JPH0563837U - 刷版巻込装置 - Google Patents
刷版巻込装置Info
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で小型化できかつ動作時の安定性
を高められる刷版巻込装置の提供。 【構成】 版胴91の巻込軸93の端部に版外しレバー12お
よび版着けレバー13を設け、版胴91を所定位置Aで停止
させた状態でエアシリンダ21, 31から進出するプッシュ
ロッド22, 32で各レバー12, 13を押して巻込軸93を回動
させることで、巻込軸93の回転駆動および駆動の断続を
一括して行えるようにする。
を高められる刷版巻込装置の提供。 【構成】 版胴91の巻込軸93の端部に版外しレバー12お
よび版着けレバー13を設け、版胴91を所定位置Aで停止
させた状態でエアシリンダ21, 31から進出するプッシュ
ロッド22, 32で各レバー12, 13を押して巻込軸93を回動
させることで、巻込軸93の回転駆動および駆動の断続を
一括して行えるようにする。
Description
【0001】
本考案は刷版巻込装置に関し、輪転印刷機の版胴にシート状の刷版を巻き付け 装着する機構として利用できる。
【0002】
従来より、輪転印刷機においては、円筒状の版胴表面に装着されたシート状の 刷版にインクをのせ、版胴を回転させて刷版のインクを用紙等に転写して印刷を 行っている。 このような刷版の装着にあたっては、版胴に刷版を巻き付けるとともにその端 部を版胴に設置された巻込軸で巻き込んで係止する刷版巻込機構が採用されてい る。
【0003】 図9ないし図11に示す刷版巻込機構90は、版胴91の表面に軸方向のキャビティ 92を有し、その内部に回転自在な巻込軸93を備えている。巻込軸93は軸方向に連 続したスリット94を有し、このスリット94には刷版95の端部が巻き込み固定でき るようになっている。
【0004】 巻込軸93の端部は版胴91の端面から露出され、この端部には回動ブロック81が 固定され、この回動ブロック81は版胴91の端面に設置された二本のピン82, 83に よりそれぞれ所定位置で係止される。 版胴91の端面には回動ブロック81よりやや離れた位置に受けブロック84が固定 され、この受けブロック84と回動ブロック81との間にはガイドロッド85で案内さ れた圧縮コイルばね86が介装されている。 これらによりトグル機構80が構成され、このトグル機構80により巻込軸93は図 10および図11のような二位置で安定保持される。
【0005】 刷版95の装着の際には、図10のように刷版95の基端をキャビティ92の内側と巻 込軸93との隙間に挿入し(図示)、続く部分を版胴91の表面に巻き付け(図示 )、先端をスリット94内に挿入する(図示)。 次に、図11のように巻込軸93を回転させ、スリット94に挿入された刷版95の先 端側を巻き込み、併せて接触する刷版95の基端側をも巻き込み(図示)、これ により刷版95を両端からの張力により版胴91の表面に密着した状態で装着するこ とができる(図示)。
【0006】 このような刷版巻込機構90においては、巻込軸93の端部の六角ナット96(図9 参照)にスパナ等をかけて手動操作により巻込軸93を回転させることが一般的で あった。 これに対し、最近では省力化ないし自動化の要請が高まっており、例えば特開 平2−27339 号公報のように歯車機構を用いて巻込軸を機械駆動するものが提案 されている。
【0007】 図12に示す刷版巻込機構70は、版胴71の表面に回転自在な巻込軸72を備えてい る。巻込軸72の端部には小歯車73が固定され、小歯車73は大歯車74に噛合されて いる。大歯車74は中歯車75と一体に版胴71の端部に同軸配置され、中歯車75には 接線方向にラック76が噛合されている。
【0008】 ラック76は長手方向の駆動用シリンダ77および交叉方向の断続用シリンダ78に よって支持され、噛合状態では駆動用シリンダ77により長手方向に進退されて中 歯車75、大歯車74、小歯車73を介して巻込軸72を回転させるとともに、印刷時に はシリンダ78により離隔させることで中歯車75との噛合を解除し、版胴71の回転 を妨げないようになっている。
【0009】 しかし、このような刷版巻込機構70では、駆動用のラック76が二つのシリンダ 77, 78で支持されているため、構造上および動作上の不安定さが避けられず、動 作の間に噛合が外れる等の不都合が生じる可能性がある。 また、刷版の交換にあたってのラック76と中歯車75との噛合動作は歯面直交方 向に行われるため、各々の噛み合いの接続操作が円滑に行えない恐れがある。 さらに、これらの噛合動作を確実に行うためには、駆動用シリンダ77および断 続用シリンダ78の一方の動作に際して他方を連係して作動させる必要が生じ、制 御が煩雑になるという問題がある。
【0010】 このような問題を解決するために、解除可能に噛合される各歯車を軸支し、一 方の歯車を支軸に沿って移動させることで歯車の噛合および解除を行う刷版巻込 機構が本願出願人により提案されている(実願平2−77338 号)。 このような刷版巻込機構では、噛合および解除は軸方向の移動で行われ、また 巻込軸の回転は各歯車の軸廻りの回転により一定位置で行われるため、各々の動 作は単独で行えばよく、巻込軸の回転動作および噛合の断続の際の安定性も高め られ、簡単な操作で確実な動作が確保できることになる。
【0011】
しかし、前述した歯車式の刷版巻込機構では、前述した軸方向移動により歯車 を噛合させる方式であっても、歯車の歯どうしの引っ掛かり等を完全に無くすこ とはできず、歯車の噛合操作の際の動作不良等が避けられなかった。
【0012】 また、前述した歯車式の刷版巻込機構では、版胴側の歯車、この歯車に噛合お よび解除される駆動用の歯車、この歯車を駆動して巻込軸を回転させる駆動手段 、駆動用の歯車の噛合解除を制御する手段等が必要であり、装置構成の複雑化お よび大型化が避けられなかった。 そして、版胴とその外側の側壁との間の空間は元々狭いため、版胴の端面に沿 って前述のような大型の刷版巻込機構の設置スペースを確保することが難しく、 設置にあたっては印刷機の当該部分に大幅な改造が必要になる等の問題が生じて いた。
【0013】 本考案の目的は、構造が簡単で小型化できかつ動作時の安定性を高められる刷 版巻込装置を提供することにある。
【0014】
本考案の第一の考案は、周面に刷版が巻付けられかつ所定の版替え位置で停止 可能な版胴と、この版胴の周面の所定部位に当該版胴の軸方向に沿って埋設形成 されて前記刷版の端部を巻き込み係止する巻込軸と、この巻込軸の端部に固定さ れかつ当該巻込軸を挟んで前記版胴の周方向逆側に突起する版着けレバーおよび 版外しレバーと、前記版胴に対して進退する当接部材を備えて前記版胴が前記版 替え位置にあるときに前記版着けレバーに当接して前記巻込軸を版着け方向へ回 動可能な版着け駆動手段と、前記版胴に対して進退する当接部材を備えて前記版 胴が前記版替え位置にあるときに前記版外しレバーに当接して前記巻込軸を版外 し方向へ回動可能な版外し駆動手段とを有することを特徴とする。
【0015】 また、第二の考案は、周面に刷版が巻付けられかつ所定の版着け位置および版 外し位置で停止可能な版胴と、この版胴の周面の所定部位に当該版胴の軸方向に 沿って埋設形成されて前記刷版の端部を巻き込み係止する巻込軸と、この巻込軸 の端部に固定されかつ当該巻込軸を挟んで前記版胴の周方向逆側に突起する版着 けレバーおよび版外しレバーと、前記版胴に対して進退する当接部材を備えて前 記版胴が前記版着け位置にあるときに前記版着けレバーに当接して前記巻込軸を 版着け方向へ回動可能かつ前記版胴が前記版外し位置にあるときに前記版外しレ バーに当接して前記巻込軸を版外し方向へ回動可能な版替え駆動手段とを有する ことを特徴とする。
【0016】
このような本考案の第一の考案においては、刷版が装着された版胴を版替え位 置で停止させたうえ、版外し駆動手段の当接部材を進出させて版外しレバーを押 して巻込軸を解除方向へ回動させることにより、巻込軸による刷版の端部の係止 が解除され、刷版の取外しが行われる。 また、版胴を版替え位置で停止させた状態で、版胴の周面に刷版を巻付けてそ の端部を巻込軸に係合させたうえ、版着け駆動手段の当接部材を進出させて版着 けレバーを押して巻込軸を回動させることにより、刷版の端部が巻込軸に巻き込 まれて係止され、刷版の装着が行われる。
【0017】 一方、本考案の第二の考案においては、刷版が装着された版胴を版外し位置で 停止させたうえ、版替え駆動手段の当接部材を進出させて版外しレバーを押して 巻込軸を解除方向へ回動させることにより、巻込軸による刷版の端部の係止が解 除され、刷版の取外しが行われる。 また、版胴を版着け位置へ移動させて停止させ、版胴の周面に刷版を巻付けて その端部を巻込軸に係合させたうえ、版替え駆動手段の当接部材を進出させて版 着けレバーを押して巻込軸を回動させることにより、刷版の端部が巻込軸に巻き 込まれて係止され、刷版の装着が行われる。
【0018】 従って、本考案においては、当接部材の進退により駆動手段を用いて各レバー を操作することで巻込軸の回転操作を実現できることになる。 特に、当接部材の進退がそのまま版胴側と駆動手段との接続および解除となる ため、従来の歯車式の刷版巻込機構のような二方向の移動等が不要となる。 以上のように、本考案においては、常に安定した動作が得られるとともに、構 造および操作が極めて簡略にでき、版胴の停止位置調整および駆動手段の制御に より自動化にも対応でき、これらにより前記目的が達成される。
【0019】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1ないし図2には本考案の第一実施例が示されている。 なお、本実施例の刷版巻込装置10は、前述した図9ないし図11の刷版巻込機構 90を基本に構成されており、版胴91や巻込軸93およびトグル機構80は前述と同様 であるため、これらについての説明は省略し、以下には新たに付加された部分に ついて説明する。
【0020】 巻込軸93の端部には六角ナット96に嵌合固定された版替えレバー部材11が設け られ、版替えレバー部材11には互いに逆側に版外しレバー12および版着けレバー 13が形成されている。
【0021】 版外しレバー12および版着けレバー13は、巻込軸93に対して版胴91の周方向前 側および後側に配置され、巻込軸93の回動により先端が版胴91の中心側向きに移 動するように形成されている。 なお、版替えレバー部材11の外れ止めとして版胴91の軸97には当該部材11に摺 接自在なストッパ14が取付けられている。
【0022】 版胴91の軸97を支持するフレーム98には版外し駆動手段であるエアシリンダ21 および版着け駆動手段であるエアシリンダ31が設置されている。 エアシリンダ21, 31は、各々当接部材として版胴91側に向かって進退自在なプ ッシュロッド22, 32を備えている。
【0023】 プッシュロッド22, 32は、版胴91が版替え位置(図2のようにA方向に巻込軸 93がくる位置)にあるとき、各々の先端が版外しレバー12あるいは版着けレバー 13に正対するように設定され、かつ各レバー12, 13に当接して版替えレバー部材 11を回動させるのに十分な進出ストロークを有する。 なお、図示しないが、版胴91の回転制御装置は、版胴91の回転角度位置を検出 する回転式エンコーダやリミットスイッチ等を備え、これらの検知信号に基づい て版胴91を前記所定の版替え位置Aで停止可能に構成されている。
【0024】 このような本実施例においては、通常の印刷動作の際は各エアシリンダ21, 31 のプッシュロッド22, 32を後退させておき、回転する版胴91の各レバー12, 13と 干渉しないようにしておく。 ここで、刷版の交換を行う場合、各エアシリンダ21, 31を順次作動させること で巻込軸93の巻き込み状態および解除状態を切り換え、元の刷版の取り外しおよ び別の刷版の取り付けを行う。
【0025】 先ず、版胴91を版替え位置Aで停止させ、版外し用のエアシリンダ21を作動さ せてプッシュロッド22を進出させ、その先端を版外しレバー12に当接させ、更な る進出により版外しレバー12を押し、版替えレバー部材11および巻込軸93を巻き 込み解除方向へ回動させる。
【0026】 巻き込み解除方向への回動により、巻込軸93は前述した図11の状態から図10の 状態へと移行し、巻込軸93による刷版の端部の巻き込み係止が解除される。 巻き込みが解除されたら、版外し用のエアシリンダ21のプッシュロッド22を後 退させておく。
【0027】 この状態で、元の刷版の終端(啣え尻)をスリット94から抜き出し、版胴91を 逆方向に一回転させ、抜き出した終端側から刷版を引き剥がし、キャビティ92に 引っ掛けられた先端(啣え頭)を引き抜いて刷版を版胴91から取外す。 そして、別の刷版の先端をキャビティ92に挿入して折り曲げ状態で引っ掛け、 版胴91を正方向に一回転させ、この刷版の終端をスリット94に挿入し、張力が緩 い緩い状態で版胴91に巻き付けておく。
【0028】 次に、版胴91を版替え位置Aで停止させ、版着け用のエアシリンダ31を作動さ せてプッシュロッド32を進出させ、その先端を版着けレバー13に当接させ、更な る進出により版着けレバー13を押し、版替えレバー部材11および巻込軸93を巻き 込み方向へ回動させる。
【0029】 この巻き込み方向への回動により、巻込軸93は前述した図10の状態から図11の 状態へと移行し、巻込軸93により刷版は端部を巻き込まれて係止され、版胴91の 周面に所期の張力で装着される。 巻き込み係止されたら、版着け用のエアシリンダ31のプッシュロッド32を後退 させておく。 これにより版胴91は回転可能となり、この状態で新たな刷版による印刷が行え るようになる。
【0030】 このような本実施例によれば、版外し用のエアシリンダ21および版着け用のエ アシリンダ31で版外しレバー12あるいは版着けレバー13を押すことで、巻込軸93 を巻き込み解除方向あるいは巻き込み係止方向へと回動させることができる。 このため、各エアシリンダ21, 31の遠隔操作あるいは自動化が容易に行うこと ができ、刷版の交換にあたっての手動操作を解消して作業効率を向上できる。
【0031】 特に、プッシュロッド22, 32の進退がそのまま版胴91側とフレーム98側との接 続および解除となるため、従来の歯車式の刷版巻込機構のような駆動力伝達の断 続のための二方向の移動等が不要となる。 このため、動作を常に安定したものにできるうえ、構造的にも簡略化が行え、 さらに操作制御についても方式や手順を簡略化できる。
【0032】 また、本実施例においては、従来の手動式の刷版巻込機構90をそのまま利用し 、各エアシリンダ21, 31をフレーム98に設置し、かつ巻込軸93の端部の六角ナッ ト96に版替えレバー部材11を嵌合固定してストッパ14で抜け止めすることで簡単 に構成することができ、大規模な改造等も不要であるため、実施が容易であるう え、設備コストも軽減することができる。
【0033】 さらに、本実施例では、二個のエアシリンダ21, 31を用いてそれぞれ版外し動 作用および版着け動作用としたため、版外しおよび版着けの際の版胴91の停止は 同じ版替え位置Aでよく、版胴91の位置決め等に必要な操作あるいは装置類を簡 略化できる。
【0034】 図3ないし図8には本考案の第二実施例が示されている。 本実施例の刷版巻込装置40は、前記第一実施例と同様、前述した図9ないし図 11の刷版巻込機構90を基本に構成されており、版胴91や巻込軸93およびトグル機 構80は前述と同様であるため、同じ部分についての説明は省略し、以下には異な る部分について説明する。
【0035】 図3および図4において、巻込軸93の端部には回動ブロック81に代えて版替え レバーブロック41が取付けられている。 版替えレバーブロック41は、基本的に回動ブロック81と同様な形状であるが、 その端面には突起部44が一体的に形成されている。 突起部44は両端の幅を拡げられかつ端部を略円筒状に形成され、この円筒状の 部分により版外しレバー42および版着けレバー43が形成されている。
【0036】 版外しレバー42および版着けレバー43は、巻込軸93に対して版胴91の周方向前 側および後側に配置され、巻込軸93の回動により先端が版胴91の中心側向きに移 動するように形成されている。
【0037】 版胴91の軸97を支持するフレーム98には版替え駆動手段であるエアシリンダ51 が設置されている。 エアシリンダ51は、当接部材として版胴91に向かって進退自在なプッシュロッ ド52およびその先端に装着されたプッシュブレード53を備えている。
【0038】 プッシュブレード53は、版胴91が版外し位置(図4のA2方向に巻込軸93がくる 位置; 巻込軸93がエアシリンダ51に正対する位置A1から所定角度手前の位置)に あるときに版外しレバー42に正対し、版着け位置(図4のA3方向に巻込軸93がく る位置; 位置A1から所定角度進んだ位置)にあるときに版着けレバー43に正対す るように設定され、各位置A2, A3でプッシュロッド52を進出させることにより各 レバー42, 43の円筒状周面に当接可能である。
【0039】 なお、エアシリンダ51のプッシュロッド52は、プッシュブレード53の当接に続 く進出により各レバー42, 43を押して版替えレバーブロック41を回動させるのに 十分なストロークを有する。 また、プッシュブレード53の先端部は版胴91の端面方向に偏平化され、その先 端縁は版替えレバーブロック41の回動に伴って各レバー42, 43が変位しても常時 摺接を維持できる長さに設定されている。 さらに、図示しないが、版胴91の回転制御装置は、版胴91の回転角度位置を検 出する回転式エンコーダやリミットスイッチ等を備え、これらの検知信号に基づ いて版胴91を前記所定の版外し位置A2および版着け位置A3で停止可能に構成され ている。
【0040】 このような本実施例においては、通常の印刷動作の際はエアシリンダ51のプッ シュロッド52を後退させておき、回転する版胴91の各レバー42, 43と干渉しない ようにしておく。 ここで、刷版の交換を行う場合、版胴91の停止位置を選択しかつエアシリンダ 51を作動させることで巻込軸93の巻き込み状態および解除状態を切り換えること で、元の刷版の取り外しおよび別の刷版の取り付けを行う。
【0041】 先ず、図5のように、版胴91を版外し位置A2で停止させ、エアシリンダ51を作 動させてプッシュブレード53を進出させ、その先端縁を版外しレバー42に当接さ せる。 そして、図6のように、プッシュブレード53を更に進出させて版外しレバー42 を押し、版替えレバーブロック41および巻込軸93を巻き込み解除方向へ回動させ る。
【0042】 巻き込み解除方向への回動により、巻込軸93はそのスリット94がキャビティ92 の開口に達し、巻込軸93による刷版95の端部の巻き込み係止が解除される。 巻き込みが解除されたら、エアシリンダ51のプッシュロッド52ないしプッシュ ブレード53を後退させておく。
【0043】 この状態で、元の刷版の終端(啣え尻)をスリット94から抜き出し、版胴91を 逆方向に一回転させ、抜き出した終端側から刷版95を引き剥がし、キャビティ92 に引っ掛けられた先端(啣え頭)を引き抜いて刷版95を版胴91から取外す。 そして、別の刷版95の先端をキャビティ92に挿入して折り曲げ状態で引っ掛け 、版胴91を正方向に一回転させ、この刷版95の終端をスリット94に挿入し、張力 が緩い緩い状態で版胴91に巻き付けておく。
【0044】 次に、図7のように、版胴91を版着け位置A3で停止させ、エアシリンダ51を作 動させてプッシュブレード53を進出させ、その先端縁を版着けレバー43に当接さ せる。 そして、図8のように、プッシュブレード53を更に進出させて版着けレバー43 を押し、版替えレバーブロック41と巻込軸93を巻き込み方向へ回動させる。
【0045】 この巻き込み方向への回動により、巻込軸93はそのスリット94がキャビティ92 内へ入り込み、刷版95は端部を巻込軸93に巻き込まれて係止され、版胴91の周面 に所期の張力で装着される。 巻き込み係止されたら、エアシリンダ51のプッシュロッド52ないしプッシュブ レード53を後退させておく。 これにより版胴91は回転可能となり、この状態で新たな刷版95による印刷が行 えるようになる。
【0046】 このような本実施例によれば、版替え用のエアシリンダ51で版外しレバー42あ るいは版着けレバー43を押すことで巻込軸93を巻き込み解除および巻き込み係止 の各状態へ回動させることができ、前記第一実施例と同様な構造等の簡略化、動 作安定性の確保、作業効率の向上といった効果が得られる。
【0047】 また、本実施例においては、版胴91の停止位置A2, A3を選択することにより、 版外しレバー42あるいは版着けレバー43の操作を一個の版替え用エアシリンダ51 で兼ねることができ、前記第一実施例よりも更に構造を簡略小型化でき、エアシ リンダ51の駆動用のエア配管等や制御弁等をも簡略化できるため、設備コストを 更に低減できかつ実施を一層容易にできる。
【0048】 なお、本考案は前記各実施例に限定されるものではなく、以下に示すような変 形等も本考案に含まれるものである。 すなわち、前記実施例では、版着けや版外しおよび版替えの駆動手段としてエ アシリンダ21, 31, 51を用いたが、これは油圧シリンダであってもよく、ソレノ イド等の電磁的駆動機構、モータとラックピニオン式の歯車機構の組み合わせ等 を用いてもよく、要するに版外しレバー12, 42および版着けレバー13, 43に当接 ないし押圧して巻込軸93を回動させられるものであればよい。
【0049】 また、版胴91を版替え位置Aあるいは版外し位置A2および版着け位置A3に停止 させるにあたっては、版胴91の回転駆動機構の位置決め制御を行うことに限らず 、位置決めピン等の機械的な位置決め手段を利用してもよく、実施にあたって適 宜選択すればよい。
【0050】 さらに、前記各実施例におけるエアシリンダ21, 31, 51の配置や取付け形態、 版外しレバー12, 42および版着けレバー13, 43の設置形態なども実施にあたって 適宜選択すればよい。 また、前記各実施例ではそれぞれ既存の刷版巻込機構90を流用したが、その各 部の配置や形態等は実施にあたって適宜選択すればよい。
【0051】
以上に述べたように、本考案によれば駆動手段の当接部材の進退により巻込軸 の回転駆動および駆動の断続を一括して行うことができ、構造を簡単かつ小型化 できるとともに動作の簡略化により安定性を高めることができる。
【図1】本考案の第一実施例を示す軸平行方向の断面
図。
図。
【図2】前記第一実施例を示す軸直交方向の断面図。
【図3】本考案の第二実施例を示す軸平行方向の断面
図。
図。
【図4】前記第二実施例を示す軸直交方向の断面図。
【図5】前記第二実施例の動作を示す軸直交方向の断面
図。
図。
【図6】前記第二実施例の動作を示す軸直交方向の断面
図。
図。
【図7】前記第二実施例の動作を示す軸直交方向の断面
図。
図。
【図8】前記第二実施例の動作を示す軸直交方向の断面
図。
図。
【図9】従来例を示す軸平行方向の断面図。
【図10】従来例の動作を示す軸直交方向の概略図。
【図11】従来例の動作を示す軸直交方向の概略図。
【図12】他の従来例を示す軸直交方向の概略図。
10, 40 刷版巻込装置 12, 42 版外しレバー 13, 43 版着けレバー 21 版外し駆動手段であるエアシリンダ 31 版着け駆動手段であるエアシリンダ 51 版替え駆動手段であるエアシリンダ 22, 32 当接部材であるプッシュロッド 52, 53 当接部材であるプッシュロッドおよびプッシュ
ブレード 91 版胴 93 巻込軸 95 刷版
ブレード 91 版胴 93 巻込軸 95 刷版
Claims (2)
- 【請求項1】 周面に刷版が巻付けられかつ所定の版替
え位置で停止可能な版胴と、この版胴の周面の所定部位
に当該版胴の軸方向に沿って埋設形成されて前記刷版の
端部を巻き込み係止する巻込軸と、この巻込軸の端部に
固定されかつ当該巻込軸を挟んで前記版胴の周方向逆側
に突起する版着けレバーおよび版外しレバーと、前記版
胴に対して進退する当接部材を備えて前記版胴が前記版
替え位置にあるときに前記版着けレバーに当接して前記
巻込軸を版着け方向へ回動可能な版着け駆動手段と、前
記版胴に対して進退する当接部材を備えて前記版胴が前
記版替え位置にあるときに前記版外しレバーに当接して
前記巻込軸を版外し方向へ回動可能な版外し駆動手段と
を有することを特徴とする刷版巻込装置。 - 【請求項2】 周面に刷版が巻付けられかつ所定の版着
け位置および版外し位置で停止可能な版胴と、この版胴
の周面の所定部位に当該版胴の軸方向に沿って埋設形成
されて前記刷版の端部を巻き込み係止する巻込軸と、こ
の巻込軸の端部に固定されかつ当該巻込軸を挟んで前記
版胴の周方向逆側に突起する版着けレバーおよび版外し
レバーと、前記版胴に対して進退する当接部材を備えて
前記版胴が前記版着け位置にあるときに前記版着けレバ
ーに当接して前記巻込軸を版着け方向へ回動可能かつ前
記版胴が前記版外し位置にあるときに前記版外しレバー
に当接して前記巻込軸を版外し方向へ回動可能な版替え
駆動手段とを有することを特徴とする刷版巻込装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992003967U JP2577442Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 刷版巻込装置 |
| US08/011,248 US5272977A (en) | 1992-02-05 | 1993-01-29 | Printing plate mounting apparatus, printing plate replacement apparatus and printing plate replacement method |
