JPH0564701A - 薄膜蒸発装置 - Google Patents

薄膜蒸発装置

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JPH0564701A
JPH0564701A JP4052197A JP5219792A JPH0564701A JP H0564701 A JPH0564701 A JP H0564701A JP 4052197 A JP4052197 A JP 4052197A JP 5219792 A JP5219792 A JP 5219792A JP H0564701 A JPH0564701 A JP H0564701A
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thin film
film evaporation
chamber
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/22Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface
    • B01D1/222In rotating vessels; vessels with movable parts
    • B01D1/223In rotating vessels; vessels with movable parts containing a rotor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S159/00Concentrating evaporators
    • Y10S159/41Removable units

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄膜蒸発装置を改良して僅かな構造費で高い
蒸発率を得る。 【構成】 ロータ21がロータ大径部区域で、加熱媒体
を導入・導出するために少なくとも夫々1本の支持腕2
3,24を有する十字支持体22を介して駆動軸25と
結合されており、またロータ小径部区域には、前記ロー
タ21と一緒に回転する円錐形の浸漬管41が貫通して
おり、該浸漬管が浸漬管小径部でもって、容器1の下部
部分5内に位置している処理液又は濃縮液内に浸漬して
おり、また浸漬管大径部で前記ロータ21の駆動軸25
結合されておりかつ該結合部位には、処理液又は濃縮液
を加熱面32へ引渡すオーバーフロー縁42を有してい
る点にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気取出し口を有する
容器と、上向きに円錐状に拡がる少なくとも1つの加熱
面を有するロータを回転駆動するために前記容器内に上
方から導入された中空の駆動軸とを有し、前記加熱面の
内面にロータ小径部区域で処理液を装入し、該処理液を
ロータ大径部の方へ向かって前記加熱面に沿って薄膜状
に拡張し濃縮液として容器内へ引渡し、かつ、前記中空
の駆動軸を通って導入・導出される加熱媒体を、前記加
熱面の外面へ導くようにして処理液を濃縮する薄膜蒸発
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記形式の薄膜蒸発装置は、処理液を、
液状又は蒸気状の熱担体で加熱されている高速回転する
回転対称形の加熱面に対して供給することによって遠心
力原理基づいて稼働する。該加熱面は、截頭円錐形又は
円錐形に構成したことによって、半径方向平面に対し
て、程度の差こそあれ強い勾配を有し、これによって、
軸線近くで装入された処理液は薄膜状に外方に向かって
拡張する。該薄膜の内部には広範囲にわたって層流が生
じる。この結果、やはり純然たる表面蒸発が生じる。高
い熱貫流率(kcal/M2/h℃)に基づいて、加熱
面における処理液の滞在時間を極めて短く(数秒の範囲
に)することが可能である。このような事情に基づい
て、薄膜蒸発装置を用いれば、処理液を極めて無理なく
蒸発させることが可能である。それ故にこのような薄膜
蒸発装置による蒸発は往々にして、温度に敏感な多数の
処理液並びに(最高50,000cPの)高粘稠性の処
理液の場合には蒸留又は濃縮の唯一の操作可能性とな
る。
【0003】回転加熱面による薄膜蒸発の別の利点は、
液膜が遠心力に基づいて絶えず加熱面に圧着されるとい
う事実から生じる。これによって気泡の形成が抑えられ
るので、薄膜蒸発装置は、気泡形成の傾向のある処理液
