JPH0565639U - 容器とパイプとの接合構造 - Google Patents
容器とパイプとの接合構造Info
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接合部におけるシール性が確保され接合強度
が向上し、ハンダの不使用により公害が発生しない金属
製燃料タンクと金属製ブリーザパイプとの接合構造を得
る。 【構成】 ブリーザパイプ1が分割された外側パイプ6
と内側パイプ11とのうちの外側パイプ6の燃料タンク
2側の端部にフランジ部7が該外側パイプ6に一体に形
成され、該フランジ部7が上記燃料タンク2の壁部2a
にプロジェクション溶接によりシール性を確保して接合
されている。燃料タンク2内部において上記内側パイプ
11は上記外側パイプ6に嵌入保持され、上記外側パイ
プ6と上記内側パイプ11との間はシール部材12によ
りシールされている。
が向上し、ハンダの不使用により公害が発生しない金属
製燃料タンクと金属製ブリーザパイプとの接合構造を得
る。 【構成】 ブリーザパイプ1が分割された外側パイプ6
と内側パイプ11とのうちの外側パイプ6の燃料タンク
2側の端部にフランジ部7が該外側パイプ6に一体に形
成され、該フランジ部7が上記燃料タンク2の壁部2a
にプロジェクション溶接によりシール性を確保して接合
されている。燃料タンク2内部において上記内側パイプ
11は上記外側パイプ6に嵌入保持され、上記外側パイ
プ6と上記内側パイプ11との間はシール部材12によ
りシールされている。
Description
【0001】
本考案は、金属製の容器と金属製のパイプとの接合構造に関し、特に、車両等 における燃料タンクとブリーザパイプとの接合構造に関する。
【0002】
車両等における燃料タンクには、燃料供給用のインレットパイプと共に燃料供 給時のタンク内の調圧及び燃料供給量の検出のためのブリーザパイプが設けられ ている。このブリーザパイプは、その一部が上記タンク内に挿入され、該挿入部 分の一端が上記燃料タンクにおける燃料の上限液面位置に開口し、他端が上記イ ンレットパイプにおける燃料注入口付近に連絡するように、上記燃料タンクに接 合されている。
【0003】 特に、金属製の燃料タンクと金属製のブリーザパイプとの接合に際しては、予 め上記ブリーザパイプの途中部にフランジを取付け該フランジと上記タンクとを 例えばスポット溶接により接合し、さらに上記ブリーザパイプと上記タンクとの 間の気密状態を保つためにハンダを使用して全周シールを施す接合手段が多く用 いられてきた。
【0004】 一方、特公昭63−36878号公報には金属管の一端に拡開部を形成してお き該金属管を相手金属板の接合目的個所に設けられた貫通孔に挿通した後、該貫 通孔内周に上記金属管の拡開部をプロジェクション溶接により接合する技術が開 示されているが、上記開示技術は上記金属板の片側に上記金属管を接合するため のものであって、金属板を貫通して接合される金属管における該金属板と該金属 管との間の接合構造を開示しているものではない。
【0005】 また、合成樹脂製の燃料タンクにおいて、該燃料タンク内に開口して設けられ た筒状部と該筒状部に嵌入されたパイプとからなる合成樹脂製燃料タンクにおけ るパイプの接合手段が提案されているが、上記接合手段は接合法及びシール機能 等において金属製パイプを金属製燃料タンクの壁部に貫通接合する際の構成とは 全く異なったものとなっている。
【0006】
しかしながら、上記金属製ブリーザパイプと金属製燃料タンクとの接合部にお けるハンダによる全周シールを行う従来技術では、ハンダ加工後の洗浄工程にお いてハンダ中の鉛が溶出することにより公害防止のための洗浄排水の処理コスト が膨大なものとなり、さらに、全周シールを施すハンダ加工は熟練した作業者を 必要とし量産性が低くなるという問題点があった。
【0007】 そこで、金属製のブリーザパイプの途中部に予めフランジ部を取付け該フラン ジ部との間をプロジェクション溶接により溶接し、ハンダを使用することなくシ ール性を確保しようと考慮した。
【0008】 ところが、上記ブリーザパイプの途中部に設けられたフランジ部を燃料タンク の壁部にプロジェクション溶接しようとすると、プロジェクション溶接装置の電 極を分割しなければ通常の電極を用いてのプロジェクション溶接ができないとい う問題点があった。
