JPH0569340A - 研磨シート - Google Patents

研磨シート

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JPH0569340A
JPH0569340A JP3118892A JP11889291A JPH0569340A JP H0569340 A JPH0569340 A JP H0569340A JP 3118892 A JP3118892 A JP 3118892A JP 11889291 A JP11889291 A JP 11889291A JP H0569340 A JPH0569340 A JP H0569340A
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JP
Japan
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cloth base
polishing
sheet
polishing sheet
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JP3118892A
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Inventor
Katsumi Mogi
克己 茂木
Kazuo Toda
一夫 戸田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 研磨用布基材11の表面11Aに、超砥粒1
2を金属めっき13にて固着して砥粒層14を形成する
とともに、この研磨用布基材11の裏面11Bに樹脂系
の弾性接着剤15を介して補強用布基材16を接合す
る。この弾性接着剤15としては、例えばゴム系の接着
剤であるクロロプレンゴム、ニトリルゴムやエポキシ系
の接着剤である変成エポキシなどが用いられる。 【効果】 研磨シートとして十分な強度を確保しつつ柔
軟性を与えることができて可撓性を必要とされる用途に
も使用可能となり、また研磨シートと被切削材との接触
時の衝撃が緩和され、仕上げ面粗度の悪化を防ぐことが
できる。さらに金属めっき13にクラックが生じても
ートが破断に至るような事態を未然に防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種工業製品の研削工
程等に使用される研磨シートであって、特にその砥粒層
を保持する基材が布製である研磨シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】このような布基材を用いた研磨シートと
しては、例えば図2に示すようなものが知られている。
これは、例えばポリエステル等の合成樹脂繊維の撚糸を
平織りして成る布基材1に無電解めっきを施して導電性
を付与した後、この布基材1の表面に電解めっき、また
は無電解めっきによってNi,Co,Cu等の金属めっ
き相2中にダイヤモンドやCBN等の超砥粒3を分散し
た砥粒層4を一定の厚さで形成したものである。このよ
うな研磨シートは、帯状に成形された上で無端状に接続
されてベルト型砥石として使用されたり、円盤状に成形
されてディスク型砥石として使用されたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
研磨シートでは実用上、布基材1に一定以上の厚さを与
えてやる必要があり、またこの布基材1に砥粒層4を確
実に鍍着するためには、上記金属めっき相2を布基材1
にある程度浸透させた状態で砥粒層4を形成する必要が
ある。しかしながら、このように布基材1を厚くし、か
つこの布基材1に金属めっき相2を深く浸透させて砥粒
層4を鍍着した場合には、研磨シートとしての強度は向
上する反面、布基材1の柔軟性が損なわれてしまい、可
撓性を必要とする用途には甚だ不都合なことになってし
まう。
【0004】また布基材1の柔軟性が失われることによ
り、当該研磨シートと被研削材とを接触させたときの衝
撃力が緩和されなくなる。このため個々の超砥粒3の切
込みが過大なものとなり、研削面に条痕等が形成されて
仕上げ面粗度を悪化させるとともに、超砥粒3にチッピ
ングが発生して砥石としての寿命を著しく短縮すること
になる。さらに金属めっき相2が布基材1に浸透するこ
とにより、布基材1の内部の繊維撚糸のそれぞれが金属
めっき相2によって被覆されてしまうことになる。そし
て、この繊維撚糸を被覆する金属めっき相2にクラック
が生じた場合には、該金属めっき相2の破断部分によっ
て布基材1を構成する繊維撚糸が切断されてしまい、研
磨シートの引っ張り強度が大幅に低下してしまって研削
作業中にシートの破断が生じる危険すらある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、研磨用布基材の表
面に、超砥粒を金属めっき相中に分散してなる砥粒層を
形成するとともに、上記研磨用布基材の裏面に樹脂系の
弾性接着剤を介して補強用布基材を接合したことを特徴
とするものである。なお、上記樹脂系の弾性接着剤とし
ては、例えばゴム系の接着剤であるクロロプレンゴム、
ニトリルゴムやエポキシ系の接着剤である変成エポキシ
などを用いることができる。
【0006】
【作用】上記構成の研磨シートによれば、まず補強用布
基材によって研磨シートの強度が補強されるため、研磨
用布基材の厚さを従来の布基材に対して薄くすることが
できる。また、これに伴って上記金属めっき相の研磨用
布基材への浸透も少なく抑えられるため、研磨シートと
して使用上十分な強度を確保しつつ、適当な柔軟性をシ
ートに与えることが可能となる。さらに研磨用布基材と
補強用布基材との間に上述したような弾性接着剤を介装
することにより、このような研磨シートを用いて被研削
材を砥粒層に接触させつつ、両者を相対移動させて研削
を行う場合には、研磨シートと被切削材との接触時に接
着剤の層が上記相対移動方向に向かって弾性変形を起こ
す。そして、この弾性変形によって研磨シートと被切削
材との接触時の衝撃が緩和されるため、砥粒層の個々の
超砥粒の切込みが過大になることを防ぐことができる。
さらにまた、研磨用布基材に浸透した金属めっき相にク
ラックが生じた場合でも研磨用布基材が補強用布基材に
よって補強されているために、研削作業中に研磨シート
の引っ張り強度が急激に低下するような事態を未然に防
止することができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す研磨シート
の拡大断面図である。この図に示されるように本実施例
は、導電性を付与された研磨用布基材11の表面11A
にダイヤモンドやCBN等の超砥粒12を金属めっき相
13中に分散した砥粒層14が形成され、一方上記研磨
用布基材11の裏面11Bには、樹脂系の弾性接着剤1
5によって補強用布基材16が接着された構成となって
いる。
【0008】ここで、上記研磨用布基材11はポリエス
テル等の合成樹脂繊維を束ねた撚糸を平織りして成るも
のであり、無電解めっきによってCuやNi等を析出せ
しめて上記撚糸表面を被覆することにより、全面的に導
電性が付与される。また砥粒層14は、この研磨用布基
材11の表面11Aに電解めっき、あるいは無電解めっ
きを施すことにより、Ni,Cu,またはCo等の金属
めっき相13によって上記超砥粒12を固着して形成さ
れたものであり、この超砥粒12の粒径や分散量、また
砥粒層14の厚さなどは当該研磨シートの使用条件等に
よって適宜決定される。一方、この研磨用布基材11の
裏面11Bに接着される補強用布基材16は、例えばキ
ャンバス地等の綿製布材など、引っ張りに対する強度の
高い布材より成るものであり、また、これら研磨用布基
材11と補強用布基材16とを接合する弾性接着剤15
には、ゴム系のクロロプレンゴム、ニトリルゴムやエポ
キシ系の変成エポキシ等が用いられる。
【0009】このような構成の研磨シートにおいては、
シート本体が砥粒層14を保持する研磨用布基材11
と、この研磨用布基材11を補強する補強用布基材16
とから構成されており、この補強用布基材16によって
当該研磨シートの強度が確保されるため、研磨用布基材
11の厚さを薄くすることが可能となる。また、これに
伴って研磨用布基材11への、砥粒層14の金属めっき
相13の浸透量を少なくおさえることができるため、研
磨シート全体としては十分な強度が維持される一方、当
該研磨シートに適当な柔軟性を与えることが可能とな
る。これにより、例えばベルト型砥石など可撓性を必要
とされる用途に対しても十分に応じることができ、汎用
性の高い研磨シートを提供することが可能となる。
【0010】さらに、補強用布基材16を上述したよう
な樹脂系の弾性接着剤15によって研磨用布基材11の
裏面11Bに接着することにより、これら研磨用布基材
11と補強用布基材16との間に上記弾性接着剤15の
層が形成され、これによって研削作業時の、研磨シート
と被研削材との接触の際の衝撃力を緩和することができ
る。例えば、このような研磨シートでベルト型砥石を成
形して研削を行う場合には、高速で走行するベルト表面
の砥粒層14に被研削材を接触させることになるが、こ
の接触によって研磨シートの表層には上記ベルトの走行
方向に反対向きの抵抗が生じ、一方、研磨シートの裏層
には駆動装置等による駆動力が上記走行方向に働いてい
る。ここで、従来の研磨シートでは布基材が一体であっ
て、かつ金属めっき相の浸透により高い剛性が付与され
ているために、研磨シートの裏層に働く上記駆動力がそ
のまま抵抗として被研削材に作用して接触の際の衝撃を
引き起こし、個々の超砥粒12の切込み過大を招いて研
削面の条痕や超砥粒12のチッピングの原因となってい
た。
【0011】これに対して本実施例では被研削材との接
触時に、研磨シート表層の研磨用布基材11と裏層の補
強用布基材16との間に介装された弾性接着剤15の層
に、研磨シートをその厚さ方向に垂直に剪断する方向に
応力が作用することになる。そして、この応力によって
弾性接着剤15の層が上記剪断方向に弾性変形を起こ
し、これにより上記駆動力が直接的に被研削材に作用す
ることが避けられて衝撃を緩和することができる。ま
た、上述したように研磨シート自体に柔軟性が付与され
ることにより、研磨シートと被研削材との接触時にベル
トが適度に撓むので、この衝撃の発生をより一層効果的
に抑えることができる。従って、上記超砥粒12の被研
削材への切込みが過大になることが防がれるので、研削
面に条痕等が形成されて仕上げ面粗度の悪化を招いた
り、超砥粒12にチッピングが生じて砥石寿命が短縮さ
れたりするような事態を防止することができる。
【0012】さらにまた上記実施例によれば、研磨用布
基材11に浸透した金属めっき相13にクラック等が生
じ、これによって研磨用布基材11を構成する撚糸が切
断された場合でも、研磨用布基材11は弾性接着剤15
によって補強用布基材16に接合されて補強されてお
り、研磨シート自体の引っ張り強度が急激に低下するの
を避けることができる。このため、研削作業時に研磨シ
ートに突然破断が生じるような事故の発生を防止するこ
とが可能となる。
【0013】なお、本実施例では研磨用布基材11の材
質としてポリエステル、また補強用布基材15の材質と
して綿製のキャンバス地を用いたが、本発明はこれらに
限定されることはなく、例えば研磨用布基材11の材質
としては他に綿、麻等の天然繊維等が使用可能である
し、補強用布基材15には各種合成繊維、天然繊維、無
機繊維等を用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、十
分な強度を確保しつつ柔軟性を与えることができ、ベル
ト型砥石等の可撓性を必要とされる用途にも使用可能な
汎用性の高い研磨シートを提供することが可能となる。
また、切削時には研磨用布基材と補強用布基材との間に
介装された弾性接着剤が弾性変形を起こすことにより、
研磨シートと被切削材との接触時の衝撃が緩和され、超
砥粒の切込みが過大になることが防がれて仕上げ面粗度
の悪化が防がれるとともに、砥粒のチッピングを防いで
砥石寿命延長を図ることができる。さらに研磨用布基材
が補強用布基材によって補強されているため、研磨用布
基材に浸透した金属めっき相にクラックが生じて該研磨
用布基材を構成する撚糸が切断された場合でも、研磨シ
ートの引っ張り強度が急激に低下してシートが破断に至
るような事態を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す研磨シートの拡大断面
図である。
【図2】従来の研磨シートの一例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
11 研磨用布基材 12 超砥粒 13 金属めっき相 14 砥粒層 15 弾性接着剤 16 補強用布基材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 研磨シート
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種工業製品の研削工
程等に使用される研磨シートであって、特にその砥粒層
を保持する基材が布製である研磨シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】このような布基材を用いた研磨シートと
しては、例えば図2に示すようなものが知られている。
これは、例えばポリエステル等の合成樹脂繊維の撚糸を
平織りして成る布基材1に無電解めっきを施して導電性
を付与した後、この布基材1の表面に電解めっき、また
は無電解めっきにより、Ni,Co,Cu等の金属めっ
き2によってダイヤモンドやCBN等の超砥粒3を固着
した砥粒層4を形成したものである。このような研磨シ
ートは、帯状に成形された上で無端状に接続されてベル
ト型砥石として使用されたり、円盤状に成形されてディ
スク型砥石として使用されたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
研磨シートでは実用上、布基材1に一定以上の厚さを与
えてやる必要があり、またこの布基材1に砥粒層4を確
実に鍍着するためには、上記金属めっき2をある程度
くした状態で砥粒層4を形成する必要がある。しかしな
がら、このように布基材1を厚くし、かつ金属めっき2
も厚くして砥粒層4を鍍着した場合には、布基材1の柔
軟性が損なわれてしまって可撓性を必要とする用途には
甚だ不都合なことになってしまう。
【0004】また布基材1の柔軟性が失われることによ
り、当該研磨シートと被研削材とを接触させたときの衝
撃力が緩和されなくなる。このため個々の超砥粒3の切
込みが過大なものとなり、研削面に条痕等が形成された
りチッピングが発生したりして仕上げ面粗度を悪化させ
るおそれがあった。さらに金属めっき2が厚くなること
により、当該研磨シートに繰り返し応力が作用して該金
属めっき2にクラックが生じた場合には、この金属めっ
き2の破断部分によって布基材1を構成する繊維撚糸が
切断されてしまい、研削作業中にシートの破断が生じる
危険すらあった
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、表面に超砥粒を金
属めっきにて固着した研磨用布基材の裏面に、樹脂系の
弾性接着剤を介して補強用布基材を接合したことを特徴
とするものである。なお、上記樹脂系の弾性接着剤とし
ては、例えばゴム系の接着剤であるクロロプレンゴム、
ニトリルゴムやエポキシ系の接着剤である変成エポキシ
などを用いることができる。
【0006】
【作用】上記構成の研磨シートによれば、まず補強用布
基材によって研磨シートの強度が補強されるため、研磨
用布基材の厚さを従来の布基材に対して薄くすることが
でき研磨シートとしての使用上十分な強度を確保しつ
つ、適当な柔軟性を与えることが可能となる。さらに研
磨用布基材と補強用布基材との間に上述したような弾性
接着剤を介装することにより、当該研磨シートと被切削
材との接触時に接着剤の層が弾性変形を起こす。そし
て、この弾性変形によって研磨シートと被切削材との接
触時の衝撃が緩和されるため、砥粒層の個々の超砥粒の
切込みが過大になることを防ぐことができる。さらにま
た、研磨用布基材金属めっきにクラックが生じた場合
でも研磨用布基材が補強用布基材によって補強されてい
るために、研削作業中に研磨シート自体が切断されるよ
うな事態を未然に防止することができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す研磨シート
の拡大断面図である。この図に示されるように本実施例
は、導電性を付与された研磨用布基材11の表面11A
にダイヤモンドやCBN等の超砥粒12を金属めっき1
3で固着した砥粒層14が形成され、一方上記研磨用布
基材11の裏面11Bには、樹脂系の弾性接着剤15に
よって補強用布基材16が接着された構成となってい
る。
【0008】ここで、上記研磨用布基材11はポリエス
テル等の合成樹脂繊維を束ねた撚糸を平織りして成るも
のであり、無電解めっきによってCuやNi等を析出せ
しめて上記撚糸表面を被覆することにより、全面的に導
電性が付与される。また砥粒層14は、この研磨用布基
材11の表面11Aに電解めっき、あるいは無電解めっ
きを施すことにより、Ni,Cu,またはCo等の金属
めっき13によって上記超砥粒12を固着して形成され
たものであり、この超砥粒12の粒径や集中度、また砥
粒層14の厚さなどは当該研磨シートの使用条件等によ
って適宜決定される。一方、この研磨用布基材11の裏
面11Bに接着される補強用布基材16は、例えばキャ
ンバス地等の綿製布材など、引っ張りに対する強度の高
い布材より成るものであり、また、これら研磨用布基材
11と補強用布基材16とを接合する弾性接着剤15に
は、ゴム系のクロロプレンゴム、ニトリルゴムやエポキ
シ系の変成エポキシ等が用いられる。
【0009】このような構成の研磨シートにおいては、
シート本体が砥粒層14を保持する研磨用布基材11
と、この研磨用布基材11を補強する補強用布基材16
とから構成されており、この補強用布基材16によって
当該研磨シートの強度が確保されるため、研磨用布基材
11の厚さを薄くすることが可能となる。また、これに
伴って研磨用布基材11に形成される砥粒層14の金属
めっき13の厚さを小さく抑えることができるため、研
磨シート全体としては十分な強度が維持される一方、当
該研磨シートに適当な柔軟性を与えることが可能とな
る。これにより、例えばベルト型砥石など可撓性を必要
とされる用途に対しても十分に応じることができ、汎用
性の高い研磨シートを提供することが可能となる。
【0010】さらに、補強用布基材16を上述したよう
な樹脂系の弾性接着剤15によって研磨用布基材11の
裏面11Bに接着することにより、これら研磨用布基材
11と補強用布基材16との間に上記弾性接着剤15の
層が形成され、これによって研削作業時の、研磨シート
と被研削材との接触の際の衝撃力を緩和することができ
る。従って、上記超砥粒12の被研削材への切込みが過
大になることが防がれ、被研削材の研削面に条痕等が形
成されたりチッピングが生じたりして仕上げ面粗度の悪
化を招くような事態を防止することができる。
【0011】さらにまた上記実施例によれば、研磨用布
基材11金属めっき13にクラック等が生じ、これに
よって研磨用布基材11を構成する撚糸が切断された場
合でも、研磨用布基材11は弾性接着剤15によって補
強用布基材16に接合されて補強されているため、研削
作業時に研磨シートに突然破断が生じるような事故の発
生を防止することが可能となる。
【0012】なお、本実施例では研磨用布基材11の材
質としてポリエステル、また補強用布基材15の材質と
して綿製のキャンバス地を用いたが、本発明はこれらに
限定されることはなく、例えば研磨用布基材11の材質
としては他に綿、麻等の天然繊維等が使用可能である
し、補強用布基材15には各種合成繊維、天然繊維、無
機繊維等を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、十
分な強度を確保しつつ研磨シートに柔軟性を与えること
ができ、ベルト型砥石等の可撓性を必要とされる用途に
も使用可能な汎用性の高い研磨シートを提供することが
可能となる。また、切削時には研磨用布基材と補強用布
基材との間に介装された弾性接着剤が弾性変形を起こす
ことにより、研磨シートと被切削材との接触時の衝撃が
緩和され超砥粒の切込みが過大になることが防がれ
被研削材の研削面に条痕等が形成されたりチッピングが
生じたりして仕上げ面粗度が悪化するのを防止すること
ができる。さらに研磨用布基材が補強用布基材によって
補強されているため、研磨用布基材金属めっきにクラ
ックが生じた場合でも、研磨シートが破断に至るような
事態を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す研磨シートの拡大断面
図である。
【図2】従来の研磨シートの一例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】 11 研磨用布基材 12 超砥粒 13 金属めっき 14 砥粒層 15 弾性接着剤 16 補強用布基材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨用布基材の表面に、超砥粒を金属め
    っき相中に分散してなる砥粒層が形成されるとともに、
    上記研磨用布基材の裏面には樹脂系の弾性接着剤を介し
    て補強用布基材が接合されていることを特徴とする研磨
    シート。
JP3118892A 1991-05-23 1991-05-23 研磨シート Pending JPH0569340A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63144968A (ja) * 1986-12-04 1988-06-17 Disco Abrasive Syst Ltd 砥石

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63144968A (ja) * 1986-12-04 1988-06-17 Disco Abrasive Syst Ltd 砥石

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19941115