JPH0569826A - 鉄道車両用揺れ防止装置 - Google Patents

鉄道車両用揺れ防止装置

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JPH0569826A
JPH0569826A JP26284691A JP26284691A JPH0569826A JP H0569826 A JPH0569826 A JP H0569826A JP 26284691 A JP26284691 A JP 26284691A JP 26284691 A JP26284691 A JP 26284691A JP H0569826 A JPH0569826 A JP H0569826A
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JP
Japan
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vehicle body
vehicle
actuator
influence
centrifugal force
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Pending
Application number
JP26284691A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Saito
英文 斎藤
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車体を車輪側に対し前後方向まわりに傾斜さ
せる第1のアクチュエータ9と、左右方向に動かす第2
のアクチュエータ11とを備える。車両が曲線区間を走行
する場合は第1のアクチュエータ9が車体に対する遠心
力の影響を打ち消すよう駆動され、直線区間を走行する
場合は第2のアクチュエータ11が車体に対する左右方向
力の影響を打ち消すよう駆動される。 【効果】 曲線区間と直線区間の双方で揺れのない安定
した走行ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道用車両における揺
れを直線区間および曲線区間の双方において防止するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の鉄道車両の高速化に伴い、曲線区
間における揺れをなくして安定した走行を行なうことが
できるように、車体に対する遠心力の影響を打ち消すこ
とのできる揺れ防止装置が開発されている。すなわち、
図3に示す鉄道車両101は、軌道を構成する左右レー
ル102上を転動する左右車輪103と、この車輪10
3により支持される台車104と、この台車104によ
り支持される車体106とを有する。その車体106は
上下に伸縮する左右一対の油圧シリンダ105を介して
支持されている。また、車両101には油圧シリンダ1
05の制御装置と記憶装置が搭載され、その記憶装置に
は車両101の走行区間が直線区間であるか曲線区間で
あるか、曲線区間であれば曲率の変化等の軌道情報が記
憶される。また、車両には現在位置の検知手段や車体に
作用する遠心力を検知する手段が備えられる。そして、
曲線区間においては軌道の曲率や走行速度から遠心力が
検知され、その遠心力やカントに応じて油圧シリンダ1
05を伸縮させて車体106を前後方向まわり傾斜させ
ることにより、車体106に作用する重力と遠心力との
合力が車体の床に対して鉛直に作用するものとし、車体
106に対する遠心力の影響を打ち消して安定した走行
を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉄道車両101にあっ
ては、左右の車輪103は車軸107により連結されて
いるので回転角速度は等しい。そのため、曲線区間にお
いて車輪103と線路との間に滑りが生じないように、
各車輪103の径は内方に向かうに従い大きくされてい
る。すなわち、曲線区間においては車両1は遠心力によ
り外側に変位するので、外側に位置する車輪103が外
側のレール102と接する部分の径は内側に位置する車
輪103が内側のレール103と接する部分の径より大
きくなる。これにより、外側の車輪103のレール10
2に対する周速が内側の車輪103のレール102に対
する周速よりも大きくなり、車輪103とレール102
との間の滑りを低減している。
【0004】このように曲線区間における走行のために
車輪103の径を変化させた場合、直進区間において車
両101が蛇行してしまう。すなわち、レール102の
左右方向の位置はどうしても僅かな誤差が存在すること
から、左右一方の車輪とレールとの接触部の周速と左右
他方の車輪とレールとの接触部の周速が直進区間におい
て異なったものになる場合があり、このような左右車輪
のレールに対する周速の相違により蛇行運動を生じる。
このような蛇行運動により車体に左右方向力が作用して
揺れを生じてしまう。従来はダンパ装置などによりこの
ような揺れを減衰させることはあったが、このような車
体に対する左右方向力の影響を積極的に打ち消す手段は
従来なかった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するこ
とのできる鉄道車両用揺れ防止装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、鉄道車両の車体を車輪側に対し前後方向まわりに
傾斜させる第1のアクチュエータと、その車体を車輪側
に対し左右方向に動かす第2のアクチュエータと、各ア
クチュエータの制御装置と、軌道の情報を記憶する記憶
手段と、車両の走行位置を求める手段と、車体に作用す
る遠心力を求める手段と、車体に作用する左右方向力を
求める手段とを備え、車両が曲線区間を走行する場合は
第1のアクチュエータが車体に対する遠心力の影響を打
ち消すように駆動され、車両が直線区間を走行する場合
は第2のアクチュエータが車体に対する左右方向力の影
響を打ち消すように駆動される点にある。
【0007】
【作用】本発明の構成によれば、車両が曲線区間を走行
する場合は第1のアクチュエータが駆動され、車体が前
後方向まわりに傾斜され、車体に対する遠心力の影響が
打ち消される。車両が直線区間を走行する場合は第2の
アクチュエータが駆動され、車体に対する左右方向力の
影響が打ち消される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図2に示す鉄道用車両1は、軌道を構成す
る左右のレール2上を転動する左右車輪3と、この左右
車輪3を連結する車軸4と、この車軸4を支持する軸受
5と、この軸受5にサスペンション6を介して支持され
る台車7と、この台車7に支持される車体8とを備えて
いる。各車輪3の径は内側に向かうに従い大径とされて
いる。
【0010】その台車7による車体8の支持は左右の単
動油圧シリンダ(第1のアクチュエータ)9を介して行
なわれる。すなわち、各油圧シリンダ9のシリンダチュ
ーブ9aは台車7に固定され、ピストンロッド9bは前
後方向軸10まわりに相対回転可能に車体8に連結され
ている。この左右油圧シリンダ9は車両1の前後に一対
づつ備えられている。
【0011】台車7と車体8の間には第2のアクチュエ
ータとして複動油圧シリンダ11が介在されている。す
なわち、その油圧シリンダ11のシリンダチューブ11
aは前後方向軸13まわりに相対回転可能に台車7に連
結され、そのピストンロッド11bは前後方向軸15ま
わりに相対回転可能に車体8に連結されている。
【0012】図1に示すように、第1のアクチュエータ
である左右の単動油圧シリンダ9は第1ソレノイドバル
ブ20に接続されている。この第1ソレノイドバルブ2
0は一方の油圧シリンダ9に通じる第1ポート20a
と、他方の油圧シリンダ9に通じる第2ポート20b
と、油圧ポンプ22に通じるポンプポート20cと、タ
ンクTに通じるタンクポート20dとを有する。また、
一方の油圧シリンダ9の油室に圧油を供給すると共に他
方の油圧シリンダ9の油室をタンクTに連通する位置
と、両油圧シリンダ9の油室を閉鎖する位置と、他方の
油圧シリンダ9の油室に圧油を供給すると共に一方の油
圧シリンダ9の油室をタンクTに連通する位置の3位置
に切り換えられる。
【0013】第2のアクチュエータである複動油圧シリ
ンダ11は、第2ソレノイドバルブ25に接続されてい
る。この第2ソレノイドバルブ25は油圧シリンダ11
の一方の油室に通じる第1ポート25aと、他方の油室
に通じる第2ポート25bと、油圧ポンプ22に通じる
ポンプポート25cと、タンクTに通じるタンクポート
25dとを有する。また、油圧シリンダ11の一方の油
室に圧油を供給すると共に他方の油室をタンクTに連通
する位置と、両油室を閉鎖する位置と、他方の油室に圧
油を供給すると共に一方の油室をタンクTに連通する位
置の3位置に切り換えられる。
【0014】各油圧シリンダ9、11のポンプポート2
0c、25cは、切換えバルブ30を介してポンプ22
に接続されている。この切換えバルブ30はソレノイド
バルブであって、ポンプ22に通じるポンプポート30
aと、第1ソレノイドバルブ20に通じる第1ポート3
0bと、第2ソレノイドバルブ25に通じる第2ポート
30cとを備える。また、第1ソレノイドバルブ20に
ポンプ22から圧油を供給すると共に第2ソレノイドバ
