JPH0564811U - レンズ鏡筒の防滴機構 - Google Patents
レンズ鏡筒の防滴機構Info
- Publication number
- JPH0564811U JPH0564811U JP002872U JP287292U JPH0564811U JP H0564811 U JPH0564811 U JP H0564811U JP 002872 U JP002872 U JP 002872U JP 287292 U JP287292 U JP 287292U JP H0564811 U JPH0564811 U JP H0564811U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip
- lens barrel
- water
- proof mechanism
- peripheral surface
- Prior art date
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- Pending
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- Lens Barrels (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転操作部材と固定部材とのなす嵌合部に防
滴機構を設けることによって、レンズ鏡筒の防滴をす
る。 【構成】 回転操作部材及び固定部材のそれぞれに形成
された相対する面の一方もしくは双方に潤滑油と撥水性
を有する物質を隣接させて塗布する。
滴機構を設けることによって、レンズ鏡筒の防滴をす
る。 【構成】 回転操作部材及び固定部材のそれぞれに形成
された相対する面の一方もしくは双方に潤滑油と撥水性
を有する物質を隣接させて塗布する。
Description
【0001】
本考案は交換レンズ鏡筒の操作部材の防滴機構に関するものである。
【0002】
従来この種の防滴機構は図3に示すような構造であった。図3は従来例を示す 要部断面図である。図3において11は固定部材であり、12は固定部材11の 外周に回動自在に嵌合する回転操作部材である。回転操作部材12はその内周面 12bで、固定部材11の外周面11bと嵌合し、また回転操作部材12の端面 12aが固定部材11の端面11aと当接することにより光軸方向への移動を阻 止されており、また、光軸回りに回動可能な様に構成されている。面12a−1 1aとの間及び面12b−11bとの間には円滑な回動が得られるように潤滑油 が塗布されている。
【0003】 尚図中Bは回転操作部材12と固定部材11との間にたまる水を示している。
【0004】
上記の如き構造においては、固定部材と操作部材の隙間付近に雨などの水滴が かかり、その隙間部に水がたまってくると、次々に落下してくる雨滴の圧力によ り、その内側に設けられている固定部材と回転操作部材との嵌合部(通常若干の 撥水性を有する潤滑油が塗布されている)を浸透して水が内部に大量に浸入して しまい、内部の機械部品や電気部品の機能を阻害するという不都合を生じていた 。本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすると ころは、実用上支障のない程度に鏡筒内部への水滴の浸入を防止する防滴機構の 提供にある。
【0005】
上記目的のために本考案では、回転操作部材と該回転操作部材の光軸方向の移 動を阻止すると共に回動自在にその外周に嵌合させる固定部材を有するレンズ鏡 筒において、前記回転操作部材及び前記固定部材のそれぞれに形成された相対す る面の一方、もしくは双方に潤滑油と撥水性を有する物質を隣接させて塗付した ことを第1の課題解決の手段とし、加えて、回転操作部材の端面外径と、前記固 定部材の外径との径差を必要最小にしたことを第2の課題解決の手段とするもの である。
【0006】
回転部材の端面の外径を小さくして固定部材の外径との段差を少くしているの で、回転部材の端面における水のたまり量を最小限にすることができ、端部の内 周面に塗付した撥水性を有する物質によって実用上支障のない程度に阻止するこ とができる。さらに、その内側に回転部材を円滑に作動させるために塗布した若 干の撥水性をもつ潤滑油によって水の浸入を最小限に抑えることができる。
【0007】
図1は本考案の防滴機構を採用した交換レンズ鏡筒の一部が断面となっている 外観図である。また本図はレンズ後部等の本考案を説明するのに不必要な箇所は 省略して示している。図1において、1は不図示のカメラボディと結合するため のマウントと一体になっている固定部材であり、2は回転操作部材で固定部材1 の外周に嵌合していて、また光軸方向の移動を制限されており、光軸回りに回転 することが可能な様に構成されている。 図2は図1のAで示す部分の拡大図である。回転操作部材2は、その面2aと 固定部材の面1aで当接することによって光軸方向の移動が禁止されている。ま た回転操作部材2の内周面2bと固定部材1の外周面1bが嵌合していて、回転 操作部材2は光軸回りに回動可能である。面2aと面1a、および内周面2bと 外周面1bの間には回転が滑らかに行えるように潤滑油が塗布されている。
【0008】 さらに回転操作部材2の第2内周面2cと、それに相対する固定部材1の第2 外周面1cとが所定の間隙をもって形成されており、この内周面2cにはオイル バリア(撥水性を有する物質)が塗布されている。回転操作部材2の端面の外径 Dは固定部材1の外径D0 に対しできるだけ小さな段差になるように構成されて いる。
【0009】 本考案の実施例においては回転操作部材2の端部にたまる水(図中のBで示す )の量は段差をできるだけ小さくしているので最小限にとどめられる。 また中へ入っても2c面に塗布されたオイルバリアが有する撥水性によって、 さらに先への浸み込みを少なくすることができる。またさらに面2a−1a、内 外周面2b−1b間に塗布された若干の撥水性を有する潤滑油によって水滴の浸 み込みを防いでいる。
【0010】 上記の如く本実施例では3段階で水滴の内部への浸入を防いでいるので実用上 差支えない程度の防滴効果が得られる。 なお前記オイルバリアは別の作用として潤滑油の外部への浸み出し防止の役目 も果たしている。 また、オイルバリヤは固定部材の外周面1c側に塗布してもよいし、回転操作 部材の内周面2cと固定部材の外周面1cの両面に塗布すればさらに効果は大と なる。
【0011】 また固定筒の外周面1bと1c、回転操作部材の内周面2bと2cは段差を有 しているが、これは潤滑油とオイルバリアの塗り分け作業を容易にするためのも のであり、必ずしも段差を必要とするものではない。 中間に溝部などを設けておいて塗り分けるようにしてもよい。さらに本実施例 では防滴効果をより向上させるために回転操作部材2と固定部材との間に水が多 くたまらないように配慮しているが、この配慮がなくてもオイルバリアの効果に より内部への水の浸入に対する効果が十分あることに変わりはない。
【0012】 また図4に示す様に内周面22cと外周面21cを当接させればさらに大きな 防滴効果が得られるのはいうまでもない。またこの場合は撥水性を有する物質と 潤滑油の塗布を入れ替えても同様の効果が得られる。
【0013】
以上の様に本考案によれば、回転操作部材と固定部材とのなす嵌合部からの水 滴の内部への浸透を防止するために、複数の防滴機構を設けたので、実用上、支 障のない防滴性が得られる効果がある。
【図1】本考案による防滴機構を採用したレンズ鏡筒の
一部を断面にした外観図である。
一部を断面にした外観図である。
【図2】図1のA部を拡大した要部断面図である。
【図3】従来例を示す要部拡大断面図である。
【図4】他実施例を示す拡大した要部断面図である。
1 固定部材 2 回転操作部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今成 均 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株式 会社ニコン大井製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 回転操作部材と該回転操作部材の光軸方
向の移動を阻止すると共に回動自在にその外周に嵌合さ
せる固定部材を有するレンズ鏡筒において、前記回転操
作部材及び前記固定部材のそれぞれに形成された相対す
る面の一方、もしくは双方に潤滑油と撥水性を有する物
質を隣接させて塗付したことを特徴とするレンズ鏡筒の
防滴機構。 - 【請求項2】 前記回転操作部材の端面外径と、前記固
定部材の外径との径差を必要最小にしたことを特徴とす
る請求項1記載のレンズ鏡筒の防滴機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP002872U JPH0564811U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | レンズ鏡筒の防滴機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP002872U JPH0564811U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | レンズ鏡筒の防滴機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564811U true JPH0564811U (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11541447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP002872U Pending JPH0564811U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | レンズ鏡筒の防滴機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0564811U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09265035A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-10-07 | Asahi Optical Co Ltd | レンズ鏡筒の防水構造 |
| JP2020126197A (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-20 | 株式会社Jvcケンウッド | 操作リングを備えた調整装置及びレンズ装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63154336A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-27 | キヤノン株式会社 | 多層構造樹脂成形品 |
| JPH02215499A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気機器 |
| JP3117653B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2000-12-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP002872U patent/JPH0564811U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63154336A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-27 | キヤノン株式会社 | 多層構造樹脂成形品 |
| JPH02215499A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気機器 |
| JP3117653B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2000-12-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09265035A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-10-07 | Asahi Optical Co Ltd | レンズ鏡筒の防水構造 |
| JP2020126197A (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-20 | 株式会社Jvcケンウッド | 操作リングを備えた調整装置及びレンズ装置 |
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