JPH0566145B2 - - Google Patents

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JPH0566145B2
JPH0566145B2 JP59179517A JP17951784A JPH0566145B2 JP H0566145 B2 JPH0566145 B2 JP H0566145B2 JP 59179517 A JP59179517 A JP 59179517A JP 17951784 A JP17951784 A JP 17951784A JP H0566145 B2 JPH0566145 B2 JP H0566145B2
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cast
weight
filler
splints
casting material
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Guriin Richaado
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Johnson and Johnson Products Inc
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Publication date
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Publication of JPH0566145B2 publication Critical patent/JPH0566145B2/ja
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    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/07Stiffening bandages
    • A61L15/08Stiffening bandages containing inorganic materials, e.g. plaster of Paris
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
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    • A61L15/12Stiffening bandages containing macromolecular materials
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性副木ならびに帯具、ウエブ、
フイルム、テープまたはシート材料の形態のギブ
ス包帯成形材料に関する。この種の副木およびギ
ブス包帯は、人および動物体の骨折および脱臼の
整復をもたらす非可動化、固定および支持の保持
ならびに骨折の整復をもたらす骨断片の概略の保
存処置にとつて有用である。本発明は充填材を含
有する結晶性ポリウレタンポリマーの使用に関
し、このポリマーは熱によつて軟化し、身体に対
応して形成させることができ、更に冷却により再
結晶させて硬質、自立のギブス包帯または副木を
形成するものである。 従来は焼石膏のようなギブス包帯材料が応く用
いられて来たが、この種の材料から作られたギブ
ス包帯は重く、嵩高で、水に敏感であり、かつX
−線透過性に乏しい。軟質ポリエーテルフオーム
でライニングしたアルミニウム副木もまた利用さ
れて来たが、これは非可動化しようとする身体の
部分に適切に成形し、かつ定着させることが困難
である。 ギブス包帯および副木における特定の熱可塑性
材料の使用は知られている。米国特許第2385879
号は脂肪酸のビニルエステルとハロゲン化ビニル
とのコポリマーの利用を開示している。米国特許
第3420231号にはトランス−1,4−クロロプレ
ンと逆性可溶樹脂、たとえばメチルセルロースと
の混合物で塗布される繊維状支持体が開示されて
いる。米国特許第3442265号はポリメチルメタク