を処理するためにも特に適している。
【0004】薄膜蒸発装置には単段式又は多段式構造の
ものがある。多段式構造の場合、第1の蒸発段において
加熱面の上部外周部で得られる濃縮液は、第2の蒸発段
の少なくとも1つの加熱面に引渡されて、そこで更に濃
縮される。
【0005】処理原液の液体含有量の90%に達するこ
とも稀ではないような極めて高い蒸発率は、単段式蒸発
操作では実現することができず、多段式に構成すれば、
殊に高回転数と必然的に薄肉の加熱面とに基づいて動荷
重が著しく大きくなるために、多額の構造費が生じる。
このような場合それ故に今日でも密閉型蒸留缶を用いて
操業される頻度が極めて高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、薄膜
蒸発装置を改良して僅かな構造費で高い蒸発率を得るこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】冒頭で述べた形式の薄膜
蒸発装置を出発点として、前記課題を解決する本発明の
構成手段は、ロータがロータ大径部区域で、加熱媒体を
導入・導出するために少なくとも夫々1本の支持腕を有
する十字支持体を介して駆動軸と結合されており、また
ロータ小径部区域には、前記ロータと一緒に回転する円
錐形の浸漬管が貫通しており、該浸漬管が浸漬管小径部
でもって、容器の下部部分内に位置している処理液又は
濃縮液内に浸漬しており、また浸漬管大径部で前記ロー
タの駆動軸と結合されておりかつ該結合部位には、処理
液又は濃縮液を加熱面へ引渡すオーバーフロー縁を有し
ている点にある。
【0008】本発明により構成された薄膜蒸発装置は、
回転する円錐形加熱面の傍に、浸漬管型ポンプとして構
成された共回転するポンプを有し、該浸漬管型ポンプは
選択的に処理液又は、容器の下部部分内に溜る濃縮液又
は、前記の処理液と濃縮液との混合物を吸込んで前記加
熱面へ搬送する。従って本発明の薄膜蒸発装置は、連続
貫流法又は循環法で稼働することができる。前者の連続
貫流法の場合には、処理液は容器の下部部分から浸漬管
型ポンプによって吸込まれて加熱面に給送され、該加熱
面上に薄膜状に分配される。該加熱面の上部外周部で得
られる濃縮液は容器内へ跳ね飛ばされて該容器の下部部
分内に溜り、そこから取出される。高い濃縮度又は高い
濃厚度を得るための循環法による稼働方式では、容器下
部部分内に溜る濃縮液は浸漬管型ポンプに供給されかつ
該浸漬管型ポンプから再び加熱面に供給される。この場
合、容器下部部分内では所定の充填度が維持されるよう
に考慮される。多数回の循環によって処理液は所望値に
濃縮される。この場合所定の少量の濃縮液を絶えず取出
しかつ該取出し量に見合った新たな処理原液量を補填す
るようにした連続稼働方式も可能である。
【0009】有利な実施態様では、浸漬管の小径部が、
容器の下部部分内に配置された上向きに開いた室内に入
り込んでおり、該室が処理液流入導管に接続されており
かつ選択的に容器の濃縮液流出口に接続可能である。
【0010】本実施態様では、室内に、ひいては浸漬管
の吸込み側に、供給された処理液又は戻された濃縮液に
対して所定の充填レベルが生じることができ、こうして
浸漬管型ポンプが絶えず等量の液を加熱面に搬送するこ
とが保証される。更に前記室は、容器下部部分内に溜る
濃縮液を、装入される液体(新たな処理液又は前濃縮
液)から仕切るためにも作用する。
【0011】浸漬管が駆動軸に沿って軸方向調節可能で
あれば、ロータの回転数が規定されている場合には加熱
面に供給される量を簡単に調整する可能性及び、回転数
が可変の場合(加熱面における処理液の滞在時間を変化
する場合)には量を一定に保つ可能性が得られる。
【0012】本発明の更に有利な実施例では、別の円錐
形の外部浸漬管が設けられており、該外部浸漬管はその
小径部区域で室を間隔をおいて取り囲んで、下部部分内
に溜る濃縮液内に浸漬し、その大径部区域においてロー
タと結合されており、かつ濃縮液の液面レベルより上位
に位置したオーバーフロー縁を有している。
【0013】付加的な外部浸漬管は、容器下部部分に溜
る濃縮液を常時循環させることによって、前記濃縮液の
ための一種の混合器として作用する。加熱面の上部外周
部で跳ね飛ばされる濃縮液は容器内壁面に沿って、容器
下部部分に溜った濃縮液内へ流下する。前記容器下部部
分に溜った濃縮液から所定量が常時、外部浸漬管の下縁
のところで吸上げられて上方へ搬送され、かつ、容器液
面レベルより上位に位置するオーバーフロー縁のところ
で容器内へ跳ね飛ばされる。従って、外部浸漬管のオー
バーフロー縁で跳ね飛ばされた濃縮液が、加熱面から跳
ね飛ばされて容器内壁面に沿って流下する濃縮液に衝突
することによって、該容器内壁面のところですでに混合
が起こる。この循環運動を更に連続的に続けることによ
って容器下部部分内では濃縮液の均質化が生じる。
【0014】部分循環式操業又は完全循環式操業は、処
理液流入導管を、弁を有するバイパスを介して濃縮液流
出導管と接続することによって極めて簡単に実現するこ
とができる。
【0015】濃縮液内に浸漬する外部浸漬管が複数本の
控えボルトを介してロータの上部外周部と結合されてい
ることによって、ロータと外部浸漬管との間には構造的
に簡単な駆動結合が得られる。
【0016】内部浸漬管がオーバーフロー縁の区域で、
複数本の控えボルトを介してスライドスリーブと結合さ
れており、該スライドスリーブが、ロータ内に侵入して
いる駆動軸の延長部に装着されている場合には、内部浸
漬管についても同様に簡単な駆動結合が得られる。
【0017】熱担体の導入・導出構造を実現するため
に、ロータは3つの同心的な円錐形の壁から成り、該3
つの壁のうち、軸線に対して内寄りの壁が加熱面を成し
かつ中間の壁と相俟って加熱媒体のための加熱室を形成
する一方、前記中間の壁が外壁と相俟って加熱媒体を戻
すための室を形成しており、しかも前記加熱室はロータ
の上部外周部では十字支持体の加熱媒体導入用支持腕
と、また前記ロータ内周部では加熱媒体戻し用の室と連
通されており、該室自体は前記十字支持体の適当な支持
腕と連通している。
【0018】前記の構成では、従来技術に基づいてそれ
自体周知の中空の駆動軸が使用され、かつ、十字支持体
の中空支持腕は、ロータにトルクを伝達するためばかり
でなく、液状又は蒸気状の熱担体の導入・導出のために
も同時に併用される。
【0019】ロータを構成する場合、ロータの加熱面が
十字支持体の支持腕間に濃縮液用のオーバーフロー縁を
有し、かつ、容器の内部には前記加熱面のオーバーフロ
ー縁の高さで下向き外方に向かって斜向したスパッタガ
ードが配置されているのが一層有利である。
【0020】前記スパッタガードは、加熱面の上部外周
部で跳ね飛ばされた濃縮液が容器内部に飛散して蒸気と
一緒に連行されるようなことがなく、容器内壁面で薄膜
に変換されて、該薄膜を重力で容器下部部分内へ流下さ
せるようにするためのものである。この場合、前記スパ
ッタガードは容器壁の適当な傾斜部分によって形成され
ている。
【0021】更に有利な実施例では、容器は着脱可能の
蓋を有し、ロータ及び浸漬管は駆動軸及びその軸受装置
を介して前記蓋と結合されており、かつ該蓋は前記容器
に設けた開口を閉鎖し、該開口の直径は、ロータ及び外
部浸漬管の最大直径よりも大である。
【0022】本実施態様では、薄膜蒸発装置の機能部分
が蓋に取付けられているので、該機能部分は蓋と一緒に
容器から持上げて取外すことができる。このようにして
保守作業、修理作業及び掃除作業を特に簡便に実施する
ことができる。
【0023】同一の目的のために役立つ手段は、容器が
底部を有し、該底部がほぼ中心で処理液流入導管に接続
されており、該底部には室が固着されており、かつ前記
底部が前記室の外域で濃縮液流出導管に接続されている
点にある。
【0024】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0025】図示の薄膜蒸発装置は容器1を有し、該容
器は開口3を有する上部部分2、該開口を閉鎖する蓋4
並びに下部部分5及び底部6から成っている。上部部分
2と下部部分5は夫々適当な材料から成っている。実験
目的に使用する場合には、少なくとも下部部分5を、図
示のようにガラスから製作するのが好ましい。
【0026】容器1の上部部分2は蒸気取出し口7を有
し、かつ、該蒸気取出し口に一体成形されたフランジ8
とユニオンフランジ9とを介して下部部分5にねじ締結
されている。同様に底部6はユニオンフランジ10を介
して下部部分5と結合されている。該底部6は処理液流
入口11を有し、該処理液流入口には、弁13を有する
処理液流入導管12が接続されている。処理液流入口1
1は管状室14に開口し、該環状室14内では所定の液
面レベル15が維持される。また底部6は前記管状室1
4の傍に濃縮液流出口16を有し、該濃縮液流出口には
弁18を有する濃縮液流出導管17が接続されている。
濃縮液流出導管17と処理液流入導管12は、弁20を
有するバイパス19を介して接続されている。
【0027】容器1内にはロータ21が設けられてお
り、該ロータは多腕式十字支持体22(複数の支持腕の
うち支持腕23と24だけが図示されているにすぎな
い)を介して駆動軸25と結合されている。多腕式十字
支持体22には大抵は全部で4本の支持腕が設けられ
る。前記駆動軸25は、容器1の蓋3に固着されたケー
シング26内に支承されておりかつ同心的な2つの孔、
つまり内孔27と外孔28を有し、両孔は、熱担体取入
れ口30と熱担体取出し口31を有する分配ヘッド29
に接続されている。熱担体取入れ口30は駆動軸25の
内孔27と連通し、該内孔自体は十字支持体22の、や
はり中空の支持腕23と連通している。熱担体取出し口
31は同様の形式で駆動軸25の外孔28と連通し、該
外孔自体は十字支持体22の別の中空支持腕24と連通
している。
【0028】ロータ21は、回転対称形で同心的かつ截
頭円錐形の3つの面から成り、3面のうち内位の面は加
熱面32を形成し該加熱面は中間の隔壁33と相俟って
加熱室34を形成している。該加熱室34はロータ21
の小径範囲で室35と連通し、該室は隔壁33と外壁3
6とによって形成されている。ロータ21は上部外周面
にフランジ37を有し、該フランジは2つの別個の環状
通路38,39を有しいる。環状通路38は軸平行の孔
を介して中空の支持腕23と連通し、また環状通路39
は同様の孔を介して中空支持腕34と連通している。
【0029】液状又は蒸気状の熱担体は、熱担体取入れ
口30から駆動軸25の内孔27、十字支持体22の中
空支持腕23及び環状通路38を介して加熱室34内へ
流入し、かつ熱を加熱面32に放出する。次いで該熱担
体は室35内に達し、そこから環状通路39、中空の支
持腕24、外孔28を経て熱担体取出し口31へ導かれ
る。
【0030】ロータ21は小径区域に、つまりロータ下
端部に開口40を有している。該開口40内には、截頭
円錐形の内部浸漬管41の大径部が嵌合し、該内部浸漬
管はこの嵌合部位にオーバーフロー縁42を有してい
る。内部浸漬管41の小径下端部43は管状室14内に
侵入している。浸漬管41はそのオーバーフロー縁42
で、若干本数の控えボルトを介してスライドスリーブ4
4と結合されており、該スライドスリーブ自体は、ロー
タ21内に入り込んでいる駆動軸25の延長部45に摺
動可能に位置固定されている。
【0031】また容器1内、しかも該容器の下部部分5
内には截頭円錐形の外部浸漬管46が配置されており、
該外部浸漬管は管状室14及び内部浸漬管41を半径方
向間隔をおいて取り囲んでいる。外部浸漬管46の小径
下端部47が、下部部分5内に溜っている濃縮液内に位
置している一方、外部浸漬管46はその上端部には、前
記濃縮液の液面レベル49よりも上位に位置したオーバ
ーフロー縁48を有している。該外部浸漬管46も駆動
軸25と間接的に結合されている。この間接的な結合の
ために、一端を前記オーバーフロー縁48に、また他端
をロータ21のフランジ37に固定した複数本の控えボ
ルト50が使用される。従ってロータ21、内部浸漬管
41及び外部浸漬管46は同一回転数で回転する。図示
の薄膜蒸発装置を用いれば次の稼働態様が可能である。
すなわち:先ず差当って確認しておくべきことは、如何
なる稼働態様にあっても管状室14の内部には規定の液
面レベル15が維持されねばならないという点である。
また熱担体の循環経路は、すでに述べたように、如何な
る稼働態様にあっても常に等しい。
【0032】第1に連続貫流法を実施する場合には、バ
イパス19内の弁が閉弁されているのに対して、弁13
及び18は開弁されている。処理液は処理液流入口11
を介して管状室14内に達し、そこから内部浸漬管41
によって吸込まれる。該内部浸漬管は処理液を、オーバ
ーフロー縁42に達するまで上方へ搬送する。該オーバ
ーフロー縁において処理液は加熱面32に向かって半径
方向に跳ね飛ばされ、該加熱面に沿って処理液は外向き
上方に向かって薄膜(フィルム)状に這い上がる。蒸発
する液は蒸気取出し口7を介して吸出される。濃縮液は
加熱面32の上部外周部で、十字支持体22の支持腕2
3,24から開放されたに過ぎない回転する排出縁51
に達し、そこから半径方向に跳ね飛ばされる。該排出縁
51の平面内には、外向き下方に向かって傾斜したスパ
ッタガード52が配置されており、該スパッタガードは
容器1の上部部分2の傾斜面によって構成されておりか
つ容器1内に濃縮液が飛散するのを防止する。濃縮液は
容器内壁面特に下部部分5の内壁面に沿って流下し濃縮
液流出口16及び濃縮液流出導管17を介して取出され
る。
【0033】循環法の場合には濃縮液流出導管17内の
弁18が全閉されている(完全循環式)か、それとも部
分的に閉弁されている(部分循環式)一方、バイパス1
9内の弁20は開弁されている。弁18を全閉して回分
式に、つまり非連続式に循環させる場合には、弁13が
開弁しかつ弁18が閉弁した状態で処理液流入導管12
を介して処理液が、下部部分5内に液面レベル49が生
じるまで供給される。処理液は、すでに述べた形式で蒸
発するように供給されるが、濃縮液は徐々に下部部分5
内に溜り、かつ、外部浸漬管46の下縁47に達すると
該外部浸漬管によって吸込まれ、上方に向かって搬送さ
れ、かつオーバーフロー縁48を超えて再び下部部分5
内へ跳ね飛ばされ、それによって濃縮液は、上方から流
下してくる濃縮液と混合されかつ該濃縮液と一緒に絶え
ず循環させられる。更に濃縮液は開いたバイパス19を
介して常に流入口11を経て内部浸漬管41の吸込み範
囲に達するので、加熱面32には、濃縮度を漸増してい
く処理液が供給される。下部部分5内の処理液が所望の
濃度に達すると該処理液は弁18を開弁することによっ
て完全に放出することができる。該非連続式稼働態様の
代わりに部分循環による連続式稼働態様も可能である。
該連続式稼働態様の場合には、下部部分5内の処理液が
所望の濃度に達すると、弁18が部分的に開弁されかつ
少量の濃縮液が常時導出される。この導出される濃縮液
部分量は、弁13の部分的な開弁状態において、蒸発率
を見込んだ分だけ多量の新たな処理液(原液)量によっ
て補填される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施例による薄膜蒸発装置の
軸方向断面図である。
【符号の説明】
1 容器、 2 上部部分、 3 開口、 4
蓋、 5 下部部分、 6 底部、 7 蒸気
取出し口、 8 フランジ、 9,10ユニオンフラ
ンジ、 11 処理液流入口、 12 処理液流入
導管、 13 弁、 14 管状室、 15 所
定の液面レベル、 16 濃縮液流出口、 17
濃縮液流出導管、 18 弁、 19 バイパス、
20 弁、 21 ロータ、 22 十字支持
体、 23,24 支持腕、 25 駆動軸、 2
6 ケーシング、 27 内孔、 28 外孔、
29 分配ヘッド、 30 熱担体取入れ口、
31 熱担体取出し口、 32 加熱面、 33
中間隔壁、 34 加熱室、 35 室、 36
外壁、 37 フランジ、 38,39 環状
通路、 40開口、 41 内部浸漬管、 42
オーバーフロー縁、 43 小径下端部、 44 ス
ライドスリーブ、 46 外部浸漬管、 47 小
径下端部、 48 オーバーフロー縁、 49 液
体レベル、 50 控えボルト、 51 排出縁、
52 スパッタガード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気取出し口を有する容器と、上向きに
    円錐状に拡がる少なくとも1つの加熱面を有するロータ
    を回転駆動するために前記容器内に上方から導入された
    中空の駆動軸とを有し、前記加熱面の内面にロータ小径
    部区域で処理液を装入し、該処理液をロータ大径部の方
    へ向かって前記加熱面に沿って薄膜状に拡張し濃縮液と
    して容器内へ引渡し、かつ、前記中空の駆動軸を通って
    導入・導出される加熱媒体を、前記加熱面の外面へ導く
    ようにして処理液を濃縮する薄膜蒸発装置において、ロ
    ータ(21)がロータ大径部区域で、加熱媒体を導入・
    導出するために少なくとも夫々1本の支持腕(23,2
    4)を有する十字支持体(22)を介して駆動軸(2
    5)と結合されており、またロータ小径部区域には、前
    記ロータ(21)と一緒に回転する円錐形の浸漬管(4
    1)が貫通しており、該浸漬管が浸漬管小径部でもっ
    て、容器(1)の下部部分(5)内に位置している処理
    液又は濃縮液内に浸漬しており、また浸漬管大径部で前
    記ロータ(21)の駆動軸(25)と結合されておりか
    つ該結合部位には、処理液又は濃縮液を加熱面(32)
    へ引渡すオーバーフロー縁(42)を有していることを
    特徴とする、薄膜蒸発装置。
  2. 【請求項2】 浸漬管(41)の小径部が、容器(1)
    の下部部分(5)内に配置された上向きに開いた室(1
    4)内に入り込んでおり、該室が処理液流入導管(1
    2)に接続されておりかつ選択的に容器(1)の濃縮液
    流出口(16)に接続可能である、請求項1記載の薄膜
    蒸発装置。
  3. 【請求項3】 浸漬管(41)が駆動軸(25)に沿っ
    て軸方向に調節可能である、請求項1又は2記載の薄膜
    蒸発装置。
  4. 【請求項4】 別の円錐形の外部浸漬管(46)が設け
    られており、該外部浸漬管がその小径部区域で室(1
    4)を間隔をおいて取り囲んで、容器(1)の下部部分
    (5)内に溜る濃縮液内に浸漬し、その大径部区域にお
    いてロータ(21)と結合されており、かつ濃縮液の液
    面レベルより上位に位置したオーバーフロー縁(48)
    を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載
    の薄膜蒸発装置。
  5. 【請求項5】 処理液流入導管(12)が、弁(20)
    を有するバイパス(19)を介して濃縮液流出導管(1
    7)と連結されている、請求項1から4までのいずれか
    1項記載の薄膜蒸発装置。
  6. 【請求項6】 濃縮液内に浸漬する外部浸漬管(46)
    が複数本の控えボルト(50)を介してロータ(21)
    の上部外周部と結合されている、請求項1から5までの
    いずれか1項記載の薄膜蒸発装置。
  7. 【請求項7】 内部浸漬管(41)がオーバーフロー縁
    (42)の区域で、複数本の控えボルトを介してスライ
    ドスリーブ(44)と結合されており、該スライドスリ
    ーブが、ロータ(21)内に侵入している駆動軸(2
    5)の延長部(45)に装着されている、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の薄膜蒸発装置。
  8. 【請求項8】 ロータ(21)が3つの同心的な円錐形
    の壁(32,33,36)から成り、該3つの壁のう
    ち、軸線に対して内寄りの壁(32)が加熱面を成しか
    つ中間の壁(33)と相俟って加熱媒体のための加熱室
    (34)を形成する一方、前記中間の壁(33)が外壁
    (36)と相俟って加熱媒体を戻すための室(35)を
    形成しており、しかも前記加熱室(34)がロータ(2
    1)の上部外周部では十字支持体(22)の加熱媒体導
    入用支持腕(23)と、また前記ロータ内周部では加熱
    媒体戻し用の室(35)と連通されており、該室自体は
    前記十字支持体(22)の対応した支持腕(24)と連
    通している、請求項1から7までのいずれか1項記載の
    薄膜蒸発装置。
  9. 【請求項9】 ロータ(21)の加熱面(32)が十字
    支持体(22)の支持腕(23,24)間に濃縮液用の
    オーバーフロー縁(51)を有し、かつ、容器(1)の
    内部には前記加熱面(32)のオーバーフロー縁(5
    1)の高さで下向き外方に向かって斜向したスパッタガ
    ード(52)が配置されている、請求項1から8までの
    いずれか1項記載の薄膜蒸発装置。
  10. 【請求項10】 スパッタガード(52)が容器(1)
    の壁部分である、請求項1から9までのいずれか1項記
    載の薄膜蒸発装置。
  11. 【請求項11】 容器(1)が着脱可能の蓋(4)を有
    し、ロータ(21)及び浸漬管(41,46)が駆動軸
    (25)及びその軸受装置を介して前記蓋(4)と結合
    されており、かつ該蓋が前記容器(1)に設けた開口
    (3)を閉鎖し、該開口の直径が、ロータ(21)及び
    外部浸漬管(46)の最大直径よりも大である、請求項
    1から10までのいずれか1項記載の薄膜蒸発装置。
  12. 【請求項12】 容器(1)が底部(6)を有し、該底
    部がほぼ中心で処理液流入導管(12)に接続されてお
    り、該底部には室(14)が固着されており、かつ前記
    底部が前記室(14)の外域で濃縮液流出導管(16)
    に接続されている、請求項1から11までのいずれか1
    項記載の薄膜蒸発装置。
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