JPH0569799A - 液圧制御装置 - Google Patents
液圧制御装置Info
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- JPH0569799A JPH0569799A JP14498991A JP14498991A JPH0569799A JP H0569799 A JPH0569799 A JP H0569799A JP 14498991 A JP14498991 A JP 14498991A JP 14498991 A JP14498991 A JP 14498991A JP H0569799 A JPH0569799 A JP H0569799A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 title description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 54
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の左右輪でタイヤと路面間の摩擦係数が
異なるいわゆるスプリットμ路面でのブレーキングにお
いて、後輪のロックによる車両の横すべりを防止させ
る。 【構成】 液圧制御装置本体1の中心に入力ポート5
a,5bから出力室4a,4bへ送り込まれた液圧によ
って左右へ移動するバランスピストン8a,8bを設け
る。本体1の両端部近傍に、液圧制御室3a,3b側よ
りも出力室4a,4b側の方の受圧面積が大きな液圧制
御ピストン9a,9bを設ける。液圧制御ピストン9
a,9bに形成された弁室21内に、前記バランスピス
トン8a,8bの両端部に形成された制御棒14a,1
4bによって移動されて、前記弁室21の開口部24を
開閉する弁球22を設ける。
異なるいわゆるスプリットμ路面でのブレーキングにお
いて、後輪のロックによる車両の横すべりを防止させ
る。 【構成】 液圧制御装置本体1の中心に入力ポート5
a,5bから出力室4a,4bへ送り込まれた液圧によ
って左右へ移動するバランスピストン8a,8bを設け
る。本体1の両端部近傍に、液圧制御室3a,3b側よ
りも出力室4a,4b側の方の受圧面積が大きな液圧制
御ピストン9a,9bを設ける。液圧制御ピストン9
a,9bに形成された弁室21内に、前記バランスピス
トン8a,8bの両端部に形成された制御棒14a,1
4bによって移動されて、前記弁室21の開口部24を
開閉する弁球22を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輪の回転状態もし
くはスキッド状態に応じて、ブレーキ液の液圧を制御す
るアンチスキッド装置が装着されたブレーキ系に用いら
れる液圧制御装置に係り、特に後輪のホイールシリンダ
に供給されるブレーキ液の液圧を最適に制御する液圧制
御装置に関するものである。
くはスキッド状態に応じて、ブレーキ液の液圧を制御す
るアンチスキッド装置が装着されたブレーキ系に用いら
れる液圧制御装置に係り、特に後輪のホイールシリンダ
に供給されるブレーキ液の液圧を最適に制御する液圧制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両には、車輪の回転
状態もしくはスキッド状態に応じて、車輪のブレーキ装
置のホイールシリンダに伝達されるブレーキ液の液圧を
制御し、横すべりを防止する車両用アンチスキッド装置
が装着されつつある。この種のアンチスキッド装置とし
ては、例えば、特開昭61−41657号公報に示され
るものが知られている。このアンチスキッド装置は、各
前輪に対してそれぞれブレーキ液の液圧を各車輪のスキ
ッド状態に基づいて制御するようになっている。そし
て、この装置には、前輪のブレーキ液圧の内高い方のブ
レーキ液圧が直接後輪へ伝達されないように後輪の液圧
を前輪のブレーキ液圧によって制御する液圧制御装置、
いわゆるセレクトローバルブが設けられている。
状態もしくはスキッド状態に応じて、車輪のブレーキ装
置のホイールシリンダに伝達されるブレーキ液の液圧を
制御し、横すべりを防止する車両用アンチスキッド装置
が装着されつつある。この種のアンチスキッド装置とし
ては、例えば、特開昭61−41657号公報に示され
るものが知られている。このアンチスキッド装置は、各
前輪に対してそれぞれブレーキ液の液圧を各車輪のスキ
ッド状態に基づいて制御するようになっている。そし
て、この装置には、前輪のブレーキ液圧の内高い方のブ
レーキ液圧が直接後輪へ伝達されないように後輪の液圧
を前輪のブレーキ液圧によって制御する液圧制御装置、
いわゆるセレクトローバルブが設けられている。
【0003】この液圧制御装置は、両側に液圧が制御さ
れた左右の前輪のブレーキ液が供給される入力ポートが
形成されており、側部に後輪のホイールシリンダへ接続
される出力ポートが形成されている。そして、液圧制御
装置の中心に設けられたバランスピストンが入力ポート
から入力された各前輪のブレーキ液の差圧により左右に
移動して、このバランスピストンの両側に設けられた弁
を開閉するような構造になっている。
れた左右の前輪のブレーキ液が供給される入力ポートが
形成されており、側部に後輪のホイールシリンダへ接続
される出力ポートが形成されている。そして、液圧制御
装置の中心に設けられたバランスピストンが入力ポート
から入力された各前輪のブレーキ液の差圧により左右に
移動して、このバランスピストンの両側に設けられた弁
を開閉するような構造になっている。
【0004】そして、この構造の液圧制御装置の左右の
入力ポートには、左右の前輪のホイールシリンダにつな
がる管路が接続されており、左側の前輪から左側の入力
ポートへ送り込まれたブレーキ液が左側の出力ポートへ
送りだされ、右側の前輪から右側の入力ポートへ送り込
まれたブレーキ液が右側の出力ポートへ送りだされるよ
うになっている。また、左側の出力ポートには右側の後
輪のホイールシリンダにつながる管路が接続され、右側
の出力ポートには左側の後輪のホイールシリンダにつな
がる管路が接続されて、いわゆるX配管構造(前輪の液
圧を制御すると同時に、対角線上の後輪の液圧も制御す
る配管構造)となっている。
入力ポートには、左右の前輪のホイールシリンダにつな
がる管路が接続されており、左側の前輪から左側の入力
ポートへ送り込まれたブレーキ液が左側の出力ポートへ
送りだされ、右側の前輪から右側の入力ポートへ送り込
まれたブレーキ液が右側の出力ポートへ送りだされるよ
うになっている。また、左側の出力ポートには右側の後
輪のホイールシリンダにつながる管路が接続され、右側
の出力ポートには左側の後輪のホイールシリンダにつな
がる管路が接続されて、いわゆるX配管構造(前輪の液
圧を制御すると同時に、対角線上の後輪の液圧も制御す
る配管構造)となっている。
【0005】そして、上記構造の液圧制御装置を備えた
アンチスキッド装置によれば、車両の左右輪でタイヤと
路面間の摩擦係数が異なるいわゆるスプリットμ路面で
のブレーキングにおいて、たとえば、右側がLOWμ、
左側がHIGHμである場合、右側の前輪のホイールシ
リンダへ送り込まれるブレーキ液の液圧が低く抑えら
れ、左側の前輪のホイールシリンダへ送り込まれるブレ
ーキ液の液圧が高くされることにより、前輪のタイヤの
ロックが防止される。また、このとき、前輪の左右のブ
レーキ液の液圧に差圧が生じていることにより、液圧制
御装置のバランスピストンが低圧である右側へ移動し、
左側の弁が閉塞される。これにより、右側の前輪のホイ
ールシリンダへ送り込まれる低圧のブレーキ液が左側の
後輪のホイールシリンダへ送りこまれるが、液圧制御装
置の左側の弁が閉塞されていることにより、右側の後輪
のホイールシリンダへの左側の前輪のホイールシリンダ
へ送り込まれる高圧のブレーキ液の供給が防止され、右
側の後輪のロックも防止される。
アンチスキッド装置によれば、車両の左右輪でタイヤと
路面間の摩擦係数が異なるいわゆるスプリットμ路面で
のブレーキングにおいて、たとえば、右側がLOWμ、
左側がHIGHμである場合、右側の前輪のホイールシ
リンダへ送り込まれるブレーキ液の液圧が低く抑えら
れ、左側の前輪のホイールシリンダへ送り込まれるブレ
ーキ液の液圧が高くされることにより、前輪のタイヤの
ロックが防止される。また、このとき、前輪の左右のブ
レーキ液の液圧に差圧が生じていることにより、液圧制
御装置のバランスピストンが低圧である右側へ移動し、
左側の弁が閉塞される。これにより、右側の前輪のホイ
ールシリンダへ送り込まれる低圧のブレーキ液が左側の
後輪のホイールシリンダへ送りこまれるが、液圧制御装
置の左側の弁が閉塞されていることにより、右側の後輪
のホイールシリンダへの左側の前輪のホイールシリンダ
へ送り込まれる高圧のブレーキ液の供給が防止され、右
側の後輪のロックも防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両がブレ
ーキを作動させた場合、車両の重量は前方側へ移動する
ことにより、後輪へかかる荷重に比べて前輪へかかる荷
重の方が大きくなり、前輪よりも後輪の方が先にロック
する恐れが高くなる。このため、前述した液圧制御装置
の他に、液圧制御弁を別に設けなければならず、構造が
複雑となったり、コストアップとなる。
ーキを作動させた場合、車両の重量は前方側へ移動する
ことにより、後輪へかかる荷重に比べて前輪へかかる荷
重の方が大きくなり、前輪よりも後輪の方が先にロック
する恐れが高くなる。このため、前述した液圧制御装置
の他に、液圧制御弁を別に設けなければならず、構造が
複雑となったり、コストアップとなる。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、ブレーキ系を複雑化することなく、いわゆるセレ
クトローバルブ及び液圧制御弁(前後輪制動力配分弁)
を一体化した液圧制御装置を提供することを目的として
いる。
ので、ブレーキ系を複雑化することなく、いわゆるセレ
クトローバルブ及び液圧制御弁(前後輪制動力配分弁)
を一体化した液圧制御装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の液圧制御装置
は、アンチスキッドが装着されたブレーキ系に用いら
れ、前輪のホイールシリンダへ供給されるブレーキ液の
液圧により、後輪のホイールシリンダへ供給するブレー
キ液の液圧を制御する液圧制御装置において、中央部に
摺動室が形成され、両端側にマスタシリンダから各別に
アンチスキッド装置を介して左右の前輪のホイールシリ
ンダへ供給されるブレーキ液が送り込まれる一対の液圧
制御室が形成され、これら摺動室と前記液圧制御室との
間に対角線上に位置する後輪のホイールシリンダと連通
された出力室がそれぞれ形成されてなるハウジングと、
該ハウジングの前記摺動室に摺動自在に設けられかつ両
側部に設けられたスプリングの付勢力により中央方向へ
付勢されてなるバランスピストンと、前記ハウジングの
前記液圧制御室に摺動自在に設けられた一対の液圧制御
ピストンとから構成されてなり、前記液圧制御ピストン
には、前記バランスピストン側に開口部を有しかつ前記
液圧制御室と連通した弁室が形成され、該弁室内にはス
プリングの付勢力により前記開口部に当接して閉塞する
弁体が設けられてなり、前記バランスピストンの両端部
と前記弁体との間には、前記液圧制御ピストンの開口部
から弁室へ挿通して前記弁体を前記スプリングの付勢力
に反して前記弁室方向へ押圧することにより前記開口部
を開口させる制御棒がそれぞれ形成されてなり、前記液
圧制御ピストンは、前記出力室側の受圧面積が前記液圧
制御室側の受圧面積よりも大きく形成されてなることを
特徴としている。
は、アンチスキッドが装着されたブレーキ系に用いら
れ、前輪のホイールシリンダへ供給されるブレーキ液の
液圧により、後輪のホイールシリンダへ供給するブレー
キ液の液圧を制御する液圧制御装置において、中央部に
摺動室が形成され、両端側にマスタシリンダから各別に
アンチスキッド装置を介して左右の前輪のホイールシリ
ンダへ供給されるブレーキ液が送り込まれる一対の液圧
制御室が形成され、これら摺動室と前記液圧制御室との
間に対角線上に位置する後輪のホイールシリンダと連通
された出力室がそれぞれ形成されてなるハウジングと、
該ハウジングの前記摺動室に摺動自在に設けられかつ両
側部に設けられたスプリングの付勢力により中央方向へ
付勢されてなるバランスピストンと、前記ハウジングの
前記液圧制御室に摺動自在に設けられた一対の液圧制御
ピストンとから構成されてなり、前記液圧制御ピストン
には、前記バランスピストン側に開口部を有しかつ前記
液圧制御室と連通した弁室が形成され、該弁室内にはス
プリングの付勢力により前記開口部に当接して閉塞する
弁体が設けられてなり、前記バランスピストンの両端部
と前記弁体との間には、前記液圧制御ピストンの開口部
から弁室へ挿通して前記弁体を前記スプリングの付勢力
に反して前記弁室方向へ押圧することにより前記開口部
を開口させる制御棒がそれぞれ形成されてなり、前記液
圧制御ピストンは、前記出力室側の受圧面積が前記液圧
制御室側の受圧面積よりも大きく形成されてなることを
特徴としている。
【0009】
【作用】この発明の液圧制御装置によれば、液圧制御装
置本体の両端部近傍に受圧面積の差により、移動する液
圧制御ピストンが設けられているので、アンチスキッド
装置から送り出されたブレーキ液の液圧が極めて良好な
液圧に制御されて後輪ホイールシリンダへ供給される。
これにより、車両の左右輪でタイヤと路面間の摩擦係数
が異なるいわゆるスプリットμ路面でのブレーキングに
おいて、後輪のロックによる車両の横すべりを防止しつ
つ、後輪先行ロックを防止させることができる。
置本体の両端部近傍に受圧面積の差により、移動する液
圧制御ピストンが設けられているので、アンチスキッド
装置から送り出されたブレーキ液の液圧が極めて良好な
液圧に制御されて後輪ホイールシリンダへ供給される。
これにより、車両の左右輪でタイヤと路面間の摩擦係数
が異なるいわゆるスプリットμ路面でのブレーキングに
おいて、後輪のロックによる車両の横すべりを防止しつ
つ、後輪先行ロックを防止させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例の液圧制御装置を図に
よって説明する。図1に示すものは、第1の実施例の液
圧制御装置を備えたブレーキ系を示すものである。この
図において、符号1は液圧制御装置本体である。この液
圧制御装置本体1は、それぞれ段付き貫通孔が形成され
た左ハウジング1aと右ハウジング1bとを連結して構
成されている。この本体1の内部には、中央部にバラン
スピストン摺動室(摺動室)2、両端部近傍に液圧制御
室3a,3bがそれぞれ形成されており、これらバラン
スピストン摺動室2と液圧制御室3a,3bとのそれぞ
れの間には出力室4a,4bが形成されている。また、
液圧制御室3a,3b及び出力室4a,4bには、本体
1の側部に形成された入力ポート5a,5b及び出力ポ
ート6a,6bが連通されて形成されており、バランス
ピストン摺動室2には、本体1の側部に形成された流路
7a,7bが連通されて形成されている。そして、バラ
ンスピストン摺動室2には、バランスピストン8a,8
bが摺動自在に設けられており、液圧制御室3a,3b
には、液圧制御ピストン9a,9bが摺動自在に設けら
れている。
よって説明する。図1に示すものは、第1の実施例の液
圧制御装置を備えたブレーキ系を示すものである。この
図において、符号1は液圧制御装置本体である。この液
圧制御装置本体1は、それぞれ段付き貫通孔が形成され
た左ハウジング1aと右ハウジング1bとを連結して構
成されている。この本体1の内部には、中央部にバラン
スピストン摺動室(摺動室)2、両端部近傍に液圧制御
室3a,3bがそれぞれ形成されており、これらバラン
スピストン摺動室2と液圧制御室3a,3bとのそれぞ
れの間には出力室4a,4bが形成されている。また、
液圧制御室3a,3b及び出力室4a,4bには、本体
1の側部に形成された入力ポート5a,5b及び出力ポ
ート6a,6bが連通されて形成されており、バランス
ピストン摺動室2には、本体1の側部に形成された流路
7a,7bが連通されて形成されている。そして、バラ
ンスピストン摺動室2には、バランスピストン8a,8
bが摺動自在に設けられており、液圧制御室3a,3b
には、液圧制御ピストン9a,9bが摺動自在に設けら
れている。
【0011】バランスピストン8a,8bは本体1の中
間部から両端部方向へ向かって、それぞれ大径部11、
中径部12、小径部13とされた段付き形状をなしてお
り、両端部側には制御棒14a,14bが形成されてい
る。また、本体1の前記出力室4a,4b内には、バラ
ンスピストン8a,8bに形成された段部15,15に
バネ受け16,16を介して当接されたスプリング17
a,17bが設けられており、これらスプリング17
a,17bによってバランスピストン8a,8bがそれ
ぞれ中心方向へ付勢されてバランスがとられている。
間部から両端部方向へ向かって、それぞれ大径部11、
中径部12、小径部13とされた段付き形状をなしてお
り、両端部側には制御棒14a,14bが形成されてい
る。また、本体1の前記出力室4a,4b内には、バラ
ンスピストン8a,8bに形成された段部15,15に
バネ受け16,16を介して当接されたスプリング17
a,17bが設けられており、これらスプリング17
a,17bによってバランスピストン8a,8bがそれ
ぞれ中心方向へ付勢されてバランスがとられている。
【0012】また、前記液圧制御ピストン9a,9bに
は、その内部に弁室21,21が形成されており、この
弁室21,21の内部には、弁球(弁体)22,22が
スプリング23,23によって前記バランスピストン8
a,8b側に形成された開口部24,24へ向かって付
勢されて設けられている。そして、このスプリング2
3,23によって付勢された弁球22,22により弁室
21,21の開口部24,24が閉塞されており、バラ
ンスピストン8a,8bに形成された制御棒14a,1
4bが挿入されると、この弁球22,22が制御棒1
4,14によってスプリング23,23の付勢力に反し
て弁室21,21の内部方向へ押圧されて移動され、開
口部24,24が開口するようになっている。また、こ
の液圧制御ピストン9a,9bには、その側部に前記弁
室21,21と液圧制御室3,3とに連通する流路2
5,25が形成されている。また、液圧制御ピストン9
a,9bの前記出力室4a,4b側の受圧面26,26
は液圧制御室3a,3b側の受圧面27,27より面積
が大きくされている。
は、その内部に弁室21,21が形成されており、この
弁室21,21の内部には、弁球(弁体)22,22が
スプリング23,23によって前記バランスピストン8
a,8b側に形成された開口部24,24へ向かって付
勢されて設けられている。そして、このスプリング2
3,23によって付勢された弁球22,22により弁室
21,21の開口部24,24が閉塞されており、バラ
ンスピストン8a,8bに形成された制御棒14a,1
4bが挿入されると、この弁球22,22が制御棒1
4,14によってスプリング23,23の付勢力に反し
て弁室21,21の内部方向へ押圧されて移動され、開
口部24,24が開口するようになっている。また、こ
の液圧制御ピストン9a,9bには、その側部に前記弁
室21,21と液圧制御室3,3とに連通する流路2
5,25が形成されている。また、液圧制御ピストン9
a,9bの前記出力室4a,4b側の受圧面26,26
は液圧制御室3a,3b側の受圧面27,27より面積
が大きくされている。
【0013】また、本体1の両端部から突出された液圧
制御ピストン9a,9bの端部には、後輪へ加わる荷重
に応じて荷重が変化される荷重スプリング(図示略)が
接続されており、その荷重スプリングの弾性力F1,F
2がそれぞれの液圧制御ピストン9a,9bに作用し
て、これら液圧制御ピストン9a,9bが本体1の中心
方向へ付勢されるようになっている。即ち、荷重スプリ
ングの弾性力F1,F2は、車両の重量または高さに応
じて変化するとともに、ブレーキを作動させた際の車両
の荷重の移動によっても変化するもので、この弾性力F
1,F2の変化により液圧制御ピストン9a,9bのバ
ランスが調整されるようになっている。なお、符号2
8,28…は各摺動個所をシールするシール部材であ
る。
制御ピストン9a,9bの端部には、後輪へ加わる荷重
に応じて荷重が変化される荷重スプリング(図示略)が
接続されており、その荷重スプリングの弾性力F1,F
2がそれぞれの液圧制御ピストン9a,9bに作用し
て、これら液圧制御ピストン9a,9bが本体1の中心
方向へ付勢されるようになっている。即ち、荷重スプリ
ングの弾性力F1,F2は、車両の重量または高さに応
じて変化するとともに、ブレーキを作動させた際の車両
の荷重の移動によっても変化するもので、この弾性力F
1,F2の変化により液圧制御ピストン9a,9bのバ
ランスが調整されるようになっている。なお、符号2
8,28…は各摺動個所をシールするシール部材であ
る。
【0014】次に、上記構造の液圧制御装置本体1を備
えたブレーキ系の配管構成を説明する。この図におい
て、符号100はブレーキペダルであり、このブレーキ
ペダル100を踏み込むことにより、マスタシリンダ1
01からブレーキ液が管路102,103へ送り込まれ
るようになっている。また、この管路102,103に
は、例えば、電磁弁、ポンプ、リザーバ等から構成され
るアンチスキッド装置104が途中に設けられた管路1
05,106が接続されている。そして、マスタシリン
ダ101から送り出されたブレーキ液は、管路105,
106へ送り込まれ、さらに、アンチスキッド装置10
4を介して、左右の前輪ホイールシリンダ107,10
8へ供給されるようになっている。
えたブレーキ系の配管構成を説明する。この図におい
て、符号100はブレーキペダルであり、このブレーキ
ペダル100を踏み込むことにより、マスタシリンダ1
01からブレーキ液が管路102,103へ送り込まれ
