能前置増幅器形コンパレータ配列を使ったフ
ラッシュADCの単純形説明図を表わす。2重入力AD
Cの場合には、単一基準電圧抵抗器ラダー(即ち、Ra
(Ref)とRb(Ref)が同一1連接続の抵抗器で実現されて
いる)を使う事によって、更なる単純化が達成される事
を期待する。
ータ配列は、同一値であるかも知れない2個の入力電圧
Va(In)及びVb(In)を、これも同一値かも知れないVa
(Ref)及びVb(Ref)と基準ラダーRa(Ref)及びRb(Ref)
中の各抵抗器の特定値とによって設定される2個の1連
基準電圧と比べるのに使用される。
動作は、駆動用のディジタル制御電圧V1(Sel)とV2(Se
l)によって決定される。適切な回路運用のためには、
(図示されてはいない)外部回路を準備して、V1(Sel)
が高い時にはV2(Sel)が低く、V1(Sel)が低い時にはV
2(Sel)が高くなるのを保証する必要のある事に御注意願
い度い。当業者にとってはこれも明らかであろうが、制
御信号V1(Sel)が高くV2(Sel)が低い時には、V1(Sel)
によって駆動されるn−p−nバイポーラトランジスタ
は順バイアスとなり、対応する定電流源I1〜Inからの
全電流がそのトランジスタを通って流れる事になる。こ
うして運転回路は図2に示すものに迄縮減され、Va(I
n)に比例した出力を生成する事になる。Va(In)がノー
ドN1a〜Nnaの基準電圧より大きいのか小さいのかによ
って、配列中の各前置増幅器の差動出力電圧は、夫々マ
イナス或いはプラスとなり、在来形手法によってディジ
タル信号に変換され得る1連の出力を提供する。 同様
に、制御信号V1(Sel)が低くV2(Sel)が高い時には、定
電流源からの全電流が第2の差動前置増幅器配列を通っ
て流れ、Vb(In)に比例する出力を供給する。再度、Vb
(In)がノードN1b〜Nnbの基準電圧より大きいか小さい
かによって配列中の各前置増幅器の差動出力電圧は夫々
マイナス或いはプラスとなり、在来形手法によってディ
ジタル信号に変換され得る1連の出力を提供する。
パレータの単一配列は、全回路2重配列の重複を避けた
儘、2組の別々のコンパレータ配列と全く同一方法で使
い得る事は明らかである。実際問題として、差動前置増
幅段のみが重複している丈で、同一の負荷抵抗、(図示
はされていないが)バッファ、及びラッチ段が両運転モ
ードで利用されている。勿論これが消費電力及び成形寸
法の効果的節減を生み出し、更に、同一バイアス電流が
選択的に2つの前置増幅器間を流れるので、この前置増
幅器の2重配置運転に対しても追加のバイアス電流を要
求される事はない。又、2つの前置増幅器間の切替えが
本発明固有の特徴であるので、コンパレータに対する2
個の2者択一的入力間スイッチ手段は既にそのアーキテ
クチャーの中に組込まれているのである。
用について言えば、この新しいコンパレータは、又、単
一のフラッシュ変換器を装備し、外部伝送制御装置を使
って両方向変換に使用する公知の循環利用アーキテクチ
ャーと比べると非常に効率が良い。選択可能前置増幅器
の特質が、極めて早いスイッチ切替えを行なう、且つア
ナログADC入力(第1変換)と残余信号(第2変換)
との間のフラッシュ変換入力切替用のバンド幅制限マル
チプレクサを必要としないコンパレータを産み出してい
る。前置増幅段の切替えは、第1変換サイクルでの前置
増幅器出力がラッチされるや否や行われるかも知れな
い。従来技術の循環利用アーキテクチャーに対するもう
1つの優位性は、本発明によるコンパレータが電圧伝送
制御装置ではなく高速バイポーラトランジスタ技術を使
ってより容易に実現できると云う事実である。コンパレ
ータに対する信号入力は、アプリケーションによって同
一であるかも知れないし違っているのかも知れなく、又
同様に各選択可能前置増幅器対に繋がる基準電圧1連接
続も同一であるかも知れないし違っているのかも知れな
い。おまけに、本発明は、2個の選択可能前置増幅器に
限定されるものではない。明らかに同一技術が3個以上
の並列前置増幅器に対して同じ様な方法で容易に実現可
