JPH056383U - 針等の検出器 - Google Patents

針等の検出器

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JPH056383U
JPH056383U JP234591U JP234591U JPH056383U JP H056383 U JPH056383 U JP H056383U JP 234591 U JP234591 U JP 234591U JP 234591 U JP234591 U JP 234591U JP H056383 U JPH056383 U JP H056383U
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弘毅 本田
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株式会社ケツト科学研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から検出器のケースへ加わる振動に応動
して誤って針等が存在するものとして警報等を生じない
ようにする。 【構成】 永久磁石(4)により生成された静磁界中を
針等の強磁性物質が移動したときに生ずるその静磁界の
変化を検出コイル(2)、(2′)で検出し、その検出
信号が該所定値よりも大きいとき警報器(6)、(L)
に警報を発しさせるようにした針等の検出器において、
その検出器を包囲するケースが外部からの振動を受けた
とき、その振動を衝撃センサ(5)で検知して、その検
知信号が所定値よりも大きいとき前記検出コイルからの
信号を前記警報器に伝達しないようにする阻止手段
(7)、(8)を備えたことを特徴とする針等の検出
器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、針等の検出器に関するものであって、特に、衣料品等に紛れこん だ待ち針等の強磁性体の有無を検知する検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衣料品に待ち針等が残っていることが客先で判明した場合、その商品として価 値を低下させるばかりでなく、経済的な損失を被ると共に信用の低下にもつなが る。このため従来から種々の針等の検出器が提案されていた。例えば、実公昭6 2−14156号公報に記載の針類検出装置などが知られている。
【0003】 針等の検出器の原理は、高周波磁界の乱れを検出するものと、永久磁界の乱れ を検出するものとに大別することができる。高周波磁界を用いたものは静止物体 でも検出できるが、非鉄金属をも検出してしまうため、非鉄製金属ボタン等でも 検出するという点が長所でもありまた欠点でもあった。特に、待ち針や縫い針等 の強磁性体の針だけを検出したいときには静磁界を用いたものの方が有利であり 、この考案では後者の方を用いている。
【0004】 永久磁石を利用した針等の検出器では、外部からの振動により永久磁石とそれ を取り巻く金属ケースや他の部材との間の相対的な距離の変動のために静磁界に 変動を生じ、これが電気信号として検出され、あたかも針を検出したかの如く誤 って警報器を作動してしまうことがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、この考案は外部からの振動に対しても、この振動に誤って応動しない ようにした針等の検出器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案によれば、永久磁石により生成された静磁界中を強磁性体からなる針 等の物質が移動したときに生ずるその静磁界の変化を検出コイルで検出し、その 検出信号が所定値より大きいとき警報を発するようにした針等の検出器であって 、その検出器を包囲するケースが外部からの衝撃によって振動したときその振動 を衝撃センサで検知し、その検知信号が所定値よりも大きいとき前記検出コイル からの信号を前記警報器に伝達しないように阻止している。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づきこの考案を詳細に説明する。
【0008】 図1はこの考案の一実施例を示すブロック図である。同図において、永久磁石 4から出た磁束の一部はコイル2,2′の鉄心を兼ねた強磁性体3,3′を通し て静磁界を形成する。この静磁界中を布を移動させるとき、その布中に待ち針1 等が存在すると、磁束がその待ち針1に集まるため磁界に変化を生じ、鉄心3, 3′を通る磁束が変化する。この磁束の変化は検出コイル2,2′の端子間の電 圧の変化として検出される。
【0009】 この検出コイル2,2′で検出された信号は、低周波増幅器A1で増幅されて フィルタFに供給される。フィルタFは入力インピーダンスが低いので、増幅器 A1の出力インピーダンスは十分に小さく設計する。また、フィルタFは50H zおよび60Hzのノイズを低減するためのもので、これら両周波数のノイズを 1つのフィルタで効率良く低減させるためには、受動素子のみで構成した比較的 Qの小さいツインTフィルタを用いるとよい。このフィルタを通過する際に、信 号は若干遅れを生ずる。なお、このフィルタは受動素子のみから構成するばかり でなく、演算増幅器等の能動素子と受動素子とを組み合わせてもよい。
【0010】 フィルタFの出力インピーダンスは比較的高いので、次段の増幅器A2は高入 力インピーダンスのものが用いられる。この増幅器A2の出力はnチャンネル型 のFET7のドレインに供給され、そのソースからの出力は次の増幅器A3に供 給される。この増幅器A3は、FET7からの入力信号を基準値と比較する機能 を有し、入力信号が基準値よりも大きいときのみ出力端に駆動信号を発生し、電 子ブザー6および警報ランプLを駆動する。なお、基準値は可変である。
【0011】 以上の回路によれば、検出コイル3,3′で磁束の変化が検出されたときは、 その検出信号は増幅器A1、フィルタF、増幅器A2、FET7および増幅器A 3を通して電子ブザー6に警報音を発生させ、さらに警報ランプLを点灯するこ とになり、これにより、針等の存在を検知することができる。
【0012】 検出器を包囲するケースに外部からの衝撃が加わり、そのケースが振動したと きは、その振動は衝撃センサ5で検出される。センサ5の検出信号は、ケースへ の衝撃の大きさに応じて0.5から1msec程度の複数の短い周期の波が20 から30msecの間続く。この振動は永久磁石とこれを支える部材やケースと の間の共振周波数と関連を有するものと思われる。衝撃センサ5は、検出コイル 2,2′からの衝撃振動による信号を阻止しようとするものであるので、検出コ イルの近くに位置するのがよく、通常は永久磁石4に接着剤で固定する。しかし 、ケースへの衝撃が検知できればよいのでその他の適宜な場所に取り付けること ができる。なお、針等の検出器は複数個の永久磁石と検出コイルを用いることも あるので、衝撃波の衝撃センサまでの伝達の遅延を避けるため、複数個の衝撃セ ンサを用いることもある。
【0013】 衝撃センサ5の検出信号は、増幅器A5で増幅される。この増幅器A5は、効 率良く衝撃振動波を選別通過させる機能を有するものであることが好ましい。こ のため、この増幅器は、微分回路を含むもの、あるいは、ハイパスフィルタの機 能を有するものであることが好ましい。
【0014】 負パルス発生器8は、増幅器A5の出力パルスを入力したときに50から50 0msecの持続時間を有する負パルスを発生するもので、一般的には単安定マ ルチバイブレータが用いられるが、CMOSロジックICを用いると回路構成を 簡単にすることができる。
【0015】 外部からのケースへの衝撃がないときは、負パルス発生器8は負パルスを発生 しないので、nチャンネル型のFET7のソース・ドレイン間のインピーダンス は十分に小さな値となり、従って、検出コイル2,2′で磁界の変化が検出され 、その検出値が所定レベル以上であれば、電子ブザー6が鳴り、警報ランプLが 点灯する。これにより、視聴覚双方に警告を与えるようにしている。
【0016】 ケースが外部から衝撃を受けると、その衝撃はセンサ5で検知され、その検知 信号が所定値以上であれば、負パルス発生器8は負パルスを発生し、抵抗器R微 弱電流が流れFET7のゲートの電位を低下させ、ドレイン・ソース間のインピ ーダンスを大きくするので、増幅器A2の出力を増幅器A3に伝達するのを阻止 する。その結果、たとえ検出コイルが大きな信号を検出しても電子ブザー6や警 報ランプLを駆動することはない。
【0017】 ケースへの衝撃によるノイズがFET7のソースに到達する時までに、衝撃セ ンサ5の検出により生じた負パルスがFETのゲートに到着していないと、ブザ ー6やランプLを誤動作させてしまうことが考えられるが、このような誤動作を なくすために、この考案では、検出コイルとFET7との間に遅延機能を持った フィルタFを挿入している。
【0018】 なお、電子ブザー6や警報ランプLの作動回路には、従来から知られた電磁リ レー、SCR、トライアツク等を使用してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、外部からの検出器への衝撃により発生 する信号を針等の検出として誤って警報を発することを防ぐことができるので、 針等の強磁性体の存在の検出感度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の全体の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 待ち針 2,2′ 検出コイル 4 永久磁石 5 衝撃センサ 6 電子ブザー 7 FET 8 負パルス発生器 F フィルタ A1〜A5 増幅器

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、その永久磁石により生成さ
    れた静磁界中を強磁性体からなる針等の物質が移動した
    ときに生ずるその静磁界の変化を検出する検出コイル
    と、その検出コイルからの検出信号を所定値と比較しそ
    の検出信号が該所定値よりも大きいとき警報を発する警
    報器と、を備えた針等の検出器において、さらに、該検
    出器を包囲するケースが振動したときその振動を検知す
    る衝撃センサと、該センサからの信号が所定値よりも大
    きいとき前記検出コイルからの信号を前記警報器に伝達
    しないようにする阻止手段と、を備えたことを特徴とす
    る針等の検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の針等の検出器におい
    て、前記阻止手段は、前記センサからの信号が所定値を
    超えたことを検知した時点から一定の期間だけ前記検出
    コイルからの信号を前記警報器へ伝達しないようにする
    手段である、針等の検出器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の針等の検出器におい
    て、前記阻止手段は、前記センサからの信号を微分する
    手段と、該微分手段からの出力が所定値より大きくなっ
    た時点から一定の期間だけ前記検出コイルからの信号を
    前記警報器へ伝達しないようにする手段である、針等の
    検出器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の針等の検出器におい
    て、前記阻止手段は、前記センサからの信号をハイパス
    フィルタを通して増幅する手段と、該増幅手段からの出
    力が所定値より大きくなった時点から一定の期間だけ前
    記検出コイルからの信号を前記警報器へ伝達しないよう
    にする手段である、針等の検出器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の針等の検出器におい
    て、さらに前記検出コイルからの信号を遅延させる手段
    を有し、前記阻止手段は該遅延手段からの信号を前記警
    報器に伝達しないようにする手段である、針等の検出
    器。
JP234591U 1991-01-29 1991-01-29 針等の検出器 Expired - Lifetime JPH086309Y2 (ja)

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JPH086309Y2 JPH086309Y2 (ja) 1996-02-21

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