JPH0566570A - レジスト現像液およびパタン形成方法 - Google Patents

レジスト現像液およびパタン形成方法

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JPH0566570A
JPH0566570A JP3227073A JP22707391A JPH0566570A JP H0566570 A JPH0566570 A JP H0566570A JP 3227073 A JP3227073 A JP 3227073A JP 22707391 A JP22707391 A JP 22707391A JP H0566570 A JPH0566570 A JP H0566570A
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JP
Japan
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solvent
resist
pattern
developing solution
cont
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JP3227073A
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English (en)
Inventor
Kazunari Miyoshi
一功 三好
Kimikichi Deguchi
公吉 出口
Tetsuyoshi Ishii
哲好 石井
Korehito Matsuda
維人 松田
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像時の基板腐食がなく解像性の良いレジス
ト現像液、およびそのレジスト現像液を用いたパタン形
成方法の提供。 【構成】 ノボラック樹脂を母材とするレジスト材料の
レジスト現像液に於いて、飽和脂肪族炭化水素類、不飽
和脂肪族炭化水素類、環状飽和炭化水素類からなる群か
ら選ばれる少なくとも一種を貧溶媒として含有し、これ
と良溶媒とを組み合わせてなるレジスト現像液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC、LSI等の加工に
使用される被加工体上に電子線、X線、紫外線等のエネ
ルギ線に対して感応性を有するレジスト材料層を被覆
し、上記エネルギ線により選択的に照射し、さらに現像
処理を行い、所望の形状を有するレジストパタンを形成
し、このレジストパタンをマスクとした被加工体に対す
る選択的エッチング処理を行う被加工体の加工方法に於
いて、上記所望の形状を有するレジストパタンを形成す
る現像処理工程で使用するレジスト現像液、および該レ
ジスト現像液を用いたパタン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI等の加工寸法はサブミクロ
ンからクォーターミクロンへと微細化が進み、これに適
用するX線および電子線用のレジスト材料は現像時の膨
潤等による解像性劣化の問題が少なく、かつ高感度であ
るノボラック樹脂を母材とする化学増幅系レジストが用
いられる。通常、前記化学増幅系レジストの現像液とし
ては、テトラメチルアンモニュウムハイドロオキサイド
(TMAH)アルカリ水溶液が用いられてきた。前記T
MAH系現像液は、従来よりホトレジストの現像液とし
て用いられ、高感度で高解像度のパタン形成を可能とす
る現像液である。また、現像液の保管や廃液処理などが
有機溶媒と比較して簡単で、かつ引火性がないために特
殊な安全対策が不必要である等、汎用性の高い現像液で
ある。しかし、表面にアルカリ耐食性の悪いアルミニュ
ウム膜を有するシリコン基板に微細パタンを形成しよう
とすると、前記現像液が強アルカリ性を呈するために、
現像時に基板腐食やパタン性能が低下する等の問題を生
じた。
【0003】図1は、従来の現像処理によりパタン形成
した場合のパタン形成工程の1例を示したものである。
以下図1に沿ってパタン形成工程を説明する。先ず1の
シリコン基板に2の0.5μm アルミニュウム膜を付着
させて被加工体基板とし、その被加工体基板上に3のレ
ジスト材料であるネガ型レジストSAL601(シップ
レイ社製)を1.0μm の膜厚となるようにスピンコー
トで塗布した。そして、レジスト塗布した被加工体基板
を105℃、2分間ホットプレート上でプリベークし
た。次に、エネルギ線に4の電子線を用い、照射条件を
印加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2 とし、所望の
