JPH0569068U - 油圧作業装置のネガティブブレーキ装置 - Google Patents
油圧作業装置のネガティブブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH0569068U JPH0569068U JP1836692U JP1836692U JPH0569068U JP H0569068 U JPH0569068 U JP H0569068U JP 1836692 U JP1836692 U JP 1836692U JP 1836692 U JP1836692 U JP 1836692U JP H0569068 U JPH0569068 U JP H0569068U
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧作業装置において、油圧作動手段をでき
るだけショックが小さく始動・停止制御することができ
るようにし、さらに、油圧作動手段のインチング制御を
も可能とするネガティブブレーキ装置を提供する。 【構成】 ネガティブブレーキ装置30は、油圧作動手
段21に対して作動油供給が行われないときに制動作動
するブレーキ手段31を備える。一方、油圧作業装置の
油圧回路20には、油圧ポンプ22の吐出圧を油圧作動
手段21の作動圧に応じて制御する吐出圧制御バルブ2
5が取り付けられており、この吐出圧制御バルブ25に
対して上記作動圧を帰還供給するための作動圧フィード
バックライン23aが作動油供給制御バルブ23に接続
されている。そして、ブレーキ手段31の制動作動を解
除するための解除圧は、作動圧フィードバックライン2
3aから取り出される。
るだけショックが小さく始動・停止制御することができ
るようにし、さらに、油圧作動手段のインチング制御を
も可能とするネガティブブレーキ装置を提供する。 【構成】 ネガティブブレーキ装置30は、油圧作動手
段21に対して作動油供給が行われないときに制動作動
するブレーキ手段31を備える。一方、油圧作業装置の
油圧回路20には、油圧ポンプ22の吐出圧を油圧作動
手段21の作動圧に応じて制御する吐出圧制御バルブ2
5が取り付けられており、この吐出圧制御バルブ25に
対して上記作動圧を帰還供給するための作動圧フィード
バックライン23aが作動油供給制御バルブ23に接続
されている。そして、ブレーキ手段31の制動作動を解
除するための解除圧は、作動圧フィードバックライン2
3aから取り出される。
Description
【0001】
本考案は、油圧作業装置のいわゆる自走動を阻止するネガティブブレーキ装置 に関する。
【0002】
例えば、車体上に水平旋回が自在なブームを備えた作業車(油圧作業装置:図 1参照)には、図3に示すように、ブームの水平旋回作動を行わせる油圧モータ (油圧作動手段)41と、車載の油圧ポンプ42から吐出された作動油の油圧モ ータ41に対する供給制御を行う作動油供給制御バルブ43とを備えた油圧回路 40が設けられる。この油圧回路40には、油圧モータ41に過負荷が作用する のを防止するため、油圧モータ41に所定の高圧が作用した場合に油圧モータ4 1の2つの入力ポートを短絡させるバイパス回路44が設けられている。このた め、例えば、作業車が傾斜地に停止している場合において作動油供給制御バルブ 43が中立位置(作動油を油圧モータ41に供給しない位置)に位置させている にもかかわらず、油圧モータ41とバイパス回路44間に油圧閉回路が形成され 、ブームが自らの重量等により油圧モータ41を回転させて勝手に旋回動(自走 動)してしまうことがある。
【0003】 そこで、このような自走動を阻止するためのネガティブブレーキ装置50が備 えられることが多い。このネガティブブレーキ装置50は、単動式の油圧シリン ダからなるブレーキシリンダ51を有しており、作動油供給制御バルブ43を通 じて油圧モータ41に対して作動油供給が行われないときには、内蔵されたバネ の付勢力により油圧モータ41の自走動を阻止すべく制動作動し、上記作動油供 給が行われるときには、その供給作動油中から取り出される油圧によりその制動 作動が自動的に解除される。
【0004】 また、上記油圧回路40には、油圧ポンプ42の吐出圧を油圧モータ41の作 動圧(負荷の大きさに対応して増減する)に応じて制御する吐出圧制御バルブ4 5が取り付けられることが多い。この場合、作動油供給制御バルブ43には、上 記作動圧を吐出圧制御バルブ45に帰還供給するための作動圧フィードバックラ イン43aが接続される。なお、この作動圧フィードバックライン43aは作動 油供給制御バルブが中立位置にあるときは、オイルタンク46に接続され、吐出 圧制御バルブ45が開放状態となるのを許容する。
【0005】 ところで、上記のようなブレーキ手段50の作動を解除させる解除圧は、従来 、作動油供給制御バルブ43により流量と流れ方向が制御された作動油から、自 動的に高圧側の油圧を取り出せるように構成されたシャトルバルブ49を介して 得ていた。このため、油圧モータ41の非作動時にこの解除圧をタンク46に開 放することができるように、作動油供給制御バルブ43をいわゆるポンプクロー ズドセンタ(ABT接続)タイプのバルブとする必要があった。したがって、作 動油供給制御バルブ43と油圧モータ41間にはカウンタバランスバルブ47を 設ける必要が生じ、このカウンタバランスバルブ47により、油圧モータ41へ の作動油供給が行われないときは作動油供給制御バルブ43と油圧モータ41間 をつなぐ管路48を全て閉止ブロックする一方、作動油供給が行われるときはそ の供給圧により、タンク46に排出される作動油のための管路を開通させるよう にしていた。
【0006】
しかしながら、そのようなカウンタバランスバルブ47を用いた油圧回路40 によると、ブームの作動開始時および停止時におけるカウンタバランスバルブ4 7の開通状態とブロック状態間の切換えにより、旋回用油圧モータ41に供給さ れる作動油流量が急激に増減されるため、ブームの始動・停止ショックが大きく なるという問題がある。また、低流量における作動油の緻密な流量制御ができな いため、旋回用油圧モータ41、即ち、ブームのいわゆるインチング制御ができ ず、作業に不便であるという問題もある。
【0007】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、油圧作動手段をでき るだけショックが小さくなるように始動・停止制御し、さらには、油圧作動手段 のインチング制御を可能とする油圧作業装置のネガティブブレーキ装置を提供す ることを目的としている。
【0008】
上記の目的を達成するために、本考案のネガティブブレーキ装置では、ブレー キ手段の制動作動を解除させる解除圧を、作動圧フィードバックラインから取り 出すようにしている。
【0009】
このようなネガティブブレーキ装置では、ブレーキ手段の解除圧を、作動油供 給制御バルブに接続された作動圧フィードバックラインから取り出す。これによ り、油圧作動手段を停止させるよう作動油供給制御バルブが中立位置に切り換え られると作動圧フィードバックラインはタンクに接続されて解除圧が抜ける。こ のため、作動油供給制御バルブとしてクローズドセンタタイプのものを用いるこ とができる。したがって、カウンタバランスバルブを設ける必要もなく、電磁比 例制御弁等からなる作動油供給制御バルブにより油圧作動手段への供給流量を除 々に増減させ、油圧作動手段をショックが少ないように始動・停止させることが できる。また、上記作動油供給制御バルブにより作動油の低流量制御が可能であ るため、油圧作動手段のインチング制御も可能となる。
【0010】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、本考案に係るネガティブブレーキ装置を備えた高所作業車(油圧作業装 置)について説明する。 この高所作業車1は、走行自在な走行体2の上部に、この走行体2に対して水 平旋回が自在な旋回台3を備えてなる。旋回台3の上部には、テレスコープ状に 伸縮自在なブーム4が起伏自在に枢着されている。また。ブーム4の先端には、 作業台5が取り付けられており、この作業台5に搭乗した作業者は、旋回台3の 旋回作動およびブーム4の起伏・伸縮作動を通じて任意の高所に移動することが できる。
【0011】 ところで、上記旋回台3の旋回作動は、旋回台3に内蔵された旋回用油圧モー タ21の作動により行われる。このため、旋回台3には、エンジンEにより駆動 される油圧ポンプ22と、この油圧ポンプ22から吐出された作動油を旋回用油 圧モータ21に供給する油圧回路が設けられている。 その油圧回路20は、図2に示すように、旋回用油圧モータ21に対する作動 油の供給制御を行う作動油供給制御バルブ23と、油圧ポンプ22の吐出圧を旋 回用油圧モータ21の作動圧に応じて制御する吐出圧制御バルブ25と、旋回用 油圧モータ21の正転側入力ポート21aおよび逆転側入力ポート21b間を短 絡させる2つのバイパス回路24,24を備えて構成されている。
【0012】 作動油供給制御バルブ23は、いわゆるクローズドセンタタイプの電磁比例制 御弁である。したがって、中立位置にあるときは、油圧ポンプ22にポンプライ ンL1を介してつながるプレッシャポートP,旋回用油圧モータ21につながる 第1出力ポートAおよび第2出力ポートB,さらにはタンク26につながるタン クポートTのすべてを閉止ブロックする。また、作動油供給制御バルブ23は、 旋回用油圧モータ21の正転側入力ポート21aに作動油を供給する右動位置と 、逆転側入力ポート21bに作動油を供給する左動位置とを有する3位置切換え 弁であるが、電磁比例制御弁であるため、作動油の流量を除々に変化させること ができる。 なお、この作動油供給制御バルブ23には、上記4つのポート(P,A,B, T)のほかに作動圧ポートSが形成されている。この作動圧ポートSは、作動油 供給制御バルブ23が中立位置にあるときは、タンクポートTを通じてタンク2 6に接続される。また、作動油供給制御バルブ23が右動位置または左動位置に あるときは、プレッシャポートにP接続される。
【0013】 吐出圧制御バルブ25はポンプラインL1上に設けられており、そのスプール の一方にはポンプラインL1における自らの下流側につながるパイロットライン 25aが接続されており、他方には作動油供給制御バルブ23の作動圧ポートS につながる作動圧フィードバックライン23aが接続されている。したがって、 吐出圧制御バルブ25は、油圧ポンプ22の吐出圧が、作動圧フィードバックラ イン23aを通じて作用する旋回用油圧モータ21の作動圧を上回ったときにポ ンプラインL1を開通させる。これにより、油圧ポンプ22の吐出圧が適正に制 御される。
【0014】 両バイパス回路24,24にはそれぞれ、リリーフバルブ24a,24aが取 り付けられており、旋回用油圧モータ21の2つの入力ポート21a,21bの うち一方における作動油の圧力が所定の高圧に達したときに、その高圧側の管路 を他方の入力ポートにつながる低圧側の管路に短絡してその高圧を逃がす。この ため、例えば、旋回用油圧モータ21に過大な負荷が作用した場合は、高圧作動 油はいずれかのバイパス回路24を介してタンク26にドレンされ、旋回用油圧 モータ21や高圧側の管路が保護される。
【0015】 このように構成された油圧回路20により、旋回用油圧モータ21を正転また は逆転作動させ、旋回台3およびブーム4を水平旋回作動させることができるが 、作動油供給制御バルブ23が中立位置にある場合でも、旋回用油圧モータ21 とバイパス回路24間には油圧閉回路が形成され、旋回用油圧モータ21の自由 回転が許容される。このため、図1に示すように、高所作業車1を傾斜地に停止 させたときは、ブーム4の重量等により旋回台3およびブーム4が勝手に自走旋 回してしまうことになりかねない。そこで、本高所作業車1には、上記ネガティ ブブレーキ装置が備えられている。
【0016】 ネガティブブレーキ装置30は、旋回台3の下面にブレーキシュー32を押し 付けて旋回台3および旋回用油圧モータ21の回転を阻止すべく制動作動するブ レーキシリンダ31からなる。このブレーキシリンダ31のボトム側空間31a には、バネ31bが取り付けられており、ブレーキシュー32の押し付け力を発 生させている。一方、このブレーキシリンダ31のロッド側油室31cには、解 除圧ライン33が接続されており、この解除圧ライン33を介してロッド側油室 31c内に油圧(解除圧)が供給されることにより、ブレーキシュー32を上記 押し付け力に抗して旋回台3の下部から離脱させ、ブレーキシリンダ31の制動 作動が解除される。そして、上記解除圧ライン33は、前述の作動圧フィードバ ックライン23aに接続されている。
【0017】 このため、作動油供給制御バルブ23を右動位置または左動位置に位置させて 旋回用油圧モータ21に作動油を供給すれば、その作動圧が作動圧フィードバッ クライン23aを介して解除圧ライン33に供給され、解除圧としてブレーキシ リンダ31のロッド側油室31cに供給される。このため、ブレーキシリンダ3 1の制動作動が解除され、旋回用油圧モータ21,旋回台3およびブーム4が旋 回作動することができる。 そして、作動油供給制御バルブ23を中立位置に戻して旋回用油圧モータ21 への作動油供給を停止すれば、ブレーキシリンダ31に供給されていた解除圧は 、作動圧フィードバックライン23aを通じてタンク26に開放される。このた め、ブレーキシリンダ31が制動作動し、旋回台3等の自走旋回が阻止される。
【0018】 また、前述のように作動油供給制御バルブ21の切換え作動の制御を通じて旋 回用油圧モータ21への作動油供給流量を除々に増減させたり、緻密に低流量制 御したりすることが可能である。したがって、旋回台3の作動を小さなショック で始動又は停止させたり、ブーム4のインチング制御を行ったりすることもでき る。
【0019】
以上のように、本考案のネガティブブレーキ装置では、ブレーキ手段の解除圧 を作動油供給制御バルブに接続された作動圧フィードバックラインから取り出す ようにしている。そして、作動圧フィードバックラインは、作動油供給制御バル ブから油圧作動手段に作動油が供給されないときにはタンクに接続される。この ため、油圧作業装置の油圧回路において、作動油供給制御バルブとしてクローズ ドセンタタイプのバルブを用いることができ、従来のようなカウンタバランスバ ルブは不要とすることができる。したがって、構造が簡単である上に、電磁比例 制御弁等からなる作動油供給制御バルブにより油圧作動手段に対する作動油の供 給流量を緻密に制御することができ、油圧作動手段のショックの小さな始動・停 止制御やインチング制御を行うことができる。
【図1】本考案に係るネガティブブレーキ装置を備えた
高所作業車の側面図である。
高所作業車の側面図である。
【図2】上記ネガティブブレーキ装置の油圧回路図であ
る。
る。
【図3】従来のネガティブブレーキ装置の油圧回路図で
ある。
ある。
1 高所作業車 3 旋回台 21 旋回用油圧モータ(油圧作動手段) 23 作動油供給制御バルブ 23a 作動圧フィードバックライン 25 吐出圧制御バルブ 30 ネガティブブレーキ装置 31 ブレーキシリンダ 32 ブレーキシュー 33 解除圧ライン
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧により作動する油圧作動手段と、油
圧ポンプから吐出される作動油の前記油圧作動手段に対
する供給制御を行う作動油供給制御バルブと、この作動
油供給制御バルブを通じて前記油圧作動手段に対して作
動油供給が行われないときに前記油圧作動手段の自走動
を阻止すべく制動作動し、その作動油供給が行われると
きは油圧により制動作動が解除されるブレーキ手段とを
備えてなり、 前記作動油供給制御バルブには、前記油圧ポンプの吐出
圧を前記油圧作動手段の作動圧に応じて制御する吐出圧
制御バルブに対して前記作動圧を帰還供給するための作
動圧フィードバックラインが接続されており、その作動
圧フィードバックラインは、前記作動油供給制御バルブ
から前記油圧作動手段に作動油の供給が行われないとき
にオイルタンクに接続されるようになっている油圧作業
装置のネガティブブレーキ装置であって、 前記ブレーキ手段の制動作動を解除させる解除圧を前記
作動圧フィードバックラインから取り出すようにしたこ
とを特徴とする油圧作業装置のネガティブブレーキ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1836692U JPH0569068U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 油圧作業装置のネガティブブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1836692U JPH0569068U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 油圧作業装置のネガティブブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569068U true JPH0569068U (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=11969709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1836692U Pending JPH0569068U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 油圧作業装置のネガティブブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569068U (ja) |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1836692U patent/JPH0569068U/ja active Pending
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