リレートの使用を開示し、また米国特許第
3809600号はトランス−ポリイソプレンを開示し
ている。更に、発泡熱可塑性物質たとえばポリエ
チレンは米国特許第2947307号に、現場発泡用発
泡ポリウレタンは米国特許第3301252号中に開示
されている。 これらの先行物質および副木、固定具、支持体
またはギブス包帯を形成する方法は実用的成功を
ほとんど収めなかつた。それは使用に伴う1また
はそれ以上の欠点によるものである。或る場合に
は、それらを適用及至成形するのに困難があり、
また面倒な加熱およびこれによる処理あるいはそ
の他の取扱い工程を包含している。その他の場合
には、可塑剤のような成分が、それを含有する副
木、固定具、支持体またはギブス包帯から分離す
ることによつて、不快さを生ずる可能性があり、
そしてまたある場合には患者の皮膚に対する極端
な刺戟を生ずる。更に他の場合には副木、固定
具、支持体またはギブス包帯は水に敏感であり、
十分な強度または剛性の欠除は矯正される身体部
分を確実に定着させるのが困難であり、および/
またはもはや不要となつた際に除去するのが困難
である。温度約35℃乃至100℃で溶融する結晶性
ポリマーは、この種のポリマーが皮膚を傷めない
温度で成形できれば副木またはギブス包帯として
用いることができる。これらの物質は、再結晶に
依存して副木またはギブス包帯に強度を付与し、
従つてその非晶質ポリマーは可撓性である。これ
らの物質の多くは、ある時間にわたつて再結晶温
度未満で「加工」可能なので、副木またはギブス
包帯は快適な温度で成形することができ、強度を
得ることが必要な場合にのみ再結晶によるもので
ある。しかし、これら物質の多くは30分もかかる
遅過ぎる速度で再結晶し、その間ポリマーが十分
な再結晶を生ずるのを待つことになる。勿論、こ
のポリマーは人工的に、たとえば冷水中に置くこ
とにより冷却してもよい。この余分な工程は患者
および整形外科医双方にとつて不都合である。米
国特許第4105025号は繊維状支持体に適用される
結晶性ポリウレタンポリマーの使用を開示してい
る。このポリマーの利用は熱可塑性ポリマーで遭
遇した若干の問題を回避するものである。しか
し、米国特許第4105025号中に開示されるような
副木またはギブス包帯材料は適切な硬度乃至モジ
ユラス特性を有しない。この種のギブス包帯乃至
副木が身体に適用されると、その身体の熱はその
物質をそれらがもはや適当な支持を示さない点ま
で軟化させる。更に、再結晶乃至硬化時間、すな
わち熱によつて軟化された後、無充填ポリマーギ
ブス包帯乃至副木を再硬化させるのに要する時間
は余り長過ぎて受け入れることができない。硬化
時間は10分以内であるべきである。 不活性充填材の添加が、ポリウレタンポリマー
ギブス包帯または副木の硬度あるいはモジユラス
特性を改良するために利用し得ることが期待され
る。充填剤、たとえばウオラストナイトまたは充
填材とカプリツング剤とのポリマーへの単純な添
加はこれらの欠陥を克服するものではないことが
先に確認されている。もし、ポリマーに対し十分
な充填材が添加されて適切な硬度が付与される
と、ギブス包帯材料は再結晶によつて極端に脆く
なつてしまう。この極端に脆いギブス包帯は割れ
たり、破損し易く、それで手足用支持体としては
役に立たなくなる。過剰な脆性は、ギブス包帯物
質が身体用ギブス包帯または側彎症用ジヤケツト
に用いられる際、特に不利益である。側彎症用ジ
ヤケツトは患者からしばしば除去されたり、取替
えたりされる。もし、ギブス包帯物質が脆いと、
ギブス包帯を取除く際それは破損する。 本発明は従来のギブス包帯材料の問題点を、不
活性充填材と結晶性ポリウレタンポリマーとの特
別な組合せを利用することにより克服するもので
ある。充填材の併用は、所望の強度、剛性、硬化
時間を有し、かつ使用に際して脆くならない副木
材料をもたらす。 従つて、本発明は、人または動物体に適用し
て、それに対し副木、固定具、支持体、保護性遮
蔽またはギブス包帯を形成するシート、テープ、
フイルム状、また予備成形した取付形状において
成形性整形用ギブス包帯およびギブス材料を提供
するものである。本発明の整形外科用材料は、優
れた加工時間を有すると同時に、これらの材料を
