JPH0568396B2 - - Google Patents
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- JPH0568396B2 JPH0568396B2 JP60096381A JP9638185A JPH0568396B2 JP H0568396 B2 JPH0568396 B2 JP H0568396B2 JP 60096381 A JP60096381 A JP 60096381A JP 9638185 A JP9638185 A JP 9638185A JP H0568396 B2 JPH0568396 B2 JP H0568396B2
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- Japan
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- brake
- clutch
- vehicle
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用制動装置の制動油圧の保持方
式に関し、特に登坂路にて停止の車両を円滑に発
進させ得る制動油圧保持装置に関する。
式に関し、特に登坂路にて停止の車両を円滑に発
進させ得る制動油圧保持装置に関する。
(従来技術)
車両のクラツチ機構に乾式クラツチ、または電
磁クラツチを用い、トルクコンバータの装備のな
い車両では、登坂路上にて停止後の発進操作時
に、片手で手ブレーキを操作して車両を停止さ
せ、クラツチペダルを操作してクラツチをつなぎ
ながらアクセルペダルを踏み込み、手ブレーキの
力を緩める操作を連動させながら車両を発進させ
ている。また、手ブレーキにて車両のブレーキ操
作をせず、右足にてブレーキペダルを踏んで車両
を停止せしめ、クラツチペダルを踏み込んで変速
機のギヤ選択をした後、クラツチを徐々につなぐ
とともに、右足をブレーキペダルよりアクセルペ
ダルに移しつつ、エンジンの回転を上昇しながら
ブレーキを離すと同時にクラツチを結合して車両
を発進させる操作方法もある。
磁クラツチを用い、トルクコンバータの装備のな
い車両では、登坂路上にて停止後の発進操作時
に、片手で手ブレーキを操作して車両を停止さ
せ、クラツチペダルを操作してクラツチをつなぎ
ながらアクセルペダルを踏み込み、手ブレーキの
力を緩める操作を連動させながら車両を発進させ
ている。また、手ブレーキにて車両のブレーキ操
作をせず、右足にてブレーキペダルを踏んで車両
を停止せしめ、クラツチペダルを踏み込んで変速
機のギヤ選択をした後、クラツチを徐々につなぐ
とともに、右足をブレーキペダルよりアクセルペ
ダルに移しつつ、エンジンの回転を上昇しながら
ブレーキを離すと同時にクラツチを結合して車両
を発進させる操作方法もある。
上記のうち前者の方法は、一般に運転操作され
ている方法であるが、手ブレーキ、クラツチペダ
ル、アクセルペダルの三者の操作のタイミングを
狂わすと、車両の後退やエンジン停止となり、ま
た後者の方法は極めて熟練を要する方法であり、
習熟して車両を円滑に発進させるには仲々容易で
はない。
ている方法であるが、手ブレーキ、クラツチペダ
ル、アクセルペダルの三者の操作のタイミングを
狂わすと、車両の後退やエンジン停止となり、ま
た後者の方法は極めて熟練を要する方法であり、
習熟して車両を円滑に発進させるには仲々容易で
はない。
また、上記の難点の対策のため、マスターシリ
ンダよりホイールシリンダへの制動油の配管の途
中に電磁式の逆止弁を設け、ブレーキペダルの解
放後も停車中のブレーキ力を保持し、再びアクセ
ルペダルが踏まれて車両が再発進をする際に、ク
ラツチがつながり始めた時点で、前記電磁式の逆
止弁が解除されて車両のブレーキ力を解放してい
る。この電磁式の逆止弁を設ける方法は、クラツ
チに設けたクラツチストロークセンサにより、ク
ラツチがつながり始める時点を検出して、電磁式
逆止弁を解除しているが、該時点の設定がクラツ
チの切側に偏る場合は、急勾配の坂路にては車両
が後退する。また、上記時点の設定がクラツチの
つなぎ側に偏る場合は、クラツチによるエンジン
の伝達トルクが車輪に加わつた状態で、ブレーキ
力を解放することになるので、車両に衝撃が加わ
つたり、ブレーキ力が弱い場合にはブレーキが掛
つたままで車両を動かすこととなる。したがつ
て、これらの不具合を正すため、電磁式逆止弁の
解除について、上記の両者のバランスをとり適切
な時点を選択して設定している。
ンダよりホイールシリンダへの制動油の配管の途
中に電磁式の逆止弁を設け、ブレーキペダルの解
放後も停車中のブレーキ力を保持し、再びアクセ
ルペダルが踏まれて車両が再発進をする際に、ク
ラツチがつながり始めた時点で、前記電磁式の逆
止弁が解除されて車両のブレーキ力を解放してい
る。この電磁式の逆止弁を設ける方法は、クラツ
チに設けたクラツチストロークセンサにより、ク
ラツチがつながり始める時点を検出して、電磁式
逆止弁を解除しているが、該時点の設定がクラツ
チの切側に偏る場合は、急勾配の坂路にては車両
が後退する。また、上記時点の設定がクラツチの
つなぎ側に偏る場合は、クラツチによるエンジン
の伝達トルクが車輪に加わつた状態で、ブレーキ
力を解放することになるので、車両に衝撃が加わ
つたり、ブレーキ力が弱い場合にはブレーキが掛
つたままで車両を動かすこととなる。したがつ
て、これらの不具合を正すため、電磁式逆止弁の
解除について、上記の両者のバランスをとり適切
な時点を選択して設定している。
(従来技術の問題点)
登坂路にて車両を円滑に発進させるため、上記
の如く、電磁式逆止弁の解除を適切な時点に設定
しているが、一般に登坂路にて車両を後進させる
場合は、前進に比して運転操作を慎重に、徐々に
行う場合が多く、このため電磁式逆止弁が早く作
動して、ブレーキの解除が早すぎることがある。
即ち、アクセルペダルの踏込量が少なくてエンジ
ンの駆動トルクも十分でなく、クラツチの係合量
も少ないうちに、電磁式逆止弁が作動してブレー
キが解除となり、車両の重量のため坂路を下降す
る欠点を生ずる。
の如く、電磁式逆止弁の解除を適切な時点に設定
しているが、一般に登坂路にて車両を後進させる
場合は、前進に比して運転操作を慎重に、徐々に
行う場合が多く、このため電磁式逆止弁が早く作
動して、ブレーキの解除が早すぎることがある。
即ち、アクセルペダルの踏込量が少なくてエンジ
ンの駆動トルクも十分でなく、クラツチの係合量
も少ないうちに、電磁式逆止弁が作動してブレー
キが解除となり、車両の重量のため坂路を下降す
る欠点を生ずる。
(発明の目的)
本発明の目的は上記の如き従来の欠点を解消
し、登坂路にて車両の後進の場合も、不具合なく
円滑に後進にて登坂の可能な制動油圧保持装置を
提供するにある。
し、登坂路にて車両の後進の場合も、不具合なく
円滑に後進にて登坂の可能な制動油圧保持装置を
提供するにある。
(発明の概要)
上記の如き本発明の目的を達成するために、ブ
レーキペダルの踏み込みによりブレーキを作動さ
せた油圧を保持する逆止弁と、該逆止弁と並列に
接続されソレノイドの付勢で閉じられて動作中は
常閉型となる電磁弁と、クラツチの断から接への
動作を検知して前記電磁弁を閉から開へ動作させ
る制動油圧保持装置において、クラツチの断から
接への途中のA設定位置を検知する第1の係合位
置検知手段と、該第1の係合位置検知手段が検知
するA設定位置より接側に設けられたB設定位置
を検知する第2の係合位置検知手段と、車両の前
進発進時に第1の係合位置検知手段の位置検知に
より上記電磁弁を開方向に駆動し、車両の後進発
進時に第2の係合位置検知手段の位置検知により
上記電磁弁を開方向に駆動する電磁弁駆動手段と
を具備することを特徴とする制動油圧保持装置が
提供される。
レーキペダルの踏み込みによりブレーキを作動さ
せた油圧を保持する逆止弁と、該逆止弁と並列に
接続されソレノイドの付勢で閉じられて動作中は
常閉型となる電磁弁と、クラツチの断から接への
動作を検知して前記電磁弁を閉から開へ動作させ
る制動油圧保持装置において、クラツチの断から
接への途中のA設定位置を検知する第1の係合位
置検知手段と、該第1の係合位置検知手段が検知