パタン形状となるように照射した。電子線照射した被加
工体基板を105℃、2分間ホットプレート上でポスト
・エックスポージャー・ベーク(以下PEBと略す)を
行い、TMAH系水溶液であるMF622(TMAH濃
度0.27N )で5分間静置現像を行って所望のレジス
トパタン5を得た。なお、使用したレジスト材料である
SAL601、および現像液MF622はそれぞれシッ
プレイ社製である。前記のようにMF622現像液は強
アルカリ性を呈するために、パタン側壁下部のアルミニ
ュウム膜に6のアンダーカット状腐食現象が生じる。こ
のような現象を生じるとアルミニュウム膜が薄くなる。
そして、現像がレジスト表面からだけでなく基板面側か
らも進み、パタン寸法やパタン形状が低下する。最悪の
場合には5のレジストパタンが基板より剥がれる。従来
このような現象を防ぐには、アルミニュウム膜上にチタ
ンなどの耐食性の良い保護膜を形成する方法や多層レジ
スト法等が適用されてきた。前者は急峻な段差基板上で
の完全な被覆が困難でピンホールが発生し、部分的にア
ルミニュウム膜が多量に腐食され断線等の原因となっ
た。後者はアルミニュウム膜上に下層レジスト、中間層
レジスト、上層のパタン形成用レジストを順次塗布し、
さらに露光、現像処理によりパタン形成し、次に上層レ
ジストをマスクに中間層、下層へと順次O2 RIE等の
ドライエッチングによりパタン転写する方法であるが、
プロセスが複雑になる問題があった。なお、0.5μm
程度のパタン形成に用いるホトレジストも同様にノボラ
ック樹脂を母材とするレジストが用いられており、前記
と同様にTMAH系が現像液として使用されている。ホ
トレジスト膜厚1.0μm 程度での現像時間は、一般的
に1分間以内であり、この場合の現像時のアルミニュウ
ム膜腐食量は、0.02μm 程度であり、0.5μm 程
度のパタン形成には問題とならない。但し、ホトレジス
トに於いてもサブミクロンからクォーターミクロンへと
微細化が進むと前記と同様にアルミニュウム膜腐食が問
題となる。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、従来の現像液による場
合の現像時の基板腐食等の問題を解決し、基板腐食が無
く、かつ解像性の良いレジスト現像液を提供し、更にレ
ジスト現像液を用いたパタン形成方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、現像液による
現像時の基板腐食等の問題を解決するために、良溶媒と
貧溶媒とを組み合わせた有機混合溶媒からなる現像液に
より、レジストの膨潤を押さえ、高解像性を保ちつつ現
像時の基板腐食等の問題のないレジスト現像液を提供
し、かつ該レジスト現像液を用いたパタン形成方法を提
供することにある。
【0006】具体的な良溶媒と貧溶媒は次のような方法
で選択することができる。一般的には、レジスト材料の
ような高分子材料を溶解する溶媒を選択するための指標
として溶解パラメータが用いられる。そして、高分子材
料と同程度の溶解パラメータを有する溶媒が最も溶解性
が高い。SAL601の母材であるノボラック樹脂の溶
解パラメータδは、Smallの式(1)を用いて算出
できる。
【0007】δ=ρΣF/M………(1) ここでρは高分子の密度、Fは原子、および感応基の分
子凝集エネルギ定数、Mは高分子の繰り返し単位の分子
量である。(1)式で算出されたSAL601の溶解パ
ラメータは13.9である。この手法で算出された溶解
パラメータは、分散力(δd )がおもな分子間力として
作用する高分子系に有効であるが、水素結合(δh )、
或いは極性基(δp )の寄与が大きい材料には精度が悪
く、補正が必要である。そこで、算出した溶解パラメー
タ13.9を目安として種々の溶媒の溶解性を調べた。
その結果、SAL601が溶解しない貧溶媒は、ノルマ
ルヘプタン、ノルマルヘキサン、ノルマルオクタン、イ
ソオクタン、ノルマルノナン、2,2,3−トリメチル
ペンタン、2,2,5−トリメチルヘキサン等の飽和脂
肪族炭化水素類;ノルマルヘプテン、ノルマルヘキセ
ン、ノルマルオクテン、ノルマルノネン等の不飽和脂肪
族炭化水素類;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサン等の環状飽和炭化水素類等の
極く少数の有機溶媒がこの範囲に含まれる。前記の貧溶
媒は溶解パラメータがノルマルヘキサンの7.3からベ
ンゼンの9.1の範囲にある。しかし、この範囲の溶解
パラメータである7.7のジエチルエーテル、8.9の
酢酸エチルは良溶媒である。従って、溶解パラメータで
貧溶媒を規程するのは困難であることが分かった。溶解
パラメータδは前記δd 、δh およびδp と(2)式の
関係を有する。
【0008】
【数1】 各種溶媒のδ、δd 、δh 、δp はAllen F.M.Barton:
“Solubility Parameter Values for Solvents, Includ
ing One-Component δ Values ”, Chemical Reviews,
Vol.75, No.6, P744(1975)を参考とし、表1に示した。
【0009】
【表1】 表より前記の選択した貧溶媒は、δh 、或いはδp が小
さな値をとることが分かる。しかし、ジオキサンはδh
が0.9、トルエンはδpが1.0と比較的小さな値に
もかかわらず良溶媒となる。従って、δh 、或いはδp
の値で貧溶媒を規程するのは困難であることが分かっ
た。このようにレジスト材料のような高分子の溶解性を
従来はδ、δd 、δh、δp などの絶対値で判断してき
たが、ノボラック樹脂を母材とするレジスト材料、或い
はノボラック樹脂を母材とする化学増幅系レジスト材料
には適用出来ないことが分かった。そこで、新しい方法
として溶媒の水素結合と極性基の寄与率(以下δCONT
略す)によって前記レジスト材料の溶解性が判断できる
ことを見いだした。溶媒のδCONTは(3)式で表した。
【0010】 δCONT=((δh +δp )/(δd +δh +δp ))×100………(3) 前記の貧溶媒は溶媒のδCONTが、一般的に5〜20%以
下、好ましくは8〜12%以下である。即ち、分散力が
主な分子間力として作用する溶媒が貧溶媒である。また
δCONTが5〜20%以上、好ましくは8〜12%以上の
水素結合、或いは極性基の寄与が大きい有機溶媒がSA
L601を溶媒する良溶媒である。例えば、ジオキサン
はδCONTが32.6%、トルエンは16.2%となり良
溶媒、ベンゼンは10.0%、ノルマルオクタンは0.
0%となり貧溶媒となる。
【0011】レジスト現像液は、良溶媒、貧溶媒相互の
相溶性の良いことが要求される。これは相溶性の悪い溶
媒系では任意の溶媒組成が得にくい等のためである。従
って、レジスト現像液は、前記で選択した貧溶媒から一
種の貧溶媒を選択し、前記相溶性等の要求条件が達成で
きるように最適な良溶媒を選択し組み合わせて実施され
る。また、リンス溶媒は、現像液を置換して現像を停止
する機能と次工程の乾燥容易性とが要求される。
【0012】
【実施例】
実施例1 被加工体にシリコン基板を用い、被加工体上にシップレ
イ社製である化学増幅系ネガ型レジストSAL601を
0.7μm となるように塗布した。次にプリベークを1
05℃、2分間ホットプレート上で行い、前記δCONT
10%以下である溶媒の溶解性を調べた。その結果、S
AL601が溶解しない貧溶媒はノルマルヘプタン、ノ
ルマルヘキサン、ノルマルオクタン、イソオクタン、ノ
ルマルノナン、2,2,3−トリメチルペンタン、2,
2,5−トリメチルヘキサン等の飽和脂肪族炭化水素
類、ノルマルヘプテン、ノルマルヘキセン、ノルマルオ
クテン、ノルマルノネン等の不飽和脂肪族炭化水素類、
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロ
ヘキサン等の環状飽和炭化水素類、およびベンゼンと四
塩化炭素であった。これらの選択した貧溶媒δCONTが1
0%以上の良溶媒を組み合わせてレジスト現像液とし、
ノボラック樹脂を母材とする化学増幅系レジスト材料の
現像処理に適用した。
【0013】図1のBに本発明のパタン形成工程を示
す。先ず、被加工体に2つのアルミニュウム膜を有する
1のシリコン基板を用い、被加工体上にシップレイ社製
である3の化学増幅系ネガ型レジストSAL601を
0.7μm となるように塗布した。次にプリベークを1
05℃、2分間ホットプレート上で行った。次にエネル
ギ線に4の電子線を用い、照射条件を印加電圧30KV、
照射量1×10-5C/cm2 とし、所望のパタン形状となる
ように照射した。そして、PEBを105℃2分間ホッ
トプレート上で行い、次のような方法で現像溶媒を選択
し、現像処理を行ってパタン形成した。まず貧溶媒にδ
CONTが0%のノルマルヘプタン(以下NHPと略す)を
選択し、良溶媒にδCONTが58.8%のイソプロピルア
ルコール(以下IPAと略す)を選択して組み合わして
レジスト現像液とした。先ず、溶媒系の混合組成比とレ
ジスト材料SAL601との溶解性、および膨潤の様子
を調べた。そして、実際に種々の溶媒組成でパタン形成
し解像性を評価した。解像性は、0.2μm 以上の微細
パタン形成能と現像残渣の有無により評価した。その結
果、最適組成比IPA/NHP=60/40を選択し
た。この組成比では、現像時の膨潤が少ないために0.