ルブ25への圧油の供給を断つ位置と、第2ソレノイド
バルブ25にポンプ22から圧油を供給する共に第1ソ
レノイドバルブ20への圧油の供給を断つ位置とに切り
換えられる。
【0015】各ソレノイドバルブ20、25、30の駆
動用ソレノイドはアンプ35、36を介し制御装置40
に接続されている。この制御装置40はマイクロコンピ
ュータにより構成され、入出力インターフェイス41と
中央処理装置42と記憶装置43とクロック信号発生装
置44とを備えている。その記憶装置43には車両1の
走行起点からの距離に応じて軌道が直線区間であるか曲
線区間であるか、曲線区間にあっては軌道の曲率および
カントが記憶されている。その入出力装置41には駆動
用ソレノイドだけでなく、車両の速度検知装置45や車
両の左右方向の加速度センサ46が接続されている。
【0016】上記制御装置40は、速度検知装置45か
らの信号とクロック信号発生装置44からの信号とによ
り車両1の現在の走行位置を演算し、その走行位置に対
応する記憶装置43に記憶された走行区間に応じて切換
えバルブ30を切り換える。すなわち、車両1が曲線区
間を走行する場合は第1ソレノイドバルブ20に圧油が
供給され、直線区間を走行する場合は第2ソレノイドバ
ルブ25に圧油が供給される。
【0017】そして制御装置40は、車両1が曲線区間
を走行する場合は車速検知装置45により検知される車
両1の速度と軌道の曲率とから遠心力を演算し、この遠
心力と軌道のカントと車体重量に応じて油圧シリンダ9
を伸縮させ、車体8を車輪3側に対し前後方向まわりに
傾斜させることで、遠心力と車体8に作用する重力との
合力が車体8のフロアに対して垂直に作用するものとす
る。これにより車体8に対する遠心力の影響が打ち消さ
れる。
【0018】また、制御装置40は車両1が直線区間を
走行する場合、車体8に作用する左右方向力に対応する
加速度センサ46からの信号に応じて油圧シリンダ11
を伸縮させ、車体8に対する左右方向力の影響を打ち消
すことができるように車体8を車輪3側に対して左右方
向に動かす。
【0019】上記構成によれば、車両1が曲線区間を走
行する場合は車体8に対する遠心力の影響を打ち消すこ
とができ、車両1が直線区間を走行する場合は車体8に
対する左右方向力の影響を打ち消すことができるので、
揺れのない安定した走行を実現することができる。ま
た、上記実施例では1つの油圧源で各油圧シリンダ9、
11を駆動するので動力の無駄をなくすことができる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、第1および第2のアクチュエータ
として空圧シリンダや電動アクチュエータを用いてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】本発明による鉄道車両用揺れ防止装置に
よれば、曲線区間における車体に対する遠心力の影響を
打ち消して揺れのない安定した走行を行なうことができ
るだけでなく、直線区間において車体に対する左右方向
力の影響を打ち消して揺れのない安定した走行を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る鉄道車両用揺れ防止装置
の構成説明図
【図2】本発明の実施例に係る鉄道車両の構成説明図
【図3】従来例に係る鉄道車両の構成説明図
【符号の説明】
9 油圧シリンダ(第1のアクチュエータ) 11 油圧シリンダ(第2のアクチュエータ) 40 制御装置 43 記憶装置 46 加速度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両の車体を車輪側に対し前後方向
    まわりに傾斜させる第1のアクチュエータと、その車体
    を車輪側に対し左右方向に動かす第2のアクチュエータ
    と、各アクチュエータの制御装置と、軌道の情報を記憶
    する記憶手段と、車両の走行位置を求める手段と、車体
    に作用する遠心力を求める手段と、車体に作用する左右
    方向力を求める手段とを備え、車両が曲線区間を走行す
    る場合は第1のアクチュエータが車体に対する遠心力の
    影響を打ち消すように駆動され、車両が直線区間を走行
    する場合は第2のアクチュエータが車体に対する左右方
    向力の影響を打ち消すように駆動されることを特徴とす
    る鉄道車両用揺れ防止装置。
JP26284691A 1991-09-14 1991-09-14 鉄道車両用揺れ防止装置 Pending JPH0569826A (ja)

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