JPH0565472U - 自動半田付装置 - Google Patents
自動半田付装置Info
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- JPH0565472U JPH0565472U JP605492U JP605492U JPH0565472U JP H0565472 U JPH0565472 U JP H0565472U JP 605492 U JP605492 U JP 605492U JP 605492 U JP605492 U JP 605492U JP H0565472 U JPH0565472 U JP H0565472U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【構成】自動半田付装置において、半田槽1と、上面に
開口部5を有する半田汲み上げタンク2と、支持アーム
4で汲み上げタンク2を半田槽中に止まるように支持す
る支持部材と、汲み上げタンク2に連通接続しかつ吹き
口6a〜6cが開口部5より下方に位置する半田吹出し管3a
〜3cと、アーム4の昇降動で、汲み上げタンク2と吹出
し管3a〜3cの組を、吹き口6a〜6cが半田液面Lより現出
するまで上げ、また開口部5が半田液面下に没するまで
下げる昇降手段と、吹出し管3a〜3cの上昇時期におい
て、印刷回路基板20を吹き口6a〜6cに近接するように運
ぶ基板搬送機構を備えてなる。 【効果】汲み上げ式半田付方法の欠点に関して改良さ
れ、半田酸化物の発生量が少なく、半田液の温度冷却の
度合いが小さく、半田液の温度分布が均一である新方式
の装置が提供される。基板20中の特定部位に対する選択
的半田付が可能となる。
開口部5を有する半田汲み上げタンク2と、支持アーム
4で汲み上げタンク2を半田槽中に止まるように支持す
る支持部材と、汲み上げタンク2に連通接続しかつ吹き
口6a〜6cが開口部5より下方に位置する半田吹出し管3a
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するまで上げ、また開口部5が半田液面下に没するまで
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れ、半田酸化物の発生量が少なく、半田液の温度冷却の
度合いが小さく、半田液の温度分布が均一である新方式
の装置が提供される。基板20中の特定部位に対する選択
的半田付が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、自動半田付装置に係り、より詳しくは、従来の汲み上げ式半田付装 置を基礎として、とりわけ所謂スポット半田付けに適合するように改良された新 型式の自動半田付装置に関する。
【0002】
従来、印刷回路基板の自動半田付の一つの型式として、汲み上げ式半田付方法 があった。これは、上面が開口する半田タンクを予め半田槽の中に沈めて置き、 半田付けの際、印刷回路基板を半田タンクの上方に運ぶとともに、半田タンクを 上面の開口が半田液面より現出するまで引き上げ、そして汲み上げられた半田液 を印刷回路基板の下面に接触させることにより、半田付を行ない、その後半田タ ンクを下げて半田槽中に沈めるという方式のものであった。
【0003】 かかる汲み上げ式半田付方法は、一般に製品の仕上り品質が劣るので、これま で、他の半田付方法、即ち噴流式、浸漬式半田付方法やリフロー半田付方法のよ うには、ひろく普及していない。
【0004】
汲み上げ式半田付方法の不利さは、以下に述べるいくつかの欠点に依るもので あった。
【0005】 半田槽中の半田液は、半田タンクの上げ下げにより、大きく揺れ動き、激し く攪拌される。従って、空気接触の機会が多いため、槽中の半田液全体がすぐに 酸化され易く、半田酸化物の発生量も大変多くなる。本方法では、半田酸化物が 半田タンクの上下動操作において必然的に形成され、しかも形成された半田酸化 物が攪拌により半田液中に混入されるので、これを外部へ効果的に除去すること がいたって困難である。故に、半田付製品において、完全に満足な半田付評価を 得ることが困難であった。
【0006】 また、半田液は、半田槽中の溶融半田浴より汲み上げることにより、急速に 冷却され、容易に凝固する。また、空気接触により酸化物も形成され易くなる。 従って、半田タンクの引き上げ後なるべく速やかに、タンク上面の半田液と印刷 回路基板の下面との接触を行なう必要がある。この接触の時期の遅れにより、半 田付不良が起きる場合があり、また半田付不良に至らずとも、半田酸化物等が基 板の下面に残留することがしばしばあった。故に、半田付装置において、時期調 整に特別な配慮が必要とされた。
【0007】 さらに、半田タンクの上げ下げを繰り返しても、タンク中の半田液のうち表 面部分のみが半田槽中の新しい半田液と交換され、タンク中の深層部分の半田液 はほとんど交換されず、ほぼ同じ成分液のままにある。従って、槽底のヒータの 発熱が半田タンクを含め、半田槽の内部全体に均一に伝達されないため、半田槽 中の半田液の温度は、所により高低差が相当程度あり、温度分布が大変悪い。温 度の不均一な分布は、印刷回路基板と接触する半田液の温度の調節(制御)を困 難にするので、結果として不良の半田付製品が生じ易くなる。
【0008】 したがって、汲み上げ式半田付方法の一層の普及と発展を図るには、かかる欠 点〜に関して何らかの改善をすることが必要とされていた。
【0009】 ところで、最近は、電子部品の高集積化、小型化の進行に伴い、フラットパッ ケージ等の集積化部品やチップ部品をリード線部品等とともに、非常に高密度に (基板一枚当り 100個近くないし約 400個の部品)搭載した構成の印刷回路基板 製品の需要がますます増大している。この製品は、普通、フラットパッケージ、 リード線部品等を基板の表面に、そしてチップ部品を基板の裏面に混合搭載して なる。
【0010】 かかる高密度混載型基板製品の自動半田付は、従来、主に、リフロー半田付方 法により行なわれてきた。しかし、リフロー半田付方法は大型コンデンサ等のリ ード線部品に対する半田付に適さず、この方法のみで自動半田付を完了させるこ とはできない。すなわち、印刷回路基板のうち所定の部位について選択的に半田 付をすることができる技術、特に選択的半田付のための装置の開発が望まれてい た。
【0011】 本考案は、かかる事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、 従来の汲み上げ式半田付方法を基礎としつつも、その欠点に関して改善された全 く新しい方式の自動半田付装置を提供することにある。
【0012】 また、本考案の別の目的は、印刷回路基板の中の所定の部位に対する選択的半 田付が可能であり、従ってリード線部品とチップ部品が基板の両面に高密度に混 合搭載された印刷回路基板に対する自動半田付を有利に行なうことができる所謂 スポット半田付装置を提供することにある。
【0013】
本考案は、ともに上面が開口しかつ連通するタンクと吹出し管の組付け体を、 半田槽中に収容し、これの昇降動作を行なうことにより、上昇時、タンク上面の 開口より下方に位置する吹出し管の上面開口より、新しい半田液が溢れ出続ける ようにし、そして印刷回路基板を溢れ出る半田液に接触させることにより半田付 を行なうようにした新規自動半田付技術を提供するものである。
【0014】 すなわち、本考案に従う自動半田付装置は、半田槽と、 上面に開口部を有する半田汲み上げタンクと、 支持アームを該半田汲み上げタンクに取り付けて、同タンクを半田槽中に止まる ように支持する支持部材と、 半田汲み上げタンクに、該タンクの内部と連通しかつ管上面の吹き口が該タンク 上面の開口部より下方に位置するように接続された半田吹出し管と、 前記支持アームを昇降させて、半田汲み上げタンクおよび半田吹出し管を、上昇 時には吹き口が半田液面より現出するまで上げ、そして下降時には開口部が半田 液面下に没するまで下げる昇降手段と、 半田吹出し管が上昇する時期において、印刷回路基板を半田吹出し管の吹き口に 近接するように運ぶ基板搬送機構を備えてなるものである。
【0015】 本考案の好ましい態様は、上記の自動半田付装置において、さらに以下の要素 (i) 〜(iii) を付加したものである。 (i) 半田吹出し管の吹き口は、半田付けすべき印刷回路基板のうちの所定の部位 に選択的に近接し得る吹き口である装置。 (ii)組付けプレートを用いて、複数個の半田吹出し管を各々の吹き口が同一平面 上に位置するように半田汲み上げタンクに接続してなる装置。 (iii) 半田吹出し管を半田汲み上げタンクに着脱可能に接続してなる装置。
【0016】 また、本考案の好ましい別の態様は、上記の要素(i) 〜(iii) を付加した装置 を含め、上述のすべての自動半田付装置において、さらに、半田槽中の表面層の 半田液を半田槽の片壁側より同槽の対向する他壁側へ流送する表面流形成手段を 備えてなるものである。
