JPH0568059U - 電子ビーム調整用マグネットの着磁装置 - Google Patents
電子ビーム調整用マグネットの着磁装置Info
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- JPH0568059U JPH0568059U JP1653292U JP1653292U JPH0568059U JP H0568059 U JPH0568059 U JP H0568059U JP 1653292 U JP1653292 U JP 1653292U JP 1653292 U JP1653292 U JP 1653292U JP H0568059 U JPH0568059 U JP H0568059U
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- magnet
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレビ、ディスプレイ等の陰極線管(以下、
CRTと称す)の電子銃のネック部外周に装着される電
子ビーム調整用マグネットの着磁装置に関し、マグネッ
トの磁界の均一性を満足し、着磁容量を200枚〜30
0枚の大量着磁ができる。 【構成】 電子銃のネック部外周に装着された電子ビー
ム調整用マグネットの着磁装置において、コイル(6)を
巻回したヨークヘッド(5)を複数有した着磁ヨーク(3)
を横方向乃至上斜め方向に保持し、該着磁ヨークにリン
グ状の調整用マグネット(4)を挿入した際、ヨークヘッ
ド先端とマグネット内周とが接触する磁極の起磁力を小
さくした着磁ヨークを備えた。
CRTと称す)の電子銃のネック部外周に装着される電
子ビーム調整用マグネットの着磁装置に関し、マグネッ
トの磁界の均一性を満足し、着磁容量を200枚〜30
0枚の大量着磁ができる。 【構成】 電子銃のネック部外周に装着された電子ビー
ム調整用マグネットの着磁装置において、コイル(6)を
巻回したヨークヘッド(5)を複数有した着磁ヨーク(3)
を横方向乃至上斜め方向に保持し、該着磁ヨークにリン
グ状の調整用マグネット(4)を挿入した際、ヨークヘッ
ド先端とマグネット内周とが接触する磁極の起磁力を小
さくした着磁ヨークを備えた。
Description
【0001】
本考案は、テレビ、ディスプレイ等の陰極線管(以下、CRTと称す)の電子 銃のネック部外周に装着される電子ビーム調整用マグネットの着磁装置に関する ものである。
【0002】
従来、カラーCRTにおいて電子銃を同一平面内に配置したインライン型が多 く用いられているが、この種の電子ビーム調整用マグネットはピュリテイ調整に 用いられる2極マグネットとコンバージェンス調整を行うための4極または6極 マグネットを必要としている。この調整用マグネットは、カラーCRTの組立に 伴う誤差を解消するために用いられ、即ち3本の電子ビームが螢光面に対して相 対的に所定の位置からずれた場合、螢光面上の所定位置で完全に一致するように 補正する機能を持っている。
【0003】 通常、上記マグネットは、リング状の2極、4極及び6極に着磁したものをそ れぞれ2枚ずつ反対方向に磁極がくるように重ね合わせ、これをネック部の外周 に装着する。そして、その調整方法としては、各磁極が完全に重なった状態で磁 力を打ち消し合い、一方、一対の2枚のマグネットを完全に重なりの状態から開 き角度を調整するようにずらせ、その開き角度を一定に保持したままマグネット を一体に回転させることによって各電子ビームが所定の螢光体ドットに正確に射 突し発光させる、いわゆるピュリテイ調整を行なっている。また、4極マグネッ トは、3本の電子ビームのうち中央に位置するものには影響を与えることなく、 両側のものに互いに逆向きへ同量の変化を与えることができ、これによって両側 の電子ビームを螢光面の中央で重ね合わせることができるものである。さらに、 6極マグネットは同じく中央の電子ビームに影響を与えることなく、両側のもの に同量の変化を与えることができ、これによって両側の電子ビームを螢光面の中 央で重ね合わすことが可能になる。そのような動作であるため、ビームの動きの 均一性が調整において重要になるためマグネットの磁気特性のなかには、絶対値 以外に分布の均一性が重用視される。たとえば、2極マグネットは、磁界方向に 対して、水平方向の均一性であり、4極、6極マグネットの場合は、各磁極毎の 着磁量の均一性である。
【0004】 このような調整用マグネットの従来の着磁方法を説明する。 図4及び図5に示すように、着磁ヨーク100を縦方向に保持して、それに2 0〜40枚のリング状調整用マグネット101,…を挿入して多極着磁している 。着磁ヨーク100には、コイル102を巻回した複数のヨークヘッド103を 放射状に有し、この着磁量は、コイル102に必要な電流が流れるように可変電 源104を使用し適当な電圧を設定している。
【0005】
しかし、上記方法の問題点として、マグネットの内径と着磁ヨークの外径の誤 差が0.1mm以内でないとマグネットの均一性の規格値を満足できない状況が 生じる。その状況とはマグネットの内周面とヨークヘッド先端との間隙が大きい とその磁極位置の着磁量は小さくなり、間隙が小さいとその磁極位置の着磁量は 大きくなるためである。また、マグネットの内周面とヨークヘッド先端との間隙 が0.1mm以内であるため、調整用マグネットの着磁容量も40枚程度に限定 され、それ以上になると装着難となってしまう。一般に、マグネットの製品箱の 最小容量とは200枚〜300枚程度であるために、着磁1回容量も200枚〜 300枚であれば次工程の検査工程を簡略することができる。また、放電による ジュール熱で着磁ヨークヘッドが発熱するためコイルの抵抗値も変わり、着磁量 の絶対値のバラツキが発生する。このため、1着磁容量を増した方が、着磁量の 絶対値のバラツキも減少できる。
【0006】 ここで、着磁量の絶対値は、N1 をN1 極の着磁量とすると、 (N1 +S1 +N2 +S2 )/4=X±10%(Xは平均値) で評価され、均一性とは、 (4極の最大値)−(4極の最小値)=R で評価される。また、均一性の規格は、RがXの10%以内である。
【0007】 本考案はかかる現況を鑑みてなされたものであり、マグネットの磁界の均一性 を満足し、着磁容量を200枚〜300枚の大量着磁ができる電子ビーム調整用 マグネットの着磁装置を提供するものである。
【0008】
本考案者らは鋭意検討の結果、電子銃のネック部外周に装着された電子ビーム 調整用マグネットの着磁装置において、コイルを巻回したヨークヘッドを複数有 した着磁ヨークを横方向乃至上斜め方向に保持し、該着磁ヨークにリング状の調 整用マグネットを挿入した際、ヨークヘッド先端とマグネット内周とが接触する 磁極の起磁力を小さくした着磁ヨークを備えた電子ビーム調整用マグネットの着 磁装置を開発し、1着磁容量を200枚〜300枚にした。また、着磁ヨークヘ ッドに磁気センサーを埋め込んでヨークヘッドの起磁力を測定し、各磁極の着磁 量の絶対値のバラツキが少なくなるようにコイルに流す電流量を制御するのであ る。
【0009】
以上の内容の電子ビーム調整用マグネットの着磁装置は、ヨークヘッドを有し た着磁ヨークを横方向乃至上斜め方向に保持することにより、リング状の調整用 マグネットを装着すると着磁ヨーク外径とマグネットの内径の誤差が重力方向側 、即ちマグネットの内周面とヨークヘッド先端が接触した磁極位置では生じない ことになる。その接触した位置の磁極を有するヨークヘッドのみ起磁力を弱くす ることにより、ヨークヘッドの外径とマグネットの内径との誤差の自由度が発生 し、その公差の範囲を0.1mmから0.2〜0.3mm程度に広げることがで きる。この公差の範囲内であれば200〜300枚の装着が可能になる。このヨ ークヘッドの起磁力は、該ヨークヘッドに埋め込んだ磁気センサーで測定して、 その起磁力のきめ細かい制御を行うのである。
【0010】
次に本考案の電子ビーム調整用マグネットの着磁装置を添付図面に示した実施 例に基づき更に詳細に説明する。
【0011】 図1及び図2は、本考案の電子ビーム調整用マグネットの着磁装置の代表的実 施例を示している。着磁装置1は、本体2に略水平に横方向に延び、一端を開放 した着磁ヨーク3を備え、該着磁ヨーク3にリング状の調整用マグネット4,… を多数挿入し、同時に多極着磁できるものである。着磁ヨーク3は、複数のヨー クヘッド5,…を放射状に一体形成し、それぞれにコイル6を巻回し、該コイル 6に供給電流量を調節し得る可変電源7から電流を供給して所望の起磁力を発生 するものである。このヨークヘッド5の個数は、調整用マグネット4の磁極数に 応じて決定され、図示したものは4極調整用マグネット4を着磁するために、4 つのヨークヘッド5,…を断面十文字状に形成している。
【0012】 また、前記各ヨークヘッド5には磁力センサー8を埋め込み、磁力測定器9に てその起磁力を測定して、制御装置10に信号を送り、そして測定信号に基づき 制御装置10によって前記可変電源7から各コイル6に供給する電流量を自動調 節するのである。
【0013】 ここで、前記着磁ヨーク3の各ヨークヘッド5,…の先端で形成される外接円 の直径と、調整用マグネット4の内径との誤差を従来より大きな0.2〜0.3 mmに設定し、200〜300枚の多数の調整用マグネット4,…を着磁ヨーク 3の先端側から同時に挿入装着できるようにしている。
【0014】 前記着磁ヨーク3に調整用マグネット4を装着した状態では、上方に位置する ヨークヘッド5a,5b(図中にA,Bで示した磁極位置に対応するヨークヘッ ド)の先端に調整用マグネット4の内周面が接触するが、前述の誤差のため下方 に位置するヨークヘッド5c,5d(図中にC,Dで示した磁極位置に対応する ヨークヘッド)は、調整用マグネット4の内周面との間に所定の間隙が生じる。 そのため、ヨークヘッド5a,5bの各コイル6に流す電流量を、ヨークヘッド 5c,5dの各コイル6に流す電流量より小さく設定し、又はヨークヘッド5c ,5dの各コイル6に流す電流量を、ヨークヘッド5a,5bの各コイル6に流 す電流量より大きく設定し、各ヨークヘッド5,…の起磁力に変化を生ぜしめて 、調整用マグネット4の着磁位置での磁力を一定にし、もって着磁形成される磁 極の磁力を均一にしている。
【0015】 また、図3に示した電子ビーム調整用マグネットの着磁装置は、本考案の他の 実施例を示し、調整用マグネット4を挿入する着磁ヨーク3の開放端を上斜め方 向に向けて設置したものである。この場合、水平面Hと着磁ヨーク3の軸方向と がなす傾斜角度αは、0〜90度以内の所定角度に設定する。このように、着磁 ヨーク3を上斜め方向に設定することにより、重力を利用して調整用マグネット 4,…の挿入装着が容易になる。
【0016】 最後に、従来の着磁装置と本考案の着磁装置とで着磁した調整用マグネットの 特性の比較結果を表1に示す。ここで用いた調整用マグネットのサンプル数は各 条件で2000個である。
【0017】
【表1】
【0018】
本考案の電子ビーム調整用マグネットの着磁装置により、調整用マグネットの 各磁極の磁界の均一性を満足し、着磁容量を200〜300枚の大量着磁できる のである。また、上記の着磁ヨークヘッドに磁気センサーを埋め込み、この信号 で着磁電圧を制御することにより、着磁量の絶対値のバラツキも減少することが できた。
【図1】本考案の電子ビーム調整用マグネットの着磁装
置の簡略正面図である。
置の簡略正面図である。
【図2】同じく着磁ヨークに調整用マグネットを装着し
た状態の簡略側面図である。
た状態の簡略側面図である。
【図3】着磁ヨークを上斜め方向に設定した他の実施例
を示す簡略正面図である。
を示す簡略正面図である。
【図4】従来例を示す簡略正面図である。
【図5】同じく着磁ヨークに調整用マグネットを装着し
た状態の簡略側面図である。
た状態の簡略側面図である。
1 着磁装置 2 本体 3 着磁ヨーク 4 調整用マグネット 5 ヨークヘッド 6 コイル 7 可変電源 8 磁力センサー 9 磁力測定器 10 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 電子銃のネック部外周に装着された電子
ビーム調整用マグネットの着磁装置において、コイルを
巻回したヨークヘッドを複数有した着磁ヨークを横方向
乃至上斜め方向に保持し、該着磁ヨークにリング状の調
整用マグネットを挿入した際、ヨークヘッド先端とマグ
ネット内周とが接触する磁極の起磁力を小さくした着磁
ヨークを備えたことを特徴とする電子ビーム調整用マグ
ネットの着磁装置。 - 【請求項2】 上記の着磁ヨークの1着磁容量を200
枚〜300枚にしたことを特徴とする請求項1記載の電
子ビーム調整用マグネットの着磁装置。 - 【請求項3】 上記の着磁ヨークヘッドに磁気センサー
を埋め込んだことを特徴とする請求項1又は2記載の電
子ビーム調整用マグネットの着磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1653292U JPH0568059U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 電子ビーム調整用マグネットの着磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1653292U JPH0568059U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 電子ビーム調整用マグネットの着磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568059U true JPH0568059U (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=11918880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1653292U Pending JPH0568059U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 電子ビーム調整用マグネットの着磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568059U (ja) |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP1653292U patent/JPH0568059U/ja active Pending
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