JPH0570005U - 誘電体フィルタおよび誘電体フィルタ用結線部材 - Google Patents
誘電体フィルタおよび誘電体フィルタ用結線部材Info
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数の誘電体共振器と共に結合基板を組み込
むことにより小形化した誘電体フィルタ、および複数の
誘電体共振器を電気的に接続する誘電体フィルタ用結線
部材。 【構成】 誘電体フィルタは、内部に穿設された共振孔
23と、一端に形成された小径部22とからなる複数の
誘電体ブロック11′〜14′と、開放端24を残し共
振孔23の内面を含む前記誘電体ブロック11′〜1
4′の全面に形成された導電膜25と、小径部22に嵌
合する複数の結合孔5〜8と結合電極2〜4とを形成し
た結合基板1と、当該結合基板に形成された結合電極と
を接続すると共に、入出力端子となる結線部材とから構
成される。また、複数の誘電体ブロックを結合する結線
部材は、前記共振孔に嵌合するバネ性を有する嵌合部
と、前記誘電体ブロックの開放端に係止する係止部と、
少なくとも一方に延びる接合部とから構成される。
むことにより小形化した誘電体フィルタ、および複数の
誘電体共振器を電気的に接続する誘電体フィルタ用結線
部材。 【構成】 誘電体フィルタは、内部に穿設された共振孔
23と、一端に形成された小径部22とからなる複数の
誘電体ブロック11′〜14′と、開放端24を残し共
振孔23の内面を含む前記誘電体ブロック11′〜1
4′の全面に形成された導電膜25と、小径部22に嵌
合する複数の結合孔5〜8と結合電極2〜4とを形成し
た結合基板1と、当該結合基板に形成された結合電極と
を接続すると共に、入出力端子となる結線部材とから構
成される。また、複数の誘電体ブロックを結合する結線
部材は、前記共振孔に嵌合するバネ性を有する嵌合部
と、前記誘電体ブロックの開放端に係止する係止部と、
少なくとも一方に延びる接合部とから構成される。
Description
【0001】
本考案は、自動車電話、携帯電話、あるいは衛星通信等のマイクロ通信に使用 される誘電体フィルタおよび誘電体フィルタ用結線部材に関するものである。
【0002】
図5を参照しつつ従来例における誘電体フィルタを説明する。図5は従来例に おける誘電体フィルタの外観を説明するための図である。 図5において、誘電体ブロック51′は、たとえばチタン酸バリウム(BaT iO3 )等のセラミックからなる誘電体物質で、貫通孔62′が穿設されている 。当該誘電体ブロック51′の開放端面63を残した全面、すなわち貫通孔62 ′の内面、誘電体ブロック51′における周囲の4面、および図5では見えない 底部に導電膜64が形成されている。 これらの導電膜64の形成方法は、たとえば誘電体ブロック51′の表面およ び貫通孔62′の内面に銀ペーストを塗布した後、焼き付けて銀の厚膜を得る。 また、別の導電膜64の形成方法は、誘電体ブロック51′の開放端にレジス トを印刷または塗布した後、メッキを施す。そして、最後に前記レジストを除去 する。 以上のようにして、誘電体ブロック51′は、貫通孔62′が、共振孔62と なり、誘電体共振器51となる。
【0003】 一方、上記のようにして作成された誘電体共振器51ないし54は、結線75 によって、各共振孔62の導電膜と電気的に接続するための導電膜71ないし7 4および入出力端子76、77とを備えた結合基板70に接続される。 誘電体共振器51ないし54は、誘電体ブロック51′ないし54′の開放端 63を残して前記共振孔62の内面を含む全面に形成された導電膜64、および 結合基板70に形成された導電膜71ないし74等によりインダクタおよびコン デンサを形成することによって、誘電体フィルタを構成する。 また、上記誘電体フィルタの特性は、誘電体ブロック51′ないし54′の材 質、誘電体ブロック51′ないし54′および共振孔62の形状、大きさ、ある いは各誘電体共振器51ないし54の電磁結合等によって決まる。
【0004】
しかし、図5に示すような誘電体フィルタの特性を少しでも所望の特性にする ためには、複数の誘電体共振器を組み合わす必要がある。そして、複数の誘電体 共振器を組み合わすと、各誘電体共振器を接続するための結合基板が必要である 。したがって、誘電体フィルタは、上記結合基板の存在する分だけ長さが大きく なり、小形化することができない。 特に、図5に示すように、誘電体フィルタは、その開放端面側に結合基板を配 置するため、結合基板の長さだけ大きくなる。 また、誘電体フィルタは、各共振孔62に形成された導電膜と結合基板70に 形成された導電膜73とを結線75によって一つ一つ接続しなくてはならなかっ た。このような結線75による接続は、誘電体フィルタの小形化が進むにしたが って困難になってきた。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためのもので、複数の誘電体共振器と 共に結合基板を組み込むことにより小形化した誘電体フィルタを提供することを 目的とする。 また、本考案は、複数の誘電体共振器を電気的に接続して誘電体フィルタとす るための誘電体フィルタ用結線部材を提供することを目的とする。
【0006】
(第1考案) 前記目的を達成するために、本考案における誘電体フィルタは、内部に穿設さ れた共振孔(図1ないし図3の23)と、一端に形成された小径部(図1の22 )とからなる複数の誘電体ブロック(図1ないし図2の11′ないし14′)と 、前記共振孔(23)の小径部(22)の開放端(図1および図2の24)を残 し、共振孔(23)の内面を含む前記誘電体ブロック(11′ないし14′)の 全面に形成された導電膜(図1および図2の25)と、前記誘電体ブロック(1 1′ないし14′)の小径部(22)に嵌合する複数の結合孔(図1の5ないし 8)と結合電極(図1および図2の2、2′、3、3′、4、4′)とを形成し た結合基板(図1ないし図3の1)と、誘電体ブロック(11′ないし14′) の共振孔(23)に形成された導電膜(25)と前記結合基板(1)に形成され た結合電極(2、2′、3、3′、4、4′)とを接続すると共に、入出力端子 (図1および図2の28、29)となる結線部材(図3および図4の31、31 ′)とから構成される。
【0007】 (第2考案) 本考案における結線部材(31、31′)は、前記共振孔(23)に嵌合する バネ性を有する嵌合部(図3および図4の32)と、当該嵌合部(32)に連設 されると共に、前記誘電体ブロック(11′ないし14′)の開放端(24)に 係止する係止部(図3および図4の33)と、当該係止部(33)に連設される と共に、少なくとも一方に延びる接続部(図2ないし図4の28、29、34) とから構成される。
【0008】
(第1考案) 開放端側に小径部が形成されている複数の誘電体共振器は、複数の結合孔と結 合電極と入出力端子とを備えた結合基板に嵌合されて誘電体フィルタを構成して いる。すなわち、誘電体共振器の小径部と結合基板の結合孔とが嵌合されて一つ の誘電体フィルタを構成しているため、誘電体共振器の長さは、従来のものと変 わらないにもかかわらず、結合基板を誘電体共振器に組み込んだ分だけ小形化さ れた。
【0009】 (第2考案) 結線部材は、共振孔の導電膜と接続する嵌合部と、誘電体ブロックに係止する 係止部と、隣合った誘電体ブロックあるいは他の電子部品に対する接続を行なう 接合部とが一体に構成されているため、取り付けが簡単である。 たとえば、自動挿入機は、上記結線部材を一つの部品として扱えるため、組立 てが早くかつ確実に接続が行なえる。
【0010】
図1ないし図4を参照しつつ本考案の実施例を説明する。図1は本考案におけ る一実施例である誘電体ブロックと結合基板とを説明するための図である。図2 は図1における誘電体ブロックと結合基板とを組立てて配線を施した状態を説明 する図である。 図1において、結合基板1は、たとえば結合電極2、2′、3、3′、4、4 ′と複数の結合孔5ないし8とから構成されている。 また、前記結合孔5ないし8には、後述の誘電体共振器11ないし14が嵌合 されて一つの誘電体フィルタを構成する。誘電体共振器11ないし14は、共振 周波数によってその長さが異なる場合がある。しかし、本実施例は、同じ長さの 誘電体共振器として示されている。 たとえば、一つの誘電体ブロック11′について説明する。誘電体ブロック1 1′は、たとえば一端に角筒体21と、他端に筒状小径部22と、角筒体21お よび筒状小径部22とを貫通する共振孔23とから構成されている。また、誘電 体ブロック11′は、筒状小径部22の開放端24を残して、共振孔23の内面 を含む全ての面に形成された導電膜25によって誘電体共振器11が構成される 。 そして、筒状小径部22の高さは、結合基板1の厚さと同一になるように形成 されている。
【0011】 たとえば、上記のような誘電体共振器11ないし14は、その筒状小径部22 が前記結合基板1の結合孔5ないし8に嵌合されて一体となる。そして、たとえ ば図2に示すように、誘電体共振器12の共振孔23に形成された導電膜23′ と結合基板1に形成された結合電極2および3′とが結線26および26′によ って接続される。また、結合基板1に形成された結合電極2′は、結線26″に よって誘電体共振器11の共振孔23に形成された導電膜23″と接続される。 そして、誘電体共振器11の共振孔23に形成された導電膜23″と入出力端子 28とが接続される。 さらに、結合基板1に形成された結合電極3以降の結線は、図2に示すように なり、最後に入出力端子29に接続される。 以上のようにして図2に示す誘電体フィルタが構成される。
【0012】 図3は図2におけるA−A′断面図で、結合基板に形成された結合電極と共振 孔に形成された導電膜とを接続する結線部材を説明するための図である。 図3において、結線部材31は、誘電体共振器12の共振孔23′に嵌合して 当該共振孔23に形成された導電膜と電気的に接触する嵌合部32と、当該嵌合 部32に連設された筒状小径部22に係止する係止部33と、当該係止部33か ら結合基板1に形成された結合電極、たとえば2および3′に接続するための結 線となる接合部34とから構成される。 また、前記嵌合部32は、たとえば図3に示すような略円形状にし、円形を潰 すようして共振孔23に嵌合される。そして、前記嵌合部32は、この潰された 円形部が元に戻る力によって共振孔23に形成されている導電膜23′と電気的 に接触する。 さらに、接合部34は、係止部33によって、図3における高さ方向の位置決 めされて結合基板1に形成された結合電極、たとえば2および3′と接触される 。その後、前記接触部分は、たとえばはんだ等によって電気的に接続される。特 に、上記嵌合部32は、円形以外に半円形等、共振孔23に形成された導電膜2 3′と電気的に接触できるバネ性を有する形状であればどのようなものでも良い 。また、接合部34は、必ずしも左右対称である必要がなく、非対称あるいは一 方のみであっても良い。
【0013】 図4は本考案における入出力端子を含む結線部材を説明するための図である。 図4において、結線部材31′は、図3に示すものと同様に、嵌合部32と、 係止部33と、当該係止部33から結合基板1に形成された結合電極、たとえば 図3に示す2′あるいは4′と接続する接合部34と、同じく前記係止部33か ら接続されている入出力端子28または29とから構成される。 図4において、入出力端子28は、他の図示されていない電子部品とはんだ付 け等によって接続すること等を考慮して幅太に形成されている。そして、前記同 様に必要に応じて入出力端子28あるいは接合部34のいずれか一方を切断して 使用することもできる。
【0014】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実施例に限定されるもの ではない。そして、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱すること がなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。 本実施例における筒状小径部および結合孔は、円形以外に角形その他の形状に することができる。また、結線部材における嵌合部、係止部、接合部、あるいは 入出力端子等は、作用が同じであれば各種変形させることができる。
【0015】
本考案によれば、結合基板を誘電体ブロックの一部に嵌合させることによって 誘電体フィルタの形状を小形化することができた。 また、結線部材は、嵌合部、係止部、あるいは入出力端子を含む接合部が一体 に形成されているため、一個の部品として取り扱うことができる。したがって、 誘電体フィルタの組立ては、自動挿入機を使用できるので、簡単でかつ迅速であ ると共に、接続の信頼性が向上した。
【図1】 本考案における一実施例である誘電体ブロッ
クと結合基板とを説明するための図である。
クと結合基板とを説明するための図である。
【図2】 図1における誘電体ブロックと結合基板とを
組立てて配線を施した状態を説明する図である。
組立てて配線を施した状態を説明する図である。
【図3】 図2におけるA−A′断面図で、結合基板に
形成された結合電極と共振孔に形成された導電膜とを接
続する結線部材を説明するための図である。
形成された結合電極と共振孔に形成された導電膜とを接
続する結線部材を説明するための図である。
【図4】 本考案における入出力端子を含む結線部材を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図5】 従来例における誘電体フィルタの外観を説明
するための図である。
するための図である。
1・・・結合基板 2ないし4、および2′ないし4′・・・結合電極 5ないし8・・・結合孔 11ないし14・・・誘電体共振器 11′ないし14′・・・誘電体ブロック 21・・・角筒体 22・・・筒状小径部 23、23′、23″・・・共振孔 24・・開放端 25・・・導電膜 26、26′、26″・・・結線 28、29・・・入出力端子 31・・・結線部材 32・・・嵌合部 33・・・係止部 34・・・接合部
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に穿設された共振孔と、一端に形成
された小径部とからなる複数の誘電体ブロックと、 前記共振孔の小径部の開放端を残し、共振孔の内面を含
む前記誘電体ブロックの全面に形成された導電膜と、 前記誘電体ブロックの小径部に嵌合する複数の結合孔と
結合電極とを形成した結合基板と、 誘電体ブロックの共振孔に形成された導電膜と前記結合
基板に形成された結合電極とを接続すると共に、入出力
端子となる結線部材と、 を備えたことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 前記共振孔に嵌合するバネ性を有する嵌
合部と、 当該嵌合部に連設されると共に、前記誘電体ブロックの
開放端に係止する係止部と、 当該係止部に連設されると共に、少なくとも一方に延び
る接続部と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の誘電体フィル
タ用結線部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1822592U JPH0570005U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 誘電体フィルタおよび誘電体フィルタ用結線部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1822592U JPH0570005U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 誘電体フィルタおよび誘電体フィルタ用結線部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570005U true JPH0570005U (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=11965714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1822592U Withdrawn JPH0570005U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 誘電体フィルタおよび誘電体フィルタ用結線部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0570005U (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1822592U patent/JPH0570005U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |