JPH0565778U - 可動転輪によるクローラガイド装置 - Google Patents
可動転輪によるクローラガイド装置Info
- Publication number
- JPH0565778U JPH0565778U JP1435492U JP1435492U JPH0565778U JP H0565778 U JPH0565778 U JP H0565778U JP 1435492 U JP1435492 U JP 1435492U JP 1435492 U JP1435492 U JP 1435492U JP H0565778 U JPH0565778 U JP H0565778U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業車両の畦越え走行時におけるピッチング
をできるだけ少なくし、且つクローラへの過負荷と走行
抵抗の増大を防止する。 【構成】 クローラ6の内周側の走行フレーム3に接地
側のクローラ6に内接する転輪11を軸支するイコライ
ザ型のスイングアーム8を揺動自在に軸支し、スイング
アーム8の上方に上部アーム8cを一体的に突設して非
接地側のクローラ6に内接する上部転輪12を軸支させ
た。
をできるだけ少なくし、且つクローラへの過負荷と走行
抵抗の増大を防止する。 【構成】 クローラ6の内周側の走行フレーム3に接地
側のクローラ6に内接する転輪11を軸支するイコライ
ザ型のスイングアーム8を揺動自在に軸支し、スイング
アーム8の上方に上部アーム8cを一体的に突設して非
接地側のクローラ6に内接する上部転輪12を軸支させ
た。
Description
【0001】
この考案はコンバイン等の作業車における可動転輪によるクローラガイド装置 に関する。
【0002】
従来上記のようなクローラ走行部において、イコライザ型のスイングアームに 可動転輪を軸支して、車両が畦越え等の凹凸面を越える時のクローラ外れ防止を しながら車体傾動(ピッチング)による重心位置の急変動を防止する装置として 実開昭64−28389号公報等に示される技術が公知である。 上記可動転輪はいずれも作業車の畦越え時に、接地側転輪が上昇するに伴い上 部転輪も上昇する方向に揺動し、クローラを緊張方向に作用させることによって クローラ外れを防止しようとするものである。
【0003】
しかし上記装置では車両の走行速度や路面の凹凸頻度等の関係で、振動が激し い場合等にはクローラ外れ防止の効果が期待できるものの、低速で大重量の車両 又は荷積状態の車両の走行時等には、畦越え等に際してクローラが緊張方向に作 用するために、接地側クローラの路面の凹凸への適合性が妨げられて畦越えがス ムースに行われず、車体の前後傾動も大きくなるほか、クローラに過大な負荷が 作用し、走行負荷も増大するという欠点がある。 この考案はこれらの問題に対応するクローラガイド装置を提供せんとするもの である。
【0004】
上記問題点を解決するための本考案の装置は、クローラ6内周部において前後 にクローラ6の接地側内周面に転接する転輪11を各軸支したイコライザ型のス イングアーム8を軸支し、該スイングアーム8の上方にはクローラ6の非接地側 内周面に転接する上部転輪12を軸支する上部アーム8cを一体的に設け、走行 路面の凹凸への応動とともに変化する接地側のクローラ長の変動に応じて、上部 転輪12が昇降揺動して非接地側のクローラ長が自動的に調節されることを特徴 としている。
【0005】
クローラ6によって畦越え走行等のように主として凸部路面を乗越える際に、 スイングアーム8の前方アーム8aの昇降とともに前方転輪11を昇降し、これ に伴ってクローラ6の接地側の長さが変動するが、上部アーム8cの同時揺動に より上部転輪12は接地側クローラ6の長さ変動と逆方向に、非接地側クローラ 6の長さを変動せしめる。このことによってイコライザ型のスイングアーム8に よるスムースな凸部路面の乗り越えとその際のクローラ6への過負荷や走行抵抗 の増大が防止される。
【0006】
図1,図2は本考案の最初の実施例を示し、コンバイン等の機体フレーム1の 下部前端にはトランスミッション(図示しない)側に軸支された駆動スプロケッ ト2が軸支され、上記機体フレーム1の下方に前後方向に付設された走行フレー ム3の後端には、アイドルスプロケット4が軸支され、両スプロケット2,4間 にはクローラ6が巻掛けられるとともに、走行フレーム3側に軸支された多数の 接地側転輪7が上記クローラ6に回転自在に内接している。
【0007】 機体重心の下方位置の走行フレーム3には、山形に折曲げ又は湾曲したイコラ イザ型のスイングアーム8が軸9により揺動自在に軸支され、上記スイングアー ム8の前後のアーム8a,8bには、接地側可動転輪11,11が各軸支されて クローラ6の接地側内周に転接しており、図2に示すように畦越え時等の路面の 凹凸変動に応じて前方アーム8aが上昇し、後方アーム8bが下降することによ って、クローラ6が凹凸路面に沿って変化する。この転輪11,11とクローラ 6の応動変化により、機体は前後傾動を最少限にしながら重心移動を行い、スム ースな畦越え走行を行うものである。 上記スイングアーム8の軸支部の上方には上部アーム8cが上向きに且つ一体 的に突設され、該上部アーム8cの上端にはクローラの非接地側に回転自在に内 接する上部可動転輪12が軸支されている。そしてこの上部可動転輪12は図2 に示すように、通常は非接地側クローラ6を上方に押し上げて非接地側クローラ 長を長くするように作用している。
【0008】 この機構により機体の畦越え時に前方アーム8aの転輪11が上昇して接地側 クローラ長が長くなると、上部アーム8cの後方(時計方向)揺動によって下降 方向に揺動して非接地側クローラ長を短くするように作用する。逆に、畦越え終 了時にスイングアーム8が反時計方向に逆揺動すると、接地側クローラ長が短く なるのに伴って非接地側クローラ長はこれに応じて長くなるように作用する。 このような作用により、車両機体の畦越え走行をスムースに行わせるとともに 、接地側クローラ長の変動に対して非接地側クローラ長が逆方向に変動し、クロ ーラへの過大負荷の発生や走行抵抗の増大が防止される。また上記実施例では上 部転輪12の軸心を前後転輪11,11の中間位置の中心上に設けたので、機体 の前後進時ともに同様に作用するという特徴がある。
【0009】 また上記例において、上部転輪12に対する作用変化が大き過ぎる場合又は走 行フレーム3の位置関係により、図示するように上部アーム8cの長さを他より 短くすることも可能であり、接地側転輪11,11の若干の昇降作用に対しては 、上部転輪12の作用量を少なくしてクローラの振動を防止する効果をももたら し得る。
【0010】 さらに図1,図2に示す例において、前方の接地側可動転輪11を機体重心の 略下方に位置させるとともに、前方アーム8aの長さを他より長くすることによ り畦越え時の重心傾動を少なくし、後方転輪11から生じるピッチング作用を少 なくし且つ上部転輪12によるクローラ緊張力変化を少なくすることが可能であ る。
【0011】 図3は本考案の第2の実施例を示し、この例では上部アーム8cを前後アーム 8a,8b間の上方中心位置より後方に傾斜させて突設し、上部転輪12の軸心 を後方にずらしたものである。機体の畦越え終了直前に後方アーム8bの転輪1 1が畦に乗り上げた際に、機体重心の後方への復帰作用が生じるが、上部転輪1 2の上昇量を多くすることにより、クローラ6の緊張抵抗を大きくして後方アー ム8bの転輪11の上昇量を抑制し、重心の後方への復帰を最少限にとどめよう とするものである。
【0012】 図4はこの考案の他の実施例を示し、この例では図1,図2に示したイコライ ザ型スイングアーム8を機体重心Gの前後位置に振り分けて設けたもので、重心 の前後においてそれぞれ機体のピッチングを防止する作用があるほか、クローラ 長の自動調節作用も同様に行われる利点がある。
【0013】 図5は、図2又は図3に示したスイングアーム8の後方アーム8bを設けない で、前方転輪11の上昇揺動後の復元力として、スイングアーム8を反時計方向 に付勢するためのスプリング13をスイングアーム8と走行フレーム3の間に設 けたものである。
【0014】
以上のように構成される本考案の装置によれば、クローラ走行時の走行路面の 凹凸変化に対しスイングアームが振動して下部転輪がこれに応動することによっ て、機体の傾動(ピッチング)による重心位置の急激な変化が防止されて走行が 滑らかになるとともに、この時の接地側のクローラ長の変動を上部転輪の昇降に よって非接地側のクローラ長で自動調節するので、クローラへの無理な負荷や切 損及び走行負荷の増大を防止し、走行の円滑さが維持できる利点がある。
【図1】本考案の第1実施例を示すクローラ走行部の側
面図。
面図。
【図2】同じくクローラ走行部の拡大側面図。
【図3】本考案の第2実施例を示すクローラ走行部の拡
大側面図。。
大側面図。。
【図4】本考案の第3実施例を示すクローラ走行部の側
面図。
面図。
【図5】スイングアームの変形例を示す拡大側面図。
1 機体フレーム 3 走行フレーム 6 クローラ 8 スイングアーム 8a 前方アーム 8b 後方アーム 8c 上部アーム 11 転輪 12 上部転輪
Claims (1)
- 【請求項1】 クローラ(6)内周部において前後に
クローラ(6)の接地側内周面に転接する転輪(11)
を各軸支したイコライザ型のスイングアーム(8)を軸
支し、該スイングアーム(8)の上方にはクローラ
(6)の非接地側内周面に転接する上部転輪(12)を
軸支する上部アーム(8c)を一体的に設け、走行路面
の凹凸への応動とともに変化する接地側のクローラ長の
変動に応じて、上部転輪(12)が昇降揺動して非接地
側のクローラ長が自動的に調節される機構とした可動転
輪によるクローラガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1435492U JPH0565778U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 可動転輪によるクローラガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1435492U JPH0565778U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 可動転輪によるクローラガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565778U true JPH0565778U (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11858737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1435492U Pending JPH0565778U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 可動転輪によるクローラガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565778U (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP1435492U patent/JPH0565778U/ja active Pending
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