患者に適用する整形外科医にとつて望ましい速度
で硬化することにより特徴づけられている。本明
細書で用いられる用語「ギブス包帯」には副木、
支持体、固定具、遮蔽物およびその他の類似整形
外科用器具を含めることを意図するものである。
ギブス包帯およびギブス包帯材料は、以下でより
詳細に説明する結晶性ポリウレタンポリマーによ
り調製される。本発明は更にこの種の成形性、整
形外科用ギブス包帯材料の製造方法ならびにこの
種の副木、固定具、遮蔽物、支持体およびギブス
包帯の製造方法を提供する。更に本発明は結晶性
ポリウレタンポリマーの再結晶速度を変化させる
方法を提供する。 本発明のギブス包帯材料は人または動物体に非
常に容易かつ迅速に適用されて、硬質、非刺戟
性、強力、耐久性、耐水性、耐汚水性、密着取付
性の副木、固定具、支持体、遮蔽物およびギブス
包帯を形成し、そしてこれらはもはや不要となつ
たときには非常に容易に除去され、その際患者に
対してはほんの僅かな創傷または刺戟をも与え
ず、また所望により殺菌されて再び利用されるか
も知れないギブス材料に大きな損傷を与えること
のないものである。患者への適用前または適用中
にギブス材料から滲み出る皮膚刺戟物またはその
他物質の危険性は全くなく、また所望によりこの
材料は粘着性のものとして調製することもでき
る。 結晶性ポリウレタンポリマーのウエブまたはシ
ートは如何なる所望の厚さを有していてもよく、
たとえばテープやフイルムのギブス包帯における
約1乃至2ミルの範囲から約100ミル以上までで
もよい。 本発明の成形性ギブス包帯材料はあつらえの輪
郭−取付副木、固定具および整形外科乃至外科用
支持体を作成するために用いることができる。得
られた製品は、損傷またはひび割れした手足ある
いは身体部分に対し、腱、靭帯等の創傷用に、先
天性奇形、たとえば彎曲足、股関節脱臼等の矯正
用に、あるいは歯およびその他の身体部分を保護
するための遮蔽および保護目的用の副木を形成す
るために用いることができる。また、得られた製
品は皮膚を緊張して火傷処置中の瘢痕組織の生成
を最小とするために用いることができる。この製
品は手足または身体部分の一部分のみをカバーす
るユニツトに形成することもできるし、あるいは
手足または身体部分を完全に包囲するユニツトに
形成することもできる。副木または外科用支持体
は人体あるいは獣医学目的に関し利用可能であ
る。成形性ギブス材料の使用はアルミニウム副木
のような用具を排除し、一方、創傷身体部分、た
とえば指関節を屈曲した位置に維持させるもので
ある。本明細書中で用いられる用語「整形外科用
ギブス包帯」は上記の全用途を包含するものであ
る。 より具体的に成形性ギブス包帯は、上反副木、
持抗副木、手載置副木(hand rest splints)、完全脚副木(full leg splints)、
頚部カラー、踵プロテクタ、書字補助(writing
aids)、脛ガード、関節コーン(arthric cones)、
マウスピース、トウースガード(tooth
guards)、アーチ支持体、足底モールド(plantar
molds)、動的副木等を製作するのに用いること
ができる。 使用に際しては、その中のポリマーが変形する
のに十分軟らくなるように整形外科用ギブス包帯
材料を十分高い温度に暖める。この温度は適用中
に、患者に余分な不快さを与えないために十分低
いものである。整形外科用ギブス包帯材料は身体
の実行部分の表面形状に一致するように成形し、
次いで室温に冷却する。冷却(結晶化)すると、
整形外科用ギブス包帯が適用される身体の実行部
分に密着して一致させたギブス包帯は硬化する。
所望により、整形外科用ギブス包帯材料が身体の
有効部分上もしくは周囲に配置される前後に、そ
れを加熱することも可能である。 整形外科用ギブス包帯は、それを変形するのに
足る温度に暖め、次いで加熱した整形外科用ギブ
ス包帯を手で変形して身体から取はずすようにす
れば容易に除去される。この材料はまた、ギブス
包帯用鋸または大ばさみの使用によつて取除くこ
ともできる。 可撓性ギブス包帯材料から製作されたギブス包
帯は硬質であり、適用の間に容易かつ迅速に成形
され、強く、耐久性があり、水に対しては鋭敏で
