JPH056603U - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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JPH056603U
JPH056603U JP6136391U JP6136391U JPH056603U JP H056603 U JPH056603 U JP H056603U JP 6136391 U JP6136391 U JP 6136391U JP 6136391 U JP6136391 U JP 6136391U JP H056603 U JPH056603 U JP H056603U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立が容易で、さらに、操作パネルからの押
釦本体の突出量を常に一定に保つことができる押釦装置
を提供する。 【構成】 貫通孔3を有する操作パネル1の操作板2の
背面2aには、一対の突出片4a,4bが操作板2から
垂直に突設されている。押釦本体5の上側には、押釦本
体5と略直交方向に延びる取付片7が弾性片6を介して
設けられている。また、取付片7の後方端部側上面には
突起7bが設けられている。そして、取付片7を一対の
突出片4a,4bの間の装着溝4cに嵌着させることに
より、押釦本体5が操作パネル1に取付けられる。この
とき、突起7bによって取付片7は傾斜した状態で取付
けられ、押釦本体5は操作パネル1の前面側へ付勢さ
れ、押釦本体5の操作部5eの周縁部に設けられたフラ
ンジ部5fが操作板2の背面2aに弾接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器の操作面に設けられる押釦装置に係り、特にその組立構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来の押釦装置を示す側断面図である。図中51は図示しない電子機 器本体の操作面側に取付けられた操作パネルである。この操作パネル51の前面 に位置する操作板52には貫通孔52aが穿設されており、また、操作板52の 背面52bにはネジ孔52cを有する取付部52dが一体に突設されている。
【0003】 図中53は透光部材53aの前面側が非透光性の塗膜53bによって覆われて なる押釦本体である。透光部材53aは部分的に塗膜53bから露出し、表示部 53cを形成している。この押釦本体53の前面側の操作部53dは操作パネル 51の貫通孔52aよりもやや小さく形成されており、貫通孔52aから操作パ ネル51の外部に突出して外部から押圧可能となっている。この操作部53dの 背面側外周には、貫通孔52aよりもやや大きく形成されたフランジ部53eが 一体に設けられており、操作部53dが必要以上に操作パネル51の操作板52 から突出することを防止するようになっている。このフランジ部53eの上面か らは薄板状の弾性片54が延設されており、この弾性片54の上端には取付孔5 5aを備えた固着部55が設けられている。また、フランジ部53eの背面には 柱状の押圧部53fが一体に形成されている。そして、固着部55の取付孔55 aと操作パネル51の取付部52dのネジ孔52cとを対応させた状態で取付ネ ジ56をねじ込むことにより操作パネル51に押釦本体53が取付けられるよう になっている。
【0004】 図中57は各種電子部品が装填される回路基板である。この回路基板57には アクチュエータ58aを有するスイッチ58、及びこのスイッチ58のON、O FFの切り換え動作に連動して点灯するランプ59が取付けられている。そして 、スイッチ58のアクチュエータ58aを押釦本体53の押圧部53fに対向さ せるようにして、回路基板57を操作パネル51に設けられたフック部51aに 係止させることにより、押釦装置50が形成されるようになっている。
【0005】 上記構成からなる押釦装置50においては、操作者が押釦本体53の操作部5 3dを押圧すると弾性片54が弾性変形し、押釦本体53が図中矢印A方向に押 し込まれる。押釦本体53が押し込まれると、押圧部53fが回路基板57上の スイッチ58のアクチュエータ58aを押圧し、スイッチ58のON、OFFが 切り換えられる。このスイッチ58の切り換え動作に伴って回路基板57上のラ ンプ59が点灯し、押釦本体53の表示部53cが照光されてスイッチ58の動 作状態等が確認できるようになっている。そして、操作者が押釦本体53の押圧 を止めると、弾性片54の弾性復帰力によって押釦本体53が押圧前の状態(図 中矢印B方向)に復帰するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述した押釦装置50においては、操作パネル51の取付部52 dのネジ孔52cと押釦本体53の固着部55の取付孔55aとを位置合わせし ながらのネジ止め作業が必要となるため、組立作業性が極めて悪く、また、ネジ を用いるために部品点数が増加し、コストアップの要因となっていた。
【0007】 また、押釦本体53は、押圧されていない状態において押圧方向及び復帰方向 (図中矢印A−B方向)の位置規制がなされていないため、押釦本体53と固着 部55との相対位置の誤差によって操作パネル51の操作板52の背面52bと 押釦本体53のフランジ部53eとの間に隙間が生じるものである。従って、こ の隙間から塵埃が電子機器内部に侵入して動作不良が発生したり、ランプ59の 光が押釦本体53の操作部53dの周縁部から外部に漏れて表示部53cの視認 性が悪くなるという問題があった。さらに、押釦本体53の操作部53dの操作 パネル51からの突出量を一定に保つことができないため、例えば同じ押釦装置 50が並設された場合に美観を損ねると共にその操作性が悪化するという欠点が あった。
【0008】 本考案は上記問題点に鑑みなされたものであり、主な目的は組立作業性が良好 な押釦装置を提供することであり、また、操作パネルからの押釦本体の操作部の 突出量を常に一定に保つことができるようにすることを他の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、装着溝を有する押釦取付部を内面に備え ると共に少なくとも1つの貫通孔が形成されて電子機器の操作面側に取付けられ る操作パネルと、前記貫通孔から操作パネルの外部に臨む操作部を有する押釦本 体と、この押釦本体に弾性部材を介して設けられる取付片とから押釦装置を形成 し、取付片を前記押釦取付部の装着溝に嵌着することによって押釦本体を操作パ ネルに取付けるようにしたようにしたものである。
【0010】 また、前記押釦取付部の装着溝と、この装着溝に嵌着される取付片との少なく とも一方に突起を設けることにより、装着溝に対して取付片を傾斜させた状態で 嵌着させ、前記押釦本体の操作部の周縁部に設けられるフランジ部を前記操作パ ネルの内面に弾接させるようにしたものである。
【0011】
【作用】
上記手段によれば、押釦本体を操作パネルに取付ける際にネジ止め作業が不要 となり、組立作業性が大幅に向上するだけでなく、部品点数が削減されて装置の コストダウンが可能となる。
【0012】 また、押釦本体の操作部の周縁部に設けられるフランジ部を操作パネルの内面 に弾接させるようにした場合、操作パネルからの押釦本体の突出量を常に一定に 保つことができ、電子機器の美観及び押釦本体の操作性を向上させ、さらに、電 子機器内部への塵埃等の侵入をも防止することが可能となるものである。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の押釦装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は何 れも本考案の一実施例の押釦装置を示し、図1は分解斜視図、図2は側断面図、 図3は要部拡大断面図である。
【0014】 図中1は、図示しない電子機器本体の操作面側に取付けられた操作パネルであ る。この操作パネル1は、天板1aと底板1b及び前面に位置する操作板2とか ら断面コ字状に形成されており、操作板2には矩形状の貫通孔3,3,・・が所 定のピッチで並設されている。また、操作板2の背面2a上の貫通孔3,3,・ ・の上側には、可撓性を有する一対の突出片4a,4bが一定間隙の装着溝4c を介して互いに平行に設けられている。この突出片4a,4bは操作板2の背面 2aから略垂直に突出しており、下側の突出片4bには突出端部から操作板2の 背面2a方向に切り込まれた切欠き4d,4d,・・が貫通孔3,3,・・と等 ピッチで設けられている。さらに、図3に示すように突出片4a,4bの突出端 部には各々互いに近接する方向に突出する保持爪4e,4fが形成されている。 また、操作パネル1の天板1a及び底板1bの内面には略山形状のフック部1c が一体に設けられている。
【0015】 図中5は、段差を有する略四角柱状に形成されると共に、背面に略円柱状の押 圧部5a(図2参照)を一体に備えた押釦本体である。この押釦本体5は、透光 性を有する合成樹脂からなる透光部材5bの前面側が非透光性の塗膜5cによっ て覆われてなるものであり、また、透光部材5bは塗膜5cから部分的に露出し 、これにより、図1に示すように文字或は記号等の形状の表示部5dが形成され ている。この押釦本体5の前面側には、操作パネル1の貫通孔3よりもやや小さ い四角柱状の操作部5eが形成されている。この操作部5eの背面側外周縁には 、操作パネル1の貫通孔3よりもやや大きく形成されたフランジ部5fが一体に 設けられている。このフランジ部5fの上面からは薄板状の一対の弾性片6,6 が一体に延設されている。
【0016】 弾性片6,6の上端には、前記操作パネル1の装着溝4cと対応する肉厚を有 した板状の取付片7が、図2に示すように押釦本体5に対して直交方向に延びて 一体に設けられている。尚、本実施例は1つの取付片7に複数の押釦本体5を設 けた例を示しているので、取付片7は押釦本体5の配列方向(図2における紙面 に垂直な方向)に長く形成され、その長手方向に前述した複数の押釦本体5,5 ,・・が、各々弾性片6,6を介して操作パネル1の貫通孔3,3,・・と等ピ ッチで並設されているものである。また、取付片7の前方端部の上下面には、各 々傾斜面7a,7aが形成されており、さらに上面の後方端部側には、半球状の 突起7b,7b,・・が一体に突設されている。この突起7b,7b,・・は、 好ましくは取付片7の上面における各押釦本体5,5,・・と対応する位置に形 成するのが望ましいが必ずしもこれに限定されず、例えば2つの押釦本体5,5 に対して1つの突起7bを対応させるようにしてもよい。また、突起7bの形状 も半球状に限らず、例えば円錐状や角柱状等であってもよい。尚、本実施例では 押釦本体5と弾性片6,6と取付片7とを全て一体に形成した例を示しているが 、各部材を別体に形成して接続したものであってもよい。
【0017】 図中8は各種電子部品が装填される回路基板である。この回路基板8には、押 釦本体5の押圧部5aによって押圧されるアクチュエータ9aを備えたスイッチ 9と、このスイッチ9のON、OFF動作に連動して点灯または消灯するランプ 10とが取り付けられている。
【0018】 次に、上記構成からなる押釦装置11の組立工程について説明する。先ず、取 付片7の傾斜面7a,7aが設けられた前方端部を、操作パネル1の背面2a側 から装着溝4cに対応させる。このとき、各押釦本体5の上部の弾性片6,6と 操作パネル1の下側の突出片4bに形成された切欠き4d,4d,・・とを位置 合わせしておく。そして徐々に取付片7を装着溝4c内に押し込んで行き、図3 に示すように取付片7の後方端部が突出片4a,4bの保持爪4e,4fによっ てロックされるまで押し込むだけで、取付片7が突出片4a,4bの弾性力によ り挟持されて押釦本体5,5,・・が操作パネル1に取付けられるようになって いる。ここで、各押釦本体5,5,・・の操作部5e及び弾性片6,6、さらに 、突出片4bの切欠き4d,4d,・・は各々貫通孔3,3,・・と等ピッチで 設けられているため、弾性片6,6を切欠き4d内に装填することによって押釦 本体5は自ずと位置決めされ、操作部5eが操作パネル1の貫通孔3,3,・・ から突出するようになっている。そして、スイッチ9のアクチュエータ9aを押 釦本体5の押圧部5aの背面側に対向させるようにして回路基板8を操作パネル 1のフック部1cに係止させることによって押釦装置11が組立てられる。
【0019】 上記押釦装置11は、操作者が押釦本体5の操作部5eを押圧すると弾性片6 ,6が弾性変形し、この弾性片6,6を支点として押釦本体5が図中矢印A方向 に移動する。そして、押釦本体5の押圧部5aが回路基板8上のスイッチ9のア クチュエータ9aを押圧し、スイッチ9のON、OFFが切り換えられるように なっている。また、スイッチ9の切り換え動作に連動して回路基板8上のランプ 10が点灯し、押釦本体5の前面に設けられた表示部5dが透光部材5bを介し て照光され、押釦本体5の動作モードが確認できるようになっている。そして、 操作者が押釦本体5の押圧を止めると、弾性片6,6の弾性復帰力によって押釦 本体5が押圧前の状態(図中矢印B方向)に復帰するものである。
【0020】 上記構成からなる押釦装置11では、図2及び図3に示すように取付片7の上 面の後方端部側に突起7b,7b,・・を設けたことにより、取付片7を装着溝 4cに嵌着させた際に取付片7の後方端部が前方端部に比べて下位になるように 取付片7全体が傾斜する。従って、取付片7の下側に弾性片6,6を介して設け られている押釦本体5は弾性片6,6の弾性力によって操作パネル1の操作板2 の前面側(図中矢印B方向)に常時付勢され、押釦本体5のフランジ部5fが操 作板2の背面2aに弾接するので、操作部5eの操作パネル1からの突出量を常 に一定に保つことができると共に、操作部5eの外周縁部からの塵埃等の侵入及 びランプ10の光の外部への漏洩を防止することができる。
【0021】 尚、上記一実施例では、押釦本体5と一体に設けられた取付片7に突起7b, 7b,・・を設けたものについて説明したが、例えば図4に変形例を示すように 、操作パネル1の上側の突出片4aの突出端部側下面に突起4gを設けたもの、 または、特に図示しないが下側の突出片4bの前方側上面に突起を設けたもので もよい。また、図5に示すように、操作板2の背面2aに対して突出片2bを平 行且つ下向きに延設し、背面2aと突出片2bとの間に形成される装着溝2c内 に突起2d,2eを設けると共に、弾性片6を介して押釦本体5に設けられる取 付片12を押釦本体5に対して植立する状態(図の上下方向に延びる状態)に形 成し、突出片2bの下方から装着溝2c内に取付片12を嵌着させるようにした ものでもよい。即ち装着溝内に取付片を傾斜させうる突起を設けたものであれば 同様の効果を奏するものである。
【0022】 また、上記一実施例では、取付片7に複数の押釦本体5,5,・・及び突起7 b,7b,・・を並設したものについて説明したが、1つの取付片7に1つの押 釦本体5及び突起7bを設けたものであってもよい。また、押釦本体5は必ずし も表示部5dを有する照光式のものでなくともよく、全体が非透光性材料からな る押釦本体の場合であっても、組立作業性等の面において本考案の押釦装置は充 分な効果を発揮するものである。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の押釦装置によれば、装着溝を有する押釦取付部を 内面に備えると共に少なくとも1つの貫通孔が形成されて電子機器の操作面側に 取付けられる操作パネルと、貫通孔から操作パネルの外部に臨む操作部を有する 押釦本体と、この押釦本体に弾性部材を介して設けられる取付片とから押釦装置 を形成し、取付片を押釦取付部の装着溝に嵌着することによって押釦本体を操作 パネルに取付けるようにしたことにより、押釦本体を操作パネルに取付ける際に ネジ止め作業が不要となり、組立作業性が大幅に向上するだけでなく、部品点数 が削減されてコストダウンが可能となるものである。
【0024】 また、押釦取付部の装着溝と、この装着溝に嵌着される取付片との少なくとも 一方に突起を設けることにより、装着溝に対して取付片を傾斜させた状態で嵌着 させ、押釦本体の操作部の周縁部に設けられるフランジ部を前記操作パネルの内 面に弾接させるようにした場合、操作パネルからの押釦本体の突出量を常に一定 に保つことができ、電子機器の美観及び押釦本体の操作性を向上させ、さらに、 電子機器内部への塵埃等の侵入をも防止することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の押釦装置を示す分解斜視図
である。
【図2】本考案の一実施例の押釦装置を示す側断面図で
ある。
【図3】本考案の一実施例の押釦装置を示す要部拡大断
面図である。
【図4】本考案の押釦装置の変形例を示す要部拡大断面
図である。
【図5】本考案の押釦装置の変形例を示す要部拡大断面
図である。
【図6】従来の押釦装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 操作板 2a 背面 2b,4a,4b 突出片 2c,4c 装着溝 2d,2e,4g,7b 突起 3 貫通孔 5 押釦本体 5e 操作部 5f フランジ部 6 弾性片 7,12 取付片 11 押釦装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着溝を有する押釦取付部を内面に備え
    ると共に少なくとも1つの貫通孔が形成されて電子機器
    の操作面側に取付けられる操作パネルと、前記貫通孔か
    ら操作パネルの外部に臨む操作部を有する押釦本体と、
    この押釦本体に弾性部材を介して設けられる取付片とか
    らなり、この取付片を前記押釦取付部の装着溝に嵌着す
    ることによって前記押釦本体を前記操作パネルに取付け
    るようにしたことを特徴とする押釦装置。
  2. 【請求項2】 前記押釦取付部の装着溝と、この装着溝
    に嵌着される取付片との少なくとも一方に突起を設ける
    ことにより、装着溝に対して取付片を傾斜させた状態で
    嵌着させ、前記押釦本体の操作部の周縁部に設けられる
    フランジ部を前記操作パネルの内面に弾接させるように
    したことを特徴とする請求項1記載の押釦装置。
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