| US08/123,892 US5363764A (en) | 1992-02-05 | 1993-09-20 | Printing plate mounting apparatus, printing plate replacement apparatus and printing plate replacement method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992003967U JP2577442Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 刷版巻込装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563837U true JPH0563837U (ja) | 1993-08-24 |
| JP2577442Y2 JP2577442Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=11571854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992003967U Expired - Lifetime JP2577442Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 刷版巻込装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577442Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113978110A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-28 | 无锡宝南机器制造有限公司 | 卷轴式印版辊筒 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01188344A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-27 | Toshiba Mach Co Ltd | 刷版緊締装置 |
| JPH03184848A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-12 | Komori Corp | 印刷機の刷版保持装置 |
| JP3050430U (ja) * | 1998-01-07 | 1998-07-14 | 大六レザー株式会社 | ゴルフクラブバッグ |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1992003967U patent/JP2577442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01188344A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-27 | Toshiba Mach Co Ltd | 刷版緊締装置 |
| JPH03184848A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-12 | Komori Corp | 印刷機の刷版保持装置 |
| JP3050430U (ja) * | 1998-01-07 | 1998-07-14 | 大六レザー株式会社 | ゴルフクラブバッグ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113978110A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-28 | 无锡宝南机器制造有限公司 | 卷轴式印版辊筒 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2577442Y2 (ja) | 1998-07-30 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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