JPH0566245U - ピストン - Google Patents
ピストンInfo
- Publication number
- JPH0566245U JPH0566245U JP616392U JP616392U JPH0566245U JP H0566245 U JPH0566245 U JP H0566245U JP 616392 U JP616392 U JP 616392U JP 616392 U JP616392 U JP 616392U JP H0566245 U JPH0566245 U JP H0566245U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- magnesium
- reinforcing fiber
- skirt
- top portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 頂面部の高温強度が向上すると共に、スカー
ト部の熱変形量の低減を図った軽量ピストンを提供す
る。 【構成】 円盤状のピストン頂部12とこのピストン頂
部12から延設してなるピストンスカート部13とから
一体に形成され、且つ、上記ピストン頂部12は高温補
強繊維としてのアルミナ(Al2 O3 )繊維からなるプ
リフォームにマグネシウム(Mg)を溶融して形成する
と共に上記ピストンスカート部13は銅合金補強繊維の
プリフォームにマグネシウム(Mg)を溶融して形成し
てなり、ピストン頂部の高温強度が向上すると共にピス
トンスカート部の熱伝導性を向上させ、熱変形量の低減
した軽量化ピストンを得ることができる。
ト部の熱変形量の低減を図った軽量ピストンを提供す
る。 【構成】 円盤状のピストン頂部12とこのピストン頂
部12から延設してなるピストンスカート部13とから
一体に形成され、且つ、上記ピストン頂部12は高温補
強繊維としてのアルミナ(Al2 O3 )繊維からなるプ
リフォームにマグネシウム(Mg)を溶融して形成する
と共に上記ピストンスカート部13は銅合金補強繊維の
プリフォームにマグネシウム(Mg)を溶融して形成し
てなり、ピストン頂部の高温強度が向上すると共にピス
トンスカート部の熱伝導性を向上させ、熱変形量の低減
した軽量化ピストンを得ることができる。
Description
【0001】
本考案は、軽量化したピストンに関するものである。
【0002】
エンジンのシリンダ内で高速で往復動するピストンは、その重量が軽い方が効 率等が向上することから好ましい。
【0003】 そこで従来では、ピストンを形成する材料をアルミニウム材(Al材)からマ グネシウム材(Mg材)に変えることによりその重量の軽減化を図っている。
【0004】
ところで、エンジンフリクション低減効果の高いピストンの軽量化をマグネシ ウム材料の適用によって実現しようとする場合、Mg材とAl材とを比較した下 表(表1)に示すように、高温強度、剛性、熱伝導性が劣るため、ピストン頂 面高温度での熱疲労破壊が起り易い、また熱変形大のため、常温下での各部ク リアランスを大きく設定(騒音低減上不利)する必要があるなど、実用性確保に は多くの課題がある。
【0005】
【表1】
【0006】
前記課題を解決する本考案に係るピストンの構成は、ピストン頂部からピスト ンスカート部を延設してなるクラウン形状のピストンであって、上記ピストン頂 部が高温補強繊維プリフォームにマグネシウム又はマグネシウム合金を溶浸して なると共に、上記ピストンスカート部が銅合金補強繊維にマグネシウム又はマグ ネシウム合金を溶浸してなることを特徴とする。
【0007】
前記構成において、マグネシウム材が溶浸された高温補強繊維プリフォームは 頂面部の高温強度が向上すると共に、スカート部を構成する銅合金補強繊維の熱 伝導性により放熱作用が向上し頂部の高温度の冷却及びこれに伴う温度変化幅の 減少によってスカート部の熱変形量の低減を図る。
【0008】
以下、本考案の好適な一実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は本実施例に係るピストンの断面図を示す。
【0009】 同図に示すように本実施例に係るピストン11は円盤状のピストン頂部12と このピストン頂部12から延設してなるピストンスカート部13とから形成され てなり、上記ピストン頂部12は高温補強繊維としてのアルミナ(Al2 O3 ) 繊維からなるプリフォームにマグネシウム(Mg)を溶融して形成すると共に上 記ピストンスカート部13は銅合金補強繊維のプリフォームにマグネシウム(M g)を溶融して形成してなるものである。 尚、上記スカート部13にはその成形時にピストン溝部14及びピストンボス 穴15を一体に形成している。
【0010】 ここで、上記ピストン頂部12を形成する高温補強繊維としては上記アルミナ (Al2 O3 )繊維の他に、例えばSiC、ステンレス、ガラス等の補強繊維( 長繊維=10〜30μm)を挙げることができる。 この高温補強繊維はピストン頂部12の温度強度、剛性を向上させている。
【0011】 また、上記ピストンスカート部13を形成する銅合金補強繊維としては例えば ベリリウム銅(2.25Be−Cu)及びリン青銅(8Cn−0.3P−Cu) からなる合金組成を有する熱伝導性及び強度を兼ね備えたものである。 一般に銅の融点は約1085℃であり、アルミ溶浸時の繊維溶損の心配は不要 である。
【0012】 ピストンの製造方法としては、ピストン金型内に円盤アルミナプリフォームと 円筒状銅合金プリフォームとを重ね合わせて設置し、ダイカスト、溶湯鍛造法等 によりマグネシウム(Mg)を両プリフォームに同時に溶浸する。
【0013】 この結果、アルミナ補強繊維により、ピストン頂部12は高温強度が向上する と共に、リング溝部14以下の部分に配合された銅合金によって熱伝導性が改善 され、シリンダライナあるいは潤滑油への放熱性が高まり、この結果ピストン頂 部等の高温部の冷却が可能となり、又温度変化幅減少による熱変形量低減(ピス トンスカート部、ランド部等)が可能となる。
【0014】
以上、実施例と共に詳しく述べたように本考案のピストンは、ピストン頂部に 高温強度補強繊維からなるプリフォームと、またピストンスカート部に熱伝導性 向上繊維からなるプリフォームにマグネシウム(Mg)を溶浸してマグネシウム FRM構造としたので、ピストン頂部の高温強度が向上すると共にピストンスカ ート部の熱伝導性を向上させ、熱変形量の低減を図り、ピストンの軽量化を図る と共に物理特性の向上したものとなる。
【図1】本実施例に係るピストンの断面図である。
11 ピストン 12 ピストン頂部 13 ピストンスカート部 14 ピストン溝部 15 ピストンボス穴
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストン頂部からピストンスカート部を
延設してなるクラウン形状のピストンであって、上記ピ
ストン頂部が高温補強繊維プリフォームにマグネシウム
又はマグネシウム合金を溶浸してなると共に、上記ピス
トンスカート部が銅合金補強繊維にマグネシウム又はマ
グネシウム合金を溶浸してなることを特徴とするピスト
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP616392U JPH0566245U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP616392U JPH0566245U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | ピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566245U true JPH0566245U (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=11630865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP616392U Pending JPH0566245U (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0566245U (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP616392U patent/JPH0566245U/ja active Pending
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