JPH0566040U - コークス炉のドアシール装置 - Google Patents
コークス炉のドアシール装置Info
- Publication number
- JPH0566040U JPH0566040U JP611692U JP611692U JPH0566040U JP H0566040 U JPH0566040 U JP H0566040U JP 611692 U JP611692 U JP 611692U JP 611692 U JP611692 U JP 611692U JP H0566040 U JPH0566040 U JP H0566040U
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- JP
- Japan
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- knife edge
- door
- coke oven
- knife
- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】シール性を改善する。
【構成】ナイフエッジを4,4aの2重構造とし、可撓
性のダイヤフラム5a,5bをナイフエッジ4,4a間
に、可撓性のダイヤフラム5c,5dをナイフエッジ4
aとドア本体2間にそれぞれ、2重に設け、それぞれの
ダイヤフラムが形成する空間の中に断熱材6を密閉し
た。このために、外気によるP点近傍の温度低下がなく
なった。従来は温度低下によりP点近傍に析出したター
ルが付着・固化しナイフエッジ4を持上げシール性を悪
化させていたが、これを防止することができた。
性のダイヤフラム5a,5bをナイフエッジ4,4a間
に、可撓性のダイヤフラム5c,5dをナイフエッジ4
aとドア本体2間にそれぞれ、2重に設け、それぞれの
ダイヤフラムが形成する空間の中に断熱材6を密閉し
た。このために、外気によるP点近傍の温度低下がなく
なった。従来は温度低下によりP点近傍に析出したター
ルが付着・固化しナイフエッジ4を持上げシール性を悪
化させていたが、これを防止することができた。
Description
【0001】
本考案は、水平室炉式コークス炉のドアシール装置に関する。
【0002】
一般に、水平室炉式コークス炉では、炭化室のフレームにシール機構を有する ドアを押圧して、室内の気密性を保持している。シール機構としては、厚さ1m m程度のダイヤフラムとナイフエッジが使用される。 コークス炉の操業においては、石炭のコークス化過程(乾留過程)に石炭から 発生したガス状生成物(コークス炉ガス)は、石炭と石炭との隙間や、第3図に 示される炭化室壁9と耐火物8との間のガススペース7を上昇し、炭化室内の石 炭層上に形成される水平な空間を通り、図示していない炉頂部の上昇管を経て外 部へ排出される。
【0003】 第3図に示すようにシール装置は、ナイフエッジ4をドアフレーム1に押圧す るドア本体2に固設された押圧装置3と、ナイフエッジ4とドア本体2との間に 張設されたシール素子5を備えている。 ところが、上述の過程において、ガススペース7に析出したタール状生成物が シール素子5を介した大気により冷却され、ナイフエッジ4とドアフレーム1と の接触部近傍で付着・蓄積・固化し、往々にしてナイフエッジ4を押上げてガス が漏れ、タール状生成物のにじみ出しが発生し、安全衛生上の大きな問題となる 。
【0004】 この問題を解決するために、いわゆるシール性を向上させる手段として、実開 平2−53954号公報、特公昭55−30557号公報、特公昭61−215 88号公報等が開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上述の実開平2−53954号公報、特公昭55−30557号公報、特公昭 61−21588号公報等の従来技術は、その一例として図2に示すように、基 本的にはナイフエッジを4及び4aの2重構造としたものであるが、ナイフエッ ジ4、4aとドアフレーム1との接触部近傍のタールの付着固化状態は減少せず 、ドアシール装置のシール性は改善されないという問題があった。本考案は、上 述の従来技術の問題点を解決してシール性の良好なコークス炉のドアシール装置 を提供することを課題とするものである。
【0006】
本考案は上述の問題を解決するもので、ドアフレームの周縁に対向してドア本 体側に配設されたナイフエッジと、ナイフエッジとドア本体間に張設されたシー ル素子とからなるコークス炉のドアシール装置に適用され、次の技術手段を採っ た。すなわち、 ナイフエッジを2重構造とし、両ナイフエッジ間及び内側のナイフエッジとド ア本体間に可撓性を有するシール素子をそれぞれ2重に張設すると共に各2重の シール素子間に断熱材を密閉したことを特徴とするコークス炉のドアシール装置 である。
【0007】
本考案は上述のように構成したので、ナイフエッジとドアフレームとの接触部 近傍の炉内温度は従来技術のように低下せず高温に維持できるため、タール状生 成物がにじみ出し蓄積・固化することがなくなりシール性が確保できる。
【0008】
