JPH05675A - 車両の補助操舵装置 - Google Patents
車両の補助操舵装置Info
- Publication number
- JPH05675A JPH05675A JP16872391A JP16872391A JPH05675A JP H05675 A JPH05675 A JP H05675A JP 16872391 A JP16872391 A JP 16872391A JP 16872391 A JP16872391 A JP 16872391A JP H05675 A JPH05675 A JP H05675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- vehicle
- steering wheel
- front wheels
- gripping force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者のハンドル把持力が小さいとき、車両
の挙動、外乱等に応じた前輪の補助操舵を禁止して運転
者に不必要なショックを与えないようにする。 【構成】 ヨーレートセンサ52が車両の挙動を表す量
としてヨーレートを検出し、横風センサ53が車体が受
ける外乱として横風風速を検出する。マイクロコンピュ
ータ56は検出したヨーレート及び横風風速に応じて電
動モータ46の回転を制御して、ハンドル20の回動に
よる操舵に加えて、前輪FWを補助操舵する。一方、把
持力センサ55は運転者のハンドル20に対する把持力
を検出し、マイクロコンピュータ56は、前記検出した
把持力が小さいときには、前記補助操舵を制限又は禁止
する。また、把持力が大きくて、前輪FWが補助操舵さ
れる場合には、マイクロコンピュータ56はソレノイド
バルブ31を制御してハンドル20に対する操舵反力を
小さくする。
の挙動、外乱等に応じた前輪の補助操舵を禁止して運転
者に不必要なショックを与えないようにする。 【構成】 ヨーレートセンサ52が車両の挙動を表す量
としてヨーレートを検出し、横風センサ53が車体が受
ける外乱として横風風速を検出する。マイクロコンピュ
ータ56は検出したヨーレート及び横風風速に応じて電
動モータ46の回転を制御して、ハンドル20の回動に
よる操舵に加えて、前輪FWを補助操舵する。一方、把
持力センサ55は運転者のハンドル20に対する把持力
を検出し、マイクロコンピュータ56は、前記検出した
把持力が小さいときには、前記補助操舵を制限又は禁止
する。また、把持力が大きくて、前輪FWが補助操舵さ
れる場合には、マイクロコンピュータ56はソレノイド
バルブ31を制御してハンドル20に対する操舵反力を
小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪をハンドルの回動
による操舵に加えて補助操舵する車両の補助操舵装置に
関する。
による操舵に加えて補助操舵する車両の補助操舵装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば実開昭6
0−131464号公報に示されているように、ハンド
ルの回動に応じて前輪を操舵する操舵機構内に前輪を操
舵可能なアクチュエータを設けると共に、このアクチュ
エータを車速及びヨーレートに応じて駆動制御すること
により、ハンドルの回動による操舵に加えて、前輪を車
速及びヨーレートに応じて補助的に操舵して、車両の走
行安定性が良好に保たれるようにしている。
0−131464号公報に示されているように、ハンド
ルの回動に応じて前輪を操舵する操舵機構内に前輪を操
舵可能なアクチュエータを設けると共に、このアクチュ
エータを車速及びヨーレートに応じて駆動制御すること
により、ハンドルの回動による操舵に加えて、前輪を車
速及びヨーレートに応じて補助的に操舵して、車両の走
行安定性が良好に保たれるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
装置にあっては、運転者のハンドル操作とは無関係に、
前輪が補助操舵されるので、次のような問題がある。車
両が高速直進走行している際には、運転者はハンドルに
軽く手を添えているだけの場合が多く、このような状態
で、外乱により発生したヨーレートを打ち消すためにア
クチュエータを駆動して前輪を補助操舵しようとして
も、この補助操舵によって前輪が路面から受ける反力は
ハンドルに伝達されて、この反力によりハンドルが前記
補助操舵により前輪を操舵しようとする方向と反対方向
に回動されてしまい、前記補助操舵による効果が打ち消
されてしまうと同時に、運転者はこのハンドルの回動に
よりショックを受けて不安定なハンドル操作を施して、
車両がふらつく場合もある。また、たとえ運転者が充分
な力でハンドルを把持していても、山間の道路を走行中
に突然強風にあおられてヨーレートが過大になった場
合、このヨーレートを打ち消すために前輪が補助操舵さ
れると、ハンドルには予告なく大きな反力が伝達され、
運転者はこの反力によりショックを受けて不安定なハン
ドル操作を施し、車両がふらつく場合がある。
装置にあっては、運転者のハンドル操作とは無関係に、
前輪が補助操舵されるので、次のような問題がある。車
両が高速直進走行している際には、運転者はハンドルに
軽く手を添えているだけの場合が多く、このような状態
で、外乱により発生したヨーレートを打ち消すためにア
クチュエータを駆動して前輪を補助操舵しようとして
も、この補助操舵によって前輪が路面から受ける反力は
ハンドルに伝達されて、この反力によりハンドルが前記
補助操舵により前輪を操舵しようとする方向と反対方向
に回動されてしまい、前記補助操舵による効果が打ち消
されてしまうと同時に、運転者はこのハンドルの回動に
よりショックを受けて不安定なハンドル操作を施して、
車両がふらつく場合もある。また、たとえ運転者が充分
な力でハンドルを把持していても、山間の道路を走行中
に突然強風にあおられてヨーレートが過大になった場
合、このヨーレートを打ち消すために前輪が補助操舵さ
れると、ハンドルには予告なく大きな反力が伝達され、
運転者はこの反力によりショックを受けて不安定なハン
ドル操作を施し、車両がふらつく場合がある。
【0004】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、ハンドルに対する運転者の把持
力を考慮して前輪を補助操舵することにより、同補助操
舵による効果を最大限に発揮させると共に、運転者に不
用意にショックを与えないようにした車両の補助操舵装
置を提供しようとするものである。
たもので、その目的は、ハンドルに対する運転者の把持
力を考慮して前輪を補助操舵することにより、同補助操
舵による効果を最大限に発揮させると共に、運転者に不
用意にショックを与えないようにした車両の補助操舵装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、ハン
ドルの回動に応じて前輪を操舵する操舵機構内に組み込
まれてなり前輪を操舵可能なアクチュエータと、車両の
挙動又は車両に対する外乱の少なくともいずれか一方に
応じて前記アクチュエータを駆動制御して前輪をハンド
ルの回動による操舵に加えて補助操舵する補助操舵制御
手段とを備えた車両の補助操舵装置において、ハンドル
に付与される把持力を検出する把持力検出手段と、前記
把持力検出手段により検出された把持力が大きいとき前
記補助操舵制御手段による前輪の補助操舵を許容しかつ
同検出された把持力が小さいとき前記補助操舵制御手段
による前輪の補助操舵を制限又は禁止する補助操舵制限
手段とを設けたことにある。
に、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、ハン
ドルの回動に応じて前輪を操舵する操舵機構内に組み込
まれてなり前輪を操舵可能なアクチュエータと、車両の
挙動又は車両に対する外乱の少なくともいずれか一方に
応じて前記アクチュエータを駆動制御して前輪をハンド
ルの回動による操舵に加えて補助操舵する補助操舵制御
手段とを備えた車両の補助操舵装置において、ハンドル
に付与される把持力を検出する把持力検出手段と、前記
把持力検出手段により検出された把持力が大きいとき前
記補助操舵制御手段による前輪の補助操舵を許容しかつ
同検出された把持力が小さいとき前記補助操舵制御手段
による前輪の補助操舵を制限又は禁止する補助操舵制限
手段とを設けたことにある。
【0006】また、上記請求項2に記載の発明の構成上
の特徴は、操舵機構を反力付与機構を有するパワーステ
アリング機構で構成した車両に適用されると共に、前記
請求項1に係る発明の構成に、さらに、前記把持力検出
手段にて検出された把持力が大きいとき前記反力付与機
構を制御して同機構による反力を小さくする反力制御手
段を設けたことにある。
の特徴は、操舵機構を反力付与機構を有するパワーステ
アリング機構で構成した車両に適用されると共に、前記
請求項1に係る発明の構成に、さらに、前記把持力検出
手段にて検出された把持力が大きいとき前記反力付与機
構を制御して同機構による反力を小さくする反力制御手
段を設けたことにある。
【0007】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、補助操舵制限手段の作用により、
把持力検出手段によって検出された把持力が大きいとき
に、補助操舵制御手段による前輪の補助操舵が許容さ
れ、同検出された把持力が小さいときには、補助操舵制
御手段による前輪の補助操舵が制限又は禁止される。こ
れにより、前記請求項1に係る発明によれば、運転者の
ハンドルに対する把持力が小さくて、前輪を補助操舵し
ても、同補助操舵に伴い前輪が路面から受ける反力によ
り、ハンドルが前記補助操舵によって前輪を操舵しよう
とする方向と反対方向に回動されてしまって、前記補助
操舵による効果が打ち消されてしまう場合には、無駄な
補助操舵を避けることができる。これと同時に、運転者
はハンドルの不意な回動によりショックを受けることが
なくなり、不安定なハンドル操作をしなくなるので、車
両の走行安定性が良好に保たれる。
係る発明においては、補助操舵制限手段の作用により、
把持力検出手段によって検出された把持力が大きいとき
に、補助操舵制御手段による前輪の補助操舵が許容さ
れ、同検出された把持力が小さいときには、補助操舵制
御手段による前輪の補助操舵が制限又は禁止される。こ
れにより、前記請求項1に係る発明によれば、運転者の
ハンドルに対する把持力が小さくて、前輪を補助操舵し
ても、同補助操舵に伴い前輪が路面から受ける反力によ
り、ハンドルが前記補助操舵によって前輪を操舵しよう
とする方向と反対方向に回動されてしまって、前記補助
操舵による効果が打ち消されてしまう場合には、無駄な
補助操舵を避けることができる。これと同時に、運転者
はハンドルの不意な回動によりショックを受けることが
なくなり、不安定なハンドル操作をしなくなるので、車
両の走行安定性が良好に保たれる。
【0008】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、把持力検出手段にて検出された把持
力が大きいとき、すなわち車両の挙動、車両に対する外
力に応じて前輪が補助操舵されるときには、反力制御手
段及び反力付与機構の作用によって運転者がハンドルか
ら受ける反力が小さくなるように制御されて、補助操舵
に伴って増加する傾向にあるハンドルへの反力が相殺さ
れる。これにより、前記請求項2に係る発明によれば、
前記請求項1に係る発明の効果に加えて、前輪が運転者
のハンドル操作とは無関係に補助操舵されても、運転者
はハンドルへの不意な反力によりショックを受けること
がなくなり、不安定なハンドル操作をしなくなるので、
車両の走行安定性が良好に保たれる。
る発明においては、把持力検出手段にて検出された把持
力が大きいとき、すなわち車両の挙動、車両に対する外
力に応じて前輪が補助操舵されるときには、反力制御手
段及び反力付与機構の作用によって運転者がハンドルか
ら受ける反力が小さくなるように制御されて、補助操舵
に伴って増加する傾向にあるハンドルへの反力が相殺さ
れる。これにより、前記請求項2に係る発明によれば、
前記請求項1に係る発明の効果に加えて、前輪が運転者
のハンドル操作とは無関係に補助操舵されても、運転者
はハンドルへの不意な反力によりショックを受けること
がなくなり、不安定なハンドル操作をしなくなるので、
車両の走行安定性が良好に保たれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は補助操舵装置を含む前輪操舵装置の全体
を示しており、同操舵装置は油圧力に応じて前輪FWを
助勢しながら操舵するパワーステアリング機構と、同機
構を電気的に制御する電気制御装置とを備えている。
すると、図1は補助操舵装置を含む前輪操舵装置の全体
を示しており、同操舵装置は油圧力に応じて前輪FWを
助勢しながら操舵するパワーステアリング機構と、同機
構を電気的に制御する電気制御装置とを備えている。
【0010】パワーステアリング機構は、ハウジング1
0内にて同軸的に回転可能に組み付けたバルブロータ1
1及びバルブスリーブ12を備えている。バルブロータ
11とバルブスリーブ12は、それらの相対的な回転変
位によって、油圧ポンプ13から油路P1、分流弁14
及び油路P2を介して供給される作動油をパワーシリン
ダ15の一方の油室に供給するとともに、同シリンダ1
5の他方の油室からの作動油を油路P3を介してリザー
バ16に排出するものである。バルブロータ11は入力
軸17と一体形成され、同入力軸17は操舵軸18を介
してハンドル20に接続されている。バルブスリーブ1
2はピン21を介して中間軸22に一体回転可能に接続
されており、これらの入力軸17と中間軸22との間に
はトーションバー23が介装されている。なお、入力軸
17とトーションバー23の連結はピン24を介してな
され、また中間軸22とトーションバー23の連結はセ
レーション25を介してなされている。
0内にて同軸的に回転可能に組み付けたバルブロータ1
1及びバルブスリーブ12を備えている。バルブロータ
11とバルブスリーブ12は、それらの相対的な回転変
位によって、油圧ポンプ13から油路P1、分流弁14
及び油路P2を介して供給される作動油をパワーシリン
ダ15の一方の油室に供給するとともに、同シリンダ1
5の他方の油室からの作動油を油路P3を介してリザー
バ16に排出するものである。バルブロータ11は入力
軸17と一体形成され、同入力軸17は操舵軸18を介
してハンドル20に接続されている。バルブスリーブ1
2はピン21を介して中間軸22に一体回転可能に接続
されており、これらの入力軸17と中間軸22との間に
はトーションバー23が介装されている。なお、入力軸
17とトーションバー23の連結はピン24を介してな
され、また中間軸22とトーションバー23の連結はセ
レーション25を介してなされている。
【0011】また、ハウジング10内には、入力軸17
及びバルブロータ11に一体的に形成した腕部26を供
給油圧に応じた押圧力で基準回転位置に付勢するプラン
ジャ27を収容した油圧反力室28が設けられており、
同反力室28は油路P4を介して分流弁14の流出口に
接続されるとともに、油路P4と固定オリフィス29を
介装した油路P5とを介して油路P2に接続されてい
る。分流弁14は油路P1を介して供給される作動油を
油路P2と油路P4とに分流するとともに、作動油圧が
変動しても油路P4側に一定流量の作動油を供給するも
ので、同分流弁14の他の流出口には油路P6の一端が
接続されている。油路P6の他端はソレノイドバルブ3
1及び油路P7を介して油路P3に接続されている。ソ
レノイドバルブ31は電気的に制御されるもので、同バ
ルブ31の開度は通電量に比例するようになっている。
及びバルブロータ11に一体的に形成した腕部26を供
給油圧に応じた押圧力で基準回転位置に付勢するプラン
ジャ27を収容した油圧反力室28が設けられており、
同反力室28は油路P4を介して分流弁14の流出口に
接続されるとともに、油路P4と固定オリフィス29を
介装した油路P5とを介して油路P2に接続されてい
る。分流弁14は油路P1を介して供給される作動油を
油路P2と油路P4とに分流するとともに、作動油圧が
変動しても油路P4側に一定流量の作動油を供給するも
ので、同分流弁14の他の流出口には油路P6の一端が
接続されている。油路P6の他端はソレノイドバルブ3
1及び油路P7を介して油路P3に接続されている。ソ
レノイドバルブ31は電気的に制御されるもので、同バ
ルブ31の開度は通電量に比例するようになっている。
【0012】中間軸22の下端には、支持軸32がスプ
ライン33を介して一体回転可能に接続されていて、同
軸32上には出力ピニオン34が回転自在に組み付けら
れている。出力ピニオン34にはラックバー35が噛合
している。このラックバー35はパワーシリンダ15の
ピストンロッドを兼ねていて、出力ピニオン34の回転
及びパワーシリンダ15により軸方向へ駆動されて前輪
FWを操舵する。
ライン33を介して一体回転可能に接続されていて、同
軸32上には出力ピニオン34が回転自在に組み付けら
れている。出力ピニオン34にはラックバー35が噛合
している。このラックバー35はパワーシリンダ15の
ピストンロッドを兼ねていて、出力ピニオン34の回転
及びパワーシリンダ15により軸方向へ駆動されて前輪
FWを操舵する。
【0013】支持軸32の外周上には、楕円サンギヤ3
6がスプライン37を介して一体回転可能に組み付けら
れている。楕円サンギヤ36には楕円プラネタリギヤ3
8が噛合しており、同ギヤ38はキャリア41に組み付
けたキャリア軸42の外周上に回転可能に組み付けられ
ている。キャリア41はハウジング10及び支持軸32
に回転可能に組み付けられている。楕円プラネタリギヤ
38の外周上には、セレーション43を介して円形プラ
ネタリギヤ44が一体回転可能に組み付けられており、
同ギヤ44は出力ピニオン34に噛合している。キヤリ
ア41にはホイール45が固定されており、同ホイール
45は、ステップモータで構成した電動モータ46によ
り回転駆動されるウォーム47に噛合していて、同モー
タ46の回転に応じて支持軸32の回りに回転するよう
になっている。なお、このような構成により、ハンドル
20の回動によって楕円サンギヤ36が単独で回転して
も、電動モータ46の回転によってキャリア41が単独
で回転しても、出力ピニオン34が回転してラックバー
35を介して前輪FWが操舵されるようになっている
が、電動モータ46の回転方向に関しては、同モータ4
6の正方向(又は負方向)の回転が前輪FWの右方向
(又は左方向)の操舵に対応するようになっている。
6がスプライン37を介して一体回転可能に組み付けら
れている。楕円サンギヤ36には楕円プラネタリギヤ3
8が噛合しており、同ギヤ38はキャリア41に組み付
けたキャリア軸42の外周上に回転可能に組み付けられ
ている。キャリア41はハウジング10及び支持軸32
に回転可能に組み付けられている。楕円プラネタリギヤ
38の外周上には、セレーション43を介して円形プラ
ネタリギヤ44が一体回転可能に組み付けられており、
同ギヤ44は出力ピニオン34に噛合している。キヤリ
ア41にはホイール45が固定されており、同ホイール
45は、ステップモータで構成した電動モータ46によ
り回転駆動されるウォーム47に噛合していて、同モー
タ46の回転に応じて支持軸32の回りに回転するよう
になっている。なお、このような構成により、ハンドル
20の回動によって楕円サンギヤ36が単独で回転して
も、電動モータ46の回転によってキャリア41が単独
で回転しても、出力ピニオン34が回転してラックバー
35を介して前輪FWが操舵されるようになっている
が、電動モータ46の回転方向に関しては、同モータ4
6の正方向(又は負方向)の回転が前輪FWの右方向
(又は左方向)の操舵に対応するようになっている。
【0014】電気制御装置は、車速センサ51、ヨーレ
ートセンサ52、横風センサ53、ハンドル舵角センサ
54、把持力センサ55及びマイクロコンピュータ56
を備えている。
ートセンサ52、横風センサ53、ハンドル舵角センサ
54、把持力センサ55及びマイクロコンピュータ56
を備えている。
【0015】車速センサ51は変速機(図示しない)の
出力軸の回転数を検出することにより、車速Vを表す検
出信号を出力する。ヨーレートセンサ52は車体の重心
位置垂直軸回りの回転角速度を車両の挙動の状態量とし
て検出して、同回転角速度すなわちヨーレートYR を表
す検出信号を出力する。横風センサ53は車両が受ける
横風の風速を車両に対する外乱の状態量として検出し
て、同横風風速GR を表す検出信号を出力する。ハンド
ル舵角センサ54は操舵軸18の回転角を車両の運転操
作量として検出して、同回転角すなわちハンドル舵角δ
H を表す検出信号を出力する。なお、この場合、ヨーレ
ートYR及びハンドル舵角δHは正により右回転方向を表
し、負により左回転方向を表す。横風風速GR は正によ
り車両の右方向への横風を表し、負により左方向への横
風を表す。
出力軸の回転数を検出することにより、車速Vを表す検
出信号を出力する。ヨーレートセンサ52は車体の重心
位置垂直軸回りの回転角速度を車両の挙動の状態量とし
て検出して、同回転角速度すなわちヨーレートYR を表
す検出信号を出力する。横風センサ53は車両が受ける
横風の風速を車両に対する外乱の状態量として検出し
て、同横風風速GR を表す検出信号を出力する。ハンド
ル舵角センサ54は操舵軸18の回転角を車両の運転操
作量として検出して、同回転角すなわちハンドル舵角δ
H を表す検出信号を出力する。なお、この場合、ヨーレ
ートYR及びハンドル舵角δHは正により右回転方向を表
し、負により左回転方向を表す。横風風速GR は正によ
り車両の右方向への横風を表し、負により左方向への横
風を表す。
【0016】把持力センサ55は運転者のハンドル20
に対する把持力Pを検出して同把持力Pを表す検出信号
を出力するもので、図2〜4に示すように、ハンドル2
0を構成する芯金20aとウレタン製の表皮20bとの
間に介装したウレタン製の中間層20c内に設けた断面
長方形状のリング状の空間内に収容されている。この把
持力センサ55はハンドル20の全周に渡って延設され
たフレキシブル基盤55aを備え、フレキシブル基盤5
5aの上面には、同基盤55aの両側に設けた一対の絶
縁スペーサ55b,55bを介し、リン青銅製の導電帯
55cが多少の隙間を隔てて対向している。導電帯55
cの上面には樹脂フィルム55dが多少の隙間を隔てて
対向して設けられており、導電帯55cと樹脂フィルム
55dの間には導電帯55cの上面に固着した多数の突
起55eが円周方向に所定の間隔を隔てて介装されてい
る。
に対する把持力Pを検出して同把持力Pを表す検出信号
を出力するもので、図2〜4に示すように、ハンドル2
0を構成する芯金20aとウレタン製の表皮20bとの
間に介装したウレタン製の中間層20c内に設けた断面
長方形状のリング状の空間内に収容されている。この把
持力センサ55はハンドル20の全周に渡って延設され
たフレキシブル基盤55aを備え、フレキシブル基盤5
5aの上面には、同基盤55aの両側に設けた一対の絶
縁スペーサ55b,55bを介し、リン青銅製の導電帯
55cが多少の隙間を隔てて対向している。導電帯55
cの上面には樹脂フィルム55dが多少の隙間を隔てて
対向して設けられており、導電帯55cと樹脂フィルム
55dの間には導電帯55cの上面に固着した多数の突
起55eが円周方向に所定の間隔を隔てて介装されてい
る。
【0017】フレキシブル基盤55aの上面には、導電
帯55cを可動接点とする多数のスイッチ55fの固定
接点55f1が突起55eの下方位置にてプリント配線
により形成されている。フレキシブル基盤55aの下面
には、スイッチ55fにそれぞれ対応した多数の同一抵
抗55gが設けられている。これらのスイッチ55fと
抵抗55gは、図5に示すように、それぞれ直列接続さ
れると共に、スイッチ55fと抵抗55gの各直列回路
はそれぞれ並列に接続されて抵抗ラダー回路を形成して
いる。この抵抗ラダー回路の一端は接地されると共に、
他端はフレキシブル基盤55a上に設けたオペアンプ5
5hの反転入力に接続されている。オペアンプ55hの
反転入力と出力との間にはフレキシブル基盤55a上に
設けた前記抵抗55gと同一の抵抗55iが接続される
と共に、同アンプ55hの非反転入力には電源電圧Vが
供給されている。
帯55cを可動接点とする多数のスイッチ55fの固定
接点55f1が突起55eの下方位置にてプリント配線
により形成されている。フレキシブル基盤55aの下面
には、スイッチ55fにそれぞれ対応した多数の同一抵
抗55gが設けられている。これらのスイッチ55fと
抵抗55gは、図5に示すように、それぞれ直列接続さ
れると共に、スイッチ55fと抵抗55gの各直列回路
はそれぞれ並列に接続されて抵抗ラダー回路を形成して
いる。この抵抗ラダー回路の一端は接地されると共に、
他端はフレキシブル基盤55a上に設けたオペアンプ5
5hの反転入力に接続されている。オペアンプ55hの
反転入力と出力との間にはフレキシブル基盤55a上に
設けた前記抵抗55gと同一の抵抗55iが接続される
と共に、同アンプ55hの非反転入力には電源電圧Vが
供給されている。
【0018】このように構成した把持力センサ55にお
いては、運転者によるハンドル20の把持力Pが大きく
なるにしたがってスイッチ55fのオンする数が増加す
る。この場合、抵抗55g,55iの値をRとし、オン
したスイッチ55fの数をnとすると、オペアンプ55
hの出力電圧は(n+1)・Vと表される。したがっ
て、把持力センサ55は、運転者によるハンドル20の
把持力Pに比例した電圧信号を出力するようになる。
いては、運転者によるハンドル20の把持力Pが大きく
なるにしたがってスイッチ55fのオンする数が増加す
る。この場合、抵抗55g,55iの値をRとし、オン
したスイッチ55fの数をnとすると、オペアンプ55
hの出力電圧は(n+1)・Vと表される。したがっ
て、把持力センサ55は、運転者によるハンドル20の
把持力Pに比例した電圧信号を出力するようになる。
【0019】マイクロコンピュータ56はCPU、RO
M、RAM、インターフェース回路などからなり、図
6,7のフローチャートに対応したプログラムを実行す
る。なお、ROM内には前記プログラムを記憶する領域
と共にテーブルも設けられ、同テーブルには、それぞれ
車速Vに応じて変化する油圧制御電流IS (図8
(A))、舵角比K1(図8(B))、ヨーレート補正係数
K2(図8(C))及び横風補正係数K3 (図8(D))
と、それぞれ把持力Pに応じて変化する把持力補正係数
K4(図8(E))及び油圧増加係数KS(図8(F))とが
記憶されている。
M、RAM、インターフェース回路などからなり、図
6,7のフローチャートに対応したプログラムを実行す
る。なお、ROM内には前記プログラムを記憶する領域
と共にテーブルも設けられ、同テーブルには、それぞれ
車速Vに応じて変化する油圧制御電流IS (図8
(A))、舵角比K1(図8(B))、ヨーレート補正係数
K2(図8(C))及び横風補正係数K3 (図8(D))
と、それぞれ把持力Pに応じて変化する把持力補正係数
K4(図8(E))及び油圧増加係数KS(図8(F))とが
記憶されている。
【0020】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。ハンドル20が回動されると、この回動は
入力軸17、トーションバー23、中間軸22及び支持
軸32を介して楕円サンギヤ36に伝達され、同ギヤ3
6が回転する。この回転は、楕円プラネタリギヤ38及
び円形プラネタリギヤ44を介して出力ピニオン34に
伝達され、同ピニオン34の回転によってラックバー3
5が軸方向に変位するので、前輪FWがハンドル20の
回動により操舵される。また、このとき、トーションバ
ー23に作用する操舵トルクに応じてバルブロータ11
及びバルブスリーブ12からなるロータリバルブが作動
し、同バルブは油圧ポンプ13から油路P1、分流弁1
4及び油路P2を介して供給される作動油をパワーシリ
ンダ15の一方の油室へ供給すると共に、同シリンダ1
5の他方の油室内の作動油を油路P3を介してリザーバ
16へ戻すので、パワーシリンダ15が前記前輪FWの
操舵を油圧アシストする。なお、この実施例において
は、ハンドル20の回転の伝達路に楕円サンギヤ36及
び楕円プラネタリギヤ38の作用により、ハンドル20
の単位回転角に対する前輪FWの転舵角の比がハンドル
20の回動位置に応じて変更可能になっているが、この
点については本発明に直接関係しないので、説明を省略
する。
を説明する。ハンドル20が回動されると、この回動は
入力軸17、トーションバー23、中間軸22及び支持
軸32を介して楕円サンギヤ36に伝達され、同ギヤ3
6が回転する。この回転は、楕円プラネタリギヤ38及
び円形プラネタリギヤ44を介して出力ピニオン34に
伝達され、同ピニオン34の回転によってラックバー3
5が軸方向に変位するので、前輪FWがハンドル20の
回動により操舵される。また、このとき、トーションバ
ー23に作用する操舵トルクに応じてバルブロータ11
及びバルブスリーブ12からなるロータリバルブが作動
し、同バルブは油圧ポンプ13から油路P1、分流弁1
4及び油路P2を介して供給される作動油をパワーシリ
ンダ15の一方の油室へ供給すると共に、同シリンダ1
5の他方の油室内の作動油を油路P3を介してリザーバ
16へ戻すので、パワーシリンダ15が前記前輪FWの
操舵を油圧アシストする。なお、この実施例において
は、ハンドル20の回転の伝達路に楕円サンギヤ36及
び楕円プラネタリギヤ38の作用により、ハンドル20
の単位回転角に対する前輪FWの転舵角の比がハンドル
20の回動位置に応じて変更可能になっているが、この
点については本発明に直接関係しないので、説明を省略
する。
【0021】一方、マイクロコンピュータ56はイグニ
ッションスイッチ(図示しない)の閉成に応答して図6
のステップ60にてプログラムの実行を開始し、前記前
輪FWの操舵中、ステップ61〜79からなる循環処理
を実行し続けて、各センサ51〜55からの検出信号に
応じてソレノイドバルブ31及び電動モータ46の作動
を制御する。
ッションスイッチ(図示しない)の閉成に応答して図6
のステップ60にてプログラムの実行を開始し、前記前
輪FWの操舵中、ステップ61〜79からなる循環処理
を実行し続けて、各センサ51〜55からの検出信号に
応じてソレノイドバルブ31及び電動モータ46の作動
を制御する。
【0022】この循環処理においては、ステップ61に
て車速センサ51から車速Vを表す検出信号が読み込ま
れて、ステップ62にて前記車速Vに基づいてテーブル
から油圧制御電流IS (図8(A)参照)が読み出され
る。
て車速センサ51から車速Vを表す検出信号が読み込ま
れて、ステップ62にて前記車速Vに基づいてテーブル
から油圧制御電流IS (図8(A)参照)が読み出され
る。
【0023】次に、ステップ63にてハンドル舵角セン
サ54からハンドル舵角δH を表す検出信号が読み込ま
れ、ステップ64にて前記車速Vに基づいてテーブルか
ら舵角比K1 (図8(B)参照)が読み出されて、ステッ
プ65にて前記ハンドル舵角δH 及び前記舵角比K1 に
基づく下記数1の演算の実行によって補正値θH が計算
される。
サ54からハンドル舵角δH を表す検出信号が読み込ま
れ、ステップ64にて前記車速Vに基づいてテーブルか
ら舵角比K1 (図8(B)参照)が読み出されて、ステッ
プ65にて前記ハンドル舵角δH 及び前記舵角比K1 に
基づく下記数1の演算の実行によって補正値θH が計算
される。
【数1】θH=K1・δH
【0024】次に、ステップ66にてヨーレートセンサ
52からヨーレートYR を表す検出信号が読み込まれ、
ステップ67にて前記車速Vに基づいてテーブルからヨ
ーレート補正係数K2 (図8(C)参照)が読み出され
て、ステップ68にて前記ヨーレートYR 及び前記ヨー
レート補正係数K2 に基づく下記数2の演算の実行によ
って補正値θY が計算される。
52からヨーレートYR を表す検出信号が読み込まれ、
ステップ67にて前記車速Vに基づいてテーブルからヨ
ーレート補正係数K2 (図8(C)参照)が読み出され
て、ステップ68にて前記ヨーレートYR 及び前記ヨー
レート補正係数K2 に基づく下記数2の演算の実行によ
って補正値θY が計算される。
【数2】θY=K2・YR
【0025】次に、ステップ69にて横風センサ53か
ら横風風速GR を表す検出信号が読み込まれ、ステップ
70にて前記車速Vに基づいてテーブルから横風補正係
数K3 (図8(D)参照)が読み出されて、ステップ71
にて前記横風風速GR 及び前記横風補正係数K3 に基づ
く下記数3の演算の実行によって補正値θG が計算され
る。
ら横風風速GR を表す検出信号が読み込まれ、ステップ
70にて前記車速Vに基づいてテーブルから横風補正係
数K3 (図8(D)参照)が読み出されて、ステップ71
にて前記横風風速GR 及び前記横風補正係数K3 に基づ
く下記数3の演算の実行によって補正値θG が計算され
る。
【数3】θG=K3・GR
【0026】そして、ステップ72にて前記計算した両
補正値θY,θGを、下記数4に示すように、加算演算し
て、新たな補正値θEが計算される。
補正値θY,θGを、下記数4に示すように、加算演算し
て、新たな補正値θEが計算される。
【数4】θE=θY+θG
【0027】次に、図7のステップ73にて把持力セン
サ55から運転者によるハンドル20の把持力Pを表す
検出信号が読み込まれて、ステップ74にて同把持力P
が所定値P0 以上であるか否かが判定される。この場
合、運転者がハンドル20を堅固に握っていて、前記検
出した把持力Pが所定値P0 以上であれば、ステップ7
4にて「YES」と判定され、ステップ75にて前記把
持力Pに基づいてテーブルから油圧増加係数KS (図8
(F)参照)が読み出されて、ステップ76にて前記油圧
制御電流IS 及び前記油圧増加係数KS に基づく下記数
5の演算の実行によって、前記ステップ62の処理によ
り車速Vに応じて決定した油圧制御電流IS が油圧増加
係数KS に応じて補正される。
サ55から運転者によるハンドル20の把持力Pを表す
検出信号が読み込まれて、ステップ74にて同把持力P
が所定値P0 以上であるか否かが判定される。この場
合、運転者がハンドル20を堅固に握っていて、前記検
出した把持力Pが所定値P0 以上であれば、ステップ7
4にて「YES」と判定され、ステップ75にて前記把
持力Pに基づいてテーブルから油圧増加係数KS (図8
(F)参照)が読み出されて、ステップ76にて前記油圧
制御電流IS 及び前記油圧増加係数KS に基づく下記数
5の演算の実行によって、前記ステップ62の処理によ
り車速Vに応じて決定した油圧制御電流IS が油圧増加
係数KS に応じて補正される。
【数5】IS=KS・IS
【0028】前記ステップ76の処理後、ステップ77
にて前記補正値θH,θEに基づく下記数6の演算の実行
によってモータ回転角θM が計算される。そして、ステ
ップ78にて前記ステップ62の処理により決定された
油圧制御電流IS に対応した電流がソレノイドバルブ3
1に流され、ステップ79にて前記ステップ77の処理
により計算されたモータ回転角θM に対応した制御信号
が電動モータ46に供給される。
にて前記補正値θH,θEに基づく下記数6の演算の実行
によってモータ回転角θM が計算される。そして、ステ
ップ78にて前記ステップ62の処理により決定された
油圧制御電流IS に対応した電流がソレノイドバルブ3
1に流され、ステップ79にて前記ステップ77の処理
により計算されたモータ回転角θM に対応した制御信号
が電動モータ46に供給される。
【数6】θM=θH+θE
【0029】その結果、電動モータ46は前記モータ回
転角θM により表された回転位置まで回転する。この電
動モータ46の回転はウォーム47及びホイール45を
介してキャリア41に伝達され、キャリア41が支持軸
32の回りを公転する。この場合、ハンドル20は運転
者によって堅固に把持されていて、支持軸32及び楕円
サンギヤ36は運転者の回動操作分のみ回動されるだけ
であるので、楕円プラネタリギヤ38及び円形プラネタ
リギヤ44が前記キャリア41の公転分に対応してキャ
リア軸42の回りに自転し、この自転分に対応して出力
ピニオン34が回転する。これにより、出力ピニオン3
4が、上述したハンドル20の回動量に対応した回転に
加えて、前記電動モータ46の回転量に応じて回転し、
前輪FWはハンドル20の回動量と電動モータ46の回
転量とを合成した角度に操舵される。
転角θM により表された回転位置まで回転する。この電
動モータ46の回転はウォーム47及びホイール45を
介してキャリア41に伝達され、キャリア41が支持軸
32の回りを公転する。この場合、ハンドル20は運転
者によって堅固に把持されていて、支持軸32及び楕円
サンギヤ36は運転者の回動操作分のみ回動されるだけ
であるので、楕円プラネタリギヤ38及び円形プラネタ
リギヤ44が前記キャリア41の公転分に対応してキャ
リア軸42の回りに自転し、この自転分に対応して出力
ピニオン34が回転する。これにより、出力ピニオン3
4が、上述したハンドル20の回動量に対応した回転に
加えて、前記電動モータ46の回転量に応じて回転し、
前輪FWはハンドル20の回動量と電動モータ46の回
転量とを合成した角度に操舵される。
【0030】この場合、前記モータ回転角θM は上記数
1〜4,6の演算に基づくもので、下記数7のように表
すことができる。
1〜4,6の演算に基づくもので、下記数7のように表
すことができる。
【数7】θM=K1・δH+K2・YR+K3・GR
【0031】前記数7の第1項K1・δH はハンドル舵角
δH の大きさに応じて前輪FWの操舵角を補正するもの
で、車速Vが小さいときには、図8(B)に示すように、
舵角比K1 は正の値となるので、ハンドル20が右方向
(又は左方向)に操舵されてハンドル舵角δH が正(又
は負)の値であれば、前記第1項K1・δH は正(又は
負)の値となる。これにより、前輪FWがハンドル20
の回動によって右方向(又は左方向)に操舵されていれ
ば、電動モータ46は正方向(又は負方向)に回転制御
され、この回転力が、ウォーム47、ホイール45、キ
ャリア41、楕円プラネタリギヤ38、円形プラネタリ
ギヤ44及び出力ピニオン34を介して、ラックバー3
5に伝達され、前輪FWは右方向(又は左方向)に前記
電動モータ46の基準位置からの回転量に対応して操
舵、すなわちハンドル20の回動による操舵量に加えて
前記電動モータ46の回転量に対応して補正操舵され
る。その結果、車両が低速走行している場合には、ハン
ドル20の回動に対する前輪FWの操舵量は大きくな
り、車両の操縦性が良好となる。
δH の大きさに応じて前輪FWの操舵角を補正するもの
で、車速Vが小さいときには、図8(B)に示すように、
舵角比K1 は正の値となるので、ハンドル20が右方向
(又は左方向)に操舵されてハンドル舵角δH が正(又
は負)の値であれば、前記第1項K1・δH は正(又は
負)の値となる。これにより、前輪FWがハンドル20
の回動によって右方向(又は左方向)に操舵されていれ
ば、電動モータ46は正方向(又は負方向)に回転制御
され、この回転力が、ウォーム47、ホイール45、キ
ャリア41、楕円プラネタリギヤ38、円形プラネタリ
ギヤ44及び出力ピニオン34を介して、ラックバー3
5に伝達され、前輪FWは右方向(又は左方向)に前記
電動モータ46の基準位置からの回転量に対応して操
舵、すなわちハンドル20の回動による操舵量に加えて
前記電動モータ46の回転量に対応して補正操舵され
る。その結果、車両が低速走行している場合には、ハン
ドル20の回動に対する前輪FWの操舵量は大きくな
り、車両の操縦性が良好となる。
【0032】一方、車速Vが大きくなれば、舵角比K1
も、図8(B)に示すように、減少して負の値になるの
で、ハンドル20が右方向(又は左方向)に操舵されて
ハンドル舵角δH が正(又は負)の値であれば、前記第
1項K1・δH は正(又は負)の値から負(又は)の値に
変化する。これにより、前輪FWがハンドル20の回動
によって右方向(又は左方向)に操舵されていれば、前
述のように、前輪FWは左方向(又は右方向)に電動モ
ータ46によって操舵、すなわちハンドル20の回動に
よる操舵量から電動モータ46の回転量だけ中立状態に
近い側に補正操舵される。その結果、車両が高速走行す
るにしたがって、ハンドル20の回動量に対する前輪F
Wの操舵量が減少し、車両の走行安定性が良好となる。
も、図8(B)に示すように、減少して負の値になるの
で、ハンドル20が右方向(又は左方向)に操舵されて
ハンドル舵角δH が正(又は負)の値であれば、前記第
1項K1・δH は正(又は負)の値から負(又は)の値に
変化する。これにより、前輪FWがハンドル20の回動
によって右方向(又は左方向)に操舵されていれば、前
述のように、前輪FWは左方向(又は右方向)に電動モ
ータ46によって操舵、すなわちハンドル20の回動に
よる操舵量から電動モータ46の回転量だけ中立状態に
近い側に補正操舵される。その結果、車両が高速走行す
るにしたがって、ハンドル20の回動量に対する前輪F
Wの操舵量が減少し、車両の走行安定性が良好となる。
【0033】また、前記数7の第2項K2・YR は車両に
発生するヨーレートYR の大きさに応じて前輪FWの操
舵角を補正するもので、ヨーレート補正係数K2は、図
8(C) に示すように、負の値であるので、車両に右
(又は左)回転方向のヨーレートが発生して検出ヨーレ
ートYR が正(又は負)になれば、前記第2項K2・YR
は負(又は正)の値になり、前輪FWは左(又は右)方
向に補正操舵される。また、このヨーレート補正係数K
2 の絶対値|K2| は車速Vが大きくなるにしたがって
大きくなるので、車速V及びヨーレートYRの絶対値|
YR|がそれぞれ大きくなるにしたがって、前記第2項
K2・YRの絶対値|K2・YR|も大きくなり、前記左右へ
の前輪FWの補正操舵量も大きくなる。したがって、前
輪FWは、この第2項K2・YR により、ヨーレートYR
を打ち消す方向に、車速V及びヨーレートYR の大きさ
が大きくなるにしたがって大きく補正操舵されるので、
車両の走行安定性、特に高速走行時の車両の走行安定性
が良好になる。
発生するヨーレートYR の大きさに応じて前輪FWの操
舵角を補正するもので、ヨーレート補正係数K2は、図
8(C) に示すように、負の値であるので、車両に右
(又は左)回転方向のヨーレートが発生して検出ヨーレ
ートYR が正(又は負)になれば、前記第2項K2・YR
は負(又は正)の値になり、前輪FWは左(又は右)方
向に補正操舵される。また、このヨーレート補正係数K
2 の絶対値|K2| は車速Vが大きくなるにしたがって
大きくなるので、車速V及びヨーレートYRの絶対値|
YR|がそれぞれ大きくなるにしたがって、前記第2項
K2・YRの絶対値|K2・YR|も大きくなり、前記左右へ
の前輪FWの補正操舵量も大きくなる。したがって、前
輪FWは、この第2項K2・YR により、ヨーレートYR
を打ち消す方向に、車速V及びヨーレートYR の大きさ
が大きくなるにしたがって大きく補正操舵されるので、
車両の走行安定性、特に高速走行時の車両の走行安定性
が良好になる。
【0034】さらに、前記数7の第3項K3・GR は車両
に対する横風風速GR の大きさに応じて前輪FWの操舵
角を補正するもので、横風補正係数K3 は、図8(D)に
示すように、「0」又は負の値であるので、車両に対し
て左(又は右)からの横風が吹いて検出横風風速GR が
正(又は負)になれば、前記第3項K3・GR は「0」又
は負(又は正)になり、前輪FWは左(又は右)方向に
補正操舵される。また、この横風補正係数K3の絶対値
|K3|は、車速が小さいとき「0」であると共に車速
Vが大きくなるにしたがって大きくなるので、車速V及
び横風風速GR の絶対値|GR|がそれぞれ大きくなる
にしたがって、前記第3項K3・GRの絶対値|K3・GR|
も大きくなり、前記左右への前輪FWの補正操舵量も
大きくなる。したがって、前輪FWは、この第3項K3・
GR により、横風による車体の偏向を打ち消す方向に、
車速V及び横風風速GR の大きさが大きくなるにしたが
って大きく補正操舵されるので、車両の走行安定性、特
に高速走行時の車両の走行安定性が良好になる。
に対する横風風速GR の大きさに応じて前輪FWの操舵
角を補正するもので、横風補正係数K3 は、図8(D)に
示すように、「0」又は負の値であるので、車両に対し
て左(又は右)からの横風が吹いて検出横風風速GR が
正(又は負)になれば、前記第3項K3・GR は「0」又
は負(又は正)になり、前輪FWは左(又は右)方向に
補正操舵される。また、この横風補正係数K3の絶対値
|K3|は、車速が小さいとき「0」であると共に車速
Vが大きくなるにしたがって大きくなるので、車速V及
び横風風速GR の絶対値|GR|がそれぞれ大きくなる
にしたがって、前記第3項K3・GRの絶対値|K3・GR|
も大きくなり、前記左右への前輪FWの補正操舵量も
大きくなる。したがって、前輪FWは、この第3項K3・
GR により、横風による車体の偏向を打ち消す方向に、
車速V及び横風風速GR の大きさが大きくなるにしたが
って大きく補正操舵されるので、車両の走行安定性、特
に高速走行時の車両の走行安定性が良好になる。
【0035】また、前記ステップ78の処理により油圧
制御電流IS に対応した電流がソレノイドバルブ31に
流された結果、同バルブ31の開度は前記油圧制御電流
ISが大きくなるにしたがって大きくなるように設定さ
れる。一方、分流弁25により油路P4,P6側に分流
された油圧ポンプ24からの作動油は、ソレノイドバル
ブ31の開度が大きくなるにしたがって、油路P6,P
7を介してリザーバ16に多く流れ込むようになるの
で、油路P4及び油圧反力室31内の作動油圧は前記バ
ルブ31の開度が大きくなるにしたがって小さくなっ
て、ハンドル20の回動操作に対する反力も小さくな
る。
制御電流IS に対応した電流がソレノイドバルブ31に
流された結果、同バルブ31の開度は前記油圧制御電流
ISが大きくなるにしたがって大きくなるように設定さ
れる。一方、分流弁25により油路P4,P6側に分流
された油圧ポンプ24からの作動油は、ソレノイドバル
ブ31の開度が大きくなるにしたがって、油路P6,P
7を介してリザーバ16に多く流れ込むようになるの
で、油路P4及び油圧反力室31内の作動油圧は前記バ
ルブ31の開度が大きくなるにしたがって小さくなっ
て、ハンドル20の回動操作に対する反力も小さくな
る。
【0036】この場合、油圧制御電流IS は、上記数5
及び図8(A)(F)から明らかなように、車速Vが大きく
なるにしたがって小さくなると共に、把持力P(≧P
0 )が大きくなるにしたがって「1.0」 から徐々に大き
くなる。これにより、車両の低速走行時には、ハンドル
20の軽快な回動操作が可能となって車両の旋回操縦性
が良好になると共に、車両の高速走行時には、ハンドル
20の回動操作が重くなって車両の走行安定性が良好と
なる。また、前記把持力Pによる反力制御により、把持
力Pが大きいときには、ハンドル20への操舵及び保舵
反力が小さくなる。その結果、前述のように前輪FWが
ハンドルの回動とは無関係に補助操舵されて、この補助
操舵による前輪FWからの反力が緩和されるので、運転
者は前記補助操舵によるショックを受けることがなくな
って、不安定なハンドル操作をしなくなるので、車両の
走行安定性が良好となる。
及び図8(A)(F)から明らかなように、車速Vが大きく
なるにしたがって小さくなると共に、把持力P(≧P
0 )が大きくなるにしたがって「1.0」 から徐々に大き
くなる。これにより、車両の低速走行時には、ハンドル
20の軽快な回動操作が可能となって車両の旋回操縦性
が良好になると共に、車両の高速走行時には、ハンドル
20の回動操作が重くなって車両の走行安定性が良好と
なる。また、前記把持力Pによる反力制御により、把持
力Pが大きいときには、ハンドル20への操舵及び保舵
反力が小さくなる。その結果、前述のように前輪FWが
ハンドルの回動とは無関係に補助操舵されて、この補助
操舵による前輪FWからの反力が緩和されるので、運転
者は前記補助操舵によるショックを受けることがなくな
って、不安定なハンドル操作をしなくなるので、車両の
走行安定性が良好となる。
【0037】一方、運転者がハンドル20を堅固に握っ
ていなくて、前記検出した把持力Pが所定値P0 未満で
あれば、ステップ74にて「NO」と判定され、ステッ
プ80にて前記把持力Pに基づいてテーブルから把持力
補正係数K4 (図8(E))が読み出されて、ステップ8
1にて補正値θE及び把持力補正係数K4に基づく下記数
8の演算の実行によって、前記ステップ72の処理によ
り計算した補正値θEが把持力補正係数K4に応じて補正
される。
ていなくて、前記検出した把持力Pが所定値P0 未満で
あれば、ステップ74にて「NO」と判定され、ステッ
プ80にて前記把持力Pに基づいてテーブルから把持力
補正係数K4 (図8(E))が読み出されて、ステップ8
1にて補正値θE及び把持力補正係数K4に基づく下記数
8の演算の実行によって、前記ステップ72の処理によ
り計算した補正値θEが把持力補正係数K4に応じて補正
される。
【数8】θE=K4・θE
そして、前述のように、ステップ77にてこの補正値θ
E(=K4・θE)を補正値θH に加算することによりモータ
回転角θM が計算され、かつステップ79の処理により
前輪FWはこのモータ回転角θM に応じて補正操舵され
る。この場合、前記モータ回転角θM は上記数1〜4,
6,8の演算に基づくもので、下記数9のように表すこ
とができる。
E(=K4・θE)を補正値θH に加算することによりモータ
回転角θM が計算され、かつステップ79の処理により
前輪FWはこのモータ回転角θM に応じて補正操舵され
る。この場合、前記モータ回転角θM は上記数1〜4,
6,8の演算に基づくもので、下記数9のように表すこ
とができる。
【数9】θM=K1・δH+K4・(K2・YR+K3・GR)
【0038】前記数9の第1項K1・δH は、前述の場合
と同様、ハンドル舵角δH の大きさに応じて前輪FWの
操舵角を補正するものである。そして、前述したとお
り、この場合も、前記第1項K1・δH に基づく補正操舵
により、低速走行時の車両の操縦性が良好になると共
に、高速走行時の車両の走行安定性が良好となる。
と同様、ハンドル舵角δH の大きさに応じて前輪FWの
操舵角を補正するものである。そして、前述したとお
り、この場合も、前記第1項K1・δH に基づく補正操舵
により、低速走行時の車両の操縦性が良好になると共
に、高速走行時の車両の走行安定性が良好となる。
【0039】また、前記数9の第2項K4・(K2・YR+K
3・GR)は、前述の場合と同様に、ヨーレートYR 及び横
風風速GR に応じて前輪FWの操舵角を補正して車両の
走行安定性を良好にするものである。しかし、把持力補
正係数K4 は、図8(E)に示すように、把持力Pが小さ
いとき「0」であり、この場合には、前記第2項 K4・
(K2・YR+K3・GR)も「0」となるので、同項 K4・(K
2・YR+K3・GR)による前輪FWの補正操舵は行われな
い。これにより、運転者のハンドルに対する把持力が小
さくて、前輪FWをヨーレートYR 及び横風風速GR に
応じて補助操舵しても、前輪FWが路面から受ける反力
により、ハンドル20が前記補助操舵により前輪FWを
操舵しようとする方向と反対方向に回動されてしまい、
前記補助操舵による効果が打ち消されてしまう場合に
は、無駄な補助操舵を避けることができる。これと同時
に、運転者はハンドルの不意な回動によりショックを受
けることがなくなり、不安定なハンドル操作をしなくな
るので、車両の走行安定性が良好に保たれる。
3・GR)は、前述の場合と同様に、ヨーレートYR 及び横
風風速GR に応じて前輪FWの操舵角を補正して車両の
走行安定性を良好にするものである。しかし、把持力補
正係数K4 は、図8(E)に示すように、把持力Pが小さ
いとき「0」であり、この場合には、前記第2項 K4・
(K2・YR+K3・GR)も「0」となるので、同項 K4・(K
2・YR+K3・GR)による前輪FWの補正操舵は行われな
い。これにより、運転者のハンドルに対する把持力が小
さくて、前輪FWをヨーレートYR 及び横風風速GR に
応じて補助操舵しても、前輪FWが路面から受ける反力
により、ハンドル20が前記補助操舵により前輪FWを
操舵しようとする方向と反対方向に回動されてしまい、
前記補助操舵による効果が打ち消されてしまう場合に
は、無駄な補助操舵を避けることができる。これと同時
に、運転者はハンドルの不意な回動によりショックを受
けることがなくなり、不安定なハンドル操作をしなくな
るので、車両の走行安定性が良好に保たれる。
【0040】一方、把持力Pが多少大きくなると、把持
力補正係数K4 は把持力Pの増加にしたがって徐々に大
きくなって、把持力Pが前記所定値P0 に達したときに
「1.0 」になるようになっている。これにより、前輪F
Wは、把持力Pが所定値P0以上の場合と連続して補正
操舵されることになる。
力補正係数K4 は把持力Pの増加にしたがって徐々に大
きくなって、把持力Pが前記所定値P0 に達したときに
「1.0 」になるようになっている。これにより、前輪F
Wは、把持力Pが所定値P0以上の場合と連続して補正
操舵されることになる。
【0041】また、この場合も、前記場合と同様、ステ
ップ78の処理により、油圧制御電流IS に応じてハン
ドル20に対する反力が制御される。しかし、この場合
には、油圧制御電流IS は上記ステップ62の処理のみ
により決定されたものであって前記場合より小さな値に
設定される。これは、ヨーレートYR 及び横風風速GR
による前輪FWの補助操舵が行われないためであり、こ
の場合には、車両の低速走行時にハンドル20の軽快な
回動操作が可能となると共に、車両の高速走行時に同ハ
ンドル20の回動操作が重くなるのみである。その結
果、前述した前輪FWをヨーレートYR 及び横風風速G
R に応じて補正操舵する場合と同様な操舵フィーリング
を得ることができる。
ップ78の処理により、油圧制御電流IS に応じてハン
ドル20に対する反力が制御される。しかし、この場合
には、油圧制御電流IS は上記ステップ62の処理のみ
により決定されたものであって前記場合より小さな値に
設定される。これは、ヨーレートYR 及び横風風速GR
による前輪FWの補助操舵が行われないためであり、こ
の場合には、車両の低速走行時にハンドル20の軽快な
回動操作が可能となると共に、車両の高速走行時に同ハ
ンドル20の回動操作が重くなるのみである。その結
果、前述した前輪FWをヨーレートYR 及び横風風速G
R に応じて補正操舵する場合と同様な操舵フィーリング
を得ることができる。
【0042】なお、上記実施例においては、車両の運転
操作量を表す量としてハンドル舵角δH を利用するよう
にしたが、ハンドル舵角センサ54に代えて又加えてハ
ンドル角速度センサ、ハンドル角加速度センサ、アクセ
ル開度センサ又はブレーキペダル踏み込み量センサを用
い、車両の運転操作量を表す量として、ハンドル舵角δ
H に代えて又は加えてハンドル角速度、ハンドル角加速
度、アクセル開度又はブレーキペダル踏み込み量を利用
するようにしてもよい。また、上記実施例においては、
車両の挙動を表す量としてヨーレートYR を利用するよ
うにしたが、ヨーレートセンサ52に代えて又加えて横
加速度センサを用い、車両の挙動を表す量として、ヨー
レートYR に代えて又は加えて車両の横加速度を利用す
るようにしてもよい。
操作量を表す量としてハンドル舵角δH を利用するよう
にしたが、ハンドル舵角センサ54に代えて又加えてハ
ンドル角速度センサ、ハンドル角加速度センサ、アクセ
ル開度センサ又はブレーキペダル踏み込み量センサを用
い、車両の運転操作量を表す量として、ハンドル舵角δ
H に代えて又は加えてハンドル角速度、ハンドル角加速
度、アクセル開度又はブレーキペダル踏み込み量を利用
するようにしてもよい。また、上記実施例においては、
車両の挙動を表す量としてヨーレートYR を利用するよ
うにしたが、ヨーレートセンサ52に代えて又加えて横
加速度センサを用い、車両の挙動を表す量として、ヨー
レートYR に代えて又は加えて車両の横加速度を利用す
るようにしてもよい。
【図1】 本発明の一実施例を示す前輪操舵装置の全体
概略図である。
概略図である。
【図2】 把持力センサを組み込んだハンドルの平面図
である。
である。
【図3】 図2の3−3線に沿って見たハンドルの断面
図である。
図である。
【図4】 図2のハンドルの一部破断斜視図である。
【図5】 図2の把持力センサの等価電気回路図であ
る。
る。
【図6】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
プログラムの一部に対応したフローチャートである。
プログラムの一部に対応したフローチャートである。
【図7】 同プログラムの残りの部分に対応したフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】 (A)〜(F)は図2のマイクロコンピュータ内
に記憶されている各種係数の特性グラフである。
に記憶されている各種係数の特性グラフである。
11…バルブロータ、12…バルブスリーブ、13…油
圧ポンプ、14…分流弁、15…パワーシリンダ、20
…ハンドル、27…油圧反力室、31…ソレノイドバル
ブ、32…支持軸、34…出力ピニオン、35…ラック
バー、36…楕円サンギヤ、38…楕円プラネタリギ
ヤ、41…キャリア、42…キャリア軸、44…円形プ
ラネタリギヤ、45…ホイール、46…電動モータ、4
7…ウォーム、51…車速センサ、52…ヨーレートセ
ンサ、53…横風センサ、54…ハンドル舵角センサ、
55…把持力センサ、56…マイクロコンピュータ。
圧ポンプ、14…分流弁、15…パワーシリンダ、20
…ハンドル、27…油圧反力室、31…ソレノイドバル
ブ、32…支持軸、34…出力ピニオン、35…ラック
バー、36…楕円サンギヤ、38…楕円プラネタリギ
ヤ、41…キャリア、42…キャリア軸、44…円形プ
ラネタリギヤ、45…ホイール、46…電動モータ、4
7…ウォーム、51…車速センサ、52…ヨーレートセ
ンサ、53…横風センサ、54…ハンドル舵角センサ、
55…把持力センサ、56…マイクロコンピュータ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B62D 137:00
Claims (2)
- 【請求項1】 ハンドルの回動に応じて前輪を操舵する
操舵機構内に組み込まれてなり前輪を操舵可能なアクチ
ュエータと、車両の挙動又は車両に対する外乱の少なく
ともいずれか一方に応じて前記アクチュエータを駆動制
御して前輪をハンドルの回動による操舵に加えて補助操
舵する補助操舵制御手段とを備えた車両の補助操舵装置
において、ハンドルに付与される把持力を検出する把持
力検出手段と、前記把持力検出手段により検出された把
持力が大きいとき前記補助操舵制御手段による前輪の補
助操舵を許容しかつ同検出された把持力が小さいとき前
記補助操舵制御手段による前輪の補助操舵を制限又は禁
止する補助操舵制限手段とを設けたことを特徴とする車
両の補助操舵装置。 - 【請求項2】 前記操舵機構を反力付与機構を有するパ
ワーステアリング機構で構成した車両に適用されてな
り、前記請求項1に記載の車両の補助操舵装置に、さら
に、前記把持力検出手段にて検出された把持力が大きい
とき前記反力付与機構を制御して同機構による反力を小
さくする反力制御手段を設けたことを特徴とする車両の
補助操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16872391A JPH05675A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両の補助操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16872391A JPH05675A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両の補助操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05675A true JPH05675A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15873242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16872391A Pending JPH05675A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両の補助操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05675A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6221432B1 (en) | 1997-03-25 | 2001-04-24 | Yichun Wang | Eradicable inks |
| JP2006240443A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 車輪操舵システムおよび操舵反力制御方法 |
| US8099215B2 (en) * | 2007-04-20 | 2012-01-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Steering operation force detecting apparatus |
| CN115214773B (zh) * | 2022-03-01 | 2023-11-21 | 广州汽车集团股份有限公司 | 车辆控制方法、装置、系统、车辆及存储介质 |
| KR20240139889A (ko) * | 2023-03-15 | 2024-09-24 | 에이치엘만도 주식회사 | 차량의 조향 시스템 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP16872391A patent/JPH05675A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6221432B1 (en) | 1997-03-25 | 2001-04-24 | Yichun Wang | Eradicable inks |
| JP2006240443A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 車輪操舵システムおよび操舵反力制御方法 |
| US8099215B2 (en) * | 2007-04-20 | 2012-01-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Steering operation force detecting apparatus |
| CN115214773B (zh) * | 2022-03-01 | 2023-11-21 | 广州汽车集团股份有限公司 | 车辆控制方法、装置、系统、车辆及存储介质 |
| KR20240139889A (ko) * | 2023-03-15 | 2024-09-24 | 에이치엘만도 주식회사 | 차량의 조향 시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5828972A (en) | Motor vehicle steering system with automatic disturbance suppression | |
| EP0787642B1 (en) | Method and apparatus for compensating torque steer | |
| JP3493568B2 (ja) | 自動車の舵取装置 | |
| US7957867B2 (en) | Steering system of vehicle | |
| JP2509756B2 (ja) | 4輪操舵装置 | |
| JP3676543B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| KR20230080553A (ko) | Sbw 시스템의 조향 제어 장치 | |
| JP3176899B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
| EP1935757B1 (en) | Vehicle steering apparatus | |
| JP3764536B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JP2680451B2 (ja) | 4輪操舵装置 | |
| JP3176900B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
| JP2938806B2 (ja) | 車両用舵角制御装置 | |
| JP4013783B2 (ja) | 車両のパワーステアリング装置 | |
| JP4517555B2 (ja) | 自動車の電動パワーステアリング装置 | |
| JP3758556B2 (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JPH06336172A (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JP2536203B2 (ja) | 前後輪操舵車の後輪操舵制御装置 | |
| JP4609615B2 (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JP2874447B2 (ja) | 車両の操舵制御装置 | |
| JP2010058570A (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JP3013586B2 (ja) | 四輪操舵車の後輪操舵装置 | |
| JP2957603B2 (ja) | 前輪転舵角補正装置 | |
| JP2536204B2 (ja) | ヨ―レ―トセンサ出力の異常検出装置 | |
| JPH0781601A (ja) | 四輪操舵車の後輪操舵制限装置 |