るようになっている。また、この管路102,103に
は、例えば、電磁弁、ポンプ、リザーバ等から構成され
るアンチスキッド装置104が途中に設けられた管路1
05,106が接続されている。そして、マスタシリン
ダ101から送り出されたブレーキ液は、管路105,
106へ送り込まれ、さらに、アンチスキッド装置10
4を介して、左右の前輪ホイールシリンダ107,10
8へ供給されるようになっている。
【0015】また、管路105,106には、液圧制御
装置本体1に形成された入力ポート5a,5bに接続さ
れた管路110,111が接続されており、前記アンチ
スキッド装置104を介して送り出されたブレーキ液が
前記液圧制御室3a,3bへ供給されるようになってい
る。また、マスタシリンダ101に接続された管路10
2,103は、液圧制御装置本体1の流路7a,7bに
接続されており、マスタシリンダ101からブレーキ液
が液圧制御装置本体1のバランスピストン摺動室2に形
成された空間部2a,2bへ供給されている。また、液
圧制御装置本体1の出力ポート6a,6bには、管路1
12,113がそれぞれ接続されており、左側の出力ポ
ート6aに接続された管路112は右側の後輪のホイー
ルシリンダ114に接続され、右側の出力ポート6bに
接続された管路113は左側の後輪のホイールシリンダ
115に接続されて、いわゆるX配管構造とされてい
る。
装置本体1に形成された入力ポート5a,5bに接続さ
れた管路110,111が接続されており、前記アンチ
スキッド装置104を介して送り出されたブレーキ液が
前記液圧制御室3a,3bへ供給されるようになってい
る。また、マスタシリンダ101に接続された管路10
2,103は、液圧制御装置本体1の流路7a,7bに
接続されており、マスタシリンダ101からブレーキ液
が液圧制御装置本体1のバランスピストン摺動室2に形
成された空間部2a,2bへ供給されている。また、液
圧制御装置本体1の出力ポート6a,6bには、管路1
12,113がそれぞれ接続されており、左側の出力ポ
ート6aに接続された管路112は右側の後輪のホイー
ルシリンダ114に接続され、右側の出力ポート6bに
接続された管路113は左側の後輪のホイールシリンダ
115に接続されて、いわゆるX配管構造とされてい
る。
【0016】次に、上記構造の液圧制御装置本体1を備
えたブレーキ系の動作を説明する。ここで、車両の左右
輪でタイヤと路面間の摩擦係数が異なるいわゆるスプリ
ットμ路面でのブレーキングにおいて、前提条件として
右側がLOWμ、左側がHIGHμである場合について
説明する。車両を制動させるべく、ブレーキペダル10
0を踏み込むと、マスタシリンダ101から管路10
5,106へ送り込まれたブレーキ液は、アンチスキッ
ド装置104へ送り込まれ、車輪にロックが生じなけれ
ば、そのままの液圧で、107,108へ送られ、車輪
のロックが図示しないコントローラで検出されると、こ
のアンチスキッド装置104にて、左右の液圧が制御さ
れてそれぞれ前輪のホイールシリンダ107,108へ
供給され、前輪のブレーキが作動される。即ち、左右の
前輪がロックしないように液圧が制御されて制動され
る。ここで、右側がLOWμ、左側がHIGHμである
ことより、右側前輪はロックしやすいので、右側前輪の
ホイールシリンダ108へ供給されるブレーキ液の液圧
はアンチスキッド装置104により低く制御される。
えたブレーキ系の動作を説明する。ここで、車両の左右
輪でタイヤと路面間の摩擦係数が異なるいわゆるスプリ
ットμ路面でのブレーキングにおいて、前提条件として
右側がLOWμ、左側がHIGHμである場合について
説明する。車両を制動させるべく、ブレーキペダル10
0を踏み込むと、マスタシリンダ101から管路10
5,106へ送り込まれたブレーキ液は、アンチスキッ
ド装置104へ送り込まれ、車輪にロックが生じなけれ
ば、そのままの液圧で、107,108へ送られ、車輪
のロックが図示しないコントローラで検出されると、こ
のアンチスキッド装置104にて、左右の液圧が制御さ
れてそれぞれ前輪のホイールシリンダ107,108へ
供給され、前輪のブレーキが作動される。即ち、左右の
前輪がロックしないように液圧が制御されて制動され
る。ここで、右側がLOWμ、左側がHIGHμである
ことより、右側前輪はロックしやすいので、右側前輪の
ホイールシリンダ108へ供給されるブレーキ液の液圧
はアンチスキッド装置104により低く制御される。
【0017】また、前輪のホイールシリンダ107,1
08へ送り込まれるブレーキ液は管路110,111を
通り、液圧制御装置本体1の入力ポート5a,5bへそ
れぞれ供給される。そして、この入力ポート5a,5b
から液圧制御室3a,3bへ供給されたブレーキ液は液
圧制御ピストン9a,9bに形成された流路25,25
を通って弁室21,21へ送りこまれ、さらに、弁室2
1,21の開口部24,24から出力室4a,4bへ送
り込まれて出力ポート6a,6bから管路112,11
3を通過して後輪ホイールシリンダ114,115へ供
給される。ここで、管路110から左側の液圧制御室3
aへ送り込まれるブレーキ液の液圧は、管路111から
右側の液圧制御室3b送り込まれるブレーキ液の液圧よ
りも高圧であることより、液圧制御装置本体1の左側の
出力室4a内の液圧が高くなり、右側の出力室4bの液
圧が低くなる。
08へ送り込まれるブレーキ液は管路110,111を
通り、液圧制御装置本体1の入力ポート5a,5bへそ
れぞれ供給される。そして、この入力ポート5a,5b
