JPH0565361A - 発泡性組成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法 - Google Patents
発泡性組成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法Info
- Publication number
- JPH0565361A JPH0565361A JP28802091A JP28802091A JPH0565361A JP H0565361 A JPH0565361 A JP H0565361A JP 28802091 A JP28802091 A JP 28802091A JP 28802091 A JP28802091 A JP 28802091A JP H0565361 A JPH0565361 A JP H0565361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- vinyl chloride
- chloride resin
- rigid foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 独立気泡率が大きく、高発泡倍率を有し、悪
臭の発生がほとんどなく、しかも低吸水性の硬質発泡体
を提供すること。 【構成】 塩化ビニル系樹脂、発泡剤として N,N′- ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、発泡助剤として金
属イオンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物および有機
溶剤を主成分としてなる発泡性組成物、それからなる硬
質発泡体およびその製造法。
臭の発生がほとんどなく、しかも低吸水性の硬質発泡体
を提供すること。 【構成】 塩化ビニル系樹脂、発泡剤として N,N′- ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、発泡助剤として金
属イオンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物および有機
溶剤を主成分としてなる発泡性組成物、それからなる硬
質発泡体およびその製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡性組成物、それから
なる硬質発泡体およびその製造法に関する。さらに詳し
くは、独立気泡率が大きいセルを形成し、高発泡倍率を
有し、臭気および非吸水性が改善された硬質発泡体およ
びその製造法ならびに該発泡体を製造するために用いら
れる発泡性組成物に関する。
なる硬質発泡体およびその製造法に関する。さらに詳し
くは、独立気泡率が大きいセルを形成し、高発泡倍率を
有し、臭気および非吸水性が改善された硬質発泡体およ
びその製造法ならびに該発泡体を製造するために用いら
れる発泡性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安価で容易に入手しうる発泡剤と
して N,N′-ジニトロソペンタメチレンテトラミン(以
下、DPT という)が汎用されつつある。しかしながら、
DPT を用いたばあいには、該DPT の分解温度が高いの
で、たとえば170 〜210 ℃といった高温で加熱・加圧し
なければならないため、塩化ビニル系樹脂が劣化し、独
立気泡率が小さくなって高発泡倍率を有する発泡体をう
ることができず、また製造のサイクルが長くなり、生産
性がわるくなるという問題がある。
して N,N′-ジニトロソペンタメチレンテトラミン(以
下、DPT という)が汎用されつつある。しかしながら、
DPT を用いたばあいには、該DPT の分解温度が高いの
で、たとえば170 〜210 ℃といった高温で加熱・加圧し
なければならないため、塩化ビニル系樹脂が劣化し、独
立気泡率が小さくなって高発泡倍率を有する発泡体をう
ることができず、また製造のサイクルが長くなり、生産
性がわるくなるという問題がある。
【0003】そこで、発泡体を製造する際には、DPT の
分解温度を下げ、低温にて高発泡倍率の発泡体をうるた
めに、尿素、エチレングリコールなどのヒドロキシ化合
物やサリチル酸、安息香酸などの有機弱酸などが発泡助
剤として用いられている。
分解温度を下げ、低温にて高発泡倍率の発泡体をうるた
めに、尿素、エチレングリコールなどのヒドロキシ化合
物やサリチル酸、安息香酸などの有機弱酸などが発泡助
剤として用いられている。
【0004】しかしながら、これらの化合物を発泡助剤
として用いたばあいには、えられた発泡体中に残存する
発泡剤の分解残渣および発泡助剤に起因して悪臭が発せ
られ、またえられた発泡体は吸水性が大きいため、建築
用断熱材などのように長期間にわたって使用される分野
に用いるばあいには、断熱性能がしだいに低下するとい
う問題があった。
として用いたばあいには、えられた発泡体中に残存する
発泡剤の分解残渣および発泡助剤に起因して悪臭が発せ
られ、またえられた発泡体は吸水性が大きいため、建築
用断熱材などのように長期間にわたって使用される分野
に用いるばあいには、断熱性能がしだいに低下するとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のごと
き実情に鑑みてなされたものであり、独立気泡率が大き
く、高発泡倍率を有することは勿論のこと、悪臭の発生
がなく、しかも低吸水性の発泡体をうるための発泡性組
成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法を提供
することを目的とするものである。
き実情に鑑みてなされたものであり、独立気泡率が大き
く、高発泡倍率を有することは勿論のこと、悪臭の発生
がなく、しかも低吸水性の発泡体をうるための発泡性組
成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために、DPT が有機弱酸を用いることにより
170 ℃以下の温度で分解するという事実から推定して特
定の金属酸化物の表面に存在する金属原子が酸性点を有
すること(いわゆる酸性を呈すること)を利用しえない
か、鋭意研究を重ねた結果、金属イオンの電気陰性度が
7〜14である金属原子を含む金属酸化物を発泡助剤とし
て用いたばあいには、DPT が130 〜170℃という低温領
域で分解し、かつDPT の分解残渣の無害化により、えら
れた発泡体の悪臭および非吸水性が改善されることを見
出し、本発明を完成するにいたった。
を解決するために、DPT が有機弱酸を用いることにより
170 ℃以下の温度で分解するという事実から推定して特
定の金属酸化物の表面に存在する金属原子が酸性点を有
すること(いわゆる酸性を呈すること)を利用しえない
か、鋭意研究を重ねた結果、金属イオンの電気陰性度が
7〜14である金属原子を含む金属酸化物を発泡助剤とし
て用いたばあいには、DPT が130 〜170℃という低温領
域で分解し、かつDPT の分解残渣の無害化により、えら
れた発泡体の悪臭および非吸水性が改善されることを見
出し、本発明を完成するにいたった。
【0007】すなわち、本発明は塩化ビニル系樹脂、
発泡剤としてDPT 、発泡助剤として金属イオンの電気陰
性度が7〜14の金属酸化物および有機溶剤からなる発泡
性組成物、および前記発泡性組成物を発泡させてなる
硬質発泡体、ならびに前記発泡性組成物を混合し、約
130 〜170 ℃の温度範囲で加圧したのち、発泡適性温度
に冷却し、除圧することにより発泡させることを特徴と
する硬質発泡体の製造法に関する。
発泡剤としてDPT 、発泡助剤として金属イオンの電気陰
性度が7〜14の金属酸化物および有機溶剤からなる発泡
性組成物、および前記発泡性組成物を発泡させてなる
硬質発泡体、ならびに前記発泡性組成物を混合し、約
130 〜170 ℃の温度範囲で加圧したのち、発泡適性温度
に冷却し、除圧することにより発泡させることを特徴と
する硬質発泡体の製造法に関する。
【0008】
【作用および実施例】本発明の発泡性組成物は、塩化ビ
ニル系樹脂(以下、PVC という)、発泡剤としてDPT 、
発泡助剤として金属イオンの電気陰性度が7〜14の金属
酸化物および有機溶剤を主成分としたものである。
ニル系樹脂(以下、PVC という)、発泡剤としてDPT 、
発泡助剤として金属イオンの電気陰性度が7〜14の金属
酸化物および有機溶剤を主成分としたものである。
【0009】前記金属酸化物がDPT の分解に寄与するメ
カニズムは未だ定かではないが、特定の金属酸化物の表
面上に存在する金属原子が酸性点となりやすく、これが
DPTに対していわゆる酸と同様の働きをし、分解反応を
おこすものと推定される。
カニズムは未だ定かではないが、特定の金属酸化物の表
面上に存在する金属原子が酸性点となりやすく、これが
DPTに対していわゆる酸と同様の働きをし、分解反応を
おこすものと推定される。
【0010】一般に、金属酸化物においては、その酸素
原子の部分電荷が高くなるほど共存する金属原子の電子
密度が低下し、したがって酸性点としての特性が強くな
るといわれている。この酸素原子の部分電荷は、金属酸
化物を構成する金属原子のイオンの電気陰性度と相関関
係があるため、一般に金属イオンの電気陰性度で表わす
ことができる。
原子の部分電荷が高くなるほど共存する金属原子の電子
密度が低下し、したがって酸性点としての特性が強くな
るといわれている。この酸素原子の部分電荷は、金属酸
化物を構成する金属原子のイオンの電気陰性度と相関関
係があるため、一般に金属イオンの電気陰性度で表わす
ことができる。
【0011】本発明は、前記現象に着目して金属酸化物
の表面の酸性点の強弱を金属イオンの電気陰性度の尺度
で整理することで、これまでにない新しい概念を展開
し、DPT の発泡助剤に適した金属酸化物を特定すること
に成功した。
の表面の酸性点の強弱を金属イオンの電気陰性度の尺度
で整理することで、これまでにない新しい概念を展開
し、DPT の発泡助剤に適した金属酸化物を特定すること
に成功した。
【0012】前記DPT の発泡助剤として金属イオンが特
定の電気陰性度を有する金属酸化物を用いたのは、本発
明が初めてである。
定の電気陰性度を有する金属酸化物を用いたのは、本発
明が初めてである。
【0013】前記PVC とは、塩化ビニル単独重合体、塩
化ビニルを50重量%以上、好ましくは70重量%以上、さ
らに好ましくは80重量%以上含有する共重合体をはじ
め、PVC と相溶性を呈するブレンド用樹脂、たとえば塩
素化塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン、エチレン-
酢酸ビニル共重合体などの少なくとも1種との混合物
で、該混合物中のブレンド用樹脂の割合が50重量%以
下、好ましくは30重量%以下、さらに好ましくは20重量
%以下であるものをも含む概念である。前記共重合体の
なかでは、とくに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が好
ましい。該塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニ
ルの含有量は、あまりにも大きすぎるばあいには、発泡
性組成物の粘度が低下する方向にあるため、発泡適性温
度が低下し、実質的に発泡体がえられがたくなる傾向が
あり、またあまりにも小さすぎるばあいには、溶剤への
溶解性が小さくなる傾向があるため、3〜20重量%、好
ましくは3〜15重量%、さらに好ましくは3〜8重量%
であることが望ましい。
化ビニルを50重量%以上、好ましくは70重量%以上、さ
らに好ましくは80重量%以上含有する共重合体をはじ
め、PVC と相溶性を呈するブレンド用樹脂、たとえば塩
素化塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン、エチレン-
酢酸ビニル共重合体などの少なくとも1種との混合物
で、該混合物中のブレンド用樹脂の割合が50重量%以
下、好ましくは30重量%以下、さらに好ましくは20重量
%以下であるものをも含む概念である。前記共重合体の
なかでは、とくに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が好
ましい。該塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニ
ルの含有量は、あまりにも大きすぎるばあいには、発泡
性組成物の粘度が低下する方向にあるため、発泡適性温
度が低下し、実質的に発泡体がえられがたくなる傾向が
あり、またあまりにも小さすぎるばあいには、溶剤への
溶解性が小さくなる傾向があるため、3〜20重量%、好
ましくは3〜15重量%、さらに好ましくは3〜8重量%
であることが望ましい。
【0014】なお、前記PVC の重合度は、通常1500〜50
00、なかんづく2000〜4000であることが好ましい。かか
る重合度は前記範囲よりも小さいばあいには、発泡時の
DPTのガス圧に耐えられなくなる傾向があり、その結
果、独立気泡率が低下して高発泡倍率とならなくなる傾
向があり、また前記範囲よりも大きいばあいには、DPT
を多量に用いないと高発泡倍率を有する発泡体がえられ
がたくなる傾向がある。
00、なかんづく2000〜4000であることが好ましい。かか
る重合度は前記範囲よりも小さいばあいには、発泡時の
DPTのガス圧に耐えられなくなる傾向があり、その結
果、独立気泡率が低下して高発泡倍率とならなくなる傾
向があり、また前記範囲よりも大きいばあいには、DPT
を多量に用いないと高発泡倍率を有する発泡体がえられ
がたくなる傾向がある。
【0015】本発明に用いられるPVC の代表例として
は、塩化ビニル単独重合体があげられる。かかるPVC の
種類や製造法については、本発明においてはとくに限定
はないが、安価であるという点から懸濁重合塩化ビニル
樹脂が、また溶剤への溶解のしやすさの点からペースト
塩化ビニル樹脂が好ましい。ここで、懸濁重合塩化ビニ
ル樹脂とは、粒子径が1μm 程度の一次粒子の集合体か
らなる粒子径100 〜300μm の多孔質塩化ビニル樹脂を
いい、いわゆる懸濁重合法によって製造されたものであ
る。前記一次粒子は、粒子径が0.1 μm 程度のいわゆる
ドメイン粒子からなり、該ドメイン粒子はさらに0.01μ
m 程度のいわゆるミクロドメイン粒子からなるものであ
る。
は、塩化ビニル単独重合体があげられる。かかるPVC の
種類や製造法については、本発明においてはとくに限定
はないが、安価であるという点から懸濁重合塩化ビニル
樹脂が、また溶剤への溶解のしやすさの点からペースト
塩化ビニル樹脂が好ましい。ここで、懸濁重合塩化ビニ
ル樹脂とは、粒子径が1μm 程度の一次粒子の集合体か
らなる粒子径100 〜300μm の多孔質塩化ビニル樹脂を
いい、いわゆる懸濁重合法によって製造されたものであ
る。前記一次粒子は、粒子径が0.1 μm 程度のいわゆる
ドメイン粒子からなり、該ドメイン粒子はさらに0.01μ
m 程度のいわゆるミクロドメイン粒子からなるものであ
る。
【0016】また、ここで、ペースト塩化ビニル樹脂と
は、数μm 以下の粒子径をもつ真珠状の微細粉末で、い
わゆる乳化重合法やミクロ懸濁重合法で製造されるもの
であり、前記微細粉末はさらに径の小さい多数の微粒子
から構成される。
は、数μm 以下の粒子径をもつ真珠状の微細粉末で、い
わゆる乳化重合法やミクロ懸濁重合法で製造されるもの
であり、前記微細粉末はさらに径の小さい多数の微粒子
から構成される。
【0017】本発明において、発泡剤としてDPT が用い
られる。DPT は安価であり、従来からDPT を単独で、か
つ大量に用いて高発泡倍率を有する発泡体をうる技術が
望まれていた。ところが、既述のごとき欠点があるた
め、充分に満足しうる技術が確立されていなかった。本
発明は、前記したように、こうした従来技術の問題点を
克服したものであり、きわめて良好な品質を有する発泡
体をうることを可能としたものである。
られる。DPT は安価であり、従来からDPT を単独で、か
つ大量に用いて高発泡倍率を有する発泡体をうる技術が
望まれていた。ところが、既述のごとき欠点があるた
め、充分に満足しうる技術が確立されていなかった。本
発明は、前記したように、こうした従来技術の問題点を
克服したものであり、きわめて良好な品質を有する発泡
体をうることを可能としたものである。
【0018】なお、本発明の目的が阻害されない範囲内
であれば、DPT と他の発泡剤とを混合したものを用いる
こともできる。
であれば、DPT と他の発泡剤とを混合したものを用いる
こともできる。
【0019】前記他の発泡剤の具体例としては、たとえ
ばアゾジカルボンアミド、ジアゾカルボンアミド、アゾ
ビスイソブチロニトリル、 2,2′- アゾビス(2-メチル
ブチロニトリル)、ジアゾアミノベンゼン、p-トルエン
スルホニルヒドラジド、1-フェニル-5- メルカプト-1H-
テトラゾールなどがあげられる。
ばアゾジカルボンアミド、ジアゾカルボンアミド、アゾ
ビスイソブチロニトリル、 2,2′- アゾビス(2-メチル
ブチロニトリル)、ジアゾアミノベンゼン、p-トルエン
スルホニルヒドラジド、1-フェニル-5- メルカプト-1H-
テトラゾールなどがあげられる。
【0020】なお、前記DPT および他の発泡剤は、いず
れも熱分解によりチッ素ガスを発生するものであり、こ
のようなチッ素ガスを発生する発泡剤は、発生したチッ
素ガスが発泡直後に溶剤を含むセル膜から透過逸散しに
くいため、発泡直後の収縮による発泡倍率の低下がほと
んどないという利点を有する。
れも熱分解によりチッ素ガスを発生するものであり、こ
のようなチッ素ガスを発生する発泡剤は、発生したチッ
素ガスが発泡直後に溶剤を含むセル膜から透過逸散しに
くいため、発泡直後の収縮による発泡倍率の低下がほと
んどないという利点を有する。
【0021】前記DPT の使用量は、所望する発泡倍率や
溶剤の種類およびその量などにより異なるが、通常PVC
100 部(重量部、以下同様)に対して5〜100 部、好ま
しくは10〜70部、さらに好ましくは10〜50部である。か
かるDPT の使用量は、前記範囲よりも少ないばあいに
は、所望する発泡倍率とならなくなることがあり、また
前記範囲をこえるばあいには、発泡時にセル膜に破断が
生じやすくなり、かえって高発泡倍率を有する発泡体が
えられがたくなる傾向がある。
溶剤の種類およびその量などにより異なるが、通常PVC
100 部(重量部、以下同様)に対して5〜100 部、好ま
しくは10〜70部、さらに好ましくは10〜50部である。か
かるDPT の使用量は、前記範囲よりも少ないばあいに
は、所望する発泡倍率とならなくなることがあり、また
前記範囲をこえるばあいには、発泡時にセル膜に破断が
生じやすくなり、かえって高発泡倍率を有する発泡体が
えられがたくなる傾向がある。
【0022】本発明においては、発泡助剤として金属イ
オンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物が用いられる
が、該電気陰性度は、8〜12が好ましく、さらに好まし
くは8〜11である。かかる金属酸化物の金属イオンの電
気陰性度は、前記範囲よりも小さいばあいおよび前記範
囲をこえるばあいのいずれのばあいにも、DPT の分解が
促進されないため、高発泡倍率を有する発泡体がえられ
ず、吸水量も比較的大きくなる傾向がある。このような
金属酸化物のなかで好ましいものとしては、たとえば酸
化アルミニウム、酸化鉛、酸化チタン、酸化イットリウ
ムなどがあげられるが、これらのなかでは安価に入手し
うる酸化アルミニウムが好ましく、さらにそのなかでも
表面活性の高い活性アルミナ、とくに含水量が2重量%
以下の活性アルミナがより一層好ましい。前記金属酸化
物は、単独でまたは2種以上の金属原子を含む複合物、
たとえばケイ酸アルミナ、ホウ酸亜鉛などの複合物など
として用いることもできる。なお、前記金属酸化物の水
分量は、発泡効率の面から2重量%以下、好ましくは1
重量%以下であることが望ましい。
オンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物が用いられる
が、該電気陰性度は、8〜12が好ましく、さらに好まし
くは8〜11である。かかる金属酸化物の金属イオンの電
気陰性度は、前記範囲よりも小さいばあいおよび前記範
囲をこえるばあいのいずれのばあいにも、DPT の分解が
促進されないため、高発泡倍率を有する発泡体がえられ
ず、吸水量も比較的大きくなる傾向がある。このような
金属酸化物のなかで好ましいものとしては、たとえば酸
化アルミニウム、酸化鉛、酸化チタン、酸化イットリウ
ムなどがあげられるが、これらのなかでは安価に入手し
うる酸化アルミニウムが好ましく、さらにそのなかでも
表面活性の高い活性アルミナ、とくに含水量が2重量%
以下の活性アルミナがより一層好ましい。前記金属酸化
物は、単独でまたは2種以上の金属原子を含む複合物、
たとえばケイ酸アルミナ、ホウ酸亜鉛などの複合物など
として用いることもできる。なお、前記金属酸化物の水
分量は、発泡効率の面から2重量%以下、好ましくは1
重量%以下であることが望ましい。
【0023】また、前記金属酸化物の粒子径は、DPT と
の接触確率を高めるために小さいことが好ましいが、と
くに平均粒子径が100 μm 未満であることが望ましい。
の接触確率を高めるために小さいことが好ましいが、と
くに平均粒子径が100 μm 未満であることが望ましい。
【0024】前記金属酸化物の使用量は、最終製品であ
る発泡体の用途などに応じて適宜調整することが望まし
いが、通常添加されるDPT の使用量に対して0.2 〜5重
量倍程度、好ましくは0.5〜2重量倍である。かかる金
属酸化物の使用量は、DPT の使用量の0.2 重量倍未満で
あるばあいには、DPT の分解が充分に促進されず、未分
解のDPT が残存し、良好な発泡倍率を有するものがえら
れがたくなり、また5重量倍をこえるばあいには、ほと
んどのDPT が分解してしまうため、添加の意味がなくな
るようになる。
る発泡体の用途などに応じて適宜調整することが望まし
いが、通常添加されるDPT の使用量に対して0.2 〜5重
量倍程度、好ましくは0.5〜2重量倍である。かかる金
属酸化物の使用量は、DPT の使用量の0.2 重量倍未満で
あるばあいには、DPT の分解が充分に促進されず、未分
解のDPT が残存し、良好な発泡倍率を有するものがえら
れがたくなり、また5重量倍をこえるばあいには、ほと
んどのDPT が分解してしまうため、添加の意味がなくな
るようになる。
【0025】前記有機溶剤としては、芳香族系溶剤、ケ
トン系溶剤、エーテル系溶剤などがあげられ、これらは
単独でまたは2種以上を混合して用いられる。前記有機
溶剤の具体例としては、たとえばトルエン、キシレン、
モノクロロベンゼンなどの芳香族系溶剤、アセトン、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶
剤、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル系
溶剤などがあげられる。
トン系溶剤、エーテル系溶剤などがあげられ、これらは
単独でまたは2種以上を混合して用いられる。前記有機
溶剤の具体例としては、たとえばトルエン、キシレン、
モノクロロベンゼンなどの芳香族系溶剤、アセトン、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶
剤、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル系
溶剤などがあげられる。
【0026】前記有機溶剤のなかでは、DPT が分解して
発生するガス組成をチッ素ガスが多いものとするため
に、双極子モーメントが1.0 以上の有機溶剤がとくに好
ましい。双極子モーメントが1.0 以上の有機溶剤として
は、たとえばメチルエチルケトン、モノクロロベンゼ
ン、フェノールなどがあげられる。これらのなかでは、
DPT の副生成物と反応しないモノクロロベンゼン、フェ
ノールなどが非着色性が要求されるばあいに好ましい。
前記DPT が分解するときの温度および圧力により、発生
するガス組成や分解発熱量が大きく変化するが、双極子
モーメントが1.0 以上の有機溶剤は、とくに発生するガ
ス組成をチッ素ガスが多いものに制御するものと推測さ
れる。
発生するガス組成をチッ素ガスが多いものとするため
に、双極子モーメントが1.0 以上の有機溶剤がとくに好
ましい。双極子モーメントが1.0 以上の有機溶剤として
は、たとえばメチルエチルケトン、モノクロロベンゼ
ン、フェノールなどがあげられる。これらのなかでは、
DPT の副生成物と反応しないモノクロロベンゼン、フェ
ノールなどが非着色性が要求されるばあいに好ましい。
前記DPT が分解するときの温度および圧力により、発生
するガス組成や分解発熱量が大きく変化するが、双極子
モーメントが1.0 以上の有機溶剤は、とくに発生するガ
ス組成をチッ素ガスが多いものに制御するものと推測さ
れる。
【0027】前記有機溶剤の使用量は、PVC の平均重合
度や繊維状無機物および粒状無機物の使用量などに応じ
て適宜調整されるが、通常PVC に対して20〜2000部、好
ましくは200 〜1000部であることが望ましい。かかる有
機溶剤の使用量がPVC100部に対して20部未満であるばあ
いには、高倍率の発泡体がえられがたくなる傾向があ
り、また2000部をこえるばあいには、発泡適性温度での
工業的規模での生産が困難となり、良好な発泡体をえが
たくなる傾向となる。
度や繊維状無機物および粒状無機物の使用量などに応じ
て適宜調整されるが、通常PVC に対して20〜2000部、好
ましくは200 〜1000部であることが望ましい。かかる有
機溶剤の使用量がPVC100部に対して20部未満であるばあ
いには、高倍率の発泡体がえられがたくなる傾向があ
り、また2000部をこえるばあいには、発泡適性温度での
工業的規模での生産が困難となり、良好な発泡体をえが
たくなる傾向となる。
【0028】本発明においては、前記DPT の分解により
生成するヘキサメチレンテトラミンおよびその分解物で
ある低級アミンを固定化させ、さらなる低吸水特性を付
与するために、本発明発泡体組成物にはノボラック型フ
ェノール樹脂を添加することが好ましい。ノボラック型
フェノール樹脂を添加したばあいには、該ノボラック型
フェノール樹脂を添加しないものと比較して吸水量を数
分の1に低下させることが可能となる。
生成するヘキサメチレンテトラミンおよびその分解物で
ある低級アミンを固定化させ、さらなる低吸水特性を付
与するために、本発明発泡体組成物にはノボラック型フ
ェノール樹脂を添加することが好ましい。ノボラック型
フェノール樹脂を添加したばあいには、該ノボラック型
フェノール樹脂を添加しないものと比較して吸水量を数
分の1に低下させることが可能となる。
【0029】前記ノボラック型フェノール樹脂として
は、融点が60℃以上のもの、好ましくは融点65℃以上の
もの、さらに好ましくは融点75℃以上のものが望まし
い。
は、融点が60℃以上のもの、好ましくは融点65℃以上の
もの、さらに好ましくは融点75℃以上のものが望まし
い。
【0030】前記ノボラック型フェノール樹脂の使用量
は、えられる硬質発泡体の用途などに応じて適宜調整す
ることが望ましいが、通常PVC100部に対して0〜50部、
なかんづく0〜20部が望ましい。かかる使用量が50部を
こえるばあいには、ノボラック型フェノール樹脂の固定
化がノボラック型フェノール樹脂同士の架橋反応へと進
行する傾向により、発泡時にセル膜の伸びを阻害し、高
独立気泡率を維持しがたくなる傾向がある。なお、前記
ノボラック型フェノール樹脂を添加することによる効
果、すなわち非吸水性を充分に発現させるためには、該
ノボラック型フェノール樹脂の使用量は0.5 部以上、好
ましくは5部以上とすることが望ましい。
は、えられる硬質発泡体の用途などに応じて適宜調整す
ることが望ましいが、通常PVC100部に対して0〜50部、
なかんづく0〜20部が望ましい。かかる使用量が50部を
こえるばあいには、ノボラック型フェノール樹脂の固定
化がノボラック型フェノール樹脂同士の架橋反応へと進
行する傾向により、発泡時にセル膜の伸びを阻害し、高
独立気泡率を維持しがたくなる傾向がある。なお、前記
ノボラック型フェノール樹脂を添加することによる効
果、すなわち非吸水性を充分に発現させるためには、該
ノボラック型フェノール樹脂の使用量は0.5 部以上、好
ましくは5部以上とすることが望ましい。
【0031】前記発泡性組成物には、充填剤として必要
に応じて繊維状無機物および粒状無機物や、安定剤など
を配合してもよい。
に応じて繊維状無機物および粒状無機物や、安定剤など
を配合してもよい。
【0032】前記繊維状無機物としては、空中に浮遊し
やすく、しかも工業的生産性を向上して安全性を高める
うえで取り扱いが非常に困難であるところの直径0.03〜
0.1μm 程度の石綿を包含しない、直径が1μm以上のた
とえば岩綿、ガラス繊維、セラミック繊維、アルミナ繊
維、炭素繊維、石英繊維、ホウ素繊維、各種金属繊維、
各種ホイスカーなどがあげられ、これらの繊維は単独で
または2種以上を混合して用いられる。これらのなかで
は、発泡成形のしやすさ、えられる硬質発泡体の諸物
性、コストなどの点から岩綿がとくに好ましい。
やすく、しかも工業的生産性を向上して安全性を高める
うえで取り扱いが非常に困難であるところの直径0.03〜
0.1μm 程度の石綿を包含しない、直径が1μm以上のた
とえば岩綿、ガラス繊維、セラミック繊維、アルミナ繊
維、炭素繊維、石英繊維、ホウ素繊維、各種金属繊維、
各種ホイスカーなどがあげられ、これらの繊維は単独で
または2種以上を混合して用いられる。これらのなかで
は、発泡成形のしやすさ、えられる硬質発泡体の諸物
性、コストなどの点から岩綿がとくに好ましい。
【0033】また、前記繊維状無機物の繊維長は、長い
ものほどえられる硬質発泡体への充填効果が大であり、
一方短いものほど充填しやすさが良好となるので、10μ
m 〜50mm、好ましくは20μm 〜20mm、さらに好ましくは
30μm 〜10mmであることが望ましい。
ものほどえられる硬質発泡体への充填効果が大であり、
一方短いものほど充填しやすさが良好となるので、10μ
m 〜50mm、好ましくは20μm 〜20mm、さらに好ましくは
30μm 〜10mmであることが望ましい。
【0034】前記繊維状無機物の使用量は、えられる硬
質発泡体の燃焼特性に応じて適宜調整されるが、通常PV
C100部に対して2〜300 部、好ましくは10〜100 部であ
る。かかる繊維状無機物の使用量が2部よりも少ないば
あいには、クラックや収縮などが発生し、良好な燃焼特
性を付与することが困難となる傾向があり、また300部
をこえるばあいには、発泡セル膜に無機繊維がおさまら
なくなる傾向があり、高発泡倍率を有する発泡体をうる
のが困難となる傾向がある。なお、岩綿を用いるばあい
には、その使用量は、最終製品である硬質発泡体の用途
に応じて適宜調整されるが、通常PVC100部に対して300
部以下、好ましくは10〜100 部である。かかる岩綿量は
300 部をこえるばあいには、発泡セル膜に無機繊維がお
さまらなくなる傾向があり、高発泡倍率を有する発泡体
をうるのが困難となる傾向がある。
質発泡体の燃焼特性に応じて適宜調整されるが、通常PV
C100部に対して2〜300 部、好ましくは10〜100 部であ
る。かかる繊維状無機物の使用量が2部よりも少ないば
あいには、クラックや収縮などが発生し、良好な燃焼特
性を付与することが困難となる傾向があり、また300部
をこえるばあいには、発泡セル膜に無機繊維がおさまら
なくなる傾向があり、高発泡倍率を有する発泡体をうる
のが困難となる傾向がある。なお、岩綿を用いるばあい
には、その使用量は、最終製品である硬質発泡体の用途
に応じて適宜調整されるが、通常PVC100部に対して300
部以下、好ましくは10〜100 部である。かかる岩綿量は
300 部をこえるばあいには、発泡セル膜に無機繊維がお
さまらなくなる傾向があり、高発泡倍率を有する発泡体
をうるのが困難となる傾向がある。
【0035】前記粒状無機物としては、平均粒子径が0.
01〜300 μm 程度のものが好ましく、その種類について
はとくに制限はないが、価格および入手しやすさなどの
点から、タルク、炭酸カルシウムなどが、また燃焼特性
改善などの点から水酸化アルミニウムなどが好ましく、
これら以外にもたとえばシラスバルーンなどの中空体、
ゼオライトや活性炭などの多孔質体などを用いることも
できる。
01〜300 μm 程度のものが好ましく、その種類について
はとくに制限はないが、価格および入手しやすさなどの
点から、タルク、炭酸カルシウムなどが、また燃焼特性
改善などの点から水酸化アルミニウムなどが好ましく、
これら以外にもたとえばシラスバルーンなどの中空体、
ゼオライトや活性炭などの多孔質体などを用いることも
できる。
【0036】前記粒状無機物の使用量は、発泡させやす
さや最終製品である硬質発泡体の用途などに応じて適宜
調整されるが、通常前記繊維状無機物と粒状無機物の合
計量がPVC 100 部に対して3000部以下、好ましくは10〜
1000部、さらに好ましくは50〜1000部となるように調整
される。
さや最終製品である硬質発泡体の用途などに応じて適宜
調整されるが、通常前記繊維状無機物と粒状無機物の合
計量がPVC 100 部に対して3000部以下、好ましくは10〜
1000部、さらに好ましくは50〜1000部となるように調整
される。
【0037】なお、これら繊維状無機物および粒状無機
物は、それぞれ単独でまたは併用することができる。
物は、それぞれ単独でまたは併用することができる。
【0038】前記安定剤としては、PVC の分解劣化を阻
止する能力を有するものであればいずれのものを用いる
ことができる。かかる安定剤の具体例としては、たとえ
ば二塩基性ステアリン酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、三塩
基性硫酸鉛やステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、ジブチルスズステアレ
ート、ジブチルスズラウレート、ジブチルスズジステア
レート、ジブチルスズジラウレートなどがあげられ、こ
れらの安定剤は単独でまたは2種以上混合して用いられ
る。該安定剤の配合量は、PVC 100 部に対して通常1〜
20部、なかんづく1〜10部である。該安定剤の配合量が
1部未満であるばあいには、安定剤を添加した効果に欠
けることがあり、また20部をこえるばあいには、安定化
効果の観点からそれ以上用いる効果の向上が小さく、コ
スト的にも不利となる。
止する能力を有するものであればいずれのものを用いる
ことができる。かかる安定剤の具体例としては、たとえ
ば二塩基性ステアリン酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、三塩
基性硫酸鉛やステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、ジブチルスズステアレ
ート、ジブチルスズラウレート、ジブチルスズジステア
レート、ジブチルスズジラウレートなどがあげられ、こ
れらの安定剤は単独でまたは2種以上混合して用いられ
る。該安定剤の配合量は、PVC 100 部に対して通常1〜
20部、なかんづく1〜10部である。該安定剤の配合量が
1部未満であるばあいには、安定剤を添加した効果に欠
けることがあり、また20部をこえるばあいには、安定化
効果の観点からそれ以上用いる効果の向上が小さく、コ
スト的にも不利となる。
【0039】なお、本発明においては、さらにたとえば
各種酸化防止剤、紫外線吸収剤をはじめ、酸化チタン、
群青などの顔料;三級アミン、アルキルスルホン酸塩な
どの帯電防止剤、タルクなどの造核剤など、通常プラス
チックの添加剤として用いられているものを必要に応じ
て適宜調整して使用しうることはもちろんである。
各種酸化防止剤、紫外線吸収剤をはじめ、酸化チタン、
群青などの顔料;三級アミン、アルキルスルホン酸塩な
どの帯電防止剤、タルクなどの造核剤など、通常プラス
チックの添加剤として用いられているものを必要に応じ
て適宜調整して使用しうることはもちろんである。
【0040】つぎに本発明の硬質発泡体の製造法の一例
について説明する。
について説明する。
【0041】まず所定量に計量された原料をたとえば双
腕ニーダーなどの混練機に投入する。各原料が均一に分
散されるまで溶剤がPVC と相溶性を呈する温度以上でか
つ溶剤の沸点以下の温度で混練し、必要であれば一度混
合物の温度を下げ、発泡剤を投入して均一に分散するま
で混練する。
腕ニーダーなどの混練機に投入する。各原料が均一に分
散されるまで溶剤がPVC と相溶性を呈する温度以上でか
つ溶剤の沸点以下の温度で混練し、必要であれば一度混
合物の温度を下げ、発泡剤を投入して均一に分散するま
で混練する。
【0042】つぎに調製された発泡性組成物を、たとえ
ばアルミニウム合金などからなる密封しうる金型内に充
填し、金型をたとえば油圧駆動型の多段式ホットプレス
機にセットするなどして、加圧下で該発泡性組成物を加
熱する。
ばアルミニウム合金などからなる密封しうる金型内に充
填し、金型をたとえば油圧駆動型の多段式ホットプレス
機にセットするなどして、加圧下で該発泡性組成物を加
熱する。
【0043】加圧および加熱条件は、発泡性組成物の構
成成分により異なるが、分解型発泡剤であるDPT の分解
が実質的に完了することが必要であるため、加熱温度を
約130 ℃以上とすることが好ましい。
成成分により異なるが、分解型発泡剤であるDPT の分解
が実質的に完了することが必要であるため、加熱温度を
約130 ℃以上とすることが好ましい。
【0044】なお、DPT は、前記したように、その分解
発熱量が大きいものであるため、従来のプレス温度(た
とえば175 ℃程度)では、PVC が熱分解するようにな
り、該PVC の熱分解によって、発泡時にセル膜に破断が
生じやすくなり、高発泡倍率を有する発泡体がえられが
たくなる。また、それと同時に、プレス時に金型内部の
圧力が200kg/cm2程度の高圧となると、チッ素ガス以外
のアンモニアガスや水蒸気などの極性ガスの発生量が多
くなり、したがってセル膜を透過するガス量が多くな
り、独立気泡率が高くなったとしても収縮して発泡倍率
が低下するようになる。したがって、分解発熱量を考慮
して加熱温度は約170 ℃以下が好ましく、かつ金型の内
圧は高くても200kg/cm2 程度以下に調整することが望ま
しい。なお、プレス時の金型内部の圧力は、発泡性を考
慮して通常100kg/cm2 以上、好ましくは140kg/cm2 以上
とすることが望ましい。
発熱量が大きいものであるため、従来のプレス温度(た
とえば175 ℃程度)では、PVC が熱分解するようにな
り、該PVC の熱分解によって、発泡時にセル膜に破断が
生じやすくなり、高発泡倍率を有する発泡体がえられが
たくなる。また、それと同時に、プレス時に金型内部の
圧力が200kg/cm2程度の高圧となると、チッ素ガス以外
のアンモニアガスや水蒸気などの極性ガスの発生量が多
くなり、したがってセル膜を透過するガス量が多くな
り、独立気泡率が高くなったとしても収縮して発泡倍率
が低下するようになる。したがって、分解発熱量を考慮
して加熱温度は約170 ℃以下が好ましく、かつ金型の内
圧は高くても200kg/cm2 程度以下に調整することが望ま
しい。なお、プレス時の金型内部の圧力は、発泡性を考
慮して通常100kg/cm2 以上、好ましくは140kg/cm2 以上
とすることが望ましい。
【0045】つぎに、温度が約130 ℃に達したら、1〜
30分間程度その状態を維持してプレス内の温度の均一化
を図ることが好ましい。そののち金型を加圧したままプ
レス機の加圧加熱板温度を、水などの冷却媒体を用いて
発泡適性温度にまで降下させる。発泡適性温度は、発泡
性組成物の組成や金型の形状およびその寸法などによっ
て異なるが、通常前記加圧加熱温度よりも低く、発泡時
にセル膜が破れることによる発泡ガスの逸散が生じない
ようなPVC 相の粘弾性を与える温度であり、たとえば20
〜100 ℃程度である。金型内容物が発泡適性温度になっ
たら金型を型開きし、金型内容物を大気圧下に解放する
ことにより除圧して最終の発泡体がえられる。
30分間程度その状態を維持してプレス内の温度の均一化
を図ることが好ましい。そののち金型を加圧したままプ
レス機の加圧加熱板温度を、水などの冷却媒体を用いて
発泡適性温度にまで降下させる。発泡適性温度は、発泡
性組成物の組成や金型の形状およびその寸法などによっ
て異なるが、通常前記加圧加熱温度よりも低く、発泡時
にセル膜が破れることによる発泡ガスの逸散が生じない
ようなPVC 相の粘弾性を与える温度であり、たとえば20
〜100 ℃程度である。金型内容物が発泡適性温度になっ
たら金型を型開きし、金型内容物を大気圧下に解放する
ことにより除圧して最終の発泡体がえられる。
【0046】発泡直後の硬質発泡体には、使用した溶剤
が残存しているので、溶剤に応じた適当な温度で適当な
時間放置して残存溶剤を揮散除去する。なお、硬質発泡
体からの有機溶剤の除去はカッターなどで切断して表面
積を大にすることで除去を促進させることもできる。
が残存しているので、溶剤に応じた適当な温度で適当な
時間放置して残存溶剤を揮散除去する。なお、硬質発泡
体からの有機溶剤の除去はカッターなどで切断して表面
積を大にすることで除去を促進させることもできる。
【0047】残存溶剤の揮散除去を行なう前に直接蒸気
に接触させたばあいには、発泡体の表面が水分で被わ
れ、非水溶性溶剤の揮散が遅くなった状態で加熱される
ため、発泡体をさらに発泡させることができる。したが
って、このばあい、発泡剤の添加量の低減が可能となる
などの経済的メリットが生じる。
に接触させたばあいには、発泡体の表面が水分で被わ
れ、非水溶性溶剤の揮散が遅くなった状態で加熱される
ため、発泡体をさらに発泡させることができる。したが
って、このばあい、発泡剤の添加量の低減が可能となる
などの経済的メリットが生じる。
【0048】えられる硬質発泡体の発泡倍率は、製造が
可能であればいかなるものでもよいが、通常200 倍をこ
えるばあいには、正常な発泡体とはならない。かりに良
好な硬質発泡体がえられたとしても強度などの物性が不
充分となるため、200 倍以下であることが好ましい。ま
た建築用断熱材として用いるばあいには、熱伝導率など
の物性および妥当な経済性を維持するためには発泡倍率
は20倍以上であることが好ましい。
可能であればいかなるものでもよいが、通常200 倍をこ
えるばあいには、正常な発泡体とはならない。かりに良
好な硬質発泡体がえられたとしても強度などの物性が不
充分となるため、200 倍以下であることが好ましい。ま
た建築用断熱材として用いるばあいには、熱伝導率など
の物性および妥当な経済性を維持するためには発泡倍率
は20倍以上であることが好ましい。
【0049】以上は本発明の硬質発泡体の製造法の一例
であり、発泡剤としてDPT を含む発泡性組成物中に有機
溶剤が使用され、発泡体の製造の際には130 〜170 ℃の
温度範囲で加圧され、発泡に適した温度で除圧するとい
う基本的操作が満足されていれば、有機溶剤の混合方
法、温度の上昇・降下、加圧方法などはほかのいかなる
方法によってなされてもよい。
であり、発泡剤としてDPT を含む発泡性組成物中に有機
溶剤が使用され、発泡体の製造の際には130 〜170 ℃の
温度範囲で加圧され、発泡に適した温度で除圧するとい
う基本的操作が満足されていれば、有機溶剤の混合方
法、温度の上昇・降下、加圧方法などはほかのいかなる
方法によってなされてもよい。
【0050】また前記硬質発泡体の吸水量は、断熱性能
を長期間にわたって維持するためには、1.0g/100cm2 以
下、好ましくは0.7g/100cm2 以下であることが望まし
い。
を長期間にわたって維持するためには、1.0g/100cm2 以
下、好ましくは0.7g/100cm2 以下であることが望まし
い。
【0051】さらに前記硬質発泡体の独立気泡率は80%
以上、好ましくは90%以上であることが長期間断熱性を
維持する点で望ましい。
以上、好ましくは90%以上であることが長期間断熱性を
維持する点で望ましい。
【0052】以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説
明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0053】実施例1〜18 表1に示す原料を表2〜3に示す割合で総量が5000g と
なるように計量した。
なるように計量した。
【0054】発泡助剤である金属酸化物以外の原料を有
効容量3リットルの双腕ニーダーに投入し、ニーダーの
ジャケットに熱水を通して混練温度が80〜100 ℃となる
ように調整して10〜50分間混練して混合物をえた。
効容量3リットルの双腕ニーダーに投入し、ニーダーの
ジャケットに熱水を通して混練温度が80〜100 ℃となる
ように調整して10〜50分間混練して混合物をえた。
【0055】つぎにニーダージャケットに温水を通し、
ニーダー内の混合物の温度を約80℃以下にまで下げてか
ら金属酸化物を投入し、ひきつづき10分間混練して発泡
性組成物をえた。
ニーダー内の混合物の温度を約80℃以下にまで下げてか
ら金属酸化物を投入し、ひきつづき10分間混練して発泡
性組成物をえた。
【0056】混練後の発泡性組成物をキャビティ寸法 1
60mm×160mm ×22mmのアルミニウム合金製金型に充填
し、金型をアルミニウム板で蓋をし、油圧駆動型ホット
プレス機にセットして室温(約20℃)から145 ℃まで約
10分間で昇温した。
60mm×160mm ×22mmのアルミニウム合金製金型に充填
し、金型をアルミニウム板で蓋をし、油圧駆動型ホット
プレス機にセットして室温(約20℃)から145 ℃まで約
10分間で昇温した。
【0057】ホットプレス機の締付圧は各実施例におい
て金型面積1cm2 あたり約150kg であった。
て金型面積1cm2 あたり約150kg であった。
【0058】つぎに金型を145 ℃で10分間保持したの
ち、ホットプレス機冷却板に温水を通して金型温度を発
泡に適性な温度(25〜60℃)にまで約20分間で降温し
た。
ち、ホットプレス機冷却板に温水を通して金型温度を発
泡に適性な温度(25〜60℃)にまで約20分間で降温し
た。
【0059】そののちホットプレス機の締付圧を解放し
たところ、金型内容物は瞬時に発泡を完了した。
たところ、金型内容物は瞬時に発泡を完了した。
【0060】えられた硬質発泡体はいずれも外観美麗で
あり、切断面の気泡の均一性も良好であった。
あり、切断面の気泡の均一性も良好であった。
【0061】硬質発泡体を熱風循環式オーブンに入れ、
75℃で約2日間放置して有機溶剤を揮散除去した。
75℃で約2日間放置して有機溶剤を揮散除去した。
【0062】つぎに、硬質発泡体の見掛密度、発泡倍
率、吸水量、独立気泡率および発泡体臭気を下記の方法
にしたがって測定した。その結果を表2〜3に示す。
率、吸水量、独立気泡率および発泡体臭気を下記の方法
にしたがって測定した。その結果を表2〜3に示す。
【0063】(イ)見掛密度 硬質発泡体から200mm 角の立方体を切出し、体積と重量
を測定して算出した。
を測定して算出した。
【0064】(ロ)発泡倍率 表2〜3のPVC 100 部に対する無機物量、発泡剤および
安定剤の配合量(部)から硬質発泡体中のPVC の見掛密
度を式: [硬質発泡体中のPVC の見掛密度]=[硬質発泡体の見
掛密度(kg/m3 )]×100/(100+[無機物量(重量部)
+発泡剤量(重量部)+安定剤量(重量部)+ノボラッ
ク型フェノール樹脂量(重量部)](kg/m3 ) より算出した。
安定剤の配合量(部)から硬質発泡体中のPVC の見掛密
度を式: [硬質発泡体中のPVC の見掛密度]=[硬質発泡体の見
掛密度(kg/m3 )]×100/(100+[無機物量(重量部)
+発泡剤量(重量部)+安定剤量(重量部)+ノボラッ
ク型フェノール樹脂量(重量部)](kg/m3 ) より算出した。
【0065】PVC の比重を1.4 ×103 として発泡倍率を
式: [発泡倍率]=[1.4 ×103 /硬質発泡体中のPVCの見
掛密度](倍) より算出した。
式: [発泡倍率]=[1.4 ×103 /硬質発泡体中のPVCの見
掛密度](倍) より算出した。
【0066】(ハ)吸水量 JIS A-9511「ポリスチレンフォーム保温材」に準じて測
定した。
定した。
【0067】(ニ)独立気泡率 ASTM-D2856に基づき、東芝ベックマン(株)製、空気比
較式比重計を用いて測定した。
較式比重計を用いて測定した。
【0068】(ホ)発泡体の臭気 発泡体をオーブン中に入れて有機溶剤を充分に揮散した
のち、発泡体を任意の所で切削し、その切口の臭いをか
いで評価した。評価基準は以下のとおりである。
のち、発泡体を任意の所で切削し、その切口の臭いをか
いで評価した。評価基準は以下のとおりである。
【0069】(評価基準) A:臭気が感じられない。 B:臭気がかすかに感じられる。 C:臭気が多少感じられる。 D:臭気が明らかに感じられる。
【0070】比較例1〜3 表1に示す原料を表2〜3に示す割合で総量が5000g と
なるように計量した。つぎにホットプレス機での加圧時
の温度が表2〜3に示すように調整したほかは実施例1
〜18と同様にして硬質発泡体をえ、硬質発泡体の物性を
測定した。その結果を表2〜3に示す。
なるように計量した。つぎにホットプレス機での加圧時
の温度が表2〜3に示すように調整したほかは実施例1
〜18と同様にして硬質発泡体をえ、硬質発泡体の物性を
測定した。その結果を表2〜3に示す。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】表2〜3に示した結果から明らかなよう
に、本発明の発泡性組成物を用いれば、吸水率が小さ
く、悪臭のない独立気泡率が大きくおよび高発泡倍率を
有する硬質発泡体がえられることがわかる。
に、本発明の発泡性組成物を用いれば、吸水率が小さ
く、悪臭のない独立気泡率が大きくおよび高発泡倍率を
有する硬質発泡体がえられることがわかる。
【0075】
【発明の効果】本発明の製造例によれば、独立気泡率が
大きく、高発泡倍率を有し、低吸水性にすぐれ、臭気が
ほとんどない硬質発泡体を工業的に有利にかつ容易にう
ることができ、かくしてえられた硬質発泡体は、断熱特
性を有する各種建築材料などとして好適に使用しうるも
のである。
大きく、高発泡倍率を有し、低吸水性にすぐれ、臭気が
ほとんどない硬質発泡体を工業的に有利にかつ容易にう
ることができ、かくしてえられた硬質発泡体は、断熱特
性を有する各種建築材料などとして好適に使用しうるも
のである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 27:06
Claims (28)
- 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂、発泡剤として N,N′
- ジニトロソペンタメチレンテトラミン、発泡助剤とし
て金属イオンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物および
有機溶剤を主成分としてなる発泡性組成物。 - 【請求項2】 塩化ビニル系樹脂が懸濁重合塩化ビニル
樹脂および/またはペースト塩化ビニル樹脂である請求
項1記載の発泡性組成物。 - 【請求項3】 金属酸化物が酸化アルミニウムである請
求項1記載の発泡性組成物。 - 【請求項4】 有機溶剤が芳香族系溶剤、ケトン系溶剤
およびエーテル系溶剤からえらばれた1種または2種以
上である請求項1記載の発泡性組成物。 - 【請求項5】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して有
機溶剤20〜2000重量部を含有したものである請求項1記
載の発泡性組成物。 - 【請求項6】 ノボラック型フェノール樹脂を含有して
なる請求項1記載の発泡性組成物。 - 【請求項7】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して岩
綿0〜300重量部を含有してなる請求項1記載の発泡性
組成物。 - 【請求項8】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して無
機充填剤0〜3000重量部を含有してなる請求項1記載の
発泡性組成物。 - 【請求項9】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して安
定剤1〜20重量部を含有してなる請求項1記載の発泡性
組成物。 - 【請求項10】 塩化ビニル系樹脂、発泡剤として N,
N′- ジニトロソペンタメチレンテトラミン、発泡助剤
として金属イオンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物お
よび有機溶剤を主成分とした発泡性組成物を発泡させて
なる硬質発泡体。 - 【請求項11】 塩化ビニル系樹脂が懸濁重合塩化ビニ
ル樹脂および/またはペースト塩化ビニル樹脂である請
求項10記載の硬質発泡体。 - 【請求項12】 金属酸化物が酸化アルミニウムである
請求項10記載の硬質発泡体。 - 【請求項13】 有機溶剤が芳香族系溶剤、ケトン系溶
剤およびエーテル系溶剤からえらばれた1種または2種
以上である請求項10記載の硬質発泡体。 - 【請求項14】 発泡性組成物が塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して有機溶剤20〜2000重量部を含有したもの
である請求項10記載の硬質発泡体。 - 【請求項15】 ノボラック型フェノール樹脂を含有し
てなる請求項10記載の硬質発泡体。 - 【請求項16】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して
岩綿0〜300 重量部を含有したものである請求項10記
載の硬質発泡体。 - 【請求項17】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して
無機充填剤0〜3000重量部を含有したものである請求項
10記載の硬質発泡体。 - 【請求項18】 塩化ビニル系樹脂100 重量部に対して
安定剤1〜20重量部を含有したものである請求項10記
載の硬質発泡体。 - 【請求項19】 発泡倍率が20〜200 倍である請求項1
0記載の硬質発泡体。 - 【請求項20】 塩化ビニル系樹脂、発泡剤として N,
N′- ジニトロソペンタメチレンテトラミン、発泡助剤
として金属イオンの電気陰性度が7〜14の金属酸化物お
よび有機溶剤を主成分とした発泡性組成物を混合し、約
130 〜170 ℃の温度範囲で加圧したのち、発泡適性温度
に冷却し、除圧することにより発泡させることを特徴と
する硬質発泡体の製造法。 - 【請求項21】 塩化ビニル系樹脂が懸濁重合塩化ビニ
ル樹脂および/またはペースト塩化ビニル樹脂である請
求項20記載の硬質発泡体の製造法。 - 【請求項22】 金属酸化物が酸化アルミニウムである
請求項20記載の硬質発泡体の製造法。 - 【請求項23】 有機溶剤が芳香族系溶剤、ケトン系溶
剤およびエーテル系溶剤からえらばれた1種または2種
以上である請求項20記載の硬質発泡体の製造法。 - 【請求項24】 発泡性組成物が塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して有機溶剤20〜2000重量部を含有したもの
である請求項20記載の硬質発泡体の製造法。 - 【請求項25】 発泡性組成物がノボラック型フェノー
ル樹脂を含有したものである請求項20記載の硬質発泡
体の製造法。 - 【請求項26】 発泡性組成物が塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して岩綿0〜300 重量部を含有したものであ
る請求項20記載の硬質発泡体の製造法。 - 【請求項27】 発泡性組成物が塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して無機充填剤0〜3000重量部を含有したも
のである請求項20記載の硬質発泡体の製造法。 - 【請求項28】 発泡性組成物が塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して安定剤1〜20重量部を含有したものであ
る請求項20記載の硬質発泡体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28802091A JPH0565361A (ja) | 1990-11-05 | 1991-11-01 | 発泡性組成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30072790 | 1990-11-05 | ||
| JP2-300727 | 1990-11-05 | ||
| JP28802091A JPH0565361A (ja) | 1990-11-05 | 1991-11-01 | 発泡性組成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565361A true JPH0565361A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=26556986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28802091A Pending JPH0565361A (ja) | 1990-11-05 | 1991-11-01 | 発泡性組成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565361A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009081560A1 (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-02 | Shiraishi Calcium Kaisha, Ltd. | 無機系発泡促進助剤及びその製造方法並びにポリマー組成物 |
| JP2013221108A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Bridgestone Corp | ゴム発泡体の製造方法 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28802091A patent/JPH0565361A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009081560A1 (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-02 | Shiraishi Calcium Kaisha, Ltd. | 無機系発泡促進助剤及びその製造方法並びにポリマー組成物 |
| TWI425036B (zh) * | 2007-12-25 | 2014-02-01 | Shiraishi Calcium Kaisha Ltd | Inorganic foaming aids and methods for producing the same, and a polymer composition |
| JP2013221108A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Bridgestone Corp | ゴム発泡体の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3842020A (en) | Method of expanding a resole resin containing expandable thermoplastic microspheres and product obtained therefrom | |
| US3779959A (en) | Method of making phenolic resin foams | |
| JPH0229095B2 (ja) | ||
| JPH0570579B2 (ja) | ||
| US3655600A (en) | Flame resistant materials and methods for producing same | |
| EP0017488A1 (en) | Phenolic foam materials and method of making same | |
| JPH0565361A (ja) | 発泡性組成物、それからなる硬質発泡体およびその製造法 | |
| JPS6023132B2 (ja) | 連続気泡ポリオレフイン発泡体の製造方法 | |
| WO2002022339A1 (en) | Open cell foamed articles | |
| GB2113228A (en) | Foamable vinyl chloride resin compositions | |
| JPH0742362B2 (ja) | 発泡性スチレン系樹脂粒子及びその製造方法 | |
| JP2002275301A (ja) | 架橋ポリエチレン系連続気泡体の製造方法 | |
| JPH05170963A (ja) | 硬質発泡体およびその製造法 | |
| JPH06104747B2 (ja) | 塩化ビニル樹脂予備発泡粒子の製造法 | |
| JPS62223243A (ja) | 連続気泡型オレフイン系樹脂発泡体用組成物 | |
| JPS6213981B2 (ja) | ||
| JPS63159450A (ja) | 発泡性エチレン系樹脂ビ−ズの製造方法 | |
| JPH0455440A (ja) | 難燃性樹脂架橋発泡体の製造方法 | |
| JPH0782403A (ja) | ふっ素ゴム発泡体およびふっ素ゴム発泡成形体 | |
| JPH05179035A (ja) | 発泡体の製造法 | |
| JPH0148233B2 (ja) | ||
| JP6410632B2 (ja) | 無機質系発泡体の製造方法 | |
| JPH05339414A (ja) | アゾジカルボンアミド系発泡剤組成物 | |
| JPS6241972B2 (ja) | ||
| JPH0632930A (ja) | 発泡性熱可塑性樹脂組成物及び発泡体 |