JPH0564031A - 垂直同期再生回路 - Google Patents
垂直同期再生回路Info
- Publication number
- JPH0564031A JPH0564031A JP21756391A JP21756391A JPH0564031A JP H0564031 A JPH0564031 A JP H0564031A JP 21756391 A JP21756391 A JP 21756391A JP 21756391 A JP21756391 A JP 21756391A JP H0564031 A JPH0564031 A JP H0564031A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sync
- circuit
- vertical
- signal
- sync separation
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ゴースト等の外乱が発生しても安定した垂直同
期再生出力を得る。 【構成】同期分離回路3,4は入力複合映像信号を同期
分離して、夫々垂直周期の信号と複合同期信号CSとを
出力する。垂直カウンタ17は第0Hに先立つ所定期間に
“H”となるマスクパルスVSPを出力する。同期分離
レベル切換え回路16はこのマスクパルスVSPの“H”
期間に、同期分離回路3の同期分離レベルを同期先端側
に切換える。従って、ゴースト等の外乱によって垂直同
期信号のフロントポーチ部分のレベルが高くなっても、
同期分離回路3からこの部分に対応したタイミングでパ
ルスが発生することが防止される。
期再生出力を得る。 【構成】同期分離回路3,4は入力複合映像信号を同期
分離して、夫々垂直周期の信号と複合同期信号CSとを
出力する。垂直カウンタ17は第0Hに先立つ所定期間に
“H”となるマスクパルスVSPを出力する。同期分離
レベル切換え回路16はこのマスクパルスVSPの“H”
期間に、同期分離回路3の同期分離レベルを同期先端側
に切換える。従って、ゴースト等の外乱によって垂直同
期信号のフロントポーチ部分のレベルが高くなっても、
同期分離回路3からこの部分に対応したタイミングでパ
ルスが発生することが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機に
おける垂直同期再生回路に関し、特に、ゴースト等の外
乱によって垂直同期再生出力が乱れることを防止するよ
うにした垂直同期再生回路に関する。
おける垂直同期再生回路に関し、特に、ゴースト等の外
乱によって垂直同期再生出力が乱れることを防止するよ
うにした垂直同期再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は垂直同期信号に直接同期するいわ
ゆるカウントダウン方式の同期再生を実現した従来の垂
直同期再生回路である。
ゆるカウントダウン方式の同期再生を実現した従来の垂
直同期再生回路である。
【0003】従来の垂直同期再生回路は、同期分離回路
1及び垂直同期分離回路2によって夫々分離された複合
同期信号CS及び垂直同期信号VSから垂直同期パルス
VPを再生している。受信された複合映像信号は、ゴー
ストの影響により、水平同期信号のレベルと垂直同期信
号のレベルとが相異することがある。このため、垂直同
期分離用の同期分離回路3及び複合同期分離用の同期分
離回路4を個々に有する同期分離回路1が採用されてい
る。
1及び垂直同期分離回路2によって夫々分離された複合
同期信号CS及び垂直同期信号VSから垂直同期パルス
VPを再生している。受信された複合映像信号は、ゴー
ストの影響により、水平同期信号のレベルと垂直同期信
号のレベルとが相異することがある。このため、垂直同
期分離用の同期分離回路3及び複合同期分離用の同期分
離回路4を個々に有する同期分離回路1が採用されてい
る。
【0004】入力端子5に導入される複合映像信号は、
複合同期分離用の同期分離回路4に入力されて、複合同
期信号CSが分離される。また、複合映像信号は垂直同
期分離用の同期分離回路3にも入力される。垂直同期分
離用の同期分離回路3は積分回路(図示省略)と所定の
同期分離レベルを有する分離回路(図示省略)により構
成されており、垂直周期の信号を取り出す。これらの複
合同期信号CS及び垂直周期の信号は混合されて垂直同
期分離回路2に入力される。垂直同期分離回路2は所定
の分離レベルで垂直同期信号VSを分離して出力する。
複合同期分離用の同期分離回路4に入力されて、複合同
期信号CSが分離される。また、複合映像信号は垂直同
期分離用の同期分離回路3にも入力される。垂直同期分
離用の同期分離回路3は積分回路(図示省略)と所定の
同期分離レベルを有する分離回路(図示省略)により構
成されており、垂直周期の信号を取り出す。これらの複
合同期信号CS及び垂直周期の信号は混合されて垂直同
期分離回路2に入力される。垂直同期分離回路2は所定
の分離レベルで垂直同期信号VSを分離して出力する。
【0005】同期分離回路4からの複合同期信号CSは
位相検波回路6にも与えられる。位相検波回路6はフラ
イバックトランスFBT の2次側巻線に発生するパルスか
ら作成された鋸波信号SAWも入力されており、複合同
期信号CS及び鋸波信号SAWの位相差に基づく出力を
抵抗R1 及びコンデンサC1 ,C2 により構成される積
分回路7に与える。VCO8はこの積分回路7の出力に
より、水平周波数fHの32倍の周波数信号を出力す
る。この周波数が32fH の発振出力は1/16分周器9
及び1/2分周器10により分周されて、出力端子11には
水平同期パルスHPが現れる。
位相検波回路6にも与えられる。位相検波回路6はフラ
イバックトランスFBT の2次側巻線に発生するパルスか
ら作成された鋸波信号SAWも入力されており、複合同
期信号CS及び鋸波信号SAWの位相差に基づく出力を
抵抗R1 及びコンデンサC1 ,C2 により構成される積
分回路7に与える。VCO8はこの積分回路7の出力に
より、水平周波数fHの32倍の周波数信号を出力す
る。この周波数が32fH の発振出力は1/16分周器9
及び1/2分周器10により分周されて、出力端子11には
水平同期パルスHPが現れる。
【0006】位相検波回路6、積分回路7、VCO8及
び分周器9,10によってAFCループが構成される。映
像信号から分離した複合同期信号CSとフライバックパ
ルスから得た鋸波信号SAWとの位相が異なる場合に
は、位相差に比例した位相検波出力がVCO8に与えら
れる。これにより、鋸波信号SAWの位相と複合同期信
号CSの位相とが同一となるようにVCO8の発振出力
が変化し、結局、VCO8からは受信された水平同期信
号に同期した発振出力が得られる。
び分周器9,10によってAFCループが構成される。映
像信号から分離した複合同期信号CSとフライバックパ
ルスから得た鋸波信号SAWとの位相が異なる場合に
は、位相差に比例した位相検波出力がVCO8に与えら
れる。これにより、鋸波信号SAWの位相と複合同期信
号CSの位相とが同一となるようにVCO8の発振出力
が変化し、結局、VCO8からは受信された水平同期信
号に同期した発振出力が得られる。
【0007】一方、垂直同期分離回路2からの垂直同期
信号VSは垂直同期検出回路12に入力される。この垂直
同期検出回路12は、垂直カウンタ13からの受付パルスP
ERも導入しており、垂直同期検出パルスVDPをリセ
ットパルス成形回路14のデータ端に出力する。リセット
パルス成形回路14のクロック端には、1/16分周器9
の出力(以下、2fH のパルスともいう)も導入されて
おり、リセットパルス成形回路14は垂直カウンタ13にリ
セットパルスRSPを出力する。
信号VSは垂直同期検出回路12に入力される。この垂直
同期検出回路12は、垂直カウンタ13からの受付パルスP
ERも導入しており、垂直同期検出パルスVDPをリセ
ットパルス成形回路14のデータ端に出力する。リセット
パルス成形回路14のクロック端には、1/16分周器9
の出力(以下、2fH のパルスともいう)も導入されて
おり、リセットパルス成形回路14は垂直カウンタ13にリ
セットパルスRSPを出力する。
【0008】図6はリセットパルス成形回路14の動作を
説明するための説明図である。
説明するための説明図である。
【0009】リセットパルス成形回路14に導入される垂
直同期検出パルスVDP及び2fHのパルスを図6に示
す。図6に示すように、リセットパルス成形回路14から
出力されるリセットパルスRSPは、垂直検出パルスV
DPの立上がり区間において、2fH のパルスが最初に
立下がった時に発生する。このリセットパルスRSPに
より垂直カウンタ13がリセットされる。
直同期検出パルスVDP及び2fHのパルスを図6に示
す。図6に示すように、リセットパルス成形回路14から
出力されるリセットパルスRSPは、垂直検出パルスV
DPの立上がり区間において、2fH のパルスが最初に
立下がった時に発生する。このリセットパルスRSPに
より垂直カウンタ13がリセットされる。
【0010】垂直カウンタ13は2fH のパルスを導入し
てカウントダウンしており、リセットパルスRSPが立
上がった時点から一定幅の垂直同期パルスVPを出力端
子15に出力する。従って、垂直同期パルスVPの立上が
りは、2fH のパルスの立下がりに位相同期し、且つ、
パルス幅は2fH のパルス周期の整数倍となり一定であ
る。
てカウントダウンしており、リセットパルスRSPが立
上がった時点から一定幅の垂直同期パルスVPを出力端
子15に出力する。従って、垂直同期パルスVPの立上が
りは、2fH のパルスの立下がりに位相同期し、且つ、
パルス幅は2fH のパルス周期の整数倍となり一定であ
る。
【0011】こうして、複合映像信号に同期した正確な
垂直同期パルスVPを再生することができる。
垂直同期パルスVPを再生することができる。
【0012】ところで、上述したように、ゴーストの影
響を考慮して、垂直同期信号VS及び複合同期信号CS
は、異なる分離レベルを有する分離回路(同期分離回路
3,4)により分離されている。
響を考慮して、垂直同期信号VS及び複合同期信号CS
は、異なる分離レベルを有する分離回路(同期分離回路
3,4)により分離されている。
【0013】図7は同期分離回路1の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。図7(a)は直接波信
号を示し、図7(b)は直接波信号から6μ秒遅延した
負ゴースト信号(直接波信号とは逆相の信号)を示し、
図7(c)は合成受信信号を示し、図7(d)は同期分
離回路4の出力波形を示し、図7(e)は同期分離回路
3の積分回路の出力波形を示し、図7(f)は同期分離
回路3の出力波形を示している。
めのタイミングチャートである。図7(a)は直接波信
号を示し、図7(b)は直接波信号から6μ秒遅延した
負ゴースト信号(直接波信号とは逆相の信号)を示し、
図7(c)は合成受信信号を示し、図7(d)は同期分
離回路4の出力波形を示し、図7(e)は同期分離回路
3の積分回路の出力波形を示し、図7(f)は同期分離
回路3の出力波形を示している。
【0014】いま、入力端子5に直接波信号及び負ゴー
スト信号の合成受信信号(図7(a),(b),(c)
参照)が導入されるとする。図7(c)に示すように、
合成受信信号は水平同期信号のレベルが高く、垂直同期
信号期間のレベルは低い。このため、図7(c)に示す
同期分離回路4の同期分離レベルで同期信号を分離しよ
うとすると、垂直同期信号を分離することができない
(図7(d))。同期分離回路3は比較的時定数が大き
い積分回路を有しており、この積分回路に合成受信信号
を入力して水平同期信号を取り除く。そして、図7
(e)に示す同期分離回路3の所定の同期分離レベルで
分離するようにする。そうすると、図7(f)に示すよ
うに、垂直同期信号VSを分離することができる。
スト信号の合成受信信号(図7(a),(b),(c)
参照)が導入されるとする。図7(c)に示すように、
合成受信信号は水平同期信号のレベルが高く、垂直同期
信号期間のレベルは低い。このため、図7(c)に示す
同期分離回路4の同期分離レベルで同期信号を分離しよ
うとすると、垂直同期信号を分離することができない
(図7(d))。同期分離回路3は比較的時定数が大き
い積分回路を有しており、この積分回路に合成受信信号
を入力して水平同期信号を取り除く。そして、図7
(e)に示す同期分離回路3の所定の同期分離レベルで
分離するようにする。そうすると、図7(f)に示すよ
うに、垂直同期信号VSを分離することができる。
【0015】しかしながら、この方法はゴーストの対策
としては十分ではなく、映像の内容によっては、図8及
び図9に示すように、安定した垂直同期が得られないこ
とがあった。
としては十分ではなく、映像の内容によっては、図8及
び図9に示すように、安定した垂直同期が得られないこ
とがあった。
【0016】図8は黒信号を受信した場合のタイミング
チャートであり、図9は白信号を受信した場合のタイミ
