JPH0567767A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JPH0567767A
JPH0567767A JP4046738A JP4673892A JPH0567767A JP H0567767 A JPH0567767 A JP H0567767A JP 4046738 A JP4046738 A JP 4046738A JP 4673892 A JP4673892 A JP 4673892A JP H0567767 A JPH0567767 A JP H0567767A
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JP
Japan
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film
oxide film
solid
insulating film
conductive electrode
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JP4046738A
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English (en)
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Wataru Kamisaka
渡 上坂
Hiroyuki Okada
裕幸 岡田
Yasuyuki Deguchi
康之 出口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F77/00Constructional details of devices covered by this subclass
    • H10F77/30Coatings
    • H10F77/306Coatings for devices having potential barriers
    • H10F77/331Coatings for devices having potential barriers for filtering or shielding light, e.g. multicolour filters for photodetectors
    • H10F77/334Coatings for devices having potential barriers for filtering or shielding light, e.g. multicolour filters for photodetectors for shielding light, e.g. light blocking layers or cold shields for infrared detectors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/10Integrated devices
    • H10F39/12Image sensors
    • H10F39/15Charge-coupled device [CCD] image sensors
    • H10F39/153Two-dimensional or three-dimensional array CCD image sensors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/80Constructional details of image sensors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スミアがなく、十分な絶縁耐圧を示し、かつ
再生画像における白傷の発生を抑制する。 【構成】 シリコン基板1にp型ウエル2が形成されて
いる。p型ウエル2にはフォトダイオードのn-型領域
3、p型領域4、垂直CCD部のn型領域5、p+型領
域6、およびp+型領域7が形成され、さらに、p++
領域8がフォトダイオードのn-型領域3上に形成され
ている。シリコン基板1上には、ゲート酸化膜9、シリ
コン窒化膜10、およびポリシリコン電極11が形成さ
れている。ポリシリコン電極11の表面にはポリシリコ
ン酸化膜21、シリコン窒化膜22、およびシリコン窒
化膜22を熱酸化して形成した上部酸化膜23が形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に利用
される固体撮像装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置はビデオカメラ等に
実用化され、広く普及されてきている。固体撮像装置は
高性能化,高画質化が進むに従い、固体撮像装置の持つ
諸特性に対して厳しい要望がなされている。特に、強い
光が固体撮像装置に入射された時、画面に白い縦線が現
われるスミアという現象が問題となっている。このスミ
アは、垂直シフトレジスタ部に光が入射した場合に発生
する。このため垂直シフトレジスタ部上にアルミニウム
遮光膜を設けることにより、スミアの低減を行なってい
る。
【0003】以下、従来の固体撮像装置について、図面
を参照しながら説明する。図7は従来の技術による固体
撮像装置の光電変換部(以下、フォトダイオードと記
す)と垂直シフトレジスタ部(以下、垂直CCD部と記
す)にまたがる固体撮像装置の断面図である。
【0004】1はn-型シリコン基板、2はp型ウエ
ル、3はn-型領域、4はp型領域、5はn型領域、6
はp+型領域、7はp+型領域、8はp++型領域、9はゲ
ート酸化膜、10はシリコン窒化膜、11はポリシリコ
ン電極、12はポリシリコン酸化膜、13はCVD法に
よる酸化膜、14は高融点金属遮光膜、15は層間絶縁
膜、16はアルミニウム遮光膜、17は保護膜である。
【0005】まず、n-型シリコン基板1にp型ウエル
2が形成されている。p型ウエル2にはフォトダイオー
ドとなるn-型領域3が形成されている。またp型ウエ
ル2にはp型領域4が形成されている。p型領域4はn
-型シリコン基板1中で発生する雑音となる電荷が垂直
CCD部へ拡散するのを防止する働きがある。垂直CC
D部はn型領域5で形成されている。フォトダイオード
で発生した信号電荷を、フォトダイオードから垂直CC
D部へ読み出す際、読み出すためのポテンシャルの制御
を行なうp+型領域6がフォトダイオードと垂直CCD
部との間に形成されている。固体撮像装置はフォトダイ
オードと垂直CCD 部とが一対となり、それがマトリ
ック状に形成されている。この対と隣合う対との間を電
気的に分離するためにp+型領域7が形成されている。
+型領域7はイオン注入により形成される。そして、
暗電流を低減するため、p++型領域8がフォトダイオー
ドのn-型シリコン基板1表面に形成されている。この
ようにして埋め込み型フォトダイオードを形成する。
【0006】次に、ゲート酸化膜9とシリコン窒化膜1
0を成長させる。シリコン窒化膜10上にポリシリコン
膜を堆積する。このポリシリコン膜をエッチングにより
駆動電極となるポリシリコン電極11を形成する。
【0007】次にポリシリコン電極11を熱酸化し、ポ
リシリコン酸化膜12を成長させる。この後、酸化膜1
3を成長する。そして、スミア対策として、高融点金属
遮光膜14を形成する。その後平坦化を行なう層間絶縁
膜15、アルミニウム遮光膜16、保護膜17を順次形
成する。
【0008】上記の技術において、フォトダイオード部
を除いた領域に高融点金属、もしくは高融点金属を含有
する膜を遮光膜とすること、高融点金属上にリフロー膜
を形成して熱処理すること、さらにリフロー膜上に配線
を行なうことが特開平1−253268号に提案されて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、高融点金属遮光膜14をポリシリコン電
極11の近い場所に設けると、ポリシリコン電極11に
直接入射してくる光やアルミニウム遮光膜16下の層間
絶縁膜15を介して入射される光に対する高融点金属遮
光膜14の遮光特性が向上される。これによってスミア
は低減される。
【0010】ポリシリコン電極11を酸化して形成され
たポリシリコン酸化膜12は、ポリシリコン電極11端
の下部で、その膜厚が薄くなる。また、ポリシリコンを
熱酸化して形成される熱酸化膜は絶縁特性が悪い。ポリ
シリコンを熱酸化して形成される熱酸化膜の絶縁耐圧
は、単結晶シリコン上に形成した熱酸化膜の絶縁耐圧と
比較すると、1/2〜1/3倍の値になる。ポリシリコ
ン電極11端の下部での領域の絶縁耐圧を向上させるた
めには、ポリシリコン酸化膜12の膜厚や酸化膜13の
膜厚を十分に厚くすることが必要となる。
【0011】しかし、ポリシリコン酸化膜12と酸化膜
13とからなる層間絶縁膜を厚膜化すると、スミアが発
生し易くなる。なぜならフォトダイオードが形成された
シリコン基板1の表面で反射した光はポリシリコン酸化
膜12と酸化膜13とからなる層間絶縁膜を介してポリ
シリコン電極11に入射される。このため遮光膜による
遮光効果が低減し、スミア特性が劣化する。
【0012】また、スミア特性を向上させるために層間
絶縁膜を薄膜化すると、高融点金属遮光膜14とポリシ
リコン電極11との間の絶縁耐圧が低下する。絶縁耐圧
の低下によって撮像動作ができなくなる。
【0013】すなわち、固体撮像装置のスミア特性は、
ポリシリコン電極11と高融点金属遮光膜14との間の
十分な絶縁耐圧を持たせることのできる、ポリシリコン
酸化膜12と酸化膜13との膜厚によって律速されてい
る。このように従来の方法では、スミアを十分低減する
ことは困難であった。
【0014】また、高融点金属遮光膜14をフォトダイ
オード上の近傍に形成した場合、その高融点金属遮光膜
14中の高融点金属が酸化膜中を拡散し、フォトダイオ
ードに到達する。フォトダイオードでは、拡散された高
融点金属が結晶欠陥を誘起されることがある。固体撮像
装置ではこのような結晶欠陥から白傷とよばれる固体撮
像装置上の欠陥として検出される。白傷は固体撮像装置
の信頼性を低下させるため、大きな問題点となる。
【0015】本発明は、上記従来の課題を解決するため
のもので、スミアがなく、十分な絶縁耐圧を示し、かつ
白傷の発生を抑制する固体撮像装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の固体撮像装置は、半導体基板に形成された光
電変換部と垂直シフトレジスタ部とを少なくとも有し、
前記垂直シフトレジスタ部の駆動電極である導電性電極
とその導電性電極を覆うように形成された少なくとも窒
化絶縁膜と、前記窒化絶縁膜上に形成された高融点金属
遮光膜とで構成されている。
【0017】この目的を達成するために本発明の固体撮
像装置は、半導体基板に形成された光電変換部と垂直シ
フトレジスタ部とを少なくとも有し、前記垂直シフトレ
ジスタ部を囲むように形成されたHi−C構造を持ち、
前記垂直シフトレジスタ部の駆動電極である導電性電極
とその導電性電極を覆うように形成された少なくとも窒
化絶縁膜と、前記窒化絶縁膜上に形成された高融点金属
遮光膜とで構成されている。
【0018】この目的を達成するために本発明の固体撮
像装置の製造方法は、半導体基板に形成された光電変換
部と垂直シフトレジスタ部とを少なくとも有し、前記垂
直シフトレジスタ部の駆動電極である導電性電極とその
導電性電極を覆うように形成された少なくとも窒化絶縁
膜と、前記窒化絶縁膜上に形成された高融点金属遮光膜
と、前記高融点金属遮光膜上に層間絶縁膜を介して導電
性遮光膜で構成されている。
【0019】
【作用】上記構成により、光電変換部に蓄積できる電荷
量より多い電荷が発生しても光電変換部から他の領域へ
と排出することができる。
【0020】また、p型ウエルの不純物濃度を所定値に
設定することで、この固体撮像装置が動作する時に、光
電変換部を容易に空乏化させることができる。
【0021】また、シリコン基板1中で発生する信号の
内雑音となる電荷が垂直シフトレジスタ部へ拡散するの
を防止することができる。
【0022】また、垂直シフトレジスタ部をp型領域が
囲んだHi−C構造をもつ固体撮像装置を得ることがで
きる。
【0023】また、p+型領域を所定の深さと表面濃度
にすることで、固体撮像装置を動作させる電圧零ボルト
または15ボルトの時に、垂直シフトレジスタ部から光
電変換部に電荷が逆流するのを防止したり、あるいは光
電変換部から電荷が垂直シフトレジスタ部に流入させる
ことができる。
【0024】また、p+型領域の幅を所定の値にするこ
とで、トランジスタのgm特性の悪化を防ぎ、ショート
チャネル効果による光電変換部の出力値の低下を防止で
きる。
【0025】またp+型領域の表面濃度を所定値にする
ことで、隣接した光電変換部に蓄積された信号電荷が流
れ込むのを防ぎ、隣接したn型領域にナローチャネル効
果を生じるのを防止できる。
【0026】またp++型領域8を所定の深さと所定の表
面濃度にすることで暗電流を低減させることができる。
【0027】またシリコン窒化膜はポリシリコンゲート
電極を形成する際、ポリシリコンゲート電極端部にゲー
トバーズビークが形成されるのを抑制できる。
【0028】ゲート絶縁膜に少なくともシリコン窒化膜
を用いた固体撮像装置で、光電変換部で得られた電荷を
読み出すことを容易にすることができる。
【0029】また、ポリシリコン酸化膜を用いること
で、層間絶縁膜の耐圧を確保することができる。また、
ポリシリコン電極を形成する時のエッチングで生じたポ
リシリコン膜のエッチング残りによって生じるリークを
防ぐことができる。
【0030】また上部酸化膜を用いることで、プールー
・フレンケル電流を低減させることができ、さらには耐
圧の向上を図ることができる。
【0031】また、ポリシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜と上部酸化膜の積層膜を用いると、膜厚比に対する耐
圧比が1.6倍にすることができる。
【0032】また高融点金属遮光膜を所定の値にするこ
とで、固体撮像装置では十分な遮光効果が得られる。
【0033】また遮光膜としてアルミニウム遮光膜と高
融点金属遮光膜を用いるため、光電変換部の感度を向上
でき、高出力の光電変換部を得ることができる。
【0034】また高融点金属遮光膜の下層にはポリシリ
コン酸化膜とシリコン窒化膜と上部熱酸化膜が存在する
ため、絶縁膜中のピンホール等がほぼ完全に消滅し、低
電圧で絶縁破壊を起こす現象であるAモード,Bモード
不良が解消され、十分な絶縁耐圧が確保される。すなわ
ち、固体撮像装置を動作させることにより発生する絶縁
破壊は起こらなくなり、高い信頼性が得られる。
【0035】また、減圧CVD法によりシリコン窒化膜
を成長しているため、ポリシリコン電極端下部のポリシ
リコン酸化膜の膜厚が薄い領域にもシリコン窒化膜が成
長することにより、薄い膜厚のシリコン窒化膜で、ウィ
ークスポットを消滅させることができる。
【0036】さらに、高融点金属遮光膜の下層にはシリ
コン窒化膜があることより、高融点金属遮光膜は光電変
換部を含むシリコン基板中への拡散を妨げられる。その
ため結晶欠陥の発生が抑制され、結果的に白傷のない固
体撮像装置の実現される。
【0037】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0038】図1は本発明の第1の実施例である固体撮
像装置の断面図を示すものである。図1において、従来
例の図4と同一部分には同一番号を付す。
【0039】シリコン基板1にp型ウエル2が形成され
ている。シリコン基板1は、面方位(100)のn-
基板である。シリコン基板1の不純物濃度は約1014
-3である。
【0040】p型ウエル2の深さは約5μmである。ま
たp型ウエル2の不純物濃度は約1015cm-3である。
p型ウエル2は光電変換部(以下、フォトダイオードと
記す)の不要電荷を排出するのに設けられている。すな
わちシリコン基板1に形成されたフォトダイオードでは
外部から入射した光によって電荷が形成され、内部に一
時的に蓄積される。その電荷が多量に発生しフォトダイ
オードに蓄積できる電荷量より多くなると、フォトダイ
オードから他の領域へと流入される。このような電荷
は、垂直シフトレジスタ部(以下、垂直CCD部と記
す)に入ると、ブルーミングを発生させる原因となる。
このようなブルーミングの発生はp型ウエル2を形成す
ることで防止できる。p型ウエル2は零ボルトに固定さ
れている。フォトダイオードとp型ウエル2とシリコン
基板1との構造となっている。このためそれらの領域内
に形成されるポテンシャル分布は、フォトダイオードで
発生した電荷がp型ウエル2を通りシリコン基板1へと
排出されやすいように分布している。
【0041】p型ウエル2の不純物濃度を上記の値に設
定すると、この固体撮像装置が動作する時に、フォトダ
イオードを容易に空乏化させることができる。フォトダ
イオードを容易に空乏化させることができれば、フォト
ダイオードでの変換できる信号量を増加させることがで
きる。
【0042】p型ウエル2の深さは、フォトダイオード
の深さとその両者間の耐圧によって決定される。フォト
ダイオードの深さは、可視光領域の光が入射した時、十
分な光電変換効率を得るためには約2μm程度必要であ
る。
【0043】p型ウエル2にはフォトダイオードとなる
-型領域3が形成されている。n-型領域3に外部より
光が入射すると、n-型領域3内部に電子とホールとの
エレクトロンペアが発生する。電子は隣接する垂直CC
D部をへて信号電荷となる。ホールはp型ウエル2を通
ってシリコン基板1の外部に取り出される。このように
フォトダイオードは入射した光を電気信号に変換する部
分である。
【0044】またp型ウエル2にはp型領域4が形成さ
れている。p型領域4はシリコン基板1中で発生する信
号の内雑音となる電荷が垂直CCD部へ拡散するのを防
止する働きがある。
【0045】ここでp型領域4の深さは約1μmであ
る。またp型領域4の不純物濃度は約1016cm-3であ
る。
【0046】p型領域4は垂直CCD部となるn型領域
5を囲むのに用いる。一般にこのような構造をHi−C
構造と呼ぶ。
【0047】p型領域4の深さを深くしようとすると、
横方向への拡散が同時に進む。このためp型領域4はフ
ォトダイオードのn-型領域3にまで侵入する。フォト
ダイオードにp型領域4が侵入すると、フォトダイオー
ドの出力が低下してしまう。
【0048】p型領域4の不純物濃度はp型ウエル2の
それより高濃度であれば、Hi−C構造を実現できる。
【0049】垂直CCD部はn型領域5で形成されてい
る。垂直CCD部はフォトダイオードで形成された信号
電荷を所定の領域に転送するための転送領域である。
【0050】ここでn型領域5の深さは約0.5μmで
ある。またn型領域5の不純物濃度は1016−1017
-3である。
【0051】n型領域5の不純物濃度は、フォトダイオ
ードで形成された電荷を転送する。n型領域5の面積は
フォトダイオードの面積より小さい。このためフォトダ
イオードの電荷を転送するためにはn型領域5の不純物
濃度を高くしておかなければならない。なぜならn型領
域5の深さをもっと深くして、面積を向上させようとす
ると、固体撮像装置の駆動電圧を変えなければならな
い、また垂直CCD部の転送効率を悪化させる。
【0052】図面では、p型領域4の両端とn型領域5
の両端を一致しているが、上記Hi−C構造を実現する
ためにはp型領域4の方を広くしておくことが必要であ
る。
【0053】またフォトダイオードで発生した信号電荷
を、フォトダイオードから垂直CCD部へ読み出す際、
フォトダイオードのポテンシャルより垂直CCD部のポ
テンシャルを低くする。また垂直CCD部に運ばれた信
号電荷がフォトダイオードに逆流したり、あるいは垂直
CCD部に信号電荷が存在している際に、フォトダイオ
ードで形成された信号電荷が垂直CCD部へと流れ込ま
ないようにする必要がある。このため読み出し時のポテ
ンシャルの制御を行なうp+型領域6がフォトダイオー
ドと垂直CCD部との間に形成されている。フォトダイ
オードから垂直CCD部に信号電荷が転送される時は、
+型領域6内のポテンシャルをフォトダイオード内の
ポテンシャルより低く、かつ垂直CCD部のポテンシャ
ルと同じか少し高くなるように制御されている。垂直C
CD部に信号電荷が貯ると、その信号電荷がフォトダイ
オードに逆流しないようにp+型領域6内のポテンシャ
ルはフォトダイオード内のポテンシャルより高く、かつ
垂直CCD部のポテンシャルより高くなるように制御さ
れる。
【0054】ここでp+型領域6の深さは約1μmであ
る。またp+型領域6のシリコン基板1表面での表面濃
度は1016〜1017cm-3である。
【0055】固体撮像装置を動作させる電圧零ボルトま
たは15ボルトの時に、垂直CCD部からフォトダイオ
ードに電荷が逆流するのを防止したり、あるいはフォト
ダイオードから電荷が垂直CCD部に流入させることが
必要である。このためそれぞれの状態で最適なポテンシ
ャル分布を持たせ得るしきい値電圧となるようにp+
領域6の深さや不純物濃度は設定されている。
【0056】p+領域6の幅は約1μm以下にするのが
よい。もしp+領域6の幅が1μmより大きい場合に
は、トランジスタのgm特性が悪くなる。gm特性が悪
くなると、フォトダイオードに蓄積された信号電荷を完
全に読み出すことができなくなる。逆にp+領域6の幅
が1μmより小さい場合には、ショートチャネル効果が
発生する。ショートチャネル効果によってパンチスルー
が生じ易くなり、結果的にはフォトダイオードの出力値
が小さく成ってしまう。
【0057】固体撮像装置はフォトダイオードと垂直C
CD部とが一対となり、それがマトリック状に形成され
ている。この対と隣合う対との間を電気的に分離するた
めにp+型領域7が形成されている。p+型領域7はイオ
ン注入により形成される。
【0058】ここでp+型領域7の深さは約1μmであ
る。またp+型領域7の表面濃度は1017−1018cm
-3である。
【0059】p+型領域7の表面濃度は、隣接したフォ
トダイオードに蓄積された信号電荷が流れ込まないよう
にするのに上記範囲に設定することが必要である。表面
濃度が1017cm-3より少ない場合には、隣接したフォ
トダイオードの信号電荷が流れ込む。表面濃度が1018
cm-3より多い場合には隣接したn型領域5にナローチ
ャネル効果を生じる。ナローチャネル効果が生じると垂
直CCD部の転送部の容量が減少する。このため固体撮
像装置のダイナミックレンジが小さくなり、転送効率が
低下してしまう。
【0060】p+領域7の幅は約1μm以下にするのが
よい。もしp+領域7の幅が1μmより大きい場合に
は、転送領域が縮小してしまう。すなわちフォトダイオ
ードに蓄積された信号電荷を完全に読み出すことができ
なくなる。逆にp+領域7の幅が1μmより小さい場合
には、ショートチャネル効果が発生する。ショートチャ
ネル効果によって、隣接したフォトダイオードと垂直C
CD部との間にパンチスルーが生じ易くなる。結果的に
は、隣接したフォトダイオードの情報を読み出す時の解
像度が低下する。さらにフォトダイオードの出力が低下
してしまう。
【0061】そして、p++型領域8がフォトダイオード
のn-型シリコン基板1表面に形成されている。
【0062】p++型領域8を形成すると暗電流を低減さ
せることができる。ここでp++型領域8の深さは約0.
5μm以下に設定される。またp++型領域8の表面濃度
は1018〜1019cm-3である。一般にシリコン基板1
と後で述べるゲート酸化膜の界面を暗電流が流れる。暗
電流の量は通常数10〜数100エレクトロンである。
暗電流が発生することは、固体撮像装置において致命的
な欠陥となる。すなわち光が照射されていない状態(ダ
ーク状態)でも、暗電流が発生していると、固体撮像装
置によって映し出された画面にザラと呼ばれるムラが生
じる。このようなザラによって画像信号のS/N比が決
定される。暗電流によって被写体の最低での照度が決っ
てしまう。また、暗電流が多いと固体撮像装置のダイナ
ミックレンジが小さくなってしまう。
【0063】p++型領域8の深さはできるだけ浅くする
のがよい。p++型領域8の深さが深くなると、シリコン
基板1の深さ方向にフォトダイオードの距離が小さくな
ってしまう。
【0064】p++型領域8の不純物濃度を上記範囲に設
定することで、電子の再結合する割合を増加させること
ができる。これによって暗電流を少なくできる。
【0065】このようにしてフォトダイオードのn型領
域4がシリコン基板1内部に埋め込まれた埋め込み型フ
ォトダイオードを形成することができる。
【0066】シリコン基板1上には、ゲート酸化膜9が
成長されている。ゲート酸化膜9は、パイロ酸化法で形
成される。ゲート酸化膜9の膜厚は約50nm程度であ
る。ゲート酸化膜9の膜厚は、転送効率を上げるために
は50nm以上にしておくことが望ましい。
【0067】ゲート酸化膜9上の所定領域にシリコン窒
化膜10が成長されている。シリコン窒化膜10はシリ
コン基板1に形成されたフォトダイオードの一部とp+
領域6および垂直CCD部を含む領域上方のゲート酸化
膜9上に形成される。
【0068】シリコン窒化膜10は、CVD法を用いて
形成される。シリコン窒化膜10の膜厚は約50nmで
ある。シリコン窒化膜10はポリシリコンゲート電極を
形成する際、ポリシリコンゲート電極端部にゲートバー
ズビークが形成されるのを抑制するために設けられてい
る。
【0069】シリコン窒化膜10は、減圧CVD法を用
いて形成される。シリコン窒化膜10の膜厚は約50n
mである。シリコン窒化膜10を減圧CVD法で形成す
るのはゲート電極直下のゲート絶縁膜として使用するた
めである。
【0070】シリコン窒化膜10はシリコン基板1に形
成されたフォトダイオードの一部と重なって形成されて
いる。これはフォトダイオードで得られた電荷を読み出
すことを容易にするためである。
【0071】シリコン窒化膜10が垂直CCD部より外
側まで形成されている、すなわち分離領域にまでかかっ
ていたら、分離領域と隣接したフォトダイオードの電荷
を読み出してしまうことになる。このためシリコン窒化
膜10と分離領域との重なる量を適当に制御しておかな
くてはならない。
【0072】シリコン窒化膜10が垂直CCD部の右端
より内側に形成されていると、フォトダイオードで得ら
れた電荷を読み出すことが困難になる。
【0073】シリコン窒化膜10上には駆動電極となる
導電性電極であるポリシリコン電極11が形成されてい
る。
【0074】ポリシリコン電極11は、減圧CVD法を
用いて形成されている。ポリシリコン電極11のシート
抵抗は数10オームである。またポリシリコン電極11
の膜厚は約500nmである。ポリシリコン電極11
は、フォトダイオードで形成された信号電荷を読み出
し、転送するための高周波パルスを印加する電極として
使用される。このようにポリシリコン電極11には高周
波パルスが印加されるので、ポリシリコン電極11の抵
抗はできるだけ低抵抗であることが望ましい。
【0075】ポリシリコン電極11の表面には熱酸化に
よって得られたポリシリコン酸化膜21が成長されてい
る。
【0076】ポリシリコン酸化膜21は、パイロ酸化法
を用いて形成される。ポリシリコン酸化膜の膜厚は約1
50nmである。ポリシリコン酸化膜21は、層間絶縁
膜の耐圧を確保するために形成されている。またポリシ
リコン電極11を形成する時のエッチングで生じたポリ
シリコン膜のエッチング残りによって、駆動電圧を印加
した際、ポリシリコン膜のエッチング残りを通してリー
クが生じる。ポリシリコン酸化膜21は、このようなリ
ークを防ぐために形成されている。
【0077】ポリシリコン酸化膜21表面には窒化絶縁
膜であるシリコン窒化膜22が形成されている。
【0078】シリコン窒化膜22は、減圧CVD法を用
いて形成されている。シリコン窒化膜22の膜厚は約3
0nm程度である。シリコン窒化膜22は層間絶縁膜と
して使用される。
【0079】シリコン窒化膜22表面にシリコン窒化膜
22を熱酸化して形成した上部酸化膜23が形成されて
いる。
【0080】上部酸化膜23は、パイロ酸化によって形
成される。上部酸化膜23の膜厚は約5nmである。上
部酸化膜23は、内部に流れる電流(プールー・フレン
ケル電流)に対するバリアの働きをする。上部酸化膜2
3で形成されるバリアによって、電流はシリコン窒化膜
22中にトラップされにくくなる。そのためこのような
電流(プールー・フランケル電流)を低減させることが
できる。さらに上部酸化膜23を形成することによって
耐圧の向上を図ることができる。
【0081】従来技術としてポリシリコン酸化膜のみを
用いた場合、ポリシリコン酸化膜の膜厚を150nmに
したときの耐圧は50ボルトである。これに対して本実
施例のように、ポリシリコン酸化膜の膜厚と、シリコン
窒化膜と上部酸化膜の合計膜厚をそれぞれ150nm、
30nmとした場合には、耐圧は80ボルトになる。す
なわち全体の膜厚が1.2倍にすると、従来の場合と比
べて耐圧の比が1.6倍向上している。
【0082】上部酸化膜23の表面には高融点金属遮光
膜14が形成されている。高融点金属遮光膜14は、ス
パッタ法あるいはCVD法を用いて形成される。
【0083】高融点金属遮光膜14の膜厚は約200n
m以上である。高融点金属遮光膜14として例えば、タ
ングステンシリサイドの場合、その膜厚が200nmで
あれば、入射波長800nmの光が高融点金属遮光膜1
4を透過する率を0.1%以下にする事ができる。この
ように高融点金属遮光膜14の膜厚を200nm以上に
することで固体撮像装置では十分な遮光効果が得られ
る。十分な遮光効果が得られると、高融点金属遮光膜1
4を透過した光によって発生するスミアを低減させるこ
とができる。
【0084】高融点金属遮光膜14およびフォトダイオ
ード上のゲート酸化膜9が露出した領域に層間絶縁膜1
5が形成されている。層間絶縁膜15としてBPSG
(Boron-Phosphosilicate-Glass)膜が用いられる。表
面を層間絶縁膜15によって平坦化させる必要がない場
合には、NSG(Non-doped Silicate Glass)膜を用い
てもよい。層間絶縁膜15は、CVD法を用いて形成さ
れる。層間絶縁膜15の膜厚は数100nm程度以上あ
る。
【0085】層間絶縁膜15表面で凹凸形状の凸部上に
アルミニウム遮光膜16が形成されている。
【0086】このように層間絶縁膜15直下の高融点金
属遮光膜14とアルミニウム遮光膜16とを遮光膜とし
て用いることで固体撮像装置の遮光効果を一層向上させ
ることができる。
【0087】アルミニウム遮光膜16の端部は高融点金
属遮光膜14の端部とほぼ等しい幅にできることが理想
的である。なぜならそれらの幅が等しく、その位置がほ
ぼ同じで有ればフォトダイオードの感度を向上でき、高
出力のフォトダイオードを得ることができる。
【0088】ここではアルミニウム遮光膜16をスパッ
タ法によって形成した。アルミニウム遮光膜16の膜厚
は、約1μmである。またアルミニウム遮光膜16は遮
光膜として用いるとともに配線材料として使用される。
【0089】アルミニウム遮光膜16の表面およびフォ
トダイオード上の層間絶縁膜15が露出した領域に保護
膜17が形成されている。
【0090】保護膜17は、プラズマCVD法を用いて
形成される。保護膜17の膜厚は数100nmである。
【0091】保護膜17には光に対する透過性の高い膜
を用いる必要がある。このため上部酸化膜やシリコン窒
化膜を用いるのがよい。これらの膜はピンホールがほと
んどなく、またクラックが発生し難く、さらにはイオン
性の汚染に対する耐性が高い。
【0092】すなわち第1の実施例である固体撮像装置
では、シリコン窒化膜内のトラップを介してプール・フ
レンケル電流が流れる時、シリコン窒化膜の上下に形成
された酸化膜がバリアとなって、リーク電流を流れなく
することができる。
【0093】図2に本発明の第2の実施例である固体撮
像装置の断面図を示す。第2の実施例と第1の実施例と
の相違は、ポリシリコン電極と高融点金属遮光膜との間
に形成される絶縁膜の種類である。
【0094】まず、シリコン基板1にp型ウエル2が形
成されている。p型ウエル2にはフォトダイオードとな
るn-型領域3が形成されている。またp型ウエル2に
はp型領域4が形成されている。p型領域4は垂直CC
D部となるn型領域5を囲むのに用いる。一般にこのよ
うな構造をHi−C構造と呼ぶ。
【0095】垂直CCD部はn型領域5で形成されてい
る。垂直CCD部はフォトダイオードで形成された信号
電荷を所定の領域に転送するための転送領域である。
【0096】図面では、p型領域4の両端とn型領域5
の両端を一致しているが、上記Hi−C構造を実現する
ためにはp型領域4の方を広くしておくことが必要であ
る。
【0097】読み出し時のポテンシャルの制御を行なう
+型領域6がフォトダイオードと垂直CCD部との間
に形成されている。
【0098】固体撮像装置はフォトダイオードと垂直C
CD部とが一対となり、それがマトリック状に形成され
ている。この対と隣合う対との間を電気的に分離するた
めにp+型領域7が形成されている。そして、p++型領
域8がフォトダイオードのn-型シリコン基板1表面に
形成されている。p++型領域8を形成すると暗電流を低
減させることができる。
【0099】シリコン基板1上には、ゲート酸化膜9が
成長されている。ゲート酸化膜9上の所定領域にシリコ
ン窒化膜10が成長されている。
【0100】シリコン窒化膜10はシリコン基板1に形
成されたフォトダイオードの一部とp+領域6および垂
直CCD部を含む領域上方のゲート酸化膜9上に形成さ
れる。
【0101】シリコン窒化膜10上には駆動電極となる
ポリシリコン電極11が形成されている。
【0102】ポリシリコン電極11の表面にはシリコン
窒化膜22が形成されている。シリコン窒化膜22は、
減圧CVD法を用いて形成されている。シリコン窒化膜
22の膜厚は約100nm程度である。シリコン窒化膜
22は層間絶縁膜として使用される。
【0103】シリコン窒化膜22表面にシリコン窒化膜
22を熱酸化して形成した上部酸化膜23が形成されて
いる。
【0104】上部酸化膜23は、パイロ酸化によって形
成される。上部酸化膜23の膜厚は約50nmである。
上部酸化膜23は、内部に流れる電流(プールー・フレ
ンケル電流)に対するバリアの働きをする。上部酸化膜
23中を流れる電流は、上部酸化膜23のトラップによ
って捕獲される。そのためこのような電流(プールー・
フランケル電流)を低減させることができる。さらに上
部酸化膜23を形成することによって耐圧の向上を図る
ことができる。
【0105】上部酸化膜23の表面には高融点金属遮光
膜14が形成されている。高融点金属遮光膜14および
フォトダイオード上のゲート酸化膜9が露出した領域に
層間絶縁膜15が形成されている。層間絶縁膜15表面
で凹凸形状の凸部上にアルミニウム遮光膜16が形成さ
れている。アルミニウム遮光膜16の表面およびフォト
ダイオード上の層間絶縁膜15が露出した領域に保護膜
17が形成されている。
【0106】このように第2の実施例では、ポリシリコ
ン電極11の表面には熱酸化によって得られたポリシリ
コン酸化膜21が成長されていない。
【0107】ポリシリコン酸化膜21の形成目的は、上
記したように、層間絶縁膜の耐圧を確保することと、ポ
リシリコン電極11を形成する時のエッチングで生じた
ポリシリコン膜のエッチング残りによって、駆動電圧を
印加した際、ポリシリコン膜のエッチング残りを通して
リークが生じるのを防止することにある。
【0108】このため第2の実施例では、このポリシリ
コン酸化膜21がないがシリコン窒化膜22の膜厚を厚
くすることで層間絶縁膜の耐圧を確保している。第1の
実施例のもう一方の目的であるエッチング残りによるリ
ークについては、第2の実施例では防止できない。しか
し、エッチング残りはポリシリコン電極11を形成する
時に、オーバーエッチングしておくことで十分に回避で
きる。このように第2の実施例でも上記エッチング残り
を防止する点以外の効果については第1の実施例と全く
同じ効果を生じる。
【0109】図3に本発明の第3の実施例である固体撮
像装置の断面図を示す。第3の実施例と第2の実施例と
の相違は、ポリシリコン電極と高融点金属遮光膜との間
に形成される絶縁膜の種類である。
【0110】まず、シリコン基板1にp型ウエル2が形
成されている。p型ウエル2にはフォトダイオードとな
るn-型領域3が形成されている。またp型ウエル2に
はp型領域4が形成されている。p型領域4は垂直CC
D部となるn型領域5を囲むのに用いる。一般にこのよ
うな構造をHi−C構造と呼ぶ。
【0111】垂直CCD部はn型領域5で形成されてい
る。垂直CCD部はフォトダイオードで形成された信号
電荷を所定の領域に転送するための転送領域である。
【0112】図面では、p型領域4の両端とn型領域5
の両端を一致しているが、上記Hi−C構造を実現する
ためにはp型領域4の方を広くしておくことが必要であ
る。
【0113】読み出し時のポテンシャルの制御を行なう
+型領域6がフォトダイオードと垂直CCD部との間
に形成されている。
【0114】固体撮像装置はフォトダイオードと垂直C
CD部とが一対となり、それがマトリック状に形成され
ている。この対と隣合う対との間を電気的に分離するた
めにp+型領域7が形成されている。そして、p++型領
域8がフォトダイオードのn-型シリコン基板1表面に
形成されている。p++型領域8を形成すると暗電流を低
減させることができる。
【0115】シリコン基板1上には、ゲート酸化膜9が
成長されている。ゲート酸化膜9上の所定領域にシリコ
ン窒化膜10が成長されている。
【0116】シリコン窒化膜10はシリコン基板1に形
成されたフォトダイオードの一部とp+領域6および垂
直CCD部を含む領域上方のゲート酸化膜9上に形成さ
れる。
【0117】シリコン窒化膜10上には駆動電極となる
ポリシリコン電極11が形成されている。
【0118】ポリシリコン電極11の表面にはシリコン
窒化膜22が形成されている。シリコン窒化膜22は、
減圧CVD法を用いて形成されている。シリコン窒化膜
22の膜厚は約100nm程度である。シリコン窒化膜
22は層間絶縁膜として使用される。シリコン窒化膜2
2の表面には高融点金属遮光膜14が形成されている。
【0119】高融点金属遮光膜14およびフォトダイオ
ード上のゲート酸化膜9が露出した領域に層間絶縁膜1
5が形成されている。層間絶縁膜15表面で凹凸形状の
凸部上にアルミニウム遮光膜16が形成されている。ア
ルミニウム遮光膜16の表面およびフォトダイオード上
の層間絶縁膜15が露出した領域に保護膜17が形成さ
れている。
【0120】このように第3の実施例では、第2の実施
例と同様にポリシリコン電極11の表面には熱酸化によ
って得られたポリシリコン酸化膜21が成長されていな
いこと。またシリコン窒化膜22の表面にシリコン窒化
膜22を熱酸化して形成した上部酸化膜23が形成され
ていないことである。
【0121】ポリシリコン酸化膜21の形成目的は、第
2の実施例で説明した。ポリシリコン酸化膜21がない
ことで生じる欠点は第2の実施例と同様にポリシリコン
膜のエッチング残りを通してリークが生じる点である。
これについてはエッチング時のエッチング時間を長くす
ることで解決される。
【0122】さらに第2の実施例と異なり、シリコン窒
化膜22上に上部酸化膜23が形成されていないため、
つぎのような欠点がある。すなわち、上部酸化膜23が
あると、プールー・フレンケル電流に対するバリアの働
きをし、耐圧を向上させるが、第3の実施例では逆にこ
の点が欠点でもある。
【0123】耐圧についてはシリコン窒化膜22の膜厚
を十分に厚く形成することで回避できる。プールー・フ
レンケル電流に対するバリアの働きについては多少劣
る。しかし、固体撮像装置の特性上、使用目的に合わせ
て用いることができる。
【0124】もちろん第3の実施例でも上記欠点以外の
効果は第1の実施例で説明した場合と同様である。
【0125】以上のように高融点金属遮光膜の下にポリ
シリコン酸化膜とシリコン窒化膜と上部酸化膜が存在す
る第1の実施例、また高融点金属遮光膜の下にシリコン
窒化膜と上部酸化膜が存在する第2の実施例、あるいは
高融点金属遮光膜の下にシリコン窒化膜が存在する第3
の実施例で形成すると、絶縁膜中のピンホールやウイー
クスポット等が完全に消滅する。ここでウイークスポッ
トとは、ポリシリコン電極を熱酸化するとポリシリコン
電極下端に膜厚の薄いポリシリコン酸化膜が形成される
位置を言う。本実施例では、このウイークスポットに膜
厚の均一なシリコン窒化膜が少なくとも形成されている
ので実質的な膜厚は厚い。このためピンホールやウイー
クスポットが原因で発生する不良が解消される。特に、
低電圧を印加した時に起こる絶縁破壊に対して有効であ
る。
【0126】このことをより詳細に図面を用いて説明す
る。図4は従来の固体撮像装置のI−V特性を示す。こ
れはポリシリコン電極上にポリシリコン酸化膜とTEO
S酸化膜が形成されている。ポリシリコン酸化膜の膜厚
は150nmであり、TEOS酸化膜の膜厚は30nm
である。
【0127】横軸は印加電圧(V)であり、縦軸は電流
(I)である。この場合、電流が10-7アンペアになる
時の印加電圧は約12ボルトである。また印加電圧が約
19ボルトで完全に絶縁破壊が生じていることが分か
る。
【0128】図5は本発明の第2の実施例である固体撮
像装置のI−V特性を示す。これはポリシリコン電極上
にポリシリコン酸化膜とシリコン窒化膜が形成されてい
る。ポリシリコン酸化膜の膜厚は150nmであり、シ
リコン窒化膜の膜厚は40nmである。
【0129】横軸は印加電圧(V)であり、縦軸は電流
(I)である。この場合、電流が10-7アンペアになる
時の印加電圧は約78ボルトである。このように従来の
固体撮像装置と比べて約6倍程度絶縁破壊に至るための
印加電圧値を高くできる。
【0130】このように本実施例では、十分な絶縁耐圧
が確保され、高い信頼性を持つ固体撮像装置である。
【0131】本発明の固体撮像装置の製造方法の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0132】図6は固体撮像装置の製造方法を説明する
工程順断面図である。まず、n-型シリコン基板1の主
面上に約100nmの熱酸化膜を形成する。熱酸化膜を
通してシリコン基板1全面にボロンイオンを注入する。
この後、熱処理を行ってp型ウエル2を形成する。
【0133】また熱処理は、窒素雰囲気中で熱処理温度
1000℃以上で数時間行う。この熱処理によってイオ
ン注入されたボロンイオンを活性化させる。
【0134】次に、シリコン基板1上にフォトレジスト
を塗布する。フォトダイオードを形成するn-領域3を
露光・現像してレジストパターンを形成する。このレジ
ストパターンをマスクにリンイオンを注入する。
【0135】この時のイオン注入条件は、加速電圧が数
100keV、注入量が約1012cm-2で行う。この
後、熱処理を窒素雰囲気中で行う。これによってn-
領域3の注入深さは約2μmとなる。
【0136】このようにしてp型ウエル2の所定領域に
フォトダイオードとなるn-型領域3が形成される。
【0137】さらに同レジストパターンをマスクにして
ボロンイオンを注入する。この時のイオン注入条件は、
加速電圧が数10keV、注入量が約1013〜1014
-2で行う。これによってp++型領域8の注入深さは約
0.5μmとなる。
【0138】このようにして暗電流を低減するためのp
++型領域8がフォトダイオードのn -型シリコン基板1
表面に形成される。
【0139】次にシリコン基板1上のフォトレジストを
除去し、再度シリコン基板1上にフォトレジストを塗布
する。p型領域4を露光・現像してレジストパターンを
形成する。このレジストパターンをマスクにボロンイオ
ンを注入する。
【0140】この時のイオン注入条件は、加速電圧が約
100keV、注入量が1012cm -2で行う。これによ
ってp型領域4の注入深さは約1μmとなる。
【0141】n型領域5を、前記したようにHi−C構
造にするためにはp型領域4の深さを1μm程度にする
ことが必要である。
【0142】このようにしてp型ウエル2にシリコン基
板1中で発生する雑音となる電荷が垂直CCD部へ拡散
するのを防止するp型領域4が形成される。
【0143】さらに同レジストパターンをマスクにして
リンイオンを注入する。この時のイオン注入条件は、加
速電圧が約100keV、注入量が1012cm -2で行
う。これによってn型領域5の注入深さは約0.5μm
となる。
【0144】このようにして垂直CCD部であるn型領
域5が形成されている。次にシリコン基板1上のフォト
レジストを除去し、再度シリコン基板1上にフォトレジ
ストを塗布する。p+型領域6を露光・現像してレジス
トパターンを形成する。このレジストパターンをマスク
にボロンイオンを注入する。
【0145】この時のイオン注入条件は、加速電圧が数
100keV、注入量が1012cm -2で行う。これによ
ってp+型領域6の注入深さは約1μmとなる。このよ
うな条件で注入することで、フォトダイオードと垂直C
CD部との間のしきい値を制御することができる。
【0146】このようにしてフォトダイオードで発生し
た信号電荷を、フォトダイオードから垂直CCD部へ読
み出す際、読み出すためのポテンシャルの制御を行なう
+型領域6がフォトダイオードと垂直CCD部との間
に形成されている。
【0147】次にシリコン基板1上のフォトレジストを
除去し、再度シリコン基板1上にフォトレジストを塗布
する。p+型領域7を露光・現像してレジストパターン
を形成する。このレジストパターンをマスクにボロンイ
オンを注入する。
【0148】この時のイオン注入条件は、加速電圧が数
10keV、注入量が約1013cm -2で行う。これによ
ってp+型領域7の注入深さは約1μmとなる。
【0149】p+型領域7は隣の素子との分離を行うの
で動作時に印加される電圧で導通してしまわないよう、
しきい値電圧を高くする。この目的でp+型領域7の不
純物濃度を比較的高濃度にしている。特にp+型領域6
の不純物濃度と比較して高濃度にしておけばよい。
【0150】このようにして、固体撮像装置はフォトダ
イオードと垂直CCD部とが一対となり、それがマトリ
ック状に形成されている。この対と隣合う対との間を電
気的に分離するためにp+型領域7が形成されている。
【0151】以上の工程によって、フォトダイオードの
表面層をp型層で覆った埋め込み型フォトダイオードを
形成する(図6A)。
【0152】次に、シリコン基板1上にゲート酸化膜9
を形成する。ゲート酸化膜9は、減圧CVD法を用いて
形成される。ゲート酸化膜9の膜厚は約50nmであ
る。
【0153】次に、ゲート酸化膜9上にシリコン窒化膜
10を成長させる。ゲート窒化膜10は、減圧CVD法
を用いて形成される。ゲート窒化膜10の膜厚は約50
nmである。
【0154】シリコン窒化膜10は、後の工程でゲート
電極を形成し、ゲート電極を酸化する際、ゲート電極端
部に発生するゲートバーズビークを抑制することができ
る。
【0155】さらに続けてシリコン窒化膜10上にポリ
シリコン膜を堆積する。ポリシリコン膜は、減圧CVD
法を用いて形成される。ポリシリコン膜の膜厚は約50
0nmである。この時の、シート抵抗は数10オームで
ある。
【0156】ポリシリコン膜直下のシリコン窒化膜10
はゲートバーズビークが形成されるのを防止する。ゲー
トバーズビークが形成されるとポリシリコン電極の端部
が盛り上がる。ポリシリコン電極に電圧が印加される
と、シリコン基板1内にポテンシャルが形成される。こ
のポテンシャルの形状はシリコン基板1内で均一にする
必要がある。しかし、ゲートバーズビークが発生する
と、その端部に生じるポテンシャルは低くなる。このよ
うにゲートバーズビークが生じた位置にはポテンシャル
のコブができる。このようなコブは電子の取り残し等の
生じる原因となる。このため固体撮像装置は効率的に信
号電荷を転送することが困難になる。
【0157】この後、ポリシリコン膜上にフォトレジス
トを塗布する。転送電極となるp型領域5とp+型領域
6さらにはフォトダイオードとなるn-領域3の一部を
含む領域以外を露光・現像してレジストパターンを形成
する。このレジストパターンをマスクにドライエッチン
グを行う。ドライエッチングによって上層のポリシリコ
ン膜と下層のシリコン窒化膜10とを同じ幅でエッチン
グする。
【0158】このようにして駆動電極となるポリシリコ
ン電極11を形成する。ドライエッチングは、ガスに六
弗化硫黄と臭化水素との混合ガス系を用いる。
【0159】このガスを用いてエッチングすることで、
エッチングによるパターン寸法精度を高めることができ
る。またフォトレジストとポリシリコン膜、フォトレジ
ストとシリコン窒化膜との選択比がそれぞれ高いため安
定したエッチングをすることができる。またポリシリコ
ン膜とシリコン窒化膜との境界面に形成される上部酸化
膜に対するエッチングレートを容易に制御されるので所
定の形状のパターンを得ることができる。
【0160】次にポリシリコン電極11を熱酸化し、ポ
リシリコン酸化膜21を成長させる(図6B)。
【0161】ポリシリコン酸化膜21は、パイロ酸化法
を用いて形成される。ポリシリコン酸化膜21の膜厚は
約150nmである。
【0162】ここで、従来例の場合、高融点金属遮光膜
14とポリシリコン電極11との間の絶縁耐圧が低い。
通常、高融点金属遮光膜14とポリシリコン電極11と
に挟まれた領域に形成される酸化膜の膜厚が150nm
の時で、絶縁耐圧は50ボルト、膜厚が200nmの時
で65ボルトである。このためポリシリコン酸化膜12
厚を約200nm以上にする必要があった。
【0163】本実施例では、高融点金属遮光膜14とポ
リシリコン電極11との間にポリシリコン酸化膜21を
単独に用いるのではなく、以下に示すような積層膜にし
ている。
【0164】次に、ポリシリコン酸化膜21上に減圧C
VD法でシリコン窒化膜22を成長する。シリコン窒化
膜22の膜厚は例えば30nmである。
【0165】減圧CVD法を用いて形成されたシリコン
窒化膜22はその膜厚の均一性が高く、下地段差に対し
てステップカバレジが良好である。
【0166】シリコン窒化膜22を採用することによ
り、十分な絶縁耐圧が得られることより、例えば合計で
150nm以下の膜厚にすることができる。合計膜厚が
150nm以下であれば絶縁耐圧は65ボルトにするこ
とができる。合計膜厚を150nmより厚くすると、絶
縁耐圧に対しては大きくなるが、高融点金属遮光膜14
を避けてこの積層膜に入射する光が増加する。この光が
フォトダイオードに入射する。いわゆる光の漏れ込みが
増加する。
【0167】その後シリコン窒化膜22の表面を熱酸化
して約5nmの上部に上部酸化膜23を形成する。
【0168】上部酸化膜23の成膜条件は、パイロ酸化
法を用いて形成される。上部酸化膜23の膜厚を5nm
と薄くしているのは、膜厚を厚く形成するには熱処理時
間が長くなり、上記種種の拡散領域の不純物プロファイ
ルが変化するのを防ぐためである。
【0169】この後、所望の膜厚の高融点金属遮光膜1
4を成長する。高融点金属遮光膜14の成膜条件は、減
圧CVD法やスパッタ法が用いられる。
【0170】高融点金属遮光膜14の膜厚は約200n
mである。高融点金属遮光膜14としてタングステンシ
リサイド膜を用いている。タングステンシリサイド膜は
その膜厚が約200nmであれば、膜を透過する光の割
合が0.1%以下となる。このように光に対する良好な
遮光膜となる(図6C)。
【0171】この後、高融点金属遮光膜14上にフォト
レジストを塗布する。垂直CCD部を覆う領域以外を露
光・現像してレジストパターンを形成する。このレジス
トパターンをマスクにドライエッチングを行う。一度の
ドライエッチングによって上層の高融点金属遮光膜14
と上部酸化膜23とシリコン窒化膜22とを同時にパタ
ーンニングする。
【0172】すなわち、高融点金属遮光膜14の下部に
は全て上部酸化膜23とシリコン窒化膜22が存在し、
エッチング工程の工程数は従来例と同一である。
【0173】ドライエッチングは、ガスに六弗化硫黄と
臭化水素との混合ガス系を用いる。このガスを用いてエ
ッチングすることで、エッチングによるパターン寸法精
度を高めることができる。またシリコン窒化膜をエッチ
ングする場合にも、流量を変更するだけで容易に選択比
の高い、安定したエッチングをすることができる。
【0174】次に、高融点金属遮光膜14およびフォト
ダイオード上のゲート酸化膜9が露出した領域に層間絶
縁膜15が形成される。
【0175】層間絶縁膜15の成膜は、CVD法を用い
て行われる。層間絶縁膜15の膜厚は数100nm以上
とする。層間絶縁膜15によって基板表面を平坦化する
ためBPSG膜を用いている。
【0176】層間絶縁膜15表面で凹凸形状の凸部上に
アルミニウム遮光膜16が形成される。
【0177】アルミニウム遮光膜16は、スパッタ法を
用いて形成される。アルミニウム遮光膜16の膜厚は約
1μm程度である。
【0178】アルミニウム遮光膜16と高融点金属遮光
膜14とによって、遮光効果が完全なものとなる。
【0179】この後、アルミニウム遮光膜16上にフォ
トレジストを塗布する。垂直CCD部を覆う領域以外を
露光・現像してレジストパターンを形成する。このレジ
ストパターンをマスクにドライエッチングを行う。
【0180】ドライエッチングには、三塩化ボロンと塩
素とCHCl3系の混合ガス系が用いられる。
【0181】次にアルミニウム遮光膜16の表面および
フォトダイオード上の層間絶縁膜15が露出した領域に
保護膜17が形成されている。
【0182】保護膜17は、プラズマCVD法を用いて
形成される。これを用いることでステップカバレジが良
好で、光に対する透過性の高い保護膜17が形成され
る。
【0183】保護膜17の膜厚は数100nm程度であ
る。保護膜17の膜厚をこれより大きくすると、光に対
する透過性が悪くなる。光の透過性が悪くなるとフォド
ダイオードの出力値が低下する(図6D)。
【0184】本実施例では従来技術と比較して、大幅な
工程数の増加なしに、スミア値を従来の1/2〜1/3
に低減することができる。
【0185】また、シリコン窒化膜22は、減圧CVD
法による成長のため、ポリシリコン電極11端下部のポ
リシリコン酸化膜21の薄い箇所にも入り込むため、絶
縁耐圧のウイークスポットを消滅させることが可能とな
る。
【0186】また、シリコン窒化膜22成長後の上部酸
化膜23により、シリコン窒化膜22中のピンホールも
消滅し、ポリシリコン電極11と高融点金属遮光膜14
間の絶縁耐圧はポリシリコン酸化膜21の薄膜化、CV
D法によるシリコン窒化膜22の薄膜化により向上す
る。
【0187】特にその耐圧向上は、低電圧領域において
顕著であり、従来低電圧領域でnAオーダーで流れていた
電流値が数十pAになる。
【0188】また、0.1μAを判定電流とした時の絶
縁耐圧は、従来の約50Vから約80Vへと向上し、高
い信頼性が得られたことが確認された。
【0189】なお、シリコン窒化膜22の膜厚は、所望
の絶縁耐圧により10〜100nmの範囲で任意に設定
することが可能である。
【0190】例えば、シリコン窒化膜22の膜厚を10
0nmから1000nmと厚膜化すると、ポリシリコン
電極11と高融点金属遮光膜14間の絶縁耐圧は、30
Vから100V以上に増加し、従来のポリシリコン酸化
膜12の場合の絶縁耐圧に比較して、約1/3以下の膜
厚で所望の絶縁耐圧を得ることができる。
【0191】
【発明の効果】以上のように本発明は、高融点金属遮光
膜の下層にポリシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とその
シリコン窒化膜の表面を酸化して形成した熱酸化膜とを
積層した構成の絶縁膜を有するので、絶縁膜の薄膜化に
よるスミア特性と信頼性が向上し、高融点金属の拡散に
よる結晶欠陥の発生を抑え、白傷のない固体撮像装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である固体撮像装置の断
面図
【図2】本発明の第2の実施例である固体撮像装置の断
面図
【図3】本発明の第3の実施例である固体撮像装置の断
面図
【図4】従来の固体撮像装置の電流−電圧特性を示す図
【図5】本発明の固体撮像装置の電流−電圧特性を示す
【図6】同固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図
【図7】従来の固体撮像装置の断面図
【符号の説明】
1 シリコン基板(半導体基板) 11 ポリシリコン電極 14 高融点金属遮光膜 21 ポリシリコン酸化膜 22 シリコン窒化膜 23 熱酸化膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された光電変換部と垂
    直シフトレジスタ部とを少なくとも有し、前記垂直シフ
    トレジスタ部の駆動電極である導電性電極とその導電性
    電極を覆うように形成された少なくとも窒化絶縁膜と、
    前記窒化絶縁膜上に形成された高融点金属遮光膜とで構
    成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 窒化絶縁膜がシリコン窒化膜であること
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 窒化絶縁膜の代りに、シリコン窒化膜と
    そのシリコン窒化膜の表面を熱酸化して形成した熱酸化
    膜とを積層されていることを特徴とする請求項1記載の
    固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 窒化絶縁膜の代わりに、ポリシリコン酸
    化膜とシリコン窒化膜とそのシリコン窒化膜の表面を熱
    酸化して形成した熱酸化膜とを積層されていることを特
    徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 導電性電極下端部にゲートバーズビーク
    が形成されていないことを特徴とする請求項1記載の固
    体撮像装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板に形成された光電変換部と垂
    直シフトレジスタ部とを少なくとも有し、前記垂直シフ
    トレジスタ部を囲むように形成されたHi−C構造を持
    ち、前記垂直シフトレジスタ部の駆動電極である導電性
    電極とその導電性電極を覆うように形成された少なくと
    も窒化絶縁膜と、前記窒化絶縁膜上に形成された高融点
    金属遮光膜とで構成されていることを特徴とする固体撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 光電変換部が埋め込み型フォトダイオー
    ドであることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 半導体基板に形成された光電変換部と垂
    直シフトレジスタ部とを少なくとも有し、前記垂直シフ
    トレジスタ部の駆動電極である導電性電極とその導電性
    電極を覆うように形成された少なくとも窒化絶縁膜と、
    前記窒化絶縁膜上に形成された高融点金属遮光膜と、前
    記高融点金属遮光膜上に層間絶縁膜を介して導電性遮光
    膜で構成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板に光電変換部と垂直シフトレ
    ジスタ部とその駆動電極となる導電性電極を形成した
    後、その導電性電極を含む前記半導体基板上に窒化絶縁
    膜を成長する工程と、その窒化絶縁膜上を含む前記半導
    体基板上に高融点金属遮光膜を形成する工程と、前記導
    電性電極を覆うように前記高融点金属遮光膜、前記窒化
    絶縁膜をパターンエッチングする工程とを有することを
    特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板に光電変換部と垂直シフト
    レジスタ部とその駆動電極となる導電性電極を形成した
    後、その導電性電極の表面に導電性電極の酸化膜を形成
    する工程とその酸化膜上を含む前記半導体基板上に窒化
    絶縁膜を成長する工程と、その窒化絶縁膜上を含む前記
    半導体基板上に高融点金属遮光膜を形成する工程と、前
    記導電性電極を覆うように前記高融点金属遮光膜、前記
    窒化絶縁膜および前記酸化膜をパターンエッチングする
    工程とを有することを特徴とする固体撮像装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 半導体基板に光電変換部と垂直シフト
    レジスタ部とその駆動電極となる導電性電極を形成した
    後、その導電性電極の表面に導電性電極の酸化膜を形成
    する工程とその酸化膜上を含む前記半導体基板上に窒化
    絶縁膜を成長する工程と、その窒化絶縁膜の表面を熱酸
    化して上部酸化膜を形成する工程と、その上部酸化膜上
    を含む前記半導体基板上に高融点金属遮光膜を形成する
    工程と、前記導電性電極を覆うように前記高融点金属遮
    光膜、前記酸化膜、前記窒化絶縁膜および上部酸化膜を
    パターンエッチングする工程とを有することを特徴とす
    る固体撮像装置の製造方法。
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