から液圧制御室3a,3bへ供給されたブレーキ液は液
圧制御ピストン9a,9bに形成された流路25,25
を通って弁室21,21へ送りこまれ、さらに、弁室2
1,21の開口部24,24から出力室4a,4bへ送
り込まれて出力ポート6a,6bから管路112,11
3を通過して後輪ホイールシリンダ114,115へ供
給される。ここで、管路110から左側の液圧制御室3
aへ送り込まれるブレーキ液の液圧は、管路111から
右側の液圧制御室3b送り込まれるブレーキ液の液圧よ
りも高圧であることより、液圧制御装置本体1の左側の
出力室4a内の液圧が高くなり、右側の出力室4bの液
圧が低くなる。
【0018】そして、この差圧によりバランスピストン
8a,8bがスプリング17bの付勢力に反して図中右
側へ移動するとともに、液圧制御ピストン9aが受圧面
積の差により図中左側へ移動する。これにより、バラン
スピストン8aの制御棒14aによる液圧制御ピストン
9aの弁球22の押圧が解除され、弁球22がスプリン
グ23の付勢力により弁室21の開口部24へ当接して
この開口部24を閉塞し、バランスピストン8aの移動
により出力湿4aの体積が増加し、右側後輪のホイール
シリンダ114のブレーキ液の液圧が低くされる。
8a,8bがスプリング17bの付勢力に反して図中右
側へ移動するとともに、液圧制御ピストン9aが受圧面
積の差により図中左側へ移動する。これにより、バラン
スピストン8aの制御棒14aによる液圧制御ピストン
9aの弁球22の押圧が解除され、弁球22がスプリン
グ23の付勢力により弁室21の開口部24へ当接して
この開口部24を閉塞し、バランスピストン8aの移動
により出力湿4aの体積が増加し、右側後輪のホイール
シリンダ114のブレーキ液の液圧が低くされる。
【0019】また、右側の液圧制御ピストン9bの弁球
22がバランスピストン8bの制御棒14bにより押圧
されてスプリング23の付勢に反して弁室21内へ押し
込まれて弁室21の開口部24の開口状態が継続され
る。また、これとは逆に左側がLOWμ、右側がHIG
Hμであるスプリットμ路面でのブレーキングにおいて
は、上記動作とは左右逆に動作することにより、上記と
同様に後輪の制動が制御される。なお、液圧制御ピスト
ン9a,9bは車両重量に応じたF1,F2と左右の面
積差によって前輪から後輪側に流れる液圧を制御し、後
輪の先行ロックを防止する。
22がバランスピストン8bの制御棒14bにより押圧
されてスプリング23の付勢に反して弁室21内へ押し
込まれて弁室21の開口部24の開口状態が継続され
る。また、これとは逆に左側がLOWμ、右側がHIG
Hμであるスプリットμ路面でのブレーキングにおいて
は、上記動作とは左右逆に動作することにより、上記と
同様に後輪の制動が制御される。なお、液圧制御ピスト
ン9a,9bは車両重量に応じたF1,F2と左右の面
積差によって前輪から後輪側に流れる液圧を制御し、後
輪の先行ロックを防止する。
【0020】このように、上記構造の液圧制御装置を備
えたブレーキ系によれば、車両の左右輪でタイヤと路面
間の摩擦係数が異なるいわゆるスプリットμ路面でのブ
レーキングにおいて、アンチスキッド装置104から送
り出されたブレーキ液の液圧が極めて良好な液圧に制御
されて各後輪ホイールシリンダ114,115へ供給さ
れ、後輪のロックによる車両の横すべりを防止させるこ
とができるとともに、後輪の先行ロックも防止しうるの
で、極めて安全性に優れたブレーキ系とすることができ
る。また、上記第1の実施例の液圧制御装置は、それぞ
れの液圧制御ピストン9a,9bが車両の重量(乗車人
数による車両の重量)及びブレーキを作動させた際の荷
重の移動にともなう後輪へ加わる荷重の変化に随時対応
して液圧制御ピストン9a,9bのバランスが調整され
るようになっているので、後輪ホイールシリンダ11
4,115へのブレーキ液の液圧を極めて良好に制御す
ることができる。
えたブレーキ系によれば、車両の左右輪でタイヤと路面
間の摩擦係数が異なるいわゆるスプリットμ路面でのブ
レーキングにおいて、アンチスキッド装置104から送
り出されたブレーキ液の液圧が極めて良好な液圧に制御
されて各後輪ホイールシリンダ114,115へ供給さ
れ、後輪のロックによる車両の横すべりを防止させるこ
とができるとともに、後輪の先行ロックも防止しうるの
で、極めて安全性に優れたブレーキ系とすることができ
る。また、上記第1の実施例の液圧制御装置は、それぞ
れの液圧制御ピストン9a,9bが車両の重量(乗車人
数による車両の重量)及びブレーキを作動させた際の荷
重の移動にともなう後輪へ加わる荷重の変化に随時対応
して液圧制御ピストン9a,9bのバランスが調整され
るようになっているので、後輪ホイールシリンダ11
4,115へのブレーキ液の液圧を極めて良好に制御す
ることができる。
【0021】次に、万一左右のブレーキ系の内のどちら
か一方が失陥した場合について説明する。例えば、右側
のブレーキ系が失陥すると、右側前輪のホイールシリン
ダ108へのブレーキ液の供給がなくなるとともに、液
圧制御装置本体1の右側の入力ポート5bへのブレーキ
液の供給がなくなり左側後輪のホイールシリンダ115
へのブレーキ液の供給もなくなる。また、左側の流路7
aから摺動室2の空間部2aへのブレーキ液の供給もな
くなる。この状態において、摺動室2の空間部2bへは
マスタシリンダ101から流路7bを介してブレーキ液
が供給され、このブレーキ液の液圧によりバランスピス
トン8a,8bが左側へ移動される。これにより、バラ
ンスピストン8aの制御棒14aが左側の液圧制御ピス
トン9aの弁球22を押圧して、弁室1の奥側で弁室2
1の開口部24を開口させる。これにより、左側の入力
ポート5aから供給されたブレーキ液が液圧制御室3
a、弁室21を通り左側の出力室4aへ送り込まれ、こ
の左側の出力室4aから左側の出力ポート6aを介し
て、右側後輪のホイールシリンダ114へブレーキ液が
供給される。この際、液圧が上昇して液圧制御ピストン
9aが右側へ移動しても、弁球22が押し込まれている
ので、右側後輪の液圧が制限されない。したがって、右
側のブレーキ系が万一失陥したとしても、左側前輪及び
右側後輪のそれぞれの制動は確保される。
か一方が失陥した場合について説明する。例えば、右側
のブレーキ系が失陥すると、右側前輪のホイールシリン
ダ108へのブレーキ液の供給がなくなるとともに、液
圧制御装置本体1の右側の入力ポート5bへのブレーキ
液の供給がなくなり左側後輪のホイールシリンダ115
へのブレーキ液の供給もなくなる。また、左側の流路7
aから摺動室2の空間部2aへのブレーキ液の供給もな
くなる。この状態において、摺動室2の空間部2bへは
マスタシリンダ101から流路7bを介してブレーキ液
が供給され、このブレーキ液の液圧によりバランスピス
トン8a,8bが左側へ移動される。これにより、バラ
ンスピストン8aの制御棒14aが左側の液圧制御ピス
トン9aの弁球22を押圧して、弁室1の奥側で弁室2
1の開口部24を開口させる。これにより、左側の入力
ポート5aから供給されたブレーキ液が液圧制御室3
a、弁室21を通り左側の出力室4aへ送り込まれ、こ
の左側の出力室4aから左側の出力ポート6aを介し
て、右側後輪のホイールシリンダ114へブレーキ液が
供給される。この際、液圧が上昇して液圧制御ピストン
9aが右側へ移動しても、弁球22が押し込まれている
ので、右側後輪の液圧が制限されない。したがって、右
側のブレーキ系が万一失陥したとしても、左側前輪及び
右側後輪のそれぞれの制動は確保される。
【0022】次に、第2及び第3の実施例の液圧制御装
置を図2及び図3に示すそれぞれ液圧制御装置の左側の
断面図によって説明する。なお、上記第1の実施例と同
一構造部分は同一符号を付して説明を省略する。図2に
示すように、第2の実施例の液圧制御装置の両端部に
は、スプリング室31が形成されている。このスプリン
グ室31内には、スプリング受け32を介して液圧制御
ピストン9aに当接し、この液圧制御ピストン9aを常
に中心方向へ付勢する制御スプリング33が設けられ、
この実施例では、前記から後輪への液圧が制限されるポ
イントが制御スプリング33によって定められるもので
ある。さらに、この制御スプリング33の外周側には、
スプリング室31に形成された段部34へスプリング受
け35を介して当接した状態にスプリング36が設けら
れている。そして、液圧制御ピストン9aが前記制御ス
プリング33の付勢力に反して端部方向へ移動した際
に、前記スプリング受け32がスプリング受け35に当
接することにより、さらに液圧制御ピストン9aの中心
方向への付勢力が増大されるようになっている。即ち、
この第2の実施例の液圧制御装置は、制御スプリング3
3及びスプリング36によって、一系失陥時正常系後輪
のカット圧を高圧とするものである。
置を図2及び図3に示すそれぞれ液圧制御装置の左側の
断面図によって説明する。なお、上記第1の実施例と同
一構造部分は同一符号を付して説明を省略する。図2に
示すように、第2の実施例の液圧制御装置の両端部に
は、スプリング室31が形成されている。このスプリン
グ室31内には、スプリング受け32を介して液圧制御
ピストン9aに当接し、この液圧制御ピストン9aを常
に中心方向へ付勢する制御スプリング33が設けられ、
この実施例では、前記から後輪への液圧が制限されるポ
イントが制御スプリング33によって定められるもので
ある。さらに、この制御スプリング33の外周側には、
スプリング室31に形成された段部34へスプリング受
け35を介して当接した状態にスプリング36が設けら
れている。そして、液圧制御ピストン9aが前記制御ス
プリング33の付勢力に反して端部方向へ移動した際
に、前記スプリング受け32がスプリング受け35に当
接することにより、さらに液圧制御ピストン9aの中心
方向への付勢力が増大されるようになっている。即ち、
この第2の実施例の液圧制御装置は、制御スプリング3
3及びスプリング36によって、一系失陥時正常系後輪
のカット圧を高圧とするものである。
【0023】また、図3に示す第3の実施例の液圧制御
装置は、上記第2の実施例の液圧制御装置の制御スプリ
ング33及び36に代えて一つの制御スプリング46を
備えたものである。また、この液圧制御装置は、液圧制
御ピストン9aの端面が受圧面41とされ、この受圧面
41から弁室21へ流路43が形成されている。なお、
上記実施例の液圧制御装置及びブレーキ系の具体的な構
造及び構成は実施例に限定されない。
装置は、上記第2の実施例の液圧制御装置の制御スプリ
ング33及び36に代えて一つの制御スプリング46を
備えたものである。また、この液圧制御装置は、液圧制
御ピストン9aの端面が受圧面41とされ、この受圧面
41から弁室21へ流路43が形成されている。なお、
上記実施例の液圧制御装置及びブレーキ系の具体的な構
造及び構成は実施例に限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の液圧制
御装置によれば、下記の効果を得ることができる。液圧
制御装置の両端部近傍に受圧面積の差により移動する液
圧制御ピストンが設けられているので、前輪側から後輪
側へのブレーキ液の液圧が極めて良好な液圧に制御され
て後輪ホイールシリンダへ供給され、後輪の先行ロック
を防止しうるとともに、車両の左右輪でタイヤと路面間
の摩擦係数が異なるいわゆるスプリットμ路面でのブレ
ーキングにおいて、後輪のロックによる車両の横すべり
を防止させることができ、極めて安全性に優れたブレー
キ系とすることができる。また、後輪ホイールシリンダ
へ送り込まれるブレーキ液の液圧を制御する専用の液圧
制御装置をわざわざ別個に設ける必要がないので、ブレ
ーキ系を複雑化させることなく安全なブレーキ系を提供
することができる。
御装置によれば、下記の効果を得ることができる。液圧
制御装置の両端部近傍に受圧面積の差により移動する液
圧制御ピストンが設けられているので、前輪側から後輪
側へのブレーキ液の液圧が極めて良好な液圧に制御され
て後輪ホイールシリンダへ供給され、後輪の先行ロック
を防止しうるとともに、車両の左右輪でタイヤと路面間
の摩擦係数が異なるいわゆるスプリットμ路面でのブレ
ーキングにおいて、後輪のロックによる車両の横すべり
を防止させることができ、極めて安全性に優れたブレー
キ系とすることができる。また、後輪ホイールシリンダ
へ送り込まれるブレーキ液の液圧を制御する専用の液圧
制御装置をわざわざ別個に設ける必要がないので、ブレ
ーキ系を複雑化させることなく安全なブレーキ系を提供
することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の液圧制御装置の構造を
説明する液圧制御装置の断面図である。
説明する液圧制御装置の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の液圧制御装置の構造を
説明する液圧制御装置の一部の断面図である。
説明する液圧制御装置の一部の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例の液圧制御装置の構造を
説明する液圧制御装置の一部の断面図である。
説明する液圧制御装置の一部の断面図である。
1 液圧制御装置本体 1a,1b シリンダ 2 バランスピストン摺動室(摺動室) 3a,3b,42 液圧制御室 4a,4b 出力室 8a,8b バランスピストン 9a,9b 液圧制御ピストン 14a,14b 制御棒 17a,17b スプリング 21 弁室 22 弁球(弁体) 23 スプリング 24 開口部 101 マスタシリンダ 104 アンチスキッド装置 107,108 前輪のホイールシリンダ 114,115 後輪のホイールシリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 アンチスキッドが装着されたブレーキ系
に用いられ、前輪のホイールシリンダへ供給されるブレ
ーキ液の液圧により、後輪のホイールシリンダへ供給す
るブレーキ液の液圧を制御する液圧制御装置において、
中央部に摺動室が形成され、両端側にマスタシリンダか
ら各別にアンチスキッド装置を介して左右の前輪のホイ
ールシリンダへ供給されるブレーキ液が送り込まれる一
対の液圧制御室が形成され、これら摺動室と前記液圧制
御室との間に対角線上に位置する後輪のホイールシリン
ダと連通された出力室がそれぞれ形成されてなるハウジ
ングと、該ハウジングの前記摺動室に摺動自在に設けら
れかつ両側部に設けられたスプリングの付勢力により中
央方向へ付勢されてなるバランスピストンと、前記ハウ
ジングの前記液圧制御室に摺動自在に設けられた一対の
液圧制御ピストンとから構成されてなり、前記液圧制御
ピストンには、前記バランスピストン側に開口部を有し
かつ前記液圧制御室と連通した弁室が形成され、該弁室
内にはスプリングの付勢力により前記開口部に当接して
閉塞する弁体が設けられてなり、前記バランスピストン
の両端部と前記弁体との間には、前記液圧制御ピストン
の開口部から弁室へ挿通して前記弁体を前記スプリング
の付勢力に反して前記弁室方向へ押圧することにより前
記開口部を開口させる制御棒がそれぞれ形成されてな
り、前記液圧制御ピストンは、前記出力室側の受圧面積
が前記液圧制御室側の受圧面積よりも大きく形成されて
なることを特徴とする液圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14498991A JPH0569799A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14498991A JPH0569799A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569799A true JPH0569799A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=15374893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14498991A Withdrawn JPH0569799A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569799A (ja) |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP14498991A patent/JPH0569799A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |