JPH0569929B2 - - Google Patents
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- JPH0569929B2 JPH0569929B2 JP63117875A JP11787588A JPH0569929B2 JP H0569929 B2 JPH0569929 B2 JP H0569929B2 JP 63117875 A JP63117875 A JP 63117875A JP 11787588 A JP11787588 A JP 11787588A JP H0569929 B2 JPH0569929 B2 JP H0569929B2
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- dissipating
- annular
- hole
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は消波モジユールに関する。
従来の技術
従来における防波堤などの消波壁として、たと
えば特願昭61−214918号(特開昭63−70706号)
に開示されるように、一端側の開口が湾外側に位
置するとともに他端側の開口が湾内側に位置する
消波用のパイプ状構造物を上下左右に複数積み上
げたものが知られている。ここで、パイプ状構造
物は四角柱状のコンクリートブロツクの内部に鋳
鉄などにて異形断面に形成された消波管を埋設し
たものが一般的である。このような構成によれ
ば、湾外側から進行してきた波は、消波管内を通
過するときに、この消波管内における通路断面積
の変化などにより減衰を受けることとなる。
えば特願昭61−214918号(特開昭63−70706号)
に開示されるように、一端側の開口が湾外側に位
置するとともに他端側の開口が湾内側に位置する
消波用のパイプ状構造物を上下左右に複数積み上
げたものが知られている。ここで、パイプ状構造
物は四角柱状のコンクリートブロツクの内部に鋳
鉄などにて異形断面に形成された消波管を埋設し
たものが一般的である。このような構成によれ
ば、湾外側から進行してきた波は、消波管内を通
過するときに、この消波管内における通路断面積
の変化などにより減衰を受けることとなる。
発明が解決しようとする課題
しかし、従来のような構成では、消波管の流路
断面積を大きくして消波管内への波浪の入り込み
を容易なものにして波浪の反射率を低くすると、
波浪の透過率が高くなり、消波効果が薄れる問題
があつた。
断面積を大きくして消波管内への波浪の入り込み
を容易なものにして波浪の反射率を低くすると、
波浪の透過率が高くなり、消波効果が薄れる問題
があつた。
本発明は波浪の反射率を低くするとともに波浪
の透過率を低くする消波モジユールを提供するこ
とを目的とする。
の透過率を低くする消波モジユールを提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するため、本発明は、開口に較
べて流路断面積の小さい狭路部が形成された消波
孔を有し、この消波孔の一端側の開口を波浪の伝
播方向に向けて配置される消波モジユールにおい
て、狭路部を薄肉の板状をなす環状突起部で形成
した構成としたものである。
べて流路断面積の小さい狭路部が形成された消波
孔を有し、この消波孔の一端側の開口を波浪の伝
播方向に向けて配置される消波モジユールにおい
て、狭路部を薄肉の板状をなす環状突起部で形成
した構成としたものである。
また、本発明の他の良好な構成は、波浪の流入
方向に対応する環状突起部の一側に、消波孔の内
周面に続く環状傾斜面部を設けたものである。
方向に対応する環状突起部の一側に、消波孔の内
周面に続く環状傾斜面部を設けたものである。
また、さらに本発明の他の良好な構成は、消波
孔の軸心方向における環状突起部の両側に、消波
孔の内周面に続く環状傾斜面部を設けたものであ
る。
孔の軸心方向における環状突起部の両側に、消波
孔の内周面に続く環状傾斜面部を設けたものであ
る。
また、さらに本発明の他の良好な構成は、環状
突起部で形成される狭路部を消波孔の両端部に設
け、それぞれの環状突起部の両側に、消波孔の内
周面に続く環状傾斜面部を設けたものである。
突起部で形成される狭路部を消波孔の両端部に設
け、それぞれの環状突起部の両側に、消波孔の内
周面に続く環状傾斜面部を設けたものである。
また、さらに本発明の他の良好な構成は、消波
孔に複数の環状突起部を設け、各環状突起部で形
成される狭路部の流路径をそれぞれ任意の適当な
大きさに設定したものである。
孔に複数の環状突起部を設け、各環状突起部で形
成される狭路部の流路径をそれぞれ任意の適当な
大きさに設定したものである。
また、さらに本発明の他の良好な構成は、環状
突起部で形成される狭路部を、消波孔の軸心に対
して偏芯する位置に設けたものである。
突起部で形成される狭路部を、消波孔の軸心に対
して偏芯する位置に設けたものである。
作 用
上記構成により、消波孔は、狭路部において流
路断面積が小さく、狭路部の前後において流路断
面積が大きいために、流路断面積が拡縮して変化
する形状となる。したがつて、開口より消波孔内
に流入した波浪は、流路断面積が拡縮して変化す
ることにより、波動エネルギーを吸収され、減衰
されて消波される。そして、特に狭路部を通過す
るときに波浪は、板状をなし消波孔の軸芯に対し
て垂直な面を有する環状突起部の抵抗を受けて流
れを乱されるとともに、環状突起部の内周縁端部
で剥離渦を生起される。このために、狭路部を通
過した後の波浪が、流路断面積の変化によつて波
動エネルギーを吸収されることと合せて、剥離渦
による抵抗を受けることとなり、消波効率がより
高められる。また、波浪が、消波孔の流路断面積
の変化を要因とする消波作用以外に、剥離渦によ
る抵抗を要因とする消波作用を受けるので、消波
モジユールにおける波浪の反射率が高まる原因と
なる流路断面積の縮小を伴なわずに、剥離渦の抵
抗により消波モジユールにおける波浪の透過率の
低減が図られる。
路断面積が小さく、狭路部の前後において流路断
面積が大きいために、流路断面積が拡縮して変化
する形状となる。したがつて、開口より消波孔内
に流入した波浪は、流路断面積が拡縮して変化す
ることにより、波動エネルギーを吸収され、減衰
されて消波される。そして、特に狭路部を通過す
るときに波浪は、板状をなし消波孔の軸芯に対し
て垂直な面を有する環状突起部の抵抗を受けて流
れを乱されるとともに、環状突起部の内周縁端部
で剥離渦を生起される。このために、狭路部を通
過した後の波浪が、流路断面積の変化によつて波
動エネルギーを吸収されることと合せて、剥離渦
による抵抗を受けることとなり、消波効率がより
高められる。また、波浪が、消波孔の流路断面積
の変化を要因とする消波作用以外に、剥離渦によ
る抵抗を要因とする消波作用を受けるので、消波
モジユールにおける波浪の反射率が高まる原因と
なる流路断面積の縮小を伴なわずに、剥離渦の抵
抗により消波モジユールにおける波浪の透過率の
低減が図られる。
また、環状突起部の一側に環状傾斜面部を設け
ることにより、消波孔の内部に流入した波浪の流
れがスムースに狭路部に導びかれ、消波モジユー
ルにおける波浪の反射率が低減される。
ることにより、消波孔の内部に流入した波浪の流
れがスムースに狭路部に導びかれ、消波モジユー
ルにおける波浪の反射率が低減される。
また、環状傾斜面部を環状突起部の両側に設け
ることにより、消波孔の両端開口のそれぞれから
流入する双方向の波浪に対応して、波浪の流れを
スムースに狭路部に導いて消波モジユールにおけ
る波浪の反射率を低減できる。
ることにより、消波孔の両端開口のそれぞれから
流入する双方向の波浪に対応して、波浪の流れを
スムースに狭路部に導いて消波モジユールにおけ
る波浪の反射率を低減できる。
また、環状突起部を消波孔の両端部に設けるこ
とにより、消波孔の両端開口のそれぞれに向けて
伝播してくる双方向の波浪に対応して消波作用を
行うことができる。また、それぞれの方向の波浪
が流入側に位置する環状突起部と流出側に位置す
る環状突起部とによつて二重に消波作用を受ける
ので、消波モジユールとしての消波効率が相乗的
に高められる。
とにより、消波孔の両端開口のそれぞれに向けて
伝播してくる双方向の波浪に対応して消波作用を
行うことができる。また、それぞれの方向の波浪
が流入側に位置する環状突起部と流出側に位置す
る環状突起部とによつて二重に消波作用を受ける
ので、消波モジユールとしての消波効率が相乗的
に高められる。
また、消波孔に複数の環状突起部を設け、各挾
路部の流路径をそれぞれ任意の適当な大きさに設
定することにより、消波孔内に流入した波浪に、
環状突起部による消波作用を多段階に重ねて作用
させ、消波モジユールとしての消波効率が相乗的
に高められるとともに、狭路部の流路径を適当な
大きさに設定して波浪の反射率を低減できる。
路部の流路径をそれぞれ任意の適当な大きさに設
定することにより、消波孔内に流入した波浪に、
