JPH056484Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH056484Y2 JPH056484Y2 JP1983125730U JP12573083U JPH056484Y2 JP H056484 Y2 JPH056484 Y2 JP H056484Y2 JP 1983125730 U JP1983125730 U JP 1983125730U JP 12573083 U JP12573083 U JP 12573083U JP H056484 Y2 JPH056484 Y2 JP H056484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- sample
- test sample
- hand
- protective case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は歯科医療用の補綴物や修復物などの
精密鋳造品をX線によつて透視または撮影し、気
泡・巣またはその他の欠陥を検出するX線検出装
置に関するものである。
精密鋳造品をX線によつて透視または撮影し、気
泡・巣またはその他の欠陥を検出するX線検出装
置に関するものである。
従来一般に用いられている工業用X線検査装置
のうち被検体が小物である装置は、たとえばカセ
ツトテープのテープ切れを検査する装置とか、電
気器具用プラグの接続部を検査するものとかその
他いろいろ作られているが、それらはいずれも大
量生産品を対象とし、その検査部位が限られてお
り、また検査手段も簡単なものである。それらに
比して前述の歯科用補綴物などの精密鋳造品は形
状が複雑緻密で、かつ多様にわたり、その内部欠
陥すなわち気泡・巣または材質・肉厚の不均一な
どを漏れなく入念にかつ的確に検出するためのX
線検査装置は、つぎに示す各条件を満足するもの
でなければならない。その条件の(1)として一方向
からのX線放射錐によつて被検体のあらゆる方向
の透視像を蛍光板に投影するか、またはフイルム
上に撮影するために被検体の方向・角度の操作が
装置外部から自在にかつ容易にできること、(2)と
して上記透視像または撮影像が鮮明で検査能がす
ぐれていること、(3)としてX線制御操作が容易で
あること、(4)として術者に対するX線の防護が完
全であること、(5)として装置が小形にして取扱い
が容易であることなどである。しかしながら従来
一部市場に出ている歯科用鋳造体X線装置は上記
5条件のうち、いずれかに問題ならびに欠点があ
り、特に(1),(5)の条件のすぐれた装置は未だ市販
されていない現況である。
のうち被検体が小物である装置は、たとえばカセ
ツトテープのテープ切れを検査する装置とか、電
気器具用プラグの接続部を検査するものとかその
他いろいろ作られているが、それらはいずれも大
量生産品を対象とし、その検査部位が限られてお
り、また検査手段も簡単なものである。それらに
比して前述の歯科用補綴物などの精密鋳造品は形
状が複雑緻密で、かつ多様にわたり、その内部欠
陥すなわち気泡・巣または材質・肉厚の不均一な
どを漏れなく入念にかつ的確に検出するためのX
線検査装置は、つぎに示す各条件を満足するもの
でなければならない。その条件の(1)として一方向
からのX線放射錐によつて被検体のあらゆる方向
の透視像を蛍光板に投影するか、またはフイルム
上に撮影するために被検体の方向・角度の操作が
装置外部から自在にかつ容易にできること、(2)と
して上記透視像または撮影像が鮮明で検査能がす
ぐれていること、(3)としてX線制御操作が容易で
あること、(4)として術者に対するX線の防護が完
全であること、(5)として装置が小形にして取扱い
が容易であることなどである。しかしながら従来
一部市場に出ている歯科用鋳造体X線装置は上記
5条件のうち、いずれかに問題ならびに欠点があ
り、特に(1),(5)の条件のすぐれた装置は未だ市販
されていない現況である。
この考案は以上の現況に鑑みてなされたもので
あり、従来の歯科用鋳造体X線検査装置の欠点や
問題点を解決するものである。すなわちX線源
と、透視ならびにフイルム機構を防護筐内にコン
パクトにまとめて装置を机上裾置可能に小形化
し、上記防護筐外に操作容易なX線制御盤と、術
者がたとえば椅子に座つた楽な姿勢で透視像が観
察できる位置に設けたのぞき窓とを設けるととも
に、術者が透視像を観察しながら、たとえば右手
で操作するマジツク・ハンドが被検試料を試料台
上においてあたかも手先で直接扱うように思うま
ま自由に放射錐軸に対して任意の方向および角度
に選択設定可能なものであることを特徴とする歯
科用鋳造体X線検査装置にかかるものである。
あり、従来の歯科用鋳造体X線検査装置の欠点や
問題点を解決するものである。すなわちX線源
と、透視ならびにフイルム機構を防護筐内にコン
パクトにまとめて装置を机上裾置可能に小形化
し、上記防護筐外に操作容易なX線制御盤と、術
者がたとえば椅子に座つた楽な姿勢で透視像が観
察できる位置に設けたのぞき窓とを設けるととも
に、術者が透視像を観察しながら、たとえば右手
で操作するマジツク・ハンドが被検試料を試料台
上においてあたかも手先で直接扱うように思うま
ま自由に放射錐軸に対して任意の方向および角度
に選択設定可能なものであることを特徴とする歯
科用鋳造体X線検査装置にかかるものである。
以下図面を用いてこの考案の実施例を説明す
る。第1図はこの考案の実施例歯科用鋳造体X線
検査装置の正面図であり、かつその内部の一部を
示す図、第2図は上記装置の内部構造を示す側面
図である。図において装置1は検査台2上に移動
可能に据置かれたたとえば巾W約0.35m、高さH
約0.65m、奥行D約0.35mの小形のものである。
第2図に示すX線源3は装置後部上方に据付けら
れた密閉式X線発生装置であり、X線管球・主変
圧器および加熱変圧器を密閉容器内に収容したも
のであり、4はそのX線管焦点位置を示し、5は
X線管球のX線放射窓、6は照射筒である。上記
照射筒6の先端が係合する中央支持板7には電源
電圧を調整する単巻変圧器8が取付けられてい
る。第1図にもどつて装置上部前面にX線制御盤
9が設けてあり、盤面の左側には下から電源スイ
ツチ10、上記単巻変圧器調整ノブ11、主変圧
器1次電圧指示計12が配列され、右側には上部
にX線曝射表示灯13、中央に管電圧調整ノブ1
4と、撮影時のX線曝射時間を設定するタイマー
15とを並べ、下方に透視用押ボタンFと、撮影
用押ボタンRとX線曝射押ボタンXの3個の押ボ
タンを設けている。これらの操作によつて被検試
料に応じその透視像ならびに撮影画像をもつとも
鮮明に調節することができる。第2図に示すX線
管焦点4から放射されたX線錐(2点鎖線で示
す)16は試料台17上にてそれにできるだけ近
接した位置において、被検試料Sを透過する。被
検試料Sはこの考案の要部であるマジツク・ハン
ド18の操作桿19の先端に設けられX線透過部
材にてなる試料つかみ具20にて把持されてお
り、装置側面に突出したマジツク・ハンドのハン
ド21ならびにスライドノブ22の操作によつて
上記X線放射錐軸16Cに対する任意の方向なら
びに角度を自在に設定できるのである。このマジ
ツク・ハンド18の自在操作については第3図〜
第6図によつて詳説するが、第1図においては鉛
板23を張りX線遮蔽をほどこした防護筐の壁面
の23′の一部に設けたマジツク・ハンドの自在
軸受部24と、その軸受部からのX線漏洩を防止
するため、上記操作桿19と連動する可動遮蔽板
25との関係位置を示す。なお第2図における被
検試料Sの左側の(+)は上記マジツク・ハンド
操作桿19の軸心19Cを示すものである。試料
台17の下には撮影の際X線フイルムの入つたフ
イルムカセツテが装填されるフイルムカセツテ支
持機構26があり、さらにその下に透視用蛍光板
27と、これに密着した厚さがたとえば5mmの含
鉛ガラス28とが固定されている。上記透視用蛍
光板27に投影された被検試料透過X線像は可視
光像に変換され、さらに含鉛ガラス28にて無用
のX線を吸収して、たとえば凸レンズ29によつ
て拡大され、装置底部に所定の斜角で設けた反射
鏡30に投影される。上記反射鏡30に投影され
た試料透過像は装置1が据付けられた検査台2よ
りの高さhを約30cmすなわち検査台の前に椅子に
腰かけた術者がのぞき込む眼31の位置・角度に
適するように装置前蓋32に対して、たとえば仰
角45°にて設けた観察のぞき窓33によつて容易
かつ明瞭に観察できる。34は装置内の散乱X線
などによる術者の眼を保護する含鉛ガラスであ
る。上記前蓋32は装置前面壁板35と一対の蝶
番36によつて枢着されており、被検試料Sの挿
入出ならびにフイルムカセツテ装填・装脱の際、
上記蝶番38を支点として矢印a方向に開くこと
ができ、検査時、図の位置に閉じ、前蓋32の内
側に設けた、たとえばマグネツト・キヤツチ(図
示せず)の吸引力によつてその閉止状態を確実に
保持される。又前蓋32を開いた状態では安全ス
イツチ(図示せず)が働きX線は曝射されない。
37はヒユーズ、38はX線曝射フードスイツチ
用キヤプタイヤコード、39は電源コードであ
る。
る。第1図はこの考案の実施例歯科用鋳造体X線
検査装置の正面図であり、かつその内部の一部を
示す図、第2図は上記装置の内部構造を示す側面
図である。図において装置1は検査台2上に移動
可能に据置かれたたとえば巾W約0.35m、高さH
約0.65m、奥行D約0.35mの小形のものである。
第2図に示すX線源3は装置後部上方に据付けら
れた密閉式X線発生装置であり、X線管球・主変
圧器および加熱変圧器を密閉容器内に収容したも
のであり、4はそのX線管焦点位置を示し、5は
X線管球のX線放射窓、6は照射筒である。上記
照射筒6の先端が係合する中央支持板7には電源
電圧を調整する単巻変圧器8が取付けられてい
る。第1図にもどつて装置上部前面にX線制御盤
9が設けてあり、盤面の左側には下から電源スイ
ツチ10、上記単巻変圧器調整ノブ11、主変圧
器1次電圧指示計12が配列され、右側には上部
にX線曝射表示灯13、中央に管電圧調整ノブ1
4と、撮影時のX線曝射時間を設定するタイマー
15とを並べ、下方に透視用押ボタンFと、撮影
用押ボタンRとX線曝射押ボタンXの3個の押ボ
タンを設けている。これらの操作によつて被検試
料に応じその透視像ならびに撮影画像をもつとも
鮮明に調節することができる。第2図に示すX線
管焦点4から放射されたX線錐(2点鎖線で示
す)16は試料台17上にてそれにできるだけ近
接した位置において、被検試料Sを透過する。被
検試料Sはこの考案の要部であるマジツク・ハン
ド18の操作桿19の先端に設けられX線透過部
材にてなる試料つかみ具20にて把持されてお
り、装置側面に突出したマジツク・ハンドのハン
ド21ならびにスライドノブ22の操作によつて
上記X線放射錐軸16Cに対する任意の方向なら
びに角度を自在に設定できるのである。このマジ
ツク・ハンド18の自在操作については第3図〜
第6図によつて詳説するが、第1図においては鉛
板23を張りX線遮蔽をほどこした防護筐の壁面
の23′の一部に設けたマジツク・ハンドの自在
軸受部24と、その軸受部からのX線漏洩を防止
するため、上記操作桿19と連動する可動遮蔽板
25との関係位置を示す。なお第2図における被
検試料Sの左側の(+)は上記マジツク・ハンド
操作桿19の軸心19Cを示すものである。試料
台17の下には撮影の際X線フイルムの入つたフ
イルムカセツテが装填されるフイルムカセツテ支
持機構26があり、さらにその下に透視用蛍光板
27と、これに密着した厚さがたとえば5mmの含
鉛ガラス28とが固定されている。上記透視用蛍
光板27に投影された被検試料透過X線像は可視
光像に変換され、さらに含鉛ガラス28にて無用
のX線を吸収して、たとえば凸レンズ29によつ
て拡大され、装置底部に所定の斜角で設けた反射
鏡30に投影される。上記反射鏡30に投影され
た試料透過像は装置1が据付けられた検査台2よ
りの高さhを約30cmすなわち検査台の前に椅子に
腰かけた術者がのぞき込む眼31の位置・角度に
適するように装置前蓋32に対して、たとえば仰
角45°にて設けた観察のぞき窓33によつて容易
かつ明瞭に観察できる。34は装置内の散乱X線
などによる術者の眼を保護する含鉛ガラスであ
る。上記前蓋32は装置前面壁板35と一対の蝶
番36によつて枢着されており、被検試料Sの挿
入出ならびにフイルムカセツテ装填・装脱の際、
上記蝶番38を支点として矢印a方向に開くこと
ができ、検査時、図の位置に閉じ、前蓋32の内
側に設けた、たとえばマグネツト・キヤツチ(図
示せず)の吸引力によつてその閉止状態を確実に
保持される。又前蓋32を開いた状態では安全ス
イツチ(図示せず)が働きX線は曝射されない。
37はヒユーズ、38はX線曝射フードスイツチ
用キヤプタイヤコード、39は電源コードであ
る。
つぎに第3〜第6図によつて片手(この例では
右手)操作のマジツク・ハンド18を説明する。
第3図はマジツク・ハンドの自在軸受部24の構
造を示す操作桿19の軸心方向から見た正面図、
第4,第6図はマジツク・ハンド18の術者から
見た正面図、第5図はその平面図である。自在軸
受部24は防護筐壁面23′にねじ40またはそ
の他の手段で固定されるブラケツト41上に摩擦
係数が小さく、機械的強さにすぐれ軸受や歯車に
広く用いられるたとえばアセタール樹脂製のリン
グ42を介して水平方向に回動自在の字形軸受
43と、この軸受43の両腕44に固定される1
対のねじ軸45の先端45Tに軸支され、垂直方
向に回動自在の内軸受46とで構成されている。
この内軸受46を貫通する操作桿19は内軸受上
部に設けた割込み部47のギヤツプを調整ねじ4
8で調整することによつて、術者の片手の操作に
よつて操作桿19の軸心方向の摺動ならびにその
軸心まわりの回転が容易にできるように支承され
る。これがXおよびY軸方向揺動自在の軸受部2
4である。つぎに第4図によつてマジツク・ハン
ド18の試料つかみ具20ならびにそのY軸方向
を主とする操作を説明する。可動遮蔽板25は図
示を省く。試料つかみ具20は操作桿19は先端
金具49にワツシヤ50を介して取付ねじ51に
よつて回動可能に支承されている、あたかも洗濯
はさみ状のものである。すなわち1対のつめ52
はX線に対し透明部材たとえばアクリル樹脂など
のプラスチツク材に作られ、字形軸受53と、
ばね54とによつて図のようにその先端52Tに
試料S(図示せず)を確実に把持する。今ハンド
ル21を矢印Y方向に操作すれば、つかみ具先端
52Tに把持した試料(図示せず)を試料台17
上においてα°たとえば約20〜25°上下できるが、
フイルムまたは蛍光板との距離が大となる上方向
への移動は映像が拡大されボヤけるので余り上げ
る必要はない。さらに操作桿19は軸受部24に
対して摺動・回転自在であるからハンドル21を
矢印b方向に摺動させるか、または矢印c方向に
ねじる操作を行えば、試料の検査部位を放射錐軸
(第1,第2図参照)16Cに対し、ほぼ自在に
設定できる。つぎに第5図に移つて、操作桿19
のX方向の操作を説明する。上記同様ハンドル2
1の矢印X方向の操作によつてつかみ具先端52
Tの試料はβ°たとえば約40°位水平方向に移動で
きる。さらにハンドル21の矢印b方向の摺動お
よび矢印c方向のねじり操作を加えることも上記
と同様である。第4,第5図は説明のためにわけ
て示しているが、実際のハンドル操作は上記X,
Y方向ならびにb,c方向の操作は術者の右手首
だけで同時に行うことができる。つぎに第6図に
よつてつかみ具20の操作桿19の軸心方向に対
してする所定の範囲内における任意の角度設定手
段を説明するに先立ち、第5図でその一部を説明
する。つかみ具20の上側のつめ52Uに1本の
ねじ55が樹設してあり、このねじ55に掛けら
れた接続金具56に1端を接合された1本のたと
えば1.4mm径のピアノ線にてなる操作ワイヤー5
7が中空の操作桿19の内腔19Iを経て、スラ
イドノブ22にその他端57Tを固定されてい
る。58は操作桿19の円周の一部に穿削された
割溝である。第6図に移つて、今スライドノブ2
2を右手親指で矢印d方向に22の位置へ移動さ
せると上記操作ワイヤー57はその一端の接続金
具56を介してつめ52Uを押す。このためつか
み具20は上記のとおり、ねじ51を支点として
回動可能に軸支されているので図のようにその先
端52Tに把持した試料を操作桿軸心方向に対し
て俯角γ°たとえば約30〜40°傾けるのである。同
様にしてスライドノブ22を矢印e方向にもど
し、元の位置よりさらに右方に移動させれば、つ
かみ具先端52Tは仰角θ°をたとえば約20°にす
ることができる。以上述べた如くこの考案のマジ
ツク・ハンド18は装置外部のハンドル21なら
びにスライドノブ22の片手操作によつて放射錐
軸16Cに対する任意の方向ならびに角度の検査
部位を選択設定があたかも手先で直接行うと同様
に自在にできるものである。
右手)操作のマジツク・ハンド18を説明する。
第3図はマジツク・ハンドの自在軸受部24の構
造を示す操作桿19の軸心方向から見た正面図、
第4,第6図はマジツク・ハンド18の術者から
見た正面図、第5図はその平面図である。自在軸
受部24は防護筐壁面23′にねじ40またはそ
の他の手段で固定されるブラケツト41上に摩擦
係数が小さく、機械的強さにすぐれ軸受や歯車に
広く用いられるたとえばアセタール樹脂製のリン
グ42を介して水平方向に回動自在の字形軸受
43と、この軸受43の両腕44に固定される1
対のねじ軸45の先端45Tに軸支され、垂直方
向に回動自在の内軸受46とで構成されている。
この内軸受46を貫通する操作桿19は内軸受上
部に設けた割込み部47のギヤツプを調整ねじ4
8で調整することによつて、術者の片手の操作に
よつて操作桿19の軸心方向の摺動ならびにその
軸心まわりの回転が容易にできるように支承され
る。これがXおよびY軸方向揺動自在の軸受部2
4である。つぎに第4図によつてマジツク・ハン
ド18の試料つかみ具20ならびにそのY軸方向
を主とする操作を説明する。可動遮蔽板25は図
示を省く。試料つかみ具20は操作桿19は先端
金具49にワツシヤ50を介して取付ねじ51に
よつて回動可能に支承されている、あたかも洗濯
はさみ状のものである。すなわち1対のつめ52
はX線に対し透明部材たとえばアクリル樹脂など
のプラスチツク材に作られ、字形軸受53と、
ばね54とによつて図のようにその先端52Tに
試料S(図示せず)を確実に把持する。今ハンド
ル21を矢印Y方向に操作すれば、つかみ具先端
52Tに把持した試料(図示せず)を試料台17
上においてα°たとえば約20〜25°上下できるが、
フイルムまたは蛍光板との距離が大となる上方向
への移動は映像が拡大されボヤけるので余り上げ
る必要はない。さらに操作桿19は軸受部24に
対して摺動・回転自在であるからハンドル21を
矢印b方向に摺動させるか、または矢印c方向に
ねじる操作を行えば、試料の検査部位を放射錐軸
(第1,第2図参照)16Cに対し、ほぼ自在に
設定できる。つぎに第5図に移つて、操作桿19
のX方向の操作を説明する。上記同様ハンドル2
1の矢印X方向の操作によつてつかみ具先端52
Tの試料はβ°たとえば約40°位水平方向に移動で
きる。さらにハンドル21の矢印b方向の摺動お
よび矢印c方向のねじり操作を加えることも上記
と同様である。第4,第5図は説明のためにわけ
て示しているが、実際のハンドル操作は上記X,
Y方向ならびにb,c方向の操作は術者の右手首
だけで同時に行うことができる。つぎに第6図に
よつてつかみ具20の操作桿19の軸心方向に対
してする所定の範囲内における任意の角度設定手
段を説明するに先立ち、第5図でその一部を説明
する。つかみ具20の上側のつめ52Uに1本の
ねじ55が樹設してあり、このねじ55に掛けら
れた接続金具56に1端を接合された1本のたと
えば1.4mm径のピアノ線にてなる操作ワイヤー5
7が中空の操作桿19の内腔19Iを経て、スラ
イドノブ22にその他端57Tを固定されてい
る。58は操作桿19の円周の一部に穿削された
割溝である。第6図に移つて、今スライドノブ2
2を右手親指で矢印d方向に22の位置へ移動さ
せると上記操作ワイヤー57はその一端の接続金
具56を介してつめ52Uを押す。このためつか
み具20は上記のとおり、ねじ51を支点として
回動可能に軸支されているので図のようにその先
端52Tに把持した試料を操作桿軸心方向に対し
て俯角γ°たとえば約30〜40°傾けるのである。同
様にしてスライドノブ22を矢印e方向にもど
し、元の位置よりさらに右方に移動させれば、つ
かみ具先端52Tは仰角θ°をたとえば約20°にす
ることができる。以上述べた如くこの考案のマジ
ツク・ハンド18は装置外部のハンドル21なら
びにスライドノブ22の片手操作によつて放射錐
軸16Cに対する任意の方向ならびに角度の検査
部位を選択設定があたかも手先で直接行うと同様
に自在にできるものである。
以上がこの考案の実施例であるが、この考案は
図示や説明に限定されるものでないことはいうま
でもない。たとえばまた操作桿および試料つかみ
具の可動角α・β・γ・θは説明の角度に限定さ
れないなどである。
図示や説明に限定されるものでないことはいうま
でもない。たとえばまた操作桿および試料つかみ
具の可動角α・β・γ・θは説明の角度に限定さ
れないなどである。
この考案は以上のように構成されているので従
来の歯科鋳造体X線装置の欠点や問題点を解消
し、X線照射野内における被検鋳造体をあたかも
手先で扱う如く思うまま自在にその検査部位を上
記X線放射錐軸に照準することのできるマジツ
ク・ハンドを設けることによつて、透視および撮
影による検査精度が高く、取扱い容易で作業能率
の良いだけでなく、小形にして廉価な便宜な装置
を提供しえたものである。
来の歯科鋳造体X線装置の欠点や問題点を解消
し、X線照射野内における被検鋳造体をあたかも
手先で扱う如く思うまま自在にその検査部位を上
記X線放射錐軸に照準することのできるマジツ
ク・ハンドを設けることによつて、透視および撮
影による検査精度が高く、取扱い容易で作業能率
の良いだけでなく、小形にして廉価な便宜な装置
を提供しえたものである。
第1図はこの考案の実施例歯科用鋳造体X線検
査装置の正面図(一部内部を示す)、第2図は上
記装置の内部構造を示す側断面図、第3図は上記
装置のマジツク・ハンドの自在軸受部正面図、第
4図はマジツク・ハンドのY軸方向の操作を説明
する正面図、第5図はマジツク・ハンドのX軸方
向の操作を説明する平面図、第6図はマジツク・
ハンドの試料つかみ具の操作を説明する一部断面
の正面図である。 3……X線源、4……X線源焦点、9……X線
制御盤、16……X線放射錐、16C……X線放
射錐軸、S……被検試料、17……試料台、18
……マジツク・ハンド、19……操作桿、20…
…試料つかみ具、21……ハンドル、22……ス
ライドノブ、23……X線遮蔽鉛板、24……マ
ジツク・ハンドの軸受部、25……軸受部のX線
遮蔽板(可動遮蔽板)、26……フイルムカセツ
テ支持機構、27……透視用蛍光板、29……レ
ンズ、30……反射鏡、33……観察のぞき窓、
52……つかみ具の1対のつめ。
査装置の正面図(一部内部を示す)、第2図は上
記装置の内部構造を示す側断面図、第3図は上記
装置のマジツク・ハンドの自在軸受部正面図、第
4図はマジツク・ハンドのY軸方向の操作を説明
する正面図、第5図はマジツク・ハンドのX軸方
向の操作を説明する平面図、第6図はマジツク・
ハンドの試料つかみ具の操作を説明する一部断面
の正面図である。 3……X線源、4……X線源焦点、9……X線
制御盤、16……X線放射錐、16C……X線放
射錐軸、S……被検試料、17……試料台、18
……マジツク・ハンド、19……操作桿、20…
…試料つかみ具、21……ハンドル、22……ス
ライドノブ、23……X線遮蔽鉛板、24……マ
ジツク・ハンドの軸受部、25……軸受部のX線
遮蔽板(可動遮蔽板)、26……フイルムカセツ
テ支持機構、27……透視用蛍光板、29……レ
ンズ、30……反射鏡、33……観察のぞき窓、
52……つかみ具の1対のつめ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 X線源と反射鏡とを所定の対向関係位置に支
持し、その中間に被検試料をのせる試料台と、
フイルムカセツテ支持機構と、透視用蛍光板お
よびレンズとをそれぞれ配置し、それらをX線
遮蔽をほどこした防護筐内に収容するととも
に、この防護筐の外部にX線制御盤と、前記反
射鏡に対向する観察のぞき窓とを設け、前記被
検試料を透視ならびに撮影しようとする装置に
おいて、前記防護筐壁面に設けられX線遮蔽を
ほどこしたXおよびY軸方向揺動自在の軸受部
と、この軸受に軸支され操作者の片手の操作に
よつて摺動ならびに回転自在の操作桿と、この
操作桿の先端に支承されX線透過部材にてなる
1対のつめである試料つかみ具とでなるマジツ
ク・ハンドによつて、前記被検試料を前記試料
台上にて把持するとともに、被検試料の任意の
検査部位選択設定を防護筐外部より操作可能に
したことを特徴とする歯科用鋳造体X線検査装
置。 2 マジツク・ハンドの試料つかみ具を操作桿ハ
ンドル部に設けたスライドノブの操作によつて
操作桿先端において、その軸心方向に対し所定
の範囲内での任意の角度設定可能にしてなる実
用新案登録請求の範囲第1項記載の歯科用鋳造
体X線検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12573083U JPS6032906U (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 歯科用鋳造体x線検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12573083U JPS6032906U (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 歯科用鋳造体x線検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6032906U JPS6032906U (ja) | 1985-03-06 |
| JPH056484Y2 true JPH056484Y2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=30286144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12573083U Granted JPS6032906U (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 歯科用鋳造体x線検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032906U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7296748B2 (en) | 2002-01-11 | 2007-11-20 | Metrologic Instruments, Inc. | Bioptical laser scanning system providing 360° of omnidirectional bar code symbol scanning coverage at point of sale station |
| US7314176B2 (en) | 2002-01-11 | 2008-01-01 | Metrologic Instruments, Inc. | Method of generating a complex laser scanning pattern from a bioptical laser scanning system for providing 360° of omnidirectional bar code symbol scanning coverage at a point of sale station |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2597363Y2 (ja) * | 1992-02-25 | 1999-07-05 | ワイケイケイ株式会社 | 多頭プレス機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5573306A (en) * | 1978-11-28 | 1980-06-03 | Babcock Hitachi Kk | Waste liquid filterring apparatus |
| JPS5720949U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-03 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP12573083U patent/JPS6032906U/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7341192B2 (en) | 2000-04-18 | 2008-03-11 | Metrologic Instruments, Inc. | Method of generating a complex laser scanning pattern from a bioptical laser scanning system for providing 360° of omnidirectional bar code symbol scanning coverage at a point of sale station |
| US7296748B2 (en) | 2002-01-11 | 2007-11-20 | Metrologic Instruments, Inc. | Bioptical laser scanning system providing 360° of omnidirectional bar code symbol scanning coverage at point of sale station |
| US7314176B2 (en) | 2002-01-11 | 2008-01-01 | Metrologic Instruments, Inc. | Method of generating a complex laser scanning pattern from a bioptical laser scanning system for providing 360° of omnidirectional bar code symbol scanning coverage at a point of sale station |
| US7510118B2 (en) | 2002-01-11 | 2009-03-31 | Metrologic Instruments, Inc. | Bar code symbol scanning system employing time-division multiplexed laser scanning and signal processing to avoid optical cross-talk and other unwanted light interference |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6032906U (ja) | 1985-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4554676A (en) | Dental aiming device | |
| US3608462A (en) | Apparatus for use in recording pathological and surgical information | |
| JP2805318B2 (ja) | 人間の眼の角膜の輪郭を決定する装置 | |
| US3863073A (en) | Automatic system for precise collimation of radiation | |
| US7627083B2 (en) | Method and apparatus for automated, digital, radiographic inspection of aerospace parts | |
| CA1231786A (en) | Digital x-ray stand | |
| JPS6337933Y2 (ja) | ||
| JP3028330U (ja) | 歯科用x線診断装置 | |
| JP3880012B2 (ja) | 取り外し可能なデジタルx線結像装置 | |
| US7038205B2 (en) | Probe apparatus with laser guiding for locating a source of radioactivity | |
| JPH056484Y2 (ja) | ||
| JP3894956B2 (ja) | 放射線撮影装置の画像形成用カセット | |
| WO2014110664A1 (en) | Integrating sphere type device with specular control | |
| CN115515497A (zh) | 用于无损评估的双机器人控制系统 | |
| JPH05203752A (ja) | 旋回検出器を備えるトモグラフィγ線カメラ | |
| JPH0533108Y2 (ja) | ||
| JPH0880295A (ja) | 乳房撮影装置 | |
| US4866747A (en) | Device for measuring the thickness of thin coatings | |
| JPH0439524Y2 (ja) | ||
| US3548730A (en) | Reflex camera with binocular focusing and microphotometric control | |
| CN116322476A (zh) | 医疗用检查装置 | |
| CN209624342U (zh) | 一种高精度多角度密闭式二次元影像测量装置 | |
| WO2022041555A1 (zh) | 一种用于x射线牙片机的束光器 | |
| JP2000173795A (ja) | X線撮影装置 | |
| JP3406933B2 (ja) | 角膜検査装置 |