JPH0566551A - 露光マスク及びその作成方法 - Google Patents

露光マスク及びその作成方法

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JPH0566551A
JPH0566551A JP22795091A JP22795091A JPH0566551A JP H0566551 A JPH0566551 A JP H0566551A JP 22795091 A JP22795091 A JP 22795091A JP 22795091 A JP22795091 A JP 22795091A JP H0566551 A JPH0566551 A JP H0566551A
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light
region
film
exposure
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JP22795091A
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Masao Kanazawa
政男 金澤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、露光マスク及びその作成方法に関
し、更に詳しく言えば、露光法により半導体基板等の表
面にパターンの転写を行うための露光マスク及びその作
成方法に関し、従来知られている位相シフト法以外の方
法を用いて、露光光の短波長化,高開口数化による解像
力の向上が有効に行われるようにすることができる露光
マスク及びその作成方法を提供することを目的とする。 【構成】透明な基板8の一表面に透光領域12と遮光領
域11とを有する露光マスク13において、透光領域1
2に1よりも大きい屈折率を有する集光部14bを有し、
集光部14bは、露光光の入射面及び出射面のどちらか一
方の面が露出し、かつ少なくとも該入射面及び出射面の
どちらか一方の面が集光部14bの内央部に対して凸形状
を有していることを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) ・産業上の利用分野 ・従来の技術(図5,図6) ・発明が解決しようとする課題 ・課題を解決するための手段 ・作用 ・実施例 (1)第1の実施例(図1,図2) (2)第2の実施例(図3) (3)第3の実施例(図4) ・発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、露光マスク及びその作
成方法に関し、更に詳しく言えば、露光法により半導体
基板等の表面にパターンの転写を行うための露光マスク
及びその作成方法に関する。
【0003】
【従来の技術】図5は、従来例の露光マスクの断面図
で、図中符号1は透明な基板、2は基板1の一表面に選
択的に形成された遮光膜で、遮光膜2の形成されていな
い透光領域が半導体基板上へのパターン形成領域に対応
している。
【0004】このような露光マスク3を用いて、次のよ
うに露光を行っている。即ち、まず、露光マスク3を光
源4と投影系のレンズ5との間に設置する。次いで、光
源4から紫外線を照射すると、露光マスク3の透光領域
を通過した紫外線が投影系のレンズ5を介して半導体基
板6上のレジスト膜7に選択的に照射される。
【0005】その後、レジスト膜7を現像すると、紫外
線の照射領域のレジスト膜7が残存してレジストパター
ンが形成される。上記の露光方法では、解像力の向上の
ため、以下の式に示されるように、 解像力=K×λ/NA 但し、K:定数、 λ:露光光の波長、 NA:投影系のレンズ5の開口数、 主として露光光の波長λが短波長化され,或いは投影系
のレンズ5の開口数NAが大きくされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、露光光の波長
λを短かくし、或いは投影系のレンズ5の開口数NAを
大きくしても、その割に解像力が向上しないという問題
がある。これは、露光光の回折現象により露光光が広が
り、定数Kが小さくならないためである。
【0007】なお、この問題の解決のため、例えば、図
6(a)〜(c)に示すように、位相シフト法と呼ばれ
る露光法を用いて紫外線の照射領域と非照射領域との境
界部分での光強度を相殺により弱めることにより、照射
領域と非照射領域との光強度のコントラストをあげるよ
うにしている。
【0008】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑みて
なされたもので、従来知られている位相シフト法以外の
方法を用いて、露光光の短波長化,高開口数化による解
像力の向上が有効に行われるようにすることができる露
光マスク及びその作成方法を提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、透
明な基板の一表面に透光領域と遮光領域とを有する露光
マスクにおいて、前記透光領域に1よりも大きい屈折率
を有する集光部を有し、該集光部は、露光光の入射面及
び出射面のどちらか一方の面が露出し、かつ少なくとも
該入射面及び出射面のどちらか一方の面が集光部の内央
部に対して凸形状を有していることを特徴とする露光マ
スクによって達成され、第2に、前記集光部は前記基板
上に形成された1より大きい屈折率を有するネガティブ
ホトレジスト膜からなり、該ネガティブホトレジスト膜
の膜厚は中央部で厚く、かつ周辺部で漸減していること
を特徴とする第1の発明に記載の露光マスクによって達
成され、第3に、透明な基板の一表面に選択的に遮光膜
を形成し、該遮光膜の形成領域に対応する遮光領域及び
該遮光領域以外の透光領域を確定する工程と、1より大
きい屈折率を有する感光性集光膜を前記一表面上に形成
する工程と、前記基板の他の一表面から露光光を入射
し、前記遮光膜をマスクとして前記透光領域の感光性集
光膜に選択的に前記露光光を照射する工程と、前記感光
性集光膜を現像して前記透光領域に該感光性集光膜を残
存する工程と、前記残存する感光性集光膜を溶融・流動
させた後、固化し、前記感光性集光膜からなる凸形状の
集光部を前記透光領域に形成する工程とを有する露光マ
スクの作成方法によって達成され、第4に、前記集光部
は、屈折率が1より大きく、かつ基板の屈折率よりも大
きい、前記基板の表層の粒子導入部からなり、該粒子導
入部の粒子の導入深さは中央部で深く、かつ周辺部で漸
減している、又は前記粒子導入部での粒子導入量は中央
部で多く、周辺部で漸減していることを特徴とする第1
の発明に記載の露光マスクによって達成され、第5に、
透明な基板の一表面に選択的に遮光膜を形成し、該遮光
膜の形成領域に対応する遮光領域及び該遮光領域以外の
透光領域を確定する工程と、吸光度の高い感光性粒子侵
入制御膜を前記一表面に形成する工程と、前記基板の他
の一表面から露光光を入射し、前記遮光膜をマスクとし
て前記透光領域の感光性粒子侵入制御膜に選択的に前記
露光光を照射し、前記透光領域と前記遮光領域との境界
部領域において前記透光領域の内側に行くに従って照射
深さの漸増する照射領域を形成する工程と、前記感光性
粒子侵入制御膜を現像して前記照射領域を選択的に除去
し、前記照射深さに対応して側壁が傾斜している開口部
を形成する工程と、前記側壁の傾斜している開口部を介
して前記基板に粒子を導入し、屈折率が1より大きく、
かつ基板の屈折率よりも大きい粒子導入部であって、前
記側壁の傾斜に対応して前記基板内への粒子の導入深さ
が周辺部で漸減している集光部を前記透光領域に形成す
る工程とを有する露光マスクの作成方法によって達成さ
れる。
【0010】
【作用】本発明の露光マスクにおいては、露光マスクの
基板の透光領域に1よりも大きい屈折率を有する集光部
を有し、この集光部は、露光光の入射面及び出射面のど
ちらか一方の面が露出し、かつ少なくとも入射面及び出
射面のどちらか一方の面が集光部の内央部に対して凸形
状を有している。
【0011】従って、出射面で屈折率の大きい方から小
さい方に露光光は出射することになるので、例えば、露
光光の出射面が露出し、かつ入射面が平坦で、かつ出射
面が凸形状を有している場合、スネルの法則より、 n1×sinθ1=n2×sinθ2 但し、n1:集光部の物質の屈折率 θ1:入射角 n2:出射側の物質の屈折率 θ2:出射角 出射した露光光は光軸の方に屈折する。同様に、露光光
の入射面及び出射面のどちらか一方の面が露出し、かつ
少なくとも入射面及び出射面のどちらか一方の面が集光
部の中央部に対して凸形状を有している他の場合も、出
射した露光光は光軸の方に屈折する。
【0012】このため、出射した露光光は集光するの
で、露光光は照射領域の内側の方に向かって感光性膜に
入射する。従って、照射領域の外側の非照射領域に向か
う回折光や散乱光は減少するので、光強度のコントラス
トが向上し、次式の 解像力=K×λ/NA 但し、K:定数、 λ:露光光の波長、 NA:投影系のレンズの開口数、 定数Kが小さくなる。このため、露光光の波長λの短波
長化,高開口数化による解像力の向上が有効に行われる
ようにすることができる。
【0013】また、本発明の露光マスクの作成方法によ
れば、第1に、遮光膜の形成されていない透光領域に選
択的に形成された感光性集光膜を溶融・流動した後、固
化しているので、集光部は透光領域に形成され、かつ集
光部の形状は表面張力により膜厚が中央部で厚く、周辺
部で漸減するような凸レンズ状に形成される。これによ
り、上記の解像力の向上が図れる露光マスクを作成する
ことができる。例えば上記の感光性集光膜としてポジテ
ィブホトレジスト膜を用いることができる。
【0014】第2に、吸光度の高い感光性粒子侵入制御
膜に選択的に露光光を照射・現像して側壁の傾斜してい
る開口部を形成し、この開口部を介して基板に粒子を導
入し、屈折率が1より大きく、かつ基板の屈折率よりも
大きい粒子導入部であって、側壁の傾斜に対応して前記
基板内への粒子の導入深さが中央部で深く、かつ周辺部
で漸減している、又は前記粒子導入部での粒子導入量は
中央部で多く、周辺部で漸減している集光部を透光領域
に形成している。従って、集光部の形状は出射面が平坦
に、かつ入射面が集光部の内央部に対して凸レンズ状に
形成される。これにより、上記の解像力の向上が図れる
露光マスクを作成することができる。
【0015】
【実施例】
(1)第1の実施例 図1(a)〜(d)は、本発明の第1の実施例の露光マ
スクの作成方法について説明する断面図である。
【0016】まず、図1(a)に示すように、屈折率
(n0)約1.45のガラスからなる透明な基板8の一
表面にクロム膜を形成した後、レジスト膜10のパター
ンを形成する。続いて、レジスト膜10のパターンをマ
スクとして透光領域12となるべき領域のクロム膜を選
択的に除去して、遮光領域11となるべき領域に遮光膜
9としてのクロム膜を残存する。
【0017】次いで、屈折率(n1)約1.3〜1.
6,膜厚約1μmのネガティブホトレジスト膜からなる
感光性集光膜14を形成した後、感光性集光膜14の形
成面と反対の面から遮光膜9をマスクとして紫外線を感
光性集光膜14に選択的に照射する(図1(b))。
【0018】次に、感光性集光膜14を現像すると、紫
外線の照射領域であって、透光領域12に感光性集光膜
14が残存する(図1(c))。次いで、温度130℃
で加熱し、感光性集光膜14aを溶融・流動する。このと
き、溶融・流動した感光性集光膜14aは表面張力により
凸レンズ状になる。そして、そのまま冷却すると、出射
面が集光部14aの中心に対して凸形状を有している集光
部14bが形成される(図1(d))。
【0019】次に、この露光マスク13を用いて、例え
ば半導体基板上の配線を形成するためのマスクとしての
レジストパターンを形成する方法について図2を参照し
ながら説明する。
【0020】まず、露光マスク13を光源15と投影系
のレンズ16との間に設置する。次いで、光源15から
紫外線を照射すると、露光マスク13の透光領域を通過
した紫外線が投影系のレンズ16を介して半導体基板1
7上のレジスト膜18に選択的に照射される。
【0021】このとき、透光領域12に、露光マスク1
3の透光領域12に1よりも大きい屈折率を有する集光
部14bを有し、この集光部14bは、露光光の出射面が大
気に露出し、かつ入射面が平坦で、かつ出射面が集光部
14bの中心に対して凸形状を有している。従って、平坦
な入射面では集光部14bの屈折率n1と基板8の屈折率
n0とがほぼ等しいので、紫外線は直進する。一方、凸
形状の出射面では屈折率の大きい方から小さい方に露光
光は出射することになるので、スネルの法則より、 n1×sinθ1=n2×sinθ2 但し、n1:集光部14bのネガティブホトレジスト膜の
屈折率(=1.3〜1.6) θ1:入射角 n2:出射側の大気の屈折率(=1) θ2:出射角 出射した露光光は光軸の方に屈折し、集光するので、露
光光は照射領域12の内側の方に向かってレジスト膜
(被露光体)18に入射する。従って、照射領域12の
外側の非照射領域(遮光領域)11に向かう回折光や散
乱光は減少する。
【0022】その後、レジスト膜7を現像すると、紫外
線の照射領域のレジスト膜7が残存してレジストパター
ンが形成される。このとき、集光部14bの集光作用によ
り照射領域12の外側の非照射領域11に向かう回折光
や散乱光は減少しているので、コントラストが向上し、
次式 解像力=K×λ/NA 但し、K:定数、 λ:露光光の波長、 NA:投影系のレンズの開口数、 から、定数Kが小さくなる。このため、露光光の波長λ
の短波長化,高開口数化による解像力の向上が有効に行
われる。
【0023】なお、上記の第1の実施例では、感光性集
光膜としてネガティブホトレジスト膜を用いているが、
これに限られるものではない。 (2)第2の実施例 図3(a)〜(c)は、本発明の第2の実施例の露光マ
スクの作成方法について説明する断面図である。
【0024】まず、図3(a)に示すように、屈折率
(n0)約1.45のガラスからなる透明な基板19の
一表面にクロム膜を形成した後、パターニングして遮光
領域22となるべき領域に遮光膜20としてのクロム膜
を残存するとともに、透光領域23となるべき領域のク
ロム膜を除去する。
【0025】続いて、吸光材を含有するポジティブホト
レジスト膜(感光性粒子侵入制御膜)21を形成した
後、ポジティブホトレジスト膜21の形成面と反対の面
から遮光膜20をマスクとして紫外線をポジティブホト
レジスト膜21に選択的に照射する。このとき、ポジテ
ィブホトレジスト膜21には吸光材が含まれているの
で、透光領域23と遮光領域22との境界部領域におい
て透光領域23の内側に行くに従って照射深さの漸増す
る照射領域24が形成される(図3(a))。
【0026】次に、ポジティブホトレジスト膜21を現
像すると、紫外線の照射領域24であって、透光領域2
3のポジティブホトレジスト膜21が除去される。この
とき、形成された開口部21aの側壁は、照射深さの漸増
する照射領域24に対応して傾斜している(図3
(b))。
【0027】次いで、開口部21aを介して、加速エネル
ギ50keVの条件で、ボロン粒子をイオン注入する
と、一部のボロン粒子は膜厚の薄くなっている側壁のポ
ジティブホトレジスト膜21を貫通して透明な基板19
に導入されるので、側壁の傾斜に対応したポジティブホ
トレジスト膜21の膜厚差により透明な基板19には中
央部でボロン粒子の注入の深さが深く又注入量も多く、
周辺部で深さ、注入量が漸減する粒子導入層25が形成
される(図3(c))。また、この粒子導入層25の屈
折率(n1=1.6)は、ボロン粒子の導入により透明
な基板19自体の屈折率(n0=1.45)よりも大き
くなることが知られている。
【0028】その後、残存するポジティブホトレジスト
膜21を除去すると、露光マスクが完成する。このよう
にして作成された露光マスクによれば、透光領域23に
1よりも大きい屈折率を有する粒子導入層25を有し、
該粒子導入層25は、露光光の出射面が露出し、かつ入
射面が粒子導入層25の内央部に対して凸形状を有して
いる。このため、露光光を透明な基板19の背面に垂直
に照射すると、入射した露光光は透明な基板19中をそ
のまま直進し、粒子導入層25に達する。そして、不純
物導入層25の入射面から入射した露光光は、スネルの
法則により、 n0×sinθ0=n1×sinθ1 但し、n0:入射側の透明な基板19の屈折率(=1.
45) θ0:入射角 n1:出射側の粒子導入層25の屈折率(=1.6) θ1:出射角 粒子導入層25で光軸の方に屈折し、更に、平坦な出射
面から大気中にでる露光光は、スネルの法則により、被
露光体に向かって更に光軸の方に屈折する。
【0029】従って、この粒子導入層25は集光部とし
て露光光を集光するので、被露光体に入射した露光光の
うち、照射領域の外側の非照射領域(遮光領域)に向か
う回折光や散乱光は減少する。これにより、コントラス
トが向上するので、露光光の波長λの短波長化,高開口
数化による解像力の向上が有効に行われる。
【0030】なお、上記の第2の実施例では、透明な基
板19の屈折率を変化させる粒子としてボロンを用いて
いるが、他の粒子を用いることもできる。 (3)第3の実施例 次に、本発明の第3の実施例の露光マスクについて図4
を参照しながら説明する。
【0031】図4において、26は屈折率(n0)1.
45のガラスからなる透明な基板、27はクロム膜から
なる遮光膜で、遮光領域30に対応する。遮光膜27の
除去されている領域が透光領域31となる。28は遮光
膜27に隣接する透光領域31に形成された楔型の溝
で、この楔型の溝28を含む透光領域31の透明な基板
26が集光部29となる。この集光部29は、露光光の
出射面が露出して屈折率(n2)1の大気に接し、かつ
出射面が集光部29の内央部に対して凸形状を有してい
る。
【0032】このような露光マスクによれば、遮光膜2
7の形成された表面と反対側の表面から透明な基板26
に入射した露光光は透明な基板29中を通過し、溝28
から出射するとき、スネルの法則にしたがって光軸の方
に屈折する。
【0033】従って、この集光部29も露光光を集光す
るので、被露光体に入射した露光光は、照射領域に集中
する。これにより、コントラストが向上するので、露光
光の波長λの短波長化,高開口数化による解像力の向上
が有効に行われる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の露光マスクにお
いては、露光マスクの基板の透光領域に1よりも大きい
屈折率を有する集光部を有し、この集光部は、露光光の
入射面及び出射面のどちらか一方の面が露出し、かつ入
射面及び出射面のどちらか一方の面が集光部の内央部に
対して凸形状を有している。
【0035】従って、出射面で屈折率の大きい方から小
さい方に露光光は出射することになるので、スネルの法
則より、出射した露光光は光軸の方に屈折する。このた
め、出射した露光光は集光するので、露光光は照射領域
の内側の方に向かって被露光体に入射する。従って、照
射領域の外側の非照射領域に向かう回折光や散乱光は減
少するので、光強度のコントラストが向上し、このた
め、露光光の波長λの短波長化,高開口数化による解像
力の向上が有効に行われるようにすることができる。
【0036】また、本発明の露光マスクの作成方法によ
れば、第1に、遮光膜の形成されていない透光領域に選
択的に形成された感光性集光膜を溶融・流動した後、固
化しているので、集光部は透光領域に形成され、かつ集
光部の形状は表面張力により膜厚が中央部で厚く、周辺
部で漸減するような凸レンズ状に形成される。
【0037】第2に、吸光度の高い感光性粒子侵入制御
膜に選択的に露光光を照射・現像して側壁の傾斜してい
る開口部を形成し、この開口部を介して基板に粒子を導
入し、屈折率が1より大きく、かつ基板の屈折率よりも
大きい粒子導入部であって、側壁の傾斜に対応して前記
基板内への粒子の導入深さが中央部で深く、かつ周辺部
で漸減している集光部を透光領域に形成している。従っ
て、集光部の形状は出射面が平坦に、かつ入射面が集光
部の内央部に対して凸レンズ状に形成される。
【0038】これにより、解像力の向上が図れる露光マ
スクを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の露光マスクの作成方法
について説明する断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の露光マスクを用いて被
露光体をパターニングする方法について説明する側面図
である。
【図3】本発明の第2の実施例の露光マスクの作成方法
について説明する断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の露光マスクについて説
明する断面図である。
【図5】従来例の露光マスクについて説明する図であ
る。
【図6】従来例の位相シフト法を用いた露光光の照射強
