JPH0566908U - マグネット装置 - Google Patents
マグネット装置Info
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コストアップをもたらすことなくスリーブに
強固に固定できるフランジの構造を提案せんとするもの
であり、ひいてはマグネット装置の低コスト化に貢献せ
んとするものである。 【構成】 スリーブに内嵌されるフランジ3bの嵌合部
6表面にブラスト処理を施したことを特徴としている。
強固に固定できるフランジの構造を提案せんとするもの
であり、ひいてはマグネット装置の低コスト化に貢献せ
んとするものである。 【構成】 スリーブに内嵌されるフランジ3bの嵌合部
6表面にブラスト処理を施したことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は普通紙用複写機、プリンター、ファクシミリ等、静電現像装置に用い るマグネット装置に関する。
【0002】
複写機やファクシミリ等の電子写真方式の現像装置やクリーニング装置には、 マグネット装置が用いられている。このマグネット装置は図2(イ),(ロ)の断 面説明図に示す如く、円筒状の磁石体1にシャフト2を貫設して構成したマグネ ットロールMを、両端を金属製のフランジ3a,3bで閉止した円筒状のスリー ブSに内装した構成である。そして、シャフト2の一端側軸部2bはフランジ3 b内に組み込まれた軸受4bによって軸支されながらフランジ3bを貫通してフ ランジ3b外部へ導出され、他方、シャフト2の他端側軸部2aはフランジ3a を貫通させることなくフランジ3a内に組み込まれた軸受4aによって軸支され た構成であり、フランジ3bの外面に突設した軸部5を前記シャフト2の一端側 軸部2bに対して相対的に回転させることにより、マグネットロールMとスリー ブSを互いに回転できるようにしている。
【0003】
ところで、このようなマグネット装置においては、フランジ3a,3bはスリ ーブSに強固に固定することが必要であり、特に軸部5を突設したフランジ3b は図3に示す如く、軸部5にギヤGを取り付けたうえ、当該ギヤGを介して駆動 源から回転駆動力の伝達を受け、この回転駆動力をスリーブSに伝達する機能を 有することから、スリーブSへの固着は一層強固にする必要がある。フランジの スリーブSへの固定は、フランジの嵌合部6の表面に接着剤を塗布したうえ、こ れをスリーブ端部に緊密な状態で内嵌することによって行われている。しかしな がら、この方法ではスリーブ及びフランジの加工精度の限界からフランジの嵌合 部表面全体をスリーブ端部内面に接触させることは難しく、しかも接着剤の流下 を阻止する手段がないことから嵌合部表面に接着剤が定着しない問題もあり、接 着強度が不十分な問題もあった。
【0004】 このような問題を解決すべく、最近では図4に示す如く、フランジ嵌合部6の 表面に周方向に沿って単数又は複数の溝7を設けることにより、嵌合強度を高め るとともに、当該溝7を接着剤の溜まり溝としても利用することにより接着強度 を高めることが行われている。しかしながら、フランジ嵌合部に溝を設けること は加工が難しくコストアップにつながり好ましくないうえに、この構造でもその 嵌合強度は必ずしも充分とはいえない。 本考案はかかる現況に鑑みてなされたものであり、コストアップをもたらすこ となくスリーブに強固に固定できるフランジの構造を提案せんとするものであり 、ひいてはマグネット装置の低コスト化に貢献せんとするものである。
【0005】
かかる課題を解決した本考案は、スリーブに内嵌されるフランジの嵌合部表面 にブラスト処理を施したことを特徴としている。
【0006】
このような構成のマグネット装置は、フランジの嵌合部表面にブラスト処理を 施し、フランジ嵌合部表面に微小な凹凸部を形成しているので、フランジ嵌合部 表面とスリーブ端部内面との接触面積が事実上増えたのと同じこととなり、フラ ンジとスリーブ間の摩擦力が高まる結果、嵌合力が高まる。またブラスト処理を 施した表面は粗面であることから接着剤が流れることもなく、接着剤塗布も容易 であり、且つ接着強度にも優れている。
【0007】
次に本考案の詳細を図示した実施例に基づき説明する。図1は本考案のマグネ ット装置に用いるフランジの1実施例である。フランジの素材としては金属が使 用できる他、合成樹脂を使用することも可能である。本考案は、このフランジ3 bの嵌合部6にブラスト処理を施して嵌合部表面に微小な凹凸を形成することが 要旨である。ブラスト処理は嵌合部6の全体に施すことも一部に施すことも可能 である。また、ブラスト処理に用いる砥粒の材質及び粒径はフランジ材質に応じ て適宜選択される。本考案者は、嵌合部の表面粗さ(Rz)は1μm〜200μm の範囲にすることが好ましいことを実験により知見した。これは1μm以下では ブラスト処理による摩擦力向上の効果がほとんど現れず、他方、200μm以上 では、嵌合部の寸法が大きく変わってしまい、嵌合が不均一になるので組み立て 精度が悪くなるためである。しかしながら、この値はスリーブ素材やフランジ素 材によっても左右され、また嵌合部の外径によっても左右されるのでブラスト処 理を行う際にはこれらを考慮する必要がある。
【0008】 このように嵌合部表面にブラスト処理を行ったフランジ6のスリーブへの組み 付けは、従来と同様、嵌合部表面に接着剤を塗布したうえ、当該嵌合部6をスリ ーブ端部に内嵌して行う。嵌合部表面には微小な凹凸が形成され、フランジ嵌合 部表面とスリーブ端部内面との接触面積が増やしたのと同じであるから、フラン ジとスリーブ間の摩擦力が高まり、嵌合力が高まる。またブラスト処理を施した 表面は粗面であることから接着剤が流れることもなく、接着剤塗布も容易であり 、フランジとスリーブの接着強度も高まる。しかもブラスト処理は簡単で加工費 用も低コストであり、マグネット装置の低コスト化に貢献できる。
【0009】
本考案のマグネット装置は、フランジの嵌合部表面にブラスト処理を施し、フ ランジ嵌合部表面に微小な凹凸を形成したので、フランジ嵌合部表面とスリーブ 端部内面との接触面積が事実上増えてフランジとスリーブ間の摩擦力が高まると ともに、ブラスト処理を施した表面は粗面であることから接着剤の定着も容易で あり、摩擦力の増大と接着剤の定着の両作用により、フランジのスリーブに対す る固着力を格段に高めることができる。したがって、フランジとスリーブが固着 力不足に起因して相互に空回りするようなことはなく、回転駆動力をフランジを 介してスリーブに確実に伝達することができる。また、ブラスト処理面とスリー ブ端部内面との摩擦係止力は極めて強いものであるので、接着剤を不要にするこ とも考慮される。そしてこのようなフランジは嵌合部にブラスト処理を行うだけ であるから、加工が容易で低コストでもあり、マグネット装置全体の低コスト化 にも貢献することができる。
【図1】本考案のマグネット装置に用いる合成樹脂製フ
ランジの1実施例を示す正面図
ランジの1実施例を示す正面図
【図2】従来のマグネット装置を示し、(イ)は軸方向
断面図、(ロ)は径方向断面図
断面図、(ロ)は径方向断面図
【図3】従来のマグネット装置に用いるフランジにギヤ
を取付ける様子を示す説明図
を取付ける様子を示す説明図
【図4】従来の用いられているフランジの1例を示す正
面図
面図
S スリーブ M マグネットロール 1 磁石体 2 シャフト 2a 一端側軸部 2b 他端側軸部 3a,3b フランジ 4a,4b 軸受 5 軸部 6 嵌合部 7 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 両端がフランジで閉止された円筒状スリ
ーブ内に、マグネットロールを回転可能に内装してなる
マグネット装置において、 スリーブに内嵌されるフランジの嵌合部表面にブラスト
処理を施したことを特徴とするマグネット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1311892U JP2554480Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | マグネット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1311892U JP2554480Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | マグネット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566908U true JPH0566908U (ja) | 1993-09-03 |
| JP2554480Y2 JP2554480Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=11824245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1311892U Expired - Fee Related JP2554480Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | マグネット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554480Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP1311892U patent/JP2554480Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2554480Y2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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