ングチャートである。図8及び図9(a)乃至(e)は
夫々直接波信号、直接波信号から6μ秒遅延した正ゴー
スト信号、合成受信信号、同期分離回路3の積分回路の
出力波形及び同期分離回路3の出力波形を示している。
チャートであり、図9は白信号を受信した場合のタイミ
ングチャートである。図8及び図9(a)乃至(e)は
夫々直接波信号、直接波信号から6μ秒遅延した正ゴー
スト信号、合成受信信号、同期分離回路3の積分回路の
出力波形及び同期分離回路3の出力波形を示している。
【0017】黒信号受信時には、直接波信号と正ゴース
ト信号の合成受信信号は図8(c)にて示される。この
場合には、正ゴースト信号の垂直同期信号期間の開始時
において、レベルが高くなるA部分が生じる。このA部
分のレベルは、IF AGC回路(図示せず)により次
第に低下する。この合成受信信号を時定数が大きい積分
回路を通過させることにより(図8(d))、垂直同期
信号VSを分離することができる(図8(e))。
ト信号の合成受信信号は図8(c)にて示される。この
場合には、正ゴースト信号の垂直同期信号期間の開始時
において、レベルが高くなるA部分が生じる。このA部
分のレベルは、IF AGC回路(図示せず)により次
第に低下する。この合成受信信号を時定数が大きい積分
回路を通過させることにより(図8(d))、垂直同期
信号VSを分離することができる(図8(e))。
【0018】一方、白信号受信時には、直接波信号と正
ゴースト信号の合成受信信号は図9(c)にて示され
る。この場合には、垂直同期信号期間のA部分以外に等
化パルス期間においてもレベルが高いB部分が生じる。
A,B部分のレベルはIF AGC回路によりゲインが
調整されて次第にレベルが低下する。このような合成受
信信号が積分回路を通過すると、図9(d)に示す信号
が現れる。この信号を図9(d)の一点鎖線に示す同期
分離レベルで分離した場合には、B部分に対応したタイ
ミングでパルスが発生する(図9(e))。従って、B
部分に対応したパルスを基に垂直同期再生が行われてし
まう虞があり、更に、A,B部分に発生するパルスによ
り画面上では垂直方向にがたつきが発生するという問題
点があった。
ゴースト信号の合成受信信号は図9(c)にて示され
る。この場合には、垂直同期信号期間のA部分以外に等
化パルス期間においてもレベルが高いB部分が生じる。
A,B部分のレベルはIF AGC回路によりゲインが
調整されて次第にレベルが低下する。このような合成受
信信号が積分回路を通過すると、図9(d)に示す信号
が現れる。この信号を図9(d)の一点鎖線に示す同期
分離レベルで分離した場合には、B部分に対応したタイ
ミングでパルスが発生する(図9(e))。従って、B
部分に対応したパルスを基に垂直同期再生が行われてし
まう虞があり、更に、A,B部分に発生するパルスによ
り画面上では垂直方向にがたつきが発生するという問題
点があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の垂直同期再生回路においては、受信した映像信号
の垂直同期信号のフロントポーチ部が正ゴースト等の外
乱により同期分離レベルを越えてしまい、正確な位相で
垂直同期再生を行うことができないという問題点があっ
た。
従来の垂直同期再生回路においては、受信した映像信号
の垂直同期信号のフロントポーチ部が正ゴースト等の外
乱により同期分離レベルを越えてしまい、正確な位相で
垂直同期再生を行うことができないという問題点があっ
た。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、正ゴースト等の外乱があった場合であって
も、正確な垂直同期パルスを得ることができる垂直同期
再生回路を提供することを目的とする。
のであって、正ゴースト等の外乱があった場合であって
も、正確な垂直同期パルスを得ることができる垂直同期
再生回路を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る垂直同期再
生回路は、入力端子を介して入力された複合映像信号を
水平同期信号分離用の同期分離レベルで分離して複合同
期信号を出力する第1の同期分離回路と、前記入力端子
を介して入力された複合映像信号を積分し、この積分出
力を垂直同期信号分離用の同期分離レベルで分離して垂
直周期の信号を出力する第2の同期分離回路と、前記第
1及び第2の同期分離回路の出力から垂直同期信号を取
り出す垂直同期分離回路と、この垂直同期分離回路から
垂直同期信号を導入して水平周波数の整数倍のパルス幅
の垂直同期パルスを出力すると共に、この垂直同期パル
スに先立つ所定の期間にマスクパルスを出力する垂直カ
ウンタと、前記マスクパルスを導入して前記第2の同期
分離回路の同期分離レベルを所定の期間だけ変化させる
マスク回路とを具備したものである。
生回路は、入力端子を介して入力された複合映像信号を
水平同期信号分離用の同期分離レベルで分離して複合同
期信号を出力する第1の同期分離回路と、前記入力端子
を介して入力された複合映像信号を積分し、この積分出
力を垂直同期信号分離用の同期分離レベルで分離して垂
直周期の信号を出力する第2の同期分離回路と、前記第
1及び第2の同期分離回路の出力から垂直同期信号を取
り出す垂直同期分離回路と、この垂直同期分離回路から
垂直同期信号を導入して水平周波数の整数倍のパルス幅
の垂直同期パルスを出力すると共に、この垂直同期パル
スに先立つ所定の期間にマスクパルスを出力する垂直カ
ウンタと、前記マスクパルスを導入して前記第2の同期
分離回路の同期分離レベルを所定の期間だけ変化させる
マスク回路とを具備したものである。
【0022】
【作用】本発明において、マスク回路は垂直カウンタか
らマスクパルスを導入する。マスクパルスは、例えば、
垂直同期パルスの0.5乃至2.5水平周期前に発生
し、マスク回路はこれ以前の第2の同期分離回路の同期
分離レベルを他の期間よりも同期先端側に変化させる。
これにより、第2の同期分離回路によって、垂直同期信
号のフロントポーチにおいて発生するゴースト等の外乱
によるパルスが分離されることはない。このため、垂直
同期分離回路は確実に垂直同期信号を出力することがで
き、垂直カウンタは安定した垂直同期パルスを再生する
ことができる。
らマスクパルスを導入する。マスクパルスは、例えば、
垂直同期パルスの0.5乃至2.5水平周期前に発生
し、マスク回路はこれ以前の第2の同期分離回路の同期
分離レベルを他の期間よりも同期先端側に変化させる。
これにより、第2の同期分離回路によって、垂直同期信
号のフロントポーチにおいて発生するゴースト等の外乱
によるパルスが分離されることはない。このため、垂直
同期分離回路は確実に垂直同期信号を出力することがで
き、垂直カウンタは安定した垂直同期パルスを再生する
ことができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る垂直同期再生回路の一
実施例を示すブロック図である。図1において図5と同
一の構成要素には同一の符号を付してある。
て説明する。図1は本発明に係る垂直同期再生回路の一
実施例を示すブロック図である。図1において図5と同
一の構成要素には同一の符号を付してある。
【0024】入力端子5には複合映像信号が入力され
る。同期分離回路1は従来と同様の構成であり、垂直又
は水平同期信号分離用の分離レベルを夫々有する同期分
離回路3,4により垂直周期の信号及び複合同期信号C
Sを分離している。本実施例においては、垂直同期分離
用の同期分離回路3は同期分離レベル切換回路16によっ
て同期分離レベルが切換制御されるようになっている。
同期分離レベル切換回路16は、後述するマスクパルスV
SPがハイレベル(以下、“H”という)の場合に、垂
直同期分離用の同期分離回路3の同期分離レベルを同期
先端側に切換える。同期分離回路3,4の出力は合成さ
れて垂直同期分離回路2に与えられる。垂直同期分離回
路2は入力された信号を所定の分離レベルで分離するこ
とにより、垂直同期信号VSを発生して垂直同期検出回
路12に出力する。
る。同期分離回路1は従来と同様の構成であり、垂直又
は水平同期信号分離用の分離レベルを夫々有する同期分
離回路3,4により垂直周期の信号及び複合同期信号C
Sを分離している。本実施例においては、垂直同期分離
用の同期分離回路3は同期分離レベル切換回路16によっ
て同期分離レベルが切換制御されるようになっている。
同期分離レベル切換回路16は、後述するマスクパルスV
SPがハイレベル(以下、“H”という)の場合に、垂
直同期分離用の同期分離回路3の同期分離レベルを同期
先端側に切換える。同期分離回路3,4の出力は合成さ
れて垂直同期分離回路2に与えられる。垂直同期分離回
路2は入力された信号を所定の分離レベルで分離するこ
とにより、垂直同期信号VSを発生して垂直同期検出回
路12に出力する。
【0025】垂直同期検出回路12及びリセットパルス成
形回路14は従来と同様の構成であり、夫々垂直検出パル
スVDP及びリセットパルスRSPを出力する。本実施
例の垂直カウンタ17は図示しない1/16分周器から2
fH (fH は水平周波数)のパルスを導入し、受付パル
スPERを垂直同期検出回路12に与え、出力端子15に垂
直同期パルスVPを出力する外に、同期分離レベル切換
回路16にマスクパルスVSPを与える。
形回路14は従来と同様の構成であり、夫々垂直検出パル
スVDP及びリセットパルスRSPを出力する。本実施
例の垂直カウンタ17は図示しない1/16分周器から2
fH (fH は水平周波数)のパルスを導入し、受付パル
スPERを垂直同期検出回路12に与え、出力端子15に垂
直同期パルスVPを出力する外に、同期分離レベル切換
回路16にマスクパルスVSPを与える。
【0026】図2はこの垂直カウンタ17、垂直同期検出
回路12及びリセットパルス成形回路14の構成を具体的に
示す回路図である。
回路12及びリセットパルス成形回路14の構成を具体的に
示す回路図である。
【0027】1/16分周器9には周波数が32fH の
発振出力が供給され、1/16分周器9からの2fH の
パルスは1/2分周器10に与えられると共に、垂直カウ
ンタ17にも与えられる。1/2分周器10の出力が水平同
期パルスHPとなる。
発振出力が供給され、1/16分周器9からの2fH の
パルスは1/2分周器10に与えられると共に、垂直カウ
ンタ17にも与えられる。1/2分周器10の出力が水平同
期パルスHPとなる。
【0028】垂直カウンタ17は、フリップフロップFF0
乃至FF9 及びゲート回路G1 乃至G6 により構成されて
いる。ゲート回路G1 にはフリップフロップFF2 ,FF4
の出力が導入され、ゲート回路G2 には後述するリセッ
トパルス成形回路14のゲート回路G25からリセットパル
スRSPが導入される。これにより、ゲート回路G2の
出力端子17a からは10H(Hは水平周期)の幅をもつ
垂直同期パルスVPが得られる。
乃至FF9 及びゲート回路G1 乃至G6 により構成されて
いる。ゲート回路G1 にはフリップフロップFF2 ,FF4
の出力が導入され、ゲート回路G2 には後述するリセッ
トパルス成形回路14のゲート回路G25からリセットパル
スRSPが導入される。これにより、ゲート回路G2の
出力端子17a からは10H(Hは水平周期)の幅をもつ
垂直同期パルスVPが得られる。
【0029】一方、ゲート回路G3 にはフリップフロッ
プFF3 ,FF9 の出力が導入され、ゲート回路G5 にはゲ
ート回路G25からリセットパルスRSPが導入される。
これにより、ゲート回路G6 からは第260Hから第0
Hまでがローレベル(以下、“L”という)であるマス
クパルスVSPが出力される。このマスクパルスVSP
は後述する同期分離レベル切換回路16の入力端子16a に
出力されている。
プFF3 ,FF9 の出力が導入され、ゲート回路G5 にはゲ
ート回路G25からリセットパルスRSPが導入される。
これにより、ゲート回路G6 からは第260Hから第0
Hまでがローレベル(以下、“L”という)であるマス
クパルスVSPが出力される。このマスクパルスVSP
は後述する同期分離レベル切換回路16の入力端子16a に
出力されている。
【0030】垂直同期検出回路12はゲート回路G7 乃至
G15から構成されており、ゲート回路G7 ,G8 ,G9
には夫々垂直カウンタ17から受付パルスPERが導入さ
れ、ゲート回路G10には入力端子12a に導入された垂直
同期信号VSが供給される。こうして、垂直同期検出回
路12はそのゲート回路G15から垂直同期検出パルスVD
Pを出力するようになっている。リセットパルス成形回
路14はゲート回路G16乃至G25により構成されており、
ゲート回路G16には入力端子14a を介して垂直同期検出
パルスVDPが導入される。また、ゲート回路G17には
1/16分周器9から入力端子14b を介して2fH の反
転パルスが与えられる。リセットパルス成形回路14は垂
直同期検出パルスVDPの立上り期間において、最初に
2fH のパルスが立下がった時に、一定幅のリセットパ
ルスRSPをゲート回路G24,G25から出力する。この
リセットパルスRSPがフリップフロップFF0 乃至FF9
のリセット端子及びゲート回路G2 ,G5 に与えられ
る。
G15から構成されており、ゲート回路G7 ,G8 ,G9
には夫々垂直カウンタ17から受付パルスPERが導入さ
れ、ゲート回路G10には入力端子12a に導入された垂直
同期信号VSが供給される。こうして、垂直同期検出回
路12はそのゲート回路G15から垂直同期検出パルスVD
Pを出力するようになっている。リセットパルス成形回
路14はゲート回路G16乃至G25により構成されており、
ゲート回路G16には入力端子14a を介して垂直同期検出
パルスVDPが導入される。また、ゲート回路G17には
1/16分周器9から入力端子14b を介して2fH の反
転パルスが与えられる。リセットパルス成形回路14は垂
直同期検出パルスVDPの立上り期間において、最初に
2fH のパルスが立下がった時に、一定幅のリセットパ
ルスRSPをゲート回路G24,G25から出力する。この
リセットパルスRSPがフリップフロップFF0 乃至FF9
のリセット端子及びゲート回路G2 ,G5 に与えられ
る。
【0031】図3は同期分離回路1、垂直同期分離回路
2及び同期分離レベル切換回路16を具体的に示す回路図
である。
2及び同期分離レベル切換回路16を具体的に示す回路図
である。
【0032】入力端子5に導入される複合映像信号は、
コンデンサC3 、抵抗R2 を介してトランジスタQ1 の
エミッタに供給される。トランジスタQ1 のエミッタは
定電流源i1 及びコンデンサC4 の並列回路を介して基
準電位点に接続され、ベースには、バイアス電源E1 が
接続されている。また、トランジスタQ1 のコレクタに
は、ダイオードD1 ,D2 を介して電源電圧Vccが供給
される。
コンデンサC3 、抵抗R2 を介してトランジスタQ1 の
エミッタに供給される。トランジスタQ1 のエミッタは
定電流源i1 及びコンデンサC4 の並列回路を介して基
準電位点に接続され、ベースには、バイアス電源E1 が
接続されている。また、トランジスタQ1 のコレクタに
は、ダイオードD1 ,D2 を介して電源電圧Vccが供給
される。
【0033】電圧源Vccと基準電位点との間には抵抗R
3 、トランジスタQ2 のエミッタ・コレクタ路及び抵抗
R4 の直列回路が接続されている。トランジスタQ2 の
ベースは抵抗R5 を介してエミッタに接続されており、
ダイオードD1 ,D2 及びトランジスタQ2 によりカレ
ントミラー回路が構成される。抵抗R4 の両端電圧はト
ランジスタQ3 のベースに印加される。トランジスタQ
3 のコレクタは電圧源Vccに接続され、エミッタは抵抗
R6 を介して基準電位点に接続され、エミッタから複合
同期信号CSが導出される。これらの回路により複合同
期分離用の同期分離回路4が構成されている。
3 、トランジスタQ2 のエミッタ・コレクタ路及び抵抗
R4 の直列回路が接続されている。トランジスタQ2 の
ベースは抵抗R5 を介してエミッタに接続されており、
ダイオードD1 ,D2 及びトランジスタQ2 によりカレ
ントミラー回路が構成される。抵抗R4 の両端電圧はト
ランジスタQ3 のベースに印加される。トランジスタQ
3 のコレクタは電圧源Vccに接続され、エミッタは抵抗
R6 を介して基準電位点に接続され、エミッタから複合
同期信号CSが導出される。これらの回路により複合同
期分離用の同期分離回路4が構成されている。
【0034】一方、垂直同期分離用の同期分離回路3の
構成も同期分離回路4の構成と略同様である。即ち、入
力端子5からの複合映像信号は積分回路3a 、コンデン
サC5 及び抵抗R7 を介してトランジスタQ4 のエミッ
タに導入される。トランジスタQ4 のエミッタはコンデ
ンサC6 及び電流源i2 を介して基準電位点に接続され
ており、ベースには電源E2 が接続されている。トラン
ジスタQ4 のコレクタと電圧源Vccとの間にはダイオー
ドD3 ,D4 が直列に接続され、ダイオードD3 ,D4
とカレントミラー回路を構成するトランジスタQ5 のベ
ースは抵抗R8を介してエミッタに接続されている。ト
ランジスタQ5 のエミッタは抵抗R9 を介して電圧源V
ccに接続され、コレクタは抵抗R10を介して基準電位点
に接続される。抵抗R10の両端に垂直周期の信号が現れ
る。
構成も同期分離回路4の構成と略同様である。即ち、入
力端子5からの複合映像信号は積分回路3a 、コンデン
サC5 及び抵抗R7 を介してトランジスタQ4 のエミッ
タに導入される。トランジスタQ4 のエミッタはコンデ
ンサC6 及び電流源i2 を介して基準電位点に接続され
ており、ベースには電源E2 が接続されている。トラン
ジスタQ4 のコレクタと電圧源Vccとの間にはダイオー
ドD3 ,D4 が直列に接続され、ダイオードD3 ,D4
とカレントミラー回路を構成するトランジスタQ5 のベ
ースは抵抗R8を介してエミッタに接続されている。ト
ランジスタQ5 のエミッタは抵抗R9 を介して電圧源V
ccに接続され、コレクタは抵抗R10を介して基準電位点
に接続される。抵抗R10の両端に垂直周期の信号が現れ
る。
【0035】トランジスタQ5 のベース・エミッタ間に
は同期分離レベル切換回路16を構成する抵抗R15及びト
ランジスタQ12,Q13が接続される。即ち、トランジス
タQ5 のエミッタは抵抗R15を介してトランジスタQ12
のエミッタ及びトランジスタQ13のコレクタに接続さ
れ、トランジスタQ12のコレクタ及びトランジスタQ13
のエミッタはトランジスタQ15のベースに接続される。
電圧源Vccと基準電位点との間には抵抗R16及びトラン
ジスタQ11のコレクタ・エミッタ路が接続されており、
トランジスタQ12,Q13のベースはトランジスタQ11の
コレクタに接続される。電圧源Vccと基準電位点との間
には抵抗R17及びトランジスタQ10のコレクタ・エミッ
タ路も接続されており、トランジスタQ11のベースはト
ランジスタQ10のコレクタに接続される。トランジスタ
Q10のベースには垂直カウンタ17から入力端子16aを介
してマスクパルスVSPが入力される。
は同期分離レベル切換回路16を構成する抵抗R15及びト
ランジスタQ12,Q13が接続される。即ち、トランジス
タQ5 のエミッタは抵抗R15を介してトランジスタQ12
のエミッタ及びトランジスタQ13のコレクタに接続さ
れ、トランジスタQ12のコレクタ及びトランジスタQ13
のエミッタはトランジスタQ15のベースに接続される。
電圧源Vccと基準電位点との間には抵抗R16及びトラン
ジスタQ11のコレクタ・エミッタ路が接続されており、
トランジスタQ12,Q13のベースはトランジスタQ11の
コレクタに接続される。電圧源Vccと基準電位点との間
には抵抗R17及びトランジスタQ10のコレクタ・エミッ
タ路も接続されており、トランジスタQ11のベースはト
ランジスタQ10のコレクタに接続される。トランジスタ
Q10のベースには垂直カウンタ17から入力端子16aを介
してマスクパルスVSPが入力される。
【0036】トランジスタQ3 のエミッタは抵抗R11を
介してトランジスタQ6 のベースに接続されており、ト
ランジスタQ6 のコレクタは抵抗R12を介して電圧源V
ccに、エミッタは基準電位点に接続されている。トラン
ジスタQ6 のコレクタ・エミッタ間にはトランジスタQ
7 のコレクタ・エミッタ路が接続されており、トランジ
スタQ7 のベースはトランジスタQ5 のコレクタに接続
される。
介してトランジスタQ6 のベースに接続されており、ト
ランジスタQ6 のコレクタは抵抗R12を介して電圧源V
ccに、エミッタは基準電位点に接続されている。トラン
ジスタQ6 のコレクタ・エミッタ間にはトランジスタQ
7 のコレクタ・エミッタ路が接続されており、トランジ
スタQ7 のベースはトランジスタQ5 のコレクタに接続
される。
【0037】トランジスタQ6 ,Q7 のコレクタは抵抗
R13を介してトランジスタQ8 のベースに接続されると
共に、コンデンサC7 を介して基準電位点にも接続され
る。抵抗R13及びコンデンサC7 により積分回路が構成
されている。トランジスタQ8 のエミッタは差動対をな
すトランジスタQ9 のエミッタに共通接続され、電流源
i3 を介して電圧源Vccに接続される。トランジスタQ
8 のコレクタは基準電位点に接続され、トランジスタQ
9 のコレクタは抵抗R14を介して基準電位点に接続さ
れ、ベースには電源E3 が接続されている。これによ
り、抵抗R13、コンデンサC7 の積分出力が電源E3の
電圧よりも低レベルになると、トランジスタQ9 がオフ
する。抵抗R14の両端にはトランジスタQ9 がオフの時
に“L”となる垂直同期信号VSが出力される。
R13を介してトランジスタQ8 のベースに接続されると
共に、コンデンサC7 を介して基準電位点にも接続され
る。抵抗R13及びコンデンサC7 により積分回路が構成
されている。トランジスタQ8 のエミッタは差動対をな
すトランジスタQ9 のエミッタに共通接続され、電流源
i3 を介して電圧源Vccに接続される。トランジスタQ
8 のコレクタは基準電位点に接続され、トランジスタQ
9 のコレクタは抵抗R14を介して基準電位点に接続さ
れ、ベースには電源E3 が接続されている。これによ
り、抵抗R13、コンデンサC7 の積分出力が電源E3の
電圧よりも低レベルになると、トランジスタQ9 がオフ
する。抵抗R14の両端にはトランジスタQ9 がオフの時
に“L”となる垂直同期信号VSが出力される。
【0038】次に、このように構成された垂直同期再生
回路の動作について図4のタイミングチャートを参照し
て説明する。図4(a)はゴーストが混入していない直
接波信号を示し、図4(b)は直接波より6μs遅延し
た正ゴースト信号を示し、図4(c)は合成受信信号を
示し、図4(d)は同期分離回路3の積分回路3aの出
力波形を示し、図4(e)は同期分離回路3の出力波形
を示している。
回路の動作について図4のタイミングチャートを参照し
て説明する。図4(a)はゴーストが混入していない直
接波信号を示し、図4(b)は直接波より6μs遅延し
た正ゴースト信号を示し、図4(c)は合成受信信号を
示し、図4(d)は同期分離回路3の積分回路3aの出
力波形を示し、図4(e)は同期分離回路3の出力波形
を示している。
【0039】図3の入力端子5に導入された複合映像信
号(図3(c))は複合同期分離用の同期分離回路4の
コンデンサC3 及び抵抗R2 を介してトランジスタQ1
のエミッタに入力される。トランジスタQ1 は入力複合
映像信号が同期分離レベルVthに達するとオンとなる。
時定数(R2 ×C3 )を水平周期に対して十分大きく選
ぶと、同期分離レベルVthは下記(1)式を満足する。
号(図3(c))は複合同期分離用の同期分離回路4の
コンデンサC3 及び抵抗R2 を介してトランジスタQ1
のエミッタに入力される。トランジスタQ1 は入力複合
映像信号が同期分離レベルVthに達するとオンとなる。
時定数(R2 ×C3 )を水平周期に対して十分大きく選
ぶと、同期分離レベルVthは下記(1)式を満足する。
【0040】 (Vth /R2 )・Ts=i1 ・(T−Ts ) …(1) 但し、R2 は抵抗R2 の抵抗値であり、Tは水平周期で
あり、Ts は同期信号期間であり、i1 は電流源i1 の
電流である。この(1)式より下記(2)式が導かれ
る。
あり、Ts は同期信号期間であり、i1 は電流源i1 の
電流である。この(1)式より下記(2)式が導かれ
る。
【0041】 Vth={(T−Ts )/Ts }・i1 ・R2 …(2) トランジスタQ1 が導通している時は、トランジスタQ
1 のコレクタには、{(T−Ts )/Ts }・i1 なる
電流が流れ、これが抵抗R3 ,R5 にも流れてトランジ
スタQ2 を導通させる。従って、この期間には、抵抗R
4 に電流が流れてトランジスタQ3はオンとなり、トラ
ンジスタQ3 のエミッタに“H”の信号が現れる。この
とき、ダイオードD1 ,D2 によるクランプ回路が動作
し、トランジスタQ2 のベース電圧をVcc−2VF (V
F はダイオードD1 ,D2 の順方向電圧)に維持し、ト
ランジスタQ2 のエミッタ電流をVF /R3 に維持す
る。このようにして、トランジスタQ3 のエミッタから
複合同期信号CSが得られる。この複合同期信号CSは
抵抗R11を介してトランジスタQ6 のベースに与えられ
る。
1 のコレクタには、{(T−Ts )/Ts }・i1 なる
電流が流れ、これが抵抗R3 ,R5 にも流れてトランジ
スタQ2 を導通させる。従って、この期間には、抵抗R
4 に電流が流れてトランジスタQ3はオンとなり、トラ
ンジスタQ3 のエミッタに“H”の信号が現れる。この
とき、ダイオードD1 ,D2 によるクランプ回路が動作
し、トランジスタQ2 のベース電圧をVcc−2VF (V
F はダイオードD1 ,D2 の順方向電圧)に維持し、ト
ランジスタQ2 のエミッタ電流をVF /R3 に維持す
る。このようにして、トランジスタQ3 のエミッタから
複合同期信号CSが得られる。この複合同期信号CSは
抵抗R11を介してトランジスタQ6 のベースに与えられ
る。
【0042】なお、トランジスタQ2 を導通状態とする
ためには、トランジスタQ1 のコレクタから電流(VF
/R5 )を供給する必要がある。このため、実際の同期
分離レベルVth′は、(2)式にて示す同期分離レベル
Vthより小さい値となり、下記(3)式にて示される。
ためには、トランジスタQ1 のコレクタから電流(VF
/R5 )を供給する必要がある。このため、実際の同期
分離レベルVth′は、(2)式にて示す同期分離レベル
Vthより小さい値となり、下記(3)式にて示される。
【0043】 Vth′={(T−Ts )/Ts }・i1 ・R2 −(VF /R5 )・R2 …(3) 一方、図3(c)に示す複合映像信号は、垂直同期分離
用の同期分離回路3の積分回路3aにも与えられる。複
合映像信号は積分回路3aにおいて積分され、この積分
出力はコンデンサC5 及び抵抗R7 を介してトランジス
タQ4 のエミッタに供給される。この積分出力から上記
と同様の動作により垂直周期の信号を分離する。すなわ
ち、同期分離回路3の同期分離レベルVth3 は、トラン
ジスタQ12,Q13等によって構成される同期分離レベル
切換回路16が作用していない場合には、上記(3)式と
同様の下記(4)式で示すことができる。
用の同期分離回路3の積分回路3aにも与えられる。複
合映像信号は積分回路3aにおいて積分され、この積分
出力はコンデンサC5 及び抵抗R7 を介してトランジス
タQ4 のエミッタに供給される。この積分出力から上記
と同様の動作により垂直周期の信号を分離する。すなわ
ち、同期分離回路3の同期分離レベルVth3 は、トラン
ジスタQ12,Q13等によって構成される同期分離レベル
切換回路16が作用していない場合には、上記(3)式と
同様の下記(4)式で示すことができる。
【0044】 Vth3 ={(T−Ts )/Ts }・i2 ・R7 −(VF /R8 )・R7…(4) 但し、Ts は垂直同期信号期間であり、Tは垂直周期で
ある。
ある。
【0045】しかし、図3(c),(d)に示すよう
に、正ゴーストの影響を受けた入力複合映像信号はB部
分に対応するタイミングにおいて、破線に示す同期分離
レベルVth3 を越えてしまう。そこで、本実施例におい
ては、この部分において同期分離レベルを同期先頭側に
変化させて、図3(e)に破線で示すパルスが発生する
ことを防止している。
に、正ゴーストの影響を受けた入力複合映像信号はB部
分に対応するタイミングにおいて、破線に示す同期分離
レベルVth3 を越えてしまう。そこで、本実施例におい
ては、この部分において同期分離レベルを同期先頭側に
変化させて、図3(e)に破線で示すパルスが発生する
ことを防止している。
【0046】すなわち、垂直カウンタ17からのマスクパ
ルスVSPは第260Hから第0Hまでの期間が“L”
であり、他の期間は“H”である。このマスクパルスV
SPは入力端子16aを介して同期分離レベル切換回路16
のトランジスタQ10のベースに与えられる。マスクパル
スの“L”期間には、トランジスタQ10はオフとなり、
トランジスタQ11はオンとなってトランジスタQ12,13
がオフとなる。この場合には、上記(4)式に示す同期
分離レベルVth3 で垂直周期の信号が分離される。
ルスVSPは第260Hから第0Hまでの期間が“L”
であり、他の期間は“H”である。このマスクパルスV
SPは入力端子16aを介して同期分離レベル切換回路16
のトランジスタQ10のベースに与えられる。マスクパル
スの“L”期間には、トランジスタQ10はオフとなり、
トランジスタQ11はオンとなってトランジスタQ12,13
がオフとなる。この場合には、上記(4)式に示す同期
分離レベルVth3 で垂直周期の信号が分離される。
【0047】一方、マスクパルスの“H”期間、すなわ
ち、第0Hから第260HまではトランジスタQ10はオ
ンとなり、トランジスタQ11はオフとなってトランジス
タQ12,Q13はオンとなる。そうすると、トランジスタ
Q5 のエミッタ・ベースからには抵抗R8 ,R15が並列
接続されることになる。この期間の同期分離回路3の同
期分離レベルVth3 ′は下記(5)式にて示される。
ち、第0Hから第260HまではトランジスタQ10はオ
ンとなり、トランジスタQ11はオフとなってトランジス
タQ12,Q13はオンとなる。そうすると、トランジスタ
Q5 のエミッタ・ベースからには抵抗R8 ,R15が並列
接続されることになる。この期間の同期分離回路3の同
期分離レベルVth3 ′は下記(5)式にて示される。
【0048】 Vth3 ′={(T−Ts )/Ts }・i2 ・R7 −{VF (R8 +R15)/(R8 ・R15)}・R7 …(5) すなわち、この期間の同期分離回路3の同期分離レベル
は、図4(d)に示すように、他の期間よりも高くなっ
てB部分の積分出力よりも高くなる。これにより、この
部分において抵抗R10の両端にパルスが発生することは
ない。
は、図4(d)に示すように、他の期間よりも高くなっ
てB部分の積分出力よりも高くなる。これにより、この
部分において抵抗R10の両端にパルスが発生することは
ない。
【0049】こうして、正規の垂直同期信号期間にトラ
ンジスタQ5 のコレクタに現れる垂直周期の信号はトラ
ンジスタQ7 のベースに与えられる。この信号はトラン
ジスタQ7 によって反転増幅され、抵抗R13及びコンデ
ンサC7 による積分回路を介してトランジスタQ8 のベ
ースに供給される。これにより、トランジスタQ8 のベ
ース電位はトランジスタQ9 のベースバイアスE3 より
も低下し、トランジスタQ9はオフとなって、抵抗R14
の両端には垂直同期信号VSが現れる。
ンジスタQ5 のコレクタに現れる垂直周期の信号はトラ
ンジスタQ7 のベースに与えられる。この信号はトラン
ジスタQ7 によって反転増幅され、抵抗R13及びコンデ
ンサC7 による積分回路を介してトランジスタQ8 のベ
ースに供給される。これにより、トランジスタQ8 のベ
ース電位はトランジスタQ9 のベースバイアスE3 より
も低下し、トランジスタQ9はオフとなって、抵抗R14
の両端には垂直同期信号VSが現れる。
【0050】垂直同期信号VSは垂直同期検出回路12に
導入され、垂直同期検出回路12は垂直同期検出パルスV
DPをリセットパルス成形回路14に与える。垂直カウン
タ17はリセットパルスRSP及び2fH のパルスを導入
して、垂直同期パルスVPを出力する。この垂直同期パ
ルスVPは、ゴーストが発生した場合であっても垂直同
期信号期間以外の期間には垂直同期信号VSが発生しな
いことから、極めて安定したものとなる。
導入され、垂直同期検出回路12は垂直同期検出パルスV
DPをリセットパルス成形回路14に与える。垂直カウン
タ17はリセットパルスRSP及び2fH のパルスを導入
して、垂直同期パルスVPを出力する。この垂直同期パ
ルスVPは、ゴーストが発生した場合であっても垂直同
期信号期間以外の期間には垂直同期信号VSが発生しな
いことから、極めて安定したものとなる。
【0051】このように、本実施例においては、同期分
離回路3の同期分離レベルを第260Hの前後で変化さ
せており、積分回路3aの出力のフロントポーチ部分の
盛り上がり部分を分離してしまうことを防止することが
でき、正規の垂直同期信号のみを分離して、安定した垂
直同期再生が可能である。
離回路3の同期分離レベルを第260Hの前後で変化さ
せており、積分回路3aの出力のフロントポーチ部分の
盛り上がり部分を分離してしまうことを防止することが
でき、正規の垂直同期信号のみを分離して、安定した垂
直同期再生が可能である。
【0052】なお、同期分離回路3,4は常時動作して
おり、VTRの特殊再生など非標準信号に対しても、安
定した動作を行うことができる。また、本実施例では、
マスクパルス期間を第260H乃至第0Hに設定した
が、垂直同期信号に重畳されるノイズの影響を考慮し
て、マスクパルス期間を同期信号の終了まで延長しても
よい。
おり、VTRの特殊再生など非標準信号に対しても、安
定した動作を行うことができる。また、本実施例では、
マスクパルス期間を第260H乃至第0Hに設定した
が、垂直同期信号に重畳されるノイズの影響を考慮し
て、マスクパルス期間を同期信号の終了まで延長しても
よい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゴ
ースト等の外乱の影響に拘らず安定した垂直同期パルス
を出力することができる。
ースト等の外乱の影響に拘らず安定した垂直同期パルス
を出力することができる。
【図1】本発明に係る垂直同期再生回路の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】図1に示す回路の具体的な構成を示す回路図。
【図3】図1に示す回路の具体的な構成を示す回路図。
【図4】実施例回路の動作を説明するためのタイミング
チャート。
チャート。
【図5】従来の垂直同期再生回路を示す回路図。
【図6】リセットパルス成形回路を説明するための説明
図。
図。
【図7】同期分離回路1を説明するためのタイミングチ
ャート。
ャート。
【図8】同期分離回路1を説明するためのタイミングチ
ャート。
ャート。
【図9】同期分離回路1を説明するためのタイミングチ
ャート。
ャート。
1…同期分離回路 2…垂直同期分離回路 3…垂直同期分離用の同期分離回路 4…複合同期分離用の同期分離回路 12…垂直同期検出回路 14…リセットパルス成形回路 16…同期分離レベル切換回路 17…垂直カウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 入力端子を介して入力された複合映像信
号を水平同期信号分離用の同期分離レベルで分離して複
合同期信号を出力する第1の同期分離回路と、 前記入力端子を介して入力された複合映像信号を積分
し、この積分出力を垂直同期信号分離用の同期分離レベ
ルで分離して垂直周期の信号を出力する第2の同期分離
回路と、 前記第1及び第2の同期分離回路の出力から垂直同期信
号を取り出す垂直同期分離回路と、 この垂直同期分離回路から垂直同期信号を導入して水平
周波数の整数倍のパルス幅の垂直同期パルスを出力する
と共に、この垂直同期パルスに先立つ所定の期間にマス
クパルスを出力する垂直カウンタと、 前記マスクパルスを導入して前記第2の同期分離回路の
同期分離レベルを所定の期間だけ変化させるマスク回路
とを具備したことを特徴とする垂直同期再生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21756391A JPH0564031A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 垂直同期再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21756391A JPH0564031A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 垂直同期再生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564031A true JPH0564031A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16706223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21756391A Pending JPH0564031A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 垂直同期再生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0564031A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001333294A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Toshiba Corp | 水平同期信号分離回路 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP21756391A patent/JPH0564031A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001333294A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Toshiba Corp | 水平同期信号分離回路 |
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