2μm 以上の微細パタン形成を可能とした。また、現像
後のパタン間には、充分な溶解性を有するために現像残
渣の残留を皆無とした。選択した溶媒組成比IPA/N
HP=60/40現像液として60秒間現像処理し、続
いてNHPにて30秒間リンス処理を行って5の所望パ
タンを得た。リンス溶媒は現像液中の貧溶媒を適用した
ために現像液との相溶性が良く、かつ乾燥むらのない乾
燥処理を可能とした。解像性は最少解像パタン寸法が
0.3μm で、被加工体上2のアルミニュウム膜は現像
液に有機混合溶媒を適用したため、パタン側壁下部のア
ルミニュウム膜に図1の6のようなアンダーカット状の
腐食現象の発生を皆無とした。
【0014】δCONTが32.8%のメチルイソブチルケ
トンと58.8%のIPAとを組み合わせてレジスト現
像液とし、この溶媒系の混合組成比とレジスト材料SA
L601との溶解性、及び膨潤の様子を調べたが、如何
なる組成比でも溶解性が良すぎて現像時の膨潤が大き
く、0.5μm 以下の微細パタン形成が困難であった。
これはδCONTが10%以下である貧溶媒とδCONTが10
%以上である良溶媒とを組み合わせた溶媒レジストを現
像液としなかったためである。
【0015】実施例2 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
した。そしてプリベークを105℃、2分間ホットプレ
ート上で行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射
条件を印加電圧30KV、照射量1×10 -5C/cm2 とし、
所望のパタン形状となるように照射した。そして、PE
Bを105℃、2分間ホットプレート上で行った。以下
実施例1と同様の方法で良溶媒にδCONTが58.8%I
PA、貧溶媒にδCONTが0%のシクロヘキサン(以下C
Hと略す)を選択した。IPAとCHは任意の組成に溶
け合い相溶性が良い。実施例1と同様の方法でこの溶媒
系の最適溶媒組成比IPA/CH=60/40を選択し
た。選択した溶媒組成比IPA/CH=60/40を現
像液として60秒間現像処理し、続いてCHにて30秒
間リンス処理を行って図1の5の所望パタンを得た。解
像性は最少解像パタン寸法が0.2μm で、被加工体上
2のアルミニュウム膜は現像液に有機混合溶媒を適用し
たため腐食現象が皆無であった。
【0016】実施例3 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
した。次にプリベークを105℃、2分間ホットプレー
ト上で行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射条
件を印加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2 とし、所
望のパタン形状となるように照射した。そして、PEB
を105℃、2分間ホットプレート上で行った。以下実
施例1と同様の方法で良溶媒にδ CONTが40.0%メチ
ルエチルケトン(以下MEKと略す)、貧溶媒にδCONT
が0%のCHを選択した。MEKとCHは任意の組成に
溶け合い相溶性が良い。実施例1と同様の方法でこの溶
媒系の最適溶媒組成比MEK/CH=60/40を選択
した。選択した溶媒組成比MEK/CH=60/40を
現像液として60秒間現像処理し、続いてCHにて30
秒間リンス処理を行って所望のパタンを得た。解像性は
最少解像パタン寸法が0.2μm で、被加工体上のアル
ミニュウム膜は現像液に有機混合溶媒を適用したため腐
食現象が皆無であった。
【0017】実施例4 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
した。次にプリベークを105℃、2分間ホットプレー
ト上で行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射条
件を印加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2 とし、所
望のパタン形状となるように照射した。そして、PEB
を105℃、2分間ホットプレート上で行った。以下実
施例1と同様の方法で良溶媒にδ CONTが50.2%のノ
ルマルプロピルアルコール(以下NPAと略す)、貧溶
媒にδCONTが0%のNHPを選択した。NPAとNHP
は任意の組成に溶け合い相溶性が良い。実施例1と同様
の方法でこの溶媒系の最適溶媒組成比NPA/NHP=
60/40を選択した。選択した溶媒組成比NPA/N
HP=60/40を現像液として60秒間現像処理し、
続いてNHPにて30秒間リンス処理を行って所望のパ
タンを得た。解像性は最少解像パタン寸法が0.2μm
で、被加工体上のアルミニュウム膜は現像液に有機混合
溶媒を適用したため腐食現象が皆無であった。
【0018】実施例5 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
した。次にプリベークを105℃、2分間ホットプレー
ト上で行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射条
件を印加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2 とし、所
望のパタン形状となるように照射した。そして、PEB
を105℃、2分間ホットプレート上で行った。以下実
施例1と同様の方法で良溶媒にδ CONTが38.9%の酢
酸ノルマルブチル(以下BuAcetと略す)、貧溶媒
にδCONTが6.0%のメチルシクロヘキサン(以下Me
CHと略す)を選択した。BuAcetとMeCHは任
意の組成に溶け合い相溶性が良い。実施例1と同様の方
法でこの溶媒系の最適溶媒組成比BuAcet/MeC
H=60/40を選択した。選択した溶媒組成比BuA
cet/MeCH=60/40を現像液として60秒間
現像処理し、続いてMeCHにて30秒間リンス処理を
行って所望のパタンを得た。解像性は最少解像パタン寸
法が0.2μm で、被加工体上のアルミニュウム膜は現
像液に有機混合溶媒を適用したため腐食現象が皆無であ
った。
【0019】実施例6 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
し、プリベークを105℃、2分間ホットプレート上で
行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射条件を印
加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2とし、所望のパ
タン形状となるように照射した。そして、PEBを10
5℃、2分間ホットプレート上で行った。以下実施例1
と同様の方法で良溶媒にδCONTが61.3%のメチルセ
ロソルブ(以下MeCeと略す)、貧溶媒にδCONTが0
%のノルマルオクタン(以下NOCと略す)を選択し
た。MeCeとNOCは、任意の組成に溶け合い相溶性
が良い。実施例1と同様の方法でこの溶媒系の最適溶媒
組成比MeCe/NOC=60/40を選択した。選択
した溶媒組成比MeCe/NOC=60/40を現像液
として60秒間現像処理し、続いてNOCにて30秒間
リンス処理を行って所望のパタンを得た。解像性は最少
解像パタン寸法が0.2μm で、被加工体上のアルミニ
ュウム膜は現像液に有機混合溶媒を適用したため腐食現
象が皆無であった。
【0020】実施例7 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
した。次にプリベークを105℃、2分間ホットプレー
ト上で行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射条
件を印加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2 とし、所
望のパタン形状となるように照射した。そして、PEB
を105℃、2分間ホットプレート上で行った。以下実
施例1と同様の方法で良溶媒にδ CONTが36.5%の酢
酸ノルマルプロピル(以下ProAcetと略す)、貧
溶媒にδCONTが0%のNOCを選択した。ProAce
tとNOCは任意の組成に溶け合い相溶性が良い。実施
例1と同様の方法でこの溶媒系の最適溶媒組成比Pro
Acet/NOC=60/40を選択した。選択した溶
媒組成比ProAcet/NOC=60/40を現像液
として60秒間現像処理し、続いてNOCにて30秒間
リンス処理を行って所望のパタンを得た。解像性は最少
解像パタン寸法が0.2μm で、被加工体上のアルミニ
ュウム膜は現像液に有機混合溶媒を適用したため腐食現
象が皆無であった。
【0021】実施例8 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
した。次にプリベークを105℃、2分間ホットプレー
ト上で行った。次にエネルギ線に電子線を用い、照射条
件を印加電圧30KV、照射量1×10-5C/cm2 とし、所
望のパタン形状となるように照射した。そして、PEB
を105℃、2分間ホットプレート上で行った。以下実
施例1と同様の方法で良溶媒にδ CONTが59.2%のエ
チルセロソルブ(以下EtCeと略す)、貧溶媒にδ
CONTが9.5%のエチルシクロヘキサン(以下EtCH
と略す)を選択した。EtCeとEtCHは、任意の組
成に溶け合い相溶性が良い。実施例1と同様の方法でこ
の溶媒系の最適溶媒組成比EtCe/EtCH=60/
40を選択した。選択した溶媒組成比EtCe/EtC
H=60/40を現像液として60秒間現像処理し、続
いてEtCHにて30秒間リンス処理を行って所望のパ
タンを得た。解像性は最少解像パタン寸法が0.2μm
で、被加工体上のアルミニュウム膜は現像液に有機混合
溶媒を適用したため腐食現象が皆無であった。
【0022】実施例9 被加工体にアルミニュウム膜を有するシリコン基板を用
い、その被加工体上にシップレイ社製の化学増幅系ネガ
型レジストSAL601を1.0μm となるように塗布
し、プリベークを105℃、2分間ホットプレート上で
行った。次にエネルギ線にSOR光を用い、露光条件を
露光電流150mA、露光量600mJ/cm2とし、所望のパ
タン形状を有するTa吸収体膜厚0.65μm のX線マス
クを用いて露光した。マスクと被加工体のギャップは3
0μm とした。そして、PEBを105℃、2分間ホッ
トプレート上で行った。現像液の溶媒系は、実施例1と
同様の方法で良溶媒IPA、貧溶媒NHP、混合組成比
IPA/NHP=62.5/37.5を選択した。この
現像液で60秒間現像処理し、続いてIPA/NHP=
30/70にて30秒間中間リンス処理をし、さらにN
HPにて30秒間リンス処理をして所望のパタンを得
た。解像性は最少解像パタン寸法が0.1μmで、被加
工体上のアルミニュウム膜は現像液に有機混合溶媒系を
適用したため腐食現象が皆無であった。
【0023】
【発明の効果】本発明によればノボラック樹脂を母材と
するレジスト材料の現像液に有機混合溶媒を適用したた
め、アルミニュウム、銅、銀、タンタル、タングステン
のようなアルカリ性現像液に腐食性を有する被加工体を
用いた場合にも高精度なパタン形成を可能とした。本発
明では、SAL601を適用した場合について記載した
が、SAL601以外のノボラック樹脂を母材とするレ
ジスト材料、およびノボラック樹脂を母材とする化学増
幅系レジストにも適用できる。また、貧溶媒、良溶媒相
互の相溶性が高いために溶媒組成を任意に選択できる。
従って、レジスト材料の分子量、添加剤、膨潤の程度、
および感度、解像性によって組成比を変えることが可能
で、常に最適な溶媒組成での現像処理を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来法と本発明とのパタン形成工程比較の図で
あり、図1Aは、従来現像液で現像した場合のパタン形
成の工程図で、図1Bは本発明による現像液を使用した
場合のパタン形成の工程図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 アルミニウム膜 3 レジスト材料 4 電子線 5 レジストパタン 6 従来現像液によりパタン側壁下部のアルミニウム
膜がアンダーカット状に腐食 7 本発明ノ現像液を用いた場合のレジストパタン
フロントページの続き (72)発明者 松田 維人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良溶媒と貧溶媒とを組み合わせた有機混
    合溶媒からなるノボラック樹脂を母材とするレジスト材
    料のレジスト現像液に於いて、飽和脂肪族炭化水素類、
    不飽和脂肪族炭化水素類、環状飽和炭化水素類からなる
    群から選ばれる少なくとも一種を貧溶媒として含有し、
    これと良溶媒とを組み合わせてなるレジスト現像液。
  2. 【請求項2】 溶解パラメータ(以下δと略す)を溶媒
    の結合成分種毎に表した分散力(以下δd と略す)、水
    素結合(以下δh と略す)、および極性基(以下δp と
    略す)で示される溶媒の溶解性指標に於いて、式δCONT
    =((δh +δp )/(δd +δh +δp ))×100
    で示される溶媒の溶解パラメータに対する水素結合と極
    性基の寄与率(以下δCONTと略す)が所定値以下である
    貧溶媒とδCONTが所定値を越える良溶媒とを組み合わせ
    た溶媒を用いることを特徴とする請求項1記載のレジス
    ト現像液。
  3. 【請求項3】 被加工体基板上にレジスト材料を塗布
    し、レジスト塗布した被加工体基板をプリベークし、次
    に、前記レジスト塗布した被加工体基板をX線、電子
    線、紫外線等の高エネルギ線を用いて所望のパタン形状
    となるように高エネルギ線照射し、前記高エネルギ線照
    射した被加工体基板を現像処理によって所望のパタンを
    得るパタン形成方法に於いて、前記現像処理に請求項1
    記載のレジスト現像液を用いることを特徴とするパタン
    形成方法。
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