JPH056494B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056494B2 JPH056494B2 JP59195151A JP19515184A JPH056494B2 JP H056494 B2 JPH056494 B2 JP H056494B2 JP 59195151 A JP59195151 A JP 59195151A JP 19515184 A JP19515184 A JP 19515184A JP H056494 B2 JPH056494 B2 JP H056494B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- resin sheet
- temperature
- resin
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は溶融押出される結晶性熱可塑性樹脂シ
ートの形成方法に関し、特に該樹脂シートのヘイ
ズの少ない冷却方法に関する。 (従来技術) 溶融した結晶性熱可塑性樹脂は静電荷印加法
(特公昭37−6142号)等の方法を用いて冷却ロー
ラ面に密着、キヤストされ、適当温度にまで冷却
して固化され、所定の延伸率で2軸延伸され所定
厚さの樹脂シートとなつて使用に供される。 キヤステイングに入つた結晶性可塑性樹脂(以
後特性樹脂と称する)シートの冷却条件は該特性
樹脂によつて最終的にえられる樹脂シートのヘイ
ズ(かすみ度)、表面の波打、凹凸(平面性)或
は強度等の物性に大きな影響を有し、特性樹脂の
結晶化温度に於る冷却速度が遅い場合には結晶化
の高い樹脂シートとなり、延伸した場合、切断、
厚み不均一、強度不足或はヘイズ発生等の問題を
生ずる。 樹脂シートの冷却効率を上げるため、前記静電
荷印加法をはじめとして種々の提案がなされてい
る。 例えばキヤステイング中の特性樹脂シート面に
冷却風あるいは冷却水スプレーの吹付、冷却水の
流下等の方法(特公昭44−30388号)が知られて
いるが、これらの方法は樹脂シート面の平面性を
損う欠点を有している。この難を避けて特開昭49
−108163号には非晶温度域で除冷した後急冷する
技術開示がある。 また問題の起り易い厚物シートの形成に於て
は、冷却ローラに対接して数個所にパラレルな気
流吹出口を設け、冷却ローラに非接触にあるシー
ト面に冷却風を当て、樹脂中から気化する低分子
物の凝固によつて生ずる粉塵の排除と同時に該樹
脂を急冷することにより結晶化の起り易い温度範
囲を急拠通過脱出する方法(特開昭52−93477号)
が提案され、また冷却気流を冷却ローラの回転方
向にカウンタ−カレントに流し冷却効果を上げる
方法(特開昭52−59669号)等が提案されている。 以上従来提案された方法は樹脂シートを全体と
して早急に冷却することに主眼が置かれ樹脂シー
ト面の平面性の損わない配慮をしながら樹脂シー
トがまだ高温にある時期から冷却風等による冷却
が始められており、冷却条件とヘイズとの関連に
ついては殆ど具体的に配慮されていない。 しかし樹脂シートのヘイズはその商品価値を左
右するものであり、特に写真材料に用いられる場
合にはその死命を制するに足る。 (発明の目的) 本発明の目的は前記特性樹脂の溶融押出し二軸
延伸樹脂シートに於てヘイズの少い樹脂シートの
形成方法を提供することにある。 (発明の構成) 本発明者等は二軸延伸特性樹脂シートのヘイズ
減少について鋭意検討し、ヘイズは冷却ローラ面
に非接触な外気に接する面(外気面と称す)の結
晶化の度合(結晶化度)に大きく影響され、該面
の結晶決勝化度を抑えることが必要であり、その
ためには空冷の開始時期を遅らせればよいことを
知つた。 即ち本発明の目的は、溶融状態で押出された結
晶性熱可塑性樹脂を冷却ローラ面上にキヤストし
冷却固化して樹脂シートを形成する際、該冷却ロ
ーラ面に対峙して設けた空冷装置による該樹脂シ
ートに対する空冷を、該樹脂シートの冷却ローラ
面とは非接触の外気に面する外気面の該樹脂シー
トの温度に関し、前記樹脂の融点からその最高結
晶化速度を与える温度に到るまでの相対結晶化速
度0.7〜70%を与える温度範囲内の温度点から開
始することを特徴とする樹脂シートの形成方法に
よつて達成される。 尚本発明に係る特性樹脂の結晶化速度は、該特
性樹脂の温度と第1図に示す関係を有する。 第1図に於て横軸は特性樹脂の温度Tであり、
縦軸が結晶速度Gである。 結晶化速度は特性樹脂中に生ずる球晶の半径r
方向の成長速度dr/dt〔ミクロン(μ)/秒(S)〕
で定義される。 G=dr/dt〔μ/S〕 結晶化速度Gは特性樹脂の融点M.P.に於てO、
温度Tが低下するにつれて増大し、温度TMに於
て前記最高結晶化速度GMに到達し、再び低下し
TMに立てた垂直に関しほゞ対称となる。但し本
発明で使用する範囲はM.P.からTMに到る側であ
る。 また前記相対結晶化速度gはGMを基準にとり
各温度に於る結晶化速度Gとの百分率で定義した
ものである。 g=(G/GM)×100% 本発明を適用する特性樹脂としてはポリエルテ
ルが好ましく、更にポリエチレンテレフタレート
が好適である。 (実施例) 本発明を実施例(第2図)を用いて具体的に説
明する。 第2図に於て1は押出ダイ、11は押出ダイ1
から溶融した特性樹脂を叶出するスリツト、2は
キヤステイング冷却ローラであつて、ローラ径
500〓、水温30℃の冷却水を冷却ローラ2の内側
を循環させながら2m/〓の円周速度で回転して
いる。 3は冷却ローラに同心円的にそのキヤステイン
グ面21に対峙して設けた円弧型の空冷装置であ
り、空冷開始端31は、特性樹脂の冷却ローラに
おける外気面の温度Tを非接触型赤外温度でチエ
ツクし、空冷装置を同心円的にスライドさせ任意
の相対結晶化速度giにある空冷キヤステイング
面21上の温度点Piに自由に設置できる。 冷却の終つた樹脂シート(原シート)は取出し
ローラ4の点で剥離され、縦延伸及び横延伸され
て製品シートに連続的に形成される。 本実施例ではポリエチレンテレフタレートを
290℃で押出ダイ1から厚さ2mmの原シートとし
て押出し、表−1に揚げた点P1、P2、…、P9(対
応温度T1、T2、…、T9;対応相対結晶化速度g
1、g2、…、g9)の点から温度範囲を選んで空
冷を開始し、続いて二軸延伸を行い厚み175μの
ポリエチレンテレフタレートシートを連続生産
し、各試料のヘイズをヘイズメータ(東京電色(株)
製)で測定し表−1に掲げた。
ートの形成方法に関し、特に該樹脂シートのヘイ
ズの少ない冷却方法に関する。 (従来技術) 溶融した結晶性熱可塑性樹脂は静電荷印加法
(特公昭37−6142号)等の方法を用いて冷却ロー
ラ面に密着、キヤストされ、適当温度にまで冷却
して固化され、所定の延伸率で2軸延伸され所定
厚さの樹脂シートとなつて使用に供される。 キヤステイングに入つた結晶性可塑性樹脂(以
後特性樹脂と称する)シートの冷却条件は該特性
樹脂によつて最終的にえられる樹脂シートのヘイ
ズ(かすみ度)、表面の波打、凹凸(平面性)或
は強度等の物性に大きな影響を有し、特性樹脂の
結晶化温度に於る冷却速度が遅い場合には結晶化
の高い樹脂シートとなり、延伸した場合、切断、
厚み不均一、強度不足或はヘイズ発生等の問題を
生ずる。 樹脂シートの冷却効率を上げるため、前記静電
荷印加法をはじめとして種々の提案がなされてい
る。 例えばキヤステイング中の特性樹脂シート面に
冷却風あるいは冷却水スプレーの吹付、冷却水の
流下等の方法(特公昭44−30388号)が知られて
いるが、これらの方法は樹脂シート面の平面性を
損う欠点を有している。この難を避けて特開昭49
−108163号には非晶温度域で除冷した後急冷する
技術開示がある。 また問題の起り易い厚物シートの形成に於て
は、冷却ローラに対接して数個所にパラレルな気
流吹出口を設け、冷却ローラに非接触にあるシー
ト面に冷却風を当て、樹脂中から気化する低分子
物の凝固によつて生ずる粉塵の排除と同時に該樹
脂を急冷することにより結晶化の起り易い温度範
囲を急拠通過脱出する方法(特開昭52−93477号)
が提案され、また冷却気流を冷却ローラの回転方
向にカウンタ−カレントに流し冷却効果を上げる
方法(特開昭52−59669号)等が提案されている。 以上従来提案された方法は樹脂シートを全体と
して早急に冷却することに主眼が置かれ樹脂シー
ト面の平面性の損わない配慮をしながら樹脂シー
トがまだ高温にある時期から冷却風等による冷却
が始められており、冷却条件とヘイズとの関連に
ついては殆ど具体的に配慮されていない。 しかし樹脂シートのヘイズはその商品価値を左
右するものであり、特に写真材料に用いられる場
合にはその死命を制するに足る。 (発明の目的) 本発明の目的は前記特性樹脂の溶融押出し二軸
延伸樹脂シートに於てヘイズの少い樹脂シートの
形成方法を提供することにある。 (発明の構成) 本発明者等は二軸延伸特性樹脂シートのヘイズ
減少について鋭意検討し、ヘイズは冷却ローラ面
に非接触な外気に接する面(外気面と称す)の結
晶化の度合(結晶化度)に大きく影響され、該面
の結晶決勝化度を抑えることが必要であり、その
ためには空冷の開始時期を遅らせればよいことを
知つた。 即ち本発明の目的は、溶融状態で押出された結
晶性熱可塑性樹脂を冷却ローラ面上にキヤストし
冷却固化して樹脂シートを形成する際、該冷却ロ
ーラ面に対峙して設けた空冷装置による該樹脂シ
ートに対する空冷を、該樹脂シートの冷却ローラ
面とは非接触の外気に面する外気面の該樹脂シー
トの温度に関し、前記樹脂の融点からその最高結
晶化速度を与える温度に到るまでの相対結晶化速
度0.7〜70%を与える温度範囲内の温度点から開
始することを特徴とする樹脂シートの形成方法に
よつて達成される。 尚本発明に係る特性樹脂の結晶化速度は、該特
性樹脂の温度と第1図に示す関係を有する。 第1図に於て横軸は特性樹脂の温度Tであり、
縦軸が結晶速度Gである。 結晶化速度は特性樹脂中に生ずる球晶の半径r
方向の成長速度dr/dt〔ミクロン(μ)/秒(S)〕
で定義される。 G=dr/dt〔μ/S〕 結晶化速度Gは特性樹脂の融点M.P.に於てO、
温度Tが低下するにつれて増大し、温度TMに於
て前記最高結晶化速度GMに到達し、再び低下し
TMに立てた垂直に関しほゞ対称となる。但し本
発明で使用する範囲はM.P.からTMに到る側であ
る。 また前記相対結晶化速度gはGMを基準にとり
各温度に於る結晶化速度Gとの百分率で定義した
ものである。 g=(G/GM)×100% 本発明を適用する特性樹脂としてはポリエルテ
ルが好ましく、更にポリエチレンテレフタレート
が好適である。 (実施例) 本発明を実施例(第2図)を用いて具体的に説
明する。 第2図に於て1は押出ダイ、11は押出ダイ1
から溶融した特性樹脂を叶出するスリツト、2は
キヤステイング冷却ローラであつて、ローラ径
500〓、水温30℃の冷却水を冷却ローラ2の内側
を循環させながら2m/〓の円周速度で回転して
いる。 3は冷却ローラに同心円的にそのキヤステイン
グ面21に対峙して設けた円弧型の空冷装置であ
り、空冷開始端31は、特性樹脂の冷却ローラに
おける外気面の温度Tを非接触型赤外温度でチエ
ツクし、空冷装置を同心円的にスライドさせ任意
の相対結晶化速度giにある空冷キヤステイング
面21上の温度点Piに自由に設置できる。 冷却の終つた樹脂シート(原シート)は取出し
ローラ4の点で剥離され、縦延伸及び横延伸され
て製品シートに連続的に形成される。 本実施例ではポリエチレンテレフタレートを
290℃で押出ダイ1から厚さ2mmの原シートとし
て押出し、表−1に揚げた点P1、P2、…、P9(対
応温度T1、T2、…、T9;対応相対結晶化速度g
1、g2、…、g9)の点から温度範囲を選んで空
冷を開始し、続いて二軸延伸を行い厚み175μの
ポリエチレンテレフタレートシートを連続生産
し、各試料のヘイズをヘイズメータ(東京電色(株)
製)で測定し表−1に掲げた。
【表】
表−1から明らかなように本発明の効果を歴然
と認めることができる。
と認めることができる。
第1図は特性樹脂の温度Tと結晶化速度Gの関
係を示す図である。第2図は押出二軸延伸製膜機
のキヤステイング部分の説明のための側面図であ
る。 1……押出ダイ、1……冷却ローラ、3……空
冷装置。
係を示す図である。第2図は押出二軸延伸製膜機
のキヤステイング部分の説明のための側面図であ
る。 1……押出ダイ、1……冷却ローラ、3……空
冷装置。
Claims (1)
- 1 溶融状態で押出された結晶性熱可塑性樹脂を
冷却ローラ面上にキヤストし冷却固化して樹脂シ
ートを形成する際、該冷却ローラ面に対峙して設
けた空冷装置によつて、冷却ローラ面とは非接触
の外気に面する外気面の該樹脂シートの温度に関
し、前記樹脂の融点からその最高結晶化速度を与
える温度に到るまでの相対結晶化加速度0.7〜70
%を与える温度範囲内の温度点から該樹脂シート
に対し空冷を開始することを特徴とする樹脂シー
トの形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19515184A JPS6172509A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 樹脂シ−トの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19515184A JPS6172509A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 樹脂シ−トの形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6172509A JPS6172509A (ja) | 1986-04-14 |
| JPH056494B2 true JPH056494B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16336279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19515184A Granted JPS6172509A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 樹脂シ−トの形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6172509A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353474U (ja) * | 1976-10-07 | 1978-05-08 | ||
| JPS5971828A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-23 | Teijin Ltd | 冷却装置 |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP19515184A patent/JPS6172509A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6172509A (ja) | 1986-04-14 |
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