【0009】 上記に鑑みて、本考案は、通常の電極を用いるプロジェクション溶接により、 金属製パイプが金属製容器の壁部を貫通して接合されるに際してのシール性が確 保され、接合強度も確保されるようにすることを目的とする。
【0010】
上述したような目的を達成するために、本考案は、パイプを容器の外部側と内 部側とに分割し、外部側の外側パイプに上記パイプが上記容器に接合されるため のフランジ部を一体に形成し、該フランジ部を介して上記容器にプロジェクショ ン溶接することによりパイプと容器とのシール性を確保し、且つ接合強度を向上 させようとするものである。
【0011】 具体的に、請求項1の考案は、金属製の容器と該容器の壁部を貫通して延びる 金属製のパイプとの接合構造であって、上記パイプは上記容器の外部に設けられ た外側パイプと、上記容器の内部に設けられ、上記外側パイプ内に嵌入された内 側パイプとからなり、上記外側パイプは上記容器の壁部側の端部に該外側パイプ と一体に形成されたフランジ部を有し、該フランジ部において上記容器の壁部に プロジェクション溶接により取付けられており、上記内側パイプは外側パイプ側 端部において上記容器の壁部又は上記外側パイプに保持されており、上記外側パ イプの内周面と上記内側パイプの外周面との間はシール手段によりシールされて いる構成とするものである。
【0012】 請求項2の考案では、上記請求項1の考案において、シール手段を、外側パイ プのフランジ部側端部における内周面に形成されかつ該端部の開口に向けて内径 が拡大するテーパ内周面部と、内側パイプの上記外側パイプ側端部における外周 面に形成されかつ該端部の開口に向けて外径が上記テーパ内周面に密着可能なよ うに縮小するテーパ外周面部とにより構成する。
【0013】 請求項3の考案では、上記請求項1の考案において、シール手段を、外側パイ プのフランジ部側端部における内周面の一部が内側パイプの上記外側パイプ側端 部における外周面に対し全周にわたって環状に圧着するように成形されたかしめ 部により構成する。
【0014】 請求項4の考案では、上記請求項1〜3の考案において、容器を液体燃料を貯 溜するための燃料タンクとする一方、パイプを上記燃料タンクの壁部を貫通して 延びるブリーザパイプとする。
【0015】
請求項1の考案の構成により、金属製の容器に接合される金属製のパイプは上 記容器の外部側と内部側とに分割され、外側パイプにはフランジ部が一体に形成 されるので該フランジ部において容器の壁部にプロジェクション溶接が可能とな り、外側パイプと容器の壁部との間のシール性は確保され、接合強度も確保され る。
【0016】 また、外側パイプと該外側パイプに嵌入して接続される内側パイプとの間はシ ールされるため、上記パイプの気密性は確保される。
【0017】 請求項2の考案の構成により、外側パイプのフランジ部側端部内に内側パイプ の端部を嵌入すると、上記外側パイプの端部内周面に形成されたテーパ内周面部 に、上記内側パイプの端部外周面に形成されたテーパ外周面部が密着状態に嵌入 するので、この密着状態により、Oリング等のシール材を用いることなく外側パ イプと内側パイプとの間はシールされる。
【0018】 請求項3の考案の構成により、外側パイプのフランジ部側端部における内周面 の一部が、かしめ部にて内側パイプの上記外側パイプ側端部における外周面に対 し全周にわたって環状に圧着しているので、この場合でも上記圧接により、Oリ ング等のシール材を用いることなく外側パイプと内側パイプとの間はシールされ る。
【0019】 請求項4の考案により、ブリーザパイプを構成する外側パイプ及び内側パイプ のうち、上記外側パイプのフランジ部において燃料タンクの壁部にプロジェクシ ョン溶接が可能となり、外側パイプと燃料タンクの壁部との間のシール性及び接 合強度が確保され、またブリーザパイプ自体の気密性も確保される。
【0020】
次に本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0021】 (実施例1) 図1に示される本考案の実施例1において、金属製パイプとしてのブリーザパ イプ1は、該ブリーザパイプ1の一端が車両等の金属製容器としての燃料タンク 2のタンク壁部2aを貫通し上記タンク2内の上限液面位置3にて上記ブリーザ パイプ1の一端が開口するように上記燃料タンク2に接合され、上記ブリーザパ イプ1の他端は上記燃料タンク2内に燃料を供給するインレットパイプ4の注入 口4a近傍の内部に連通されている。
【0022】 インレットパイプ4の注入口4aに挿入された給油ノズル5から燃料が上記タ ンク2内に供給されるにしたがって液面位置3aは上昇し、なおも供給が続けら れると液面位置3aは上限液面位置3に達し燃料タンク2内の燃料上方の内圧は 上昇し大気圧Bを上まわる内圧Aになる。
【0023】 この燃料タンク2における上記内圧Aが大気圧Bを上まわると、該燃料タンク 2内に供給される燃料は上記ブリーザパイプ1を通って上記インレットパイプ4 に向かって逆流し、上記インレットパイプ4の注入口4a付近において該インレ ットパイプ4中に流出する。この流出した燃料が上記インレットパイプ4の注入 口4aに挿入されている給油ノズル5に設けられたセンサー5aにより感知され ることにより給油は自動的にストップされるようになっている。したがって、上 記ブリーザパイプ1の気密性及び該ブリーザパイプ1と上記燃料タンク2との接 合部におけるシール性は確保されていなければならない。
【0024】 本考案に適用されるブリーザパイプ1は、燃料タンク2の外部に設けられる外 側パイプと上記燃料タンク2の内部に設けられ上記外側パイプ内にシール性を保 って嵌入される内側パイプとに分割されている。
【0025】 図2に示されるようにこの実施例における外側パイプ6は、上記燃料タンク2 の壁部2aに接合される側の端部に該外側パイプ6に一体に形成されるフランジ 部7が設けられ、該フランジ部7にはこの外側パイプ6が上記燃料タンク2の壁 部2aにプロジェクション溶接される際のプロジェクションとなる環状突起8が 形成されている。
【0026】 この実施例においては図3に示されるように、上記外側パイプ6は、上記燃料 タンク2の壁部2aに形成されたブリーザパイプ1が貫通する貫通孔9に上記燃 料タンク2の内部から外部に向って挿通されて上記フランジ部7は上記燃料タン ク2の壁部2aと当接し、この状態においてプロジェクション溶接されることに より上記フランジ部7は上記壁部2aに接合される。
【0027】 このプロジェクション溶接により上記フランジ部7に形成されていた環状突起 8は溶融され、上記フランジ部7と上記燃料タンク2の壁部2aとの間において 環状のナゲット10が形成され、上記外側パイプ6は上記燃料タンク2に強固に 接合されると共に該外側パイプ6と該燃料タンク2との間におけるシール性が確 保される。
【0028】 次に、上記外側パイプ6の上記燃料タンク2の壁部2a側の端部内には、上記 燃料タンク2の内部に位置する内側パイプ11が嵌入され、上記外側パイプ6に 接続されて設けられることによりブリーザパイプ1を構成している。
【0029】 また、上記外側パイプ6の内周面と上記内側パイプ11の外周面との間はシー ルされており、上記ブリーザパイプ1は上記外側パイプ6と上記内側パイプ11 とに分割されているにも拘らず、ブリーザパイプ全体としてパイプ管壁の外側と 内側とにわたるシール性は確保されている。
【0030】 この実施例では、外側パイプ6の内周面と内側パイプ11の外周面との間にお けるシールは、両者間に嵌挿された例えばOリングのようなシール手段としての シール部材12によりシール機能が与えられている。
【0031】 上記内側パイプ11は、上記外側パイプ6内への嵌入部から上記燃料タンク2 内における燃料の上限液面位置3に達する長さとされており、さらに、該内側パ イプ11における上記外側パイプ6側の端部にはブラケット13が設けられ該ブ ラケット13が上記燃料タンク2の壁部2aに接合されることにより該内側パイ プ11は保持されている。この実施例では上記ブラケット13は上記内側パイプ 11の外周壁に取付けられ四方に延びる板状のブラケット13とされ且つその先 端各々は上記燃料タンク2の壁部2aの内面にそれぞれ接合されているが、上記 ブラケット13の形状及び数は任意とされブラケット13各々の先端において上 記外側パイプ6に接合されるものであってもよい。
【0032】 (実施例2) 本考案における実施例2が図4に示されている。この実施例においては外側パ イプ6aにおける燃料タンク2の壁部2a側の端部の内周面は該端部開口に向け て内径が次第に拡大するテーパ内周面部14となされる一方、該外側パイプ6a に嵌入される内側パイプ11aの端部における外周面は上記テーパ内周面部14 に密着するように該端部開口に向けて外径が次第に縮小するテーパ外周面部15 に形成されており、これらテーパ内周面部14及びテーパ外周面部15が本考案 におけるシール手段を構成している。
【0033】 したがって、この実施例では、上記内側パイプ11aが上記外側パイプ6aに 嵌入されるにしたがってテーパ内周面部14とテーパ外周面部15との間におけ る密着作用が発現され、この密着作用により、上記実施例1のようなシール部材 12を要することなく、上記外側パイプ6aの内周面と上記内側パイプ11aの 外周面との間は良好にシールされる。
【0034】 尚、上記外側パイプ6aには該外側パイプ6aに一体にフランジ部7が形成さ れること及び上記フランジ部7が燃料タンク2の壁部2aにプロジェクション溶 接によりシール性を保持して取付けられることは上記実施例1と同じなので、説 明は省略する。
【0035】 また、内側パイプ11aの保持については、上記実施例1と同様に、内側パイ プ11aに設けられるブラケット13を介して上記燃料タンク2の壁部2a又は 上記外側パイプ6aに保持され得るが上記テーパ内周面部14及び上記テーパ外 周面部15にそれぞれ部分ネジ又はバヨネット等の係合部を設け、該係合部にお ける係止により保持してもよい。
【0036】 (実施例3) 図5は本考案の実施例3を示し、この実施例では、シール手段は、外側パイプ 6bのフランジ部7側端部における内周面の一部を、内側パイプ11bの上記外 側パイプ6b側端部における外周面に対し全周にわたって環状に圧着させるよう に成形されたかしめ部16により構成されている。
【0037】 具体的には、上記外側パイプ6bのフランジ部7側における開口端に位置する 内周面の上下範囲は上記実施例2と略同様に内径が開口に向けて若干拡大するテ ーパ内周面部14aとされ、該内周面部14aから上方の所定寸法にわたる内周 面の上下範囲の内径は内側パイプ11bの基本外径よりも僅かに大きく形成され ている。一方、上記内側パイプ11bは外周面の開口端近傍における上下範囲が 全周にわたり半径方向外方に向けて膨出しており、この膨出部の外周面にて該内 側パイプ11bの端部が外側パイプ6b内に嵌入された状態で上記テーパ内周面 部14aに密着するテーパ外周面部15aが形成されている。
【0038】 そして、外側パイプ6bのフランジ部7側における端部開口内に内側パイプ1 1bの端部が嵌入されると、内側パイプ11bのテーパ外周面部15aが外側パ イプ6bのテーパ内周面部14aに当接し、テーパ外周面部15aとテーパ内周 面部14aとは密着状態になる。この密着状態において、外側パイプ6bの内側 パイプ11bと重なった部位を全周にわたり半径方向内方に向けて強くかしめる と、外側パイプ6bのかしめられた部位は全周にわたり半径方向内方に向けて凹 陥し、これにて外周パイプ6bにかしめ部16が形成される。このとき、かしめ 部16の内周部が内側パイプ11bの外周部に全周にわたって圧着した状態とな るので、両パイプ6b,11b間は、上記実施例1のようなOリング等のシール 部材12を用いることなく、上記圧着状態により内外周部において良好にシール されることとなる。尚、この実施例では、内側パイプ11bのテーパ外周面部1 5aと外側パイプ6bのテーパ内周面部14aとの間における密着状態によるシ ール作用を併用しているので、両パイプ6b,11b間におけるシール性はさら に高いものとなっている。
【0039】 また、この実施例では、外側パイプ6bを強くかしめているので、上記かしめ 部16の内周部にて押圧された内側パイプ11bの部位も全周にわたり半径方向 内方に向けて凹陥し、この凹陥部にかしめ部16が嵌入した状態となっているこ とにより、内側パイプ11bは外側パイプ6bに固定される。したがって、この 実施例では、かしめ部16は両パイプ6b,11b間のシール手段としてだけで なく、内側パイプ11bの保持手段としても機能することになり、この結果、上 記実施例1及び2における保持手段としてのブラケット13を省略して部品数を さらに削減することができる。
【0040】 尚、上記各実施例では、いずれも外側パイプ6,6a,6bのフランジ部7が 燃料タンク2の壁部2aに形成された貫通孔9の周囲における上記燃料タンク2 の内部側から上記壁部2aに接合されているが、上記燃料タンク2の外部側から 上記壁部2aに接合されることも可能である。
【0041】 また、上記説明はブリーザパイプ1と燃料タンク2との接合構造についてなさ れているが、本考案の構成は、ブリーザパイプ以外の金属製パイプを良好なシー ル性と接合強度とのもとにタンク等の金属製容器に接合する際にも適用可能なこ とはいうまでもない。
【0042】
以上説明したように、請求項1の考案によると、金属製の容器に接合される金 属製のパイプは上記容器の外部側と内部側とに分割されたことにより、外側パイ プにフランジ部が一体に形成され、該フランジ部において容器の壁部にプロジェ クション溶接されており、外側パイプと内側パイプとの間はシール手段にてシー ルされるので、上記パイプと上記容器の壁部との間の全体的なシール性は確保さ れ且つ接合強度も向上し上記パイプにおける外力に対する優れた耐負荷性が得ら れる。
【0043】 また、上記フランジ部と上記容器の壁部との間におけるプロジェクション溶接 は通常のプロジェクション溶接装置により行うことができる。
【0044】 また、パイプを外側パイプと内側パイプとに分割したにも拘らず該外側パイプ と該内側パイプとを互にシールしたので上記パイプにおける気密性が確保される 。
【0045】 また、容器と該容器の壁部に接合されるパイプとの間のシール性は、上記接合 時のプロジェクション溶接により得られ、ハンダによる全周シールは不要となる のでハンダの使用による公害発生をなくすることができる。
【0046】 請求項2の考案によると、上記シール手段を外側パイプのテーパ内周面部とこ れに密着する内側パイプのテーパ外周面部とで構成したので、テーパ内周面部と テーパ外周面部との密着状態により外側パイプと内側パイプとの間を良好にシー ルすることができる。これにより、Oリング等のシール部材としての小物部品が 不要となるので、部品数の削減とともに、接合作業時における部品の取扱いが容 易になる。
【0047】 請求項3の考案によると、上記シール手段を外側パイプにおける内周面の一部 が内側パイプの外周面に対して圧着するように成形されたかしめ部にて構成した ので、上記圧着により外側パイプと内側パイプとの間を良好にシールすることが できる。これにより、Oリング等のシール部材としての小物部品が不要となり、 接合作業時における部品の取扱いが容易になる。また、上記圧着により内側パイ プを外側パイプに固定することも可能であり、外側パイプの内周部が内側パイプ の外周面に喰込む程度に圧着させれば内側パイプを保持することができるので、 この場合には内側パイプの保持部材も不要となり、部品数が一層削減されるとと もに、接合作業時における部品の取扱いがさらに容易になる。
【0048】 請求項4の考案によると、上記請求項1〜3の考案による効果を、金属製燃料 タンクと金属製ブリーザパイプとの接合構造において得ることができる。
【図1】本考案の実施例1における燃料タンク及びブリ
ーザパイプの全体構成を説明する要部断面図である。
ーザパイプの全体構成を説明する要部断面図である。
【図2】外側パイプの一部切欠き正面図である。
【図3】外側パイプと内側パイプとの間のシール構造を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図4】本考案の実施例2を示す図3相当図である。
【図5】本考案の実施例3を示す図3相当図である。
1 ブリーザパイプ(パイプ) 2 燃料タンク(容器) 2a 壁部 3 上限液面位置 4 インレットパイプ 6,6a,6b 外側パイプ 7 フランジ部 9 貫通孔 11,11a,11b 内側パイプ 12 シール部材(シール手段) 13 ブラケット 14,14a テーパ内周面部(シール手段) 15,15a テーパ外周面部( 〃 ) 16 かしめ部(シール手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 金属製の容器と該容器の壁部を貫通して
延びる金属製のパイプとの接合構造であって、 上記パイプは上記容器の外部に設けられた外側パイプ
と、上記容器の内部に設けられ、上記外側パイプ内に嵌
入された内側パイプとからなり、 上記外側パイプは上記容器の壁部側の端部に該外側パイ
プと一体に形成されたフランジ部を有し、該フランジ部
において上記容器の壁部にプロジェクション溶接により
取付けられており、 上記内側パイプは外側パイプ側端部において上記容器の
壁部又は上記外側パイプに保持されており、 上記外側パイプの内周面と上記内側パイプの外周面との
間はシール手段によりシールされていることを特徴とす
る容器とパイプとの接合構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の容器とパイプとの接合構
造において、 シール手段は、外側パイプのフランジ部側端部における
内周面に形成されかつ該端部の開口に向けて内径が拡大
するテーパ内周面部と、内側パイプの上記外側パイプ側
端部における外周面に形成されかつ該端部の開口に向け
て外径が上記テーパ内周面に密着可能なように縮小する
テーパ外周面部とにより構成されていることを特徴とす
る容器とパイプとの接合構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の容器とパイプとの接合構
造において、 シール手段は、外側パイプのフランジ部側端部における
内周面の一部を内側パイプの上記外側パイプ側端部にお
ける外周面に対し全周にわたって環状に圧着させるよう
に成形されたかしめ部により構成されていることを特徴
とする容器とパイプとの接合構造。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の容器とパイプ
との接合構造において、 容器は液体燃料を貯溜するための燃料タンクであり、 パイプは上記燃料タンクの壁部を貫通して延びるブリー
ザパイプであることを特徴とする容器とパイプとの接合
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7735292U JP2560783Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1992-11-10 | 容器とパイプとの接合構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10539791 | 1991-12-20 | ||
| JP3-105397 | 1991-12-20 | ||
| JP7735292U JP2560783Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1992-11-10 | 容器とパイプとの接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565639U true JPH0565639U (ja) | 1993-08-31 |
| JP2560783Y2 JP2560783Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=26418443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7735292U Expired - Lifetime JP2560783Y2 (ja) | 1991-12-20 | 1992-11-10 | 容器とパイプとの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560783Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014025366A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 燃料噴射弁 |
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| KR101659737B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2016-09-26 | 에스테크 주식회사 | 자동차용 연료탱크 주유구 필러파이프의 제조방법 및 이를 위한 금형장치 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP7735292U patent/JP2560783Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014025366A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 燃料噴射弁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2560783Y2 (ja) | 1998-01-26 |
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