JPH0564330A - 残置ケーブル撤去装置 - Google Patents

残置ケーブル撤去装置

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JPH0564330A
JPH0564330A JP22011491A JP22011491A JPH0564330A JP H0564330 A JPH0564330 A JP H0564330A JP 22011491 A JP22011491 A JP 22011491A JP 22011491 A JP22011491 A JP 22011491A JP H0564330 A JPH0564330 A JP H0564330A
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Yasuo Negishi
靖夫 根岸
Shunji Nagamachi
俊二 長町
Chuichi Miya
忠一 宮
Koji Tanaka
宏司 田中
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Sumitomo Electric Industries Ltd
NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型でかつけん引力が大きく使い勝手のある
残置ケーブル撤去装置を提供する。 【構成】 フレーム13内をケーブル布設方向に沿って
往復動可能なスライド本体8と、このスライド本体8を
往復動させるためにフレーム13内の左右方向位置に配
置された油圧シリンダ10と、前記スライド本体8の上
下方向位置に配置されてケーブル34をクランプし得る
クランプ金具2と、これらのクランプ金具2を開閉駆動
すべくスライド本体8の上下方向位置に配置固定された
油圧シリンダ9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下管路に布設された
通信ケーブル等で再使用しないこととなり、既に現在使
用されないでしかも撤去がしにくいために残置されてい
るケーブルを撤去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、ケーブルを撤去する
一般的な方法は、張線器やウィンチによる方法とかケー
ブル布設・撤去車による方法がある。
【0003】これらの方法でのけん引能力は3トン程度
と小さいために、長年の間に錆や偏平等が生じた管路に
おいては、ケーブルへの抵抗が大となっていることがあ
り、管路内のケーブルを引き抜けない場合があったの
で、管路の有効活用のためにも技術改良の必要性があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブル撤去方
法に使用されていた装置類は撤去するケーブルに再使用
不可となるような損傷を与えない配慮のために過大のけ
ん引力を発生させないようにしていたこと並びにケーブ
ル布設・撤去車はケーブル布設時に必要とするけん引力
を発生させる能力を有するものであったので、大きなけ
ん引力を必要とする場合のケーブル撤去には不向きであ
った。
【0005】また、マンホール内等の狭い場所では、大
型の装置は搬出、搬入が出来ないために、使用出来ず、
この種の場所でもケーブル撤去作業を可能とすることも
課題であった。
【0006】そこで、本発明の目的は、小型でかつけん
引力が大きく使い勝手のある残置ケーブル撤去装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的をするための、
本発明の構成は、フレーム内をケーブル布設方向に沿っ
て往復動可能なスライド本体と、このスライド本体を往
復動させるためにフレーム内の左右方向位置に配置され
た第1の油圧シリンダと、前記スライド本体の上下方向
位置に配置されてケーブルをクランプし得るクランプ金
具と、これらのクランプ金具を開閉駆動すべくスライド
本体の上下方向位置に配置固定された第2の油圧シリン
ダと、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記構成によれば、遠隔操作でクランプ金具の
開閉動作とスライド本体の往復動を繰り返すことによ
り、大きなけん引力で管路内の残置ケーブルが撤去され
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を説明する。図9は、本発明に係る残置ケーブル撤去装
置を使用してのマンホール内での通信ケーブル撤去作業
方法の概要を示す図である。
【0010】即ち、残置ケーブル撤去装置30はマンホ
ール31内において専用の架台32上に設置され、地上
に設けた油圧ポンプ33を動力源として当該装置30内
蔵の複数の油圧シリンダの伸縮動作により、ケーブル3
4をクランプ及びけん引する動作を繰り返すことで、管
路35内のケーブル34を撤去するものである。
【0011】なお、この装置30の操作は地上に設けた
操作制御盤36を用いて遠隔操作で行われる。また、図
中37は反力鋼材で、38は油圧ホースである。
【0012】残置ケーブル撤去装置30の構造を示す図
1〜図3において、1はケーブル導入孔1aを有するヘ
ッドであり、フレーム13へ複数のボルトで着脱自在に
取り付けられる。
【0013】9はクランプ動作用の複動型油圧シリンダ
であり、スライド本体8の上下に前向きに2個配置固定
されており、この油圧シリンダ9の伸縮動作により、ヘ
ッド1内に位置して収納された上下一対のクランプ金具
2がアーム4を介し軸6を回転中心にして開閉動作する
ようになっている。
【0014】11と12は油圧シリンダ9へ作動油を圧
送する油圧ホース(図示せず)が接続するための接続ポ
ートであり、図3に示す如く、上下に配管されており、
図示の下側の接続ポート11,12でも油圧ホースが接
続可能となっている。
【0015】10はけん引動作用の複動型油圧シリンダ
であり、フレーム13内の左右に配置されており、この
油圧シリンダ10はフレーム13に基端部が固定(図示
の左(前)側)されるとともにピストンロッド先端部が
スライド本体8へ固定される構造となっている。
【0016】そして、前記油圧シリンダ10の伸縮動作
により、スライド本体8がフレーム13内をケーブル布
設方向(図9参照)へ往復動作するようになっている。
15と16は油圧シリンダ10へ作動油を圧送する油圧
ホース(図示せず)が接続するための接続ポートであ
る。
【0017】また本装置30は専用架台32(図9参
照)上に縦置き又は横置きの状態のいずれかで設置され
るために、フレーム13の下面に縦置き設置用車輪17
が4個とフレーム13の右側面(装置後方視で)に横置
き設置用車輪18が4個それぞれ装備する構造になって
いる。
【0018】さらに、吊り具としてアイボルト19がフ
レーム13へ着脱自在に取り付けられており、本装置3
0をマンホール31(図9参照)内への搬入,搬出時並
びに専用架台32(図9参照)上への設置等の作業用と
して使用出来る構造となっている。
【0019】なお、図中14は撤去されるケーブル34
(図9参照)の誘導孔であり、この誘導孔14がラップ
するスライド本体8側の誘導孔20とともに前記ケーブ
ル34を地上へ送り出すようになっている。
【0020】次に、残置ケーブル撤去装置によるケーブ
ル撤去のプロセスと動作を図4から図8を用いて説明す
る。尚、各図の(a)は前記図1に示している側断面図
に相当する構造図であり、(b)は図2に示している平
断面図に相当する構造図である。
【0021】なお、図4において、油圧シリンダ9内の
ピストンロッド先端部に結合されているクレビス7が軸
5にてアーム4へ回転自由に連結している。また、アー
ム4は軸6にてスライド本体8へ回転自在に支持されて
おり、クランプ金具2は軸3にてアーム4へ回転自由に
連結している。
【0022】先ず、クランプ開動作について説明する
と、油圧シリンダ9が縮動作(図示の状態)することに
より、軸6を回転中心にアーム4が時計方向に回転して
クランプ金具2が上下方向へ動作するので、クランプ金
具2が開状態となる。この後、撤去しようとするケーブ
ル34の管路口より突出している部分がクランプ金具2
間に位置するように残置ケーブル撤去装置30全体を移
動させる。
【0023】次に、クランプ開動作の次のプロセスであ
るクランプ閉動作について図5を用いて説明する。油圧
シリンダ9がL3 寸法分だけ伸動作することで軸6を回
転中心にアーム4が反時計方向に回転してクランプ金具
2が上下方向へ動作するので、クランプ金具2が閉状態
となり、撤去しようとするケーブル34をクランプす
る。尚、クランプ金具2は、ケーブルクランプ面を波形
状の歯形にすることで、この形状にケーブルを変形させ
ることができ、ケーブル34をけん引する際に応力集中
によるケーブル自体の破断防止並びにクランプ金具2と
ケーブル34間との滑り防止が図れる。
【0024】次に、クランプ閉動作の次のプロセスであ
るけん引動作について図6を用いて説明する。クランプ
閉動作状態を保持したまま油圧シリンダ10がL4 寸法
分だけ伸動作することでスライド本体8がフレーム13
内を図示の右方向に動作する。従って、(a)図に示す
ように、撤去しようとするケーブル34をクランプ金具
2でクランプしたままでけん引する。
【0025】次に、けん引動作の次のプロセスであるク
ランプ開動作について図7を用いて説明する。ケーブル
けん引動作終了後、前記図6に示すL3 寸法分だけ油圧
シリンダ9を縮動作することで軸6を回転中心にアーム
4が反時計方向に回転してクランプ金具2が上下方向に
動作し、クランプ金具2が開状態となり、ケーブル34
と縁が切れる。
【0026】次に、クランプ開動作の次のプロセスであ
る原点復帰動作について図8を用いて説明する。クラン
プ開動作状態を保持したまま前記図7に示すL4 寸法分
だけ油圧シリンダ10を縮動作することでスライド本体
8がフレーム13内を図示の左方向へ動作して原点復帰
する。
【0027】以上が残置ケーブル撤去装置30において
のケーブル撤去動作の1サイクルである。スライド本体
8が原点復帰後も同様なプロセスにより動作を繰返すこ
とで、ケーブル34を順次けん引して撤去していく。
【0028】このような本実施例の残置ケーブル撤去装
置30によって生じる利点を下記に述べる。 1)本装置30は小型マンホール31にも搬入,搬出が
可能である。本装置30は縦寸法545mm,幅寸法35
0mmであり、通信ケーブル用小型マンホール入口径60
0mmでも垂直吊りにて搬入,搬出が可能であり、従って
マンホール内でのケーブル撤去作業に用いることが出来
る。
【0029】2)本装置30はマンホール内の管路口壁
面への設置が可能である。図10は通信ケーブル用マン
ホール31の管路口壁面での管路口配置寸法を示してい
る。図示の如く管路口は150mmピッチで整列してお
り、管路口径80mm寸法を除いた面の寸法は220mm平
方となる(斜線で示す範囲)。従って、マンホール内で
ケーブル34を撤去する装置は先端部が220mm平方内
の範囲でなければ撤去する以外のケーブルに装置が接触
又は干渉してしまいケーブル撤去作業が出来ない。この
ため、本装置30はケーブルクランプ機構部を先細り構
造にすることで対処してヘッド1の先端部寸法を190
mm平方に制限した。この対処のために、アーム4での倍
力率を犠牲にして軸間寸法L1 とL2 (図1参照)につ
いて一般的な考えとは逆にL1 >L2 の寸法関係とし
た。
【0030】3)本装置30は大きなケーブルクランプ
力とケーブルけん引力を発生する能力がある。ケーブル
クランプ力とケーブルけん引力の発生源として油圧シリ
ンダを採用することで次のような大きな力を発生するこ
とが出来る。 ケーブルクランプ力:F1 油圧シリンダ5の伸時の力:50トン/本(油圧700
kgf/cm2 時) アーム4の軸3と軸6間寸法L1 :148mm アーム4の軸5と軸6間寸法L2 :102mm F1 =(L2 /L1 )×50トン=(102/148)
×50=34.4トン ケーブルけん引力:F2 油圧シリンダ10の伸時の力:10トン/本(油圧70
0kgf/cm2 時) F2 =10トン×2本=20トン 尚、通信ケーブルの最大破断力は20トンであるため、
通信ケーブルに於いては全てのケーブルが撤去可能であ
る。
【0031】4)本装置30は専用架台32の上で縦置
き又は横置き設置が可能である。マンホール内等でのケ
ーブル撤去作業時で高さ方向に制限がある場合は横置き
に設置し対処する。この場合、装置30の片面がマンホ
ール31の壁面に近接した条件ではクランプ用の油圧シ
リンダ9への油圧ホースの接続が出来なくなることがあ
るので油圧ホースの接続ポート11,12は両面に設け
てあり、マンホール31の壁面に近接した方と反対側の
接続ポート11,12へ油圧ホースを接続することが出
来る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の残置ケーブ
ル撤去装置は、大きなけん引能力を有し、しかもマンホ
ール内等の狭い場所へ搬入,搬出が出来て使用可能のた
め、通信ケーブル等で再使用不能となって、撤去出来な
いために残置されているケーブルを撤去する分野に利用
すると効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】同じく平断面図である。
【図3】図1のIII −III 矢視図である。
【図4】同じく作用状態の各々の説明図である。
【図5】同じく作用状態の各々の説明図である。
【図6】同じく作用状態の各々の説明図である。
【図7】同じく作用状態の各々の説明図である。
【図8】同じく作用状態の各々の説明図である。
【図9】本発明装置を使用した残置ケーブル撤去作業方
法の概念図である。
【図10】通信ケーブル用マンホールの管路口壁面での
管路口配置寸法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 クランプ金具 8 スライド本体 9 クランプ用の油圧シリンダ 10 けん引用の油圧シリンダ 13 フレーム 34 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮 忠一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 田中 宏司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内をケーブル布設方向に沿って
    往復動可能なスライド本体と、このスライド本体を往復
    動させるためにフレーム内の左右方向位置に配置された
    第1の油圧シリンダと、前記スライド本体の上下方向位
    置に配置されてケーブルをクランプし得るクランプ金具
    と、これらのクランプ金具を開閉駆動すべくスライド本
    体の上下方向位置に配置固定された第2の油圧シリンダ
    と、を備えたことを特徴とする残置ケーブル撤去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107482533A (zh) * 2017-08-18 2017-12-15 河南送变电建设有限公司 一种输电线路高空钢索式液压紧线装置

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JPH0412609A (ja) * 1990-04-27 1992-01-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 地下ケーブル撤去装置

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CN107482533B (zh) * 2017-08-18 2023-05-23 河南送变电建设有限公司 一种输电线路高空钢索式液压紧线装置

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