JPH075873U - 車両用燃料タンク - Google Patents
車両用燃料タンクInfo
- Publication number
- JPH075873U JPH075873U JP3431393U JP3431393U JPH075873U JP H075873 U JPH075873 U JP H075873U JP 3431393 U JP3431393 U JP 3431393U JP 3431393 U JP3431393 U JP 3431393U JP H075873 U JPH075873 U JP H075873U
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- fuel tank
- tank
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スポット溶接のスパッタが、タンク壁面とフラ
ンジの間から進入することのないようにして、スパッタ
によるOリングの損傷を防止できるところの車両用燃料
タンクを提供することを目的とする。 【構成】予めフランジ5が固定された燃料注入パイプ2
等を、タンク壁面8にパイプ貫通穴3を穿設してその周
辺に凹み面4を形成した燃料タンク1の前記タンク壁面
8に貫通させ、パイプ貫通穴3の周辺に形成した凹み面
4にOリング6を圧縮して封じ込めるとともに、前記凹
み面4の内面及び燃料注入パイプ2等の周面に強く接触
させた状態でスポット溶接7により、前記タンク壁面8
と前記燃料注入パイプ2等のフランジ5とを結合固定し
た車両用燃料タンクにおいて、前記Oリング6の封じ込
み部とスポット溶接部7との中間となる、タンク壁面8
とフランジ5に、スパッタ進入障害部9を形成したこと
を特徴とする車両用燃料タンクの構造である。
ンジの間から進入することのないようにして、スパッタ
によるOリングの損傷を防止できるところの車両用燃料
タンクを提供することを目的とする。 【構成】予めフランジ5が固定された燃料注入パイプ2
等を、タンク壁面8にパイプ貫通穴3を穿設してその周
辺に凹み面4を形成した燃料タンク1の前記タンク壁面
8に貫通させ、パイプ貫通穴3の周辺に形成した凹み面
4にOリング6を圧縮して封じ込めるとともに、前記凹
み面4の内面及び燃料注入パイプ2等の周面に強く接触
させた状態でスポット溶接7により、前記タンク壁面8
と前記燃料注入パイプ2等のフランジ5とを結合固定し
た車両用燃料タンクにおいて、前記Oリング6の封じ込
み部とスポット溶接部7との中間となる、タンク壁面8
とフランジ5に、スパッタ進入障害部9を形成したこと
を特徴とする車両用燃料タンクの構造である。
Description
【0001】
本考案は、自動車等に搭載される車両用燃料タンクに関するものである。
【0002】
現在市場で広く採用されている自動車用燃料タンクの燃料注入部分等の構造は 、燃料タンクの側面上部に対して燃料注入パイプが、予め燃料注入パイプに溶接 又は黄銅ろう付けされるフランジを燃料タンクの内面に当接するよう挿入し、こ のフランジと燃料タンクとの隙間をはんだで封じ、燃料洩れを防止する構造とな っている。
【0003】 この場合、燃料注入パイプとフランジとは、予め溶接又は黄銅ろう付けにより 一体に結合されるが、結合強度のみの機能を主とし、結合部単独の燃料洩れは実 施せず、燃料タンクにスポット溶接により一体固定される。
【0004】 しかし、はんだは、鉛を主成分とする材料で、低温度で溶融する利点がある反 面、溶融時に発生するガスは人体に害があり、排気装置には十分な配慮が必要で あると同時に、作業者の健康管理面から法で決められている年2回の特殊健康診 断を受ける必要がある。
【0005】 また、はんだ付け作業は、温度管理など熟練を要する作業の一つで、次第に作 業者の教育、訓練が難しくなりつつある。そして、はんだ付け作業の作業時間も 長くかかり、燃料タンクの生産コスト低減の阻害要因となっていた。
【0006】 このように、従来の構造に伴う製造方法は、はんだ付け作業時に発生する有毒 ガス、はんだ付け不良による燃料洩れ等の不具合、はんだ付け作業に要する時間 、副資材コスト等解決すべき課題を有していたため、改良され、図4に示すよう に、燃料タンク1とそのタンク壁面を貫通して取付ける燃料注入パイプ2等との 接合部において、パイプ貫通穴3の周辺に凹み面4を形成した燃料タンク1と、 該燃料タンク1の外方から前記凹み面4に被さる形状のフランジ5が予め固定さ れた燃料注入パイプ2と、前記凹み面4とフランジ5との間に挿入されたOリン グ6とからなり、前記フランジ5でOリング6を圧縮して前記凹み面4内に封じ 込めるとともに、凹み面4の内面及び燃料注入パイプ2の外面に強く接触させた 状態でスポット溶接7により、フランジ5と燃料タンク1面とを結合固定してな ることを特徴とする車両用燃料タンクが開発された(実開平4−42421号公 報)。
【0007】 これによれば、スポット溶接によりフランジ5とタンク壁面間の凹み面4内に 封じ込められたOリング6が圧縮された状態で存在し、これによりシール性が発 揮されて燃料の洩れ防止がなされると共に、燃料タンクの壁面を貫通して取付け られるパイプの強固な接合を可能とし、はんだ付け作業の廃止を可能とするもの である。
【0008】
上記開発された新規な車両用燃料タンクは、フランジ5でOリング6を圧縮し て前記凹み面4内に封じ込めるとともに、凹み面4の内面及び燃料注入パイプ2 の外面に強く接触させた状態でスポット溶接7により、フランジ5と燃料タンク 1のタンク壁面とを結合固定する際に、スパッタがタンク壁面とフランジ面との 隙間から進入し、Oリング6に損傷を与える場合があり、完全な液密シール性を 確保できない点に解決すべき課題があった。
【0009】 本考案は、スポット溶接のスパッタが、タンク壁面とフランジの間から進入す ることのないようにして、スパッタによるOリングの損傷を防止できるところの 車両用燃料タンクを提供することを目的としている。
【0010】
そこで、上記課題を検討の結果、予めフランジ5が固定された燃料注入パイプ 2等を、タンク壁面8にパイプ貫通穴3を穿設してその周辺に凹み面4を形成し た燃料タンク1の前記タンク壁面8に貫通させ、パイプ貫通穴3の周辺に形成し た凹み面4にOリング6を圧縮して封じ込めるとともに、前記凹み面4の内面及 び燃料注入パイプ2等の周面に強く接触させた状態でスポット溶接7により、前 記タンク壁面8と前記燃料注入パイプ2等のフランジ5とを結合固定した車両用 燃料タンクにおいて、前記Oリング6の封じ込み部とスポット溶接部7との中間 となる、タンク壁面8とフランジ5に、スパッタ進入障害部9を形成したことを 特徴とする車両用燃料タンクを開発したのである。
【0011】 ここにいうタンク壁面8を貫通して取付ける燃料注入パイプ2等とは、燃料注 入パイプ、ブリーザパイプ等であって、完成後部品交換などの理由により分解を 要するものは除かれ、それ以外のタンク壁面との間の燃料洩れ防止を必要とする 燃料タンク1を貫通して固定されるパイプである。
【0012】
車両用燃料タンクをこのように、Oリング6の封じ込み部とスポット溶接部7 との中間となる、タンク壁面8とフランジ5に、スパッタ進入障害部9を形成す ると、スポット溶接により発生するスパッタが、スパッタ進入障害部9で隙間内 を直進することが遮断され、Oリングへ損傷を与えないように作用する。
【0013】
以下図面によって本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の構造例を示す断面図、図2はその平面図である。
【0014】 これらの図で明らかなように、燃料タンク1に角度αの逆円錐状の凹み面4を プレス加工により形成し、その底面には燃料注入パイプ2の外径Dよりわずかに 大きい径Diのパイプ貫通穴3を穿設するとともに、後記スポット溶接7の位置 より内側のタンク壁面8に凹溝10aを全周に形成する。
【0015】 燃料注入パイプ2には、予め、スポット溶接7の位置より内側であって、前記 タンク壁面8の凹溝10aに一致して重なる凹溝10bを形成したフランジ5を 溶接又は黄銅ろう付けにより一体化している。この溶接又は黄銅ろう付け部は、 結合強度のみの機能を主とし、気密保持の必要は無い。
【0016】 燃料注入パイプ2とフランジ5と一体結合されたものに、組み合わす前の断面 形状が円形のOリング6を、フランジ5に接するまで挿入した後、フランジ5の 外形と燃料タンク1にプレス加工により形成された変形防止を目的としたセギリ 凸部12の形状を合わせ(この例では四角形であるが、三角形でも可)、フラン ジ5とタンク壁面8とを、両者の凹溝を密着させて重ね、スポット溶接7により 結合固定することにより、Oリング6とスポット溶接7位置の中間に、前記凹溝 10a、10bの重なりによるセギリで、全周にスパッタ進入障害部9が形成さ れる。
【0017】 Oリング6は、この時圧縮され、燃料注入パイプ2、円錐形の凹み面4及びフ ランジ5に強く密着するよう、予め放置状態の断面径が決められる。
【0018】 Oリングを圧縮するに必要な力は、スポット溶接を複数点同時打ちをする際の 点溶接予圧力により発揮される。
【0019】 スポット溶接を一点ずつ別個に打つ場合は、スポット溶接予圧力以外の別の押 し力を使用し、フランジ5と燃料タンク1とを密着させておく必要がある。その 理由は、一般的に貫通パイプが装着される燃料タンク1の上側タンク片は、燃料 中の水による錆不具合が少ないため、板厚0.65mmないし0.8mm の薄鋼板が使用さ れるので、Oリング6を圧縮するに要する力で、上タンク片が変形し、Oリング 6を圧縮する所定寸法の確保ができなくなるおそれによる。
【0020】 フランジ5は、板厚1.4mm 以上の鋼板を使用し、スポット溶接7により燃料タ ンク1と一体結合することにより剛性を大きく上昇させ、たとえ車両が交通事故 等による燃料タンク1の変形を引き起こしても、フランジ5の範囲では燃料洩れ につながる変形を発生させない配慮がされる。
【0021】 なお、上記実施例では、スパッタ進入障害部9をフランジ5のスポット溶接7 位置の内側全周に形成した場合を図示説明したが、スポット溶接7位置とOリン グ6の封じ込みとを結ぶ中間位置に防波堤のように形成してもよい。
【0022】 また、図3に示すように、Oリング6の封じ込み部とスポット溶接7部との中 間に、燃料タンク1のタンク壁面8とフランジ5に形成した凹溝10a、10b を上下に対向させて形成した合わせ空間に、緩衝部材11として、カーボンリン グ、リング状メッシュ等を介在させることにより、スパッタ進入障害部9を形成 する場合もあり、要は、スポット溶接によるスパッタが、タンク壁面8とフラン ジ5の間を飛ぶのを防止するようになっておれば良い。
【0023】 図1に示す円錐角度αは、Oリング6が支障なく滑り込み、かつ燃料洩れを防 ぐ圧縮が良好に得られるよう決められるが、実験結果では、60度前後が好まし い。
【0024】 なお、Oリング6の材料は、車両用燃料タンクの場合、耐ガソリン性及び永久 ひずみ性を指定したゴムが採用される。
【0025】
本考案の車両用燃料タンクは以上のような構造であるから、Oリングの封じ込 み部とスポット溶接部との中間となる、タンク壁面とフランジに、スパッタ進入 障害部を形成すると、スポット溶接により発生するスパッタが、前記壁面とフラ ンジの隙間を通して、Oリング方向へ飛ばされるのが、スパッタ進入障害部で遮 断され、Oリングへ損傷を与えることがなくなり、確実な液密シール効果を長期 に亘って維持することができるところの車両用燃料タンクを提供することができ る。
【図1】本考案の車両用燃料タンクの構造例を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図2】本考案の車両用燃料タンクの構造例を示す部分
平面図である。
平面図である。
【図3】本考案の車両用燃料タンクの他の構造例を示す
部分断面図である。
部分断面図である。
【図4】従来の車両用燃料タンクの構造例を示す部分断
面図である。
面図である。
1 燃料タンク 2 燃料注入パ
イプ 3 パイプ貫通穴 4 凹み面 5 フランジ 6 Oリング 7 スポット溶接 8 タンク壁面 9 スパッタ進入障害部 10a、10b
凹溝 11 緩衝部材 12 セギリ凸
部
イプ 3 パイプ貫通穴 4 凹み面 5 フランジ 6 Oリング 7 スポット溶接 8 タンク壁面 9 スパッタ進入障害部 10a、10b
凹溝 11 緩衝部材 12 セギリ凸
部
Claims (3)
- 【請求項1】 予めフランジ5が固定された燃料注入パ
イプ2等を、タンク壁面8にパイプ貫通穴3を穿設して
その周辺に凹み面4を形成した燃料タンク1の前記タン
ク壁面8に貫通させ、パイプ貫通穴3の周辺に形成した
凹み面4にOリング6を圧縮して封じ込めるとともに、
前記凹み面4の内面及び燃料注入パイプ2等の周面に強
く接触させた状態でスポット溶接7により、前記タンク
壁面8と前記燃料注入パイプ2等のフランジ5とを結合
固定した車両用燃料タンクにおいて、前記Oリング6の
封じ込み部とスポット溶接部7との中間となる、タンク
壁面8とフランジ5に、スパッタ進入障害部9を形成し
たことを特徴とする車両用燃料タンク。 - 【請求項2】 Oリング6の封じ込み部とスポット溶接
部7との中間となる、タンク壁面8とフランジ5に凹溝
10a、10bを部分的又は全周に形成し、該凹溝10
a、10b相互を重ねるセギリを形成してスパッタ進入
障害部9とした請求項1記載の車両用燃料タンク。 - 【請求項3】 Oリング6の封じ込み部とスポット溶接
部7との中間に、燃料タンク1のタンク壁面8とフラン
ジ5に形成した凹溝10a、10bを上下に対向させて
形成した合わせ空間に緩衝部材11を介在させることに
より、スパッタ進入障害部9を形成した請求項1記載の
車両用燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993034313U JP2585576Y2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 車両用燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993034313U JP2585576Y2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 車両用燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075873U true JPH075873U (ja) | 1995-01-27 |
| JP2585576Y2 JP2585576Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12410679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993034313U Expired - Lifetime JP2585576Y2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 車両用燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585576Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6450122U (ja) * | 1987-09-24 | 1989-03-28 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP1993034313U patent/JP2585576Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6450122U (ja) * | 1987-09-24 | 1989-03-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2585576Y2 (ja) | 1998-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980804 |