環状突起部による消波作用を多段階に重ねて作用
させ、消波モジユールとしての消波効率が相乗的
に高められるとともに、狭路部の流路径を適当な
大きさに設定して波浪の反射率を低減できる。
また、狭路部を消波孔の軸心に対して偏芯する
位置に設けることにより、消波孔に流入した波浪
の流れを環状突起部により乱れさす作用が向上
し、透過率がより低減される。
位置に設けることにより、消波孔に流入した波浪
の流れを環状突起部により乱れさす作用が向上
し、透過率がより低減される。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図において、消波モジユール1は軸心
方向に貫通する消波孔2を鋳鉄管3にて形成され
ており、鋳鉄管3の周囲には断面矩形のコンクリ
ートブロツク4が形成されている。なお、管は鋳
鉄管3に限らずその他の金属管、樹脂管、コンク
リート管などでもよい。そして、鋳鉄管3の途中
には、管内周に沿つて環状突起部5が設けられて
おり、この環状突起部5によつて消波孔の途中
に、消波孔2の両端開口2a,2bに較べて流路
断面積の小さい狭路部6が形成されている。そし
て、環状突起部5は薄肉の板状をなしており、内
周縁端部7は角張つた形状に形成されている。ま
た、環状突起部5の一側には鋳鉄管3の内周面に
続く環状傾斜面部8が設けられており、消波モジ
ユール1は、環状傾斜面部8を設けた側の開口2
aを波浪9が伝播してくる方向に向けて配置され
ている。
する。第1図において、消波モジユール1は軸心
方向に貫通する消波孔2を鋳鉄管3にて形成され
ており、鋳鉄管3の周囲には断面矩形のコンクリ
ートブロツク4が形成されている。なお、管は鋳
鉄管3に限らずその他の金属管、樹脂管、コンク
リート管などでもよい。そして、鋳鉄管3の途中
には、管内周に沿つて環状突起部5が設けられて
おり、この環状突起部5によつて消波孔の途中
に、消波孔2の両端開口2a,2bに較べて流路
断面積の小さい狭路部6が形成されている。そし
て、環状突起部5は薄肉の板状をなしており、内
周縁端部7は角張つた形状に形成されている。ま
た、環状突起部5の一側には鋳鉄管3の内周面に
続く環状傾斜面部8が設けられており、消波モジ
ユール1は、環状傾斜面部8を設けた側の開口2
aを波浪9が伝播してくる方向に向けて配置され
ている。
以下、上記構成における作用について説明す
る。まず、消波孔2は狭路部6において流路断面
積が小さく、狭路部6の前後において流路断面積
が大きいために、流路断面積が拡縮して変化する
形状となつている。したがつて、開口2aより消
波孔2の内部に流入した波浪9は、流路断面積が
拡縮して変化することにより、波動エネルギーを
吸収され、減衰されて消波される。そして、特に
狭路部6を通過するときに波浪9は、板状をなし
消波孔の軸心に対して垂直な面を有する環状突起
部5の抵抗を受けて流れを乱されるとともに、環
状突起部5の内周縁端部7で剥離渦10を生起さ
れる。このために、狭路部6を通過した後の波浪
が、流路断面積の変化によつて波動エネルギーを
吸収されることと合せて、剥離渦10による抵抗
を受けることとなり、消波効率がより高められ
る。したがつて、剥離渦10によつて波浪9に消
波作用を与えることにより、消波モジユール1に
おける波浪9の反射率を高めることなく、波浪9
の透過率を低減することができる。なお、反射率
=(反射波高−入射波高)/入射波高であり、透
過率=透過波高/入射波高である。
る。まず、消波孔2は狭路部6において流路断面
積が小さく、狭路部6の前後において流路断面積
が大きいために、流路断面積が拡縮して変化する
形状となつている。したがつて、開口2aより消
波孔2の内部に流入した波浪9は、流路断面積が
拡縮して変化することにより、波動エネルギーを
吸収され、減衰されて消波される。そして、特に
狭路部6を通過するときに波浪9は、板状をなし
消波孔の軸心に対して垂直な面を有する環状突起
部5の抵抗を受けて流れを乱されるとともに、環
状突起部5の内周縁端部7で剥離渦10を生起さ
れる。このために、狭路部6を通過した後の波浪
が、流路断面積の変化によつて波動エネルギーを
吸収されることと合せて、剥離渦10による抵抗
を受けることとなり、消波効率がより高められ
る。したがつて、剥離渦10によつて波浪9に消
波作用を与えることにより、消波モジユール1に
おける波浪9の反射率を高めることなく、波浪9
の透過率を低減することができる。なお、反射率
=(反射波高−入射波高)/入射波高であり、透
過率=透過波高/入射波高である。
また、環状傾斜面部8が波浪9の流れをスムー
スに狭路部6に導くことによつて、より反射率が
低減される。
スに狭路部6に導くことによつて、より反射率が
低減される。
次に、第2図に示すものは、環状傾斜面部8を
環状突起部5の両側に設けたものであり、この構
成によれば、消波孔2の両端開口2a,2bのそ
れぞれから流入する双方向の波浪9に対して、波
浪9の流れを環状傾斜面部8でスムースに狭路部
6に導き、消破モジユールにおける波浪9の反射
率を低減できる。
環状突起部5の両側に設けたものであり、この構
成によれば、消波孔2の両端開口2a,2bのそ
れぞれから流入する双方向の波浪9に対して、波
浪9の流れを環状傾斜面部8でスムースに狭路部
6に導き、消破モジユールにおける波浪9の反射
率を低減できる。
次に、第3図に示すものは、環状突起部5を消
波孔2の両端部に設けたものであり、この構成に
よれば、消波孔2の両端開口2a,2bのそれぞ
れに向けて伝播してくる双方向の波浪9に対応し
て消波作用を行うことができる。また、それぞれ
の方向の波浪9が流入側に位置する環状突起部5
と流出側に位置する環状突起部5とによつて二重
に消波作用を受けるので、消波モジユールとして
の消波効率が相乗的に高められる。
波孔2の両端部に設けたものであり、この構成に
よれば、消波孔2の両端開口2a,2bのそれぞ
れに向けて伝播してくる双方向の波浪9に対応し
て消波作用を行うことができる。また、それぞれ
の方向の波浪9が流入側に位置する環状突起部5
と流出側に位置する環状突起部5とによつて二重
に消波作用を受けるので、消波モジユールとして
の消波効率が相乗的に高められる。
次に、第4図に示すものは、消波孔2に複数の
環状突起部5を設け、各狭路部6における流路径
をそれぞれ任意の適当な大きさに設定したもので
ある。そして、この構成によれば、消波孔2に流
入した波浪9に、環状突起部5による消波作用を
多段階に重ねて作用させ、消波モジユール1とし
ての消波効率が相乗的に高められるとともに、狭
路部6の流路径を適当な大きさに設定して波浪9
の反射率を低減できる。
環状突起部5を設け、各狭路部6における流路径
をそれぞれ任意の適当な大きさに設定したもので
ある。そして、この構成によれば、消波孔2に流
入した波浪9に、環状突起部5による消波作用を
多段階に重ねて作用させ、消波モジユール1とし
ての消波効率が相乗的に高められるとともに、狭
路部6の流路径を適当な大きさに設定して波浪9
の反射率を低減できる。
また、第5図a,b,cに示すものは、狭路部
6を消波孔2の軸心に対して偏芯する位置に設け
たものであり、この構成によれば、消波孔2に流
入した波浪9の流れを、環状突起部5により乱れ
さす作用が向上し、消波モジユール1としての透
過率がより低減される。
6を消波孔2の軸心に対して偏芯する位置に設け
たものであり、この構成によれば、消波孔2に流
入した波浪9の流れを、環状突起部5により乱れ
さす作用が向上し、消波モジユール1としての透
過率がより低減される。
そして、上記したいずれの実施例においても、
環状突起部5の肉厚は薄いほど良い。しかし、工
業的には強度、耐蝕性、耐エロージヨン性などを
考慮して使用材料および肉厚を決定しなければな
らない。なお、水理的には100mm以下の肉厚が望
まれる。
環状突起部5の肉厚は薄いほど良い。しかし、工
業的には強度、耐蝕性、耐エロージヨン性などを
考慮して使用材料および肉厚を決定しなければな
らない。なお、水理的には100mm以下の肉厚が望
まれる。
そして、第6図に示すように、環状突起部5お
よび環状傾斜面部8の形状はA/B>0.10、tanθ
=B/lでθ<60°とすることが標準的である。
よび環状傾斜面部8の形状はA/B>0.10、tanθ
=B/lでθ<60°とすることが標準的である。
次に、本発明の消波モジユール1を用いて行つ
た実験結果について説明する。
た実験結果について説明する。
まだ、第7図aに示すものは、本発明に基づい
て形成された消波モジユール1の実験モデルであ
り、消波孔2の直径1000mm、全長3000mmのもので
ある。また、環状突起部5および環状傾斜面部8
の形状はA/B=0.32、θ=45°に形成されてお
り、狭路部6における流路は直径500mmになされ
ている。また、第7図bに示すものは従来の消波
モジユールの実験モデルであり、狭路部に環状突
起部を設けずに、単にθ=45°の傾斜面で狭路部
を形成している。他の構成要素は第7図aのもの
と同じである。そして、波高(H)0.5〜6.0m、波長
(L)30〜150m、水深(h)5〜20mの条件を想定して
長さ50m、巾1m、深さ1.5mの水槽中において
相似率1/10で、前記の両消波モジユールを実験
した結果を第8図に示す。ここで、反射率
(KR)および透過率(KT)は前に定義した通り
である。
て形成された消波モジユール1の実験モデルであ
り、消波孔2の直径1000mm、全長3000mmのもので
ある。また、環状突起部5および環状傾斜面部8
の形状はA/B=0.32、θ=45°に形成されてお
り、狭路部6における流路は直径500mmになされ
ている。また、第7図bに示すものは従来の消波
モジユールの実験モデルであり、狭路部に環状突
起部を設けずに、単にθ=45°の傾斜面で狭路部
を形成している。他の構成要素は第7図aのもの
と同じである。そして、波高(H)0.5〜6.0m、波長
(L)30〜150m、水深(h)5〜20mの条件を想定して
長さ50m、巾1m、深さ1.5mの水槽中において
相似率1/10で、前記の両消波モジユールを実験
した結果を第8図に示す。ここで、反射率
(KR)および透過率(KT)は前に定義した通り
である。
第8図から明らかなように、本発明基づいて形
成された消波モジユールによれば、従来のものに
較べて全般的に反射率を低減しつつ、透過率を低
減して消波効率を高めることができる。
成された消波モジユールによれば、従来のものに
較べて全般的に反射率を低減しつつ、透過率を低
減して消波効率を高めることができる。
次に、第9図aに示すものは、本発明の実験モ
デルで全長3000mmのものであり、第9図bに示す
ものは、第9図aのものを2個組み合せて全長
6000mmとしたものである。そして、第10図は、
前記の両消波モジユールを実験した結果を示した
ものである。ただし、第9図bに示すものに関し
ては、単に全長6000mmとした場合と、消波孔の両
端部に環状突起部を設けた場合との二形態につい
て実験した。
デルで全長3000mmのものであり、第9図bに示す
ものは、第9図aのものを2個組み合せて全長
6000mmとしたものである。そして、第10図は、
前記の両消波モジユールを実験した結果を示した
ものである。ただし、第9図bに示すものに関し
ては、単に全長6000mmとした場合と、消波孔の両
端部に環状突起部を設けた場合との二形態につい
て実験した。
第10図より明らかなように、消波孔を長くす
るとともに、両端部に環状突起部を設けることに
より、反射率が多少高くなるが透過率をさらに低
減することができる。また、実物の設置にあたつ
ては、設置条件を考慮して消波モジユールを適宜
に組合せることにより効率の良い消波を行える。
るとともに、両端部に環状突起部を設けることに
より、反射率が多少高くなるが透過率をさらに低
減することができる。また、実物の設置にあたつ
ては、設置条件を考慮して消波モジユールを適宜
に組合せることにより効率の良い消波を行える。
発明の効果
以上述べたように、本発明によれば、消波孔内
に板状をなす環状突起部によつて狭路部を形成す
ることにより、反射率を高めることなく透過率を
低減して消波モジユールとしての消波効率を向上
することができる。
に板状をなす環状突起部によつて狭路部を形成す
ることにより、反射率を高めることなく透過率を
低減して消波モジユールとしての消波効率を向上
することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す全体断面図、
第2図は本発明の他の実施例を示す全体断面図、
第3図は本発明のさらに他の実施例を示す全体断
面図、第4図は本発明のさらに他の実施例を示す
全体断面図、第5図a,b,cはそれぞれ狭路部
の偏芯形態を示す図、第6図は環状突起部の拡大
断面図、第7図aは本発明の消波モジユールの一
実験モデルを示す図、第7図bは従来の消波モジ
ユールの実験モデルを示す図、第8図は第7図a
と第7図bの実験モデルによる実験結果を示す
図、第9図aは本発明の消波モジユールの一実験
モデルを示す図、第9図bは本発明の消波モジユ
ールの他の実験モデルを示す図、第10図は第9
図aと第9図bの実験モデルによる実験結果を示
す図である。 1……消波モジユール、2……消波孔、3……
鋳鉄管、4……コンクリートブロツク、5……環
状突起部、6……狭路部、7……内周縁端部、8
……環状傾斜面部、9……波浪、10……剥離
渦。
第2図は本発明の他の実施例を示す全体断面図、
第3図は本発明のさらに他の実施例を示す全体断
面図、第4図は本発明のさらに他の実施例を示す
全体断面図、第5図a,b,cはそれぞれ狭路部
の偏芯形態を示す図、第6図は環状突起部の拡大
断面図、第7図aは本発明の消波モジユールの一
実験モデルを示す図、第7図bは従来の消波モジ
ユールの実験モデルを示す図、第8図は第7図a
と第7図bの実験モデルによる実験結果を示す
図、第9図aは本発明の消波モジユールの一実験
モデルを示す図、第9図bは本発明の消波モジユ
ールの他の実験モデルを示す図、第10図は第9
図aと第9図bの実験モデルによる実験結果を示
す図である。 1……消波モジユール、2……消波孔、3……
鋳鉄管、4……コンクリートブロツク、5……環
状突起部、6……狭路部、7……内周縁端部、8
……環状傾斜面部、9……波浪、10……剥離
渦。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 開口に較べて流路断面積の小さい狭路部が形
成された消波孔を有し、この消波孔の一端側の開
口を波浪の伝播方向に向けて配置される消波モジ
ユールにおいて、狭路部を薄肉の板状をなす環状
突起部で形成したことを特徴とする消波モジユー
ル。 2 波浪の流入方向に対応する環状突起部の一側
に、消波孔の内周面に続く環状傾斜面部を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の消波モジユー
ル。 3 消波孔の軸心方向における環状突起部の両側
に、消波孔の内周面に続く環状傾斜面部を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の消波モジユー
ル。 4 環状突起部で形成される狭路部を消波孔の両
端部に設け、それぞれの環状突起部の両側に、消
波孔の内周面に続く環状傾斜面部を設けたことを
特徴とする請求項1記載の消波モジユール。 5 消波孔に複数の環状突起部を設け、各環状突
起部で形成される狭路部の流路径をそれぞれ任意
の適当な大きさに設定したことを特徴とする請求
項1記載の消波モジユール。 6 環状突起部で形成される狭路部を、消波孔の
軸心に対して偏芯する位置に設けたことを特徴と
する請求項1記載の消波モジユール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11787588A JPH01287309A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 消波モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11787588A JPH01287309A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 消波モジュール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287309A JPH01287309A (ja) | 1989-11-20 |
| JPH0569929B2 true JPH0569929B2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=14722423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11787588A Granted JPH01287309A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 消波モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01287309A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2184200A5 (ja) * | 1972-05-10 | 1973-12-21 | Doris Dev Richesse Sous Marine |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP11787588A patent/JPH01287309A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01287309A (ja) | 1989-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |