JPH0565632B2 - - Google Patents
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- JPH0565632B2 JPH0565632B2 JP28412890A JP28412890A JPH0565632B2 JP H0565632 B2 JPH0565632 B2 JP H0565632B2 JP 28412890 A JP28412890 A JP 28412890A JP 28412890 A JP28412890 A JP 28412890A JP H0565632 B2 JPH0565632 B2 JP H0565632B2
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- Japan
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- die
- cast
- fiber composite
- metal pipe
- fixing part
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- Ropes Or Cables (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、高強力・低伸度繊維を用いて棒条
体、線状体、撚合体等に構成された繊維複合条体
の端末定着体に関するものである。 (従来の技術) 高強力・低伸度繊維に熱硬化性樹脂を含浸、硬
化させて棒条体、線状体、撚合体等に構成された
繊維複合条体が開発されており、その繊維複合条
体の端部定着に、コーン、スリーブ等からなる従
来の端末定着金具(ワイヤロープ用)を直接的に
適用すると、繊維複合条体がコーンやスリーブか
ら抜けて離脱し易く、コーンやスリーブから加わ
る圧縮応力によつて剪断切れ現象が生じ、端末定
着金具の端部で切断されるなど、所定の定着力が
得られないため(繊維複合条体の公称破断荷重30
%程度で切断)、出願人は先に前記繊維複合条体
の端末定着体を開発して提案した。 上記繊維複合条体の端末定着体は、ダイキヤス
ト金型内に繊維複合条体の端末部を挿入して低融
点金属を注入し、繊維複合条体の端末部の外周に
低融点金属で筒状あるいは円錐状のダイキヤスト
定着部を一体的に形成し、ダイキヤスト定着部に
前記のような端末定着金具を装着するようにして
(特願平1−87341号)、繊維複合条体の離脱、切
断等を防止して定着力を高め、さらに、前記ダイ
キヤスト定着部の外周に金属パイプを嵌装してプ
レス機で圧着し、金属パイプ付きダイキヤスト定
着部に構成して(特願平2−101585号)、低融点
金属で形成されたダイキヤスト定着部のクリープ
や剪断破壊等による定着力の低下を防止し、繊維
複合条材の定着力、端末固定性能を向上させてい
る。 (発明が解決しようとする課題) 先に開発して提案した前記金属パイプ付きダイ
キヤスト定着部は、金属パイプの嵌装、圧着によ
り、定着力が大幅に向上されているが、前記金属
パイプの圧着不良等によるダイキヤスト定着部と
金属パイプ間の滑りにより定着力にバラツキが生
じ、端末固定性能、信頼性に欠けるなどの問題点
がある。 本発明は、前記のような課題に対処するために
開発されたものであつて、その目的とする処は、
繊維複合条体の端末部の外周に、金属パイプ付き
ダイキヤスト定着部を一体的に形成するととも
に、ダイキヤスト定着部と金属パイプ間に粉状の
摩擦材群を介装することにより、両者の滑りを防
止して定着固定性能、信頼性を高めた繊維複合条
体の端末定着体を提供するにある。 (課題を解決するための手段) 本発明は、繊維複合条体の端末部の外周に低融
点金属で一体的に形成された筒状のダイキヤスト
定着部と、ダイキヤスト定着部の外周に嵌装して
圧着された金属パイプと、ダイキヤスト定着部の
外周面と金属パイプの内周面に喰い込まれて均等
に介装された粉粒状の摩擦材群を具備したことに
より、ダイキヤスト定着部と金属パイプ間の滑り
を防止して一体化し、定着固定性能、信頼性を高
めている。 また、金属パイプを引抜鋼管として、摩擦材の
硬度を700〜940Hvとしたことにより、摩擦材群
による前記滑り防止性能、信頼性をさらに高めて
いる。 (作用) 繊維複合条体の端末部の外周に低融点金属で一
体的に形成した筒状のダイキヤスト定着部によ
り、繊維複合条体の抜け離脱及び剪断切れ等が効
果的に防止され、ダイキヤスト端末部の外周に嵌
装して圧着された金属パイプにより、ダイキヤス
ト定着部のクリープ、剪断破壊等による定着力の
低下が防止され、ダイキヤスト定着部の外周面と
金属パイプの内周面に喰い込まれて均等に介装さ
れた粉粒状の摩擦材群により、ダイキヤスト定着
部と金属パイプの相対的な滑りが防止されて、優
れた定着固定力を有し信頼性が高められている。 また、金属パイプを引抜鋼管として、摩擦材の
硬度を700〜940Hvとしたことにより、摩擦材群
の引抜鋼管、ダイキヤスト定着部への喰い込みが
良好となり、ダイキヤスト定着部の外周面と前記
金属パイプの内周面間の摩擦性能が大幅に高めら
れて一体化され、定着固定力、信頼性がさらに高
められている。 (実施例) 第1図ないし第3図に本発明の各実施例を示
し、図中1は繊維複合条体、2は低融点金属で形
成されたダイキヤスト定着部、3は金属パイプ、
4は粉粒状の摩擦材であつて、繊維複合条体1の
端末部の外周に低融点金属で一体的に形成された
筒状のダイキヤスト定着部2と、ダイキヤスト定
着部2の外周に嵌装して圧着された金属パイプ3
と、ダイキヤスト定着部2の外周面と金属パイプ
3の内周面に喰い込まれて均等に介装された粉粒
状の摩擦状4群を具備した繊維複合条体の端末定
着体になつている。 また、上記繊維複合条体の端末定着体におい
て、金属パイプ3を引抜鋼管として、摩擦材4の
硬度を700〜940Hvとした繊維複合条体の端末定
着体になつている。 繊維複合条体1は、例えば、炭素繊維、ポリア
ミド繊維、炭化珪素繊維等の高強力・低伸度繊維
を多数本収束し、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等)
を含浸させて棒状体、線状体、撚合体等に構成さ
れたものであり、繊維複合条体1の端末部の外周
には、第1図Bに示すような筒状のダイキヤスト
定着部2が一体的に形成される。 ダイキヤスト定着部2は、ダイキヤスト金型
(図示省略)内に繊維複合条体1の端末部を挿入
して、同金型内に低融点金属を注入して形成さ
れ、その低融点金属としては、比較的に低融点
600℃以下のアルミ合金、亜鉛合金、鉛合金等が
適用され、繊維複合条体1の端末部の外周に比較
的に薄肉に形成される(繊維複合条体1の外径の
1/5以下とするのが好ましい)。また、そのダイキ
ヤスト定着部2の外周面には、粉状の摩擦剤4が
接着剤で均等に塗布され(第1図C参照)、その
接着剤としては、程良い硬化時間を要するエポキ
シ樹脂等が望ましい。 金属パイプ3は、ダイキヤスト定着部2の外径
(例えば15.5mm)に対し1〜5%程度大きい内径
(例えば16.0mm)として、例えば、繊維複合条体
1の外径が12.5mmの場合はい、ダイキヤスト定着
部2の外径と金属パイプ3の内径間にクリアラン
ス0.2〜0.3mmを確保するのが好ましく、金属パイ
プ3は、第1図Dに示すように摩擦材4を塗布し
たダイキヤスト定着部2に嵌装され、第1図Eの
ようにプレス金型10で圧縮(圧縮力100〜300Kg
f/cm2程度)されダイキヤスト定着部2に圧着さ
れる。前記摩擦材4は、ダイキヤスト定着部2の
外周面と金属パイプ3の内周面に程良く喰い込ま
れて介装され摩擦材4群に構成される。 上記ダイキヤスト定着部2は硬度120〜150Hv
となり、これに対応して金属パイプ3には硬度
110〜170Hv程度の引抜鋼管が適用され、また、
硬度700〜940Hv(望ましくは840Hv)の摩擦材4
が適用されて、該摩擦材4は前記圧着によりダイ
キヤスト定着部25引抜鋼管3の内、外周面に程
良く喰い込み、ダイキヤスト定着部2に引抜鋼管
3が一体化されて滑りが効果的に防止される。 摩擦材4には、例えば、JIS G 5903の鋳鉄製
又は鋳鋼製グリツト20番が適用され、硬度は前記
のように700〜940Hv、材質成分はC3.20%.
Si0.86%.Mn0.67%.P0.075%.S0.124%、粒度
は前記クリアランス以下程度のものが望ましい。 繊維複合条体の構造1×7、直径12.5mmΦ、ダ
イキヤスト定着部の外径15.5mmΦ、長さ250mm、
接着剤−熱硬化性エポキシ樹脂、摩擦材−グリツ
ト20番(JIS G 5903)、金属パイプの内径16.0
mm、外径22.0mm、圧縮圧力200Kgf/cm2によつて
No.1ないしNo.12の各試験体を製造して比較した結
果
体、線状体、撚合体等に構成された繊維複合条体
の端末定着体に関するものである。 (従来の技術) 高強力・低伸度繊維に熱硬化性樹脂を含浸、硬
化させて棒条体、線状体、撚合体等に構成された
繊維複合条体が開発されており、その繊維複合条
体の端部定着に、コーン、スリーブ等からなる従
来の端末定着金具(ワイヤロープ用)を直接的に
適用すると、繊維複合条体がコーンやスリーブか
ら抜けて離脱し易く、コーンやスリーブから加わ
る圧縮応力によつて剪断切れ現象が生じ、端末定
着金具の端部で切断されるなど、所定の定着力が
得られないため(繊維複合条体の公称破断荷重30
%程度で切断)、出願人は先に前記繊維複合条体
の端末定着体を開発して提案した。 上記繊維複合条体の端末定着体は、ダイキヤス
ト金型内に繊維複合条体の端末部を挿入して低融
点金属を注入し、繊維複合条体の端末部の外周に
低融点金属で筒状あるいは円錐状のダイキヤスト
定着部を一体的に形成し、ダイキヤスト定着部に
前記のような端末定着金具を装着するようにして
(特願平1−87341号)、繊維複合条体の離脱、切
断等を防止して定着力を高め、さらに、前記ダイ
キヤスト定着部の外周に金属パイプを嵌装してプ
レス機で圧着し、金属パイプ付きダイキヤスト定
着部に構成して(特願平2−101585号)、低融点
金属で形成されたダイキヤスト定着部のクリープ
や剪断破壊等による定着力の低下を防止し、繊維
複合条材の定着力、端末固定性能を向上させてい
る。 (発明が解決しようとする課題) 先に開発して提案した前記金属パイプ付きダイ
キヤスト定着部は、金属パイプの嵌装、圧着によ
り、定着力が大幅に向上されているが、前記金属
パイプの圧着不良等によるダイキヤスト定着部と
金属パイプ間の滑りにより定着力にバラツキが生
じ、端末固定性能、信頼性に欠けるなどの問題点
がある。 本発明は、前記のような課題に対処するために
開発されたものであつて、その目的とする処は、
繊維複合条体の端末部の外周に、金属パイプ付き
ダイキヤスト定着部を一体的に形成するととも
に、ダイキヤスト定着部と金属パイプ間に粉状の
摩擦材群を介装することにより、両者の滑りを防
止して定着固定性能、信頼性を高めた繊維複合条
体の端末定着体を提供するにある。 (課題を解決するための手段) 本発明は、繊維複合条体の端末部の外周に低融
点金属で一体的に形成された筒状のダイキヤスト
定着部と、ダイキヤスト定着部の外周に嵌装して
圧着された金属パイプと、ダイキヤスト定着部の
外周面と金属パイプの内周面に喰い込まれて均等
に介装された粉粒状の摩擦材群を具備したことに
より、ダイキヤスト定着部と金属パイプ間の滑り
を防止して一体化し、定着固定性能、信頼性を高
めている。 また、金属パイプを引抜鋼管として、摩擦材の
硬度を700〜940Hvとしたことにより、摩擦材群
による前記滑り防止性能、信頼性をさらに高めて
いる。 (作用) 繊維複合条体の端末部の外周に低融点金属で一
体的に形成した筒状のダイキヤスト定着部によ
り、繊維複合条体の抜け離脱及び剪断切れ等が効
果的に防止され、ダイキヤスト端末部の外周に嵌
装して圧着された金属パイプにより、ダイキヤス
ト定着部のクリープ、剪断破壊等による定着力の
低下が防止され、ダイキヤスト定着部の外周面と
金属パイプの内周面に喰い込まれて均等に介装さ
れた粉粒状の摩擦材群により、ダイキヤスト定着
部と金属パイプの相対的な滑りが防止されて、優
れた定着固定力を有し信頼性が高められている。 また、金属パイプを引抜鋼管として、摩擦材の
硬度を700〜940Hvとしたことにより、摩擦材群
の引抜鋼管、ダイキヤスト定着部への喰い込みが
良好となり、ダイキヤスト定着部の外周面と前記
金属パイプの内周面間の摩擦性能が大幅に高めら
れて一体化され、定着固定力、信頼性がさらに高
められている。 (実施例) 第1図ないし第3図に本発明の各実施例を示
し、図中1は繊維複合条体、2は低融点金属で形
成されたダイキヤスト定着部、3は金属パイプ、
4は粉粒状の摩擦材であつて、繊維複合条体1の
端末部の外周に低融点金属で一体的に形成された
筒状のダイキヤスト定着部2と、ダイキヤスト定
着部2の外周に嵌装して圧着された金属パイプ3
と、ダイキヤスト定着部2の外周面と金属パイプ
3の内周面に喰い込まれて均等に介装された粉粒
状の摩擦状4群を具備した繊維複合条体の端末定
着体になつている。 また、上記繊維複合条体の端末定着体におい
て、金属パイプ3を引抜鋼管として、摩擦材4の
硬度を700〜940Hvとした繊維複合条体の端末定
着体になつている。 繊維複合条体1は、例えば、炭素繊維、ポリア
ミド繊維、炭化珪素繊維等の高強力・低伸度繊維
を多数本収束し、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等)
を含浸させて棒状体、線状体、撚合体等に構成さ
れたものであり、繊維複合条体1の端末部の外周
には、第1図Bに示すような筒状のダイキヤスト
定着部2が一体的に形成される。 ダイキヤスト定着部2は、ダイキヤスト金型
(図示省略)内に繊維複合条体1の端末部を挿入
して、同金型内に低融点金属を注入して形成さ
れ、その低融点金属としては、比較的に低融点
600℃以下のアルミ合金、亜鉛合金、鉛合金等が
適用され、繊維複合条体1の端末部の外周に比較
的に薄肉に形成される(繊維複合条体1の外径の
1/5以下とするのが好ましい)。また、そのダイキ
ヤスト定着部2の外周面には、粉状の摩擦剤4が
接着剤で均等に塗布され(第1図C参照)、その
接着剤としては、程良い硬化時間を要するエポキ
シ樹脂等が望ましい。 金属パイプ3は、ダイキヤスト定着部2の外径
(例えば15.5mm)に対し1〜5%程度大きい内径
(例えば16.0mm)として、例えば、繊維複合条体
1の外径が12.5mmの場合はい、ダイキヤスト定着
部2の外径と金属パイプ3の内径間にクリアラン
ス0.2〜0.3mmを確保するのが好ましく、金属パイ
プ3は、第1図Dに示すように摩擦材4を塗布し
たダイキヤスト定着部2に嵌装され、第1図Eの
ようにプレス金型10で圧縮(圧縮力100〜300Kg
f/cm2程度)されダイキヤスト定着部2に圧着さ
れる。前記摩擦材4は、ダイキヤスト定着部2の
外周面と金属パイプ3の内周面に程良く喰い込ま
れて介装され摩擦材4群に構成される。 上記ダイキヤスト定着部2は硬度120〜150Hv
となり、これに対応して金属パイプ3には硬度
110〜170Hv程度の引抜鋼管が適用され、また、
硬度700〜940Hv(望ましくは840Hv)の摩擦材4
が適用されて、該摩擦材4は前記圧着によりダイ
キヤスト定着部25引抜鋼管3の内、外周面に程
良く喰い込み、ダイキヤスト定着部2に引抜鋼管
3が一体化されて滑りが効果的に防止される。 摩擦材4には、例えば、JIS G 5903の鋳鉄製
又は鋳鋼製グリツト20番が適用され、硬度は前記
のように700〜940Hv、材質成分はC3.20%.
Si0.86%.Mn0.67%.P0.075%.S0.124%、粒度
は前記クリアランス以下程度のものが望ましい。 繊維複合条体の構造1×7、直径12.5mmΦ、ダ
イキヤスト定着部の外径15.5mmΦ、長さ250mm、
接着剤−熱硬化性エポキシ樹脂、摩擦材−グリツ
ト20番(JIS G 5903)、金属パイプの内径16.0
mm、外径22.0mm、圧縮圧力200Kgf/cm2によつて
No.1ないしNo.12の各試験体を製造して比較した結
果
【表】
上記表1のデータが得られた。表1から明らかな
ように摩擦材を使用しない場合は、試験体No.1、
4、5、6のように耐引張荷重が著しく低下する
バラツキが生じ易いのに対し、摩擦材を使用する
と、耐引張荷重の低下が防止されてバラツキがな
くなり、耐引張荷重が繊維複合条体1の公称破断
荷重まで高められて、定着固定性能、信頼性が著
しく高められる。 前記金属パイプ付きダイキヤスト定着部2,
3,4、は、第2,3図に示すように複数割りの
クサビ7で挟持され、さらに、クサビ7とともに
ソケツト8内に挿入、結合されて、繊維複合体1
の端末部を、クサビ作用により前記金属パイプ付
きダイキヤスト定着部2,3,4を介して被定着
部に定着、固定せしめる。前記金属パイプ3は剪
断に強く、クサビチヤツクから加わる局部的な圧
縮作用を低融点金属製のダイキヤスト定着部2に
伝えず、その剪断破壊が効果的に防止されて、定
着固定性能が格段に向上される。 (発明の効果) 本発明は、前述のような構成になつており、繊
維複合条体の端末部の外周に低融点金属で一体的
に形成した筒状のダイキヤスト定着部と、同ダイ
キヤスト定着部の周囲に嵌装して圧着された金属
パイプによつて、繊維複合条体の抜け離脱及び切
断等が効果的に防止され、ダイキヤスト定着部の
外周面と金属パイプの内周面に喰い込まれて均等
に介装された紛状の摩擦材群によつて、ダイキヤ
スト定着部と金属パイプの相対的な滑りが防止さ
れ、定着固定性能、信頼性が向上されている。 また、金属パイプを引抜鋼管として、摩擦材の
硬度を700〜940Hvとして、摩擦材群の引抜鋼管、
ダイキヤスト定着部への喰い込みが良好として、
ダイキヤスト定着部と金属パイプ間の摩擦力が高
められて一体化され、定着固定性能、信頼性がさ
らに高められている。
ように摩擦材を使用しない場合は、試験体No.1、
4、5、6のように耐引張荷重が著しく低下する
バラツキが生じ易いのに対し、摩擦材を使用する
と、耐引張荷重の低下が防止されてバラツキがな
くなり、耐引張荷重が繊維複合条体1の公称破断
荷重まで高められて、定着固定性能、信頼性が著
しく高められる。 前記金属パイプ付きダイキヤスト定着部2,
3,4、は、第2,3図に示すように複数割りの
クサビ7で挟持され、さらに、クサビ7とともに
ソケツト8内に挿入、結合されて、繊維複合体1
の端末部を、クサビ作用により前記金属パイプ付
きダイキヤスト定着部2,3,4を介して被定着
部に定着、固定せしめる。前記金属パイプ3は剪
断に強く、クサビチヤツクから加わる局部的な圧
縮作用を低融点金属製のダイキヤスト定着部2に
伝えず、その剪断破壊が効果的に防止されて、定
着固定性能が格段に向上される。 (発明の効果) 本発明は、前述のような構成になつており、繊
維複合条体の端末部の外周に低融点金属で一体的
に形成した筒状のダイキヤスト定着部と、同ダイ
キヤスト定着部の周囲に嵌装して圧着された金属
パイプによつて、繊維複合条体の抜け離脱及び切
断等が効果的に防止され、ダイキヤスト定着部の
外周面と金属パイプの内周面に喰い込まれて均等
に介装された紛状の摩擦材群によつて、ダイキヤ
スト定着部と金属パイプの相対的な滑りが防止さ
れ、定着固定性能、信頼性が向上されている。 また、金属パイプを引抜鋼管として、摩擦材の
硬度を700〜940Hvとして、摩擦材群の引抜鋼管、
ダイキヤスト定着部への喰い込みが良好として、
ダイキヤスト定着部と金属パイプ間の摩擦力が高
められて一体化され、定着固定性能、信頼性がさ
らに高められている。
第1図AないしEは本発明の各実施例を示す各
工程の側視図、第2図はソケツト・チヤツクの装
着状態を示す縦断面図、第3図は第2図の分解状
態を示す縦断面図である。 1;繊維複合条体、2;ダイキヤスト定着部、
3;金属パイプ(引抜鋼管)、4;摩擦材(摩擦
材群)。
工程の側視図、第2図はソケツト・チヤツクの装
着状態を示す縦断面図、第3図は第2図の分解状
態を示す縦断面図である。 1;繊維複合条体、2;ダイキヤスト定着部、
3;金属パイプ(引抜鋼管)、4;摩擦材(摩擦
材群)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繊維複合条体の端末部の外周に低融点金属で
一体的に形成された筒状のダイキヤスト定着部
と、同ダイキヤスト定着部の外周に嵌装して圧着
された金属パイプと、前記ダイキヤスト定着部の
外周面と前記金属パイプの内周面に喰い込まれて
均等に介装された粉粒状の摩擦材群を具備したこ
とを特徴とする繊維複合条体の端末定着体。 2 請求項1記載の繊維複合条体の端末定着体に
おいて、前記金属パイプを引抜鋼管として、前記
摩擦材の硬度を700〜940Hvとしたことを特徴と
する繊維複合条体の端末定着体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28412890A JPH04163382A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 繊維複合条体の端末定着体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28412890A JPH04163382A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 繊維複合条体の端末定着体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04163382A JPH04163382A (ja) | 1992-06-08 |
| JPH0565632B2 true JPH0565632B2 (ja) | 1993-09-20 |
Family
ID=17674532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28412890A Granted JPH04163382A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 繊維複合条体の端末定着体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04163382A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5426678B2 (ja) * | 2009-08-12 | 2014-02-26 | 東京製綱株式会社 | 繊維強化プラスチック製の線条体の端末定着構造および方法 |
| JP5039849B1 (ja) * | 2011-10-17 | 2012-10-03 | 泉陽株式会社 | 繊維ロープ用締結具 |
| CN104438389A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-03-25 | 芜湖杰诺科技有限公司 | 一种线材抽线装置专用锁紧装置 |
| JP7286410B2 (ja) * | 2019-05-21 | 2023-06-05 | 東京製綱株式会社 | ワイヤロープ、ワイヤロープの端部処理方法、及び、螺旋部材 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP28412890A patent/JPH04163382A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04163382A (ja) | 1992-06-08 |
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