度分布について説明する図である。
【符号の説明】 1,8,19,26 透明な基板、 2,9,20,27 遮光膜、 3,13,18 露光マスク、 4,15 光源、 5,16 レンズ、 6,17 半導体基板、 7,10 レジスト膜、 11,22,30 遮光領域、 12,23,31 透光領域、 14,14a 感光性集光膜、 14b,29 集光部、 18 レジスト膜(被露光体)、 21 ポジティブホトレジスト膜(感光性粒子侵入制御
膜)、 24 照射領域、 25 粒子導入層(集光部)、 28 溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基板の一表面に透光領域と遮光領
    域とを有する露光マスクにおいて、 前記透光領域に1よりも大きい屈折率を有する集光部を
    有し、該集光部は、露光光の入射面及び出射面のどちら
    か一方の面が露出し、かつ少なくとも該入射面及び出射
    面のどちらか一方の面が集光部の内央部に対して凸形状
    を有していることを特徴とする露光マスク。
  2. 【請求項2】 前記集光部は前記透明な基板上に形成さ
    れた1より大きい屈折率を有するネガティブホトレジス
    ト膜からなり、該ネガティブホトレジスト膜の膜厚が中
    央部で厚く、かつ周辺部で漸減していることを特徴とす
    る請求項1記載の露光マスク。
  3. 【請求項3】 透明な基板の一表面に選択的に遮光膜を
    形成し、該遮光膜の形成領域に対応する遮光領域及び該
    遮光領域以外の透光領域を確定する工程と、 1より大きい屈折率を有する感光性集光膜を前記一表面
    上に形成する工程と、 前記基板の他の一表面から露光光を入射し、前記遮光膜
    をマスクとして前記透光領域の感光性集光膜に選択的に
    前記露光光を照射する工程と、 前記感光性集光膜を現像して前記透光領域に該感光性集
    光膜を残存する工程と、 前記残存する感光性集光膜を溶融・流動させた後、固化
    し、前記感光性集光膜からなる凸形状の集光部を前記透
    光領域に形成する工程とを有する露光マスクの作成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記集光部は、屈折率が1より大きく、
    かつ基板の屈折率よりも大きい、前記基板の表層の粒子
    導入部からなり、該粒子導入部での粒子の導入深さは中
    央部で深く、かつ周辺部で漸減している、又は前記粒子
    導入部での粒子導入量は中央部で多く、周辺部で漸減し
    ていることを特徴とする請求項1記載の露光マスク。
  5. 【請求項5】 透明な基板の一表面に選択的に遮光膜を
    形成し、該遮光膜の形成領域に対応する遮光領域及び該
    遮光領域以外の透光領域を確定する工程と、 吸光度の高い感光性粒子侵入制御膜を前記一表面に形成
    する工程と、 前記基板の他の一表面から露光光を入射し、前記遮光膜
    をマスクとして前記透光領域の感光性粒子侵入制御膜に
    選択的に前記露光光を照射し、前記透光領域と遮光領域
    との境界部領域において前記透光領域の内側に行くに従
    って照射深さの漸増する照射領域を形成する工程と、 前記感光性粒子侵入制御膜を現像して前記照射領域を選
    択的に除去し、前記照射深さに対応して側壁が傾斜して
    いる開口部を形成する工程と、 前記側壁の傾斜している開口部を介して前記基板に粒子
    を導入し、屈折率が1より大きく、かつ基板の屈折率よ
    りも大きい粒子導入部であって、前記側壁の傾斜に対応
    して前記基板内への粒子の導入深さが中央部で厚く、か
    つ周辺部で漸減している集光部を前記透光領域に形成す
    る工程とを有する露光マスクの作成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815848A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Nec Kyushu Ltd フォトレチクル
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CN119781241A (zh) * 2025-02-26 2025-04-08 芯联集成电路制造股份有限公司 掩模版及其制备方法、半导体器件的制备方法

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