JPH0566230U - エンジン補機の駆動装置 - Google Patents
エンジン補機の駆動装置Info
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- JPH0566230U JPH0566230U JP1627792U JP1627792U JPH0566230U JP H0566230 U JPH0566230 U JP H0566230U JP 1627792 U JP1627792 U JP 1627792U JP 1627792 U JP1627792 U JP 1627792U JP H0566230 U JPH0566230 U JP H0566230U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワーステアリング用オイルポンププーリと
バキュームポンププーリとをそれぞれ別々の動力伝達手
段で駆動することにより、一方の動力伝達手段による動
力伝達力が低下または零になった場合においても、パワ
ーステアリング効果および負圧利用の制動効果の一方を
確保することができ、信頼性の向上を図る。 【構成】 エンジンのクランクシャフトに取付けられた
クランクプーリ9とパワーステアリング用オイルポンプ
プーリ18との間に第1の動力伝達手段26を張架する
一方、クランクプーリ9と、制動用バキュームポンプを
駆動するバキュームポンププーリ21との間に第2の動
力伝達手段27を張架したことを特徴とする。
バキュームポンププーリとをそれぞれ別々の動力伝達手
段で駆動することにより、一方の動力伝達手段による動
力伝達力が低下または零になった場合においても、パワ
ーステアリング効果および負圧利用の制動効果の一方を
確保することができ、信頼性の向上を図る。 【構成】 エンジンのクランクシャフトに取付けられた
クランクプーリ9とパワーステアリング用オイルポンプ
プーリ18との間に第1の動力伝達手段26を張架する
一方、クランクプーリ9と、制動用バキュームポンプを
駆動するバキュームポンププーリ21との間に第2の動
力伝達手段27を張架したことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、例えば、クランクプーリに張架したベルトにより、エアコンディ ショナ用コンプレッサ、オルタネータ(発電機)、ウォータポンプ等の補機を駆 動するようなエンジン補機の駆動装置に関する。
【0002】
従来、上述例のエンジン補機の駆動装置としては、例えば、実開昭63−60 031号公報に記載の装置がある。すなわち、クランクプーリとウォータポンプ プーリとオルタネータ駆動用プーリとの間に第1のベルトを張架する一方、上述 のクランクプーリとエアコンディショナ用コンプレッサのプーリ(エアコンプー リ)とテンショナプーリとの間に第2のベルトを張架して、エンジン駆動時に上 述の各エンジン補機を駆動すべく構成した装置である。
【0003】 ところで、自動車のエンジン補機としては上述の各補機の他に、パワーステア リング装置用のオイルポンプと負圧を利用した制動手段としてのバキュームポン プとを配設するのが一般的であり、パワーステアリング用オイルポンププーリと バキュームポンププーリとを上述の同側のベルトにより駆動すべく構成した場合 には、次のような問題点があった。
【0004】 つまり、上述の同側のベルトによるパワーステアリング用オイルポンププーリ およびバキュームポンププーリに対する動力伝達力が大幅に低下した時、または 動力伝達力が零になった場合には、パワーステアリング効果および負圧利用の制 動効果(ブレーキング効果)の双方が得られなくなる問題点があった。
【0005】
この考案の請求項1記載の考案は、パワーステアリング用オイルポンププーリ とバキュームポンププーリとをそれぞれ別々の動力伝達手段で駆動することによ り、一方の動力伝達手段による動力伝達力が低下または零になった場合において も、パワーステアリング効果および負圧利用の制動効果の一方を確保することが でき、信頼性の向上を図ることができるエンジン補機の駆動装置の提供を目的と する。
【0006】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の目的と併せて、 バキュームポンプの負荷により補機の負荷変動を減衰すべく構成することで、負 荷変動をオートテンショナに伝達しないようにし、オートテンショナの信頼性の 向上を図ることができるエンジン補機の駆動装置の提供を目的とする。
【0007】 この考案の請求項3記載の考案は、上記請求項1または請求項2記載の考案の 目的と併せて、バキュームポンプが駆動して負圧を生成する時に発生する空気流 を有効利用してオルタネータを空冷することで、オルタネータの信頼性の向上を 図ることができるエンジン補機の駆動装置の提供を目的とする。
【0008】
この考案の請求項1記載の考案は、エンジンのクランクシャフトに取付けられ たクランクプーリとパワーステアリング用オイルポンププーリとの間に第1の動 力伝達手段を張架する一方、上記クランクプーリと、制動用バキュームポンプを 駆動するバキュームポンププーリとの間に第2の動力伝達手段を張架したエンジ ン補機の駆動装置であることを特徴とする。
【0009】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の構成と併せて、 上記第2の動力伝達手段で駆動されるバキュームポンプを、同動力伝達経路にお けるバキュームポンプの張り側に配設された補機とバキュームポンプの弛み側に 配設されたオートテンショナとの間に配設したエンジン補機の駆動装置であるこ とを特徴とする。
【0010】 この考案の請求項3記載の考案は、上記請求項1または請求項2記載の考案の 構成と併せて、上記バキュームポンプはその側方よりエアを吐出する構造で、該 バキュームポンプの近傍にオルタネータを配設したエンジン補機の駆動装置であ ることを特徴とする。
【0011】
この考案の請求項1記載の考案によれば、パワーステアリング用オイルポンプ プーリを第1の動力伝達手段で駆動する一方、バキュームポンププーリを第2の 動力伝達手段で駆動するので、一方の動力伝達手段による動力伝達力が低下、ま たは、零になった場合においても、パワーステアリング効果および負圧利用の制 動効果の一方を確保することができ、このため信頼性の向上を図ることができる 効果がある。