図1は本考案の一実施例の断面の説明図である。ナイフエッジを2重構造とし てナイフエッジ4及び4aを設けることは図2と同様であるが、本願は、シール 素子として可撓性のダイヤフラムを、ナイフエッジ4,4a間及びナイフエッジ 4aとドア本体2間に、それぞれ、2重構造として5a,5b及び5c,5dを 設け、さらに、ナイフエッジ4,4aとダイヤフラム5a,5bの空間、及びナ イフエッジ4a、ドア本体2、ダイヤフラム5c,5dの空間内に断熱材6を密 封した。
【0009】 本考案はこのように構成したので、ガススペース7内のドアシール部近傍の温 度低下はなくなり、タールの付着・固化が防止されるのでシール部のシール性を 改善することができる。 本考案の実施例について説明する。本シール装置を、炭化室の炉幅が0.45 m、炉高さが5.3m、炉長が17.4mのコークス炉のシール部に適用した。
【0010】 ナイフエッジ4,4a間 35mm ダイヤフラム5a,5b間 30mm ダイヤフラム5c,5d間 30mm とし、断熱材6としてロックウール(熱伝導率:0.036Kcal/m.h r.℃、at 20℃)を密閉した。なお大気温度は約22℃であった。
【0011】 このとき、図1のガススペース7のガスシール部近傍(P)のガス温度は40 6℃であり、タールの付着物は殆ど発生せず、シール部のシール性は良好に保持 された。なお、図2に示す従来例においては、ガスシール部近傍のガス温度は約 280〜290℃であった。 なお、ナイフエッジ4,4aの間隔及びダイヤフラム5a,5bの間隔(ダイ ヤフラム5c,5dの間隔)は適用するコークス炉の大きさにより適宜設定すれ ばよく、また、断熱材6もロックウールに限定する必要はない。
【0012】
本考案は、ナイフエッジとドアフレームとの接触部近傍の炉内温度の低下を防 止したので、シール部にタールの付着・固化がなくなりシール部のシール性の改 善に優れた効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例の水平断面の説明図である。
【図2】従来例の水平断面の説明図である。
【図3】他の従来例の水平断面の説明図である。
1 ドアフレーム 2 ドア本体 3,3a 押圧装置 4,4a ナイ
フエッジ 5 シール素子 5a,5b,5c,5d ダイヤフラム 6 断熱材 7 ガススペー
ス 8 耐火物 9 炭化室壁 P 場所
フエッジ 5 シール素子 5a,5b,5c,5d ダイヤフラム 6 断熱材 7 ガススペー
ス 8 耐火物 9 炭化室壁 P 場所
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアフレームの周縁に対向してドア本体
側に配設されたナイフエッジと、ナイフエッジとドア本
体間に張設されたシール素子とからなるコークス炉のド
アシール装置において、 該ナイフエッジを2重構造とし、該両ナイフエッジ間及
び内側のナイフエッジと該ドア本体間に可撓性を有する
該シール素子をそれぞれ2重に張設すると共に該各2重
のシール素子間に断熱材を密閉したことを特徴とするコ
ークス炉のドアシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP611692U JPH0566040U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | コークス炉のドアシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP611692U JPH0566040U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | コークス炉のドアシール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566040U true JPH0566040U (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11629539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP611692U Withdrawn JPH0566040U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | コークス炉のドアシール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0566040U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160077887A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-04 | 주식회사 포스코 | 도어장치 |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP611692U patent/JPH0566040U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160077887A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-04 | 주식회사 포스코 | 도어장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |