JPH056835A - 高圧フイルムコンデンサの製造方法 - Google Patents

高圧フイルムコンデンサの製造方法

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JPH056835A
JPH056835A JP1774991A JP1774991A JPH056835A JP H056835 A JPH056835 A JP H056835A JP 1774991 A JP1774991 A JP 1774991A JP 1774991 A JP1774991 A JP 1774991A JP H056835 A JPH056835 A JP H056835A
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JP
Japan
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films
film
heat
film capacitor
laminated
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Pending
Application number
JP1774991A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tanaka
覚 田中
Hiroko Yamazaki
裕子 山崎
Rie Matsumiya
理恵 松宮
Junji Shibano
純二 柴野
Toshiya Oshima
敏也 大嶋
Makoto Kawamura
誠 川村
Koichi Nitta
晃一 新田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的]複数のフィルムを積層し巻回する際、気泡の残
留を防止して特性の安定した信頼性の高い高圧フィルム
コンデンサを得る。 [構成]層間誘電体フィルムのそれぞれ片面または両面
に熱融着層を形成し、電極を形成したフィルムととも
に、各フィルム(10〜15)を積層した状態で熱ロー
ラ2a−2b間を通して各フィルム間を熱融着し、融着
した積層フィルムを巻回する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の誘電体フィル
ムを積層してなる高圧フィルムコンデンサの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフライバックトランスにおいてC
RTに直流高電圧を供給する平滑用コンデンサとして高
圧フィルムコンデンサが用いられている。
【0003】従来のこの種の高圧フィルムコンデンサ
は、誘電体フィルムにアルミニウム等の金属蒸着膜また
は金属箔からなる電極を長手方向に千鳥状に配置し、誘
電体フィルムを介して積層するとともに、全体を巻回す
ることによって製造している。
【0004】また積層される各フィルム間を密着させる
ために各層間誘電体フィルムの片面または両面には熱融
着層を形成し、巻回状態で所定温度で熱エージングする
ことによってフィルム同士を密着させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の高圧フィルムコンデンサの製造方法では、各フィ
ルムを積層し、巻回した後熱融着させるため、巻回時に
フィルムとともに巻き込まれた少量の空気がコンデンサ
素子内部に残り、熱融着後は素子内に気泡として残留
し、これを完全に取り去ることは困難であった。そのた
め場合によって高圧フィルムコンデンサの特性、特に耐
電圧特性が低下するという問題があった。
【0006】この発明の目的は、熱融着時に素子内部に
残留する気泡を無くして、特性の安定した信頼性の高い
高圧フィルムコンデンサの製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の高圧フィルム
コンデンサの製造方法は、それぞれ片面または両面に熱
融着層を形成した層間誘電体フィルムを、電極を形成し
たフィルムと共に積層した状態で熱ローラ間を通して各
フィルム間を熱融着し、融着した積層フィルムを巻回す
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の高圧フィルムコンデンサの製造方法
では、層間誘電体フィルムのそれぞれ片面または両面に
熱融着層が形成され、電極を形成したフィルムとともに
各フィルムを積層した状態で熱ローラ間を通される。こ
れにより熱ローラにより加熱された熱融着層が溶融し、
隣接するフィルム同士が融着する。その際積層体内部の
空気が熱ローラ間を通る時点で外部へ押し出される。し
たがって熱融着層内等に気泡が残留することもなく、し
かも熱ローラ間の圧力によりフィルム同士の密着性が更
に良好となる。このように密着性の良好なフィルム積層
体を巻回することによって特性の安定した信頼性の高い
高圧フィルムコンデンサが得られる。
【0009】
【実施例】この発明の実施例に係る高圧フィルムコンデ
ンサの積層構造を分解断面図として図2に示す。図2に
おいて12,15はそれぞれ電極形成フィルムであり、
誘電体フィルム8,9の一面にアルミニウムの蒸着膜ま
たは箔からなる電極6,7をそれぞれ設けている。また
10,11,13,14はそれぞれ熱融着性フィルムで
あり、誘電体フィルム4の片面または両面に熱融着層5
を備えている。図に示すように他のフィルムとの間、特
に電極6,7に接する面に必ず熱融着層5が接するよう
にしている。
【0010】上記高圧フィルムコンデンサにおける電極
の形成されたフィルムのみを展開斜視図として図3に示
す。図3のように誘電体フィルム8の一面に4つの電極
6a〜6dを設け、誘電体フィルム9の一面に3つの電
極7a〜7cを設けるとともに各電極を千鳥配置してい
る。そのため誘電体フィルム8および層間誘電体(図2
における熱融着フィルム13,14を介して各電極間に
静電容量が形成される。リード端子は電極6aと6dの
それぞれ端部から引き出す。このことにより2つのリー
ド間に6つのコンデンサによる直列回路が構成されるこ
とになる。
【0011】次に上記構成のフィルムを用いて高圧フィ
ルムコンデンサを製造するための製造装置の構成を図1
に示す。図1において10〜15は図2に示した各フィ
ルムであり、これらをローラ3を通すことによって積層
し、2つの熱ローラ2a,2b間を通すことによって積
層体全体を加熱するとともに、圧着する。これにより、
図2に示した各熱融着層5が溶融して隣接するフィルム
間が融着する。続いて、融着して一体化した積層フィル
ムを巻回することによって高圧フィルムコンデンサの巻
回素子1を得る。
【0012】このようにして製造した高圧フィルムコン
デンサにおいては、積層体内部に気泡が残留することが
なく、フィルム同士の密着性が良好となるため、特性の
安定した信頼性の高い高圧フィルムコンデンサが得られ
る。
【0013】なお、同一構造の高圧フィルムコンデンサ
を従来技術により製造したものとこの発明の実施例によ
り製造したものとについてそれぞれ高温負荷寿命試験を
行ったところ破壊に至るまでの時間が約2割向上した。
【0014】
【発明の効果】この発明の高圧フィルムコンデンサの製
造方法によれば、積層される各フィルム間に気泡が残留
せず、フィルム同士の密着性が良好となるため、特性の
安定した信頼性の高い高圧フィルムコンデンサが得られ
る。また、熱ローラ間を通ったフィルム積層体をそのま
ま巻回すればよいので、巻回工程と熱融着工程を連続し
て行うことができ、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施例に係る高圧フィルムコンデンサ
の製造装置の構成図、図2は高圧フィルムコンデンサの
積層構造を表す分解断面図、図3は高圧フィルムコンデ
ンサの主要部の構成を表す展開図である。
【符号の説明】
1−高圧フィルムコンデンサの巻回素子 2a,2b−熱ローラ 3−ローラ 4−誘電体フィルム 5−熱融着層 6,7−電極 8,9−誘電体フィルム 10,11,13,14ー熱融着性フィルム 12,15ー電極形成フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴野 純二 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 大嶋 敏也 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 川村 誠 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 新田 晃一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 それぞれ片面または両面に熱融着層を形
    成した層間誘電体フィルムを、電極を形成したフィルム
    と共に積層した状態で熱ローラ間を通して各フィルム間
    を熱融着し、融着した積層フィルムを巻回することを特
    徴とする高圧フィルムコンデンサの製造方法。
JP1774991A 1991-02-08 1991-02-08 高圧フイルムコンデンサの製造方法 Pending JPH056835A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003520423A (ja) * 2000-01-14 2003-07-02 アブ アーベー 電力コンデンサ用コンデンサ素子、当該コンデンサ素子製造方法、および当該コンデンサ素子からなる電力コンデンサ
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