JPH05685Y2 - - Google Patents

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JPH05685Y2
JPH05685Y2 JP9935589U JP9935589U JPH05685Y2 JP H05685 Y2 JPH05685 Y2 JP H05685Y2 JP 9935589 U JP9935589 U JP 9935589U JP 9935589 U JP9935589 U JP 9935589U JP H05685 Y2 JPH05685 Y2 JP H05685Y2
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valve
hole
crater
valve rod
side hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 燃料タンクから火口に供給する燃料流量の調節
弁を操作するため、点火装置の支持体に対して回
転可能に取り付けた燃料タンクに肉厚の弾性ガス
ケツトを密挿し、この弾性ガスケツトに柄部を密
挿した火口弁桿の上部を前傾させることにより前
記柄部に穿たれている前記燃料流量調節弁の弁孔
を通じ火口弁桿の軸孔に燃料を供給する液化ガス
ライターは、たとえば実開平1−111942号公報な
どによつて公知である。前記公開公報記載の考案
によれば、火口弁桿の上部に団子状の張出部が設
けてあるが、これは、火口弁桿駆動用のレバーの
駆動を解除し、火口弁桿の傾斜が直立状に復位す
ることにより消火する過程において、前記レバー
の先端部が前記張出部材を上方に越える際、火口
弁桿の前傾を瞬間的に強化することにより、流量
調節弁の弁孔への燃料供給を瞬間的に急増し、そ
の結果空燃比の不適正となつた火焔が消失するよ
うに工夫したものである。そして、前記張出部を
設けないで、火口弁桿を単なる直筒状に形成すれ
ば、火口弁桿が復位しても、前記弁孔付近に残存
する少量の液化ガスが、閉鎖しているはずの弁孔
の周辺の弾性ガスケツトを無理に押し拡げて弁孔
に進入するため、火口弁桿の駆動力を解除した
後、場合により数秒間も火焔が持続するのであ
る。
前記公開公報記載の考案によればこのような欠
点は解消することができたのであるが、生ガスの
異常供給により消失するのでは無駄な燃料消費を
強いられるうえ、点火の際も消火の際も火口弁桿
がぎこちない段差的運動をするので、ライターの
使用感に問題が生じるという欠点があつた。
この考案は前記したような液化ガスライターに
おけるこれらの欠点を一切解消する手段を提供し
たものである。
(考案の構成) 以下、図示の実施例によりこの考案を説明す
る。すなわち、2は点火装置5および燃料タンク
1の支持体である。ただし、燃料タンク1は火口
に供給する燃料流量調節のため所要角度範囲に回
転可能に支持されている。3は肉厚の弾性ガスケ
ツトで、燃料タンク1の口枠11に密嵌されてい
る。弾性ガスケツト3には第2図に示すように直
筒状の軸孔31が穿たれている。4は有底中空の
火口弁桿でその柄部が前記軸31に密挿されてお
り、そのため火口弁桿4は弾性的に傾倒可能に軸
支されている。ただし、下記するように、火口弁
桿4には燃料流量調節弁の弁孔が設けてある。ま
た下記するように、燃料タンク1から前記弁孔へ
の供給通路の開閉弁が設けられており、火口弁桿
4の上部が前傾する際この供給通路が開くように
なつている。
上記のような液化ガスライターは公知である
が、この考案によれば、このような公知のものに
おいて、火口弁桿の柄部には、上つば43、下つ
ば44間においてくびれ部45をもつ鼓状部42
が形成されており、鼓状部42には上部側孔46
および下部側孔47が穿たれている。そして、上
部側孔46により前記した燃料流量調節弁の弁孔
が形成されているとともに、下部側孔47により
排気孔が形成され、また下つば44により前記し
た供給通路の開閉弁の弁体が形成されている。
さて、この考案は上記のようにしてなつているの
であるが、図示の実施例は上記した考案をペン型
ライターに適用したもので、ペンの軸部に対応す
る燃料タンク1がライターの風防壁を形成する支
持体2により回転自在に支持されている。すなわ
ち、燃料タンク1の口壁に口枠11が接着固定さ
れており、この口枠11の、特に第9図によくあ
らわれている半つば部12が、風防壁である支持
体2の一部に形成されている掛爪21によつて支
持されていて、燃料タンク1を回転した場合、半
つば12の末端13a又は13bが掛爪21に係
合することにより、回転角の範囲がほぼ180度に
制限されるようになつている。
つぎに、図示例において点火装置5は、発火石
51をバネ52で弾支する発火石筒53、発火石
筒53に軸支されているヤスリ車54、発火石筒
53と一体に形成されているクリツプ55、およ
び発火石筒53の前部に固定されている点火レバ
ー56を有しており、発火石筒53は、その左右
両側の周面に穿たれている浅い縦溝(図には表れ
ていない)が、支持体2の後端の左右両側から発
火石筒53を挟み込むように形成されている縦ひ
だ57(図示では発火石筒53の下方のバネ52
の間に一部が見えている)に係合することにより
発火石筒53が縦方向に案内を受け、発火石筒5
3は上方に引き抜くことができるようになつてい
る。なお、バネ52の下端は支持体2の一部に形
成されている受皿22に係合し、かくして点火装
置5が支持体2により支持されている。
また、図示例において、弾性ガスケツト3は第
2図に示すようなもので、第7図ないし第9図に
示す口枠11を介し燃料タンク1に嵌着されてい
る。すなわち、口枠11の軸孔下端部は漏斗状を
呈している一方、弾性ガスケツト3の下半部は直
筒状で外径が口枠11の下端部の内径よりかなり
大きいので、弾性ガスケツト3を口枠11に上方
から単に押し込むだけで口枠11に密嵌され、従
つて密嵌用の接着剤が不要である。
さらに、図示例において、特に第3図ないし第
7図からわかるように、上部側孔46と下部側孔
47との水平面内の位相差角は約85度に設定され
ているが、この考案において前記した位相差角は
この角度に限定されるものではない。すなわち、
このような位相差角は火口弁桿4の鼓状部42の
状つば43の下つば44間の距離、くびれ部45
のくびれの深さ、上部側孔46および下部側孔4
7の設定位置およびそれらの孔径などにより、最
適の位相差角がかなり違い、場合によればこの位
相差角が0であつてもよい。しかしながら、実験
によれば燃料流量調節の過敏性を防ぐため、位相
差角は一般に過小に設定すべきでなく、90度程度
の適当な角度に設定することが好ましい。
なお、第1図に示されているスポンジ32は燃
料タンク1に収容されている液化ガスを一時的に
吸収貯留し、火口弁桿4の傾倒による開弁に即応
して火口弁桿4に燃料を送入できるようにしたも
のである。
すなわち、この考案は前記のようにしてなり、
火口弁桿4の鼓状部42に穿たれている上部側孔
46が流量調節弁の弁孔を形成するとともに、鼓
状部42の下つば44が燃料タンク1からこの弁
孔への供給通路の開閉弁の弁体を形成しているの
で、第1図に示した火口弁桿4の直立の態様にお
いては前記した開閉弁が完全に閉鎖されている。
この状態における火口弁桿の鼓状部42と弾性ガ
スケツト3との関係は第10図aに示されてい
る。ただし、弾性ガスケツト3の軸孔31は直筒
状なので軸孔壁に食い込んでいる上つば43、下
つば44と弾性ガスケツト3との密着度は高い
が、くびれ部45の周面と、弾性ガスケツト3と
の密着度は比較的低い。
ところで、火口弁桿4はその柄部が弾性ガスケ
ツト3の直筒状軸孔31に密挿されているので、
点火のため火口弁桿4の上部を前傾すれば下つば
44を含む鼓状部42の下部が弾性ガスケツト3
の弾圧に抗して後方に移動し、そのため鼓状部4
2の周面の前部と弾性ガスケツト3の軸孔31の
孔壁間には〓間S(第10図b参照)が発生する
との同時にいままで閉鎖状態にあつた前記開閉弁
が開く。そこで燃料タンク1の液化ガスは〓間S
をへて流量調節弁の弁孔である上部側孔46をへ
て火口弁桿4の軸孔41内に進入して気化し、火
口から放出され、点火装置により点火される。た
だし図示例によれば、下部側孔47と弾性ガスケ
ツト3の軸孔壁間には僅かに〓間があるので液化
ガスは少量ながら下部側孔47からも供給され
る。上部側孔46と下部側孔47とを同位相に設
定した場合は図示されてないが、その場合は燃料
がこれらの両孔からほぼ同様に供給されるので、
燃料供給量を所要量に制限するため両孔の径を特
に小さく設定する必要がある。
つぎに、火口弁桿4の上部を前傾する駆動力を
解除すれば、火口弁桿4は弾性ガスケツト3の弾
性により第1図に示す直立の状態に復位する。火
口弁桿4の復位が完全に終了した状態において下
つば44を弁体とする開閉弁は完全に閉鎖してお
り、従つて燃料タンクからの液化ガスの供給のな
いことは前記した通りである。
ところで、この考案によれば、火口弁桿4上部
を前傾させる駆動力の解放に即応して火焔は消失
し、前記したような残焔は全く生じない。このよ
うな消焔即応性の原因についてはその解析が完了
したわけではないが、およそつぎのようなもので
あると考察される。
すなわち、弾性ガスケツト3とこれに軸支され
ている火口弁桿4を一つの運動系とすれば、弾性
運動体は弾性ガスケツト3であり、火口弁桿4は
弾性運動体の被動体である。火口弁桿4の完全復
位直前の過渡状態を考えれば、弾性運動体である
弾性ガスケツト3の軸孔面は前後方向において減
衰自己振動を行い、被動体である火口弁桿4は弾
性ガスケツト3の減衰振動に付随して減衰振動す
る。しかしながら、この場合の火口弁桿4の振動
の制動力は弾性ガスケツト3の固体内分子間摩擦
に起因する。前記した過渡状態においては、前記
した供給通路の開閉弁は既に完全に閉鎖し、くび
れ部45の周囲には僅かながら液化ガスが残存し
ているが、この残存液化ガスの層はそれ自身弾性
ガスケツト3による被動体であるから、圧力があ
つても火口弁桿4の制動原因にはならない。前記
運動系の前記した過渡状態において、鼓状部42
における上部側孔46のレベルの火口弁桿傾倒時
における後方への移動量は、下部側孔47のレベ
ルの後方への移動量よりも小さかつたので、火口
弁桿4の復位の過程における上部側孔46のレベ
ルにおける弾性ガスケツト3とくびれ部45の周
面の前部および後部との密着性は、下部側孔47
のレベルのそれよりも早期に回復する。
従つて、火口弁桿4の復位直前の前記した弾性
系過渡状態において、弾性ガスケツト3の軸孔面
により上部側孔46が閉鎖されていても、下部側
孔47のレベルにおけるくびれ部45の周面の前
部および後部には未だ小さい〓間Sa,Sb(第10
図c参照)が残留しており、前部の〓間Saに既
に供給された少量の未気化液化ガスがここに残存
する。このような〓間Saは、弾性ガスケツト3
の軸孔の前部壁面および後部壁面がこの過渡期に
おいて振動を受けているとともにその振動に際し
くびれ部45と前記軸孔の側壁面との間で相対移
動が発生するため、その摺動面には僅かながら〓
間Scが発生し、そのためこの〓間Scを通じ、前
部の〓間Saに残存する液化ガスが後部の〓間Sb
にも進入する。ただし、理解の便宜上、〓間Sa,
Sbの大きさが誇張して描かれていることを了解
されたい。
前記したように、この時点では上部側孔46が
閉鎖されているので、〓間Sa,Sbに存在する液
化ガスは上部側孔46には進入し難いが、下部側
孔47を通じて速やかに火口弁桿4の軸孔41に
進入して気化し火口に達するので、これが速やか
に燃え切つて完全に消焔する。すなわち、下部側
孔47は液化ガスの排気孔を構成するものであ
る。なお、下部側孔47を設けない場合は、〓間
Saに残存する液化ガスが、既に閉鎖されている
上部側孔46の周囲の弾性壁を無理に押し拡げつ
つ上部側孔46に徐々に進入するので、前傾への
駆動力解除後も残焔が持続するのに対し、この考
案によれば、そのような残焔がなく、火口弁桿4
の駆動解除に即応して消焔するのである。
これまでに、第10図を用いて前記残焔解消の
作用を説明して来た。第10図は流量調節弁の弁
孔に相当する上部側孔46が前方を向くように火
口弁桿4を回転した態様を示しているが、この態
様は燃料の供給が最大、従つて火焔長を最大にす
る燃料流量調節の態様である。
一方、第11図には、燃料タンクに伴う火口弁
桿4の回転により火口への燃料の供給量が最小、
すなわち実用上最小長の火焔を得る燃料流量調節
の態様が示されている。すなわち、図示からわか
るように、図示の実施例において、この調節の態
様は燃料タンク1を操作し、火口弁桿4を第10
図に示す角位置から90度回転することによつて得
られる。第11図のa図は第10図のa図と同じ
く火口弁桿4が直立位置にあり、従つて鼓状部の
下つば44と弾性ガスケツト3によつて構成され
る前記開閉弁が閉鎖しているため、上部側孔46
を弁孔として構成される前記流量調節弁がかりに
開いていても燃料タンク1の液化ガスは火口に供
給されない。
第11図のb図には第10図のbと同じく、点
火のため、それぞれ火口弁桿4の上部が前傾位
置、鼓状部42が後方に移動した位置にあるた
め、くびれ部45の前部周面付近には〓間Sが発
生し、そのため上部側孔46が〓間Sおよび前記
開閉弁をへて燃料タンク1内に通じ、従つて、実
用上最小限の液化ガスが火口弁桿4の軸孔に供給
されるが、下部側孔47は後方にあるため、弾性
ガスケツト3により閉鎖されている。
第11図のc図には第10図のc図と同じく、
火口弁桿4が復位直前の位置にある過渡期の状態
が示されている。この過渡期の瞬間において上部
側孔46は弾性ガスケツト3により既に閉鎖され
ている一方、第10図のc図と同様、下部側孔4
7のレベルにおけるくびれ部45の周面の前方お
よび後方には僅かな〓間Sa,Sbが残存しており、
同時に下部側孔47が後方の〓間Sbに開いてい
るため、上部側孔46に進入できずに残存してい
る液化ガスは第10図につき説明した〓間Sc,
Sbおよび下部側孔47をへて火口弁桿4の軸孔
41に進入する結果、火口弁桿4の復位完了時ま
でにこの残存液化ガスが消費されつくし、直ちに
消焔する。
(考案の効果) すなわち、この考案によれば、前記したよう
に、点火のための火口弁桿に対する駆動力の解除
に即応し、残焔なくライターが消焔する手段が提
供できるのみならず、前記した従来技術のよう
に、火口弁桿に不細工な団子状張出部を設けず、
火口弁桿を直筒状に形成できるので、点火時、消
火時において火口弁桿のぎこちない段差的運動が
回避される。また、消火のための生ガスの異常供
給も不要なので燃料の無駄もない。かくして、こ
の考案によれば、使用感において著しく優れ、か
つ経済的な火口弁桿傾倒式ガスライターを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の不作動時におけ
る要部縦断左側面図、第2図は組付前における弾
性ガスケツトの要部縦断面図、第3図は第1図に
おける火口弁桿の下部の右側面図、第4図は同じ
く要部縦断左側面図、第5図は第4図におけるA
−A断面図、第6図は同じくB−B断面図、第7
図は組付前における口枠の縦断面図、第8図は同
じく平面図、第9図は同じく底面図、第10図お
よび第11図は流量調節弁および排気孔の作用説
明図で、第10図は最大流量の調節位置における
火口弁桿の鼓状部の上部側孔のレベルにおける横
断面図、第11図は最小流量の調節位置における
前記上部側孔のレベルにおける横断面図である。 1は燃料タンク、11は口枠、12は半つば
部、13a,13bは末端、2は支持体、21は
掛爪、22は受皿、3は弾性ガスケツト、31は
軸孔、32はスポンジ、4は火口弁桿、41は軸
孔、42は鼓状部、43は上つば、44は下つ
ば、45はくびれ部、46は上部側孔、47は下
部側孔、5は点火装置、51は発火石、52はバ
ネ、53は発火石筒、54はヤスリ車、55はク
リツプ、56は点火レバー、57は縦ひだ、S,
Sa,Sb,Scは〓間である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 点火装置5を支持するとともに、火口に供給す
    る燃料流量調節のため燃料タンク1を所要角度範
    囲に回転可能に支持する支持体2を有し、直筒状
    の軸孔31を穿つた肉厚の弾性ガスケツト3を燃
    料タンク1の口壁に密嵌し、燃料流量調節弁の弁
    孔を設けた有底中空の火口弁桿4の柄部を前記軸
    孔31に密挿したことにより火口弁桿4を弾性的
    に傾倒可能に軸支し、火口弁桿4の上部が前傾す
    る際燃料タンク1から前記弁孔への供給通路の開
    閉弁が開くようにした液化ガスライターにおい
    て、上つば43下つば44間のくびれ部45をも
    つ鼓状部42を火口弁桿4の前記柄部に形成する
    とともに、上部側孔46および下部側孔47を鼓
    状部42に穿ち、上部側孔46により前記燃料流
    量調節弁の弁孔を、下部側孔47により排気孔
    を、下つば44により前記供給通路の開閉弁の弁
    体をそれぞれ形成してなる火口弁桿傾倒式ガスラ
    イター。
JP9935589U 1989-08-25 1989-08-25 Expired - Lifetime JPH05685Y2 (ja)

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