JPH0566941B2 - - Google Patents
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- JPH0566941B2 JPH0566941B2 JP60175035A JP17503585A JPH0566941B2 JP H0566941 B2 JPH0566941 B2 JP H0566941B2 JP 60175035 A JP60175035 A JP 60175035A JP 17503585 A JP17503585 A JP 17503585A JP H0566941 B2 JPH0566941 B2 JP H0566941B2
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- compound
- acid
- reaction
- pyrroline
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
この発明は新規ピロリン化合物に関する。さら
に詳細には、この発明は免疫調節剤または血糖降
下剤として有用な新規ピロリン化合物およびその
塩類、その製造法ならびにそれを含有する組成物
に関する。 この発明の新規ピロリン化合物は、次の化学式
()で示され、
に詳細には、この発明は免疫調節剤または血糖降
下剤として有用な新規ピロリン化合物およびその
塩類、その製造法ならびにそれを含有する組成物
に関する。 この発明の新規ピロリン化合物は、次の化学式
()で示され、
【式】
3−(R)−4−(R)−ジヒドロキシ−5−(R)
−ヒドロキシメチル−1−ピロリンと命名され
る。 ピロリン化合物()は発酵法および化合物合
成を含む下記の方法により製造することができ
る。 (A) 発酵 ネクトリア(Nectria)属に属する菌株
−ヒドロキシメチル−1−ピロリンと命名され
る。 ピロリン化合物()は発酵法および化合物合
成を含む下記の方法により製造することができ
る。 (A) 発酵 ネクトリア(Nectria)属に属する菌株
【式】
(B) 合成
(i) 中間体の製造
(ii) 目的化合物の製造
【式】
【式】
(式中、R1,R2,R3およびR5はそれぞれ同じ
または異なるヒドロキシ保護基を意味するかまた
はR1およびR2は一緒になつて隣接するヒドロキ
シの保護基を形成し; R4はアミノ保護基; R6は水素またはホルミル基を意味する)。 化合物()の好適な塩類は慣用の無毒性塩類
であり、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン
酸、酢酸、安息香酸、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸等
のような有機酸または無機酸との塩がその例とし
て挙げられる。 化合物()はある条件下では水溶液中におい
ては下記のような平衡状態で存在し、 これらの二つの形は両方ともこの発明の範囲内
に包含されるものとする。 この発明の目的化合物()の製造法を以下、
さらに詳細に説明する。 (A) 発酵法:ネクトリア属菌株→化合物() 化合物()はネクトリア属に属するピロリン
化合物()を産生しうる菌株の栄養培地中にお
ける発酵により産生することができる。その詳細
を以下に説明する。 ピロリン化合物()の産生に使用されうる菌
はネクトリア属に属するものであり、それらの中
でネクトリア・ルシダ(Nectria Lucida)F−
4490菌株がピロリン化合物()産生菌株の好適
菌株として土壌試料から新たに分離された。この
菌株は下記の形態学的特徴、培養上の特徴および
生理学的特徴を有する。 菌株ネクトリア・ルシダF−4490は大阪府貝塚
市で採取された土壌試料から最初に分離された。 子嚢果はコーンミール寒天またはオートミール
寒天上に1ケ月後に発生し、菌糸のコニジオマは
種々の培養培地上に豊富に観察された。分生子形
成様式は内出芽型のフイアロ型である。 子嚢果(子嚢殻)は表在性であり、球形ないし
亜球形を呈し、乳頭状であり、頂毛および側毛が
なく、褐色ないし暗褐色であり、直径320〜
500μmである。子嚢殻は厚壁の細胞よりなり、孔
口1個を有する乳頭突起は直径120〜150μmであ
り、高さ60〜90μmである。子嚢は一重壁子嚢で、
円筒状ないしこん棒状で8個の胞子を有し、長さ
80〜95μm、太さ7〜9μmである。子嚢胞子は斜
め単列に並び、無色、平滑で2個の細胞よりな
り、楕円形であり、末端が丸味を帯び、隔壁部で
くびれており、長さ10〜13μm、太さ5.5〜7μmで
ある。 分生子柄は無色、平滑で隔壁があり、単独で培
地から直立し、長さ7〜20μm、太さ3〜4.5μm
である。これらは単一であるかまたは数回分枝し
ており、各先端部はフイアライドになつている。
フイアライドは無色、平滑であり、円筒状で、明
瞭な末端のカラーを有し、長さ12〜17μm、太さ
3〜4μmである。これらは、フイアライドの先端
部で分生子塊に集合する、淡色の分生子を生ず
る。分生子は平滑で円筒状かまたは頂点に向つて
湾曲しており、丸くなつた先端を有し、典型的に
は3隔膜性で、長さ50〜60(〜70)μm、太さ5.5
〜7μmである。小分生子は無い。 栄養菌糸は隔膜があり、無色、平滑で、分枝し
ている。菌糸細胞は円筒形であり、太さ2〜6μm
である。菌糸体にクラミドスポアは観察されない
が、分生子の細胞中にほぼ球状のクラミドスポア
が発生する。 麦芽抽出寒天上の集落は広く拡がり、25℃、2
週間後に直径5.0cmに達した。集落表面に隆起し
て羊毛状、鈍い赤味を帯びた紫色ないし暗い赤味
を帯びた紫色で、淡いオリーブ色の菌糸で覆われ
ている。分生子構造は豊富である。裏面は赤味を
帯びた褐色である。コーンミール寒天上の培養物
は同条件下で直径6cmに達する。これらは平坦
で、薄く、淡黄褐色である。裏面は同色である。
分生子は少ない。子嚢穀はこの培地上に25℃、4
週間後に形成される。 F−4490菌株は5〜30℃の温度範囲で成育する
ことができ、至適成育範囲は24〜26℃である。こ
れらの温度試験結果は、温度勾配培養機(東洋科
学産業社製)を使用して、ポテト・デキストロ−
ス寒天上で測定した。この菌株はPH3〜9の範囲
で成育することができ、成育至適PHはYMブロス
培地(デイフコ)中5〜7である。 ネクトリア属の分類学上の基準によれば、菌株
F−4490はネクトリア・ルシダ・ヒヨーネル
(Hohnel)に酷似している。また、この菌株のア
ナモルフはシリンドロカーポン・ルシドウム・ブ
ース(Cylindrocarpon lucidum Booth)(ネ
クトリア・ルシダのアナモルフ)であると考えら
れる。また、上記の特徴は例外なくブースの記載
(1966年)と一致する。従つて菌株F−4490はネ
クトリア・ルシダの一つの菌株であると同定さ
れ、ネクトリア・ルシダF−4490と命名された
[シー・ブース「ザ・ジーナス・シリンドロカー
ポン」マイコロジカル・ペーパーズ、(C.Booth”
The genus Cylindrocarpon.”Mycological
Papers)第104号、21頁、1966年]。 ネクトリア・ルシダF−4490はジ・アメリカ
ン・タイプ・カルチヤー・コレクシヨン(the
American type Culture Collection)の永久保
存培養物収集に寄託番号ATCC20722として寄託
され、加えられている。 ピロリン化合物()の産生においては、この
発明は単に説明のためにのみこの明細書に記載さ
れた特殊な菌の使用に限定されるものではない。
この発明にはまた、この菌株の自然変異によつて
産生される自然変異菌株はもちろんのこと、X線
照射、紫外線照射、ナイトロジエンマスタード油
処理等のような常法により上記菌より産生されう
る人為変異菌株を含めて、ピロリン化合物()
を産生しうるいかなる変異菌株の使用も包含され
る。 この発明のピロリン化合物()は、ネクトリ
ア属に属するピロリン化合物()−産生菌株、
例えばネクトリア・ルシダF−4490を、同化可能
な炭素源および窒素源を含む栄養培地中、例えば
振とう培養、深部培養等の好気条件下に成育せし
める場合に産生される。 栄養培地中の好ましい炭素源はグルコース、フ
ラクトース、グリセリン、スターチ等のような炭
水化物である。さらにそれらの中に含めてもよい
その他の炭素源はラクトース、アラビノース、キ
シロース、デキストリン、糖密等である。 好ましい窒素源はイースト・エキストラクト、
ペプトン、グルテン粉、綿実油、大豆粉、コー
ン・ステイーブ・リカー、乾燥イースト、小麦胚
芽等、ならびに例えば硝酸アンモニウム、硫酸ア
ンモニウム、燐酸アンモニウム等のアンモニウム
塩類、尿素、アミノ酸等のような無機窒素化合物
および有機窒素化合物である。 炭素源および窒素源は組合わせて使用すると有
利ではあるが、純度の低い物質も痕跡程度の成育
因子とかなりの量の無機栄養素を含んでおり、使
用に適しているので、炭素源および窒素源はそれ
らを純粋な形で使用する必要はない。所望に応じ
て、上記培地に炭酸カルシウム、燐酸ナトリウム
または燐酸カリウム、塩化ナトリウムまたは塩化
カリウム、マグネシウム塩類、銅塩類等のような
無機塩類を加えてもよい。必要であれば、とりわ
け培養培地が激しく発泡する場合には、液状パラ
フイン、脂肪油、植物油、鉱物油またはシリコン
のような消泡剤を加えてもよい。 他の発酵生産物の大量生産に使用される好まし
い方法の場合と同様に、深部好気培養条件がピロ
リン化合物()の大量生産には好ましい。さら
にまた、成育が大型タンク内で行われる場合に
は、ビロリン化合物()の生産工程における菌
の成育遅延を回避するために、生菌を使用して生
産タンク内に接種するのが好ましい。すなわち、
まず比較的少量の培養培地の胞子または菌糸を接
種してそれらを培養することにより生菌接種体を
生産し、次いで培養した生菌接種体を無菌状態で
大型タンクに移し換えるのが望ましい。生菌接種
体を生産する培地は、ピロリン化合物()の生
産に使用する培地と同じであるかまたは異なる。 培養混合物の撹拌および通気は種々の方法で行
われる。撹拌はプロペラまたは類似の撹拌装置に
よるか、発酵器の回転または振とうによるか、
種々のポンプ装置によるかまたは滅菌空気を培地
中を通過させることにより行えばよい。通気は滅
菌空気を発酵混合物中を通過させることにより行
えばよい。 発酵は通常、約5〜40℃、好ましくは20〜30℃
の間の温度範囲で、約50〜100時間行われる。 ピロリン化合物()は他の公知の発酵生産物
の回収に共通して使用される常法で、培養培地か
ら回収することができる。 一般的には、このようにして生産されるピロリ
ン化合物()は細胞内または細胞外または両方
に存在し、これらは使用する菌株の種類によつて
変化する。ピロリン化合物()が細胞外に産生
される場合には、培養ブロスを濾過するかまたは
遠心分離し、次いで化合物()を濾液または上
澄液から減圧濃縮、凍結乾燥、PH調整、例えば陰
イオン交換樹脂または陽イオン交換樹脂、非イオ
ン吸着樹脂等の樹脂処理、例えば活性炭、ケイ
酸、シリカゲル、セルロース、アルミナ等の吸着
剤処理、結晶化、再結晶等のような常法により分
離することができる。 ピロリン化合物()が細胞内に産生される場
合には、菌糸を濾過または遠心分離により得て、
然る後に化合物()を菌糸から、例えばアセト
ン、トルエン等の有機溶媒による菌糸の抽出、例
えば凍結−解凍、超音波処理等による菌糸の破
壊、前記分離法等のような常法によつて分離する
ことができる。 (B) 合成 この明細書で述べる種々の定義の詳細および好
ましい例を以下説明する。 この明細書で使用する「低級」とは、特に指示
がなければ、炭素原子1〜6個を有する基を意味
するものとする。 R1,R2,R3およびR5の好適な「ヒドロキシ保
護基としては、後述のアシル基、例えばメチル、
エチル、イソプロピル、第三級ブチル、ヘキシル
等の低級アルキル基、例えばベンジル、ベンズヒ
ドリル、トリチル等のアル(低級)アルキル基等
のような慣用の保護基が挙げられる。 R1およびR2の「隣接するヒドロキシ基の保護
基」としては、例えば、イソプロピリデン、シク
ロヘキシリデン等のアルキリデン、例えばベンジ
リデン等のアル(低級)アルキリデン等のような
慣用の保護基が挙げられる。 R4の好適な「アミノ保護基」としては後述の
アシル基のような慣用の保護基が挙げられるが、
それらの中で好ましい保護基は塩基による加水分
解で脱離されうるものである。 アシル基の好ましい例としては、例えばアセチ
ル、プロピオニル、第三級ブチリル、トリフルオ
ロアセチル、トリクロロアセチル、アセトアセチ
ル等の任意に置換された低級アルカノイル基、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル等
の低級アルコキシカルボニル基、例えばベンゾイ
ル等のアロイル基、例えば1,1−ジメチル−2
−シアノエチルカーバメート等のカーバメート等
が挙げられる。 製造法 1 化合物()またはその塩は、化合物()を
アミノ基の導入反応に付すことにより製造するこ
とができる。 化合物()の好適な塩類としては、化合物
()について例示したものが挙げられる。 反応はカリボニル部分の位置にアミノ基を導入
するのに適用される慣用の方法、例えば化合物
()をヒドロキシルアミンと反応させ、生成す
る化合物を次いで還元することにより行うことが
できる。 反応は通常、アルコール、エーテル等のような
溶媒中、好ましくは室温または加温下または加熱
下に行われる。 製造法 2 化合物()は化合物()またはその塩を、
アミノ保護基の導入反応に付することにより製造
することができる。 反応は、例えば、化合物()をアシル化剤と
反応させることにより行うことができる。 この製造法で使用されるアシル化剤としては、
有機カルボン酸および有機スルホン酸のような有
機酸、およびそれらの反応性誘導体が挙げられ
る。 反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、酸無
水物、活性アミド、活性エステル等が挙げられ
る。これらの反応性誘導体は使用する酸の種類に
よつて選択される。 遊離酸をアシル化剤として使用する場合には、
慣用の縮合剤の存在下にこの反応を行うのが好ま
しい。 反応は通常、ジメチルスルホキシド、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン、ピリジン、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、ジメチルホルムアミド等
のような溶媒中で行われる。 反応は、アシル化反応に常用される有機塩基ま
たは無機塩基の存在下に、氷冷下、常温または加
温下のような若干温和な条件下に行うのが好まし
い。 製造法 3 化合物()は化合物()をヒドロキシ保護
基の脱離反応に付すことにより製造することがで
きる。 この製造法の脱離反応は加水分解、還元等の常
法によつて行うことができる。 加水分解は酸または塩基の存在下に行うのが好
ましい。酸の好ましい例としては、例えば塩酸、
臭化水素酸、硫酸等の無機酸、例えばギ酸、酢
酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、ベンゼル
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸
等が挙げられる。 塩基の好ましい例としては、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カルシウ
ム等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸
化物または対応する炭酸塩または炭酸水素塩、水
酸化アンモニウム等のような無機塩基;例えばナ
トリウムエトキシド、ナトリウムメトキシド等の
前記金属のアルコキシドまたはフエノキシド、例
えばメチルアミン、エチルアミン、N,N−ジメ
チル−1,3−プロパンジアミン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン等のモノー、ジーまたは
トリアルキルアミン等のような有機塩基が挙げら
れる。 加水分解は冷却下、常温または加温下のような
若干温和な条件下に、水、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノール等のアルコール、ジメチ
ルスルホキシド、塩化メチレン、テトラヒドロフ
ラン等のような反応に悪影響を及ぼさない溶媒中
で行うのが好ましい。酸または塩基が液体であれ
ば、それを溶媒として使用することもできる。 還元は化学的還元および接触還元を含めて、常
法で行うことができる。 化学的還元で使用される還元剤の好ましい例
は、例えばスズ、亜鉛、鉄等の金属、またはその
ような金属および/または例えば塩化第二クロ
ム、酢酸第二クロム、パラジウム黒等の金属化合
物と例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフル
オロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸等の有
機酸または無機酸との組合わせである。 接触還元に使用される触媒の好ましい例は、例
えば白金板、白金梅綿、白金黒、コロイド白金、
酸化白金等の白金触媒、例えばパラジウム海綿、
パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム−炭
素、コロイドパラジウム等のパラジウム触媒等で
ある。 還元は通常、水、例えばメタノール、エタノー
ル等のアルコール、テトラヒドロフラン等のよう
な溶媒中、好ましくは冷却下、常温または加温下
のような若干温和な条件下に行われる。 反応方式は脱離すべき保護基によつて、上記方
法の中から選択される。 製造法 4 化合物()は化合物()をグリコール部分
の酸化的開裂反応に付すことにより製造すること
ができる。 反応は、グリコールの酸化的開裂に適用される
常法、例えばメタ過沃素酸ナトリウム、四酢酸
鉛、過マンガン酸カリウム、三酸化クロム等のよ
うな酸化剤を使用する方法によつて行うことがで
きる。 この反応は通常、水、テトラヒドロフラン、エ
ーテルのような溶媒中で行われるが、反応に悪影
響を及ぼさない溶媒であれば、その他のいかなる
溶媒中でも反応を行うことができる。 反応温度は特に限定されないが、冷却下、常温
または加温下に反応を行うのが好ましい。 製造法 5 化合物()は化合物()をヒドロキシ保護
基の脱離反応に付すことにより製造することがで
きる。 この反応は実質的に製造法3と同様にして行う
ことができる。 製造法 6 化合物()は化合物(a)をアミノ保護基
の脱離反応に付すことにより製造することができ
る。 3位のヒドロキシ基にホルミル基を有する化合
物(a)を使用する場合、このホルミル基も反
応の過程で脱離されるが、そのような場合もこの
製造法に含まれる。 反応は実質的に製造法3と同様にして行うこと
ができる。 新規ピロリン化合物()およびその塩類は、
免疫調節活性およびα−グルコシダーゼの作用を
阻止する力のような種々の生物学的活性を有する
ことが見出され、従つて免疫活性の低下によつて
起る疾患の薬物療法のための免疫調節剤、および
糖尿病等のような高血糖症の結果として起る疾患
または障害の薬物療法のための血糖低下剤として
有用である。 化合物()の有用性を示すために、その薬理
試験結果を以下に示す。 [1] 担癌マウス血清から得た免疫抑制因子に
対するピロリン化合物()の競合結果 1 担癌マウス血清からの免疫抑制因子の調製 マウス:生後8週齢のICR/JCL系雌マウスを
浜松市静岡実験動物農業協同組合より入手し
た。 腫瘍:ICR系マウスの生体内に腹水癌の形で維
持されたザルコーマ肉腫180(S−180)細胞
をこの実験に使用した。 免疫抑制因子の調製: ICR系マウスにS−180懸濁液(細胞数5×106
個/ml)0.2mlを腹腔内接種した。移植後7〜9
日の間に、S−180担癌マウスの心臓からエーテ
ル麻酔下、滅菌シリンジで採血し、血清を採取し
た。 S−180担癌マウス血清からセ・キユン・オー
(SE−KYUNG OH)およびエフ・エル・ムー
ルトウン(F.L.MOOLTEN)[ジヤーナル・オ
ブ・イムノロジー(J.Immunol.)第127巻2300〜
2307頁、1981年]に記載されている方法により、
免疫抑制因子を部分精製した。 要約すると、血清(50ml)を4%燐タングステ
ン酸1/10容および2M塩化マグネシウム1/40容で
脱脂質し、6000×Gで10分間遠心分離した。過剰
の燐タングステン酸およびマグネシウムイオン
を、燐酸塩緩衝食塩水(PBS:0.15M塩化ナトリ
ウムおよび0.01M燐酸塩緩衝液、PH7.4)に対す
る透析により除去した。次いで部分脱脂質血清を
硫酸アンモニウム50%飽和により沈殿させた。上
澄液を20000×Gで30分間遠心分離して除いた。
沈殿を少量の水に再溶解し、PBSに対して4℃
で一液透析した。透析溶液を、PBSを用いてセ
フアデツクス(Sephadex)G−200(商標:フア
ルマシア・フアイン・ケミカルズ社製)を充填し
たカラムに付した。各溶出液(15ml)の抑制活性
について検定した。 2 免疫抑制活性の検定法 免疫抑制活性をマイトジエン誘起マウス脾細胞
増殖の抑制度合の検定により測定した。 3 マイトジエン誘起マウス脾細胞増殖の抑制お
よび試験管内における(in vitro)ピロリン化
合物()によるその回復 試験管内におけるマウス脾細胞のマイトジエン活
性: a マウス:生後8週齢のBalb/C系雌マウス
を使用した。 b 組織培養培地:使用した組織培養培地は、ロ
ズウエル・パーク・メモリアル・インステイテ
ユート[Roswell park Memorial Institute
(RPMI)]−1640であつた。使用した培地はす
べてペニシリンG100単位/ml、ストレプトマ
イシン・硫酸塩100μg/mlおよびウシ胎児血清
5%を含むものであつた。 c 脾細胞調整:脾臓を滅菌条件下に切除してハ
ンクス溶液で洗浄し、次いで培養培地中ですり
つぶした。細胞数5×105個/mlが含まれるよ
うに、細胞を組織培養培地に懸濁した。 d 培養条件:微量滴定板[フアルコン
(Falcon)3040号(商標:フアルコン社製)]
の各一穴に上記細胞懸濁液0.1mlおよび規定濃
度の化合物溶液0.1mlおよび/または下記免疫
抑制因子を添加した。細胞刺戟のためにコンカ
ナバリンA1μg/ml(炭酸ガス培養器最終濃度)
を利用した。培養物を1サンプル3回繰返しで
検定し、(空気95%、CO25%)中、37℃で48
時間インキユベートした。 e マイトジエン誘起マウス脾細胞増殖の検定 マイトジエン誘起マウス脾細胞増殖を三重水素
化チミジン(3H−チミジン)とり込みにより検
定した。すべての試験で10マイクロキユーリー
(μCi)/mlの3H−チミジン20μlを各穴に加えて
48時間培養した。 さらに24時間インキユーベート後、培養を終了
した。細胞培養液をワツトマンCF83(商標:ワツ
トマン社製)の濾紙で濾過し、順次食塩水および
5%トリクロル酢酸で洗浄した。濾紙を乾燥して
シンチレーター[p−ビス(5−フエニルオキサ
ゾール)ベンゼン0.1gおよび2,5−ジフエニ
ルオキサゾール4gを含むトルエン1l]中に置
き、DNA中にとり込まれた3H−チミジンを測定
した。 結 果 脾細胞のマイトジエン活性に対する免疫抑制因
子の抑制効果およびピロリン化合物()による
その回復を表1に示す。 担癌マウス血清から得た免疫抑制因子は、マウ
ス脾細胞による3H−チミジンとり込みのマイト
ジエン誘起刺戟を強く抑制した(表1参照)。こ
の抑制は投与量によつて変化する。 免疫抑制因子を含む培養物にピロリン化合物
()を加えた結果、抑制は解除された。この結
果は、ピロリン化合物がマウス脾細胞のマイトジ
エン応答の免疫抑制因子による低下を回復する能
力を有することを示している。
または異なるヒドロキシ保護基を意味するかまた
はR1およびR2は一緒になつて隣接するヒドロキ
シの保護基を形成し; R4はアミノ保護基; R6は水素またはホルミル基を意味する)。 化合物()の好適な塩類は慣用の無毒性塩類
であり、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン
酸、酢酸、安息香酸、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸等
のような有機酸または無機酸との塩がその例とし
て挙げられる。 化合物()はある条件下では水溶液中におい
ては下記のような平衡状態で存在し、 これらの二つの形は両方ともこの発明の範囲内
に包含されるものとする。 この発明の目的化合物()の製造法を以下、
さらに詳細に説明する。 (A) 発酵法:ネクトリア属菌株→化合物() 化合物()はネクトリア属に属するピロリン
化合物()を産生しうる菌株の栄養培地中にお
ける発酵により産生することができる。その詳細
を以下に説明する。 ピロリン化合物()の産生に使用されうる菌
はネクトリア属に属するものであり、それらの中
でネクトリア・ルシダ(Nectria Lucida)F−
4490菌株がピロリン化合物()産生菌株の好適
菌株として土壌試料から新たに分離された。この
菌株は下記の形態学的特徴、培養上の特徴および
生理学的特徴を有する。 菌株ネクトリア・ルシダF−4490は大阪府貝塚
市で採取された土壌試料から最初に分離された。 子嚢果はコーンミール寒天またはオートミール
寒天上に1ケ月後に発生し、菌糸のコニジオマは
種々の培養培地上に豊富に観察された。分生子形
成様式は内出芽型のフイアロ型である。 子嚢果(子嚢殻)は表在性であり、球形ないし
亜球形を呈し、乳頭状であり、頂毛および側毛が
なく、褐色ないし暗褐色であり、直径320〜
500μmである。子嚢殻は厚壁の細胞よりなり、孔
口1個を有する乳頭突起は直径120〜150μmであ
り、高さ60〜90μmである。子嚢は一重壁子嚢で、
円筒状ないしこん棒状で8個の胞子を有し、長さ
80〜95μm、太さ7〜9μmである。子嚢胞子は斜
め単列に並び、無色、平滑で2個の細胞よりな
り、楕円形であり、末端が丸味を帯び、隔壁部で
くびれており、長さ10〜13μm、太さ5.5〜7μmで
ある。 分生子柄は無色、平滑で隔壁があり、単独で培
地から直立し、長さ7〜20μm、太さ3〜4.5μm
である。これらは単一であるかまたは数回分枝し
ており、各先端部はフイアライドになつている。
フイアライドは無色、平滑であり、円筒状で、明
瞭な末端のカラーを有し、長さ12〜17μm、太さ
3〜4μmである。これらは、フイアライドの先端
部で分生子塊に集合する、淡色の分生子を生ず
る。分生子は平滑で円筒状かまたは頂点に向つて
湾曲しており、丸くなつた先端を有し、典型的に
は3隔膜性で、長さ50〜60(〜70)μm、太さ5.5
〜7μmである。小分生子は無い。 栄養菌糸は隔膜があり、無色、平滑で、分枝し
ている。菌糸細胞は円筒形であり、太さ2〜6μm
である。菌糸体にクラミドスポアは観察されない
が、分生子の細胞中にほぼ球状のクラミドスポア
が発生する。 麦芽抽出寒天上の集落は広く拡がり、25℃、2
週間後に直径5.0cmに達した。集落表面に隆起し
て羊毛状、鈍い赤味を帯びた紫色ないし暗い赤味
を帯びた紫色で、淡いオリーブ色の菌糸で覆われ
ている。分生子構造は豊富である。裏面は赤味を
帯びた褐色である。コーンミール寒天上の培養物
は同条件下で直径6cmに達する。これらは平坦
で、薄く、淡黄褐色である。裏面は同色である。
分生子は少ない。子嚢穀はこの培地上に25℃、4
週間後に形成される。 F−4490菌株は5〜30℃の温度範囲で成育する
ことができ、至適成育範囲は24〜26℃である。こ
れらの温度試験結果は、温度勾配培養機(東洋科
学産業社製)を使用して、ポテト・デキストロ−
ス寒天上で測定した。この菌株はPH3〜9の範囲
で成育することができ、成育至適PHはYMブロス
培地(デイフコ)中5〜7である。 ネクトリア属の分類学上の基準によれば、菌株
F−4490はネクトリア・ルシダ・ヒヨーネル
(Hohnel)に酷似している。また、この菌株のア
ナモルフはシリンドロカーポン・ルシドウム・ブ
ース(Cylindrocarpon lucidum Booth)(ネ
クトリア・ルシダのアナモルフ)であると考えら
れる。また、上記の特徴は例外なくブースの記載
(1966年)と一致する。従つて菌株F−4490はネ
クトリア・ルシダの一つの菌株であると同定さ
れ、ネクトリア・ルシダF−4490と命名された
[シー・ブース「ザ・ジーナス・シリンドロカー
ポン」マイコロジカル・ペーパーズ、(C.Booth”
The genus Cylindrocarpon.”Mycological
Papers)第104号、21頁、1966年]。 ネクトリア・ルシダF−4490はジ・アメリカ
ン・タイプ・カルチヤー・コレクシヨン(the
American type Culture Collection)の永久保
存培養物収集に寄託番号ATCC20722として寄託
され、加えられている。 ピロリン化合物()の産生においては、この
発明は単に説明のためにのみこの明細書に記載さ
れた特殊な菌の使用に限定されるものではない。
この発明にはまた、この菌株の自然変異によつて
産生される自然変異菌株はもちろんのこと、X線
照射、紫外線照射、ナイトロジエンマスタード油
処理等のような常法により上記菌より産生されう
る人為変異菌株を含めて、ピロリン化合物()
を産生しうるいかなる変異菌株の使用も包含され
る。 この発明のピロリン化合物()は、ネクトリ
ア属に属するピロリン化合物()−産生菌株、
例えばネクトリア・ルシダF−4490を、同化可能
な炭素源および窒素源を含む栄養培地中、例えば
振とう培養、深部培養等の好気条件下に成育せし
める場合に産生される。 栄養培地中の好ましい炭素源はグルコース、フ
ラクトース、グリセリン、スターチ等のような炭
水化物である。さらにそれらの中に含めてもよい
その他の炭素源はラクトース、アラビノース、キ
シロース、デキストリン、糖密等である。 好ましい窒素源はイースト・エキストラクト、
ペプトン、グルテン粉、綿実油、大豆粉、コー
ン・ステイーブ・リカー、乾燥イースト、小麦胚
芽等、ならびに例えば硝酸アンモニウム、硫酸ア
ンモニウム、燐酸アンモニウム等のアンモニウム
塩類、尿素、アミノ酸等のような無機窒素化合物
および有機窒素化合物である。 炭素源および窒素源は組合わせて使用すると有
利ではあるが、純度の低い物質も痕跡程度の成育
因子とかなりの量の無機栄養素を含んでおり、使
用に適しているので、炭素源および窒素源はそれ
らを純粋な形で使用する必要はない。所望に応じ
て、上記培地に炭酸カルシウム、燐酸ナトリウム
または燐酸カリウム、塩化ナトリウムまたは塩化
カリウム、マグネシウム塩類、銅塩類等のような
無機塩類を加えてもよい。必要であれば、とりわ
け培養培地が激しく発泡する場合には、液状パラ
フイン、脂肪油、植物油、鉱物油またはシリコン
のような消泡剤を加えてもよい。 他の発酵生産物の大量生産に使用される好まし
い方法の場合と同様に、深部好気培養条件がピロ
リン化合物()の大量生産には好ましい。さら
にまた、成育が大型タンク内で行われる場合に
は、ビロリン化合物()の生産工程における菌
の成育遅延を回避するために、生菌を使用して生
産タンク内に接種するのが好ましい。すなわち、
まず比較的少量の培養培地の胞子または菌糸を接
種してそれらを培養することにより生菌接種体を
生産し、次いで培養した生菌接種体を無菌状態で
大型タンクに移し換えるのが望ましい。生菌接種
体を生産する培地は、ピロリン化合物()の生
産に使用する培地と同じであるかまたは異なる。 培養混合物の撹拌および通気は種々の方法で行
われる。撹拌はプロペラまたは類似の撹拌装置に
よるか、発酵器の回転または振とうによるか、
種々のポンプ装置によるかまたは滅菌空気を培地
中を通過させることにより行えばよい。通気は滅
菌空気を発酵混合物中を通過させることにより行
えばよい。 発酵は通常、約5〜40℃、好ましくは20〜30℃
の間の温度範囲で、約50〜100時間行われる。 ピロリン化合物()は他の公知の発酵生産物
の回収に共通して使用される常法で、培養培地か
ら回収することができる。 一般的には、このようにして生産されるピロリ
ン化合物()は細胞内または細胞外または両方
に存在し、これらは使用する菌株の種類によつて
変化する。ピロリン化合物()が細胞外に産生
される場合には、培養ブロスを濾過するかまたは
遠心分離し、次いで化合物()を濾液または上
澄液から減圧濃縮、凍結乾燥、PH調整、例えば陰
イオン交換樹脂または陽イオン交換樹脂、非イオ
ン吸着樹脂等の樹脂処理、例えば活性炭、ケイ
酸、シリカゲル、セルロース、アルミナ等の吸着
剤処理、結晶化、再結晶等のような常法により分
離することができる。 ピロリン化合物()が細胞内に産生される場
合には、菌糸を濾過または遠心分離により得て、
然る後に化合物()を菌糸から、例えばアセト
ン、トルエン等の有機溶媒による菌糸の抽出、例
えば凍結−解凍、超音波処理等による菌糸の破
壊、前記分離法等のような常法によつて分離する
ことができる。 (B) 合成 この明細書で述べる種々の定義の詳細および好
ましい例を以下説明する。 この明細書で使用する「低級」とは、特に指示
がなければ、炭素原子1〜6個を有する基を意味
するものとする。 R1,R2,R3およびR5の好適な「ヒドロキシ保
護基としては、後述のアシル基、例えばメチル、
エチル、イソプロピル、第三級ブチル、ヘキシル
等の低級アルキル基、例えばベンジル、ベンズヒ
ドリル、トリチル等のアル(低級)アルキル基等
のような慣用の保護基が挙げられる。 R1およびR2の「隣接するヒドロキシ基の保護
基」としては、例えば、イソプロピリデン、シク
ロヘキシリデン等のアルキリデン、例えばベンジ
リデン等のアル(低級)アルキリデン等のような
慣用の保護基が挙げられる。 R4の好適な「アミノ保護基」としては後述の
アシル基のような慣用の保護基が挙げられるが、
それらの中で好ましい保護基は塩基による加水分
解で脱離されうるものである。 アシル基の好ましい例としては、例えばアセチ
ル、プロピオニル、第三級ブチリル、トリフルオ
ロアセチル、トリクロロアセチル、アセトアセチ
ル等の任意に置換された低級アルカノイル基、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル等
の低級アルコキシカルボニル基、例えばベンゾイ
ル等のアロイル基、例えば1,1−ジメチル−2
−シアノエチルカーバメート等のカーバメート等
が挙げられる。 製造法 1 化合物()またはその塩は、化合物()を
アミノ基の導入反応に付すことにより製造するこ
とができる。 化合物()の好適な塩類としては、化合物
()について例示したものが挙げられる。 反応はカリボニル部分の位置にアミノ基を導入
するのに適用される慣用の方法、例えば化合物
()をヒドロキシルアミンと反応させ、生成す
る化合物を次いで還元することにより行うことが
できる。 反応は通常、アルコール、エーテル等のような
溶媒中、好ましくは室温または加温下または加熱
下に行われる。 製造法 2 化合物()は化合物()またはその塩を、
アミノ保護基の導入反応に付することにより製造
することができる。 反応は、例えば、化合物()をアシル化剤と
反応させることにより行うことができる。 この製造法で使用されるアシル化剤としては、
有機カルボン酸および有機スルホン酸のような有
機酸、およびそれらの反応性誘導体が挙げられ
る。 反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、酸無
水物、活性アミド、活性エステル等が挙げられ
る。これらの反応性誘導体は使用する酸の種類に
よつて選択される。 遊離酸をアシル化剤として使用する場合には、
慣用の縮合剤の存在下にこの反応を行うのが好ま
しい。 反応は通常、ジメチルスルホキシド、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン、ピリジン、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、ジメチルホルムアミド等
のような溶媒中で行われる。 反応は、アシル化反応に常用される有機塩基ま
たは無機塩基の存在下に、氷冷下、常温または加
温下のような若干温和な条件下に行うのが好まし
い。 製造法 3 化合物()は化合物()をヒドロキシ保護
基の脱離反応に付すことにより製造することがで
きる。 この製造法の脱離反応は加水分解、還元等の常
法によつて行うことができる。 加水分解は酸または塩基の存在下に行うのが好
ましい。酸の好ましい例としては、例えば塩酸、
臭化水素酸、硫酸等の無機酸、例えばギ酸、酢
酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、ベンゼル
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸
等が挙げられる。 塩基の好ましい例としては、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カルシウ
ム等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸
化物または対応する炭酸塩または炭酸水素塩、水
酸化アンモニウム等のような無機塩基;例えばナ
トリウムエトキシド、ナトリウムメトキシド等の
前記金属のアルコキシドまたはフエノキシド、例
えばメチルアミン、エチルアミン、N,N−ジメ
チル−1,3−プロパンジアミン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン等のモノー、ジーまたは
トリアルキルアミン等のような有機塩基が挙げら
れる。 加水分解は冷却下、常温または加温下のような
若干温和な条件下に、水、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノール等のアルコール、ジメチ
ルスルホキシド、塩化メチレン、テトラヒドロフ
ラン等のような反応に悪影響を及ぼさない溶媒中
で行うのが好ましい。酸または塩基が液体であれ
ば、それを溶媒として使用することもできる。 還元は化学的還元および接触還元を含めて、常
法で行うことができる。 化学的還元で使用される還元剤の好ましい例
は、例えばスズ、亜鉛、鉄等の金属、またはその
ような金属および/または例えば塩化第二クロ
ム、酢酸第二クロム、パラジウム黒等の金属化合
物と例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフル
オロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸等の有
機酸または無機酸との組合わせである。 接触還元に使用される触媒の好ましい例は、例
えば白金板、白金梅綿、白金黒、コロイド白金、
酸化白金等の白金触媒、例えばパラジウム海綿、
パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム−炭
素、コロイドパラジウム等のパラジウム触媒等で
ある。 還元は通常、水、例えばメタノール、エタノー
ル等のアルコール、テトラヒドロフラン等のよう
な溶媒中、好ましくは冷却下、常温または加温下
のような若干温和な条件下に行われる。 反応方式は脱離すべき保護基によつて、上記方
法の中から選択される。 製造法 4 化合物()は化合物()をグリコール部分
の酸化的開裂反応に付すことにより製造すること
ができる。 反応は、グリコールの酸化的開裂に適用される
常法、例えばメタ過沃素酸ナトリウム、四酢酸
鉛、過マンガン酸カリウム、三酸化クロム等のよ
うな酸化剤を使用する方法によつて行うことがで
きる。 この反応は通常、水、テトラヒドロフラン、エ
ーテルのような溶媒中で行われるが、反応に悪影
響を及ぼさない溶媒であれば、その他のいかなる
溶媒中でも反応を行うことができる。 反応温度は特に限定されないが、冷却下、常温
または加温下に反応を行うのが好ましい。 製造法 5 化合物()は化合物()をヒドロキシ保護
基の脱離反応に付すことにより製造することがで
きる。 この反応は実質的に製造法3と同様にして行う
ことができる。 製造法 6 化合物()は化合物(a)をアミノ保護基
の脱離反応に付すことにより製造することができ
る。 3位のヒドロキシ基にホルミル基を有する化合
物(a)を使用する場合、このホルミル基も反
応の過程で脱離されるが、そのような場合もこの
製造法に含まれる。 反応は実質的に製造法3と同様にして行うこと
ができる。 新規ピロリン化合物()およびその塩類は、
免疫調節活性およびα−グルコシダーゼの作用を
阻止する力のような種々の生物学的活性を有する
ことが見出され、従つて免疫活性の低下によつて
起る疾患の薬物療法のための免疫調節剤、および
糖尿病等のような高血糖症の結果として起る疾患
または障害の薬物療法のための血糖低下剤として
有用である。 化合物()の有用性を示すために、その薬理
試験結果を以下に示す。 [1] 担癌マウス血清から得た免疫抑制因子に
対するピロリン化合物()の競合結果 1 担癌マウス血清からの免疫抑制因子の調製 マウス:生後8週齢のICR/JCL系雌マウスを
浜松市静岡実験動物農業協同組合より入手し
た。 腫瘍:ICR系マウスの生体内に腹水癌の形で維
持されたザルコーマ肉腫180(S−180)細胞
をこの実験に使用した。 免疫抑制因子の調製: ICR系マウスにS−180懸濁液(細胞数5×106
個/ml)0.2mlを腹腔内接種した。移植後7〜9
日の間に、S−180担癌マウスの心臓からエーテ
ル麻酔下、滅菌シリンジで採血し、血清を採取し
た。 S−180担癌マウス血清からセ・キユン・オー
(SE−KYUNG OH)およびエフ・エル・ムー
ルトウン(F.L.MOOLTEN)[ジヤーナル・オ
ブ・イムノロジー(J.Immunol.)第127巻2300〜
2307頁、1981年]に記載されている方法により、
免疫抑制因子を部分精製した。 要約すると、血清(50ml)を4%燐タングステ
ン酸1/10容および2M塩化マグネシウム1/40容で
脱脂質し、6000×Gで10分間遠心分離した。過剰
の燐タングステン酸およびマグネシウムイオン
を、燐酸塩緩衝食塩水(PBS:0.15M塩化ナトリ
ウムおよび0.01M燐酸塩緩衝液、PH7.4)に対す
る透析により除去した。次いで部分脱脂質血清を
硫酸アンモニウム50%飽和により沈殿させた。上
澄液を20000×Gで30分間遠心分離して除いた。
沈殿を少量の水に再溶解し、PBSに対して4℃
で一液透析した。透析溶液を、PBSを用いてセ
フアデツクス(Sephadex)G−200(商標:フア
ルマシア・フアイン・ケミカルズ社製)を充填し
たカラムに付した。各溶出液(15ml)の抑制活性
について検定した。 2 免疫抑制活性の検定法 免疫抑制活性をマイトジエン誘起マウス脾細胞
増殖の抑制度合の検定により測定した。 3 マイトジエン誘起マウス脾細胞増殖の抑制お
よび試験管内における(in vitro)ピロリン化
合物()によるその回復 試験管内におけるマウス脾細胞のマイトジエン活
性: a マウス:生後8週齢のBalb/C系雌マウス
を使用した。 b 組織培養培地:使用した組織培養培地は、ロ
ズウエル・パーク・メモリアル・インステイテ
ユート[Roswell park Memorial Institute
(RPMI)]−1640であつた。使用した培地はす
べてペニシリンG100単位/ml、ストレプトマ
イシン・硫酸塩100μg/mlおよびウシ胎児血清
5%を含むものであつた。 c 脾細胞調整:脾臓を滅菌条件下に切除してハ
ンクス溶液で洗浄し、次いで培養培地中ですり
つぶした。細胞数5×105個/mlが含まれるよ
うに、細胞を組織培養培地に懸濁した。 d 培養条件:微量滴定板[フアルコン
(Falcon)3040号(商標:フアルコン社製)]
の各一穴に上記細胞懸濁液0.1mlおよび規定濃
度の化合物溶液0.1mlおよび/または下記免疫
抑制因子を添加した。細胞刺戟のためにコンカ
ナバリンA1μg/ml(炭酸ガス培養器最終濃度)
を利用した。培養物を1サンプル3回繰返しで
検定し、(空気95%、CO25%)中、37℃で48
時間インキユベートした。 e マイトジエン誘起マウス脾細胞増殖の検定 マイトジエン誘起マウス脾細胞増殖を三重水素
化チミジン(3H−チミジン)とり込みにより検
定した。すべての試験で10マイクロキユーリー
(μCi)/mlの3H−チミジン20μlを各穴に加えて
48時間培養した。 さらに24時間インキユーベート後、培養を終了
した。細胞培養液をワツトマンCF83(商標:ワツ
トマン社製)の濾紙で濾過し、順次食塩水および
5%トリクロル酢酸で洗浄した。濾紙を乾燥して
シンチレーター[p−ビス(5−フエニルオキサ
ゾール)ベンゼン0.1gおよび2,5−ジフエニ
ルオキサゾール4gを含むトルエン1l]中に置
き、DNA中にとり込まれた3H−チミジンを測定
した。 結 果 脾細胞のマイトジエン活性に対する免疫抑制因
子の抑制効果およびピロリン化合物()による
その回復を表1に示す。 担癌マウス血清から得た免疫抑制因子は、マウ
ス脾細胞による3H−チミジンとり込みのマイト
ジエン誘起刺戟を強く抑制した(表1参照)。こ
の抑制は投与量によつて変化する。 免疫抑制因子を含む培養物にピロリン化合物
()を加えた結果、抑制は解除された。この結
果は、ピロリン化合物がマウス脾細胞のマイトジ
エン応答の免疫抑制因子による低下を回復する能
力を有することを示している。
【表】
[2] ピロリン化合物()のα−グルコシダ
ーゼ阻止活性 α−グルコシダーゼ(イーストより得たもの、
(型)をシグマ・ケミカル・カンパニー
(Sigma Chemical Company)(米国)より入手
した。 α−グルコシダーゼ阻止の検定方式は次のとお
りである。 αグルコシダーゼ溶液(1/15MK−燐酸塩緩
衝液中10μg/ml、PH6.8)250μおよび試験溶液
または水250μよりなる混合物を30℃で5分間
インキユベートし、この溶液にp−ニトロフエニ
ル−α−Dグルコピラノシド(1/15MK−燐酸塩
緩衝液中5mM、PH6.8)を加えた。これを30℃で
10分間インキユベートし、次いで0.4Mグリシン
ーNaOH緩衝液(PH10.9)2ml、をこの溶液に加
えて反応を停止させた。溶液の光学濃度を400mμ
で測定した。 阻止活性を次式による阻止()百分率で表わ
した。 I%=A−B/A×100 Aは阻止剤のない場合の光学濃度、Bは阻止剤
の存在下における光学濃度を意味する。 α−グルコシダーゼ活性の50%阻止(IC50)に
必要なピロリン化合物()の濃度は0.01μg/ml
であつた。 この発明のピロリン化合物()およびその塩
類は、例えばこの発明の有効物質を外用、内用ま
たは非経口適用に適した有機もしくは無機担体も
しくは賦形剤と混合して含有する固体状、半固体
状または液状の慣用の医薬製剤の形で使用するこ
とができる。有効成分は、例えば、錠剤、ペレツ
ト、カプセル、坐剤、溶液、エマルジヨン、懸濁
液およびその他使用に適したあらゆる剤形用の、
通常の無毒性の医薬として許容されうる担体と混
合すればよい。使用されうる担体は水、グルコー
ス、乳糖、アラビアゴム、ゼラチン、マンニツト
ール、スターチ、ペースト、マグネシウムトリシ
リケート、タルク、コーン・スターチ、ケラチ
ン、コロイドシリカ、ポテト・スターチ、尿素お
よびその他の固体状、半固体状または液状の製剤
製造における使用に適した担体であり、さらにま
た助剤、安定剤、濃厚化剤および着色剤ならびに
芳香剤を使用してもよい。医薬組成物はまた、有
効成分を所望の製剤中、その活性を安定に維持せ
しめるために保存剤または静菌剤を含有していて
もよい。有効な目的化合物は、疾患の過程と条件
とに応じて所望の治療効果を発揮するのに十分な
量を医薬組成物中に含有せしめる。 この発明の目的化合物()の投与量または治
療有効量は、治療すべき各個々の患者の年齢と条
件とによつて変化するが、一般的には有効成分的
0.1〜100mg/Kgが1日当りの投与量として治療の
ために投与され、1日平均1回投与量約50mg、
100mg、250mg、500mgが通常投与される。 以下実施例によつてこの発明を説明する。 実施例 1 ネクトリア・ルシダF−4490発酵→化合物() 可溶性スターチ1%、グルコース1%、乾燥イ
ースト0.5%、綿実粉0.5%およびコーン・ステイ
ープ・リカー0.5%を含む種培地(PH6.0)(80ml)
を250mlのエーレンマイヤーフラスコ20本にそれ
ぞれ加え、120℃、30分間滅菌する。ネクトリ
ア・ルシダF−4490(ATCC20722)の斜面培養物
1白金耳を各培地に接種し、ロータリー・シエー
カー上、行程3インチ、200rpmで25℃、72時間
培養する。 種培養物1600mlを、予め120℃、30分間滅菌し
ておいた200のジヤー発酵槽中の、種培地と同
組成の生産培地に接種し、160/分の通気下、
300rpmの撹拌下に25℃、72時間培養する。 このようにして得られる培養ブロスをケイ藻士
(4Kg)を用いて濾過する。ケイ藻士と共に得ら
れる菌糸に脱イオン100を加えて10分間撹拌し、
ドライアイス−アセトン法により凍結−融解す
る。破砕した菌糸とケイ藻士とを含む懸濁液を濾
過する。濾液をイオン交換樹脂ダウエツクス50W
−X2(商標、ダウケミカル社製、H+型、14)
のカラムに通す。そのカラムを脱イオン水60で
洗浄し、活性成分を1.5%アンモニア水(60)
で溶出する。溶出液を減圧濃縮して7.5容とし、
次いでCM−セフアデツクスC−25(商標、フア
ルマシア・フアイン・ケミカルズ社製、NH+ 4型、
30)を充填したカラムに適用する。イオン交換
樹脂CM−セフアデツクスC−25のカラムを脱イ
オン水30で洗浄し、1.5%アンモニア水10で
溶出する。有効成分を含む溶出液を減圧濃縮して
300ml容とし、DEAE−セフアデツクスA−25(商
標、フアルマシア・フアイン・ケミカルズ社製、
OH-型、2.5)を充填したカラムに適用する。
カラムを脱イオン水3で洗浄し、1.5%アンモ
ニア水3で溶出する。有効成分を含む画分を減
圧濃縮して30ml容とし、凍結乾燥して、3−(R)
−4−(R)−ジヒドロキシ−5−(R)−ヒドロキ
シメチル−1−ピロリン(250mg)を無色の粉末
として得る。 元素分析 C5H9NO3として、 計算値:C45.80;H6.92;N10.68 実測値:C45.08;H6.57;N10.16 [a]23 D+22°(C=0.55,H2O) CD[θ]:+5200(243nm),−300(300nm)1 H−NMR(D2O,δ):7.7(1H),4.1−3(5H,
m)13 C−NMR(D2O,δ):171.0(d),83.9(d), 78.8(d),77.4(d),61.8(t) UV.:末端吸収 FAB MS:131 実施例 2 2−1 3−0−ベンジル−1,2−0−イソプ
ロピリデン−6−0−トリフエニルメチル−α
−D−キシロ−5−ヘキソスルホフラノース
(15.0g)、炭酸水素カリウム(10.0g)、ヒドロ
キシルアミン・塩酸塩(7.2g)のメチルアルコ
ール(286ml)中混合物を、撹拌下、25分間加
熱、環流する。反応混合物を室温まで冷却して
濾過する。沈殿をメチルアルコール(300ml)
で洗浄する。濾液と洗液とを合わせ、10ml容ま
で濃縮する。残渣(10ml)をクロロホルム
(250ml)と四塩化炭素(250ml)との混合物に
溶解する。溶液を3回水(各250ml)洗して、
硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧下に留
去して、3−0−ベンジル−1,2−0−イソ
プロピリデン−6−0−トリフエニルメチル−
α−D−キシロ−5−ヘキソスルホフラノース
−5−オキシム(15.0g)を白色無定形粉末と
して得る。この粉末(1.0g)を乾燥ジエチルエ
ーテル(60ml)に溶解する。溶液を水素化アル
ミニウムリチウム(800mg)の乾燥ジエチルエ
ーテル(100ml)中懸濁液に窒素ガス雰囲気中、
室温で撹拌下、2時間かけて滴下する。反応混
合物を窒素ガス雰囲気中、室温でさらに1時間
撹拌する。次いで、ジエチルエーテルを飽和さ
せた水(100ml)を氷−水浴中、撹拌下に反応
混合物に加える。反応混合物をセライトを通し
て濾過し、沈殿をクロロホルム(300ml)で洗
浄する。濾液と洗液とを合わせて炭酸カリウム
で乾燥する。溶媒を留去して、5−アミノ−5
−デオキシ−3−0−ベンジル−1,2−0−
イソプロピリデン−6−0−トリフエニルメチ
ル−α−D−グルコフラノース(894mg)を白
色無定形粉末として得る。 2−2 5−アミノ−5−デオキシ−3−0−ベ
ンジル−1,2−0−イソプロピリデン−6−
0−トリフエニルメチル−α−D−グルコフラ
ノース(894mg)の粉末を乾燥ジクロロメタン
(27ml)に溶解し、この溶液にトリエチルアミ
ン(0.28ml)を加える。この溶液に無水トリフ
ルオロ酢酸(0.25ml)の乾燥ジクロロメタン
(9ml)溶液を、氷−水浴冷却下、窒素ガス雰
囲気中で、滴下する。次いで反応混合物を窒素
ガス雰囲気中、氷−水浴冷却下にさらに1時間
撹拌する。次いで反応混合物を水(50ml)洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧
下に留去して残渣(1.01g)を得る。残渣をベ
ンゼン(2ml)に溶解する。この溶液をシリカ
ゲル(50g)を使用するカラムクロマトグラフ
イーに付し、ベンゼン(300ml)、次いでベンゼ
ンとアセトンとの混合物(400:1〜200:1)
で溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ、
減圧濃縮して、3−0−ベンジル−1,2−0
−イソプロピリデン−5−0−トリフルオロア
セトアミド−5−デオキシ−6−0−トリフエ
ニルメチル−α−D−グルコフラノース(626
mg)を白色無定形粉末として得る。 IR(CHCI3):3400,3000,1722cm-1 1 H NMR(CDCI3,δ):1.31(3H,s),1.52
(3s),2.97(1H,dd,J=7,9Hz),3.H53
(1H,d,d,J=6,9Hz),3.82(1H,
d,d,J=3,5Hz),4.03(1H,ABq,
J=10Hz),4.44(1H,ABq,J=10Hz),
5.94(d,J=4.5Hz) EI MS(M/Z):647(M+) 2−3 3−0−ベンジル−1,2−0−イソプ
ロピリデン−5−トリフルオロアセトアミド−
5−デオキシ−6−0−トリフエニルメチル−
α−D−グルコフラノース(585mg)を、トリ
フルオロ酢酸75%水溶液(2ml)に溶解した溶
液を、室温で40分間撹拌する。溶媒を減圧下に
留去する。残渣をクロロホルム(1ml)に溶解
する。溶液をシリカゲル(30g)を使用するカ
ラムクロマトグラフイーに付し、n−ヘキサン
と酢酸エチルとの混合物(1:1〜1:5)で
溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ
(100ml)、減圧濃縮して、3−0−ベンジル−
5−トリフルオロアセトアミド−5−デオキシ
−D−グルコフラノース(270mg)を無色シロ
ツプ状物として得る。1 H NMR(CD3OD,δ):5.23(0.4H,s),5.42
(0.6H,d,J=4Hz),7.34(5H,s) IR(ヌジヨール):3400、1676cm-1 2−4 メタ過沃素酸ナトリウム(281mg)の水
(8ml)溶液に、3−0−ベンジル−5−トリ
フルオロアセトアミド−5−デオキシ−D−グ
ルコフラノース(240mg)のテトラヒドロフラ
ン(8ml)および水(0.2ml)混合物溶液を氷
−水浴中、30分間かけて滴下する。反応混合物
を氷−水浴中、30分間撹拌して塩化ナトリウム
飽和水溶液(50ml)中に注ぐ。水溶液を酢酸エ
チル(各80ml)で3回抽出する。抽出液を合わ
せて硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧
下に留去して、2−0−ベンジル−3−0−ホ
ルミル−4−トリフルオロアセトアミド−4−
デオキシ−D−アラビノース(236mg)を白色
無定形粉末として得る。 IR(ヌジヨール):3335,3200,3090,1714cm-1 2−5 2−0−ベンジル−3−0−ホルミル−
4−トリフルオロアセトアミド−4−デオキシ
−D−アラビノース(36mg)の粉末を、ギ酸の
4.4%メチルアルコール溶液(3ml)に溶解し、
溶液をパラジウム黒(40mg)とギ酸の4.4%メ
チルアルコール溶液(2ml)との混合物に加え
る。混合物を窒素雰囲気中室温で1時間撹拌す
る。次いでパラジウム黒をセルロース粉末で濾
去し、メチルアルコール(50ml)で洗浄する。
濾液と洗液とを合わせ、減圧濃縮して、3−0
−ホルミル−4−トリフルオロアセトアミド−
4−デオキシ−D−アラビノース(30mg)を白
色無定形粉末として得る。 IR(KBr):3200,1670,1640cm-1 1 H NMR(CD3OD):8.17(1H,s)、5.04−5.43
(2H)、4.80−4.60(1H),4,36−3.54(4H) SI MS(M/Z):274(M++1) 2−6 3−0−ホルミル−4−トリフルオロア
セトアミド−4−デオキシ−D−アラビノース
(134mg)の粉末に、水酸化ナトリウム1N水溶
液(1.5ml)を加え、反応混合物を室温で30分
間撹拌する。次いで、水(2.0ml)を反応混合
物に加え、混合物を室温で10分間撹拌する。反
応混合物のPH値を氷−水浴中酢酸で4に調整す
る。反応混合物を水(100ml)で希釈する。溶
液をCM−セフアデツクス、アンモニウム型
(100ml)を使用するカラムクロマトグラフイー
に付し、水(400ml)、次いで2%アンモニア水
(500ml)で溶出する。目的化合物を含む画分を
合わせて減圧濃縮する。残渣を水(5ml)に溶
解し、凍結乾燥して、3−(R)−4−(R)−ジ
ヒドロキシ−5−(R)−ヒドロキシメチル−1
−ピロリン(62mg)を褐色無定形粉末として得
る。 上記で得られる化合物の物理化学的性質は、実
施例1の化合物と同定される。
ーゼ阻止活性 α−グルコシダーゼ(イーストより得たもの、
(型)をシグマ・ケミカル・カンパニー
(Sigma Chemical Company)(米国)より入手
した。 α−グルコシダーゼ阻止の検定方式は次のとお
りである。 αグルコシダーゼ溶液(1/15MK−燐酸塩緩
衝液中10μg/ml、PH6.8)250μおよび試験溶液
または水250μよりなる混合物を30℃で5分間
インキユベートし、この溶液にp−ニトロフエニ
ル−α−Dグルコピラノシド(1/15MK−燐酸塩
緩衝液中5mM、PH6.8)を加えた。これを30℃で
10分間インキユベートし、次いで0.4Mグリシン
ーNaOH緩衝液(PH10.9)2ml、をこの溶液に加
えて反応を停止させた。溶液の光学濃度を400mμ
で測定した。 阻止活性を次式による阻止()百分率で表わ
した。 I%=A−B/A×100 Aは阻止剤のない場合の光学濃度、Bは阻止剤
の存在下における光学濃度を意味する。 α−グルコシダーゼ活性の50%阻止(IC50)に
必要なピロリン化合物()の濃度は0.01μg/ml
であつた。 この発明のピロリン化合物()およびその塩
類は、例えばこの発明の有効物質を外用、内用ま
たは非経口適用に適した有機もしくは無機担体も
しくは賦形剤と混合して含有する固体状、半固体
状または液状の慣用の医薬製剤の形で使用するこ
とができる。有効成分は、例えば、錠剤、ペレツ
ト、カプセル、坐剤、溶液、エマルジヨン、懸濁
液およびその他使用に適したあらゆる剤形用の、
通常の無毒性の医薬として許容されうる担体と混
合すればよい。使用されうる担体は水、グルコー
ス、乳糖、アラビアゴム、ゼラチン、マンニツト
ール、スターチ、ペースト、マグネシウムトリシ
リケート、タルク、コーン・スターチ、ケラチ
ン、コロイドシリカ、ポテト・スターチ、尿素お
よびその他の固体状、半固体状または液状の製剤
製造における使用に適した担体であり、さらにま
た助剤、安定剤、濃厚化剤および着色剤ならびに
芳香剤を使用してもよい。医薬組成物はまた、有
効成分を所望の製剤中、その活性を安定に維持せ
しめるために保存剤または静菌剤を含有していて
もよい。有効な目的化合物は、疾患の過程と条件
とに応じて所望の治療効果を発揮するのに十分な
量を医薬組成物中に含有せしめる。 この発明の目的化合物()の投与量または治
療有効量は、治療すべき各個々の患者の年齢と条
件とによつて変化するが、一般的には有効成分的
0.1〜100mg/Kgが1日当りの投与量として治療の
ために投与され、1日平均1回投与量約50mg、
100mg、250mg、500mgが通常投与される。 以下実施例によつてこの発明を説明する。 実施例 1 ネクトリア・ルシダF−4490発酵→化合物() 可溶性スターチ1%、グルコース1%、乾燥イ
ースト0.5%、綿実粉0.5%およびコーン・ステイ
ープ・リカー0.5%を含む種培地(PH6.0)(80ml)
を250mlのエーレンマイヤーフラスコ20本にそれ
ぞれ加え、120℃、30分間滅菌する。ネクトリ
ア・ルシダF−4490(ATCC20722)の斜面培養物
1白金耳を各培地に接種し、ロータリー・シエー
カー上、行程3インチ、200rpmで25℃、72時間
培養する。 種培養物1600mlを、予め120℃、30分間滅菌し
ておいた200のジヤー発酵槽中の、種培地と同
組成の生産培地に接種し、160/分の通気下、
300rpmの撹拌下に25℃、72時間培養する。 このようにして得られる培養ブロスをケイ藻士
(4Kg)を用いて濾過する。ケイ藻士と共に得ら
れる菌糸に脱イオン100を加えて10分間撹拌し、
ドライアイス−アセトン法により凍結−融解す
る。破砕した菌糸とケイ藻士とを含む懸濁液を濾
過する。濾液をイオン交換樹脂ダウエツクス50W
−X2(商標、ダウケミカル社製、H+型、14)
のカラムに通す。そのカラムを脱イオン水60で
洗浄し、活性成分を1.5%アンモニア水(60)
で溶出する。溶出液を減圧濃縮して7.5容とし、
次いでCM−セフアデツクスC−25(商標、フア
ルマシア・フアイン・ケミカルズ社製、NH+ 4型、
30)を充填したカラムに適用する。イオン交換
樹脂CM−セフアデツクスC−25のカラムを脱イ
オン水30で洗浄し、1.5%アンモニア水10で
溶出する。有効成分を含む溶出液を減圧濃縮して
300ml容とし、DEAE−セフアデツクスA−25(商
標、フアルマシア・フアイン・ケミカルズ社製、
OH-型、2.5)を充填したカラムに適用する。
カラムを脱イオン水3で洗浄し、1.5%アンモ
ニア水3で溶出する。有効成分を含む画分を減
圧濃縮して30ml容とし、凍結乾燥して、3−(R)
−4−(R)−ジヒドロキシ−5−(R)−ヒドロキ
シメチル−1−ピロリン(250mg)を無色の粉末
として得る。 元素分析 C5H9NO3として、 計算値:C45.80;H6.92;N10.68 実測値:C45.08;H6.57;N10.16 [a]23 D+22°(C=0.55,H2O) CD[θ]:+5200(243nm),−300(300nm)1 H−NMR(D2O,δ):7.7(1H),4.1−3(5H,
m)13 C−NMR(D2O,δ):171.0(d),83.9(d), 78.8(d),77.4(d),61.8(t) UV.:末端吸収 FAB MS:131 実施例 2 2−1 3−0−ベンジル−1,2−0−イソプ
ロピリデン−6−0−トリフエニルメチル−α
−D−キシロ−5−ヘキソスルホフラノース
(15.0g)、炭酸水素カリウム(10.0g)、ヒドロ
キシルアミン・塩酸塩(7.2g)のメチルアルコ
ール(286ml)中混合物を、撹拌下、25分間加
熱、環流する。反応混合物を室温まで冷却して
濾過する。沈殿をメチルアルコール(300ml)
で洗浄する。濾液と洗液とを合わせ、10ml容ま
で濃縮する。残渣(10ml)をクロロホルム
(250ml)と四塩化炭素(250ml)との混合物に
溶解する。溶液を3回水(各250ml)洗して、
硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧下に留
去して、3−0−ベンジル−1,2−0−イソ
プロピリデン−6−0−トリフエニルメチル−
α−D−キシロ−5−ヘキソスルホフラノース
−5−オキシム(15.0g)を白色無定形粉末と
して得る。この粉末(1.0g)を乾燥ジエチルエ
ーテル(60ml)に溶解する。溶液を水素化アル
ミニウムリチウム(800mg)の乾燥ジエチルエ
ーテル(100ml)中懸濁液に窒素ガス雰囲気中、
室温で撹拌下、2時間かけて滴下する。反応混
合物を窒素ガス雰囲気中、室温でさらに1時間
撹拌する。次いで、ジエチルエーテルを飽和さ
せた水(100ml)を氷−水浴中、撹拌下に反応
混合物に加える。反応混合物をセライトを通し
て濾過し、沈殿をクロロホルム(300ml)で洗
浄する。濾液と洗液とを合わせて炭酸カリウム
で乾燥する。溶媒を留去して、5−アミノ−5
−デオキシ−3−0−ベンジル−1,2−0−
イソプロピリデン−6−0−トリフエニルメチ
ル−α−D−グルコフラノース(894mg)を白
色無定形粉末として得る。 2−2 5−アミノ−5−デオキシ−3−0−ベ
ンジル−1,2−0−イソプロピリデン−6−
0−トリフエニルメチル−α−D−グルコフラ
ノース(894mg)の粉末を乾燥ジクロロメタン
(27ml)に溶解し、この溶液にトリエチルアミ
ン(0.28ml)を加える。この溶液に無水トリフ
ルオロ酢酸(0.25ml)の乾燥ジクロロメタン
(9ml)溶液を、氷−水浴冷却下、窒素ガス雰
囲気中で、滴下する。次いで反応混合物を窒素
ガス雰囲気中、氷−水浴冷却下にさらに1時間
撹拌する。次いで反応混合物を水(50ml)洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧
下に留去して残渣(1.01g)を得る。残渣をベ
ンゼン(2ml)に溶解する。この溶液をシリカ
ゲル(50g)を使用するカラムクロマトグラフ
イーに付し、ベンゼン(300ml)、次いでベンゼ
ンとアセトンとの混合物(400:1〜200:1)
で溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ、
減圧濃縮して、3−0−ベンジル−1,2−0
−イソプロピリデン−5−0−トリフルオロア
セトアミド−5−デオキシ−6−0−トリフエ
ニルメチル−α−D−グルコフラノース(626
mg)を白色無定形粉末として得る。 IR(CHCI3):3400,3000,1722cm-1 1 H NMR(CDCI3,δ):1.31(3H,s),1.52
(3s),2.97(1H,dd,J=7,9Hz),3.H53
(1H,d,d,J=6,9Hz),3.82(1H,
d,d,J=3,5Hz),4.03(1H,ABq,
J=10Hz),4.44(1H,ABq,J=10Hz),
5.94(d,J=4.5Hz) EI MS(M/Z):647(M+) 2−3 3−0−ベンジル−1,2−0−イソプ
ロピリデン−5−トリフルオロアセトアミド−
5−デオキシ−6−0−トリフエニルメチル−
α−D−グルコフラノース(585mg)を、トリ
フルオロ酢酸75%水溶液(2ml)に溶解した溶
液を、室温で40分間撹拌する。溶媒を減圧下に
留去する。残渣をクロロホルム(1ml)に溶解
する。溶液をシリカゲル(30g)を使用するカ
ラムクロマトグラフイーに付し、n−ヘキサン
と酢酸エチルとの混合物(1:1〜1:5)で
溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ
(100ml)、減圧濃縮して、3−0−ベンジル−
5−トリフルオロアセトアミド−5−デオキシ
−D−グルコフラノース(270mg)を無色シロ
ツプ状物として得る。1 H NMR(CD3OD,δ):5.23(0.4H,s),5.42
(0.6H,d,J=4Hz),7.34(5H,s) IR(ヌジヨール):3400、1676cm-1 2−4 メタ過沃素酸ナトリウム(281mg)の水
(8ml)溶液に、3−0−ベンジル−5−トリ
フルオロアセトアミド−5−デオキシ−D−グ
ルコフラノース(240mg)のテトラヒドロフラ
ン(8ml)および水(0.2ml)混合物溶液を氷
−水浴中、30分間かけて滴下する。反応混合物
を氷−水浴中、30分間撹拌して塩化ナトリウム
飽和水溶液(50ml)中に注ぐ。水溶液を酢酸エ
チル(各80ml)で3回抽出する。抽出液を合わ
せて硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧
下に留去して、2−0−ベンジル−3−0−ホ
ルミル−4−トリフルオロアセトアミド−4−
デオキシ−D−アラビノース(236mg)を白色
無定形粉末として得る。 IR(ヌジヨール):3335,3200,3090,1714cm-1 2−5 2−0−ベンジル−3−0−ホルミル−
4−トリフルオロアセトアミド−4−デオキシ
−D−アラビノース(36mg)の粉末を、ギ酸の
4.4%メチルアルコール溶液(3ml)に溶解し、
溶液をパラジウム黒(40mg)とギ酸の4.4%メ
チルアルコール溶液(2ml)との混合物に加え
る。混合物を窒素雰囲気中室温で1時間撹拌す
る。次いでパラジウム黒をセルロース粉末で濾
去し、メチルアルコール(50ml)で洗浄する。
濾液と洗液とを合わせ、減圧濃縮して、3−0
−ホルミル−4−トリフルオロアセトアミド−
4−デオキシ−D−アラビノース(30mg)を白
色無定形粉末として得る。 IR(KBr):3200,1670,1640cm-1 1 H NMR(CD3OD):8.17(1H,s)、5.04−5.43
(2H)、4.80−4.60(1H),4,36−3.54(4H) SI MS(M/Z):274(M++1) 2−6 3−0−ホルミル−4−トリフルオロア
セトアミド−4−デオキシ−D−アラビノース
(134mg)の粉末に、水酸化ナトリウム1N水溶
液(1.5ml)を加え、反応混合物を室温で30分
間撹拌する。次いで、水(2.0ml)を反応混合
物に加え、混合物を室温で10分間撹拌する。反
応混合物のPH値を氷−水浴中酢酸で4に調整す
る。反応混合物を水(100ml)で希釈する。溶
液をCM−セフアデツクス、アンモニウム型
(100ml)を使用するカラムクロマトグラフイー
に付し、水(400ml)、次いで2%アンモニア水
(500ml)で溶出する。目的化合物を含む画分を
合わせて減圧濃縮する。残渣を水(5ml)に溶
解し、凍結乾燥して、3−(R)−4−(R)−ジ
ヒドロキシ−5−(R)−ヒドロキシメチル−1
−ピロリン(62mg)を褐色無定形粉末として得
る。 上記で得られる化合物の物理化学的性質は、実
施例1の化合物と同定される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: 【式】 で示される新規ピロリン化合物およびその塩類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60175035A JPS6236355A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 新規ピロリン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60175035A JPS6236355A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 新規ピロリン化合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6236355A JPS6236355A (ja) | 1987-02-17 |
| JPH0566941B2 true JPH0566941B2 (ja) | 1993-09-22 |
Family
ID=15989078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60175035A Granted JPS6236355A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 新規ピロリン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6236355A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0407701A3 (en) * | 1989-05-15 | 1992-04-22 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Antiretroviral pyrroline and pyrrolidine sulfonic acid derivatives |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP60175035A patent/JPS6236355A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6236355A (ja) | 1987-02-17 |
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