【0012】 この考案の請求項2記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の効果と併 せて、第2の動力伝達手段による動力伝達経路において、負荷変動が比較的大き い補機と、オートテンショナとの間に、負荷変動がないバキュームポンプを配設 したので、バキュームポンプの負荷により補機の負荷変動を減衰させ、この負荷 変動がオートテンショナに伝達されるのを防止する。このためオートテンショナ の信頼性の向上を図ることができる効果がある。
【0013】 この考案の請求項3記載の考案によれば、上記請求項1または請求項2記載の 考案の効果と併せて、オルタネータは比較的発熱しやすいエンジン補機であるが 、このオルタネータをバキュームポンプの近傍に配設したので、バキュームポン プが駆動して負圧を生成する時に発生する空気流を有効利用して上述のオルタネ ータを空冷することができる。このためオルタネータの信頼性の向上を図ること ができる効果がある。
【0014】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面はエンジン補機の駆動装置を示し、図1において、V型エンジン1はシリ ンダブロック2の上部に一方側バンクAのシリンダヘッド3を取付けると共に、 他方側バンクBのシリンダヘッド4を取付け、これら各シリンダヘッド3,4の トップデッキにはシリンダヘッドカバー5,6を取付け、上述のシリンダブロッ ク2の下部にはロアブロック7を介してオイルパン8を取付けている。
【0015】 また、エンジンのクランクシャフト(図示せず)と同軸上に、大径プーリ部9 aと小径プーリ部9bとを有するクランクプーリ9を設ける一方、上述の一方側 バンクAの側にはパワーステアリング用オイルポンプ10と、オートテンショナ 11とを配設し、シリンダブロック2の略中央部にはウォータポンプ12を、ま た各バンクA,Bのシリンダヘッド3,4間には過給機としてのスーパーチャー ジャ13をそれぞれ配設している。
【0016】 一方、他方側バンクBの側には、オートテンショナ14と、制動用バキューム ポンプ15(図2参照)と、オルタネータ16と、エアコンデショナ用(空気調 和装置用)のエアコンプレッサ17とを設け、上述のバキュームポンプ15を後 述する第2ベルト27の動力伝達経路におけるバキュームポンプ15の張り側に 配設されたエアコンプレッサ17と、バキュームポンプ15の弛み側に配設され たオートテンショナ14との間に配設すると共に、このバキュームポンプ15の 近傍にオルタネータ16を配設している。ここで、上述のバキュームポンプ15 はその側方よりエアを吐出する構造のものを用いている。
【0017】 上述のパワーステアリング用オイルポンプ10はオイルポンププーリ18で駆 動され、上述のウォータポンプ12はウォータポンププーリ19で駆動され、上 述のスーパーチャージャ13は過給機プーリ20で駆動され、上述の制動用バキ ュームポンプ15はバキュームポンププーリ21で駆動され、上述のオルタネー タ16はオルタネータプーリ22で駆動され、上述のエアコンプレッサ17はエ アコンプーリ23で駆動されると共に、上述の各オートテンショナ11,14は ベルト張力を自動調整するためにテンショナプーリ24,25を備えいる。
【0018】 上述のクランクプーリ9における小径プーリ部9bと、テンショナプーリ24 と、オイルポンププーリ18と、過給機プーリ20と、ウォータポンププーリ1 9との間に、エンドレスVリブドベルトで構成した第1ベルト26を張架する一 方、上述のクランクプーリ9における大径プーリ部9aと、テンショナプーリ2 5と、バキュームポンププーリ21と、オルタネータプーリ22と、エアコンプ ーリ23との間には、エンドレスVリブドベルトで構成した第2ベルト27を張 架し、上述のパワーステアリング用のオイルポンププーリ18とバキュームプー リ21とをそれぞれ別々の動力伝達手段で駆動すべく構成している。
【0019】 ここで、上述の第1および第2の各ベルト26,27は、例えば、V型のリブ を備えたリブゴム層の上部に、ポリエステル心線入りの接着ゴム層を形成し、こ の接着ゴム層の上面に2層構造の上布材を一体形成したエンドレスVリブドベル トである。
【0020】 また上述のオルタネータ16は、例えば、図3に示すように、フロントオルタ ネータカバー28とリヤオルタネータカバー29との間に、ステータ(固定子) 30を配設し、このステータ30の内方部にロータ(回転子)を設け、このロー タのシャフトに上述のオルタネータプーリ22を嵌合固定した発電機である。
【0021】 このように、上述のパワーステアリング用オイルポンプ10を駆動するオイル ポンププーリ18と、制動用バキュームポンプ15を駆動するバキュームポンプ プーリ21とを、それぞれ別々のベルト26,27で駆動すべく構成したので、 一方のベルト26または27による動力伝達力が大幅に低下または零になった場 合においても、パワーステアリング用オイルポンプ10によるパワーステアリン グ効果および制動用バキュームポンプ15による負荷利用のブレーキング効果の 一方を確保することができる。この結果、車両の信頼性の向上を図ることができ る効果がある。
【0022】 また第2ベルト27の動力伝達経路において、バキュームポンプ15の張り側 に配設されたエアコンプーリ23と、バキュームポンプ15の弛み側に配設され たテンショナプーリ25との間に、バキュームポンププーリ21を配設したので 、次のような効果がある。すなわち、上述のエアコンプーリ23で駆動されるエ アコンプレッサ17は負荷変動が比較的大であるが、このエアコンプーリ23と テンショナプーリ25との間には負荷変動がないバキュームポンプ15が位置す るので、バキュームポンプ15の負荷によりエアコンプレッサ17の負荷変動を 減衰させて、この負荷変動がオートテンショナ14に伝達されるのを防止するこ とができる。 この結果、第2ベルト27の張りを常に最適に自動調整するオー トテンショナ14の信頼性の向上を図ることができる効果がある。
【0023】 さらに、上述のオルタネータ16を図1、図2に示す如くバキュームポンプ1 5の近傍に配設したので、オルタネータ6が比較的発熱しやすいエンジン補機で あっても、バキュームポンプ15が駆動して負圧を生成する時に発生する空気流 αを有効利用して、上述のオルタネータ16を空冷することができる。この結果 、オルタネータ16の信頼性の向上を図ることができる効果がある。
【0024】 加えて、実施例で示した如く、第2ベルト27の開放部位βにオルタネータ1 6を配設した場合には、プーリ25,21間のベルト部と、プーリ21,22間 のベルト部とで囲繞され、かつ上述の開放部位βに指向する空気流通路が形成さ れるので、上述の空気流αによるより一層良好なオルタネータ空冷効果を得るこ とができる。
【0025】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の第1の動力伝達手段は、実施例の第1ベルト26に対応し、 以下同様に、 第2の動力伝達手段は、第2ベルト27に対応し、 補機は、エアコンプレッサ17に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。 また、上記実施例においてはV型エンジンを例示したが直列多気筒エンジン等 の他のエンジンに上記構成を適用してもよいことは勿論である。
【図1】本考案のエンジン補機の駆動装置を示す正面
図。
図。
【図2】図1の要部の右側面図。
【図3】オルタネータの側面図。
9…クランクプーリ 10…オイルポンプ 14…オートテンショナ 15…バキュームポンプ 16…オルタネータ 17…エアコンプレッサ 18…オイルポンププーリ 21…バキュームポンププーリ 26…第1ベルト 27…第2ベルト
Claims (3)
- 【請求項1】エンジンのクランクシャフトに取付けられ
たクランクプーリとパワーステアリング用オイルポンプ
プーリとの間に第1の動力伝達手段を張架する一方、 上記クランクプーリと、制動用バキュームポンプを駆動
するバキュームポンププーリとの間に第2の動力伝達手
段を張架したエンジン補機の駆動装置。 - 【請求項2】上記第2の動力伝達手段で駆動されるバキ
ュームポンプを同動力伝達経路におけるバキュームポン
プの張り側に配設された補機とバキュームポンプの弛み
側に配設されたオートテンショナとの間に配設した請求
項1記載のエンジン補機の駆動装置。 - 【請求項3】上記バキュームポンプはその側方よりエア
を吐出する構造で、該バキュームポンプの近傍にオルタ
ネータを配設した請求項1または請求項2記載のエンジ
ン補機の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016277U JP2571174Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | エンジン補機の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016277U JP2571174Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | エンジン補機の駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566230U true JPH0566230U (ja) | 1993-09-03 |
| JP2571174Y2 JP2571174Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11912059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992016277U Expired - Fee Related JP2571174Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | エンジン補機の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571174Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5987283A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-19 | Toyota Motor Corp | バキユ−ムポンプの駆動方法 |
| JPS6117489U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-31 | サンデン株式会社 | 車両 |
| JPH0267428A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 補機駆動用vベルトの張力調整装置 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP1992016277U patent/JP2571174Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5987283A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-19 | Toyota Motor Corp | バキユ−ムポンプの駆動方法 |
| JPS6117489U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-31 | サンデン株式会社 | 車両 |
| JPH0267428A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 補機駆動用vベルトの張力調整装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571174Y2 (ja) | 1998-05-13 |
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Legal Events
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