はなく、耐汚水性を示し、身体の表面に密着して
取付けられ、皮膚に対して刺戟性はなく、加熱
(たとえば熱風または温水あるいは切断)によつ
て容易に除去でき、X線透過性であり、半透明で
あり、あつらえられ、非毒性かつ非アレルギー性
であり、反覆して使用可能であり、如何なる洗剤
で洗うことも可能であり、熱の不導体であり、暖
めるか冷やせば滑めらかな端縁を残してはさみま
たはナイフで容易に切断することができる。ギブ
ス包帯はシート、フイルム等からあつらえること
ができるので、数多くの寸法乃至設計あるいはギ
ブス包帯を貯蔵する必要がない。本発明のギブス
包帯を被着した人々は、そのギブス包帯を損傷す
ることなく、泳いだり、その他の活動に関与する
ことができる。 本発明の充填結晶性ポリウレタンポリマーベー
スの他の特性は広い範囲の多様な物質とのその相
溶性にあり、従つて、それを成形する際ギブス包
帯材料内への医薬品の混合を可能とするものであ
る。 結晶性ポリウレタンは、融点または軟化温度35
℃乃至240℃、好ましくは45℃乃至85℃を有する
熱可塑性物質である。これらのポリマーは多官能
価イソシアネートと、1個以上の活性水素を有す
る有機化合物、たとえば多官能価ポリエステル、
ポリエーテルアルコール、またはアミンあるいは
それらのいずれかの組合せであつて、以下“イソ
シアネート反応体”と称するものとの反応性成物
であればよい。一般に、本質的には綿状ポリマー
が好ましく、従つて、2官能価イソシアネート
を、2個の活性水素を有する有機化合物、たとえ
ばポリエステルまたはポリエーテル、であつてグ
リコールまたはアミンで延長された鎖を有するも
のと反応させる。好ましくは前記ポリウレタンの
ように、グリコールで延長された2官能価ポリエ
ステル鎖が利用される。 2官能価イソシアネートは事実上、非重合体で
も重合体でもよい。適切な2官能価イソシアネー
トの例には、1−クロロ−2,4−フエニレンジ
イソシアネート、m−フエニレンジイソシアネー
ト、p−フエニレンジイソシアネート、4,4″−
メチレンビス(フエニルイソシアネート)、2,
4−トリレンジイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート(2,4−異性体60%、2,6−異性
体40%)、2,6−トリレンジイソシアネート、
3,3′−ジメチル−4,4′−ビフエニレンジイソ
シアネート、4,4′−メチレンビス(2−メチル
フエニルイソシアネート)3,3′−ジメトキシ−
4,4′−ビフエニレンジイソシアネート、2,
2′,5,5′−テトラメチル−4,4′−ビフエニレ
ンジイソシアネートおよびジエチレングリコール
アジペートポリエステルを伴うトリレンジイソシ
アネートの2,4−異性体80%および2,6−異
性体20%がある。 ポリエステルがイソシアネート反応体として好
ましい、特にポリウレタンポリマーに必要とされ
る結晶度を与えるように十分な高分子量を有する
ものであることが特に好ましい。たとえば、ヒド
ロキシルを未端基とするポリエステル、たとえば
ポリカプロラクトンまたはアジピン酸をベースと
するポリエステルが特に好ましい。これらのポリ
エステルは分子量500乃至5000、好ましくは2000
乃至4000を有していればよい。 イソシアネートとイソシアネート反応体とは当
該技術分野で知られた方法により反応させて結晶
性ポリウレタンを生成すればよい。たとえば、
「ポリウレタン」ダンブラウ著、レインホール
ド・パプリツシング・コーポレーシヨン、ニユー
ヨーク、1957年を参照されたい。 結晶性ポリウレタンポリマーはポリエステル成
分により貢献された高い結晶化度を有し、そして
好ましくは数平均分子量25000乃至100000を有す
ることになる。 最終ギブス包帯において、所望の特性を有する
ためには、ポリウレタンポリマーが充填材を含有
することが必要である。充填材は材料の合計重量
基準で30乃至60%の量をもつて存在せねばならな
い。 結晶性ポリウレタンへの充填材の添加はギブス
包帯に所望の硬度、剛性およびモジユラス特性を
付与するために必要である。充填材なしでは、ポ
リウレタンギブス包帯は、該包帯を被着した患者
の体熱により軟化する傾向を示す。ギブス包帯が
軟化すると、それは剛性を失い、そしてもはやそ
の意図した目的のためには機能しない。 本発明のギブス包帯材料の製作に用いる充填材
は市販されている充填材ウオラストナイトとノヴ
アサイトの併用である。ウオラストナイトは天然
産の非金属メタけい酸カルシウム、CaSiO3であ
る。その形状は、とがつており、すなわち針状で
あり、代表的な長さ対直径化率3:1乃至20:1
の範囲を占めている。ノヴアサイトは、直径1乃
至10ミクロンの微結晶性板状粒子の形態における
99.5%シリカ、SiO2である。本発明の充填材は
(充填材の全重量を基準として)ウオラストナイ
ト20乃至60重量%のノヴアサイト40乃至80重量%
とを含んでいる。ウオラストナイトのパーセンテ
ージの増加は脆過ぎるギブス包帯材料を形成する
傾向があり、一方ウオラストナイトのパーセンテ
ージの減少は所望の強度および剛性を有しないギ
ブス包帯材料をもたらすことになる。充填材の好
ましい組合せはウオラストナイト50%とノヴアサ
イト50%を含むものである。 ギブス包帯材料中に存在する併用した充填材の
合計重量は30%乃至60%であり、充填材50%であ
るのが好ましい。30%未満の充填材添加量はギブ
ス包帯の不適切な剛性と硬化時間をもたらし、一
方60%を超える充填材の添加はポリマー中に配合
するのが非常に困難であり、そしてギブス包帯材
料は脆くなる。 ポリウレタンの結晶化度は充填材へのカツプリ
ング剤の添加によつて増加させることができる。
特に有用であることが判明しているカツプリング
剤は式: (RO)n−Ti−(OXaR′bo (式中、Rはヒドロカルビル基または不活性置
換基、たとえばハロゲン、酸素、イオウおよびリ
ンにより置換されたヒドロカルビル基であり、好
ましくはRはC1乃至C10ヒドロカルビル基、特に
アルキルまたはアルケニル基、そして最も好まし
くはRはC1乃至C4アルキル基、たとえばメチル
またはイソプロピル基であり、Xは2基ホスフエ
ート、ピロホスフエートまたはスルフリル基、好
ましくはホスフエートまたはピロホスフエート基
であり、R′はヒドロカルビル基または上記の不
活性置換基で置換されたヒドロカルビル基、たと
えばC1乃至C100アルキレン基であり、そしてa,
b,mおよびnは1<m<4、m+n=6の整
数、またaおよびbは0または1である。)で示
されるチタネートである。上記式において、mは
好ましくは1であり、従つてnは5となる。更に
(以下に例証するように)R,R′およびXは同一
のチタネートカツプリング剤中で異なつた基を表
わし得ることを理解すべきである。上記のカツプ
リング剤はRまたはR′基の端部において反応性
基、たとえばアクリレート、メタクリレートまた
はビニル基で終結していてもよい。この種の末端
反応性は、本発明の範囲内で再結晶増加剤として
機能するためのカツプリング剤について重要であ
るとは考えられていない。 上記の具体例には、チタン酸イソプロピルトリ
イソステアロイル、チタン酸イソプロピルトリ
(ラウリル−ミリスチル)、チタン酸イソプロピル
イソステアロイル、チタン酸ジメタクリル、チタ
ン酸イソプロピルトリ(ドデシル−ベンゼンスル
ホニル)、チタン酸イソプロピルイソステアロイ
ルジアクリル、チタン酸イソプロピルトリ(ジイ
ソオクチルホスフエート)、チタン酸イソプロピ
ルトリメタクリル、チタン酸イソプロピルトリ
(ジオクチル−ピロホスフエート)、およびチタン
酸イソプロピル基トリアクロイルがある。 好ましいチタネートはチタン酸イソプロピルト
リ(ジオクチルピロホスフエート: である。 カツプリング剤は前記結晶性ポリウレタンポリ
マーおよび充填材の0.05乃至5、好ましくは0.25
乃至1重量%の量をもつて存在すればよい。 更に、少量、すなわち10%以下の他の充填用物
質、たとえば二酸化チタンを用いて、ギブス包帯
材料を白くすることも可能である。 成形性ギブス包帯材料を調製するどんな方法も
利用可能である。たとえば、結晶性ポリウレタン
ポリマーおよび充填材および/または溶融ポリマ
ーに添加される再結晶増加剤は2本ロール機上
に、あるいは適当なミキサー内で適度の温度、た
とえば約60℃以上で溶融することができる。次に
結晶性ポリウレタンポリマー乃至ブレンドをシー
ト化し、テープまたはフイルムの形状に押出し、
あるいは押出しおよびペレツト化し、また圧縮成
形してブラツク、シートまたはその他の所望形状
とし、もしくはそれら以外のあらゆる所望形状に
形成乃至成形する。 ギブス包帯材料を形成する好ましい方法は、圧
延乃至カレンダリングである。ギブス包帯材料を
圧延またはカレンダリングする際、マイクロワツ
クスを加工助剤として含有させるのは都合がよ
い。典型的には(配合物の全重量基準で)ワツク
ス約1/2乃至3重量%を含有させる。 更に、結晶性ポリウレタンポリマーまたはブレ
ンドの粉末または顆粒は溶剤中に溶解または分散
させ、硬質の非透過性注型表面上に注いで、シー
トまたはフイルムを形成させ、あるいは可撓性ベ
ース乃至基体上に拡げ、そして乾燥させることが
できる。適切な溶剤には、テトラヒドロフラン、
N,N−ジメチルホルムアミド、メチルエチルケ
トンおよびその他の溶剤がある。結晶性ポリウレ
タンポリマーを溶液として注型用表面または可撓
性ベースに適用する場合には急速乾燥溶剤が好ま
しい。 結晶性ポリウレタンポリマーまたはブレンドを
ベースウエブ乃至シートに接着する他の方法は、
そのベースウエブ乃至シートに粉末もしくは顆粒
化したポリマーを振りかけて、引続きポリマーが
溶融する温度に暖め、そしてベースウエブの表面
上または内で融合させて塗膜または含浸物を形成
させるものである。 ギブス包帯材料は、それが人または動物体に適
用された後、孔をあけてギブス包帯材料によつて
覆われた皮膚からおよび皮膚への空気あるいは水
分の拡散をさせることができる。この種の穿孔の
寸法は狭く臨界的なものではなく、直径約1ミル
乃至約3/4インチ(約0.025〜約19mm)の範囲に及
ぶことが可能である。この種の成形性ギブス包帯
材料から調製されたギブス包帯において、一連の
穴もしくは穿孔は、該包帯が人または動物体上で
用いられる場合、該包帯下で生成する発汗水分の
蒸発を促進し、そしてこれは更に、既に軽量であ
るギブス包帯の重量を減少させる。 可撓性ギブス包帯材料のウエブまたはシートは
約1/16インチ乃至1/4インチ(約1.6〜約6.4mm)
の厚さを有すべきである。より厚いシートは多く
の場合曲げるのがより困難となり、一方より薄い
シートは重ね合わせない限り弱くなり過ぎ、そし
て身体部分上のギブス包帯の形成後に熱を加えな
い限り容易に溶融するためには急速に冷却し過ぎ
ることになる。精密な厚さは、また、ギブス包帯
が適用されるべき身体の位置に左右されるもので
ある。1/16インチ(約1.6mm)の厚さが指および
足指のギブス包帯用に好ましく、そして1/4イン
チ(約6.4mm)の厚さはより大きな手足にとつて
好ましいであろう。 より大きな強度および剛性が所望の場合には、
1/4インチより厚いウエブまたはシートを用いる
ことができる。 更に、ギブス包帯材料を弓状支持体のような器
具の形成に用いるような場合には、可成り大きな
厚さが望ましい。大きな強度および剛性に主要な
重要性が存在せず、また重ね合わせが都合よい場
合には、可成り薄い1/16インチ未満のウエブまた
はシートを用いることができる。ギブス包帯材料
の長さおよび幅はそのタイプおよび応用によつて
変化するものであり、たとえば腕への応用につい
ては10″×10″(約25cm×25cm)シート乃至8″×
8″(約20cm×20cm)シートが満足すべきものであ
ることが見出され、また腕への応用に関しては
10″×30″(約25cm×約76cm)シートが満足すべき
ものであることが判明している。 数多くのギブス包帯、たとえば指、足指、腕、
脚等用のものを形成するために、ギブス包帯材料
はチユーブ状またはその他の実施形状とすること
ができる。その他の場合には、シート状のギブス
包帯材料を身体領域の周りに形成し、そして所望
により重ね合わせ、上昇させた温度によつてそれ
自体を溶融させ、そして冷却によりそれが硬化す
るまで適所に保持される。ギブス包帯材料は普通
の家庭用ヘアドライヤーや特別に設計した加熱ガ
ンにより、あるいは普通の温水コツクから汲み出
された鍋の中の湯にそれを単に浸漬することによ
り加熱することができる。ギブス包帯材料はま
た、テープや細長いシート状で用いることがで
き、これは該包装材料を身体部分の周りに重ね合
わせ法により次々に巻きつけるものである。巻き
つけ前または後に加えた熱は重ね合わせテープを
互いに接着して一体のギブス包帯とし、これは次
却により硬化する。 このタイプのギブス包帯材料は、非可動化を意
図する手足または身体の部分を支持するために十
分な強度を有するべきである。この強度は材料の
曲げ弾性率として測定および表現される。曲げ弾
性率は、硬質材料から成る試料を破損するまで屈
曲することにより該試料を破壊するのに要する力
である。曲げ弾性率を測定するための試験方法は
ASTMD−790である。ギブス包帯材料の一般的
な目的、すなわち、指、腕または脚用ギブス包帯
乃至副木のためには曲げ弾性率は少なくとも
50000ポンド/in2(約3500Kg/cm2)であるべきで
ある。全身ギブス包帯乃至側彎症用ジヤケツトの
ために、曲げ弾性率は可成り高く、100000乃至
120000ポンド/in2(約7000〜約8400Kg/cm2)の範
囲内になければならない。 ギブス包帯材料の強度要件の他に、ギブス包帯
材料は脆くてはならない。ギブス包帯材料は、ひ
び割れたりあるいは破損することなく、屈曲し得
るものであるべきである。ギブス包帯材料の可撓
性は材料の試料が破損するまで該試料を屈曲する
ことにより測定される。ギブス包帯材料として受
入れられるためにはその材料は破損する前に
10000回の屈曲が可能であるべきである。 整形外科用ギブス包帯材料は、その融点未満の
温度に温めながらそれを緊張することにより、ま
たそれを緊張状態に保持しながら冷却することに
より延伸できるものである。チユーブ形状のもの
の場合、延伸した材料を手足上に配置し、そして
加熱し、それにより該材料は手足の周りの適所に
収縮する。勿論、チユーブ状材料は非常に大きい
ことおよび/または収縮の範囲は循環が遮断され
ないように制御されるべき注意されねばならな
い。チユーブ、シートまたはストリツプ状延伸材
料もまた、先に硬化したギブス包帯上を覆つて配
置され、かつその上で収縮し、所望により、より
整つた、より円滑な表面を付与できるものであ
る。 ギブス包帯材料中の結晶性ポリウレタンポリマ
ーの温度を上昇させて該包帯中で変形可能にさせ
るために要する熱は如何なる方法で適用してもよ
い。好ましい寸法はサーモスタツト的に制御され
た加熱ガン、水浴または炉を用いるものである
が、ある種の場合には普通の加熱空気ヘアドライ
ヤーも使用することができる。ギブス包帯は最初
に加熱し、次に配置しても、あるいは最初に配置
し、次いで加熱してもよく、そしてそれを冷却か
つ硬化させながら適所に保持する。 本発明の生成物は、人体にとつて快い温度で加
熱した後、可撓性であるように処方すべきであ
り、そうすればこれらの温度で十分な時間可撓性
であつて、その結果ギブス包帯が折れた手足を非
可動化したり損傷した身体を固定するために形成
できる残留部分を身体上に成形または形造ること
ができる。 従つて、ギブス包帯材料は50℃乃至85℃程度の
低い温度に加熱できるのが都合よく、可撓性とす
る場合には、ギブス包帯材料は手で所望の形状に
成形され、そして冷却してその形状をセツトす
る。勿論可撓性ベースが用いられるとすれば、そ
れは可撓性ギブス材料が、可撓性ベースを分解し
たり損傷せずに溶融され得るように選択されるべ
きである。勿論、最も重要な配慮は、皮膚を傷め
たり、皮膚に不快さを与えない温度で成形できる
可撓性ギブス包帯材料の使用についてである。ま
た、ウエブ(シートまたはストリツプ)は、適用
に先立つて患者のために快適な融点に近い温度で
温めることができ、そうすれば材料は十分な延性
と成形性を保有してギブス包帯を形成できる。材
料は空冷した場合、通常約20分以内で硬化する
が、充填材および再結晶速度増加剤を配合したと
きは5分以内で硬化することになる。 以下に実施例を示すが、特に断らない限り、全
ての%と部は重量で表わすものとし、全ての温度
は摂氏スケールによるものとする。 実施例 下記の組成から成るポリウレタン樹脂と共に合
計充填材のパーセンテージを変えることにより一
連のギブス包帯用配合物を調製した。ポリウレタ
ン樹脂はアジピン酸ポリヘキサメチレングリコー
ル(平均分子量1000〜3000)とメチレンビス(4
−フエニルイソシアネート)との1:1モル反応
生成物である。未充填ポリウレタン樹脂は結晶融
点51゜〜55℃ならびに数平均分子量79000を有して
いる。このポリウレタン樹脂は市販樹脂「Q−サ
ンPA−29」である。充填材は等重量のウオラス
トナイトとノヴアサイトとから成る。各充填材装
填ごとに、試料はチタネートカツプリング剤を添
加したもの(第表中の試料A)とチタネートカ
ツプリング剤を添加しないものとを調製した。硬
化時間乃至ギブス包帯を再硬化させるための時間
はギブス包帯材料を80℃において水中が加熱した
後、そのシヨアー押込硬度を測定することにより
決定される。ギブス包帯材料はシヨアー押込硬度
が値80に達すると硬化する。この材料のモジユラ
スは23℃におけるASTMD790に述べられた方法
により測定された。それらの結果は第表中に示
す。充填材50%を超えて含有する試料の破損は延
性破壊というよりはむしろ脆性破損であつた。合
計充填材60%を超えて含有する試料はギブス包帯
材料として使用可能であるためには脆過ぎると考
えられる。合計充填材30%未満を含有する試料は
10分以上の硬化時間を示し、これは受入れられな
い。
【表】 実施例 各50%の合計充填材を含有した他の一連の配合
物を調製した。充填材はその中に0%乃至100%
のノヴアサイトを含有し、残りの充填材はウコラ
ストナイトであつた。樹脂は実施例と同じであ
つた。これらの試料は曲げ弾性率と屈曲に対する
破損の数について試験した。それらの結果は第
表に示す。 屈曲試験は1″×3″(約2.54×約7.62cm)試料の一
端をクランプ内に水平位置に配置し、そして該試
料の自由端を、それが破損するまで60回/分の割
合で約1/2″(約1.27cm)上下させることにより行
う。ノヴアサイト90%の試料10は10000回以上の
屈曲に耐えたが、曲げ弾性率破損は脆性破損であ
つたため、この試料は本理由により受容不可能で
あると考えた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結晶性ポリウレタンポリマー40乃至70重量%
    および充填材30乃至60%を含んで成り、そして前
    記充填材が長さ対直径比率3:1乃至20:1を有
    するメタけい酸カルシウム繊維20%乃至60%およ
    び直径1乃至10ミクロンを有する粒子の形状にお
    けるシリカ40%乃至80%を含んで成る、軟化温度
    45℃乃至85℃を有し、そして再結晶して軟化によ
    り10分以内に硬質自己して再結晶支持性ギブス包
    帯を成形することができる熱可塑性ギブス包帯材
    料。 2 ポリウレタン樹脂が数平均分子量25000乃至
    100000を有する特許請求の範囲第1項記載のギブ
    ス包帯材料。 3 充填材がチタン酸イソプロピルトリ(ジオク
    チルピロホスフエート)0.25乃至1重量%を含有
    する特許請求の範囲第1項記載のギブス包帯材
    料。 4 全充填材が配合物の50重量%の量をもつて存
    在する特許請求の範囲第1項記載のギブス包帯材
    料。 5 充填材がメタけい酸カルシウム繊維50重量%
    とシリカ50重量%とから成る特許請求の範囲第1
    項記載のギブス包帯材料。 6 ポリウレタン樹脂が、平均分子量1000乃至
    3000を有するアジピン酸ポリヘキサメチレングリ
    コールとメチレンビス(4−フエニルイソシアネ
    ート)とから成る反応生成物である特許請求の範
    囲第1項記載のギブス包帯材料。 7 全充填材が配合物の50重量%の量をもつて該
    配合物中に存在し、そして前記充填材はメタけい
    酸カルシウム繊維50重量%とシリカ50重量%とを
    含んで成る特許請求の範囲第6項記載のギブス包
    帯材料。
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