するA設定位置より接側に設けられたB設定位置
を検知する第2の係合位置検知手段と、車両の前
進発進時に第1の係合位置検知手段の位置検知に
より上記電磁弁を開方向に駆動し、車両の後進発
進時に第2の係合位置検知手段の位置検知により
上記電磁弁を開方向に駆動する電磁弁駆動手段と
を具備することを特徴とする制動油圧保持装置が
提供される。
(実施例)
つぎに、本発明の実施例について、図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は本発明に係る制動油圧保持装置の第一
の実施例を示すブロツク図である。
の実施例を示すブロツク図である。
図において、1はブレーキペダル9の踏み込み
により作動する流体駆動手段となるマスターシリ
ンダであり、電磁逆止弁装置3を経由してブレー
キ作動手段のホイールシリンダ2に制動流体の制
動油を圧送して、車両のブレーキ装置を作動させ
るものである。電磁逆止弁装置3は逆止弁4と電
磁弁5との二系統の油圧ルートを有し、電磁弁5
はソレノイド6の通電により作動する吸引コア7
と、戻りバネ5aにて制御され(これらを電磁弁
駆動手段と定義する)、ホイールシリンダ2より
マスターシリンダ1に戻る油圧ルートの開閉を行
う。そして、ソレノイド6は後述する制御ユニツ
ト8に設けたトランジスタTRにより、バツテリ
10よりの電流にて吸引力が制御される。
により作動する流体駆動手段となるマスターシリ
ンダであり、電磁逆止弁装置3を経由してブレー
キ作動手段のホイールシリンダ2に制動流体の制
動油を圧送して、車両のブレーキ装置を作動させ
るものである。電磁逆止弁装置3は逆止弁4と電
磁弁5との二系統の油圧ルートを有し、電磁弁5
はソレノイド6の通電により作動する吸引コア7
と、戻りバネ5aにて制御され(これらを電磁弁
駆動手段と定義する)、ホイールシリンダ2より
マスターシリンダ1に戻る油圧ルートの開閉を行
う。そして、ソレノイド6は後述する制御ユニツ
ト8に設けたトランジスタTRにより、バツテリ
10よりの電流にて吸引力が制御される。
11は車両に設置された各種の検出装置であ
り、該検出装置として、車速センサ、アクセルペ
ダルセンサ、クラツチストロークセンサA、クラ
ツチストロークセンサB、エンジン回転センサ、
ブレーキペダルスイツチ、ギヤポジシヨンスイツ
チ、クラツチスイツチおよび、セレクタポジシヨ
ンスイツチがあり、車速、アクセルペダル、クラ
ツチストローク、エンジンの回転、ブレーキペダ
ル、ギヤポジシヨン、クラツチペダルおよびセレ
クタレバのそれぞれの状態を検出して、それらの
各状態の検出信号を制御ユニツト8に送るよう構
成されている。そして制御ユニツト8は各種検出
装置11の送出する検出信号が、所定の作動条件
を満足すると、内部のトランジスタTRのベース
端子に駆動信号を発してトランジスタTRをON
となし、ソレノイド6を通電して吸引コア7を吸
引して電磁弁5を作動させて油圧ルートを断とす
る。したがつて、ホイールシリンダ2の油圧は保
持されてブレーキ力も保持される。また、各種検
出信号11よりの検出信号が、前記と別の所定の
作動条件を満足すると、トランジスタTRのベー
ス端子に信号を送出しないので、トランジスタ
TRはONとならず、したがつて、ソレノイド6
も作動せず、電磁弁5は戻しバネ5aの作動にて
油圧ルートを開き、ホイールシリンダ2の制動油
はマスターシリンダ1に流れ、ブレーキは解除と
なる。つまり、電磁弁5は、動作中は常閉型電磁
弁となる。
り、該検出装置として、車速センサ、アクセルペ
ダルセンサ、クラツチストロークセンサA、クラ
ツチストロークセンサB、エンジン回転センサ、
ブレーキペダルスイツチ、ギヤポジシヨンスイツ
チ、クラツチスイツチおよび、セレクタポジシヨ
ンスイツチがあり、車速、アクセルペダル、クラ
ツチストローク、エンジンの回転、ブレーキペダ
ル、ギヤポジシヨン、クラツチペダルおよびセレ
クタレバのそれぞれの状態を検出して、それらの
各状態の検出信号を制御ユニツト8に送るよう構
成されている。そして制御ユニツト8は各種検出
装置11の送出する検出信号が、所定の作動条件
を満足すると、内部のトランジスタTRのベース
端子に駆動信号を発してトランジスタTRをON
となし、ソレノイド6を通電して吸引コア7を吸
引して電磁弁5を作動させて油圧ルートを断とす
る。したがつて、ホイールシリンダ2の油圧は保
持されてブレーキ力も保持される。また、各種検
出信号11よりの検出信号が、前記と別の所定の
作動条件を満足すると、トランジスタTRのベー
ス端子に信号を送出しないので、トランジスタ
TRはONとならず、したがつて、ソレノイド6
も作動せず、電磁弁5は戻しバネ5aの作動にて
油圧ルートを開き、ホイールシリンダ2の制動油
はマスターシリンダ1に流れ、ブレーキは解除と
なる。つまり、電磁弁5は、動作中は常閉型電磁
弁となる。
つぎに、各種検出装置11に含まれるクラツチ
ストロークセンサAおよびクラツチストロークセ
ンサBは上述の如くクラツチストロークの状態を
検出してそれぞれ検出信号を発する検出装置(こ
れらクラツチストロークセンサAおよびクラツチ
ストロークセンサBをそれぞれ第1の係合位置検
知手段及び第2の係合位置検知手段と定義する)
であるが、クラツチストロークセンサAは、坂路
の途中にて車両の前方向に発進して登坂の場合、
クラツチがつながり始めてエンジンの駆動力を伝
達し、ブレーキを解除しても車両が後退しないタ
イミングのクラツチストロークのA(これをA設
定位置と定義する)を検出して信号を発する検出
装置である。また、クラツチストロークセンサB
は、坂路の途中にて車両の後方向に発進登坂の場
合、前記クラツチストロークセンサAよりもクラ
ツチがつながり側のポイントにて、ブレーキを解
除してもエンジンの駆動力のため車両が下降しな
いタイミングのクラツチストロークのB(これを
B設定位置と定義する)を検出して信号を発する
よう構成された検出装置である。
ストロークセンサAおよびクラツチストロークセ
ンサBは上述の如くクラツチストロークの状態を
検出してそれぞれ検出信号を発する検出装置(こ
れらクラツチストロークセンサAおよびクラツチ
ストロークセンサBをそれぞれ第1の係合位置検
知手段及び第2の係合位置検知手段と定義する)
であるが、クラツチストロークセンサAは、坂路
の途中にて車両の前方向に発進して登坂の場合、
クラツチがつながり始めてエンジンの駆動力を伝
達し、ブレーキを解除しても車両が後退しないタ
イミングのクラツチストロークのA(これをA設
定位置と定義する)を検出して信号を発する検出
装置である。また、クラツチストロークセンサB
は、坂路の途中にて車両の後方向に発進登坂の場
合、前記クラツチストロークセンサAよりもクラ
ツチがつながり側のポイントにて、ブレーキを解
除してもエンジンの駆動力のため車両が下降しな
いタイミングのクラツチストロークのB(これを
B設定位置と定義する)を検出して信号を発する
よう構成された検出装置である。
第2図はクラツチストロークと上記のA,Bと
の関連を示した曲線図である。
の関連を示した曲線図である。
つぎに、このような構成の本実施例の作動につ
いて、第3図に示す処理フロー図を参照して説明
する。まず、制御ユニツト8の各種検出装置11
のうち、エンジンの回転センサよりの検出信号か
らエンジンが回転していると判断され、セレクタ
ポジシヨンスイツチよりの検出信号がニユートラ
ルレンジ以外にあり、ギヤポジシヨンスイツチよ
りの検出信号が変速段1、2段又は後退段にあ
り、アクセルペダルセンサよりの検出信号からア
クセルペダル踏込量が零であり、車速センサより
の検出信号より車速が零であり、クラツチセンサ
よりの検出信号によりクラツチが開放状態にあ
り、ブレーキペダルスイツチよりの検出信号によ
りブレーキペダルスイツチよりの検出信号により
ブレーキペダルが踏み込まれていると、所定の作
動条件を満たすので、トランジスタTRのベース
に駆動信号が送られ、該トランジスタTRをON
とする。そして、ソレノイド6にはバツテリ10
より通電されるので、吸引コア7が作動して、戻
しバネ5aの弾性力に抗して電磁弁が作動し、ホ
イールシリンダ2より戻りの油圧ルートを断とす
る。したがつて、ブレーキペダル9を踏むことに
より、マスターシリンダ1より圧送されて電磁逆
止弁装置3を経てホイールシリンダ2に流入した
制動油は、車輪にブレーキをかけ、逆止弁4およ
び電磁弁5の作動のためマスターシリンダ1に逆
流を阻止されるので、ブレーキペダル9の踏み込
みが解放されてもホイールシリンダ2にて制動油
圧が保持されて、車両は停止状態を保持する。
いて、第3図に示す処理フロー図を参照して説明
する。まず、制御ユニツト8の各種検出装置11
のうち、エンジンの回転センサよりの検出信号か
らエンジンが回転していると判断され、セレクタ
ポジシヨンスイツチよりの検出信号がニユートラ
ルレンジ以外にあり、ギヤポジシヨンスイツチよ
りの検出信号が変速段1、2段又は後退段にあ
り、アクセルペダルセンサよりの検出信号からア
クセルペダル踏込量が零であり、車速センサより
の検出信号より車速が零であり、クラツチセンサ
よりの検出信号によりクラツチが開放状態にあ
り、ブレーキペダルスイツチよりの検出信号によ
りブレーキペダルスイツチよりの検出信号により
ブレーキペダルが踏み込まれていると、所定の作
動条件を満たすので、トランジスタTRのベース
に駆動信号が送られ、該トランジスタTRをON
とする。そして、ソレノイド6にはバツテリ10
より通電されるので、吸引コア7が作動して、戻
しバネ5aの弾性力に抗して電磁弁が作動し、ホ
イールシリンダ2より戻りの油圧ルートを断とす
る。したがつて、ブレーキペダル9を踏むことに
より、マスターシリンダ1より圧送されて電磁逆
止弁装置3を経てホイールシリンダ2に流入した
制動油は、車輪にブレーキをかけ、逆止弁4およ
び電磁弁5の作動のためマスターシリンダ1に逆
流を阻止されるので、ブレーキペダル9の踏み込
みが解放されてもホイールシリンダ2にて制動油
圧が保持されて、車両は停止状態を保持する。
つぎに車両を登坂発進させる場合、第3図の処
理フロー図のステツプaに移る。そして、アクセ
ルペダルセンサよりの検出信号からアクセルペダ
ルが踏み込まれていると判断されるとステツプb
に進み、該ステツプbにてギヤポジシヨンスイツ
チよりの検出信号が後退段以外の場合はステツプ
cに進む。そして、クラツチストロークセンサA
よりの検出信号が、前述のクラツチストロークの
Aの係合状態を検出して信号を発すると、制御ユ
ニツト8の内部のトランジスタTRのベースへの
駆動信号は解除され、したがつて、ソレノイド6
への通電も断となり、戻しバネ5aの復元力によ
り電磁弁5は解除される。
理フロー図のステツプaに移る。そして、アクセ
ルペダルセンサよりの検出信号からアクセルペダ
ルが踏み込まれていると判断されるとステツプb
に進み、該ステツプbにてギヤポジシヨンスイツ
チよりの検出信号が後退段以外の場合はステツプ
cに進む。そして、クラツチストロークセンサA
よりの検出信号が、前述のクラツチストロークの
Aの係合状態を検出して信号を発すると、制御ユ
ニツト8の内部のトランジスタTRのベースへの
駆動信号は解除され、したがつて、ソレノイド6
への通電も断となり、戻しバネ5aの復元力によ
り電磁弁5は解除される。
このため、ホイールシリンダ2にて制動油圧を
保持していた制動油は、解放された電磁弁5を介
してマスターシリンダ1に逆流するので車輪への
ブレーキ力が解除されると同時にクラツチの係合
状態は前記の如く、前進の場合の適切なAの状態
であるので、エンジンの駆動トルクを十分に伝達
できることとなり、円滑な坂路発進が可能とな
る。
保持していた制動油は、解放された電磁弁5を介
してマスターシリンダ1に逆流するので車輪への
ブレーキ力が解除されると同時にクラツチの係合
状態は前記の如く、前進の場合の適切なAの状態
であるので、エンジンの駆動トルクを十分に伝達
できることとなり、円滑な坂路発進が可能とな
る。
また、ステツプbにてギヤポジシヨンスイツチ
よりの検出信号が後退段の場合はステツプdに進
み、つぎにクラツチストロークセンサBよりの検
出信号が、クラツチストロークのBの係合状態を
検出して信号を発すると、トランジスタTRのベ
ースへの駆動信号を解除して、電磁弁5を解除す
る動作を行う。
よりの検出信号が後退段の場合はステツプdに進
み、つぎにクラツチストロークセンサBよりの検
出信号が、クラツチストロークのBの係合状態を
検出して信号を発すると、トランジスタTRのベ
ースへの駆動信号を解除して、電磁弁5を解除す
る動作を行う。
この場合、車両がバツクにて登坂の行動のため
前述の如く、クラツチストロークのAの状態より
は係合量の多いBの状態に設定してあるので、運
転者が後退に運転操作を徐々に行つても円滑な登
坂が可能である。
前述の如く、クラツチストロークのAの状態より
は係合量の多いBの状態に設定してあるので、運
転者が後退に運転操作を徐々に行つても円滑な登
坂が可能である。
なお、上記の実施例にては、坂路発進について
前進、後進の場合を説明したが、例えば、クラツ
チストロークのA,Bの外に係合量を変化して急
坂路発進の前進、後進を設ける如く、種々の変形
や応用が可能である。
前進、後進の場合を説明したが、例えば、クラツ
チストロークのA,Bの外に係合量を変化して急
坂路発進の前進、後進を設ける如く、種々の変形
や応用が可能である。
また、本実施例にてはクラツチストロークセン
サA,Bの2種を設けたが、1個のクラツチスト
ロークセンサにて、作動条件をA,Bの2種に切
換えて設定することも可能である。
サA,Bの2種を設けたが、1個のクラツチスト
ロークセンサにて、作動条件をA,Bの2種に切
換えて設定することも可能である。
第4図、第5図は本発明の第2、第3の実施例
を示す構成ブロツク図であり、前記と同一部分に
は同一の符号をつけ、その説明は省略する。
を示す構成ブロツク図であり、前記と同一部分に
は同一の符号をつけ、その説明は省略する。
これらの第2、第3の実施例はともに倍力装置
12を有する制動機構に関するものであり、ブレ
ーキペダル9を踏むことにより、エアータンク1
3の圧気は弁9aを介してリレーバルブ14を作
動させ、エアータンク13よりの圧気を倍力装置
12に送気せしめることにより、パワーピストン
12aを作動させ、連結しているハイドロリツク
ピストン12bの作動によつて制動油をホイール
シリンダ2に圧送して車両を制動するものであ
る。
12を有する制動機構に関するものであり、ブレ
ーキペダル9を踏むことにより、エアータンク1
3の圧気は弁9aを介してリレーバルブ14を作
動させ、エアータンク13よりの圧気を倍力装置
12に送気せしめることにより、パワーピストン
12aを作動させ、連結しているハイドロリツク
ピストン12bの作動によつて制動油をホイール
シリンダ2に圧送して車両を制動するものであ
る。
したがつて、第4図に示す如く、リレーバルブ
14と倍力装置12とを結ぶ配管に配設した電磁
逆止弁装置3は、倍力装置12に送気された圧気
を解除する電磁弁の作動条件を、前記第1の実施
例にて説明した如く、複数の条件に設定すること
が可能であり、また、これらの条件において円滑
な坂路発進が可能である。
14と倍力装置12とを結ぶ配管に配設した電磁
逆止弁装置3は、倍力装置12に送気された圧気
を解除する電磁弁の作動条件を、前記第1の実施
例にて説明した如く、複数の条件に設定すること
が可能であり、また、これらの条件において円滑
な坂路発進が可能である。
また、第5図は倍力装置12とホイールシリン
ダ2との制動油の通路に設けた電磁逆止弁装置3
を示すが、その電磁弁の油圧を解除する作動は第
1の実施例と同様である。
ダ2との制動油の通路に設けた電磁逆止弁装置3
を示すが、その電磁弁の油圧を解除する作動は第
1の実施例と同様である。
第6図は本発明の第4の実施例を示す構成ブロ
ツク図であり、ブレーキペダル9を踏むことによ
り、弁9aを介してエアータンク13の圧気によ
りリレーバルブ14を作動せしめ、エアータンク
13よりの圧気をリレーバルブ14を介してエア
ーシリンダ15に送気してエアーピストン16を
作動させ、カム17を操作してブレーキシユー1
8により車輪を制動するものである。そして、電
磁逆止弁装置3をリレーバルブ14とエアーシリ
ンダ15との空気通路の途中に配設してあるが、
該電磁逆止弁装置3に設けた電磁弁がエアーシリ
ンダ15の圧気を解除する作動条件を前記の如く
複数の条件に設定することが可能であり、したが
つて、これらの条件において、円滑な坂路発進が
可能となる。
ツク図であり、ブレーキペダル9を踏むことによ
り、弁9aを介してエアータンク13の圧気によ
りリレーバルブ14を作動せしめ、エアータンク
13よりの圧気をリレーバルブ14を介してエア
ーシリンダ15に送気してエアーピストン16を
作動させ、カム17を操作してブレーキシユー1
8により車輪を制動するものである。そして、電
磁逆止弁装置3をリレーバルブ14とエアーシリ
ンダ15との空気通路の途中に配設してあるが、
該電磁逆止弁装置3に設けた電磁弁がエアーシリ
ンダ15の圧気を解除する作動条件を前記の如く
複数の条件に設定することが可能であり、したが
つて、これらの条件において、円滑な坂路発進が
可能となる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように本発明は、登坂路に
て車両を円滑に発進させるため、ホイールシリン
ダの制動油圧を解除する電磁弁の作動条件を、少
なくとも、クラツチの複数の係合状態をクラツチ
ストロークセンサにより検出して、複数の異なる
条件に対応するように設定して前進と後進とに分
けて複数の設定を行つたので、いずれの場合の坂
路発進にても円滑に発進が可能となり、エンジン
ストツプや車両の後退が防止できる。したがつ
て、運転者は車両の発進の操作についての留意が
減ずるので、歩行者や他の車両との安全運転に専
念できることとなる。
て車両を円滑に発進させるため、ホイールシリン
ダの制動油圧を解除する電磁弁の作動条件を、少
なくとも、クラツチの複数の係合状態をクラツチ
ストロークセンサにより検出して、複数の異なる
条件に対応するように設定して前進と後進とに分
けて複数の設定を行つたので、いずれの場合の坂
路発進にても円滑に発進が可能となり、エンジン
ストツプや車両の後退が防止できる。したがつ
て、運転者は車両の発進の操作についての留意が
減ずるので、歩行者や他の車両との安全運転に専
念できることとなる。
また、一般の坂路発進の前進、後進に適合する
電磁弁の作動条件のみでなく、例えば、急坂路発
進時に適合する如く変形も可能であるので、各種
の場合に円滑な発進が可能となる。
電磁弁の作動条件のみでなく、例えば、急坂路発
進時に適合する如く変形も可能であるので、各種
の場合に円滑な発進が可能となる。
第1図は本発明に係る制動油圧保持装置の第1
の実施例を示すブロツク図、第2図はクラツチス
トロークとストロークA,Bとの関連を示す曲線
図、第3図は第1図構成になる実施例の処理を示
す処理フロー図、第4図、第5図、第6図は本発
明に係る第2、第3、第4の実施例を示すブロツ
ク図である。 1……マスターシリンダ、2……ホイールシリ
ンダ、3……電磁逆止弁装置、5……電磁弁、8
……制御ユニツト、9……ブレーキペダル、11
……各種検出装置。
の実施例を示すブロツク図、第2図はクラツチス
トロークとストロークA,Bとの関連を示す曲線
図、第3図は第1図構成になる実施例の処理を示
す処理フロー図、第4図、第5図、第6図は本発
明に係る第2、第3、第4の実施例を示すブロツ
ク図である。 1……マスターシリンダ、2……ホイールシリ
ンダ、3……電磁逆止弁装置、5……電磁弁、8
……制御ユニツト、9……ブレーキペダル、11
……各種検出装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ブレーキペダルの踏み込みによりブレーキを
作動させた油圧を保持する逆止弁と、該逆止弁と
並列に接続されソレノイドの付勢で閉じられて動
作中は常閉型となる電磁弁と、クラツチの断から
接への動作を検知して前記電磁弁を閉から開へ動
作させる制動油圧保持装置において、クラツチの
断から接への途中のA設定位置を検知する第1の
係合位置検知手段と、該第1の係合位置検知手段
が検知するA設定位置より接側に設けられたB設
定位置を検知する第2の係合位置検知手段と、車
両の前進発進時に第1の係合位置検知手段の位置
検知により上記電磁弁を開方向に駆動し、車両の
後進発進時に第2の係合位置検知手段の位置検知
により上記電磁弁を開方向に駆動する電磁弁駆動
手段とを具備することを特徴とする制動油圧保持
装置。 2 前記流体駆動手段の流体に空気を用いたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の制動油
圧保持装置。 3 前記流体駆動手段の流体にオイルを用いたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の制動
油圧保持装置。 4 前記流体駆動手段の流体に空気およびオイル
を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の制動油圧保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9638185A JPS61257354A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | 制動油圧保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9638185A JPS61257354A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | 制動油圧保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61257354A JPS61257354A (ja) | 1986-11-14 |
| JPH0568396B2 true JPH0568396B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=14163381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9638185A Granted JPS61257354A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | 制動油圧保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61257354A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63173881U (ja) * | 1987-05-02 | 1988-11-11 | ||
| JPS63173880U (ja) * | 1987-05-02 | 1988-11-11 | ||
| JP2748365B2 (ja) * | 1987-08-05 | 1998-05-06 | いすゞ自動車株式会社 | 制動力保持装置 |
| JP2718037B2 (ja) * | 1987-08-31 | 1998-02-25 | いすゞ自動車株式会社 | 制動力保持装置 |
| JPH01153368A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-15 | Suzuki Motor Co Ltd | 連続可変変速機のブレーキ制御方法 |
| JPH01153367A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-15 | Suzuki Motor Co Ltd | 連続可変変速機のブレーキ制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502137A (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-10 |
-
1985
- 1985-05-07 JP JP9638185A patent/JPS61257354A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61257354A (ja) | 1986-11-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |