JPH0564979B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0564979B2 JPH0564979B2 JP2840688A JP2840688A JPH0564979B2 JP H0564979 B2 JPH0564979 B2 JP H0564979B2 JP 2840688 A JP2840688 A JP 2840688A JP 2840688 A JP2840688 A JP 2840688A JP H0564979 B2 JPH0564979 B2 JP H0564979B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- adhesive
- weight
- present
- flexibility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 41
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims description 25
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 claims description 6
- 229920006026 co-polymeric resin Polymers 0.000 claims description 6
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 claims description 6
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 claims description 6
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 2-Propenoic acid Natural products OC(=O)C=C NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 22
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 10
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- CXWXQJXEFPUFDZ-UHFFFAOYSA-N tetralin Chemical compound C1=CC=C2CCCCC2=C1 CXWXQJXEFPUFDZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 2
- 238000007334 copolymerization reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 2
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene, ethylene-vinyl acetate copolymers Polymers 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920002126 Acrylic acid copolymer Polymers 0.000 description 1
- 239000004156 Azodicarbonamide Substances 0.000 description 1
- 239000004604 Blowing Agent Substances 0.000 description 1
- 229920000298 Cellophane Polymers 0.000 description 1
- MWRWFPQBGSZWNV-UHFFFAOYSA-N Dinitrosopentamethylenetetramine Chemical compound C1N2CN(N=O)CN1CN(N=O)C2 MWRWFPQBGSZWNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 1
- 239000003522 acrylic cement Substances 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 125000005250 alkyl acrylate group Chemical group 0.000 description 1
- 239000003963 antioxidant agent Substances 0.000 description 1
- 230000003078 antioxidant effect Effects 0.000 description 1
- 239000002216 antistatic agent Substances 0.000 description 1
- XOZUGNYVDXMRKW-AATRIKPKSA-N azodicarbonamide Chemical compound NC(=O)\N=N\C(N)=O XOZUGNYVDXMRKW-AATRIKPKSA-N 0.000 description 1
- 235000019399 azodicarbonamide Nutrition 0.000 description 1
- 239000002666 chemical blowing agent Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000003851 corona treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- BXKDSDJJOVIHMX-UHFFFAOYSA-N edrophonium chloride Chemical compound [Cl-].CC[N+](C)(C)C1=CC=CC(O)=C1 BXKDSDJJOVIHMX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920006244 ethylene-ethyl acrylate Polymers 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 239000004088 foaming agent Substances 0.000 description 1
- 239000011256 inorganic filler Substances 0.000 description 1
- 229910003475 inorganic filler Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005865 ionizing radiation Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、粘着テープ用シート状架橋発泡体に
関する。特に、粘着テープ用発泡体として要求さ
れる柔軟性、応力緩和性、接着性、機械的強度に
優れるシート状架橋発泡体に関する。 〔従来の技術〕 従来、粘着テープに使用されるシート状架橋発
泡体はポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、あるいはこれらの配合物からなるものが知
られているが、これらはいずれも柔軟性、応力緩
和性、密着性、機械的強度を同時に満足するもの
でなく、意図的に粘着テープ用架橋発泡体として
得たものでないため、実用性能の上で必ずしも十
分とは言えなかつた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、粘着テープ用シート状架橋発
泡体な要求される上記総合的な特性を満足し、実
用性能の上で極めて優れちた架橋発泡体を提供す
るにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記本発明の目的は、ビニル系成分が5〜25重
量%のエチレンとの共重合樹脂Aとアクリル酸ア
ルキルエステル系成分が5〜30重量%のエチレン
との共重合樹脂からなり、重量比A/(A+B)
が0.3〜0.8で、ゲル分率が10〜45%、密度が0.06
〜0.2g/cm3、5%伸長時の応力が0.3〜8Kg/cm2
のシート状架橋発泡体によつて達成することがで
きる。 本発明の特徴は、粘着テープ用発泡体として要
求される柔軟性、応力緩和性、粘着剤との密着性
を同時に満足するため、特定樹脂を使用し、特定
配合し、更に、ゲル分率、密度を特定することに
より得ることができることにある。 本発明に使用されるビニル系成分とエチレンと
の共重合樹脂Aとは、エチレン−酢酸ビニル共重
合体のケン化物、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−プロピオン酸ビニル共重合体等の
中から選定されるが、ビニル系成分は5〜25重量
%、好ましくは8〜20重量%である。ビニル系成
分が5重量%未満であると、結晶性が通常ポリエ
チレンに近似するため柔軟性、応力緩和性に悪影
響があるので好ましくない。一方、ビニル系成分
が25重量%を越えると、柔軟性、応力緩和性では
良いが、共重合量の増加により融点が低下するた
め耐熱性が悪化するので好ましくない。 一方、アクリル酸アルキルエステル系成分とエ
チレンとの共重合樹脂Bとは、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、エチレン−イソブチルア
クリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレ
ート−アクリル酸共重合体などから選定される
が、アクリル酸アルキルエステル系成分は5〜30
重量%、好ましくは7〜20重量%である。アクリ
ル酸アルキル系成分が5重量%未満では粘着剤と
の密着性が悪化するので好ましくな、30重量%を
越えると共重合率増加による融点低下が起るため
耐熱性が悪化するので好ましくない。 上記樹脂成分A、Bにおいて、その重量比A/
(A+B)が0.3〜0.8である必要があるが、A/
(A+B)が0.3未満であると実質的に柔軟性が悪
化するので好ましくなく、一方、0.8を越えると
粘着剤との密着性が低下するため粘着テープとし
た時の接着強度が悪化するので好ましくない。 本発明になる発泡体においてはゲル分率が10〜
45%、好ましくは15〜40%である必要があるが、
ゲル分率が10%未満であると応力緩和性の点では
良いものの、発泡体の機械的強度が低下するので
好ましくない。一方、ゲル分率が45%を越えると
機械的強度、耐熱性の点では好ましいが、応力緩
和性が悪化するので好ましくない。また、本発明
の発泡体の密度は0.06〜0.2g/cm3である必要が
あり、密度が0.2g/cm3を越えると機械的強度に
は優れるが、発泡体としての緩衝性、応力緩和性
が低下する。すなわち柔軟性が低下するので好ま
しくない。一方、0.06g/cm3未満であると緩衝
性、応力緩和性にはよいが、機械強度が低下する
ので好ましくない。更に、本発明になる発泡体の
5%伸長時の応力は0.3〜8Kg/cm2、好ましくは
0.5〜6Kg/cm2である必要があるが、応力が0.3
Kg/cm2未満あると柔軟性、応力緩和性の点では好
ましいが、柔らかすぎてハンドリング性が悪化
し、例えば発泡体製造時の巻取り、粘着剤の塗布
が困難となるなどの問題が発生するので好ましく
なく、一方、8Kg/cm2を越えるとハンドリング性
の点では良いものの柔軟性に欠ける硬く応力緩和
性の低いものとなるので好ましくない。 上記本発明によつて得られた発泡体は各種の粘
着剤、接着剤との密着性に優れ、更に機械強度、
伸び、柔軟性、応力緩和性など粘着テープに必要
な特性を同時に満足するものである。 以下に本発明の発泡体の製造方法を詳細に延べ
る。但し、以下の製造方法に限定されるものでは
ない。 上記樹脂成分A、Bから各々選定した樹脂を本
発明の配合範囲内に適宜混合し、樹脂成分とす
る。この樹脂成分100重量部に、分解型化学発泡
剤、例えばアゾジカルボンアミド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン等を1.5〜8重量部、酸
化防止剤を0.1〜0.5重量部添加し、ヘンシエルミ
キサー等で分散混合する。この混合物を発泡剤の
分解しない温度に保つた押出機に導入し、発泡体
シートとする。このシートに電離性放射線、具体
的には電子剤加速照射線により3〜20Mrad照射
し、架橋せしめる。このシートを発泡剤の分解開
始温度より20〜70℃高く設定した熱風雰囲気中、
又は薬液上に導入し加熱発泡し、発泡体とする。 本発明の発泡体には、本発明の目的を損なわな
い範囲で、着色剤、滑剤、帯電防止剤、無機充填
剤、難燃剤等を配合してもよい。又、本発明の樹
脂成分A、Bは電子線による照射により架橋せし
めるが同一照射量において、Aの架橋度がBの架
橋度より大きく、Aの架橋度とBの架橋度の差
(A−B)が5〜20%となるようなA、B樹脂成
分を選定することが好ましい。得られた本発明に
なる粘着テープ用シート状架橋発泡体は、目的に
応じて少なくとも片面にコロナ放電処理等の物理
的な表面処理を加えて各種の粘着剤、接着剤の密
着性、接着性を向上させることができる。 かくして得られた本発明になる発泡体は、樹
脂、配合比、架橋度、発泡体密度を適性化したた
め、柔軟性、応力緩和性、密着性、機械強度を同
時に満足するものとなつた。具体的には、柔軟
性、応力緩和性は、粘着テープとした時、色々な
形状の被接着面に対して追随し、接着面積を極力
最大にするために必要な特性であり、5%伸長時
の応力が0.3〜8Kg/cm2、又、実際面の柔軟性と
しては25%圧縮硬さが0.15〜0.9Kg/cm2のものが
最適である。密着性は、粘着性との接着性を表わ
すものであり、発泡体に粘着剤を塗布し、粘着テ
ープとした後、被着体に被着後、剥離した時、剥
離が接着剤と発泡体の接着面で発生しないことを
最良とするが、本発明になる発泡体による粘着テ
ープはこの点で極めて強固であるえため、被着体
と粘着剤間で剥離するか、発泡体の材破する値を
示した。機械強度は粘着テープとしたときの粘着
強度を左右するが、本発明においては架橋度、発
泡密度を適正化したため広範囲の粘着強度を満足
するものとなる。 上記本発明になる発泡体は、自動車各種モール
用粘着テープ基材、フツクハンガー用基材、各分
野における緩衝性を必要とする表面保護用粘着テ
ープ用基材として最適である。 なお、本発明において、ゲル分率、密度、5%
伸長時の応力、25%圧縮硬さ、伸び、機械強度、
密着性、剪断強度は、次の方法によつて測定した
値である。 (1) ゲル分率(%) 発泡体からサンプルを切出して微小細断し、
その0.2gを秤量する。この試料を135℃のテト
ラリン中に3時間浸漬し、未架橋部を溶出した
後、不溶部を取出してエタノール洗浄し、100
℃の真空乾燥器で揮発分を除去した後、精秤し
て重量W(g)を求め、次式に従つてゲル分率
を算出する。 ゲル分率=(W/0.2)×100 (2) 密度(g/cm3) 発泡体から10×10cm角のサンプルを切出し、
厚さt(cm)を測定した後に重量W(g)を測定
し、次式で算出する。 密度=W/(10×10×t) (3) 5%伸長時の応力(Kg/cm2) 発泡体から1cm幅、長さ10cmのサンプルを切
出し、厚さt(cm)を測定し、チヤツク間50mm
のテンシロン型引張り試験機において、引張り
速度20mm/分で引張り5%相当伸長時の強さF
(Kg)を読み、次式で算出する。 5%伸長時の応力=F/(1×t) (4) 機械強度(引張り強さ)および伸びJIS−
K6767に準じて測定した。 (5) 発泡体と粘着剤との密着性 発泡体に粘着剤を塗布し乾燥後、もしくは転
写直後に20mm幅のセロテープを乗せ、剥離速度
5m/分で180℃剥離し、次の基準で評価した。 ○:フオーム材破れ発生……良 ×:界面剥離(粘着剤と発泡体間)……不良 (6) 剪断強度(Kg/cm2) 粘着テープを被着体2枚で剪断面積が2.5cm
×2.5cmになるようにはさみ、引張り速度300
mm/分で引張り、粘着テープ部が被着体上から
剥離、あるいは破断したときの応力S(Kg)を
測定し、次式で剪断強度を求める。 剪断強度=S/(2.5×2.5) 7Kg/cm2以上……合格 7Kg/cm2未満……不合格 〔実施例〕 実施例1〜5、比較例1〜5 第1表に示した発泡体樹脂組成物を、発泡体の
分解しない温度に設定した押出機に導入し、押出
シート成形した。これらの成形シートに電子線照
射装置を用いて3〜20Mradの範囲内で線量変更
して照射し、ゲル分率の異なる架橋成形シートを
得た。得られた架橋シートを210〜250℃の温度に
設定した薬液浴に連続的に導入し、加熱、発泡さ
せ、最終のシート状架橋発泡体を得た。得られた
シート状架橋発泡体の性能および粘着テープの性
能を第1表に示した。 なお、粘着テープとしての評価用粘着剤はアク
リル系粘着剤(SKダインP−11、綜研化学社製)
を使用し、塗布量は最終的に70μmとして用い
た。 第1表に示したように、本発明になる発泡体は
粘着テープ用発泡体の必要特性を満足しているた
め、柔軟性に優れ、粘着テープとしたときの接着
強度の極めて高いものとなる。一方、比較例に示
したように本発明外のものは、柔軟性、粘着テー
プとしたときの強度など同時に満足しない。
関する。特に、粘着テープ用発泡体として要求さ
れる柔軟性、応力緩和性、接着性、機械的強度に
優れるシート状架橋発泡体に関する。 〔従来の技術〕 従来、粘着テープに使用されるシート状架橋発
泡体はポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、あるいはこれらの配合物からなるものが知
られているが、これらはいずれも柔軟性、応力緩
和性、密着性、機械的強度を同時に満足するもの
でなく、意図的に粘着テープ用架橋発泡体として
得たものでないため、実用性能の上で必ずしも十
分とは言えなかつた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、粘着テープ用シート状架橋発
泡体な要求される上記総合的な特性を満足し、実
用性能の上で極めて優れちた架橋発泡体を提供す
るにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記本発明の目的は、ビニル系成分が5〜25重
量%のエチレンとの共重合樹脂Aとアクリル酸ア
ルキルエステル系成分が5〜30重量%のエチレン
との共重合樹脂からなり、重量比A/(A+B)
が0.3〜0.8で、ゲル分率が10〜45%、密度が0.06
〜0.2g/cm3、5%伸長時の応力が0.3〜8Kg/cm2
のシート状架橋発泡体によつて達成することがで
きる。 本発明の特徴は、粘着テープ用発泡体として要
求される柔軟性、応力緩和性、粘着剤との密着性
を同時に満足するため、特定樹脂を使用し、特定
配合し、更に、ゲル分率、密度を特定することに
より得ることができることにある。 本発明に使用されるビニル系成分とエチレンと
の共重合樹脂Aとは、エチレン−酢酸ビニル共重
合体のケン化物、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−プロピオン酸ビニル共重合体等の
中から選定されるが、ビニル系成分は5〜25重量
%、好ましくは8〜20重量%である。ビニル系成
分が5重量%未満であると、結晶性が通常ポリエ
チレンに近似するため柔軟性、応力緩和性に悪影
響があるので好ましくない。一方、ビニル系成分
が25重量%を越えると、柔軟性、応力緩和性では
良いが、共重合量の増加により融点が低下するた
め耐熱性が悪化するので好ましくない。 一方、アクリル酸アルキルエステル系成分とエ
チレンとの共重合樹脂Bとは、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、エチレン−イソブチルア
クリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレ
ート−アクリル酸共重合体などから選定される
が、アクリル酸アルキルエステル系成分は5〜30
重量%、好ましくは7〜20重量%である。アクリ
ル酸アルキル系成分が5重量%未満では粘着剤と
の密着性が悪化するので好ましくな、30重量%を
越えると共重合率増加による融点低下が起るため
耐熱性が悪化するので好ましくない。 上記樹脂成分A、Bにおいて、その重量比A/
(A+B)が0.3〜0.8である必要があるが、A/
(A+B)が0.3未満であると実質的に柔軟性が悪
化するので好ましくなく、一方、0.8を越えると
粘着剤との密着性が低下するため粘着テープとし
た時の接着強度が悪化するので好ましくない。 本発明になる発泡体においてはゲル分率が10〜
45%、好ましくは15〜40%である必要があるが、
ゲル分率が10%未満であると応力緩和性の点では
良いものの、発泡体の機械的強度が低下するので
好ましくない。一方、ゲル分率が45%を越えると
機械的強度、耐熱性の点では好ましいが、応力緩
和性が悪化するので好ましくない。また、本発明
の発泡体の密度は0.06〜0.2g/cm3である必要が
あり、密度が0.2g/cm3を越えると機械的強度に
は優れるが、発泡体としての緩衝性、応力緩和性
が低下する。すなわち柔軟性が低下するので好ま
しくない。一方、0.06g/cm3未満であると緩衝
性、応力緩和性にはよいが、機械強度が低下する
ので好ましくない。更に、本発明になる発泡体の
5%伸長時の応力は0.3〜8Kg/cm2、好ましくは
0.5〜6Kg/cm2である必要があるが、応力が0.3
Kg/cm2未満あると柔軟性、応力緩和性の点では好
ましいが、柔らかすぎてハンドリング性が悪化
し、例えば発泡体製造時の巻取り、粘着剤の塗布
が困難となるなどの問題が発生するので好ましく
なく、一方、8Kg/cm2を越えるとハンドリング性
の点では良いものの柔軟性に欠ける硬く応力緩和
性の低いものとなるので好ましくない。 上記本発明によつて得られた発泡体は各種の粘
着剤、接着剤との密着性に優れ、更に機械強度、
伸び、柔軟性、応力緩和性など粘着テープに必要
な特性を同時に満足するものである。 以下に本発明の発泡体の製造方法を詳細に延べ
る。但し、以下の製造方法に限定されるものでは
ない。 上記樹脂成分A、Bから各々選定した樹脂を本
発明の配合範囲内に適宜混合し、樹脂成分とす
る。この樹脂成分100重量部に、分解型化学発泡
剤、例えばアゾジカルボンアミド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン等を1.5〜8重量部、酸
化防止剤を0.1〜0.5重量部添加し、ヘンシエルミ
キサー等で分散混合する。この混合物を発泡剤の
分解しない温度に保つた押出機に導入し、発泡体
シートとする。このシートに電離性放射線、具体
的には電子剤加速照射線により3〜20Mrad照射
し、架橋せしめる。このシートを発泡剤の分解開
始温度より20〜70℃高く設定した熱風雰囲気中、
又は薬液上に導入し加熱発泡し、発泡体とする。 本発明の発泡体には、本発明の目的を損なわな
い範囲で、着色剤、滑剤、帯電防止剤、無機充填
剤、難燃剤等を配合してもよい。又、本発明の樹
脂成分A、Bは電子線による照射により架橋せし
めるが同一照射量において、Aの架橋度がBの架
橋度より大きく、Aの架橋度とBの架橋度の差
(A−B)が5〜20%となるようなA、B樹脂成
分を選定することが好ましい。得られた本発明に
なる粘着テープ用シート状架橋発泡体は、目的に
応じて少なくとも片面にコロナ放電処理等の物理
的な表面処理を加えて各種の粘着剤、接着剤の密
着性、接着性を向上させることができる。 かくして得られた本発明になる発泡体は、樹
脂、配合比、架橋度、発泡体密度を適性化したた
め、柔軟性、応力緩和性、密着性、機械強度を同
時に満足するものとなつた。具体的には、柔軟
性、応力緩和性は、粘着テープとした時、色々な
形状の被接着面に対して追随し、接着面積を極力
最大にするために必要な特性であり、5%伸長時
の応力が0.3〜8Kg/cm2、又、実際面の柔軟性と
しては25%圧縮硬さが0.15〜0.9Kg/cm2のものが
最適である。密着性は、粘着性との接着性を表わ
すものであり、発泡体に粘着剤を塗布し、粘着テ
ープとした後、被着体に被着後、剥離した時、剥
離が接着剤と発泡体の接着面で発生しないことを
最良とするが、本発明になる発泡体による粘着テ
ープはこの点で極めて強固であるえため、被着体
と粘着剤間で剥離するか、発泡体の材破する値を
示した。機械強度は粘着テープとしたときの粘着
強度を左右するが、本発明においては架橋度、発
泡密度を適正化したため広範囲の粘着強度を満足
するものとなる。 上記本発明になる発泡体は、自動車各種モール
用粘着テープ基材、フツクハンガー用基材、各分
野における緩衝性を必要とする表面保護用粘着テ
ープ用基材として最適である。 なお、本発明において、ゲル分率、密度、5%
伸長時の応力、25%圧縮硬さ、伸び、機械強度、
密着性、剪断強度は、次の方法によつて測定した
値である。 (1) ゲル分率(%) 発泡体からサンプルを切出して微小細断し、
その0.2gを秤量する。この試料を135℃のテト
ラリン中に3時間浸漬し、未架橋部を溶出した
後、不溶部を取出してエタノール洗浄し、100
℃の真空乾燥器で揮発分を除去した後、精秤し
て重量W(g)を求め、次式に従つてゲル分率
を算出する。 ゲル分率=(W/0.2)×100 (2) 密度(g/cm3) 発泡体から10×10cm角のサンプルを切出し、
厚さt(cm)を測定した後に重量W(g)を測定
し、次式で算出する。 密度=W/(10×10×t) (3) 5%伸長時の応力(Kg/cm2) 発泡体から1cm幅、長さ10cmのサンプルを切
出し、厚さt(cm)を測定し、チヤツク間50mm
のテンシロン型引張り試験機において、引張り
速度20mm/分で引張り5%相当伸長時の強さF
(Kg)を読み、次式で算出する。 5%伸長時の応力=F/(1×t) (4) 機械強度(引張り強さ)および伸びJIS−
K6767に準じて測定した。 (5) 発泡体と粘着剤との密着性 発泡体に粘着剤を塗布し乾燥後、もしくは転
写直後に20mm幅のセロテープを乗せ、剥離速度
5m/分で180℃剥離し、次の基準で評価した。 ○:フオーム材破れ発生……良 ×:界面剥離(粘着剤と発泡体間)……不良 (6) 剪断強度(Kg/cm2) 粘着テープを被着体2枚で剪断面積が2.5cm
×2.5cmになるようにはさみ、引張り速度300
mm/分で引張り、粘着テープ部が被着体上から
剥離、あるいは破断したときの応力S(Kg)を
測定し、次式で剪断強度を求める。 剪断強度=S/(2.5×2.5) 7Kg/cm2以上……合格 7Kg/cm2未満……不合格 〔実施例〕 実施例1〜5、比較例1〜5 第1表に示した発泡体樹脂組成物を、発泡体の
分解しない温度に設定した押出機に導入し、押出
シート成形した。これらの成形シートに電子線照
射装置を用いて3〜20Mradの範囲内で線量変更
して照射し、ゲル分率の異なる架橋成形シートを
得た。得られた架橋シートを210〜250℃の温度に
設定した薬液浴に連続的に導入し、加熱、発泡さ
せ、最終のシート状架橋発泡体を得た。得られた
シート状架橋発泡体の性能および粘着テープの性
能を第1表に示した。 なお、粘着テープとしての評価用粘着剤はアク
リル系粘着剤(SKダインP−11、綜研化学社製)
を使用し、塗布量は最終的に70μmとして用い
た。 第1表に示したように、本発明になる発泡体は
粘着テープ用発泡体の必要特性を満足しているた
め、柔軟性に優れ、粘着テープとしたときの接着
強度の極めて高いものとなる。一方、比較例に示
したように本発明外のものは、柔軟性、粘着テー
プとしたときの強度など同時に満足しない。
本発明になる発泡体は、樹脂、配合比、架橋
度、発泡体密度を適性化したため、粘着テープに
要求される柔軟性、応力緩和性、密着性、機械強
度を同時に満足し、粘着テープ用として好適であ
る。
度、発泡体密度を適性化したため、粘着テープに
要求される柔軟性、応力緩和性、密着性、機械強
度を同時に満足し、粘着テープ用として好適であ
る。
Claims (1)
- 1 ビニル系成分が5〜25重量%のエチレンとの
共重合樹脂Aとアクリル酸アルキルエステル系成
分が5〜30重量%のエチレンとの共重合樹脂Bか
らなり、重量比A/(A+B)が0.3〜0.8で、ゲ
ル分率が10〜45%、密度が0.06〜0.2g/cm3、5
%伸長時の応力が0.3〜8Kg/cm2であることを特
徴とする粘着テープ用シート状架橋発泡体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2840688A JPH01203440A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 粘着テープ用シート状架橋発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2840688A JPH01203440A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 粘着テープ用シート状架橋発泡体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01203440A JPH01203440A (ja) | 1989-08-16 |
| JPH0564979B2 true JPH0564979B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=12247778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2840688A Granted JPH01203440A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 粘着テープ用シート状架橋発泡体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01203440A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6339386B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2018-06-06 | リンテック株式会社 | 緩衝テープ |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP2840688A patent/JPH01203440A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01203440A (ja) | 1989-08-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4510031A (en) | Heat-foamable olefinic resin composition and process for production of olefinic resin foam from said composition | |
| KR0157309B1 (ko) | 연속 시트상 전자선 가교 발포체 | |
| JP2004323842A (ja) | 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ | |
| JPWO1990014385A1 (ja) | 連続シート状電子線架橋発泡体 | |
| JP2013177630A (ja) | 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ | |
| JPS59215329A (ja) | 合成樹脂架橋発泡体 | |
| JPH0564979B2 (ja) | ||
| JP2980423B2 (ja) | 感圧接着性両面テープおよび両面テープ貼着品 | |
| JPS6356259B2 (ja) | ||
| JPS5991179A (ja) | 粘着テ−プもしくはシ−ト | |
| JPH048468B2 (ja) | ||
| JP3077842B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体積層物 | |
| JPH032198B2 (ja) | ||
| JP2851507B2 (ja) | 発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
| JPH07119310B2 (ja) | 連続シート状架橋発泡体 | |
| JPS6234929A (ja) | 優れた成形性を有する架橋ポリエチレン系樹脂発泡体 | |
| JPH01240538A (ja) | シート状架橋発泡体 | |
| JP3077845B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体積層物 | |
| JPH0657025A (ja) | 架橋発泡用ポリオレフィン系樹脂組成物及び架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体 | |
| JPH01129042A (ja) | 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体 | |
| JPH07286059A (ja) | ポリエチレン系電子線架橋発泡体 | |
| JP2509007B2 (ja) | 架橋ポリエチレン系樹脂発泡体 | |
| JP3272021B2 (ja) | ポリプロピレン系架橋発泡体の製造方法 | |
| JP3166261B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体 | |
| JP3063267B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |