JPH0567698U - 沈埋トンネルの函体接合装置 - Google Patents
沈埋トンネルの函体接合装置Info
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- JPH0567698U JPH0567698U JP421693U JP421693U JPH0567698U JP H0567698 U JPH0567698 U JP H0567698U JP 421693 U JP421693 U JP 421693U JP 421693 U JP421693 U JP 421693U JP H0567698 U JPH0567698 U JP H0567698U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一方の線条体の軸心に対して他方の線条体の
軸心が傾くようにずれ動いても、線条体と緊張金具との
連結力の低下を防止して線条体に所要の緊張力を与える
ことができる沈埋トンネルの函体接合装置を提供する。 【構成】 筒状の連結金具12の内周に、一端側の端面
が球面状に形成された筒状の緊張金具15を螺合し、連
結金具12に緊張用の線条体4aを連結し、緊張金具1
5の一端側の端面に球面座金22を配置し、緊張用の線
条体4bの端部に取り付けられた圧着スリーブ18を緊
張金具15内に挿入して球面座金22から突出させ、こ
の突出部にナット23を螺着して圧着スリーブ18を緊
張金具15に連結し、の線条体4aの端末を一方の函体
1aに、線条体4bの端末を他方の函体1bにそれぞれ
定着し、緊張金具15を連結金具12に対して螺進させ
ることにより各線条体4a,4bを緊張させ、この緊張
力で函体1a,1b同士を接合させる。
軸心が傾くようにずれ動いても、線条体と緊張金具との
連結力の低下を防止して線条体に所要の緊張力を与える
ことができる沈埋トンネルの函体接合装置を提供する。 【構成】 筒状の連結金具12の内周に、一端側の端面
が球面状に形成された筒状の緊張金具15を螺合し、連
結金具12に緊張用の線条体4aを連結し、緊張金具1
5の一端側の端面に球面座金22を配置し、緊張用の線
条体4bの端部に取り付けられた圧着スリーブ18を緊
張金具15内に挿入して球面座金22から突出させ、こ
の突出部にナット23を螺着して圧着スリーブ18を緊
張金具15に連結し、の線条体4aの端末を一方の函体
1aに、線条体4bの端末を他方の函体1bにそれぞれ
定着し、緊張金具15を連結金具12に対して螺進させ
ることにより各線条体4a,4bを緊張させ、この緊張
力で函体1a,1b同士を接合させる。
Description
【0001】
この考案は、沈埋トンネルを構成する筒状の函体同士を接合させる沈埋トンネ ルの函体接合装置に関する。
【0002】
沈埋トンネルは、筒状に形成された鉄筋コンクリート製の函体を水底に順次沈 設し、これら函体同士を液密状態に接合させて一連のトンネル状に構成してなる 。 そして函体同士の接合には、PC鋼より線等の線条体が一般に用いられ、その 具体的な接合構造が特公昭55−554号公報に開示されている。
【0003】 この特公昭55−554号公報のものは、筒状の連結金具内に一対の緊張金具 を螺合し、函体に連結する線条体の一端側の端部を前記緊張金具内に挿入すると ともに、その先端部を平板座金から突出させ、その突出部にナットを螺着して線 条体の端部を緊張金具に連結し、この状態で連結金具に対して緊張金具を螺進さ せて線条体を緊張させ、この緊張力で函体同士を接合するように構成されている 。
【0004】
ところで、緊張金具を連結金具に対して螺進させる際の振動等により一方の線 条体の軸心に対して他方の線条体の軸心が傾くようにずれることがあるが、特公 昭55−554号公報に開示されている構造においては、緊張金具の一端側の端 面が平面状で、この端面に平板座金が配置し、緊張金具内に挿入された線条体が この平板座金から突出し、この突出部にナットが螺着され、前記平板座金を介し て線条体が緊張金具に連結されているため、一方の線条体の軸心に対して他方の 線条体の軸心が傾くようにずれると、前記平板座金が緊張金具の端面に対して傾 いてその一部のみが緊張金具の端面に接触する不安定な状態となり、この結果、 線条体と緊張金具との連結力が低下し、線条体に所要の緊張力を与えることがで きず、函体同士の接合強度が不足してしまう。
【0005】 この考案はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは 、一方の線条体の軸心に対して他方の線条体の軸心が傾くようにずれ動いても、 線条体と緊張金具との連結力の低下を防止して線条体に所要の緊張力を与えるこ とができる沈埋トンネルの函体接合装置を提供することにある。
【0006】
この考案はこのような目的を達成するために、水底に順次沈設された函体の端 部同士を止水用のガスケットを挟んで接合させる函体接合装置において、筒状の 連結金具の内周に、一端側の端面が球面状に形成された筒状の緊張金具を螺合し 、前記連結金具に緊張用の第1の線条体を連結し、前記緊張金具の一端側の端面 に球面座金を配置し、緊張用の第2の線条体の端部に取り付けられた圧着スリー ブを前記緊張金具内に挿入して前記球面座金から突出させ、この突出部にナット を螺着して前記圧着スリーブを緊張金具に連結し、前記第1の線条体の端末を前 記一方の函体に、前記第2の線条体の端末を前記他方の函体にそれぞれ定着し、 前記緊張金具を前記連結金具に対して螺進させることにより前記各線条体を緊張 させ、この緊張力で函体同士を接合させるようにしたものである。
【0007】
このような構成においては、緊張金具を連結金具に対して螺進させる際の振動 等により、一方の線条体の軸心に対して他方の線条体の軸心が傾くようにずれ動 くと、このずれの動きに伴い球面座金が緊張金具の端面の球面形状に沿って動き 、このためそのずれ動きにかかわらず球面座金の内面の全体が緊張金具の端面に 密着する安定した状態が保たれ、したがってその連結状態が安定して所定の連結 力が得られ、これにより線条体に所要の緊張力を与えて函体の端部同士を充分な 強度で接合させることが可能となる。
【0008】
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0009】 図2に示す符号1a,1bが鉄筋コンクリート製の函体であり、これら函体1 a,1bの端部同士が止水用のガスケット2を挟んで突き合わされている。そし て各函体1a,1bの端部の開口内周縁にそれぞれ切欠部10a,10bが、ま た前記端部の奥方側の内周面にボックス5a,5bがそれぞれ形成され、さらに これら切欠部10a,10bからボックス5a,5bに亘って挿通孔3a,3b が形成されている。
【0010】 12は筒状に形成された連結金具で、この連結金具12の一端側の内周には図 1に示すようにねじ13が刻設され、またこの連結金具12の他端部にテーパ状 の連結孔14が形成されている。
【0011】 15は筒状の緊張金具で、この緊張金具15の外周にねじ16が刻設されてい るとともに、この緊張金具15の一端側の端面が球面状の受座15aとなってい る。
【0012】 また、この緊張金具15の内周が連結孔17としてテーパ状に拡開し、さらにこ の緊張金具15の他端側の周面に、その周方向に沿って複数の操作孔15b…が 形成されている。
【0013】 4a,4bは緊張用の線条体としてのPC鋼より線で、これらPC鋼より線4 a,4bの両端末には、図3に示すようにそれぞれ圧着スリーブ18,18が取 り付けられ、これら圧着スリーブ18,18の外周にそれぞれねじ19,19が 刻設されている。
【0014】 連結金具12の連結孔14には一方のPC鋼より線4aの端末が挿入され、こ の端末に取り付けられた圧着スリーブ18の外周に座金20が装着され、かつこ の圧着スリーブ18の外周にナット21が螺着され、このナット21を介してP C鋼より線4aの端末が連結金具12に連結されている。
【0015】 また、他方のPC鋼より線4bの端末が緊張金具15の連結孔17に挿入され 、この端末に取り付けられた圧着スリーブ18の外周に球面座金22が装着され 、かつこの圧着スリーブ18の外周にナット23が螺着され、このナット23を 介してPC鋼より線4bの端末が緊張金具15に連結されている。
【0016】 前記球面座金22は前記緊張金具15の一端側の端面の受座15aに対応する 球面部22aを有し、この球面部22aが前記受座15aに接触して支持されて いる。
【0017】 一方の鋼より線4aの他端側の端末は、一方の函体1aの切欠部10aから挿 通孔3aを通してボックス5a内に挿入され、この端末に取り付けられた圧着ス リーブ18の外周に座金26が装着され、かつナット27が螺着され、このナッ ト27を介してPC鋼より線4aの端末が函体1aに連結されている。
【0018】 また同様に、他方の鋼より線4bの他端側の端末は、他方の函体1bの切欠部 10aから挿通孔3bを通してボックス5b内に挿入され、この端末に取り付け られた圧着スリーブ18の外周に座金28が装着され、かつナット29が螺着さ れ、このナット29を介してPC鋼より線4bの端末が函体1bに連結されてい る。
【0019】 そしてこのような状態のもとで、緊張金具15の操作孔15bに、図1に示す ようにバール30等を挿入して緊張金具15を連結金具12に対して回転し、緊 張金具15を矢印方向に螺進させることにより、PC鋼より線4a,4bに緊張 力を与えてこの緊張力で函体1a,1bの端部同士を接合させてある。
【0020】 ところで、緊張金具15を連結金具12に対して螺進させる際の振動等により 、一方のPC鋼より線4aの軸心に対して他方のPC鋼より線4bの軸心が傾く ようにずれることがあるが、このような場合にはそのずれの動きに伴い球面座金 22が緊張金具15の端面つまり受座15aの球面形状に沿って動き、このため そのずれ動きにかかわらず球面座金22の内面の全体が緊張金具15の端面に密 着する安定した状態が保たれ、したがってその連結状態が安定して所定の連結力 が得られ、PC鋼より線4a,4bに所要の緊張力を与えて函体1a,1bの端 部同士を充分な強度で接合させることができる。
【0021】 なお、連結金具12に対するPC鋼より線4aの連結構造としては、図4(a )に示すように、PC鋼より線4aの端末の圧着スリーブ18を連結金具12の 端面に螺合したり、或いは図4(b)に示すように、連結金具12の端面にスリ ーブ12aを一体に形成し、このスリーブ12aにPC鋼より線4aの端末を挿 入圧着して連結するようにしてもよい。また、緊張用の線条体としては、PC鋼 より線に限らず、沈埋トンネルの規模等に応じてPC単線、或いは炭素繊維、ア ラミド繊維等の高強度低伸度繊維を組み合わせてなる複合線条体等を用いること も可能である。
【0022】
以上説明したようにこの考案によれば、緊張金具を連結金具に対して螺進させ る際の振動等により、一方の線条体の軸心に対して他方の線条体の軸心が傾くよ うにずれ動いても、球面座金を介して安定した連結状態を保て、したがって線条 体に所要の緊張力を与えて函体の端部同士を充分な強度で接合させることができ る利点がある。
【図1】この考案の一実施例に係る沈埋トンネルの函体
接合装置の要部の断面図。
接合装置の要部の断面図。
【図2】その函体の接合部分の断面図。
【図3】その接合に使用したPC鋼より線の側面図。
【図4】連結金具に対するPC鋼より線の連結構造の変
形例を示す断面図。
形例を示す断面図。
1a,1b…函体 2…ガスケット 4a,4b…PC鋼より線(線条体) 12…連結金具 15…緊張金具 18…圧着スリーブ 22…球面座金 23…ナット
Claims (1)
- 【請求項1】水底に順次沈設された函体の端部同士を止
水用のガスケットを挟んで接合させる函体接合装置にお
いて、 筒状の連結金具の内周に、一端側の端面が球面状に形成
された筒状の緊張金具を螺合し、前記連結金具に緊張用
の第1の線条体を連結し、前記緊張金具の一端側の端面
に球面座金を配置し、緊張用の第2の線条体の端部に取
り付けられた圧着スリーブを前記緊張金具内に挿入して
前記球面座金から突出させ、この突出部にナットを螺着
して前記圧着スリーブを緊張金具に連結し、前記第1の
線条体の端末を前記一方の函体に、前記第2の線条体の
端末を前記他方の函体にそれぞれ定着し、前記緊張金具
を前記連結金具に対して螺進させることにより前記各線
条体を緊張させ、この緊張力で函体同士を接合させてな
る沈埋トンネルの函体接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP421693U JPH0567698U (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 沈埋トンネルの函体接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP421693U JPH0567698U (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 沈埋トンネルの函体接合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567698U true JPH0567698U (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=11578427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP421693U Pending JPH0567698U (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 沈埋トンネルの函体接合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0567698U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4034430Y1 (ja) * | 1964-06-05 | 1965-12-02 | ||
| JPS55554A (en) * | 1979-02-26 | 1980-01-05 | Ricoh Co Ltd | Cleaning device in copying machine and others |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP421693U patent/JPH0567698U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4034430Y1 (ja) * | 1964-06-05 | 1965-12-02 | ||
| JPS55554A (en) * | 1979-02-26 | 1980-01-05 | Ricoh Co Ltd | Cleaning device in copying machine and others |
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