【0017】 そして、この種の装置においてとりわけ好ましい態様は、半田槽は、半田汲み 上げタンクおよび半田吹出し管を収容する内槽とその外側の外槽よりなる二重槽 を構成し、かつ、表面流形成手段として、半田液を半田内槽の片壁側より注ぎ入 れるとともに、半田液を半田内槽の反対側の他壁より溢れ出し、そして内槽と外 槽の間の隙間通路に流して半田内槽の片壁側に回収する半田液循環システムを備 えてなるものである。
【0018】 以下、本考案の各々の構成要素を説明する。
【0019】 半田槽は、半田汲み上げタンクと半田吹出し管との組付け体を収容し得る容積 の槽であればよく、好ましくは、組付け体を収容する内槽とその外側の外槽より なる二重槽を構成するものである。この場合、半田加熱用のヒータは、半田を良 好な溶融状態に保つ観点から、内槽と外槽の間の隙間通路に配設するのが好まし い。
【0020】 半田汲み上げタンクは、上面に開口部を有する相対的に大きい容量のタンクで あり、その形状は制限されない。タンク上面の開口部は、半田吹出し管の吹き口 より上方に位置する。開口部の形状、数等は、何等制限されない。
【0021】 支持部材は、支持アームを半田汲み上げタンクに取り付けて、そのタンクを半 田槽中に止まるように支持する部材であればよい。
【0022】 半田吹出し管は、半田汲み上げタンクにタンク内部と連通するように接続され る。吹出し管は、管上面に吹き口を有する形態であればよく、ほぼ直線状の管で も、また複雑に屈曲した管でもよい。なお、半田吹出し管は、より好ましい態様 の場合、半田汲み上げタンクに着脱可能に接続される。
【0023】 また、半田吹出し管は、上面の吹き口が、半田汲み上げタンクの上面の開口部 より下方に位置するように接続される。半田汲み上げタンクの上面開口と半田吹 出し管の吹き口との高さの差は、半田吹出し管の吹き口より溢れ出る半田液の勢 いを決定する。また、半田汲み上げタンクのうち半田吹出し管の吹き口の高さよ り上方側の部分の容積は、半田吹出し管の吹き口より溢れ出る半田液の総量を決 定する。
【0024】 また、半田吹出し管の吹き口は、半田付けすべき印刷回路基板の下面全体に対 応する大きさの吹き口であってもよいが、選択的半田付を可能とするため、基板 のうちの所定の部位に対応する大きさの吹き口としてもよい。
【0025】 特に、複数個所の部位に選択的な半田付を行なうために、複数個の半田吹出し 管を半田汲み上げタンクに接続する場合には、組付けプレートを用い、これに半 田吹出し管を一纏めに、各々の吹き口が同一平面上に位置するように組み付ける のが好ましい。組付けプレートは、例えば、半田吹出し管を挿通して固定するこ とができる複数の孔をプレート表面に形成し、半田汲み上げタンクと結合し得る 構造のものであればよい。
【0026】 昇降手段は、支持部材の支持アームを昇降させる駆動機構を備え、半田汲み上 げタンクと半田吹出し管の組付け体を、上昇時には半田吹出し管の吹き口が半田 液面より現出するまで上げ、そして下降時には半田汲み上げタンクの開口部が半 田液面下に没するまで下げることができる手段であればよい。この昇降手段とし ては、例えば、エアシリンダまたはモータ等を備え、その駆動力により支持アー ムを上下動させるものが挙げられる。その他にも、本手段の構成は具体的に種々 考えられるが、本考案はそれらを全て包含するものである。
【0027】 基板搬送機構は、半田吹出し管が上昇する時期において、印刷回路基板を半田 吹出し管の吹き口に近接するように運び、そして、好都合には、半田吹出し管が 下降する時期において、印刷回路基板を半田吹出し管の吹き口より離れるように 運ぶ機構であればよい。かような搬送を可能にする機構の型式および態様は種々 考えられるが、本考案はこれら型式および態様の全てを包含するものである。
【0028】 表面流形成手段は、半田槽中の表面層の半田液を半田槽の片壁側より同槽の対 向する他壁側へ流送することができる手段であればよく、例えば、ポンプ等を用 いて、半田液を半田槽の片壁側の供給口より注ぎ入れることにより、槽中の表面 層の半田液が片壁側より反対側の他壁へと流れ、そして半田槽の他壁側より溢れ 出るようにしたものが挙げられる。
【0029】 最後に、半田液循環システムは、かかる表面流形成手段に加えて、半田槽の他 壁側より溢れ出た半田液を回収し、溶融状態を保ったまま半田槽の片壁側に戻し て再利用することができる構成を有するものであればよい。溶融状態を容易に保 持できる点から、他壁側で回収された半田液を、二重の半田槽の内槽と外槽の間 の隙間通路に流して、片壁側に戻すのが好ましい。
【0030】 なお、本考案の対象たる自動半田付装置は、上述の半田槽の他に、従来装置通 り、発泡フラックス槽、予備加熱器並びに必要により冷却ファン等を順に所定の 位置に配置して構成される装置であってよい。所謂キャリア式のものあるいはキ ャリアレス式のもののいずれでもよい。
【0031】
本考案の自動半田付装置においては、半田汲み上げタンクと半田吹出し管の組 は、支持部材により、半田槽中に止まるように支持され、そして、昇降手段によ り、それらの支持アームと一緒に上下動し、上昇時には、半田吹出し管の吹き口 が半田液面より現出するまで上昇する一方、下降時には、汲み上げタンク上面の 開口部が半田液面下に没するまで下降する。
【0032】 本考案では、半田吹出し管の吹き口は半田汲み上げタンクの開口部より下方に 位置し、吹き口と開口部の間には一定の高さの差がある。従って、タンクと吹出 し管の組の上昇過程において、半田汲み上げタンクのうち吹き口の高さより上方 側の部分の容量の半田液が、タンク上面の開口部が半田液面より現出した時点か ら、タンク内部より連通口を経て半田吹出し管の中へと流れ、そしてその後吹き 口より溢れ出る。
【0033】 そして半田吹出し管の吹き口が半田液面より現出し、半田液が吹き口より溢れ 出ている時期において、基板搬送機構により、印刷回路基板を吹き口に近接し、 基板の下面を溢れ出る半田液と接触させることにより、半田付を行なうことがで きる。
【0034】 この場合、半田汲み上げタンク内の半田液の高さと半田吹出し管内の半田液の 高さ(即ち、吹き口の高さ)との差がなくなるまで、半田液は吹き口より溢れ出 続ける。表現を変えて言うと、半田吹出し管の吹き口へは、半田液の高低差がな くなるまでの間、常に新しい半田液が半田汲み上げタンクの内部より供給され続 ける。
【0035】 そして、半田付の完了後、昇降手段により、半田汲み上げタンクと半田吹出し 管の組は下降し、タンク上面の開口部は半田液面下に没する。これにより、別の 新しい半田液が、半田槽内より開口部を経て半田汲み上げタンクの中に補給され る。
【0036】 このように、半田汲み上げタンクの中は常に新しい半田液により交換され、そ して交換された半田液が順次半田吹出し管に送られ、その後吹き口より溢れ出て 半田付に利用される。
【0037】 従って、本考案の装置では、半田付に利用される半田液が半田吹出し管の内部 より連続的に供給されるので、半田液の空気による冷却の度合いが従来に比して 小さなものとなり、また半田液の交換の円滑化により、半田槽全体にわたり半田 液の温度分布が均一なものとなる。
【0038】 以上の作用は、タンク中の深層部分の半田液がほとんど交換されない従来の汲 み上げ式半田付装置とは、対照的に異なるものである。
【0039】 また、本考案では、半田付けすべき印刷回路基板のうちの所定の部位のみに近 接し得る吹き口となるように半田吹出し管の吹き口の配置、形状および寸法を設 定することにより、選択的な半田付が可能となる。
【0040】 そして、特に、組付けプレートを用いて、複数個の半田吹出し管の各々の吹き 口が同一平面上に位置するように固定する手段を採用すれば、いずれの吹き口か らも均一に半田液が溢れ出るようになり、従って複数個所の選択的半田付を具合 よく行ない得る。
【0041】 また、半田吹出し管を着脱可能に接続することにより、半田吹出し管の交換が 可能となり、従って半田吹出し管の吹き口の配置、形状および寸法を半田付すべ き基板の種類、型式に対応して変更することが容易となる。
【0042】 さらに、半田槽中の表面層の半田液を半田槽の片壁側より同槽の対向する他壁 側へ流送する表面流形成手段を備えることにより、とかく半田液表面に形成され 易い半田酸化物を運転の間効果的に除去することが可能となり、ひいては半田付 性能の向上に貢献する。
【0043】 とりわけ、半田槽を二重槽としかつ上記の半田液循環システムを備えることに より、半田酸化物の除去作用はより効率的なものとなり、しかも装置の小型化を も図られ、実に優れたものになる。
【0044】
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。 図1ないし図3に示すように、実施例の自動半田付装置は、半田槽1の中に、半 田汲み上げタンク2およびこれに連通接続する3管の半田吹出し管3a、3b、 3cを収容してなる。
【0045】 半田槽1は、これらの組を収容する内槽11とその外側の外槽12よりなる二 重槽を構成し、そして、半田加熱用のヒータ16を半田内槽11と半田外槽12 の間の隙間通路15に配設してなる。
【0046】 半田汲み上げタンク2は、上面に開口部5を有する相当容量のタンクであり、 そして支持アーム4が取り付けられ、支持部材(アーム4の基部側の構成は図示 しない。)により、半田槽1中に止まるように支持されている。
【0047】 半田吹出し管3a〜3cは、図4に明瞭に示すように、各々屈曲した管であっ て、それぞれ半田汲み上げタンク2に連通している。なお、半田吹出し管3a〜 3cは、半田汲み上げタンク2に着脱可能に接続されている。
【0048】 吹出し管3a〜3cは、夫々、管上面に吹き口6a、6b、6cを有し、そし てこれら吹き口6a〜6cは、半田汲み上げタンク2の上面の開口部5より下方 に位置する。図中、hは吹き口6a〜6cと開口部5の高さの差を示す。
【0049】 そして、組付けプレート7を用いて、半田吹出し管3a〜3cを、プレート表 面の孔19・・に挿通して固定し、吹き口6a〜6cが同一平面上に位置するよ うに一纏めに組み付けてなる(図4参照)。
【0050】 また、実施例の装置は、図示しない昇降手段により、支持アーム4を上下動さ せ(図中、±y方向)、半田汲み上げタンク2と半田吹出し管3a〜3cの組付 け体を、上昇時には吹き口6a〜6cが半田液面Lより現出するまで上げ、そし て下降時にはタンク上面の開口部5が半田液面下に没するまで下げることができ るようになっている。
【0051】 また、実施例の装置は、半田内槽11中の表面層の半田液を槽の片壁側より対 向する他壁側へ流送する手段として、半田液循環システム10を備えている。
【0052】 即ち、槽の片壁側に羽根14を回転自在に備え、これに接続するモータ13の 運転により、羽根14が回転し、半田液を口17より吸い込みそして槽の片壁側 の半田注入口8より半田内槽11内に注ぎ入れ、これにより、槽中の表面層の半 田液が図1中矢印xで示すように槽の片壁側より槽の他壁側へと流れ、そして半 田内槽11の他壁9より溢れ出るようになっている。そして、他壁9より溢れ出 た半田液は、図1中矢印fで示すように半田内槽11と半田外槽12の間の隙間 通路15に流れて、槽の片壁側に回収され、その後再び半田注入口8へ供給され るようになっている。
【0053】 最後に、本実施例の装置は、図示しないが、半田吹出し管3a〜3cが上昇す る時期において、印刷回路基板20を吹出し管3a〜3cの吹き口6a〜6cに 近接するように運び、そして半田吹出し管3a〜3cが下降する時期において、 印刷回路基板20を吹出し管3a〜3cの吹き口6a〜6cより離れるように運 ぶ基板搬送機構を備えてなる(図3参照)。
【0054】 さらに、実施例の自動半田付装置は、上述の半田槽1の他に、従来通りの構成 の、発泡フラックス槽、予備加熱器並びに必要により冷却ファン等の機器を順に 所定の位置に配置して構成され、そして印刷回路基板を、所謂キャリア式または キャリアレス式で、その配置順に従い搬送して、半田付の各段階を自動的に行な い得るようになっている。
【0055】 次に、実施例の装置の使用法を説明する。
【0056】 (i) 最初に、半田汲み上げタンク2と半田吹出し管3a〜3cの組は、図1に 示すように半田液面下に没する位置にて待機させておく。この段階では、羽根1 4を回転させ、これにより、半田液を注入口8より半田内槽11へ注ぎ入れて、 槽中、半田液が片壁側より他壁側へ流れる表面流(矢印x)を形成し、そして、 他壁9より溢れ出た半田液を隙間通路15を経て片壁側に回収する(矢印f)。
【0057】 かような半田液の循環を運転時常に行なうことにより、半田酸化物を半田液の 表面より効果的に除去することができた。
【0058】 (ii)次に、昇降手段の運転により、半田汲み上げタンク2と半田吹出し管3a 〜3cの組を、図2に示すように、引き上げて(矢印+y)、汲み上げタンク2 の開口部5、続いて吹出し管3a〜3cの吹き口6a〜6cを、半田液面Lより 、現出させる。
【0059】 すると、開口部5と吹き口6a〜6cは高さhの差があるので、半田汲み上げ タンク2中の半田液が、矢印pで示すように各々の半田吹出し管3a〜3cへと 流れ、そして吹き口6a〜6cより溢れ出る。
【0060】 半田吹出し管3a〜3cの吹き口6a〜6cより溢れ出る半田液の勢いは、当 初は、半田汲み上げタンク2の開口部5と吹き口6a〜6cとの高さの差hによ り決定され、そしてその後は、タンク2中の半田液面と吹き口6a〜6cの高さ の差h’により決定される。
【0061】 また、半田汲み上げタンク2のうち吹出し管3a〜3cの吹き口6a〜6cの 高さより上方側の部分の容積により、吹き口6a〜6cより溢れ出る半田液の総 量は、決定される。
【0062】 (iii) そして、半田液が吹き口6a〜6cより溢れ出ている時期において、基 板搬送機構の作動により、図3に示すように、印刷回路基板20を上方より吹き 口6a〜6cに近接せしめ、基板20の下面を溢れ出る半田液と接触させて、半 田付を行なう。
【0063】 (iv)半田付の完了後、昇降手段により、半田汲み上げタンクと半田吹出し管の 組を下げ降ろし、そしてタンク上面の開口部5が半田液面L下に没する位置にて 、次の半田付まで待機させる。このとき、別の新しい半田液が、半田内槽1より 開口部5を経て半田汲み上げタンク2の中に補給される。
【0064】 このようにして、半田汲み上げタンク2の中は常に新しい半田液で交換され、 その後、交換された半田液は次のあるいはそれ以降の半田付の機会において、半 田吹出し管3a〜3cに送られ、続いて吹き口6a〜6cより溢れ出て、半田付 に利用される。
【0065】 従って、実施例の装置は、半田液が半田吹出し管3a〜3cの内部より吹き口 6a〜6cに連続的に供給されるので、半田液の冷却の度合いが小さく、また半 田液の温度分布も半田槽全体にわたり均一なものであった。
【0066】
上述の説明よりわかるように、本考案によれば、従来の汲み上げ式半田付方法 の欠点に関して改良され、その種の従来の半田付装置と比較して、半田酸化物の 発生量が格段に少なく、また印刷回路基板と接触する時点までの半田液の温度冷 却の度合いが小さく、さらに半田槽全体にわたり半田液の温度分布が均一である という特徴を有する、全く新規な方式の自動半田付装置が提供される。
【0067】 また、本考案のより好ましい態様として、半田吹出し管の吹き口を印刷回路基 板のうちの所定の部位のみに近接するものとすれば、印刷回路基板の中の特定部 位に対する選択的半田付が可能となる。
【0068】 特に、組付けプレートを用いて複数個の吹き口を同一平面上に固定すれば、複 数個所の選択的半田付を具合よく行ない得る。 また、半田吹出し管を着脱可能に接続すれば、半田吹出し管の交換が可能とな り、吹き口の配置、形状および寸法を半田付すべき基板の種類、型式に対応して 変更することが容易となる。
【0069】 したがって、かかる態様の採用により、大変良好なスポット半田付装置が提供 され、従ってその装置を使用して、リード線部品とチップ部品を基板の両面に高 密度に混合搭載した構成の印刷回路基板に対して自動半田付を有利に行なうこと ができる。
【0070】 さらに、半田槽中の表面層の半田液を半田槽の片壁側より他壁側へ流送する手 段を備えれば、装置の運転の間、半田液表面における半田酸化物の効果的な除去 が可能となり、従って品質の良い半田付製品を得ることができる。
【0071】 とりわけ、二重の半田槽としかつ槽内での半田液の循環を図れば、半田酸化物 の除去効果がより大きなものとなり、しかも装置の小型化も図ることができる。
【図1】待機位置にある本考案の実施例の自動半田付装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図2】上昇過程にある本考案の実施例の自動半田付装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図3】半田付位置にある本考案の実施例の自動半田付
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
【図4】実施例の自動半田付装置の要部を示す斜視図で
ある。
ある。
1 半田槽 2 半田汲み上げタンク 3a、3b、3c 半田吹出し管 4 支持アーム 5 開口部 6a、6b、6c 吹き口 7 組付けプレート 8 半田注入口 9 他壁 10 半田液循環システム 11 半田内槽 12 半田外槽 13 モータ 14 羽根 15 隙間通路 16 ヒータ 18 溢れ出た半田液 20 印刷回路基板 x 半田表面流の流れ方向 f 半田回収流の流れ方向 ±y 上下動方向 h 開口部と吹き口との高さの差 h’ タンク中の半田液面と吹き口との高さの差 p 吹出し管中の半田の流れ方向
Claims (6)
- 【請求項1】 半田槽と、 上面に開口部を有する半田汲み上げタンクと、 支持アームを該半田汲み上げタンクに取り付けて、同タ
ンクを半田槽中に止まるように支持する支持部材と、 半田汲み上げタンクに、該タンクの内部と連通しかつ管
