JPH056796B2 - - Google Patents
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- JPH056796B2 JPH056796B2 JP61137596A JP13759686A JPH056796B2 JP H056796 B2 JPH056796 B2 JP H056796B2 JP 61137596 A JP61137596 A JP 61137596A JP 13759686 A JP13759686 A JP 13759686A JP H056796 B2 JPH056796 B2 JP H056796B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、気密容器に封入した放電電極間の放
電現象を利用した放電型サージ吸収素子に係り、
特に、沿面放電と間〓放電との両放電現象を併用
することにより、応答特性の向上を図つた放電型
サージ吸収素子に関する。
電現象を利用した放電型サージ吸収素子に係り、
特に、沿面放電と間〓放電との両放電現象を併用
することにより、応答特性の向上を図つた放電型
サージ吸収素子に関する。
[従来の技術]
従来、電子機器に加わる過渡的な異常電圧や誘
導雷等のサージから電子回路素子を保護するた
め、電圧非直線抵抗体よりなるバリスタや気密容
器中に封入した放電間〓の放電現象を利用するア
レスタ等、種々のサージ吸収素子が用いられてい
る。
導雷等のサージから電子回路素子を保護するた
め、電圧非直線抵抗体よりなるバリスタや気密容
器中に封入した放電間〓の放電現象を利用するア
レスタ等、種々のサージ吸収素子が用いられてい
る。
上記サージ吸収素子のうち、放電現象を利用し
たサージ吸収素子1であるアレスタは、第6図に
示す如く、ニツケルやアルミニウム等よりなる放
電電極2,2を対向させて放電間〓3を形成し、
これに外部端子6,6を接続してガラス等よりな
る気密容器5に収納し、放電ガスを封入した構造
となされている。
たサージ吸収素子1であるアレスタは、第6図に
示す如く、ニツケルやアルミニウム等よりなる放
電電極2,2を対向させて放電間〓3を形成し、
これに外部端子6,6を接続してガラス等よりな
る気密容器5に収納し、放電ガスを封入した構造
となされている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、この種サージ吸収素子は、放電ガス
中における放電電極間のグロー放電及びアーク放
電によつてサージを吸収するものであるため、電
流耐量は大きいものの、放電開始には初期電子や
イオンを必要とする。このため、サージが印加さ
れた場合における放電遅れ時間が大きく、急峻な
立ち上がり特性を有するインパルス性のサージに
対しては、残留サージが発生してサージ防護を十
分に行い得ないという問題がある。
中における放電電極間のグロー放電及びアーク放
電によつてサージを吸収するものであるため、電
流耐量は大きいものの、放電開始には初期電子や
イオンを必要とする。このため、サージが印加さ
れた場合における放電遅れ時間が大きく、急峻な
立ち上がり特性を有するインパルス性のサージに
対しては、残留サージが発生してサージ防護を十
分に行い得ないという問題がある。
本発明は、上述の点に鑑み案出されたもので、
放電現象を利用したサージ吸収素子の長所を生か
し、且つ欠点を改良することにより、電流対量が
大きく、しかも放電遅れ時間が小さくて急峻なサ
ージに対しても十分な防護機能を発揮し得る放電
型サージ吸収素子を実現することを目的とする。
放電現象を利用したサージ吸収素子の長所を生か
し、且つ欠点を改良することにより、電流対量が
大きく、しかも放電遅れ時間が小さくて急峻なサ
ージに対しても十分な防護機能を発揮し得る放電
型サージ吸収素子を実現することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上述の目的を達成するため種々検討の結果、沿
面放電が、電流耐量は小さいものの放電遅れ時間
が極めて小さい放電現象であることに着目し、こ
れをトリガーとして用い、さらに放電がグロー放
電を経てアーク放電へと移行する構成とすること
によつて本発明の完成に至つたものである。
面放電が、電流耐量は小さいものの放電遅れ時間
が極めて小さい放電現象であることに着目し、こ
れをトリガーとして用い、さらに放電がグロー放
電を経てアーク放電へと移行する構成とすること
によつて本発明の完成に至つたものである。
従つて、本発明に係る放電型サージ吸収素子
は、放電間〓を隔てて略平行に相対向させた複数
の棒状あるいは板状の放電電極と、少なくとも一
面が誘電体層よりなる板状体とを、該板状体に形
成された複数の孔部に各放電電極を圧入して接続
し、もつて各放電電極間に上記誘電体層を介在さ
せ、これを放電ガスと共に気密容器に封入してな
る放電型サージ吸収素子であつて、上記板状体に
おける誘電体層の表面が、異なる種類の複数の誘
電体によつて構成され、これら異種の誘電体の境
界部が、上記複数の放電電極と接する段部あるい
は溝部となされていることを特徴とするものであ
る。
は、放電間〓を隔てて略平行に相対向させた複数
の棒状あるいは板状の放電電極と、少なくとも一
面が誘電体層よりなる板状体とを、該板状体に形
成された複数の孔部に各放電電極を圧入して接続
し、もつて各放電電極間に上記誘電体層を介在さ
せ、これを放電ガスと共に気密容器に封入してな
る放電型サージ吸収素子であつて、上記板状体に
おける誘電体層の表面が、異なる種類の複数の誘
電体によつて構成され、これら異種の誘電体の境
界部が、上記複数の放電電極と接する段部あるい
は溝部となされていることを特徴とするものであ
る。
[作用]
本発明は、上述の如き構成であるので、本発明
の放電型サージ吸収素子にサージが印加される
と、直ちに、誘電体層の表面において、上記放電
電極間に沿面放電が生じてサージ吸収が開始され
る。さらに、この放電によつて生じたイオン及び
電子のプライミング効果によつて、瞬時に、放電
間〓に放電が転移して放電電極間にグロー放電、
さらには大電流を通ずるアーク放電が生成し、上
記沿面放電と間〓放電との両放電現象によつてサ
ージが吸収される。
の放電型サージ吸収素子にサージが印加される
と、直ちに、誘電体層の表面において、上記放電
電極間に沿面放電が生じてサージ吸収が開始され
る。さらに、この放電によつて生じたイオン及び
電子のプライミング効果によつて、瞬時に、放電
間〓に放電が転移して放電電極間にグロー放電、
さらには大電流を通ずるアーク放電が生成し、上
記沿面放電と間〓放電との両放電現象によつてサ
ージが吸収される。
沿面放電は、誘電体層の表面が異種の誘電体で
構成されている場合に、その境界部に沿つて発生
しやすく、また誘電体の表面に段部や溝部がある
場合には、これに沿つての伸びが良好なものとな
る傾向がある。したがつて、本発明の場合には、
異種の誘電体の境界部と段部あるいは溝部とを一
致させているので、相乗効果が得られる。
構成されている場合に、その境界部に沿つて発生
しやすく、また誘電体の表面に段部や溝部がある
場合には、これに沿つての伸びが良好なものとな
る傾向がある。したがつて、本発明の場合には、
異種の誘電体の境界部と段部あるいは溝部とを一
致させているので、相乗効果が得られる。
[実施例]
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
実施例 1
第1図は、本発明の一実施例に係る放電型サー
ジ吸収素子を示す斜視図である。図において放電
型サージ吸収素子1は、ニツケル、銅あるいはア
ルミニウム等の金属材料を棒状や板状(本例の場
合には、直径0.8mm、長さ10mmの棒状)に加工し
て、その表面にBaCO3等のエミツター材を被着
した一対の放電電極2,2を、略平行に対向配置
して上記放電電極2,2間に0.6mmの放電間〓3
を形成し、さらに、上記放電電極2,2の略中央
部に直径4.7mm、厚さ1.2mmの円板形状を有する沿
面放電用の板状体4を接続して、これを外径6mm
のガラス管より形成した気密容器5に封入した構
造となされている。また、上記気密容器5中に
は、所望される放電開始電圧に応じて希ガス
(He、Ne、Ar等)や窒素ガス等の不活性ガスあ
るいは六弗化硫黄ガス等により適宜選定された放
電ガスが封入され、放電電極2,2の一端にそれ
ぞれ接続されたデユメツト線や42−6合金線より
なる外部端子6,6が、上記気密容器5外へ導出
されている。
ジ吸収素子を示す斜視図である。図において放電
型サージ吸収素子1は、ニツケル、銅あるいはア
ルミニウム等の金属材料を棒状や板状(本例の場
合には、直径0.8mm、長さ10mmの棒状)に加工し
て、その表面にBaCO3等のエミツター材を被着
した一対の放電電極2,2を、略平行に対向配置
して上記放電電極2,2間に0.6mmの放電間〓3
を形成し、さらに、上記放電電極2,2の略中央
部に直径4.7mm、厚さ1.2mmの円板形状を有する沿
面放電用の板状体4を接続して、これを外径6mm
のガラス管より形成した気密容器5に封入した構
造となされている。また、上記気密容器5中に
は、所望される放電開始電圧に応じて希ガス
(He、Ne、Ar等)や窒素ガス等の不活性ガスあ
るいは六弗化硫黄ガス等により適宜選定された放
電ガスが封入され、放電電極2,2の一端にそれ
ぞれ接続されたデユメツト線や42−6合金線より
なる外部端子6,6が、上記気密容器5外へ導出
されている。
上記沿面放電用の板状体4は、第2図及び第3
図に示す如く、上下両面にそれぞれ誘電体層7,
7が形成され、該誘電体層7,7間に、それぞれ
放電電極2,2に接続される導電体層8,8が形
成されており、厚さ方向の中央を通る面に対して
略対称な構成を有している。また、上記誘電体層
7,7及び誘電体層8,8を貫いて、放電電極
2,2を圧入するための貫通孔4a,4aが形成
されており、該貫通孔4a,4a内において、放
電電極2,2と導電体層8,8とが接続される。
図に示す如く、上下両面にそれぞれ誘電体層7,
7が形成され、該誘電体層7,7間に、それぞれ
放電電極2,2に接続される導電体層8,8が形
成されており、厚さ方向の中央を通る面に対して
略対称な構成を有している。また、上記誘電体層
7,7及び誘電体層8,8を貫いて、放電電極
2,2を圧入するための貫通孔4a,4aが形成
されており、該貫通孔4a,4a内において、放
電電極2,2と導電体層8,8とが接続される。
上記誘電体層7,7は、一方の面に導電体層
8,8が形成された第1の層7a,7a、該第1
の層7a,7aの他方の面略全域に20μmの厚さ
で形成された第2の層7b,7b及び該第2の層
7b,7bの周縁部に放電電極圧入用の貫通孔4
a,4aに接してドーナツ形状に形成された厚さ
10〜50μmの第3の層7c,7cよりなり、上記
第2の層7b,7bと第3の層7c,7cとの境
界部が段部4b,4bとなされている。上記第1
の層7a,7aは、アルミナやフオルステライト
等、機械的強度が大きいセラミツクよりなる。ま
た、上記第2の層7b,7b及び第3の層7c,
7cは、誘電体用ガラスペーストやチタン酸バリ
ウムペースト等の厚膜用誘電体ペーストの中か
ら、誘電率が異なる異種類のものを選定してそれ
ぞれ被着・焼成したものであり、表面が平滑状態
に仕上がるので沿面放電の伸びが良好となる。な
お、上記第2の層7b,7bは省略することが可
能であるが、この場合には第1の層7a,7aの
表面をラツピング処理する等の手段で平滑状態に
することによつて同様の効果が得られるものであ
る。
8,8が形成された第1の層7a,7a、該第1
の層7a,7aの他方の面略全域に20μmの厚さ
で形成された第2の層7b,7b及び該第2の層
7b,7bの周縁部に放電電極圧入用の貫通孔4
a,4aに接してドーナツ形状に形成された厚さ
10〜50μmの第3の層7c,7cよりなり、上記
第2の層7b,7bと第3の層7c,7cとの境
界部が段部4b,4bとなされている。上記第1
の層7a,7aは、アルミナやフオルステライト
等、機械的強度が大きいセラミツクよりなる。ま
た、上記第2の層7b,7b及び第3の層7c,
7cは、誘電体用ガラスペーストやチタン酸バリ
ウムペースト等の厚膜用誘電体ペーストの中か
ら、誘電率が異なる異種類のものを選定してそれ
ぞれ被着・焼成したものであり、表面が平滑状態
に仕上がるので沿面放電の伸びが良好となる。な
お、上記第2の層7b,7bは省略することが可
能であるが、この場合には第1の層7a,7aの
表面をラツピング処理する等の手段で平滑状態に
することによつて同様の効果が得られるものであ
る。
また、上記誘電体層7,7における貫通孔4
a,4aの中心を結ぶ直線の略中央部には、該直
線と略垂直方向に延在する短絡防止用溝4c,4
cが設けられている。これは、サージ吸収による
グロー放電及びアーク放電によつて放電電極材料
がスパツタし、これが放電電極2,2間に被着し
て短絡を生じる現象を防止するためのものであ
る。
a,4aの中心を結ぶ直線の略中央部には、該直
線と略垂直方向に延在する短絡防止用溝4c,4
cが設けられている。これは、サージ吸収による
グロー放電及びアーク放電によつて放電電極材料
がスパツタし、これが放電電極2,2間に被着し
て短絡を生じる現象を防止するためのものであ
る。
沿面放電は、誘電体層の表面が異種の誘電体で
構成されている場合に、その境界部に沿つて発生
しやすく、また誘電体の表面に段部や溝部がある
場合には、これに沿つての伸びが良好なものとな
る。本実施例の場合には、異種の誘電体の境界部
と段部とを一致させているので、相乗効果が得ら
れる。なお、本実施例の段部を溝部としても同様
の効果が得られることは言うまでもない。
構成されている場合に、その境界部に沿つて発生
しやすく、また誘電体の表面に段部や溝部がある
場合には、これに沿つての伸びが良好なものとな
る。本実施例の場合には、異種の誘電体の境界部
と段部とを一致させているので、相乗効果が得ら
れる。なお、本実施例の段部を溝部としても同様
の効果が得られることは言うまでもない。
一方、導電体層8,8は第4図に示す如く、モ
リブデン、銀、銅等の金属ペーストを厚膜印刷技
術を用いて誘電体層7,7間に1〜20μmの厚さ
に被着して形成したものであり、誘電体層7,7
との間に形成される分布静電容量を増大させて、
沿面放電におけるフラツシユオーバー電圧を低下
させる作用を有するものである。この場合、誘電
体層7,7の誘電率が大きいほど、また誘電体層
7,7の厚さが薄いほど上記電圧低下作用は強く
現れることとなる。また、上記誘電体層8,8は
曲玉状の略同一の平面形状を有し、貫通孔4a,
4aの中心を結ぶ直線の中点に関して点対称に配
置されている。これは、負極性の場合に進展速度
が速いという沿面放電の特性に鑑み、放電電極の
極性にかかわらず同一放電特性を得ようとするた
めである。
リブデン、銀、銅等の金属ペーストを厚膜印刷技
術を用いて誘電体層7,7間に1〜20μmの厚さ
に被着して形成したものであり、誘電体層7,7
との間に形成される分布静電容量を増大させて、
沿面放電におけるフラツシユオーバー電圧を低下
させる作用を有するものである。この場合、誘電
体層7,7の誘電率が大きいほど、また誘電体層
7,7の厚さが薄いほど上記電圧低下作用は強く
現れることとなる。また、上記誘電体層8,8は
曲玉状の略同一の平面形状を有し、貫通孔4a,
4aの中心を結ぶ直線の中点に関して点対称に配
置されている。これは、負極性の場合に進展速度
が速いという沿面放電の特性に鑑み、放電電極の
極性にかかわらず同一放電特性を得ようとするた
めである。
上述の如く、本実施例の場合は、沿面放電用の
板状体4が上下略対称の構成を有し、これが放電
電極2,2の略中央部に接続されて、上記板状体
4によつて上下に分割された放電空間の容積及び
形状を略同一なものとしているので、板状体4の
上下面における放電特性が略同一となり、板状体
4の一面のみを用いる場合にくらべ、2倍以上の
寿命が得られるものである。なお、板状体4の構
成を上下略同一としても同様の効果が得られるも
のである。また、本実施例の場合、その応答速度
は3.5×10-9〜3.5×10-6sec程度となり、沿面放電
用の板状体がない以外は本実施例と同一の構成を
有するアレスタにおける、初期電子が十分に存在
する条件下での応答速度5×10-6〜20×10-6sec
にくらべて速くなつている。
板状体4が上下略対称の構成を有し、これが放電
電極2,2の略中央部に接続されて、上記板状体
4によつて上下に分割された放電空間の容積及び
形状を略同一なものとしているので、板状体4の
上下面における放電特性が略同一となり、板状体
4の一面のみを用いる場合にくらべ、2倍以上の
寿命が得られるものである。なお、板状体4の構
成を上下略同一としても同様の効果が得られるも
のである。また、本実施例の場合、その応答速度
は3.5×10-9〜3.5×10-6sec程度となり、沿面放電
用の板状体がない以外は本実施例と同一の構成を
有するアレスタにおける、初期電子が十分に存在
する条件下での応答速度5×10-6〜20×10-6sec
にくらべて速くなつている。
実施例 2
第5図は、本発明の他の実施例を示す斜視図で
ある。本実施例は、3本の放電電極2,2,2に
沿面放電用の板状体4を接続し、気密容器5の一
端から2本の外部端子6,6を、他端から一本の
外部端子6を導出したものであり、他の構成は実
施例1と同様である。この場合、3個のサージ吸
収素子がデルタ接続された構成とるため、2線式
回路の線間及び線・アース間用並びに3線式回路
の線間用のサージ吸収素子として適しており、ま
た、3個の素子が同一空間内に配されているの
で、連続サージに対して良好な応答特性を示すも
のである。
ある。本実施例は、3本の放電電極2,2,2に
沿面放電用の板状体4を接続し、気密容器5の一
端から2本の外部端子6,6を、他端から一本の
外部端子6を導出したものであり、他の構成は実
施例1と同様である。この場合、3個のサージ吸
収素子がデルタ接続された構成とるため、2線式
回路の線間及び線・アース間用並びに3線式回路
の線間用のサージ吸収素子として適しており、ま
た、3個の素子が同一空間内に配されているの
で、連続サージに対して良好な応答特性を示すも
のである。
[発明の効果]
以上詳述の如く、本発明の放電型サージ吸収素
子は、複数の放電電極を誘電体層を備えた板状体
に接続し、各放電電極間に誘電体層を介在させて
いるため、これにサージが印加された場合、直ち
に、誘電体層の表面において沿面放電が発生し、
これがトリガーとなつて、放電はさらに放電間〓
におけるグロー放電を経てアーク放電へと移行さ
れる。従つて、本発明の放電型サージ吸収素子の
サージ吸収特性は、沿面放電の速応性と間〓放電
の電流耐量性とを合わせもつものとなり、急峻な
大電流サージに対し、十分な防護機能を発揮し得
るものとなる。
子は、複数の放電電極を誘電体層を備えた板状体
に接続し、各放電電極間に誘電体層を介在させて
いるため、これにサージが印加された場合、直ち
に、誘電体層の表面において沿面放電が発生し、
これがトリガーとなつて、放電はさらに放電間〓
におけるグロー放電を経てアーク放電へと移行さ
れる。従つて、本発明の放電型サージ吸収素子の
サージ吸収特性は、沿面放電の速応性と間〓放電
の電流耐量性とを合わせもつものとなり、急峻な
大電流サージに対し、十分な防護機能を発揮し得
るものとなる。
また、誘電体層の表面が異種の誘電体で構成さ
れ、その境界部が段部あるいは溝部となされてい
るため、沿面放電がより発生し易くなると共に、
その伸びが良好なものとなる。
れ、その境界部が段部あるいは溝部となされてい
るため、沿面放電がより発生し易くなると共に、
その伸びが良好なものとなる。
さらに、その製造に際しても、従来のサージ吸
収素子の放電電極に沿面放電用の板状体を接続す
るだけであるため、さほど材料費や加工費を要す
ることなく、安価に実現できるものである。
収素子の放電電極に沿面放電用の板状体を接続す
るだけであるため、さほど材料費や加工費を要す
ることなく、安価に実現できるものである。
第1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示
し、第1図は斜視図、第2図は板状体の斜視図、
第3図は板状体の拡大縦断面図、第4図は板状体
の横断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す
斜視図であり、第6図は従来例の斜視図である。 1……放電型サージ吸収素子、2……放電電
極、3……放電間〓、4……板状体、4a……貫
通孔、4b……段部、4c……短絡防止用溝、5
……気密容器、7……誘電体層、7a……第1の
層、7b……第2の層、7c……第3の層、8…
…導電体層。
し、第1図は斜視図、第2図は板状体の斜視図、
第3図は板状体の拡大縦断面図、第4図は板状体
の横断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す
斜視図であり、第6図は従来例の斜視図である。 1……放電型サージ吸収素子、2……放電電
極、3……放電間〓、4……板状体、4a……貫
通孔、4b……段部、4c……短絡防止用溝、5
……気密容器、7……誘電体層、7a……第1の
層、7b……第2の層、7c……第3の層、8…
…導電体層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 放電間〓を隔てて略平行に相対向させた複数
の棒状あるいは板状の放電電極と、少なくとも一
面が誘電体層よりなる板状体とを、該板状体に形
成された複数の孔部に各放電電極を圧入して接続
し、もつて各放電電極間に上記誘電体層を介在さ
せ、これを放電ガスと共に気密容器内に封入して
なる放電型サージ吸収素子であつて、上記板状体
における誘電体層の表面が、異なる種類の複数の
誘電体によつて構成され、これら異種の誘電体の
境界部が、上記複数の放電電極と接する段部にあ
るいは溝部となされていることを特徴とする放電
型サージ吸収素子。 2 上記誘電体層の表面が、平滑状態であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の放電
型サージ吸収素子。 3 上記誘電体層が、3層構造を有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記
載の放電型サージ吸収素子。 4 上記誘電体層が、2層構造を有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記
載の放電型サージ吸収素子。 5 上記放電電極間に位置する誘電体層に、短絡
防止用溝が形成されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の放
電型サージ吸収素子。 6 上記短絡防止用溝が、放電電極の中心を結ぶ
直線と略垂直方向に延在していることを特徴とす
る特許請求の範囲第5項に記載の放電型サージ吸
収素子。 7 上記誘電体層の裏面に、上記複数の放電電極
それぞれに接続された複数の導電体層が形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第6項の何れかに記載の放電型サージ吸収素
子。 8 上記複数の導電体層の平面形状が、略同一で
あることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記
載の放電型サージ吸収素子。 9 上記板状体の両面が、それぞれ誘電体層より
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第8項の何れかに記載の放電型サージ吸収素子。 10 上記板状体の一方の側と他方の側の構成
が、上記一方の側と他方の側の中央を通る面に対
して略対称又は略同一であることを特徴とする特
許請求の範囲第9項に記載の放電型サージ吸収素
子。 11 上記板状体が、放電電極の延在方向の略中
央部に配されていることを特徴とする特許請求の
範囲第9項又は第10項に記載の放電型サージ吸
収素子。 12 上記板状体によつて分割された気密容器内
の空間が、略同一容積、同一形状であることを特
徴とする特許請求の範囲第11項に記載の放電型
サージ吸収素子。 13 上記板状体に形成された複数の孔部が貫通
孔であり、上記放電電極が該板状体を貫通してい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
12項の何れかに記載の放電型サージ吸収素子。 14 上記板状体の平面形状が、円形であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第13項
の何れかに記載の放電型サージ吸収素子。 15 上記放電電極数が、2本であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第14項の何れ
かに記載する放電型サージ吸収素子。 16 上記放電電極数が、3本であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第14項の何れ
かに記載の放電型サージ吸収素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13759686A JPS62295376A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 放電型サ−ジ吸収素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13759686A JPS62295376A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 放電型サ−ジ吸収素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62295376A JPS62295376A (ja) | 1987-12-22 |
| JPH056796B2 true JPH056796B2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=15202398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13759686A Granted JPS62295376A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 放電型サ−ジ吸収素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62295376A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01311585A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-15 | Okaya Electric Ind Co Ltd | 放電型サージ吸収素子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54108255A (en) * | 1978-02-13 | 1979-08-24 | Kyoto Ceramic | Surge absorbing element |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP13759686A patent/JPS62295376A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62295376A (ja) | 1987-12-22 |
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