能である。この程度の柔軟性が本発明を多くの異なった
応用に対して極めて融通のきく、役に立つものたらしめ
ている。
に示す第2の具体例で図解されている。その中でも、同
一原理が各選択可能前置増幅段に対して別のバイアス電
流を供給する事によって実施されている。スイッチ切替
えは差動前置増幅器装置の出力側で行なう様になってい
るので、全ての前置増幅器トランジスタには常にバイア
スが掛かっている。これは若干消費電力を大きくするけ
れども、選択された前置増幅器活性化に要する電流操作
が不要となるので、スイッチ切替速度をより早くすると
云う利点をもたらしている。幾つかの応用に対しては、
前置増幅器出力側のスイッチ配置も、又、電力供給改善
に合致する結果を生んでいる。全電力消費と成形寸法と
は、尚、2組の完全別個の変換器使用に比べると減少し
ており、入力間のスイッチ手段も、尚、この本発明具体
化のアーキテクチャーの中で固有のものとして生きてい
る。
は、図3で図解した第1具体例と同じやり方であってし
かも前置増幅器の出力側で作動するスイッチ回路を有
し、共通負荷抵抗器に並列に接続されている、2個の差
動前置増幅器により構成されている。負荷抵抗器510
と520は、プラスの電源軌条500に接続され、又ス
イッチネットワーク529を介して第1のn−p−nバ
イポーラトランジスタ対514と524のコレクタに夫
々接続されていると共に、並列配置で同じスイッチネッ
トワーク529を介して第2のn−p−nバイポーラト
ランジスタ対540と550にも夫々接続されている。
トランジスタ514と524のエミッタは、マイナスの
電源軌条502に繋がっている定電流源532に接続さ
れる。同様に、トランジスタ540と550のエミッタ
は、これも又マイナスの電源軌条502に繋がっている
定電流源534に接続される。スイッチネットワーク5
29は、夫々の前置増幅器トランジスタ514、52
4、540及び550のコレクタにエミッタ接続された
n−p−nバイポーラトランジスタ対(516,51
8;526,528;544,546;及び554,5
56)を包含している。これらのトランジスタ対の各々
の中で、一方のトランジスタのコレクタは負荷抵抗器に
接続されて前置増幅器出力信号用パスを形成するのに対
し、もう一方のトランジスタのコレクタは直接プラスの
電源軌条500に接続されて前置増幅器出力信号のバイ
パスを形成する。このトランジスタ対の中の夫々のトラ
ンジスタの動作は、図3の概略図の中のトランジスタ3
15と345に対して前述したのと同じやり方で、トラ
ンジスタ対の駆動電圧V1(Sel)とV2(Sel)の相対値によ
って決定される。この様にして、各トランジスタ対(5
14,524及び540,550)はコンパレータの中
で選択可能前置増幅器を構成し、又、スイッチネットワ
ーク529の中のトランジスタ対(516,518;5
26,528;544,546;及び554,556)
は一方又は他方の出力パス開放によりこれらの選択可能
前置増幅器間のスイッチ手段を提供する。
9のトランジスタ516と526は、夫々のトランジス
タ514と524に2個の負荷抵抗器夫々を接続し、第
1差動前置増幅器の両サイドを構成する。トランジスタ
516と526が導通している時には、第1差動前置増
幅器の出力がノード512と522に伝達される。その
一方でトランジスタ518と528は夫々トランジスタ
514と524を直接プラスの電源軌条500に接続す
る。それ故、トランジスタ518と528とが導通状態
(そしてトランジスタ516と526がそれに対応して
開放状態)の時には、第1前置増幅器出力は、それが活
性状態にあってさえもノード512と522から切離さ
れる。同一スイッチ配置がトランジスタ540と550
を包含する第2差動前置増幅器に対しても存在する。ト
ランジスタ544と554が2個の負荷抵抗器510と
520夫々を夫々のトランジスタ540と550に繋
ぎ、その結果、トランジスタ544と554が導通状態
の時は、第2前置増幅器の出力がノード542と552
に伝達される。トランジスタ546と556はトランジ
スタ540と550夫々を直接プラスの電源軌条500
に接続し、その結果、トランジスタ546と556が導
通状態(そしてトランジスタ544と554がそれに対
応して開放状態)の時には、第2前置増幅器出力はそれ
が活性状態にあってさえもノード542と552から切
離される。同一制御信号V1(Sel)とV2(Sel)がスイッチ
ネットワーク529の各トランジスタ対を駆動する方法
を使っているので、第1又は第2前置増幅器のどちらか
一方の出力パスは常に接続されているが、しかし両パス
同時接続は存在しない。結果として、両方の前置増幅器
は常に活性であるけれども、どんな時でも、V1(Sel)と
V2(Sel)の相対電圧によって選択される一方の出力のみ
が利用可能である。図3の本発明の第1具体例の概略図
の中でも図解した様に、比較可能なディジタル出力回路
560がノード562と564での差動出力供給のため
には必要となる。同様に、タイミング論理回路570
が、特定応用で要求されるかも知れない様な予め定めら
れたタイミング順序に従ったどちらかの前置増幅器出力
をラッチするのに使われるかも知れない。
増幅器形コンパレータが、等しいかも知れない2個の入
力電圧Va(In)及びVb(In)をこれも又等しいかも知れな
い2個の基準電圧Va(Ref)及びVb(Ref)と比べるのに用
いられる。トランジスタ対516と518、526と5
28、544と546、及び554と556の動作は、
ノード517と547に印加される電圧によって決定さ
れる。ノード517に印加される制御電圧V1(Sel)がノ
ード547の電圧V2(Sel)に比べて高い時には、n−p
−nバイポーラトランジスタ516、526、546、
及び556が順バイアスとなり、ノード531、53
3、535及び537の電圧を増加させてバイポーラト
ランジスタ518、528、544及び554をターン
オフさせ、第2前置増幅器の出力パスを開放する事にな
る。こうして、運転回路は、再び図1に示すものに迄縮
小される事になり第1差動前置増幅器が出力信号発信用
の役割を果たす。Va(In)がVa(Ref)より大きいのか小
さいのかによってノード512の出力電圧はノード52
2の出力電圧より低いのか高いのかが決まり、こうして
ネットワーク560によりディジタル信号に変換され得
る夫々のマイナス或いはプラスの差動出力を供給する事
になる。
l)がノード547の電圧V2(Sel)に比べて低い時には、
n−p−nバイポーラトランジスタ516、526、5
46及び556が第1前置増幅器の出力パス接続を開放
する。同時に、バイポーラトランジスタ518、52
8、544及び554がターンオンし、第2差動前置増
幅器のノード542と552への出力信号パスを形成す
る。Vb(In)がVb(Ref)より大きいか小さいかによって
ノード542の出力電圧がノード552の出力電圧より
低いか高いかが決まり、こうしてネットワーク560に
よってディジタル信号に変換され得る夫々マイナス或い
はプラスの差動出力を供給する事になる。
配置(図面の概略図では2重配置のみで図解されてい
る)が別の応用に使い得るのは明白である。事実、本発
明は、多重化入力を伴うADCから利益を得る応用に対
しては当業者にとって明白な方法によって使用する事が
可能なのである。2重配置アーキテクチャーの場合で示
した様に、利点は、分離形フラッシュ変換器の機能性
が、ラッチ回路、負荷抵抗器、及び各コンパレータに対
するバイアス電流の重複なしに実現される事である。こ
れが電力を省き成形寸法を減少させ、同時に、ラッチ回
路を通るデータ伝送実施中の前置増幅器間スイッチ切替
えが可能なるが故に速度ペナルティなしでこれを実現し
得る事になる。更に、第2具体例の実施においてはスイ
ッチ切替えが特に速くなる。その理由は、全ての前置増
幅器装置が常に活性化されており、スイッチ間の整定時
間が大いに削減されるからである。
するための、これらと同等の多数の電流レベル及びパラ
メータ突き合わせ要求処理用の詳細回路修飾設計は可能
と推測される。ここに述べたバイポーラトランジスタに
よって実現された電子回路アーキテクチャーは、モノリ
シック製造に適している。他方、当業者なら誰でも2者
択一的なコンポーネント、例えば電界効果トランジスタ
や金属酸化物半導体電界効果トランジスタ、或いはGa
Asデバイスと業界で一般的に呼ばれているトランジス
タの如き同等デバイスを使って、本発明の実用回路設計
を容易に行なうことができるかも知れない。
料での種々な変化はここに図解し、特許請求の範囲で定
義した本発明の原理と範囲の中で、当業者なら誰でも作
り出すかも知れない。現在の本発明を一番実際的で好ま
しい具体例と思われるもので示し記述したけれども、本
発明の技術的範囲内でのそれからの乖離があり得ること
も認識しているので、本発明は、ここに開示された詳細
だけに限定すべきではなく、如何なる等価の装置及び方
法をも全て包含するように特許請求の全範囲と一致させ
るべきである。
の多重運転用に採用した斬新手法にあり、コンパレータ
乃至はコンパレータ配列に多重の選択可能前置増幅段及
び共通の負荷抵抗とラッチ回路を備えて、多数の入力信
号を同一コンパレータ配列を通る回路選択によって処理
可能にした事である。これにより分離形フラッシュ変換
器の機能性を、ラッチ回路、負荷抵抗器及び各コンパレ
ータに対するバイアス電流の重複なしで実現でき、これ
が電力を省き成形寸法を減少させ、同時に、ラッチ回路
を通るデータ伝送実施中の前置増幅器間スイッチ切替え
方式採用による速度ペナルティなしを実現可能ならしめ
たのである。
理なしで半導体基板上で実現するのに向いている。
典型配置を示す概略図である。
の典型配置を示す概略図である。
タアーキテクチャーの1実施例の概略図で、この中で
は、コンパレータに対する入力信号は、電流操作により
2個の差動増幅器間で切替えられる。
チャー使用のフラッシュAD変換用のコンパレータ配列
配置図解の概略図である。
は、選択可能差動前置増幅器間の切替えは、電流操作に
よるよりも、むしろ、前置増幅器装置出力部での切替え
によって実施される。図面中では、3桁の整数を付番し
た部品の下2桁が同じものは、種々な具体例を示す全図
面に亘って同種の部品である事を示している。
Claims (20)
- 【請求項1】 以下の手段を包含する、選択可能前置増
幅器形電子式コンパレータ: (a)共通負荷抵抗器及びディジタル出力段に接続され
た多重の差動前置増幅段、及び(b)前記多重差動前置
増幅段のどれか1つを選択的に活性化するための手段。 - 【請求項2】 請求項1において、前記多重差動前置増
幅段のどれか1つを選択的に活性化するための前記手段
がバイアス電流操作回路から成る、選択可能前置増幅器
形電子式コンパレータ。 - 【請求項3】 請求項2において、前記バイアス電流操
作回路が多重トランジスタを含み、そのトランジスタの
各々は対応する差動前置増幅器に接続され、そして前記
多重トランジスタが同時にはその1つに丈前記差動前置
増幅段のバイアス電流を流す事によって対応前置増幅器
のみを活性化させるべく制御電圧により選択的に駆動さ
れる、選択可能前置増幅器形電子式コンパレータ。 - 【請求項4】 請求項3において、前記多重トランジス
タが制御信号により駆動されるバイポーラトランジスタ
接合により構成される、選択可能前置増幅器形電子式コ
ンパレータ。 - 【請求項5】 請求項3において、前記多重トランジス
タが制御信号により駆動される接合電界効果トランジス
タにより構成される、選択可能前置増幅器形電子式コン
パレータ。 - 【請求項6】 請求項3において、前記多重トランジス
タが制御信号により駆動される金属酸化物半導体電界効
果トランジスタにより構成される、選択可能前置増幅器
形電子式コンパレータ。 - 【請求項7】 請求項3において、前記多重トランジス
タが制御信号により駆動されるGaAsトランジスタに
より構成される、選択可能前置増幅器形電子式コンパレ
ータ。 - 【請求項8】 請求項3において、前記多重差動前置増
幅段がバイポーラトランジスタ接合により構成される、
選択可能前置増幅器形電子式コンパレータ。 - 【請求項9】 請求項3において、前記多重差動前置増
幅段が接合電界効果トランジスタにより構成される、選
択可能前置増幅器形電子式コンパレータ。 - 【請求項10】 請求項3において、前記多重差動前置
増幅段が金属酸化物半導体電界効果トランジスタにより
構成される、選択可能前置増幅器形電子式コンパレー
タ。 - 【請求項11】 請求項3において、前記多重差動前置
増幅段がGaAsトランジスタにより構成される、選択
可能前置増幅器形電子式コンパレータ。 - 【請求項12】 請求項3において、前記多重差動前置
増幅段が2個の差動前置増幅器を含み、前記多重トラン
ジスタが2個の制御電圧で選択的に駆動される2個のト
ランジスタを包含する、選択可能前置増幅器形電子式コ
ンパレータ。 - 【請求項13】 請求項3において、前記多重差動前置
増幅段が単一基準電圧抵抗器ラダーに接続される2個の
差動前置増幅器を含み、前記多重トランジスタが2個の
制御電圧によって選択的に駆動される2個のトランジス
タを包含する、選択可能前置増幅器形電子式コンパレー
タ。 - 【請求項14】 請求項1において、前記多重差動前置
増幅段のどれか1つを選択的に活性化するための前記手
段が前記多重差動前置増幅段の出力側スイッチ回路によ
り構成されている、選択可能前置増幅器形電子式コンパ
レータ。 - 【請求項15】 請求項14において、前記スイッチ回
路が前記多重差動前置増幅段中の対応トランジスタに接
続された多重トランジスタ対を含んでいる、又、各前記
トランジスタ対の中の片一方のトランジスタが負荷抵抗
器とディジタル出力段とに接続されるのに対して相棒ト
ランジスタが前記負荷抵抗器とディジタル出力段とに対
するバイパス回路を形成している、そして又、各前記ト
ランジスタ対の中の前記トランジスタが或る時刻には前
記多重差動前置増幅段の1つの出力ノード丈を活性化す
る様選択的に制御電圧が印加されている、選択可能前置
増幅器形電子式コンパレータ。 - 【請求項16】 請求項15において、前記多重トラン
ジスタ対が、バイポーラトランジスタ接合、接合電界効
果トランジスタ、金属酸化物半導体電界効果トランジス
タ、及びGaAsトランジスタにより構成されるグルー
プから選定されている、選択可能前置増幅器形電子式コ
ンパレータ。 - 【請求項17】 請求項15において、前記多重差動前
置増幅段が、バイポーラトランジスタ接合、接合電界効
果トランジスタ、金属酸化物半導体電界効果トランジス
タ、及びGaAsトランジスタにより構成されるグルー
プから選定されたトランジスタにより実現されている、
選択可能前置増幅器形電子式コンパレータ。 - 【請求項18】 請求項15において、前記多重差動前
置増幅段が2個の差動前置増幅器を包含し、前記多重ト
ランジスタ対が2個の制御電圧により選択的に駆動され
る4個のトランジスタ対を包含する、選択可能前置増幅
器形電子式コンパレータ。 - 【請求項19】 請求項15において、前記多重差動前
置増幅段が単一基準電圧抵抗器ラダーに接続された2個
の差動前置増幅器を含み、前記多重トランジスタ対が2
個の制御電圧により選択的に駆動される4個のトランジ
スタ対を包含する、選択可能前置増幅器形電子式コンパ
レータ。 - 【請求項20】 以下のステップを包含する、ディジタ
ル出力段、負荷電流及びバイアス電流の重複を削減した
多重コンパレータ動作性の実施方法: (a)共通負荷抵抗器とディジタル出力段とに接続され
た多重差動前置増幅段を提供するステップ、 (b)前記多重差動前置増幅段のどれか1つを選択的に
活性化させる手段を提供するステップ、及び(c)前記
多重差動前置増幅段のどれか1つに入力信号を印加し、
そして該増幅段を選択的に活性化するステップ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US73719091A | 1991-07-29 | 1991-07-29 | |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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