上面の吹き口が該タンク上面の開口部より下方に位置す
るように接続された半田吹出し管と、 前記支持アームを昇降させて、半田汲み上げタンクおよ
び半田吹出し管を、上昇時には吹き口が半田液面より現
出するまで上げ、そして下降時には開口部が半田液面下
に没するまで下げる昇降手段と、 半田吹出し管が上昇する時期において、印刷回路基板を
半田吹出し管の吹き口に近接するように運ぶ基板搬送機
構を備えてなる自動半田付装置。 - 【請求項2】 半田吹出し管の吹き口は、半田付けすべ
き印刷回路基板のうちの所定の部位に選択的に近接し得
る吹き口である請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 組付けプレートを用いて、複数個の半田
吹出し管を各々の吹き口が同一平面上に位置するように
半田汲み上げタンクに接続してなる請求項1または請求
項2記載の装置。 - 【請求項4】 半田吹出し管を半田汲み上げタンクに着
脱可能に接続してなる請求項1ないし請求項3のうちい
ずれか一項記載の装置。 - 【請求項5】 さらに、半田槽中の表面層の半田液を半
田槽の片壁側より同槽の対向する他壁側へ流送する表面
流形成手段を備えてなる請求項1ないし請求項4のうち
いずれか一項記載の装置。 - 【請求項6】 半田槽は、半田汲み上げタンクおよび半
田吹出し管を収容する内槽とその外側の外槽よりなる二
重槽を構成し、かつ、表面流形成手段として、半田液を
半田内槽の片壁より注ぎ入れるとともに、半田液を半田
内槽の反対側の他壁より溢れ出し、そして内槽と外槽の
間の隙間通路に流して半田内槽の片壁側に回収する半田
液循環システムを備えてなる請求項5記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP605492U JPH0565472U (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動半田付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP605492U JPH0565472U (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動半田付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565472U true JPH0565472U (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11627903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP605492U Pending JPH0565472U (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動半田付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565472U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005120141A1 (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Andes Electric Co., Ltd. | 半田噴流装置,半田噴流装置の製造方法及び電子部品の半田付け方法 |
| KR20180015685A (ko) * | 2015-11-23 | 2018-02-13 | 유니버설 피씨비 이큅먼트(선전) 컴퍼니 리미티드 | 인쇄회로기판 습식 화학 처리 장치 및 인쇄회로기판 습식 화학 처리 방법 |
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| JPS5345646A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-24 | Meteor Ag | Soldering device |
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-
1992
- 1992-01-20 JP JP605492U patent/JPH0565472U/ja active Pending
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