JPH0565370A - タイヤ - Google Patents

タイヤ

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JPH0565370A
JPH0565370A JP3229260A JP22926091A JPH0565370A JP H0565370 A JPH0565370 A JP H0565370A JP 3229260 A JP3229260 A JP 3229260A JP 22926091 A JP22926091 A JP 22926091A JP H0565370 A JPH0565370 A JP H0565370A
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JP
Japan
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rubber
vulcanization
tire
adhesion
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP3229260A
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English (en)
Inventor
Hideki Aoyama
秀樹 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、タイヤに関し、タイヤの製造工程
における初期接着力および耐湿熱接着性をさらに向上さ
せ、かつ加硫時間の短縮を可能にする接着プロモーター
の種類および対応する特定のメッキ組成を明らかにする
ことを第1目的とし、また、これらと好ましい加橋系の
組み合わせからなるゴム組成物を用いたタイヤを提供す
ることを第2目的とする。 【構成】 天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジ
エンゴムおよびスチレン・ブタジエン共重合ゴムよりな
る群より選ばれた少なくとも1種のゴム成分100重量部
に対して、アセチルアセトンコバルト類のうち少なくと
も1種をコバルト金属分として0.1 〜0.6 重量部、硫黄
を3〜8重量部を配合してなるゴム組成物により、コー
ドのメッキ組成の銅/亜鉛の比率が60/40〜65/35を有す
るスチールコードを被覆するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ、例えば、スチ
ールベルトラジアルタイヤの製造工程における加硫時間
短縮を可能にしたタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スチールコードにより補強され
たタイヤにおいては、走行時に発生する熱により、また
場合によっては高湿度下の熱により、ゴムとスチールコ
ードとの接着力の低下を引き起こし、タイヤ故障の原因
となる。また、近年、製造工程の合理化、省エネルギー
の面からは短時間加硫が重要となるため、スチールコー
ドとゴムとの接着に用いられる接着プロモーターには耐
熱接着性および耐湿熱接着性のみならず、初期接着強度
を著しく高めることがさらに要求されるようになってき
ている。
【0003】従来、初期接着性が高く加硫時間短縮に適
するプロモーターとして、特開平1−118549号公
報および特開平1−158058号公報にコバルトオキ
シケトン錯体が提案されている。この、コバルトオキシ
ケトン錯体の配合は初期接着,耐熱接着を改善するのに
効果的である。また、初期接着,耐熱接着,耐湿熱接着
を両立させる手法として、特開平1−118547号公
報に記載されコバルトオキシケトン錯体とビスマレイミ
ド化合物の併用が推奨されている。
【0004】また、従来、重荷重用スチールラジアルタ
イヤにおいて、加硫時間の短縮を実施するには、加硫温
度を上げるか、タイヤの加硫速度を早くするかの2つの
方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術のタイヤにあっては、加硫温度を上げるこ
とにより、加硫時間の短縮をすると、タイヤの耐久性が
低下するという問題点を生ずる。また、加硫温度をその
ままで、加硫速度を早くして加硫短縮を行うと、ベルト
用のゴムとスチールコードの接着に問題点が生じる。
【0006】また、加硫時間の短縮と、前述の製造時の
初期接着,耐熱接着,耐湿熱接着の各種条件での接着性
をともに両立させるものとして、前述の特開平1−11
8547号公報等に記載のものが開示されているが、こ
れでは不充分である。特に、ベルトエンドゴムの加硫温
度が小型タイヤ対比低い大型タイヤに適用するには、初
期接着性と耐湿熱接着性のバランスを取る新たな手法の
開発が必要とされている。
【0007】本発明は、このような従来技術を背景にな
されたものであり、タイヤの製造工程における初期接着
力および耐湿熱接着性をさらに向上させ、かつ加硫時間
の短縮を可能にする接着プロモーターの種類および対応
するスチールコードの特定のメッキ組成を明らかにする
ことを第1目的とし、また、これらと好ましい加橋系の
組み合わせからなるゴム組成物を用いたタイヤを提供す
ることを第2目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、大型タイヤ
の加硫速度を増し加硫時間を短縮するため、従来の接着
プロモーター技術において、ゴムとコードの接着力支配
要因のひとつであるメッキ組成との相互作用に着目し、
検討を進め、さらに種々研究を重ねて本結論に到達し
た。
【0009】本発明は、天然ゴム,ポリイソプレンゴ
ム,ポリブタジエンゴムおよびスチレン・ブタジエン共
重合ゴムよりなる群より選ばれた少なくとも1種のゴム
成分100 重量部に対して、アセチルアセトンコバルト類
のうち少なくとも1種をコバルト金属分として0.1 〜0.
6 重量部、硫黄を3〜8重量部を配合してなるゴム組成
物により、コードのメッキ組成の銅/亜鉛の比率が60/4
0〜65/35を有するスチールコードを被覆することを特徴
としている。
【0010】ここに、アセチルアセトンコバルト類とは
次の一般式,化学式,一般式
【0011】
【化1】
【0012】で示されアセチルアセトン第1コバルト、
(式中Meはメチル基である。)
【0013】
【化2】
【0014】で示されるアセチルアセトン第2コバルト
等、
【0015】
【化3】
【0016】で示されるアミノアセチルアセトンコバル
ト、(式中Meはメチル基、φ1 およびφ2 はそれぞ
れ下記一般式,
【0017】
【化4】
【0018】
【化5】
【0019】を示し、,式中のY1 〜Y10は同一も
しくは異なっており、水素原子、C1 〜C10アルキル
基、C5 〜C12シクロアルキル基、C4 〜C14アリール
基、C6 〜C14アリールーC1 〜C4 アルキル基、C1
〜C10アルコキシ基、C5 〜C12シクロアルコキシ基、
6 〜C14アリールオキシ基、C4 〜C14アリールーC
1〜C4 アルコキシ基、ハロゲン原子、または1個以上
の二重結合を有するC2 〜C16(炭化水素基を示す)の
いずれかで表わされたものの1種である。
【0020】本発明のゴム組成物は、前述のゴム群より
選ばれたゴム,アセチルアセトンコバルト類、硫黄の外
に加硫促進剤が用いられる。加硫促進剤は各種のものが
用いられるが、中でもスルフェンアミド系のものが好ん
で用いられる。スルフェンアミド系の促進剤の中でも、
比較的加硫速度が速い促進剤CZ(N−シクロヘキシル
−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)や促進剤NS
(N−ターシャリー−ブチル−2−ベンゾチオゾリルス
ルフェンアミド)、促進剤NOBS(Nオキシジエチレ
ン−2−ベンゾチアゾール)、促進剤DS(2−(チー
モルフォリノジチオ)ベンゾチアゾール)、促進剤DB
M(2−(2,4−ジニトロフェニル)メルカプト−ベ
ンゾチアゾール)、促進剤ノクセラ−64(NN′−ジ
エチルチオカルバモイル−2−ベンゾチアゾール)が、
加硫速度とスチールコードとの接着速度とのバランスが
取り易く好ましい。必要に応じこれらスルフェンアミド
系促進剤と他の促進剤、例えばDM(ジベンゾチアジル
ジスルフィド)等のチアゾール系促進剤、あるいは促進
剤TT(テトラメチルチウラムジスルフィド)やTS
(テトラメチルチウラムモノスルフィド)等のチウラム
系促進剤と併用することにより、接着速度の調整が取れ
る。
【0021】加硫速度の遅い促進剤DZ(N,N′−ジ
シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミ
ド)を用いる時は、促進剤NS又は促進剤DM等と併用
して、加硫速度を速くすることにより加硫短縮と接着の
両立が図れる。なお、本発明のゴム組成物中には、上記
ゴム、アセチルアセトンコバルト類,加硫促進剤,硫黄
の外に、目的に応じて各種の配合剤が含有されてもよ
い。他の配合剤としては、カーボンブラック,シリカ,
炭酸カルシウム等の補強剤や、充填剤,アロマオイル等
の軟化剤,加硫促進助剤,老化防止剤等の通常ゴム工業
で使用される配合剤を適宜必要に応じて通常の配合量の
範囲内で配合することができる。
【0022】
【作用】本発明では、ゴム成分100 重量部に対して、コ
バルトの金属重量として、0.1〜0.6 重量部配合する
が、この量は0.1 重量部未満では、効果が小さ過ぎ、又
0.6 重量部を超えては、老化後のゴム物性が低下するた
め好ましくない。また、硫黄に関しても3重量部未満で
は、銅−硫黄−ゴムの結合が生成しにくいため、接着が
悪くなり、8重量部を超えては、老化後のゴム物性が低
下するため好ましくない。
【0023】また、スチールコードのメッキに関して
も、非常に重要であり、銅・亜鉛の比率のうち銅が60未
満では、ゴムとの接着が遅くなり接着に問題が生じ、ま
た、65を超えると水分が多い時例えば、夏場等の接着に
問題が生じるため銅・亜鉛の比率を65/35〜60/40に規
制したスチールコードを用いる必要がある。このような
本発明のゴム組成物は、前述のメッキ組成を有するスチ
ールコードを用いたタイヤのスチールベルト、スチール
ブレーカー、スチールカーカスプライ、ワイヤチェーフ
ァー、ワイヤフリッパー、ビードワイヤ等のコーティン
グゴム組成物に好適である。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例により詳
細に説明する。実施例1〜10、比較例1〜3 天然ゴム(NRと略記する),ポリイソプレンゴム(I
Rと略記する),ポリブタジエンゴム(BRと略記す
る)およびスチレン・ブタジエン共重合ゴム(SBRと
略記する)よりなる群より選ばれた少なくとも1種のゴ
ム成分、例えば実施例1では、表1に示すように、天然
ゴム80重量部,ポリブタジエンゴム20重量部,HAFカ
ーボンブラック(HAFと略記する)60重量部,亜鉛華
(ZnOと略記する)8重量部,老防6c1重量部と、
コバルト種(AAC−Co)のコバルト金属重量として
0.2 重量部,加硫促進剤として促進剤NS1.3 重量部,
硫黄6.0 重量部をバンバリーミキサーにより混練するこ
とによりゴム組成物を調整した。一方、スチールコード
のメッキ比率Cu/Znは、実施例1では65/35のもの
を準備した。得られたゴム組成物について、加硫速度お
よびスチールコードとの初期接着性および耐湿熱接着性
を評価した。得られた結果を表に併記する。
【0025】実施例2〜実施例10および比較例1〜比較
例3についても表1に示す配合剤を用い、実施例1の場
合と同様にして調整した。また、スチールコードのメッ
キ比率Cu/Znも実施例1の場合と同様に準備した。
そして、得られたゴム組成物について、実施例1の場合
と同様に加硫速度,初期接着性,および耐湿熱接着性に
つき評価し表1に併記した。
【0026】なお、メッキ比率の測定および、加硫速
度,初期接着性および耐湿熱接着性の評価は次のように
して行った。メッキ比率の測定 フィリップス社製PW1404型蛍光X線試験機により、原
子吸光用標準溶液を用いた検量線法で実施した。
【0027】加硫速度 加硫速度t0.9は日本合成ゴム社製キュラストメーター
を用いて温度155℃±1℃で測定した加硫トルクカーブ
の最大トルク値の90%を得るに要する時間である。初期接着性 表面真鍮メッキしたスチールコード1×3×0.20mm+6
×0.36mmを未加硫ゴムに埋設したスチールコード−ゴム
複合体を、145 ℃×16分間加硫後、JIS K 6301剥離試験
に準じて、スチールコードと埋設ゴム層間の剥離試験を
行い、コード上に残ったゴム付着量により接着性を評価
した。コードがゴムに被覆されている状態すなわち、ゴ
ム付の状態を目視にて百分率で測定し、後述の5点法に
より評価した。
【0028】耐湿熱接着性 初期接着試験に用いたと同様のスチールコード−ゴム複
合体を80℃×95%湿度の恒温恒湿槽に7日間放置した
後、初期接着性と同様にゴム付の状態を5点法により評
価した。表1中、5はゴム付100 〜80%、4はゴム付80
〜60%、3はゴム付60〜40%、2はゴム付40〜20%、1
はゴム付20%以下のものである。
【0029】また、表1中の配合剤の略号は、前記の略
記および次の化合物を示す。ナフテン酸Coはナフテン
酸コバルト、AAC−Coはアセチルアセトンコバル
ト、3A−Coはアミノアセチルアセトンコバルトであ
る。
【0030】
【表1】
【0031】表1の実施例1〜7から明らかなように、
アセチルアセトンコバルト類の1種を配合し、硫黄およ
び促進剤NSを好適に配合した加橋系を有するゴム組成
物により、コードのメッキ組成の銅/亜鉛の比率が60/4
0〜65/35のスチールコードを被覆した場合、加硫速度が
向上し、加硫時間が短縮でき、かつ、初期接着性および
耐湿熱接着性が大幅に向上できる。
【0032】また、表1の実施例8〜10から明らかなよ
うに、上記においてさらに加橋系を好適に組合わせるこ
とによっても、上記と同様に加硫時間の短縮ができ、初
期接着性および耐湿熱接着性が大幅に向上できる前述の
実施例1〜10のゴム組成物およびスチールコードを用い
て通常と同様にタイヤを成形し、加硫した結果、タイヤ
製造工程における初期接着力および耐湿熱接着性を大幅
に向上でき、かつ、加硫時間を大幅に短縮できた。ま
た、タイヤの耐久性も十分であった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接着プロモーターとしてアセチルアセトンコバルト類を
特定量配合したゴム組成物により、特定のメッキ組成を
有するスチールコードを被覆することにより、タイヤの
製造工程における初期接着力および耐湿熱接着性を向上
するとともに好適なバランスがとれ、かつ加硫時間の短
縮ができ、また、加橋系を好適に組合わせることによ
り、上記と同様に加硫時間の短縮ができ、初期接着性お
よび耐湿熱接着性が大幅に向上できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B60C 9/04 D 8408−3D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ゴム,ポリイソプレンゴム,ポリブタ
    ジエンゴムおよびスチレン・ブタジエン共重合ゴムより
    なる群より選ばれた少なくとも1種のゴム成分100 重量
    部に対して、アセチルアセトンコバルト類のうち少なく
    とも1種をコバルト金属分として0.1 〜0.6 重量部およ
    び硫黄を3〜8重量部を配合してなるゴム組成物によ
    り、コードのメッキ組成の銅/亜鉛の比率が60/40〜65/
    35を有するスチールコードを被覆することを特徴とする
    タイヤ。
JP3229260A 1991-09-10 1991-09-10 タイヤ Pending JPH0565370A (ja)

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