JPH0569232A - ワイヤーカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤーカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPH0569232A JPH0569232A JP22426691A JP22426691A JPH0569232A JP H0569232 A JPH0569232 A JP H0569232A JP 22426691 A JP22426691 A JP 22426691A JP 22426691 A JP22426691 A JP 22426691A JP H0569232 A JPH0569232 A JP H0569232A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric discharge
- machining
- wire
- strip
- wire electrode
- Prior art date
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- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】放電加工能率と加工品質の優れたワイヤーカッ
ト放電加工装置を提供する。 【構成】ワイヤー電極2による放電加工面10に対する
加工進行と共に、ワイヤー電極2に沿って平行に設けた
帯状物体6が、ワイヤー電極2の軸心を中心として回動
自在に支持されており、加工液5が帯状物体6を介して
外部へ排出される構成のワイヤーカット放電加工装置。
ト放電加工装置を提供する。 【構成】ワイヤー電極2による放電加工面10に対する
加工進行と共に、ワイヤー電極2に沿って平行に設けた
帯状物体6が、ワイヤー電極2の軸心を中心として回動
自在に支持されており、加工液5が帯状物体6を介して
外部へ排出される構成のワイヤーカット放電加工装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤーカット放電
加工に伴って発生する放電加工粉末の排除手段を備えた
ワイヤーカット放電加工装置に関する。
加工に伴って発生する放電加工粉末の排除手段を備えた
ワイヤーカット放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤカットー放電加工は、極めて細い
金属線を工具電極として被加工物を目的の形状に沿って
移動しながら放電加工を行なう加工方法である。従来の
ワイヤーカット放電加工装置としては、例えば、図5に
示すように、被加工物1をワイヤー電極2による放電加
工において、イオン交換樹脂層によって処理された加工
液5は、ノズル3の内側を通りワイヤー電極2を取り囲
みながら被加工部位に供給される。このとき、ワイヤー
電極2の通過による前記被加工物の切断横断面は、ワイ
ヤー電極2の直径より僅かに大きくなるだけであるか
ら、加工箇所への加工液5の供給が困難なため、図5の
ようなノズルキャップ4を取り付ける場合があり加工液
5は上部のノズル3のみでなく、下部のノズル3からも
供給されるようになっている。
金属線を工具電極として被加工物を目的の形状に沿って
移動しながら放電加工を行なう加工方法である。従来の
ワイヤーカット放電加工装置としては、例えば、図5に
示すように、被加工物1をワイヤー電極2による放電加
工において、イオン交換樹脂層によって処理された加工
液5は、ノズル3の内側を通りワイヤー電極2を取り囲
みながら被加工部位に供給される。このとき、ワイヤー
電極2の通過による前記被加工物の切断横断面は、ワイ
ヤー電極2の直径より僅かに大きくなるだけであるか
ら、加工箇所への加工液5の供給が困難なため、図5の
ようなノズルキャップ4を取り付ける場合があり加工液
5は上部のノズル3のみでなく、下部のノズル3からも
供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のワイヤーカット放電加工装置にあっては、加
工液5を図5のように、すでに加工の終了した溝を用い
てその間から自由に排出する構造となっていたため、被
加工物1の厚さが大になると加工箇所の中程で加工液5
の流れが滞留し加工粉の排出が不十分となり、加工能率
が低下すると共に、加工粉による異常放電を招き、加工
面の品質が低下するという問題点があった。この発明
は、このような従来の問題点に着目してなされたもの
で、加工能率と加工品質の優れたワイヤーカット放電加
工装置を提供することを目的としている。
うな従来のワイヤーカット放電加工装置にあっては、加
工液5を図5のように、すでに加工の終了した溝を用い
てその間から自由に排出する構造となっていたため、被
加工物1の厚さが大になると加工箇所の中程で加工液5
の流れが滞留し加工粉の排出が不十分となり、加工能率
が低下すると共に、加工粉による異常放電を招き、加工
面の品質が低下するという問題点があった。この発明
は、このような従来の問題点に着目してなされたもの
で、加工能率と加工品質の優れたワイヤーカット放電加
工装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、ワイヤー電極と該ワイヤー電極と
対向する被加工物との微少間隙に加工液を供給しパルス
電圧を印加して放電加工を行なうワイヤーカット放電加
工装置において、前記ワイヤー電極による放電加工幅若
しくはそれ以下の幅寸法を有する帯状物体と、前記帯状
物体を前記ワイヤー電極に対して前記被加工面の反対側
の定位置に前記ワイヤー電極に沿って平行になるように
支持する手段とを備えることを特徴とするワイヤーカッ
ト放電加工装置によって達成される。
めの手段は、特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、ワイヤー電極と該ワイヤー電極と
対向する被加工物との微少間隙に加工液を供給しパルス
電圧を印加して放電加工を行なうワイヤーカット放電加
工装置において、前記ワイヤー電極による放電加工幅若
しくはそれ以下の幅寸法を有する帯状物体と、前記帯状
物体を前記ワイヤー電極に対して前記被加工面の反対側
の定位置に前記ワイヤー電極に沿って平行になるように
支持する手段とを備えることを特徴とするワイヤーカッ
ト放電加工装置によって達成される。
【0005】
【作用】上記の構成により、ワイヤーカット放電加工の
加工送りとともに、前記帯状物体は前記被加工面の反対
側の定位置において前記ワイヤー電極に追随し、前記放
電加工中に発生する加工粉が前記帯状物体を介して加工
液により効率よく外部に排出され、これにより、加工速
度が上昇しまた前記加工粉による異常放電が著しく減少
する。
加工送りとともに、前記帯状物体は前記被加工面の反対
側の定位置において前記ワイヤー電極に追随し、前記放
電加工中に発生する加工粉が前記帯状物体を介して加工
液により効率よく外部に排出され、これにより、加工速
度が上昇しまた前記加工粉による異常放電が著しく減少
する。
【0006】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明に係るワイヤーカット放電加工装置の
一実施例を示す断面図である。まず構成を説明すると、
1は被加工物であり、3はワイヤー電極2及び加工液5
を供給するためのノズルである。6は帯状物体であっ
て、ワイヤー電極2に対して被加工面10と反対側に設
けられている。帯状物体6は、金属、非金属を問わない
が絶縁被覆を施したものが好ましく、断面形状は円形、
楕円形、その他の異径断面でもよく特に限定はない。従
って例えば矩形断面を有する場合は長辺の最大寸法はワ
イヤー電極によって放電加工される加工溝幅と等しい
か、若しくはそれ以下の幅寸法を備えることが必要であ
る。7は帯状物体6を支持するための支持リングであっ
て、例えば樹脂のような絶縁性材料の使用が好ましく、
ノズル3の狭窄部の外周に、ワイヤー電極2の供給方向
と直角方向に、例えばベアリングなどを介して回動自在
に支持されている。
図1は、この発明に係るワイヤーカット放電加工装置の
一実施例を示す断面図である。まず構成を説明すると、
1は被加工物であり、3はワイヤー電極2及び加工液5
を供給するためのノズルである。6は帯状物体であっ
て、ワイヤー電極2に対して被加工面10と反対側に設
けられている。帯状物体6は、金属、非金属を問わない
が絶縁被覆を施したものが好ましく、断面形状は円形、
楕円形、その他の異径断面でもよく特に限定はない。従
って例えば矩形断面を有する場合は長辺の最大寸法はワ
イヤー電極によって放電加工される加工溝幅と等しい
か、若しくはそれ以下の幅寸法を備えることが必要であ
る。7は帯状物体6を支持するための支持リングであっ
て、例えば樹脂のような絶縁性材料の使用が好ましく、
ノズル3の狭窄部の外周に、ワイヤー電極2の供給方向
と直角方向に、例えばベアリングなどを介して回動自在
に支持されている。
【0007】また図1の9は、帯状物体6の一端もしく
は両端に設けた巻き上げリールで帯状物体6の長さの調
節が可能になるように構成されている。
は両端に設けた巻き上げリールで帯状物体6の長さの調
節が可能になるように構成されている。
【0008】次に作用を説明する。被加工物1に対して
ワイヤー電極2は上部のノズル3から導入され、図2の
矢印A方向に向かって進行する。同時に、上部のノズル
3から供給された加工液5が放電加工面10と帯状物体
6の間を矢印A方向に向かって流れる。
ワイヤー電極2は上部のノズル3から導入され、図2の
矢印A方向に向かって進行する。同時に、上部のノズル
3から供給された加工液5が放電加工面10と帯状物体
6の間を矢印A方向に向かって流れる。
【0009】帯状物体6を上下両端で支持する支持リン
グ7は、上記のようにノズル3の狭窄部のまわりを自在
に回動できるように構成されており、これにより、ワイ
ヤー電極2による加工方向が例えば図1の紙面と直角方
向に変化しても、支持リング7の回動により帯状物体6
はワイヤー電極2に追随し両者の関係位置は変化しな
い。すなわち、放電加工軌跡が直線状のみならず曲線状
に変化しても、放電加工面とワイヤー電極2と帯状物体
6との相互関係位置は常に図示のように所定間隔が維持
される。
グ7は、上記のようにノズル3の狭窄部のまわりを自在
に回動できるように構成されており、これにより、ワイ
ヤー電極2による加工方向が例えば図1の紙面と直角方
向に変化しても、支持リング7の回動により帯状物体6
はワイヤー電極2に追随し両者の関係位置は変化しな
い。すなわち、放電加工軌跡が直線状のみならず曲線状
に変化しても、放電加工面とワイヤー電極2と帯状物体
6との相互関係位置は常に図示のように所定間隔が維持
される。
【0010】また、被加工物1の板厚tが変化しても帯
状物体6の長さが対応できるように図1に示すように、
帯状物体6の一端もしくは両端に巻き上げリール9を設
けることにより帯状物体6の長さを調節できるようにし
てもよい。
状物体6の長さが対応できるように図1に示すように、
帯状物体6の一端もしくは両端に巻き上げリール9を設
けることにより帯状物体6の長さを調節できるようにし
てもよい。
【0011】図2には、本発明のワイヤーカット放電加
工装置の他の実施例を示す。
工装置の他の実施例を示す。
【0012】この実施例は、帯状物体8の一部を細くし
たもので、上部ノズル3及び下部のノズル3により矢印
A、B方向から供給された加工液5は、帯状物体8の細
くした部分から外部に排出されるように構成されてい
る。
たもので、上部ノズル3及び下部のノズル3により矢印
A、B方向から供給された加工液5は、帯状物体8の細
くした部分から外部に排出されるように構成されてい
る。
【0013】この実施例の帯状物体8は、一体の連続体
である必要はなく、帯状物体8は上下に分割し、中間に
空隙部分を設け、加工液5をこの空隙部分から排出する
ように構成してもよい。この場合には、帯状物体8は上
下にそれぞれ設けた支持リング7に一体に固定される。
である必要はなく、帯状物体8は上下に分割し、中間に
空隙部分を設け、加工液5をこの空隙部分から排出する
ように構成してもよい。この場合には、帯状物体8は上
下にそれぞれ設けた支持リング7に一体に固定される。
【0014】図3は本発明のさらに他の実施例を示す図
であって、同図(a)は被加工物1の板厚が変化しても
容易に対応できるように、帯状物体8の上下端にそれぞ
れリール9を設け、帯状物体8の長さを調節することが
できるようになっている。この実施例によれば帯状物体
8における断面を細くした部分の位置を任意に変更する
ことにより、加工液5の排出部位を調節することができ
る。
であって、同図(a)は被加工物1の板厚が変化しても
容易に対応できるように、帯状物体8の上下端にそれぞ
れリール9を設け、帯状物体8の長さを調節することが
できるようになっている。この実施例によれば帯状物体
8における断面を細くした部分の位置を任意に変更する
ことにより、加工液5の排出部位を調節することができ
る。
【0015】また、図3(b)は帯状物体8の展開長の
一部を示す図であるが、万一帯状物体8が破断した場合
には、同図(b)に示すようにリール9に巻かれた帯状
物体8の細くした部分を所定間隔ごとに設けておくこと
により、容易に修復がなされるから次の加工に移行する
ことができる。
一部を示す図であるが、万一帯状物体8が破断した場合
には、同図(b)に示すようにリール9に巻かれた帯状
物体8の細くした部分を所定間隔ごとに設けておくこと
により、容易に修復がなされるから次の加工に移行する
ことができる。
【0016】請求項記載の「帯状物体がワイヤー電極に
対して被加工面の反対側の定位置にワイヤー電極に沿っ
て平行に支持される手段」とは、例えば、実施例の支持
リングを指すが、形状はリング状でなくとも、加工進行
と共にワイヤー電極を中心として回動自在なガイド状の
支持手段であればよい。
対して被加工面の反対側の定位置にワイヤー電極に沿っ
て平行に支持される手段」とは、例えば、実施例の支持
リングを指すが、形状はリング状でなくとも、加工進行
と共にワイヤー電極を中心として回動自在なガイド状の
支持手段であればよい。
【0017】図4は、従来技術と本発明の実施例による
加工速度の比較を示す特性図であって、同一の加工液の
液圧条件下において、実施例は従来技術に対して概ね2
倍に近い加工速度が得られることを示している。すなわ
ち、ワイヤー電極2に対して放電加工面10と反対側に
帯状物体6または8を設置する構成としたため、加工液
5の流れがスムーズになり、加工粉がワイヤー電極2の
周辺に滞ることなく外部へ排出され、加工速度を高める
ことが可能となり、加工粉による異常放電の発生が回避
でき放電加工面の品質を向上できることを示している。
また、各実施例においては、従来技術よりもワイヤー電
極2に沿って加工液5をより長く流すことが可能となる
ため、放電エネルギーの反力によってワイヤー電極2が
振動し放電加工面10からひき離される現象を防止する
ことができ、これによって加工能率を向上できるという
効果が得られる。
加工速度の比較を示す特性図であって、同一の加工液の
液圧条件下において、実施例は従来技術に対して概ね2
倍に近い加工速度が得られることを示している。すなわ
ち、ワイヤー電極2に対して放電加工面10と反対側に
帯状物体6または8を設置する構成としたため、加工液
5の流れがスムーズになり、加工粉がワイヤー電極2の
周辺に滞ることなく外部へ排出され、加工速度を高める
ことが可能となり、加工粉による異常放電の発生が回避
でき放電加工面の品質を向上できることを示している。
また、各実施例においては、従来技術よりもワイヤー電
極2に沿って加工液5をより長く流すことが可能となる
ため、放電エネルギーの反力によってワイヤー電極2が
振動し放電加工面10からひき離される現象を防止する
ことができ、これによって加工能率を向上できるという
効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明の実施により、ワイヤーカット放
電加工に伴って発生する加工粉を効率的に排出すること
ができ、これにより、加工能率が飛躍的に向上すると共
に、放電加工品質の優れたワイヤーカット放電加工装置
を提供することができる。
電加工に伴って発生する加工粉を効率的に排出すること
ができ、これにより、加工能率が飛躍的に向上すると共
に、放電加工品質の優れたワイヤーカット放電加工装置
を提供することができる。
【図1】本発明に係るワイヤーカット放電加工装置の一
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示す図(a)と部
分拡大図(b)である。
分拡大図(b)である。
【図4】従来技術と本発明による一実施例の加工速度の
比較を示す特性図である。
比較を示す特性図である。
【図5】従来技術のワイヤー放電加工装置を示す図であ
る。
る。
1 被加工物 2 ワイヤー電極 3 ノズル 4 ノズルキャップ 5 加工液 6、8 帯状物体 7 支持リング 9 巻き上げリール 10 放電加工面
Claims (1)
- 【請求項1】ワイヤー電極と該ワイヤー電極と対向する
被加工物との間隙に加工液を供給しパルス電圧を印加し
て放電加工を行なうワイヤーカット放電加工装置におい
て、 前記ワイヤー電極による放電加工幅に等しいか若しくは
前記放電加工幅以下の幅寸法を有する帯状物体と、 前記帯状物体を前記ワイヤー電極に対して前記被加工面
の反対側の定位置に前記ワイヤー電極に沿って平行にな
るように支持する手段とを備えることを特徴とするワイ
ヤーカット放電加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22426691A JPH0569232A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | ワイヤーカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22426691A JPH0569232A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | ワイヤーカツト放電加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569232A true JPH0569232A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16811086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22426691A Pending JPH0569232A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | ワイヤーカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569232A (ja) |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP22426691A patent/JPH0569232A/ja active Pending
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