JPH0566044B2 - - Google Patents

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JPH0566044B2
JPH0566044B2 JP7467088A JP7467088A JPH0566044B2 JP H0566044 B2 JPH0566044 B2 JP H0566044B2 JP 7467088 A JP7467088 A JP 7467088A JP 7467088 A JP7467088 A JP 7467088A JP H0566044 B2 JPH0566044 B2 JP H0566044B2
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Nobumitsu Asahi
Seishi Kawase
Akira Nakazawa
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は無線受信機等の受信機に用いて好適
なデジタル帯域除去フイルタに関し、さらに詳言
すればアナログ信号をA/D変換してデジタル信
号に変換し、デジタル信号処理によりフイルタや
復調器の機能を持たせる場合に使用して、好適な
デジタル帯域除去フイルタに関する。
(従来の技術) たとえば無線受信機においてAM信号や、SSB
信号を受信る際、妨害波たとえばAMやSSB信号
の受信帯域内にCW信号等が混入する場合があ
り、この混入したCW信号等を除去して受信感度
を上げるために急崚な帯域除去フイルタを挿入す
る必要がある。
かかる場合、従来は第4図aまたは第4図bに
示す如く構成している。
第4図aに示す場合は、中心周波数の異なる多
数のフイルタ特性に対するフイルタ係数を予めメ
モリ15に格納して、格納フイルタ係数を適宜選
択切替えて所望の特性を有するデジタル帯域除去
フイルタ16の中心周波数を可変するようにして
いた。なお、第4図aにおいて13はアナログバ
ンドパスフイルタを、14はA/D変換器を、1
7はD/A変換器を、18はアナログローパスフ
イルタを示している。
第4図bに示す場合は、入力デジタル信号bと
適当な周波数を持つ離散化正弦波信号c 〔sin2πFs/p+(p=自然数)〕とをデジタ
ル乗算器26で乗算して、デジタル信号bと離散
化正弦波信号cとの和、差信号を発生させ、この
うち和信号スペクトルをデジタルローパスフイル
タ21によつて除去し、差信号eのみを取り出す
ことによつて入力信号スペクトルをシフトする。
次に、所望の特性を有するデジタル帯域除去フイ
ルタ22に通過させた後、再びデジタル乗算器2
7にてデジタル帯域除去フイルタ22から出力さ
れるデジタル信号fと離散化正弦波信号cと乗算
して、デジタル信号fのスペクトルをスフトさせ
て入力デジタル信号bのスペクトルに戻す方式で
ある。なお、第4図bにおいて、19はアナログ
バンドパスフイルタを、20はA/D変換器を、
23はデジタルローパスフイルタを、24はD/
A変換器を、25はアナログローパスフイルタ
を、28は離散化正弦波信号発生源である。さら
にFsはサンプリング周波数を示す。
(発明が解決しようとする課題) 上記した第4図aに示す従来例によると、帯域
除去フイルタの中心周波数の変化幅を小さくし、
かつ中心周波数の可変ステツプ数を増大させる
と、これに伴ない用意するべきデジタルフイルタ
係数の数が増大し、膨大な容量を有するメモリを
必要とする問題点があつた。たとえば6kHz帯域
幅を20Hzの周波数間隔でカバーする場合で1つの
フイルタ特性当りデジタルフイルタ係数が6個必
要であつたとすれば、メモリ容量は1800(=6000
÷20×6)ワードにもなる。
さらにまた、一般に1つの周波数特性に対応す
るデジタルフイルタ係数を1サンプル周期内に切
替えることが困難であり、デジタルフイルタ係数
を切換える際のノイズ発生が避けられないという
問題点もある。
また第4図bに示す従来例によると、離散化正
弦波信号の周波数を適当に変化させることにより
デジタル帯域除去フイルタの中心周波数を可変す
ることができ、デジタル帯域除去フイルタの中心
周波数をシフトさせたのと等価な動作ができる。
この方式によれば第4図aに示した方式に比較し
て特性の切換えを連続的にすることも可能であ
り、ノイズが発生せず、かつメモリ容量もさ程必
要としないという長所がある。しかし、第4図b
の方式によれば必要不可欠な構成要素であるデジ
タルローパスフイルタ21に、極めて急崚な遮断
特性が必要となるため回路規模が大きくなるとい
う問題点があつた。この理由は次に示す如くであ
る。
まず、第4図bに示す従来例の作用をより詳細
に説明する。第4図bに示した各信号処理過程に
おけるスペクトル変化の様子は第5図に示す如く
である。第5図において縦軸は複素振幅を示して
いる。第5図aはアナログ入力信号aのスペクト
ルを示す。入力信号aの中心周波数の4倍の周波
数をサンプリング周波数として入力信号aをサン
プリングするものとすると、A/D変換器20か
ら出力される離散化信bのスペクトルは第5図b
に示す如くFs/4おきに入力信号aのスペクトル
が等間隔で配列するようになる。次に離散化正弦
波信号源28から第5図cに示すスペクトルの離
散化正弦波信号e(周波数3/8Fs)を発生せしめ
る。この離散化正弦波cとデジタル信号bとを乗
算すると乗算出力信号dのスペクトルは離散化正
弦波信号cとデジタル信号bとのたたみ込み積分
となり、デジタル乗算器26からの出力dのスペ
クトルは第5図dの実線に示す如くになる。
デジタル乗算器26からの出力dをデジタルロ
ーパスフイルタ21に通したとき、ローパスフイ
ルタ21からの出力eのスペクトルは第5図eに
示す如くになる。ローパスフイルタ21からの出
力eをデジタル帯域除去フイルタ22に通したと
き、デジタル帯域除去フイルタ22からの出力f
のスペクトルは第5図fに示す如くになる。な
お、第5図dにおいて破線はデジタルローパスフ
イルタ21の特性を示している。デジタル帯域除
去フイルタ22からの出力fと離散化正弦波信号
cとを乗算したときのデジタル乗算器27からの
出力gのスペクトルは第5図gの実線に示す如く
である。この信号をデジタルローパスフイルタ2
3に通すと、デジタルローパスフイルタ23から
の出力hのスペクトルは第5図hに示す如くであ
る。第5図gにおいて破線はデジタルローパスフ
イルタ23の特性を示している。
デジタルローパスフイルタ23からの出力hを
アナログ信号に変換して、アナログローパスフイ
ルタ25を通すと、アナログローパスフイルタ2
5からの出力iのスペクトルは第5図iに示す如
くであり、入力信号aに所定の帯域除去がなされ
た信号iが得られる。
第4図bのデジタル乗算器26および27の出
力dおよびgのスペクトル図から明らかな如く、
デジタルローパスフイルタ21および23が機能
するためには入力信号の帯域幅はFs/4より狭く
することが必要条件であり、この範囲内で帯域幅
が広ければ広い程、デジタルローパスフイルタ2
1,23には急崚な遮断特性が要求されることに
なる。
この発明は上記した問題点を解決し、比較的小
規模の回路構成でありながら、中心周波数の変更
を円滑にすることができるデジタル帯域除去フイ
ルタを提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この発明は上記の目的を達成するために次の如
く構成した。
この発明のデジタル帯域除去フイルタは、入力
信号を周波数sのサンプリングパルスによつてサ
ンプリングしてA/D変換するA/D変換器と、
前記A/D変換器からの出力と周波数s/p(p
は自然数)の第1の離散化正弦波信号とを乗算す
る第1のデジタル乗算器と、第1のデジタル乗算
器からの出力を入力信号とし、かつ該入力信号と
第1の離散化正弦波信号との和の信号の周波数で
遮断する第1のデジタルローパスフイルタと、第
1のデジタルローパスフイルタからの出力を入力
とし、かつ帯域除去特性の中心周波数を周波数0
に等価的にシフトしたときの高域側の特性を有す
る第1のデジタルハイパスフイルタと、第1のデ
ジタルハイパスフイルタからの出力と前記第1の
離散化正弦波信号とを乗算する第3のデジタル乗
算器と、第1の離散化正弦波信号と互いに直交す
る第2の離散化正弦波信号と前記A/D変換器か
らの出力と乗算する第2のデジタル乗算器と、第
2のデジタル乗算器からの出力を入力信号とし、
かつ該入力信号と第2の離散化正弦波信号との和
の信号の周波数で遮断する第2のデジタルローパ
スフイルタと、第2のデジタルローパスフイルタ
からの出力を入力とし、かつ帯域除去特性の中心
周波数を周波数0に等価的にシフトしたときの高
域側の特性を有する第2のデジタルハイパスフイ
ルタと、第2のデジタルハイパスフイルタからの
出力と前記第2の離散化正弦波信号とを乗算する
第4のデジタル乗算器と、前記第3のデジタル乗
算器からの出力信号と前記第4のデジタル乗算器
からの出力信号とを加算するデジタル加算器と、
前記デジタル加算器からの出力デジタル信号を
D/A変換するD/A変換器とを備え、前記D/
A変換器からアナログ信号出力を得るようにし
た。
さらに第1のおよび第2の離散化正弦波信号の
周波数を変化させてデジタル帯域除去フイルタの
中心周波数を可変させる。
(作用) この発明のデジタル帯域除去フイルタにおい
て、A/D変換器からの出力デジタル信号は第1
および第2の離散化正弦波信号とそれぞれ乗算さ
れ、乗算出力は第1および第2のデジタルローパ
スフイルタ、第1および第2のデジタルローパス
フイルタに夫々各別に縦属接続された第1および
第2のデジタルハイパスフイルタを通過させられ
る。したがつて、乗算出力はA/D変換器からの
出力デジタル信号と、第1および第2の離散化正
弦波信号との和、差信号であり、第1および第2
のデジタルローパスフイルタにより差信号のみが
取り出され、さらに、第1および第2のデジタル
ハイパスフイルタを通ることによつて帯域制限さ
れる。第1および第2のデジタルハイパスフイル
タからの出力デジタル信号と、第1および第2の
離散化正弦波信号とが乗算された結果、第3およ
び第4のデジタル乗算器からの出力は前記の乗
算、すなわち第1および第2のデジタル乗算器に
よる乗算の場合と逆方向に、周波数スペクトラム
が再シフトされる。また、第1および第2離散化
正弦波信号は互に直交しており、かつ周波数は同
一であるため、加算により不要なスペクトル成分
は打消されることになり、D/A変換することに
よつて入力アナログ信号の所望帯域除去した出力
アナログ信号が得られる。
さらにまた、帯域除去フイルタの中心周波数は
第1および第2の離散化正弦波の周波数を変更す
ることによつて、乗算による周波数スペクトラム
のシフト量が変化し、帯域除去フイルタの中心周
波数が変化させられる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明する。
第1図aは本発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。
バンドパスフイルタ1を通つた入力信号a1
A/D変換器2でデジタル信号b1に変換し、デジ
タル信号b1を第1のデジタル乗算器3Aに供給し
離散化正弦波信号源7から出力された離散化正弦
波信号c1と乗算し、デジタル信号b1を第2のデジ
タル乗算器3Bに供給し離散化余弦波信号d1と乗
算する。離散化正弦波信号c1の周波数、位相は、
離散化余弦波信号d1の周波数、位相と同一に設定
してある。
第1のデジタル乗算器3Aからの出力e1は第1
のデジタルローパスフイルタ4Aに供給し、第1
のデジタルローパスフイルタ4Aからの出力g1
第1のデジタルハイパスフイルタ5Aに供給し、
第1のデジタルハイパスフイルタ5Aからの出力
i1に離散化正弦波信号c1を第3のデジタル乗算器
Cで乗算する。第2のデジタル乗算器3Bからの
出力f1は第2のデジタルローパスフイルタ4B
供給し、第2のデジタルローパスフイルタ4B
出力h1は第2のデジタルハイパスフイルタ5B
供給し、第2のデジタルハイパスフイルタ5B
らの出力j1に離散化余弦波信号d1を第4のデジタ
ル乗算器3Dで乗算する。なお、第1および第2
のハイパスフイルタはそれぞれ実現するべき帯域
除去フイルタ特性と関係づけられた特性を有す
る。
離散化正弦波信号源7および離散化余弦波信号
源8は第1図bに示す如く、予め正弦波信号の離
散化関数値をデータとして記憶してあるメモリ1
2とメモリ12のアドレス指定を行なうアドレス
コントローラ11とを備えており、離散化正弦波
信号源7におけるアドレス指定と離散化余弦波信
号源8におけるアドレス指定とは同期して指定さ
れ、かつ互いにπ/2ラジアン相当分ずれて指定
される。
第3および第4のデジタル乗算器3Cおよび3D
からの出力k1およびl1はデジタル加算器6で加算
し、デジタル加算器6からの出力m1はD/A変
換器9に供給してアドレス信号に変換し、変換さ
れたアナログ信号をアナログローパスフイルタ1
0に供給して、アナログ信号出力n1を得る。
上記の如く構成された本発明の一実施例の作用
について説明する。
SSBやAMなどの例えば受信中間周波数信号は
アナログバンドパスフイルタ1によつて所定の帯
域制限(サンプリング周波数Fsの1/2以下)が加
えられ、A/D変換器2でサンプリング周波数Fs
(入力アナログ信号の中心周波数の4倍)にてサ
ンプリングされ、かつ量子化されて第2図bに示
すスペクトルのデジタル信号b1に変換される。第
2図aはアナログバンドパルスフイルタ1を通つ
たアナログ信号a1のスペクトルを示している。な
お、第2図において縦軸は複素振幅を、横軸は周
波数を示している。
離散化正弦波信号c1のスペクトルは第2図cに
示す如くであり、離散化余弦波信号d1のスペクト
ルは第2図dに示す如くである。
デジタル信号b1と、所定周波数2πFs/p(pは
自然数)の離散化正弦波信号c1(sin2πFs/p+
)とが乗算され、第1のデジタル乗算器3A
らの出力e1のスペクトルは第2図eの実線で示す
如くである。またデジタル信号b1と離散化正弦波
信号c1と直交する離散化正弦波信号sin(2πFs/p
++π/2)すなわち離散化余弦波信号d1(cos
(2πFs/p+)とが乗算され、第2のデジタル
乗算器3Bからの出力信号f1のスペクトルは第2
図fの実線で示す如くである。
なお、第2図eおよびfにおいて破線は第1お
よび第2のデジタルローパスフイルタ4Aおよび
Bの特性を示す。また第1のデジタル乗算器3A
からの出力信号e1はデジタル信号b1と離散化正弦
波信号c1との和および差信号とからなつており、
この内の差信号が第1のデジタルローパスフイル
タ4Aで取り出され、同様に第2のデジタル乗算
器3Bからの出力信号f1はデジタル信号b1と離散
化余弦波信号d1との和および差信号とからなつて
おり、この内の差信号が第2のデジタルローパス
フイルタ4Bから取り出される。第1のローパス
フイルタ4Aからの出力信号g1のスペクトルは第
2図gに、第2のローパスフイルタ4Bからの出
力信号h1のスペクトルは第2図hに示す如くであ
る。
第1のデジタルローパスフイルタ4Aからの出
力信号g1は、所望の帯域除去特性と対応する特性
を有する第1のデジタルハイパスフイルタ5A
供給され、第1のデジタルハイパスフイルタ5A
からの出力信号i1のスペクトルは第2図iに示す
如くになる。また、第2のデジタルローパスフイ
ルタ4Bからの出力信号h1は、所望の帯域除去特
性と対応する特性を有する第2のデジタルハイパ
スフイルタ5Bに供給され、第2のデジタルハイ
パスフイルタ5Bからの出力信号j1のスペクトル
は第2図jに示す如くになる。
第1のハイパスフイルタ5Aからの出力信号i1
と離散化正弦波信号e1とが乗算され、第3のデジ
タル乗算器3Cからの出力信号k1のスペクトルは
第2図kに示す如くになり、第2のハイパスフイ
ルタ5Bからの出力信号j1と離散化余弦波信号d1
とが乗算され、第4のデジタル乗算器3Dからの
出力信号l1は第2図lに示す如くになつて、サン
プリング時の周波数スペクトル位置に再びシフト
される。
さらに第3および第4のデジタル乗算器3C
よび3Dからの出力信号k1およびl1はデジタル加
算器6により加算されて、互に逆位相である不要
信号成分が相殺されて(スペクトルの重複成分が
除去されて)、デジタル加算器6からの出力信号
m1のスペクトルは第2図mに示す如くになり、
D/A変換器9とそれに続くアナログローパスフ
イルタ10を通して出力が取り出される。
上記した信号スペクトルの変化の過程で、着目
するべきことは第2図eおよびfにおいて破線で
示す如く、必要な第1および第2のローパスフイ
ルタ4Aおよび4Bの特性が従来技術の場合のもの
と比較して遮断特性が緩和されることがある。こ
の理由は第2図e,fから明らかなように、第1
および第2のデジタルローパスフイルタ4Aおよ
び4Bが機能するためには入力信号の帯域はせい
ぜいFs/2に制限されればよいためである。ちな
みに従来技術で示した例では、この帯域制限条件
は前述の如くFs/4であつた。
なお、離散化正弦波信号、離散化余弦波信号の
発生手段としては、第1図bに示す如く、正弦波
信号の1周期、1/2周期または1/4周期の振幅デー
タを予めメモリ12に格納しておき、メモリ12
のアドレスをアドレスコントローラ11にて指定
するよう構成することができる。
さらにまた、第1および第2のハイパスフイル
タ5Aおよび5Bの特性は実現したい帯域除去特性
と関係ずけて定める必要がある。この関係は第3
図に示す如く、第3図a、第3図cの帯域除去特
性を得たいときは、それぞれ第3図a,cの中心
周波数を境にしたときの第3図a,cにおける右
半分の特性(第3図b,d)となるようにする。
(発明の効果) 以上説明した如くこの発明によれば、帯域除去
フイルタの中心周波数を可変させる場合におい
て、必要とするメモリ容量は第4図aに示す方式
の従来技術に比較してきわめて少なくすることが
できる。仮にサンプリング周波数を50kHzとし、
20Hz間隔で中心周波数を変化させる場合であつ
て、かつメモリに正弦波振幅データを1/4周期に
わたつて記憶させるものとすれば、50000÷20÷
4=625ワードのメモリを必要とすることになる。
またこの方式では信号帯域の大きさにメモリ容量
が影響されない。ちなみに第4図aに示した従来
例では6kHzの帯域で1800ワードを必要とした。
また、デジタル帯域除去フイルタを夫々デジタ
ルローパスフイルタとデジタルハイパスフイルタ
とを縦属接続して構成できるため、デジタル帯域
除去フイルタの構成も容易になる。また、フイル
タ特性の切替えは離散化正弦波信号および余弦波
信号の周波数の変化で容易に行なえて、第4図a
に示す方式の従来例の如く多くのデジタルフイル
タを用意して切替えるのに比較して、この発明に
よればフイルタ特性の切替は円滑に行なえ、かつ
切替え時にノイズを発生することはない。さらに
多くのデジタルフイルタを必要としないため回路
規模は小さくすることができる。
さらにまた、第4図bに示す従来例の場合に比
較して、入力信号の帯域制限条件がFs/4から
Fs/2に緩和され、同時にデジタルローパスフイ
ルタの遮断特性もそれ程急崚な特性を必要としな
いので、回路規模も比較的小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロツク図。第1図bは離散化正弦(余弦)波信号
弦の構成を示すブロツク図。第2図はこの発明の
一実施例における各信号のスペクトル遷移図。第
3図aおよびcはこの発明によつて実現する帯域
除去フイルタ特性の一例を示す特性図。第3図b
およびdは第3図aおよびbの特性に対応して、
デジタルハイパスフイルタに持たせるべき振幅周
波数特性図。第4図aおよびbは従来例を示すブ
ロツク図。第5図は第4図bに示した従来例にお
ける各信号のスペクトル遷移図。 1……アナログバンドパスフイルタ、2……
A/D変換器、3A〜3D……第1〜第4の乗算
器、4Aおよび4B……第1および第2のデジタル
ローパスフイルタ、5Aおよび5B……第1および
第2のデジタルハイパスフイルタ、6……デジタ
ル加算器、7……離散化正弦波信号源、8……離
散化余弦波信号源、9……D/A変換器、10…
…アナログローパスフイルタ、11……アドレス
コントローラ、12……メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号を周波数sのサンプリングパルスに
    よつてサンプリングしてA/D変換するA/D変
    換器と、前記A/D変換器からの出力と周波数
    s/p(pは自然数)の第1の離散化正弦波信号
    とを乗算する第1のデジタル乗算器と、第1のデ
    ジタル乗算器からの出力を入力信号とし、かつ該
    入力信号と第1の離散化正弦波信号との和の信号
    の周波数で遮断する第1のデジタルローパスフイ
    ルタと、第1のデジタルローパスフイルタからの
    出力を入力とし、かつ帯域除去特性の中心周波数
    を周波数0に等価的にシフトしたときの高域側の
    特性を有する第1のデジタルハイパスフイルタ
    と、第1のデジタルハイパスフイルタからの出力
    と前記第1の離散化正弦波信号とを乗算する第3
    のデジタル乗算器と、第1の離散化正弦波信号と
    互いに直交する第2の離散化正弦波信号と前記
    A/D変換器からの出力と乗算する第2のデジタ
    ル乗算器と、第2のデジタル乗算器からの出力を
    入力信号とし、かつ該入力信号と第2の離散化正
    弦波信号との和の信号の周波数で遮断する第2の
    デジタルローパスフイルタと、第2のデジタルロ
    ーパスフイルタからの出力を入力とし、かつ帯域
    除去特性の中心周波数を周波数0に等価的にシフ
    トしたときの高域側の特性を有する第2のデジタ
    ルハイパスフイルタと、第2のデジタルハイパス
    フイルタからの出力と前記第2の離散化正弦波信
    号とを乗算する第4のデジタル乗算器と、前記第
    3のデジタル乗算器からの出力信号と前記第4の
    デジタル乗算器からの出力信号とを加算するデジ
    タル加算器と、前記デジタル加算器からの出力デ
    ジタル信号をD/A変換するD/A変換器とを備
    え、前記D/A変換器からアナログ信号出力を得
    るようにしたことを特徴とするデジタル帯域除去
    フイルタ。 2 第1および第2の離散化正弦波信号の周波数
    を変化させることにより帯域除去フイルタの中心
    周波数を変化させることを特徴とする請求項1記
    載のデジタル帯域除去フイルタ。
JP7467088A 1988-03-30 1988-03-30 デジタル帯域除去フイルタ Granted JPH01248708A (ja)

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