JPH0566131B2 - - Google Patents
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- JPH0566131B2 JPH0566131B2 JP60075419A JP7541985A JPH0566131B2 JP H0566131 B2 JPH0566131 B2 JP H0566131B2 JP 60075419 A JP60075419 A JP 60075419A JP 7541985 A JP7541985 A JP 7541985A JP H0566131 B2 JPH0566131 B2 JP H0566131B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- echoes
- measured
- transducer
- received
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/52—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
- G01S7/52017—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
- G01S7/52046—Techniques for image enhancement involving transmitter or receiver
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、被測定物体に超音波を送信し、その
物体の内部から反射される超音波エコーを受信
し、この受信された超音波エコーにより物体内部
の音響特性を測定するのに用いられる超音波測定
方法およびその装置に係り、特に分解能を向上す
るに好適なものに関する。
物体の内部から反射される超音波エコーを受信
し、この受信された超音波エコーにより物体内部
の音響特性を測定するのに用いられる超音波測定
方法およびその装置に係り、特に分解能を向上す
るに好適なものに関する。
先行技術
超音波を用いて物体内部の音響特性を測定し、
これに基づいて物体内部の状況等を把握したり解
析する超音波測定技術は、金属探傷、魚群探知、
医療診断など広範囲の分野にわたつて利用されて
いる。中でも医療用の超音波断層装置の最近の発
展には目をみはるものがある。
これに基づいて物体内部の状況等を把握したり解
析する超音波測定技術は、金属探傷、魚群探知、
医療診断など広範囲の分野にわたつて利用されて
いる。中でも医療用の超音波断層装置の最近の発
展には目をみはるものがある。
超音波断層装置は、原理的にはパルスエコー法
を用いており、被測定物体としての生体内へ送信
された超音波パルスが生体内部の音響インピーダ
ンスの異なる境界で反射する現象を利用し、この
反射波(超音波エコー)を受信していわゆるBモ
ード法による生体の断層像を表示するものであ
る。
を用いており、被測定物体としての生体内へ送信
された超音波パルスが生体内部の音響インピーダ
ンスの異なる境界で反射する現象を利用し、この
反射波(超音波エコー)を受信していわゆるBモ
ード法による生体の断層像を表示するものであ
る。
生体の断層像を得るには、生体の所定領域に超
音波パルスを走査しその超音波エコーを受信する
のであるが、その走査方式としては第5図に示す
ように、リニア走査方式、セクタ走査方式、アー
ク走査方式およびコンタクト・コンパウンド走査
方式などが知られている。
音波パルスを走査しその超音波エコーを受信する
のであるが、その走査方式としては第5図に示す
ように、リニア走査方式、セクタ走査方式、アー
ク走査方式およびコンタクト・コンパウンド走査
方式などが知られている。
いずれの走査方式であつても、第2図に示した
ように、送受信兼用の超音波振動子(以下単に振
動子と称する。)を有してなる超音波探触子(以
下、単に探触子と称する。)1から超音波パルス
2を生内3内に向けて送信し、この超音波パルス
2が生内3内に存在する音響インピーダンスの不
連続面4によつて反射され、再び探触子1に戻つ
てくる超音波エコー5を受信し、この受信された
超音波エコー5を用いてBモード断層像を得るよ
うにしている。
ように、送受信兼用の超音波振動子(以下単に振
動子と称する。)を有してなる超音波探触子(以
下、単に探触子と称する。)1から超音波パルス
2を生内3内に向けて送信し、この超音波パルス
2が生内3内に存在する音響インピーダンスの不
連続面4によつて反射され、再び探触子1に戻つ
てくる超音波エコー5を受信し、この受信された
超音波エコー5を用いてBモード断層像を得るよ
うにしている。
また、リニア走査方式とセクタ走査方式につい
ては現在、電子的走査法が主流であり、アーク走
査方式と一部のセクタ走査方式には機械的走査法
が一般に採用されている。これに対し、コンタク
トコンパウンド走査方式は手動により走査するも
ので、第5図に示したように、探触子1を生体表
面6上で手動走査し、これによつて操作者の所望
とする位置と角度にて超音波パルス2を生体3内
に送信し、戻つてくる超音波エコーを合成してB
モード断層像を得るようにしている。
ては現在、電子的走査法が主流であり、アーク走
査方式と一部のセクタ走査方式には機械的走査法
が一般に採用されている。これに対し、コンタク
トコンパウンド走査方式は手動により走査するも
ので、第5図に示したように、探触子1を生体表
面6上で手動走査し、これによつて操作者の所望
とする位置と角度にて超音波パルス2を生体3内
に送信し、戻つてくる超音波エコーを合成してB
モード断層像を得るようにしている。
先行技術の問題点
ところで、実際には音響不連続面4にて反射さ
れた超音波エコーは、第3図に示すように、広い
角度方向に散乱された散乱波7となるはずであ
る。しかし、探触子1により受信される超音波エ
コー5は、散乱波7のうち探触子1の受波面を見
込む狭い角度範囲に含まれる散乱波成分のみ(通
常、この散乱波成分は後方散乱エコーと称され、
すなわち後方散乱エコーとは、探触子から送信
し、再び同じ探触子に戻つてくるエコーの成分で
ある。)である。
れた超音波エコーは、第3図に示すように、広い
角度方向に散乱された散乱波7となるはずであ
る。しかし、探触子1により受信される超音波エ
コー5は、散乱波7のうち探触子1の受波面を見
込む狭い角度範囲に含まれる散乱波成分のみ(通
常、この散乱波成分は後方散乱エコーと称され、
すなわち後方散乱エコーとは、探触子から送信
し、再び同じ探触子に戻つてくるエコーの成分で
ある。)である。
したがつて、特にリニア走査方式やセクタ走査
方式によりBモード断層像を形成する場合には、
上記の後方散乱エコー成分のみとなることから、
第4図に示すように、探触子1の送信方向に対し
て不連続面8が傾斜をもつている場合、この面8
からの散乱エコー9は殆ど探触子1に受信され
ず、この面8は断層像として描写されないなど、
分解能が低いという問題を有している。
方式によりBモード断層像を形成する場合には、
上記の後方散乱エコー成分のみとなることから、
第4図に示すように、探触子1の送信方向に対し
て不連続面8が傾斜をもつている場合、この面8
からの散乱エコー9は殆ど探触子1に受信され
ず、この面8は断層像として描写されないなど、
分解能が低いという問題を有している。
なお、コンタクトコンパウンド走査方式にあつ
ても、探触子1で受信することができるのは後方
散乱エコーのみであるが、送信方向の角度を手動
により変化させることができるので、リニア走査
方式やセクタ走査方式に比べると不連続面4にか
かる音響情報は多いということが言える。しか
し、コンパウンド走査方式によれば、手動走査で
あることから、走査の再現性が乏しいと同時に、
断層像を得るのに多くの走査時間を必要とする。
このため、生体の体動や呼吸性移動の影響によ
り、合成されたBモード断層像は再現性に乏しい
ものであつたり、シヤープさに欠けた画像となる
という問題がある。
ても、探触子1で受信することができるのは後方
散乱エコーのみであるが、送信方向の角度を手動
により変化させることができるので、リニア走査
方式やセクタ走査方式に比べると不連続面4にか
かる音響情報は多いということが言える。しか
し、コンパウンド走査方式によれば、手動走査で
あることから、走査の再現性が乏しいと同時に、
断層像を得るのに多くの走査時間を必要とする。
このため、生体の体動や呼吸性移動の影響によ
り、合成されたBモード断層像は再現性に乏しい
ものであつたり、シヤープさに欠けた画像となる
という問題がある。
発明の目的
本発明は、上記先行技術の問題点を解決するこ
と、言い換えれば、分解能に優れたBモード断層
像を再現性よく短時間で得ることができる超音波
測定方法およびその装置を提供することを目的と
するものである。
と、言い換えれば、分解能に優れたBモード断層
像を再現性よく短時間で得ることができる超音波
測定方法およびその装置を提供することを目的と
するものである。
本発明による方法は、被測定物体に超音波を送
信し、被測定物体から反射された超音波エコーを
受信して、被測定物体の音響特性を測定する超音
波測定方法において、被測定物体から所定角度方
向に反射された超音波エコーを後方散乱エコーと
この後方散乱エコーを除く散乱エコーとに分けて
それぞれ同一時に受信することを特徴とする。
信し、被測定物体から反射された超音波エコーを
受信して、被測定物体の音響特性を測定する超音
波測定方法において、被測定物体から所定角度方
向に反射された超音波エコーを後方散乱エコーと
この後方散乱エコーを除く散乱エコーとに分けて
それぞれ同一時に受信することを特徴とする。
また、本発明による装置は、被測定物体に超音
波を送信し、被測定物体から反射された超音波エ
コーを受信して、被測定物体の音響特性を測定す
る超音波測定装置において、被測定物体に超音波
を送信するとともに、被測定物体から反射された
超音波エコーを受信する送受信兼用の第1の振動
子と、第1の振動子に近接配置され被測定物体か
ら反射された超音波エコーを受信する第2の振動
子と、第1と第2の振動子により受信された超音
波エコーを合成する合成手段とを有することを特
徴とするものである。
波を送信し、被測定物体から反射された超音波エ
コーを受信して、被測定物体の音響特性を測定す
る超音波測定装置において、被測定物体に超音波
を送信するとともに、被測定物体から反射された
超音波エコーを受信する送受信兼用の第1の振動
子と、第1の振動子に近接配置され被測定物体か
ら反射された超音波エコーを受信する第2の振動
子と、第1と第2の振動子により受信された超音
波エコーを合成する合成手段とを有することを特
徴とするものである。
そして、本発明の一態様によれば、合成手段は
第1又は第2の振動子の受信出力の一方を所定時
間遅延して加算するものとすることができる。
第1又は第2の振動子の受信出力の一方を所定時
間遅延して加算するものとすることができる。
さらに、その遅延時間は第1又は第2の振動子
の受信出力のうち先に受信されたものの受信時間
に基づいて可変とすることができる。
の受信出力のうち先に受信されたものの受信時間
に基づいて可変とすることができる。
また、本発明による装置は、被測定物体に超音
波を送信し、被測定物体から反射された超音波エ
コーを受信して、被測定物体の音響特性を測定す
る超音波測定装置において、被測定物体に超音波
を送信するとともに、被測定物体から反射された
超音波エコーを受信する送受信兼用の第1の振動
子と、第1の振動子に近接配置され被測定物体か
ら反射された超音波エコーを受信する第2の振動
子と、第1と第2の振動子の受信出力を別々に処
理して表示する処理表示手段とを有することを特
徴とするものである。
波を送信し、被測定物体から反射された超音波エ
コーを受信して、被測定物体の音響特性を測定す
る超音波測定装置において、被測定物体に超音波
を送信するとともに、被測定物体から反射された
超音波エコーを受信する送受信兼用の第1の振動
子と、第1の振動子に近接配置され被測定物体か
ら反射された超音波エコーを受信する第2の振動
子と、第1と第2の振動子の受信出力を別々に処
理して表示する処理表示手段とを有することを特
徴とするものである。
発明の具体的説明および作用
以下、本発明方法および装置を実施例装置に基
づいて具体的に説明する。
づいて具体的に説明する。
第1図A,Bに本発明の一実施例装置のうちの
超音波探触子の概念構成図を示す。同図Aは平面
図、同図Bは使用状態を説明する断面図である。
それらの図に示すように、探触子10は円形の主
面を有する送受信兼用の第1の振動子11と、こ
の周囲に主面を隣接させて円環状に形成されてな
る受信用の第2の振動子12とを含んでなるもの
である。
超音波探触子の概念構成図を示す。同図Aは平面
図、同図Bは使用状態を説明する断面図である。
それらの図に示すように、探触子10は円形の主
面を有する送受信兼用の第1の振動子11と、こ
の周囲に主面を隣接させて円環状に形成されてな
る受信用の第2の振動子12とを含んでなるもの
である。
このように、従来の探触子に相当する第1の振
動子11の周囲に、受信用の第2の振動子12が
設けられていることから、第1図Bに示すよう
に、振動子11から送信された超音波パルス80
は、被測定物体としての生体30内部の音響不連
続面31にて反射され、後方散乱エコー85は従
来と同様に振動子11に受信される。他方、後方
散乱エコー85の方向を軸として所定角度範囲方
向に散乱された散乱エコー90は、やや時間的に
遅れて振動子12に受信される。
動子11の周囲に、受信用の第2の振動子12が
設けられていることから、第1図Bに示すよう
に、振動子11から送信された超音波パルス80
は、被測定物体としての生体30内部の音響不連
続面31にて反射され、後方散乱エコー85は従
来と同様に振動子11に受信される。他方、後方
散乱エコー85の方向を軸として所定角度範囲方
向に散乱された散乱エコー90は、やや時間的に
遅れて振動子12に受信される。
したがつて、本実施例によれば探触子10に受
信される超音波エコーは従来よりも広い角度範囲
のものとなるから、それらエコー成分をすべて合
成してBモード断層像を形成すれば、従来よりも
音響不連続面の斜面においても分解能の良いBモ
ード断層像を、比較的短時間で、再現性よく得る
ことができる。
信される超音波エコーは従来よりも広い角度範囲
のものとなるから、それらエコー成分をすべて合
成してBモード断層像を形成すれば、従来よりも
音響不連続面の斜面においても分解能の良いBモ
ード断層像を、比較的短時間で、再現性よく得る
ことができる。
なお、第1の振動子11としてはPZT等のセ
ラミツク系振動子が好ましく、第2の振動子12
としてはいわゆるG定数(圧電歪定数)の大きい
PVDF等の高分子系、あるいはセラミツク系と高
分子系が複合された複合系振動子が好ましい。ま
た、探触子10は第6図A,Bに示すように、主
面が凹球面状に形成された第1の振動子13と、
これに合わせて形成された同一の曲率をもつ第2
の振動子14とからなるものとすることができ
る。
ラミツク系振動子が好ましく、第2の振動子12
としてはいわゆるG定数(圧電歪定数)の大きい
PVDF等の高分子系、あるいはセラミツク系と高
分子系が複合された複合系振動子が好ましい。ま
た、探触子10は第6図A,Bに示すように、主
面が凹球面状に形成された第1の振動子13と、
これに合わせて形成された同一の曲率をもつ第2
の振動子14とからなるものとすることができ
る。
次に、上記第1図実施例の探触子を用いて構成
されてなる超音波断層装置の一実施例について説
明する。
されてなる超音波断層装置の一実施例について説
明する。
第7図に水浸法による機械的リニア走査の模式
図を、第8図に超音波断層装置の全体構成図を示
す。探触子10は第1図実施例のものが用いられ
ており、水槽20に満たされた脱気水40を介し
て超音波パルス80を生体30に送信し、音響不
連続面31から広い角度範囲にわたつて反射され
る超音波エコー85,90を、第1又は第2の振
動子11又は12によつて受信し、端子100,
110から電気信号として第8図の回路に出力す
る。なお、水槽20に満たされた脱気水40の超
音波の伝播損失は無視できるとされ、生体30と
接触される底面膜21は、音響インピーダンスが
生体30のそれに近い材料で形成されている。ま
た、リニア走査は図示していない機械式走査部に
よつて、図示矢印50又は60の方向になされる
ようになつている。
図を、第8図に超音波断層装置の全体構成図を示
す。探触子10は第1図実施例のものが用いられ
ており、水槽20に満たされた脱気水40を介し
て超音波パルス80を生体30に送信し、音響不
連続面31から広い角度範囲にわたつて反射され
る超音波エコー85,90を、第1又は第2の振
動子11又は12によつて受信し、端子100,
110から電気信号として第8図の回路に出力す
る。なお、水槽20に満たされた脱気水40の超
音波の伝播損失は無視できるとされ、生体30と
接触される底面膜21は、音響インピーダンスが
生体30のそれに近い材料で形成されている。ま
た、リニア走査は図示していない機械式走査部に
よつて、図示矢印50又は60の方向になされる
ようになつている。
第8図に示すように、探触子10の端子100
は送信回路120と遅延回路130に接続され、
端子110は加算回路140に接続されている。
探触子10は送信回路120から出力される駆動
パルス電圧によつて送受信兼用の振動子11が駆
動され、振動子11の主面から生体30内に超音
波パルスが送信される。そして、生体30内から
の超音波エコーは振動子11と振動子12によつ
て受信され、振動子11によつて受信された超音
波エコー信号85は遅延回路130を介して加算
回路140に、振動子12によつて受信された超
音波エコー信号90は加算回路140に直接入力
され、ここにおいてそれらが加算された後、受信
回路150に入力されている。
は送信回路120と遅延回路130に接続され、
端子110は加算回路140に接続されている。
探触子10は送信回路120から出力される駆動
パルス電圧によつて送受信兼用の振動子11が駆
動され、振動子11の主面から生体30内に超音
波パルスが送信される。そして、生体30内から
の超音波エコーは振動子11と振動子12によつ
て受信され、振動子11によつて受信された超音
波エコー信号85は遅延回路130を介して加算
回路140に、振動子12によつて受信された超
音波エコー信号90は加算回路140に直接入力
され、ここにおいてそれらが加算された後、受信
回路150に入力されている。
超音波エコー信号85と90を加算するにあた
つて一方の信号85を遅延させる理由は、第1図
Bに示したように、エコー発生点0から振動子1
1の主面中心点Aに至る伝播路の長さYと、反射
点0から振動子12の主面中心点B(又はB′)に
至る伝播路の長さY′とが異なり、その差ΔY(=
Y′−Y)に相当する伝播時間τだけ遅れて超音
波エコー90が受信されるからである。したがつ
て、2つの振動子11と12により受信された超
音波エコー信号85と90を合成して、音響不連
続面31からの超音波エコー信号とするために
は、時間的に早く受信された超音波エコー信号8
5を時間τだけ遅延回路130により遅延させて
加算するようにしている。
つて一方の信号85を遅延させる理由は、第1図
Bに示したように、エコー発生点0から振動子1
1の主面中心点Aに至る伝播路の長さYと、反射
点0から振動子12の主面中心点B(又はB′)に
至る伝播路の長さY′とが異なり、その差ΔY(=
Y′−Y)に相当する伝播時間τだけ遅れて超音
波エコー90が受信されるからである。したがつ
て、2つの振動子11と12により受信された超
音波エコー信号85と90を合成して、音響不連
続面31からの超音波エコー信号とするために
は、時間的に早く受信された超音波エコー信号8
5を時間τだけ遅延回路130により遅延させて
加算するようにしている。
このときの遅延時間τは点Aと点Bの間隔X
と、伝播路の長さYによつて定まるものであり、
Xは探触子10の構造によつて定まり、Yは振動
子11によつて受信される後方散乱エコー(超音
波エコー85)の受信時間tと平均音速C0の積
であるから、次式(1)に示すように、受信時間tの
関係として求められる。
と、伝播路の長さYによつて定まるものであり、
Xは探触子10の構造によつて定まり、Yは振動
子11によつて受信される後方散乱エコー(超音
波エコー85)の受信時間tと平均音速C0の積
であるから、次式(1)に示すように、受信時間tの
関係として求められる。
τ=1/C0ΔY
=1/C0(√2+2−Y)
=1/C0√2+(0)2−t …(1)
なお、Y≫Xのときには、(1)式に代えて次式(2)
により近似することが可能である。
により近似することが可能である。
この遅延時間τはコントロール回路210によ
つて(1)式又は(2)式に基づいて演算され、このコン
トロール回路210からの指令信号によつて遅延
回路130の設定遅延時間τが選択されるように
なつている。なお、遅延回路130は周知のタツ
プ付LC遅延線などを用いて形成することが可能
である。
つて(1)式又は(2)式に基づいて演算され、このコン
トロール回路210からの指令信号によつて遅延
回路130の設定遅延時間τが選択されるように
なつている。なお、遅延回路130は周知のタツ
プ付LC遅延線などを用いて形成することが可能
である。
このようにして遅延された超音波エコー信号8
5には加算回路140にて超音波エコー信号90
が加算され、合成された超音波エコー信号が受信
回路150に出力されるようになつている。この
合成超音波エコー信号は、周知の受信回路15
0、対数増幅回路160、検波回路180によつ
て信号処理された後メモリ190に格納される。
このメモリ190内のデータはコントロール回路
210の制御指令に基づいて読み出され、表示部
200にBモード断層像として展開されるように
なつている。
5には加算回路140にて超音波エコー信号90
が加算され、合成された超音波エコー信号が受信
回路150に出力されるようになつている。この
合成超音波エコー信号は、周知の受信回路15
0、対数増幅回路160、検波回路180によつ
て信号処理された後メモリ190に格納される。
このメモリ190内のデータはコントロール回路
210の制御指令に基づいて読み出され、表示部
200にBモード断層像として展開されるように
なつている。
なお、探触子10は走査部220によつてリニ
ア走査されるようになつており、これによつて生
体30の所望位置の断面がBモード像として得ら
れるようになつている。
ア走査されるようになつており、これによつて生
体30の所望位置の断面がBモード像として得ら
れるようになつている。
したがつて、上記超音波断層装置の実施例によ
れば、探触子の2つの振動子にそれぞれ受信され
る後方散乱エコー成分とこれを除く所定角度方向
への散乱エコー成分とを、その伝播遅れを調整し
て合成していることから、従来よりも広い角度範
囲にわたる超音波エコーが得られ、生体内の音響
情報をより詳しく測定することができ、Bモード
断層像の分解能を向上させることができる。
れば、探触子の2つの振動子にそれぞれ受信され
る後方散乱エコー成分とこれを除く所定角度方向
への散乱エコー成分とを、その伝播遅れを調整し
て合成していることから、従来よりも広い角度範
囲にわたる超音波エコーが得られ、生体内の音響
情報をより詳しく測定することができ、Bモード
断層像の分解能を向上させることができる。
また、手動走査によつていないことから、比較
的短時間で再現性よくBモード断層像を得ること
ができる。
的短時間で再現性よくBモード断層像を得ること
ができる。
以上、第8図実施例の超音波断層装置において
は、機械的リニア走査方式を例にとつて説明した
が、走査方式はこれに限られるものではなく、第
5図に示した機械的セクタ走査方式、機械的アー
ク走査方式、コンタクトコンパウンド走査方式に
も適用できることは言うまでもなく、本実施例と
同一の効果が得られる。
は、機械的リニア走査方式を例にとつて説明した
が、走査方式はこれに限られるものではなく、第
5図に示した機械的セクタ走査方式、機械的アー
ク走査方式、コンタクトコンパウンド走査方式に
も適用できることは言うまでもなく、本実施例と
同一の効果が得られる。
また、本発明は超音波断層装置に限られるもの
ではなく、探触子を用いて超音波により被測定物
体の内部音響情報を測定する装置に適用して、上
記実施例と同一の効果が得られることは言うまで
もない。
ではなく、探触子を用いて超音波により被測定物
体の内部音響情報を測定する装置に適用して、上
記実施例と同一の効果が得られることは言うまで
もない。
さらに、第9図〜第11図に探触子の他の実施
例を、第12図に超音波断層装置の他の実施例を
それぞれ示す。つまり、所定角度範囲方向に反射
した散乱エコーを後方散乱エコーとそれ以外の散
乱エコーとに分けて同時に受信して、被測定物体
の内部音響情報をより詳しく測定するという点に
おいては、探触子の構成は第1図又は第6図に限
られるものではない。第9図A,Bの実施例は、
第1の振動子11と第2の振動子12をそれぞれ
円形振動子とし、振動子11から送信し、振動子
11と振動子12によつて音響不連続面31から
の超音波エコー85,90を受信するものであ
る。第10図A,Bの実施例は、第9図の振動子
11と12の主面に互いに角度をもたせて測定す
る方法を示している。第11図の実施例は、第1
図実施例における振動子11と12の配置を入れ
代えたものである。
例を、第12図に超音波断層装置の他の実施例を
それぞれ示す。つまり、所定角度範囲方向に反射
した散乱エコーを後方散乱エコーとそれ以外の散
乱エコーとに分けて同時に受信して、被測定物体
の内部音響情報をより詳しく測定するという点に
おいては、探触子の構成は第1図又は第6図に限
られるものではない。第9図A,Bの実施例は、
第1の振動子11と第2の振動子12をそれぞれ
円形振動子とし、振動子11から送信し、振動子
11と振動子12によつて音響不連続面31から
の超音波エコー85,90を受信するものであ
る。第10図A,Bの実施例は、第9図の振動子
11と12の主面に互いに角度をもたせて測定す
る方法を示している。第11図の実施例は、第1
図実施例における振動子11と12の配置を入れ
代えたものである。
第12図の実施例は、第1の振動子により受信
される後方散乱エコーと、第2の振動子により受
信される所定角度範囲方向の散乱エコーとを合成
しないで、別々にBモード断層像として出力表示
させるようにしたものである。第8図実施例と異
なる点は、遅延回路130と加算回路140が不
要なことと、受信回路から表示部に至る回路がす
べて2系列(A,B)設けられていることであ
る。なお、それら回路を2系列とせずに、時間的
に切替えて別々に測定表示することも可能であ
る。
される後方散乱エコーと、第2の振動子により受
信される所定角度範囲方向の散乱エコーとを合成
しないで、別々にBモード断層像として出力表示
させるようにしたものである。第8図実施例と異
なる点は、遅延回路130と加算回路140が不
要なことと、受信回路から表示部に至る回路がす
べて2系列(A,B)設けられていることであ
る。なお、それら回路を2系列とせずに、時間的
に切替えて別々に測定表示することも可能であ
る。
発明の具体的効果
以上説明したように、本発明の超音波測定方法
および装置によれば、後方散乱エコーと、該後方
散乱エコーを除く所定範囲方向の散乱エコーとを
それぞれ第1振動子および第2振動子にて同一時
に受信していることから、分解能に優れたBモー
ド断層像を再現性よく、短時間で得ることができ
るという効果がある。
および装置によれば、後方散乱エコーと、該後方
散乱エコーを除く所定範囲方向の散乱エコーとを
それぞれ第1振動子および第2振動子にて同一時
に受信していることから、分解能に優れたBモー
ド断層像を再現性よく、短時間で得ることができ
るという効果がある。
第1の振動子により送信さされて被測定物体に
て反射された超音波のうち、後方散乱エコーを第
1の振動子にて受信し、さらにこの後方散乱エコ
ーを除く散乱エコーを第2の振動子にて受信して
いる。この結果、特に、第1の振動子からの超音
波の送信方向に対して傾斜を有した被測定物体の
音響不連続面においてもBモード断層像をより詳
しく描出することができる。
て反射された超音波のうち、後方散乱エコーを第
1の振動子にて受信し、さらにこの後方散乱エコ
ーを除く散乱エコーを第2の振動子にて受信して
いる。この結果、特に、第1の振動子からの超音
波の送信方向に対して傾斜を有した被測定物体の
音響不連続面においてもBモード断層像をより詳
しく描出することができる。
第1図は本発明の一実施例による超音波探触子
の平面図と使用状態を示す断面図、第2図〜第4
図は従来の超音波探触子による測定動作を説明す
る説明図、第5図は超音波探触子の走査方式の説
明図、第6図は本発明の他の実施例の超音波探触
子の平面図と使用状態を示す断面図、第7図は第
1図実施例の超音波探触子を水浸法の機械的リニ
ア走査に適用した例を示す模式図、第8図は第1
図実施例の超音波探触子を適用してなる超音波断
層装置の一実施例の全体構成図、第9図〜第11
図はそれぞれ、本発明のさらに他の実施例の超音
波探触子の正面図と使用状態を示す断面図、第1
2図は第1図実施例の超音波探触子を適用してな
る超音波断層装置の他の実施例の全体構成図であ
る。 主要部分の符号の説明、10…超音波探触子、
11…第1の振動子、12…第2の振動子、13
0…遅延回路、140…加算回路。
の平面図と使用状態を示す断面図、第2図〜第4
図は従来の超音波探触子による測定動作を説明す
る説明図、第5図は超音波探触子の走査方式の説
明図、第6図は本発明の他の実施例の超音波探触
子の平面図と使用状態を示す断面図、第7図は第
1図実施例の超音波探触子を水浸法の機械的リニ
ア走査に適用した例を示す模式図、第8図は第1
図実施例の超音波探触子を適用してなる超音波断
層装置の一実施例の全体構成図、第9図〜第11
図はそれぞれ、本発明のさらに他の実施例の超音
波探触子の正面図と使用状態を示す断面図、第1
2図は第1図実施例の超音波探触子を適用してな
る超音波断層装置の他の実施例の全体構成図であ
る。 主要部分の符号の説明、10…超音波探触子、
11…第1の振動子、12…第2の振動子、13
0…遅延回路、140…加算回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被測定物体に超音波を送信し、該被測定物体
から反射された超音波エコーを受信して、被測定
物体の音響特性を測定する超音波測定方法におい
て、 第1の振動子により被測定物体に超音波を送信
する送信工程と、 前記第1の振動子から送信されて、前記被測定
物体にて所定範囲方向に反射された超音波エコー
を後方散乱エコーと該後方散乱エコーを除く散乱
エコーとに分けて、該第1の振動子および該第1
の振動子に近接配置された第2の振動子によりそ
れぞれ同一時に受信する受信工程と、 受信された該超音波エコーを合成する工程とか
らなる超音波測定方法。 2 被測定物体に超音波を送信し、該被測定物体
から反射された超音波エコーを受信して、被測定
物体の音響特性を測定する超音波測定装置におい
て、該装置は、 該被測定物体に超音波を送信するとともに、該
被測定物体にて反射された超音波エコーのうち後
方散乱エコーを受信する送受信兼用の第1の振動
子と、 該第1の振動子に近接配置され該被測定物体に
て反射された前記超音波エコーのうち前記後方散
乱エコーを除く散乱エコーを受信する受信用の第
2の振動子と、 前記第1および第2の振動子により受信された
超音波エコーを合成する合成手段とを有すること
を特徴とする超音波測定装置。 3 前記合成手段は、第1又は第2の振動子の受
信出力の一方を所定時間遅延させて加算するもの
としたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の超音波測定装置。 4 前記遅延時間は、前記第1又は第2の振動子
の受信出力のうち、先に受信されたものの受信時
間に基づいて可変とすることを特徴とする特許請
求の範囲第3項記載の超音波測定装置。 5 被測定物体に超音波を送信し、該被測定物体
から反射された超音波エコーを受信して、被測定
物体の音響特性を測定する超音波測定装置におい
て、該装置は、 該被測定物体に超音波を送信するとともに、該
被測定物体から反射された超音波エコーのうち後
方散乱エコーを受信する送受信兼用の第1の振動
子と、 該第1の振動子に近接配置され該被測定物体か
ら反射された前記超音波エコーのうち前記後方散
乱エコーを除く散乱エコーを受信する受信用の第
2の振動子と、 前記第1および第2の振動子の受信出力を合成
しないで別々に処理してBモード断層像を出力表
示する処理表示手段とを有することを特徴とする
超音波測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60075419A JPS61234355A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 超音波測定方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60075419A JPS61234355A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 超音波測定方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61234355A JPS61234355A (ja) | 1986-10-18 |
| JPH0566131B2 true JPH0566131B2 (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13575645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60075419A Granted JPS61234355A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 超音波測定方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61234355A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9557962B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-01-31 | Sony Corporation | Voice control device, voice control method and program |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5985973A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-18 | Hitachi Medical Corp | 多重リング電子集束形超音波装置 |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP60075419A patent/JPS61234355A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9557962B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-01-31 | Sony Corporation | Voice control device, voice control method and program |
| US9830128B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-11-28 | Sony Corporation | Voice control device, voice control method and program |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61234355A (ja) | 1986-10-18 |
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